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「いのちの森づくり」プロジェクトに係る過去情報・トピックス

「いのちの森づくり」プロジェクトに係る新着情報・トピックスを掲載します。

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 しぜんの国保育園・くくのちのモリプロジェクト植樹祭(東京都町田市/2013年5月18日)

「いのちの森づくり」に係る過去情報・トピックスは、こちらからご覧ください。

2023年度 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 
2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 
2011年度 2010年度 2009年度 2008年度以前

宮脇メソッド「タブの忌」植樹祭(神奈川県秦野市)

2024/07/15

2024宮脇メソッド植樹祭秦野hp2IMG_0597.jpg 
 2024年7月15日(月・祝)、神奈川県秦野市平沢向山において、「宮脇メソッド『タブの忌』植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-」が開催されました。「いのちの森づくり2020↗プラス4未来へ」及び出雲大社相模分祠が主催し、「本物の森」づくりを唱えた故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)の遺志を受け継ぎ、「宮脇メソッド」と呼ばれる潜在自然植生に基づく植樹(混植・密植)を行うものです。2021年秋の「宮脇昭追悼植樹祭」の植樹地に隣接する場所に、約100名が参加して自然種の苗木22種類/1,200本を植樹しました。
高野さんhp1721034017149 (002).jpg
 パリ・オリンピックを10日後に控えた7月16日が宮脇昭先生の3年祭に当たることから、先生がこよなく愛したタブノキ(樹種名)にちなみ「タブの忌」植樹祭を行い、「宮脇メソッド」を世界に向けて発信しよう!という想いを込めたイベントです。開会式では、主催者を代表して出雲大社相模分祠長の草山清和様が挨拶され、植樹祭の趣旨と意義を説明されました。高橋昌和 秦野市長も参加され、「秦野市を自然の観光スポットにしたい!」と強調。植樹を指導されている中村幸人先生(東京農大名誉教授)は、地球温暖化に伴う異常気象や自然災害への対策として、豊かな「森」を再生する必要性を説かれました。
宮脇メソッド植樹祭hp2IMG_8429.jpg 「宮脇メソッド」による植樹を学び理解するためのプログラムが組まれました。竹を利用した土留めづくりから苗木の仕分け、植樹に加えてマルチング(稲わら)敷き詰めに至るまで、3班に分かれて作業に励みました。幸いにも、心配された降雨や猛暑は避けられたものの、湿度は相当高く皆さん汗を流しながら奮闘!予定の1,200本の植樹を実現し達成感に浸りました。
宮脇メソッド植樹祭hp1IMG_8429.jpg 今回も、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用頂きました。在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。ご支援頂いた企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。

         協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 株式会社 サン・ライフ  苗木600本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 ブロードリーフ株式会社   苗木363本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 いのちの森づくり2020⤴プラス4未来へ  苗木181本をご購入の上ご提供。
 ミドリ安全株式会社  苗木56本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。

植樹祭案内チラシ :宮脇メソッド「タブの忌」植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-

「いのちの森づくり」の両輪~「販売」と「友の会」基金~

2024/07/14

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 「いのちの森づくり」プロジェクトは、故  宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)をはじめ多くの皆様のご指導ご支援を得て、18年目を迎えています。進和学園及び連携福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」が、ドングリや木の実を集め苗木を育て、様々な場所で植樹を行っています。また、植樹地の保全のための育樹(除草・剪定等)も障害のある方々の貴重な就労機会となっています。
 これまでに提供した苗木は、36万5,000本(2023年3月末現在)を越えていますが、本プロジェクトを持続可能な作業種とするためには、「販売」と「友の会」基金の両輪が揃わなければなりません。「販売」は、栽培した苗木をご購入の上ご利用頂くことです。植木業者さんと同じですが、潜在自然植生種を中心とする苗木のニーズは限られており、思うように売れないことも多いのです。そこで、「いのちの森づくり友の会」基金を活用して、公共性が認められる場所(公園、学校、施設、防潮林、道路側道等)に苗木を寄贈して、関係の皆様と協力して植樹を行います。植えた後も、雑草や蔓性植物から苗木を守るための育樹(除草・剪定等)を障害のある方々の就労の場として、「友の会」基金から労務費(最低賃金の50%以上)を支給しています。
苗木提供実績hp202407_0001.jpg
 これまでに提供した苗木36万5,026本の内訳は、上表の通り「友の会」基金活用によるものが15万7,795本ですので、「販売」は、20万7,231本となります。累計では「販売」が約57%を占めますが、最近は、「友の会」基金による提供の方が多くなっています。
 これからも「いのちの森づくり」を継続して行くためには、「販売」と「友の会」基金の両輪が必要であり、皆様のご理解ご支持が得られるよう、一同で力を合わせ取り組んで参ります。

【「いのちの森づくり友の会」基金の活用/最近の事例から】
黒川青少年センターhp694654.jpg

 これまでの活用実績は、次のリンクから参照下さい。
 ⇒ 「いのちの森づくり友の会」基金活用実績

【販売(育樹作業の受注を含む)/最近の事例から】
フリーデン育樹hpno3 202406DSC_2587.jpg
苗木のご購入/育樹作業等のご発注の2023年度実績は以下を参照下さい。
⇒ 2023年度苗木ご購入・育樹作業ご発注実績 

