
2023(令和5)年度上期の情報・トピックスを掲載します。
◆PUBLICO梅ヶ丘(子育て支援)植栽をサポート! NPO法人子育て支援グループamigoさんが運営するPUBLICO梅ヶ丘の北側入口及び南側のガーデンにおける植栽を研進&進和学園にてサポートさせて頂きました。借地のため植木の地植えが出来ないことから、助成金も活用して、三角形の木製プランターを組み合わせて色々な種類の樹木や草本類を植える計画が立案されました。
私達は、樹種の選定や土壌づくり・マルチングの方法等をアドバイスさせて頂きました。有難いことに、進和学園が栽培した苗木にも予算を付けて下さりご利用頂きました。
◆年度末作業親睦会/作業強化月間表彰
2024年3月27日(水)、ホンダ車部品組立の年度末棚卸に合わせ、「しんわルネッサンス」では作業親睦会を実施しました。地元のホテルサンライフガーデンにおいて美味しい昼食を賞味しながら交流を深めました。コロナ禍の落ち着きに伴い、久し振りに同ホテルでの開催が叶いましたこと、大変嬉しく思います。
ホンダ車部品組立をはじめ、食品加工、いのちの森づくり、施設外就労(しまむらストアー&高村団地)、マルチタスク、給食等の各作業部門における取り組みを労い、お互いの健闘を讃え合い、次年度に向けての意思統一を図る機会としました。
◆春の訪れ 黄色く染まったブルーベリー畑
◆ホットケーキパーラーFru-Full梅ヶ丘店 店頭植栽
ホットケーキパーラーFru-Full(フルフル)梅ヶ丘店の店頭には、進和学園が育てた苗木に加えて、毎月、植木屋さんに委託して綺麗なお花を飾っておりましたが、今般、研進スタッフが「いのちの森づくり」の一環として、フラワーアレンジも含めた植栽管理を行うこととなりました。お客様に気持ち良くご来店頂けるよう、定期的にメンテナンスをして参ります。
2024年3月28日、Honda埼玉製作所(小川工場)より社員2名様が来訪されました。今般、「しんわルネッサンス」において、組立作業を担うこととなった新規部品の工程検証を行うQAV(Quarity Assurance Visit:品質保証訪問)が目的です。
Honda様は、三現主義(現場・現物・現実)の考えに基づき、取引先(部品調達先)の製造・組立現場を訪ねて品質を監査するQAVを実施されています。 QAVは、生産準備段階と量産段階で実施され、部品ごとに開発や生産に関わる専門スタッフが製造現場を訪問し、取引先の品質システムの確認及びその実施状況について監査。また、その結果を取引先と共有し、共に改善策を見出していくなど、コミュニケーションを重視した部品品質の向上を図られています。
この日は、最初に工場全体の状況をご視察頂きました。各ラインでの部品種類の割り振り、原則、一人一工程の役割分担、独自開発の治工具の活用や、ISO9001認証に基づく工程管理等についてご案内申し上げました。
今回、対象となった部品については、部品メーカーからの荷受け、ラインへの投入、組立、検数、荷姿・梱包、出荷確認、搬出に至る一連の工程を詳細に確認、質疑応答により課題を抽出し、今後の対応に関しご指導を頂きました。
福祉工場や授産施設といえども「価格・品質・納期」の達成は、取引の基本であり、「福祉だから・・・」といった甘えは禁物です。2024年度は、Honda様との取引(研進創設)50周年の節目の年となりますが、半世紀に渡り、「ものづくり」を通じた福祉的就労の拡充に親身なるご指導ご支援を頂いているHonda様に、改めて感謝申し上げる次第です。皆様のご期待に沿えるよう「チームHonda」の一員としての誇りと自覚を忘れず、今後とも一同の力を結集して尽力して参ります。
【参考】
・アーカイブ(ホンダ車部品事業)
・工程管理・品質保証(ホンダ車部品)
・優先発注企業等厚生労働大臣表彰/Honda様 取組のポイント(厚生労働省)
・神奈川新聞「ホンダ、厚労大臣表彰/障害者に積極的発注」(2015年10月29日)
「地球の歩き方」は、(株)地球の歩き方が発行し、教育・教養出版社の学研グループが発売している旅行ガイドブックです。世界及び日本各地の歴史・自然・食・アート等の情報を編集しています。
本ガイドブックの「世田谷区(永久保存版)」(2024年3月12日発行)に、ホットケーキパーラーFru-FULL梅ヶ丘店が紹介されました。第4章グルメガイドの「美しすぎるスイーツ ビジュアル・パフェ探訪」という特集において、「継承された老舗の味/贅沢フルーツを満喫」と評されています。パフェに加えて、銅板で焼き上げるホットケーキも写真入りで掲載されています。
進和学園の農産品加工「湘南とまと工房」より、新製品のお知らせです。
福祉工場「しんわルネッサンス」に隣接する「ブルーベリーガーデンしんわ」において、無農薬・無化学肥料で栽培しているブルーベリーを搾汁した100%無添加のブルーベリージュース中瓶500gが商品ラインナップに加わりました。正に「Natural(自然)」をコンセプトに掲げる「湘南とまと工房」に相応しい商品と言えます。 ブルーベリージュース中瓶500gの3本セット(写真左)の他、農林水産大臣賞にも輝いた「とまとジュース」及び「みかんジュース」の3種類詰合せセット(写真右)も用意しました。湘南の陽光をたっぷりと浴びた果実をぎゅっと絞り込んだジュースを是非、ご賞味下さい!