「いのちの森づくり友の会」会報第15号を発行!~ 2023年度活動報告 ~

2024/07/13

会報第15号表紙hp20240712_0001.jpg 私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトを支えて頂いている「いのちの森づくり友の会」の会報第15号(A4版20ページ)を発行しました。
 2023年度は、対象事案が多かったこともあり、本号は、紙面を20ページ(通常12ページ)に増やして編集しています。会員の皆様及びご寄付・助成・協賛を頂いている個人・団体・企業様には、登録住所宛に送らせて頂きます。
 今年、お陰様で、研進(進和学園の営業窓口会社)は、創立50周年を迎えます。故 
宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)との出会いから始まった「いのちの森づくり」は、研進が先導する形で2006年秋にスタート、18年目となります。経済・社会環境の変化に伴い、事業の多角化の象徴的な取り組みとして注力して参りました。福祉施設の連携による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」には、現在、10施設以上が参加、ドングリや木の実から苗木を育て、各所での植樹・育樹活動による自然環境保全や障害者の自立・就労支援に繋がっています。
 「いのちの森づくり友の会」の基金は、公共性を有する場所(公園・学校・防潮林・道路側道等)への苗木提供・植樹活動を支え、苗木の栽培や植樹地の保全のための育樹(除草・剪定等)作業を障害のある方達の工賃に還元することを可能としています。出荷した苗木は、累計36万5千本(内「友の会」基金活用分は15万7千本)を超え、障害者に「ディーセントワーク(Decent Work):働き甲斐のある人間らしい仕事」をもたらしています。SDGs(持続可能な開発目標)の根幹を為す「環境」及び「社会(ソーシャル・インクルージョン)」にも通ずる取り組みと言えます。
 多くの皆様のご指導ご支援の下に、「いのちの森づくり」は、進和学園の看板プロジェクトに成長して参りました。心より感謝申し上げます。これからも、皆様のご期待に沿えるよう、一同で力を合わせチャレンジして参ります。引き続き、宜しくお願い申し上げます。   
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友の会会報第15条目次hp3.jpg

逗子第一運動公園植樹地アダプトプログラム(第3回保全作業)

2024/06/19

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 逗子市が運営する公園や緑地に係る「アダプトプログラム(里親制度)」を適用して、逗子第一運動公園における「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)の活動を本年度から進めています。身近な公共空間である公園や緑地の保全と活用について、市民が里親となって管理するもので、官民協働による「まちづくり」を推進することを目的としています。
 2024年6月19日(水)、第3回目の作業を行いました。湘南の凪(mai!えるしい&えいむ)と研進スタッフの9名が参加しました。2014年に、宮脇方式で植樹した場所の保全として、①除草 ②補植20本を実施すると共に、今回、植樹地の外側で公園内通路に沿った植栽箇所についても新たな保全活動がスタートしました。
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 潜在自然植生の森の東側に、外来種の唐ネズミモチが何本も侵入し、5~10mとかなり大きく生長して茂っているため、植樹地の日照を遮っているのです。そこで、逗子市(緑政課)に相談したところ、唐ネズミモチの間伐・剪定を了承下さいました。また、毒性があるものの、大気汚染に強く花が綺麗なことから夾竹桃が植えられていますが、これもかなり徒長して枝が暴れる状態にあるので間伐・剪定を実施することをご了解頂きました。
 私達が、ルーチンとして行う作業は、植樹間もない場所の育樹(除草)ですので、大きく生長した樹木の伐採(間伐)や剪定は殆ど経験が無く若干不安でしたが、電動小型ノコギリ及び手動ノコギリを使って作業に着手!今日は、唐ネズミモチ5本と夾竹桃2本を対象に選びました。倒木でケガをしないよう、通行人の有無も確認しながら安全第一を心掛けて実施しました。

【参考】
作業報告(第3回:2024.6.19)  ・作業報告(第2回:2024.5.22) 
逗子第一運動公園アダプトプログラム キックオフ(2024.4.17)

池袋第一小学校の植樹地を確認!

2024/06/12

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 東京都豊島区が推進する「グリーンとしま」再生プロジェクト実行委員会が2024年6月11日に開催され、委員を務める研進スタッフも参加しました。併せ、同プロジェクトの一環として、2022年9月6日に植樹した池袋第一小学校の植樹地の様子を見て来ました。1年9ヶ月が経過し、写真のように順調に生長!小さな森の風情も感じられます!皆さんと力を合わせて植えた木々が元気に伸びている姿には感動を覚えます!

【関連記事】池袋第一小学校「いのちの森」記念植樹(2022.9.7) 

豊島区 「いのちの森苗木」配布 ~ 官公需の優先発注に感謝!~

2024/06/03

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 東京都豊島区では、2009年度から緑化活動を推進する「グリーンとしま」再生プロジェクトを実施しています。地域における植樹・育樹活動に加え、様々な教育・啓蒙プログラムも組まれています。
 2024年6月2日(日)、豊島区役所本庁舎南側地区広場において、お馴染みの「つる植物・いのちの森苗木」配付が行われました。会場には区民の皆様が次々に苗木を受け取りに来庁されました。今回も、有難いことに進和学園で栽培した苗木を含めて優先発注を頂きました。高中低木の自然種の広葉樹10種類1,286本の苗木をお持ち帰り頂きました。
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 豊島区より優先発注頂いた苗木の累計本数は、26,701本となりました。豊島区が一連の緑化プロジェクトにおいて、障害のある方々が手掛けた苗木を継続して優先発注下さっていることに、重ねて感謝申し上げる次第です。
集合写真IMG_2580s.jpg               官 公 需 の 優 先 発 注
 福祉施設で働く障害者の平均月額工賃は、1万7,000円台と低水準にあります。自立のためには障害基礎年金と合わせて最低賃金の3分の1以上が必要と言われています。行政より障害者福祉施設への仕事の発注、いわゆる「官公需」の優先発注を促進すべく、障害者優先調達推進法(2013年4月施行)が制定されています。
 豊島区では、同法が施行される以前から随意契約に基づいて、苗木を進和学園へ優先発注下さっており、苗木の栽培に従事する障害のある方々の働き甲斐や生き甲斐にも繋がっています。同法の適用も合わせ、障害者の就労支援に貢献する官公需の発注事例が増えることが期待されます。

【関連資料・記事】
「つる植物・いのちの森苗木」配布案内(豊島区ホームページより)
としまグリーンウェイブ2024 苗木配布 ~ 福祉施設への優先発注 ~(2024.5.13)

伊佐ホームズ様「初夏の集い」~進和学園の苗木ご利用に感謝!~

2024/06/02

 2024年6月2日(日)、伊佐ホームズ株式会社様の駒沢住宅・ギャラリー櫟(クヌギ)において「初夏の集い」が開催されました。今般、同社社長の伊佐裕様が、本多静六賞を受賞されたことを記念し、同社及び伊佐社長様とご縁のある大勢の方々がお祝いに参集されました。
伊佐ホームズ様初夏の集い2024_0001.jpg 作家の北康利様はじめゲストを迎えて「日本の公園の父、本多静六とは?」「水と生きる森と生きる」というテーマで、トークセッションが組まれました。また、「苗木の里親プロジェクト」として、ご希望の方には自然種の苗木をプレゼント!
光栄なことに、研進を通じて進和学園が栽培した苗木を中心に多数ご利用頂きました。
伊佐ホームズ様hpIMG_0103.jpg
 伊佐ホームズ様では、『THINK FOREST』のスローガンのもとに、木材産業の発展を通じて森林環境を守り、森林の総合的な価値並びに木の文化の本質を継承しようと尽力されています。同社では、東京都世田谷区を中心に注文住宅を施工、木造住宅の構造材として秩父材を使用していることもあり、「秩父FOREST」という植樹活動を展開されています。昨秋の秩父における植樹祭(サザエさん森へ行く植樹ツアー)では、進和学園に27種類407本の苗木をご注文賜りましたが、今回の催事においても私共に苗木をご発注下さり、心より感謝申し上げます。
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 当日は、研進スタッフ3名も参加させて頂き、皆様と交流を図りながら、お客様への苗木の配布のお手伝いをさせて頂きました。
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【関連記事】
 「伊佐ホームズ(株)様に感謝!サザエさん森へ行く植樹ツアー in 秩父」(2023.11.2)

「どんぐりで地球を守る 」(花水わくわく教室)~ タウンニュース掲載 ~

育樹に励む!~逗子・豊島区・新東名・湘南国際村の直近事例~

2024/05/22

 「いのちの森づくり」プロジェクトでは、ドングリや木の実から育てた苗木を各所に植樹しています。宮脇メソッド(混植・密植方式)では、2~3年生の樹高30~60cmの苗木を植えますが、植樹後2~3年間は、雑草や蔓性植物から苗木を守るための「育樹」(除草)を行う必要があります。春と秋は、植樹に加え、この育樹作業で大忙しとなります。直近の事例を紹介します。

◆逗子第一運動公園植樹地の保全(アダプトプログラム)
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 逗子市が運営する公園や緑地に係る「アダプトプログラム(里親制度)」を適用して、逗子第一運動公園における「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)の活動が本年度から始まりました。身近な公共空間である公園や緑地の保全と活用について、市民が里親となって管理するもので、官民協働による「まちづくり」を推進することを目的としています。
 2024年5月22日(水)、第2回目の作業を行いました。湘南の凪(mai!えるしい&えいむ)、横須賀ヘーメットに研進合わせ14名が参加し、2014年10月に、宮脇方式で植樹した場所の保全として、①除草 ②枝打ち・剪定 ③補植40本を実施しました。 

【参考】
作業報告(PDF:2024.5.22)
逗子第一運動公園アダプトプログラム キックオフ(2024.4.17)