【お求め・お問合わせ】
(株)研 進 TEL:0463-58-5267 FAX:0463-58-2675 通販ご利用も便利です!
⇒ 湘南とまと工房・楽天市場店
*「湘南とまと工房」は、(株)研進の登録商標です。
(株)トヤマ様(放射光関連機器メーカー)は、神奈川県山北町の本社・工場周囲に、自然の森を再生すべく「その土地本来の木による本物の森づくり」に取り組まれています。有難いことに、進和学園が推進する「いのちの森づくり」と連携して、障害のある方達が育てた苗木を多数ご利用頂くと共に、植樹地の保全のための「育樹(除草)」作業の他、敷地内の道路の清掃や花壇の手入れ等の仕事を、福祉施設に継続的にご発注頂いています。いわゆる「施設外就労」という形態で、研進が仲介させて頂いていますが、障害者の就労支援に大きく貢献頂いており、心より感謝申し上げます。
2024年3月23日(土)、同社構内を地域住民に開放するオープンガーデンが開催されました。コロナ禍では中断され5年振りとなりますが、進和学園&研進もお招き頂きました。工場周囲に植樹した木々は、約10年の時を経て見事な森に生長し、私達を迎えてくれます。
雨天予報のために、イベントは屋内で実施されましたが、工場見学、モノ作り体験、実験コーナーといったトヤマ様ならではの企画に加え、似顔絵・ぬりえ・模擬店・キッチンカー等もあって大人から子供まで楽しむことが出来ます。2階の食堂からの眺望は素晴らしく、美味しいランチを賞味しながらミニ・コンサートも!
私達は、進和学園自主製品の販売ブースを設営させて頂き、大勢の皆様がお立ち寄り下さいました。人気の「湘南みかんぱん&ブルーベリーぱん」は完売!菓子類にジュース&ジャム等もお買い求め頂きました。社長の遠藤克己様はじめ社員の皆様とも親しく歓談し、楽しい一時を過ごすことが出来ました。
企業と地域住民との交流は、地元の活性化やコミュニティ形成において益々重要となるものと思います。トヤマ様が、地域に開かれた催事を企画・実施されていることに、深く敬意を表する次第です。
アーカイブ:① トヤマ オープンガーデンに参加! 2019年3月30日
②「トヤマ平成の森」植樹祭 2013年12月3日
今般、Honda(鈴鹿製作所)様より、福祉工場「しんわルネッサンス」で使用する機材として、ハンドパレットトラック1台及び長尺部品用のバケット42個をご寄贈賜りました。心より感謝申し上げます。工場内での荷捌きや物流過程において、有効に活用させて頂きます。
私共が手掛けるホンダ車部品事業は1974年に始まり、今年、50周年の節目を迎えます。半世紀に渡り、Honda様の深いご理解と親身なるご指導の下、「ものづくり」を通じた「働く喜び」「役立つ喜び」を分かち合い、障害のある方々にディーセント・ワーク(Decent Work:働き甲斐のある人間らしい仕事)を提供して参りました。
Honda様は、自社での障害者雇用に加えて、福祉的就労分野に対しても良質な仕事を発注下さり、2015年(平成27年)創設の「優先発注企業等厚生労働大臣表彰」(第1回受賞)を受けられています。日頃より、同社購買部門をはじめ各製作所の皆様、並びにホンダ開発(株)様他、Hondaグループ各社様からも種々のご支援を頂くと共に、クリスマスや都市対抗野球といったイベント・行事を通じた交流も盛んです。人事部様及び(株)ホンダロジスティクス様からは、進和学園並びに連携福祉施設が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトへのご寄付を通じたご支援も頂いています。
社会的弱者への配慮(ソーシャル・インクルージョン)は、Honda様の「人間尊重」という企業理念を象徴するものであり、CSR(企業の社会的責任)及びSDGs(持続可能な開発目標)の観点からも意義深く敬意を表する次第です。
自動車革命と称されるEV(電気自動車)化への大きな変化を背景に、私達を取り巻く環境は厳しさを増していますが、Honda様はじめ皆様のご支援に感謝申し上げ、ご期待に沿えるよう、一同の力を結集してチャレンジし続けて参ります。