◆豊島区・電車の見える公園育樹活動(としまグリーンウェイブ2024)
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 2024年5月19日(日)、東京・豊島区の「グリーンとしま」再生プロジェクト「としまグリーンウェイブ2024」の一環で、池袋本町電車の見える公園において育樹イベントが開催されました。同公園では、2013年春、宮脇昭先生のご指導により1,700本の広葉樹の苗木を植樹。進和学園栽培の苗木400本もご利用頂いた経緯があります。公園は人と自然が共生する場となるため、自然の森のようにメンテナンスフリーとは行かず、道路添いの枝の剪定や草本類の手入れも行っています。
 豊島区からは、それ以外の案件も含めて進和学園の苗木を官公需の優先発注として多数ご利用頂いています。プロジェクト実行委員会を中心に、区内各所の植樹や区民への苗木配布による緑化活動を推進、研進も実行委員会メンバーに名を連ねています。この日も、研進スタッフが参加し、皆様とご一緒に育樹作業に励みました。

◆新東名秦野丹沢育樹祭2024春
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 2024年5月18日(土)、新東名高速道路の丹沢スマートICアクセス(神奈川県秦野市戸川)に集合!2021年12月、道路斜面に「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」を目指して36種類3,394本を植樹した場所です。自然の森を育み環境と防災に活かす取り組みですが、植樹地の除草と補植を行う「育樹祭」が行なわれました。
 植樹祭と同様に、NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)いのちの森づくり2020↗が主催し、出雲大社相模分祠が共催、進和学園いのちの森づくり友の会も協力者として参画、(株)サン・ライフ様からの「友の会」へのご寄付を活用させて頂き、密植度が落ちた箇所に苗木60本を補植しました。
集合写真hpIMG_0015.jpg案内チラシ:新東名秦野丹沢育樹祭2024春

◆湘南国際村めぐりの森 育樹活動
 私達の大切な活動拠点の一つに湘南国際村めぐりの森があります。毎週金曜日の午前中、福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」の一員である、湘南の凪、横須賀ヘーメット他のメンバーが、これまでの植樹地(累計77,000本以上を植樹)のメンテナンスとして育樹作業を継続しています。
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「どんぐりの樹を育てよう」~花水地区町内福祉村(花水わくわく教室)~

2024/05/18

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 2024年5月18日(土)、花水地区町内福祉村(神奈川県平塚市)主催の「花水わくわく教室」のプログラムとして、「どんぐりの樹を育てよう/ポット苗をつくってSDGsに貢献しよう」と題する、体験イベントが花水公民館において開催されました。本イベントは3回目ですが、今回も、私達が推進する「いのちの森づくり」の一環として、進和学園&研進スタッフは、当日の運営をサポートさせて頂きました。苗木や資材の提供その他経費は、ご支援頂いている企業・団体様からのご寄付から成る「いのちの森づくり友の会」基金を活用させて頂きます。
テントhp2IMG_9951.jpg 花水地区の小学2年生を中心に保護者の方も含めて20名が参加しました。冒頭、講義形式で、木や森の基礎知識を学びました。木の種類(広葉樹・針葉樹/常緑樹・落葉樹)をはじめ「自然の森」の役割として、光合成(二酸化炭素吸収)や地盤形成等の環境保全・防災に加え、SDGs(持続可能な開発目標)にも及ぶ内容です。小学校低学年の皆さんには、ちょっと難しかったかもしれませんが、とても熱心に聴いて頂きました。
 その後、2班に分かれて、①ポット苗づくり体験 ②桃浜公園(花水公民館に隣接)の樹木調べ を行いました。「ポット苗づくり」は、テーブル2台を用意し、アラカシ、タブノキ、ヤマザクラ、マンリョウの4種類の幼苗を育苗箱から1本づつポットへ移す作業を体験して頂きました。皆さん、夢中で作業を行い200個のポット苗が出来上がりました。
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 ポット苗は、各自、お好きな樹種・本数をご自宅に持ち帰り育てて頂くこととしました。数年後、生長した苗木を持ち寄り、ご一緒に植樹する計画も立てたいと思います。

【関連資料】
花水わくわく教室「どんぐりの樹を育てよう」(案内チラシ)
どんぐりポット苗の作り方(PDF)

としまグリーンウエイブ2024 苗木配布 ~ 福祉施設への優先発注 ~

2024/05/13

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 東京都豊島区では、2009年度から緑化活動を推進する「グリーンとしま」再生プロジェクトを実施し16年目を迎えています。今年も、「としまグリーンウェイブ2024」(注)として具体的なプログラムが組まれています。
 (注)グリーンウエイブ:国連が定める国際生物多様性の日(5月22日)に、世界各地で木を植えることを契機に生物多様性について
   考える地球規模のキャンペーンです。豊島区では、この活動ともリンクさせて緑化プロジェクトを推進されています。
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 2024年5月12(日)、豊島区役所本庁舎において、グリーンウェイブ活動参加団体への「いのちの森」苗木配付が行われました。今回も、有難いことに進和学園で栽培した苗木を含めて優先発注を頂きました。自然種の広葉樹10種類445本の苗木(注)をお渡しすることが出来ました。私達が手掛けた苗木が、地域の緑化や環境保全に活かされることは大きな喜びです。
(注)配布した10種類の苗木:イロハモミジ、ウラジロガシ、クチナシ、サツキ、ジンチョウゲ、センリョウ、ツツジ、ナンテン、ムラサキシキブ、ヤマブキ
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【関連記事~2023年度~】
豊島区「いのちの森」苗木配布/ファーマーズマーケット(2023.11.20)
豊島区 苗木配布(官公需)に感謝!~(2023.9.24)
豊島区 苗木配布(官公需)に感謝!~(2023.6.4)
としまグリーンウェイブ2023「いのちの森」育樹活動に参加(2023.5.21)
豊島区 苗木配付(官公需)に感謝!(2023.5.8)