【参考】
・アーカイブ(ホンダ車部品事業)
・優先発注企業等厚生労働大臣表彰/Honda様 取組のポイント(厚生労働省)
・神奈川新聞「ホンダ、厚労大臣表彰/障害者に積極的発注」(2015年10月29日)
進和学園では、有限会社クーヤデザイン様(代表:伊藤卓哉様)のご指導の下に、自動車の中古エアバッグや廃棄シートベルトを再利用したお洒落な『バッグ』製造に参画させて頂いています。同社のファッションブランド「yoccatta TOKYO」は、安全を陰ながら支えて廃棄されてしまう運命のエアバッグやシートベルトを活かして、新たなファッション・グッズとして蘇らせています。エアバッグは、作動せず無事で「ヨカッタ」・・・廃棄物を捨てずに新たな価値を吹き込む取り組みです。
Hondaグループの(株)ホンダトレーディング様のご紹介により、クーヤデザイン様からの作業の請け負いが実現しました。私共が推進する作業の多角化の一環としても期待されます。進和学園が手掛けるのは、「サンメッセしんわ」のクリーニング部門が、中古エアバッグの洗浄を行い、その後に福祉工場「しんわルネッサンス」において生地の裁断を行う工程です。資源の有効活用は勿論、障害のある方々の就労支援という観点からも意義深く、SDGs(持続可能な開発目標)にも即したエシカルな取り組みと言えます。
「yoccatta TOKYO」では、障害者の就労支援を「soleii-project」(太陽プロジェクト)と名付け、輝く太陽のロゴも設けて表示しています。この表示がある製品には、進和学園で働くメンバーの想いも込められています。皆様も、是非、手に取ってご覧下さい。 2024年3月13~15日、「yoccatta TOKYO」展示販売会が、東京南青山(Maison d'H)にて開催されました。研進社員がご挨拶方々訪問させて頂き、伊藤様他スタッフの皆様と歓談、今後の取り組みや抱負などを話し合う機会となりました。本取り組みを親身にご指導下さっているクーヤデザイン様に心より感謝申し上げます。
◆(株)tetote様に感謝!ノベルティグッズのシール貼付作業
(株)tetote様(神奈川県横浜市)は、新しいノベルティやギフトを「手から手」へと伝わるコミュニケーションとして種々の提案をされています。今般、同社よりノベルティグッズのシール貼りの作業をご発注頂きました。相当の数量があるので、進和学園及び研進スタッフが協力して作業を行いました。この種の作業は、福祉施設が従事する典型的な仕事ですが、今回は、単価をはじめ諸条件に恵まれ充実した日中作業となりました。
◆三重ホンダヒート(ラグビー)応援!
念願のDIVISION1(1部リーグ)への昇格を果たした三重ホンダヒート(ラグビー)の試合を観戦しました。2024年3月1日(金)、秩父宮ラグビー場で行われた横浜キャノンイーグルス戦、格上のチームとの対戦が続きますが、成長途上の三重ホンダヒート、前半は苦戦したものの後半に3トライを挙げ盛り上げました。大差で敗れましたが、今後の活躍に期待が膨らみます!
挑戦をコアとして「たのしむ・はぐくむ・つなげる」という3つの方向性から取り組む「Honda Sports Challenge」の活動を私達も応援します!
・JAPAN RUGBY LEAGUE ONE
・三重ホンダヒート試合案内チラシ(2024.3.1)
◆湘南リトルツリーに新メニュー「SARAカレー&ナンセット」登場! ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」に、新メニューが加わりました。「SARAカレー&ナンセット」(ドリンク・サラダ付:1,200円)です。
障害者総合福祉施設アガペセンターの自主製品で人気の「SARAカレー」(中辛・激辛から選択)と「サンメッセしんわ」のナンのコラボメニューです。是非、ご賞味下さい!