第26回湘南国際村めぐりの森植樹祭

2024/05/12

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第26回湘南国際村めぐりの森植樹祭が、2024年5月12日(日)に開催され、約400名が参加しました。今回は、元々公募事業に割り振られていた土地が活用されていなかった場所で、大駐車場からも程近くの平地という好条件の植樹地を確保することが出来ました。横須賀市道沿いの植樹地に、苗木34種類2,340本を植樹しました。3,000本を植樹する計画で準備していましたが、地盤造成に手間と時間を要し、先ずは、植樹祭として2,340本を植樹、残り660本は、一般社団法人Silvaが中心となり、植樹地周囲の法面も含めて5月~7月初旬に植樹を完了させることとしました。
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 同地では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地に2009年より植樹を行い自然の森の姿を取り戻しています。地球温暖化や異常気象対策として、カーボンオフセット(CO2吸収)及び防災面においても、森林再生の意義は大きいと言えます。
 故 宮脇昭先生門下の藤原一繪先生(横浜国大名誉教授)の監修により、「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」の広葉樹を混植・密植方式(宮脇メソッド)により植えましたが、今回も、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を優先利用頂きました。在庫がない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て用意させて頂きました。多くの企業・団体・個人の皆様より心強いご支援を頂き、素晴らしい植樹祭を開催することが出来ましたこと、心より感謝申し上げます。
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            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
  三機工業(株)   苗木1,000本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  (株)サン・ライフ  苗木400本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 公益財団法人
 鎮守の森のプロジェクト
 苗木363本をご購入の上ご提供。
(湘南国際村混植・密植グループへの協賛を通じて)
 本田技研工業(株)  苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 三井住友海上火災保険(株)  苗木160本をご購入の上ご提供。
 (株)ホンダロジスティクス     苗木120本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 (株)建新  苗木97本のご提供についてご協賛。 

(注)苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。また、上記には、横浜ゴム(株)及び(株)家具の大正堂の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が一部含まれています。重ねて感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

三機工業様hpIMG_0137.jpg 湘南国際村めぐりの森は、環境省が推進する『30by30』、国の保護地域以外で生物多様性保全に資する地域『OECM』の自然共生サイトの対象地として、神奈川県より国へ申請される予定です。自然共生サイトへ登録されれば、2030年までの新たな世界目標への貢献としても国際的な環境保護エリアとして、世界より認識されることになります。
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 植樹祭を2日後に控えた5月10日(金)、苗木の仕分け作業などの準備を行ないました。東急建設(株)社員の皆様が、朝から大勢ご参加下さり心強い限りです。「どんぐりブラザーズ」の湘南の凪mai!えるしい&えいむ、進和学園の2法人3施設に研進も合流し、約50名が一般社団法人Silvaさんの指導の下、力を合わせて取り組みました。
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 樹種ごとにチームを割り振り、和気藹々と交流も図りながら、混植・密植方式(宮脇メソッド)の植樹に欠かせない事前準備を行いました。周囲の森から絶え間なく聞こえるウグイスの囀りも心地良く、充実した日中活動となりました。

「高尾小仏育樹祭2024春」に参加!

2024/05/11
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 2024年5月11日(土)、「高尾小仏育樹祭2024春」に参加しました。主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティア、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地盤造成を担われた鹿島建設・清水建設の方々をはじめ約80名が集いました。
 この活動は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みで、2017年に始まりました。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用、毎年、植樹祭を開催し第7回の昨秋の植樹祭で盛土場の頂上部に達してフィナーレを迎えました。私達が推進する「いのちの森づくり」の拠点の一つであり、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。
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 7年間に及ぶ植樹活動に対し、NEXCO中日本八王子支社様より主催者で技術的な指導をされた国際ふるさとの森づくり協会さんに「感謝状」が贈呈されました。本植樹活動については、研進・進和学園から宮脇方式による植樹をNEXCO中日本様に提案、盛土場の自然を保全し、地盤を安定させ防災にも繋がる「森づくり」に賛同頂いて実現したという経緯にあります。私共にとっても「想い入れ」の深い取り組みであり、感慨もひとしおです。
高尾小仏植樹地平面図hpDSC_1764 (002).jpg
 これまでに植えた木は、22,000本を超えますが、順調に生長しています。植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が必要となります。また、一部に鹿やイノシシが侵入し、獣害を被った部分の手直しも粘り強く行って来ました。今回は、頂上部の最近の植樹地において、春の育樹(除草)と、密植度が落ちた箇所に60本の補植を行いました。補植用の苗木は、本田技研工業(株)様からの「いのちの森づくり友の会」へのご寄付を活用して提供させて頂きました。ご支援に心より感謝申し上げます。

【参考】
 高尾小仏植樹活動(2017~/トンネルの工事残土・盛土場の森林再生)

(株)サン・ライフホールディング様へ御礼訪問!~ いのちの森づくり ~

2024/05/01

サン・ライフ様御礼hp3IMG_9794.jpg
 冠婚葬祭・福祉・文化事業を展開される(株)サン・ライフホールディング様(神奈川県平塚市)には、進和学園が運営する「いのちの森づくり友の会」基金に対して、2009年度から継続してご寄付を賜っています。コロナ禍における厳しい経済環境においても、中断することなくご支援を頂き、ご寄付の累計は2,300万円に及びます。
植樹地hp5IMG_7175.jpg 同社からのご寄付を活用させて頂き、湘南国際村めぐりの森、国立神奈川病院、東北被災地(岩沼市)や遠州灘(浜松市・掛川市)の防潮林、国道134号線側道、高尾小仏の盛土場等の公共スペース35ケ所に、障害のある方々が栽培した苗木を中心に4万8,805本(本日現在)を植樹しています。私達が出荷した苗木の約13%が同社のご支援により実現しています。
 また、同社の慰霊塔(小田原市)の敷地には、進和学園の苗木を毎年50本ご購入の上植樹頂き、10年で500本を植えて「サン・ライフの杜」が豊かな自然の森として育まれています。
20160508サン・ライフ様&進和学園hpIMG_4888.jpg
森hp7IMG_7792.jpg
 2024年5月1日、進和学園&研進の代表5名は、同社が運営されるホテルサンライフガーデンを訪問させて頂きました。誠に光栄なことに、同社の定例会議の中でご挨拶申し上げ、進和学園のご紹介及び「いのちの森づくり」へのご支援への感謝の意をお伝え申し上げました。社長の比企武様はじめ社員の皆様には温かくお迎え下さり、昼食までご一緒させて頂きながら、近況や今後の事業展開についてのお話など、楽しく有意義な時間を過ごさせて頂きました。
 同社が、「いのちの森づくり」へのご寄付を通じた自然環境保全及び障害者の就労支援をはじめ、様々な社会貢献活動を通じて、CSR(企業の社会的責任)やSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを実践されていることに深く敬意を表する次第です。

【関連資料】
湘南ジャーナルIMG_7758.jpg  
 (株)サン・ライフ様News Release(2010.3.31)     同News Release(2013.11.26)

家具の大正堂様/苗木ご寄贈に感謝!

2024/04/22

大正堂様hpIMG_3961.jpg

集合写真hpIMG_9753.jpg (株)家具の大正堂様では、本店(神奈川県相模原市)の裏山を「るーたん ♪ の森」と名付け、2013年の秋から、社員の皆様と地域住民が協力して「森づくり」に取り組まれています。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が指導された混植・密植方式を採用し、10年以上が経過しました。当初から、進和学園で栽培した苗木を多数ご発注の上植樹頂いています。また、社員の皆様がドングリや木の実から苗木の栽培も手掛けられ、同社の緑化活動は、栄えある環境大臣賞にも輝いています。
積込み作業hpIMG_9757.jpg  
 2024年4月22日、同社で栽培されたアラカシ、シロダモ、シャリンバイ等の幼苗6種類620本を進和学園にご寄贈賜りました。これまでも度々、苗木をお譲り頂いていますが、私達の「いのちの森づくり」プロジェクトに栽培を引き継がせて頂き、湘南国際村や高尾小仏等の植樹祭をはじめ各所での緑化活動に有効に活用させて頂いています。
るーたんの森HP3IMG_7282.jpg
 今回も、社長の渋谷様が直々に「るーたん ♪ の森」をご案内下さいました。小さな苗木達は、立派に生長して「鎮守の森」とも呼べる厳かな佇まいに感動を覚えます。幸い、霧雨も止み、気持ちの良い自然の森の小径を散策しながら、親しく歓談させて頂きました。家具の大正堂様のご厚意ご支援に心より感謝申し上げます。

平塚信用金庫様「いのちの森づくり」プロジェクトご協賛に感謝!