尚、このカレーは、ホットケーキとの相性も良く、トッピングとしても美味しくお召し上がり頂けます。
2024年3月11日(月)から15日(金)、東京の霞が関ビルのロビー階において、「ハッピースマイルフェスタ」(主催:Group Happy Smile)が開催されました。福祉施設の自主製品を多くの方々に喜んで購入して頂ける場として、三井不動産グループが関係する商業施設やビルにおいて、継続的に実施しているイベントです。霞が関ビルでの開催は、昨年10月に続いて本年度2回目となります。
今回も、私達は、「委託販売」の形で参加させて頂き、進和学園(サンメッセしんわ)の人気商品2種類のパン:「湘南みかんぱん」(第4回全国逸品セレクション準グランプリ受賞)/「湘南ブルーベリーぱん」:(「パンのフェスアワード2020」ブロンズ賞)を出品しました。お陰様で、昼休みや退社時の夕刻を中心に、大勢のお客様にお立ち寄り頂き、前回を上回る売上げとなりました。「完売」あるいは残り僅かとなり、1日に2回納品する日もありました。 製パンに従事するメンバーは勿論、弊社及び進和学園一同にとっても「働き甲斐」に繋がる有難いイベントです。Group Happy Smileの松本邦夫様はじめ、事務局の皆様には、毎回、大変親身にご支援を頂いており、心より感謝申し上げます。
【関連記事】
・「ハッピースマイルフェスタ」(霞が関ビル)に参加!(2023.10.20)
・「ハッピースマイルフェスタ in コレド日本橋」に参加!(2023.1.20)
公益財団法人かながわトラストみどり財団主催の「成長の森」は、赤ちゃんの誕生を機に、寄付金を募り子どもの成長と苗木の生長を重ねて見守りながら植樹活動を行う神奈川県の事業です。「かながわ森林再生50年構想」の一環として、2007年にスタートしました。
当初は、「やどりぎ水源林」(足柄上郡松田町寄(やどりき)地内)を中心に、コナラ等の広葉樹を植樹し、2009~2012年にかけて、進和学園が栽培した苗木を合計720本ご利用頂いた実績があります。
また、進和学園(サンメッセしんわ)の紙漉き班が、牛乳パックとお茶殻を利用して手作りした「成長の森・参加記念カード」を採用頂いています。
2013年からは、無花粉スギの植樹を行い進和学園からの苗木提供はなくなりましたが、財団のご支援を得て「成長の森・参加記念カード」は、継続頂いています。今般、令和5年度(2023年度)「成長の森」に係わる参加記念カード(写真上)を納品させて頂きました。紙漉き班メンバーにとって、大きな喜びであり励みにもなります。
同カードは、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)が取り組む「いのちの森づくり」プロジェクトへの寄付金(1枚につき40円)付きとなっており、森づくりを通じた自然環境保全と障害者福祉にも貢献頂いています。
手漉きハガキは、「ともしびショップ湘南平/ホットケーキパーラー湘南リトルツリー」にて販売しています。進和学園や連携福祉施設による個性豊かで楽しいグッズもありますので、是非、お立ち寄り下さい。
*「かながわトラストみどり財団」会員の方は、「ホットケーキパーラー湘南リトルツリー」において特典(コーヒー・サービス)もございます。
神奈川県のリビエラ逗子マリーナの一画にあるマリブホテル(MALIBU HOTEL)は、米国ロサンゼルス屈指のリゾート地マリブ(MALIBU)の空気感が漂うスモールラグジュアリーホテルです。まっすぐ続く椰子並木と江の島や富士山を望むハーバービューが、私達を別世界に誘います。
同ホテルにおいては、誠に光栄なことに進和学園の食品加工「湘南とまと工房」が製造した「とまと&みかんジュース」及び「湘南ゴールド&青摘みかんマーマレード」を、料理や客室及びショップでご利用頂いています。
2024年3月10日(日)、進和学園&研進メンバーは同ホテルのレストラン「マリブ・ファーム(MALIBU FIRM)」においてランチを賞味、優雅な時間を過ごしました。オーナーシェフのヘレン・ヘンダーソンさんが初来日し、自ら調理しふるまう限定メニューが提供される貴重なチャンスです。青く輝くプールを擁する外テラスに接したお洒落な空間で、湘南の地の食材を活かした美味しい料理を堪能しました。ビュッフェ形式のため、堅苦しくなくお子さんも一緒に家族揃って利用するにも最適です。