2024/04/20

集合写真hpIMG_9750.jpg 平塚信用金庫(ひらしん)様には、2019年度より進和学園の「いのちの森づくり」プロジェクトに対してご協賛を頂いています。地域金融機関として、地元経済や人々の暮らしを支えて頂いていますが、進和学園の自主製品(湘南とまとジュース等)の販売促進の他、昨年(2023年)は、創立90周年に当たり、その記念行事の一環として平塚市のご協力も得て、平塚市総合公園の一画において記念植樹を実施されました。進和学園が栽培した苗木を優先的にご利用下さり、創立90周年にちなみ90本の苗木を植樹、地盤造りを含めて一連の作業を進和学園に「仕事」としてご発注賜りました。目録hpIMG_9747.jpg
 植樹から1年以上が経過しましたが、苗木の生長は良好で、シンボルツリーのアカガシには初々しい若葉が芽吹き、周囲を取り囲む多様な樹種の幼苗もしっかり活着して美しい緑地帯が育まれています。公園を訪れる人々も時々、設置された看板を覗いては緑を楽しんでおられます。春と秋の年2回程、植樹地の保全のための育樹(除草)作業を行いますが、進和学園メンバーが「施設外就労」として従事しています。有難いことに、「ひらしん」様からのご協賛金から労務費が賄われます。記念植樹hpIMG_6546.jpg
 2024年4月19日、進和学園及び研進の代表5名で「ひらしん」様を訪問、理事長の尾上達也様をはじめ社員の皆様にご協賛の御礼及び「いのちの森づくり」の活動報告を申し上げました。「ひらしん」様による親身なるご支援に心より感謝申し上げますと共に、皆様のご厚意ご期待にお応え出来るよう、これからも一同で力を合わせ取り組んで参ります。

【関連記事】総合公園に90本植樹/ひらしん90周年記念(2023.3.30)

逗子第一運動公園の植樹地/「アダプトプログラム(里親制度)」キックオフ!

2024/04/17

集合写真HP3IMG_9732.jpg
 逗子市が運営する公園や緑地に係る「アダプトプログラム(里親制度)」を適用して、逗子第一運動公園における「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)の活動がスタートしました。身近な公共空間である公園や緑地の保全と活用について、市民が里親となって管理するもので、生活や自然環境に対する市民意識の高陽を図り、官民協働による「まちづくり」を推進することを目的としています。
逗子市第一運動公園hp3IMG_9743.jpg
 私達が推進する「いのちの森づくり」と逗子第一運動公園とのご縁は、10年前に遡ります。2014年10月、逗子市の森づくりボランティア「ほととぎす隊」の皆様が、公園の一画に、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生(その土地本来の樹種)に基づく植樹1,000本を実施、その際、進和学園栽培の苗木に市の予算を付けてご利用頂いた経緯があります。10年近く経過し、小さな苗木が立派な森に生長している姿を見ると、感慨もひとしおで嬉しさが込み上げて来ます。
剪定hpIMG_9720.jpg
 一方、台湾リスの被害により一部枯れが生じたり、既存木が土地本来の木々の生長を妨げる状況を確認。また、公園という人々が行き交う場所と自然の森の調和を図るために、木の枝の剪定や除草といったメンテナンスを施す必要性も生じています。そこで、逗子市にある湘南の凪に加えて、横須賀ヘーメット、進和学園他の福祉施設が取り組む「いのちの森づくり」の一環として、「アダプトプログラム」との連携を逗子市に相談申し上げました。作業に従事する福祉施設メンバーの労務費や補植用の苗木代金は、ご寄付やご協賛による「いのちの森づくり友の会」基金を活用させて頂きます。
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 2024年4月17日(水)、「どんぐりブラザーズ」&研進スタッフの合計14名が集い、逗子市緑政課のご担当者も立ち会って下さり、本活動のキックオフを行いました。天候も応援してくれたようで、爽やかな陽射しと森の木陰に身を寄せて、気持ち良く作業を進めることが出来ました。コンポストhpIMG_9742.jpgこの日は、張り出した横枝の剪定、小枝を利用した「しがら」による植樹地と通路の区切り、小枝や落葉を貯めて腐葉土を作る簡易コンポストづくり等に励みました。
 次回は、密植度が落ちた箇所の補植も含めて、5月中旬を予定しています。宮脇方式による植樹(混植・密植)のコンセプトを尊重しながら、公園の緑地に相応しい植樹地の保全に取り組んで参ります。

横浜ゴム様からの苗木ご寄贈に感謝!~14年連続/累計:48,125!~

2024/04/16

横浜ゴム様苗木ご寄贈hp416IMG_2929.jpg 
 横浜ゴム(株)様は、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導に基づく「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトを継続されています。社員の皆様がドングリや木の実から苗木を栽培し、自社グループ内での植樹に加え、苗木の提供活動も行われています。同社で育てた余剰苗を、進和学園にご寄贈頂いて私達が推進する「いのちの森づくり」において栽培を引き継がせて頂く連携取り組みは、2010年に始まり14年目を迎えました。
 2024年4月16日、同社平塚製造所様より、今年も、カシ類のドングリの木やマンリョウ等の低木も合わせ12種類1,144本をお譲り頂きました。進和学園&研進メンバーで苗木を引き取りに伺いました。平塚製造所平塚管理室室長の長尾亨様はじめ社員の皆様に温かくお迎え頂きました。トラックへの苗木積込み作業もご一緒に行って下さり、貴重な交流の機会ともなりました。
ご挨拶hpIMG_9694.jpg
 同社からのご寄贈苗木は、累計48,125本となり、その内、実際に植樹が実現している苗木は合計41,538本(266事案)に及びます。私達がこれまでに提供した苗木総数、約36万5千本の11%以上を占めることとなります。
 横浜ゴム様との連携は、森林再生を通じた自然環境保全は勿論、障害のある方々の就労支援にも繋がっています。CSR(企業の社会的責任)やSDGs(持続可能な開発目標)の観点からも意義深く、深く敬意を表すると共に心より感謝申し上げます。   

 ⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み

【参考資料】神奈川新聞「横浜ゴムから5300本の苗木リレー」(2010.8.12)

浜松「~KALAプロジェクト」防潮森へ苗木出荷!

2024/04/15

浜松へ出荷hpIMG_9672.jpg 浜松市の遠州灘海岸で継続している「~KALAプロジェクト」防潮森づくり、進和学園の苗木を毎回ご利用頂いていますが、今春も「補植」が計画され、2024年4月15日、私達の「どんぐりハウス」から160本の広葉樹の苗木を出荷しました。
 今回も「いのちの森づくり友の会」基金を活用して、同プロジェクトへ寄贈させて頂きました。
202311豊島区苗木イラストhp2IMG_3641.jpg
タブノキhpIMG_9676.jpg

湘南国際村めぐりの森 ~ 日中作業 ~

2024/04/12


水道栓付近hp2IMG_9643.jpg
 湘南国際村めぐりの森での第26回植樹祭(5月12日予定)に向け、水道栓への通路において車両が入れるように周囲の木の枝や雑草の剪定を行うと共に、植樹予定地の造成過程で、周囲の竹藪を刈り取る整備作業を行っています。
 2024年4月10日(水)と12日(金)の午前中、上記の作業を中心に、「どんぐりブラザーズ」のメンバーで頑張りました!(4/10:湘南の凪えるしい&研進 6名、4/12:湘南の凪えるしい、えいむ、横須賀ヘーメット&研進 13名参加)

(社福)みなと舎ライフゆう様への「苗木の栽培委託」スタート!

2024/04/10

 「いのちの森づくり」プロジェクトでは、他の福祉施設に、苗木の栽培作業を委託し委託料を作業メンバーの工賃に還元する「苗木の栽培委託スキーム」を導入しています。研進&進和学園スタッフが、知識やノウハウを提供し、栽培上の技術指導をさせて頂いています。
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 この度、社会福祉法人みなと舎ライフゆう様(横須賀市)より、苗木の栽培を行いたいとのご相談を受け、2024年4月10日より、私共から同施設への苗木の栽培委託がスタートしました。同施設は、医療型障害児者入所施設・療養介護事業を担われ、重度障害のある方、車椅子ご利用の方も多いのですが、職員の皆様が、園芸班を立ち上げ敷地内の植栽や、可愛い多肉植物(サボテン類)の栽培を手掛けておられます。
 ライフゆうhp1695014773011.jpg施設を利用される皆さんも、苗木の「水やり」や「ポット苗づくり」に携わることで、少しでも日中活動を楽しく充実させたいとの願いも込めて打合せました。また、同施設は、私達の植樹活動の拠点の一つである湘南国際村めぐりの森のすぐ近くに所在しており、苗木の納品をはじめ実務面での便宜も図り易くメリットは大きいと言えます。お医者様が常駐する病院機能も有しており、熱中症その他、いざという時にも安心です。
 福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」に、医療型施設の皆様が参加されるのは初めてですが、ドングリや木の実から苗木を育て、植樹を行う取り組みは、老若男女や障害の有無に拘わらず、セラピー効果をもたらし心身の健康を保つ上でプラスになることは間違いありません。
 「いのちの森づくり」の仲間が増えることは、私共にとって大きな喜びでもあり、みなと舎ライフゆう様との出会いに感謝し、連携を深めて参りたいと思います。

環境ビジネスエージェンシー様に感謝!~「里山BONSAI」キット発送業務 ~

2024/04/05

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 株式会社環境ビジネスエージェンシー様は、Present Tree「URBAN SEED BANK・里山BONSAI」を手掛けておられますが、今般、同社のご支援を得て「里山BONSAI」キットをご注文下さったお客様(企業様)に、ご利用頂く幼苗をはじめ資材一式(容器(升)、土、コケ等)の準備及び梱包・発送業務を請け負わせて頂きました。里山BONSAI」キットDSC_2495.jpg
 昨年9月から打合せを始め、同社の皆様の丁寧かつ親身なるご指導の下、進和学園「どんぐりグループ」メンバーが、計画的に作業を進めて来ました。幼苗は、主に、進和学園で栽培した苗木(1年生ポット苗)から選定、資材と合わせて箱詰めします。実際の発送業務は、3月下旬からスタートし4月の第1週に、合計1,000セットの発送手配を完了しました。働き甲斐のある仕事に恵まれ、充実した日中活動となりました。
 環境ビジネスエージェンシー様とは、「いのちの森づくり」プロジェクトに関連して、種々の案件で連携していますが、今回も、障害のある方達が従事する福祉的就労の拡充に、特段のご配慮を賜りました。心より感謝申し上げます。
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集合写真hpDSC_2108.jpg【参考】環境ビジネスエージェンシー様のWEBサイト
 ① 【現地視察ルポ】「社会福祉法人進和学園」へ行ってきました!
 ② 【森を守る人々】民福連携の力で森づくりを進める-(株)研進 出縄貴史さん-

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