有難いことに、同ホテル総支配人の河野靖史様が、ホテル内を案内して下さいました。私達が手掛けたジュース等が、ホテルで活用されている様子を見学させて頂きました。私達の製品が、このような一流有名ホテルにおいてお取り扱い頂けることは、この上もない喜びであり、大きな励みとなります。日頃より、進和学園自主製品のご利用を通じて、福祉的就労の拡充にご協力頂いているマリブホテルの皆様に、心より感謝申し上げる次第です。
Helen's TABLE(案内) Helen's TABLE(メニュー)
「湘南とまと工房」の「100%無添加とまとジュース」は、今般、日本商工会議所等が主催する「全国推奨観光土産品審査会」において農林水産大臣賞を受賞しましたが、これからも自信を持って皆様にお勧め出来る製品づくりに尽力して参ります。
朝日新聞「地球教室」は、独自教材の提供、出張授業や各種イベント等、充実した環境教育プログラムで、今年、16年目を迎えています。小学校高学年の「かんきょう新聞・作文」には、本年度も全国から多数の応募があり、有難いことに、参加賞の一部に今回も進和学園で栽培したポット苗をご利用頂きました。
【参加賞:植樹用ポット苗のご利用実績】 幼苗は、いのちの森づくりプロジェクトにおいて進和学園メンバーが栽培したもので、ご利用は14年連続、今回の158本を含めてご利用実績は、累計25,689本となります。学校や家庭で育てて頂き、植える場所に困った場合は、「苗木の里親制度」により進和学園に送り返して植樹することが出来ます。
これに加え、進和学園に里帰りした苗木と同じ本数を、東北地方の気候に適応する樹種の苗木にバトンを引き継いで植える植樹リレーを継続しています。東日本大震災において甚大な被害を受けた東北の防潮林「いのちを守る森の防潮堤」(宮城県岩沼市・仙台市、福島県南相馬市)や被災集落(宮城県石巻市北上町)の復興の植樹に活用頂いています。
朝日新聞社様が、本企画の参加賞として、毎年、障害のある方達が手掛けた苗木を採用下さっていることに深く敬意を表すると共に、重ねて感謝申し上げる次第です。
神奈川県二宮町立一色小学校では、敷地の南側に広がる小山の自然環境を保全しようと、児童の皆さんも参加して植樹活動を開始しています。一般社団法人コモンフォレストジャパンの坂田昌子様はじめスタッフの皆様が、子供達の体験実習プログラムとして指導に当たられています。
2024年2月27日(火)、4年生と5年生の約60名が「総合的学習の時間」に、①丸太の階段整備 ②しがらみマウンドづくりと植樹 の2班に分かれて作業に励みました。小山で伐採・剪定した木の枝を活用して、斜面の登坂に設置した丸太の階段の補強を行うと共に、「しがらみマウンド」(枝を絡み合わせた土留め植栽地盤)を11ヶ所設け、そこに、ヤマボウシ、イロハモミジ、ヤブツバキ等9種類20本の広葉樹を植えました。苗木は、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金を活用して、同校へ寄贈させて頂きました。
私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトは、「福祉」と「環境」、そして「教育」との連携にも価値観を高くして取り組んでいます。地球温暖化に伴う異常気象や自然災害が深刻化しており、環境保全への問題意識や知見は、今後、益々重要となります。障害のある方達が育てた苗木が、少しでも「教育」の現場で活かされることは、私達にとって大きな喜びです。子供達が自然に親しみ、豊かな情操を育まれることを願い、そして、苗木の生長と重ねて子供達の健やかな成長を見守りたいと思います。
日本商工会議所と全国観光土産品連盟は、「2023年度(第64回)全国推奨観光土産品審査会」を開催し、全国の優れたお土産品、延べ105商品の受賞を決定しました。全国の282社497商品の中から「しんわルネッサンス」の農産品加工「湘南とまと工房」が製造した「湘南無添加100% とまとジュース」が、「食品」部門のトップである農林水産大臣賞を受賞しました。2024年2月20日に、東京都内で表彰式が執り行われました。 全国推奨観光土産品審査会は観光土産品の育成・発掘に資することを目的に1960年度より毎年開催しており、今年で64回目を数えます。全国各地の観光土産品の中から優れたものを「全国推奨観光土産品」として推薦しているもので、特に優れたお土産品に賞を授与しています。
審査会(服部幸應審査委員長)は「菓子」「食品」「民芸品」、訪日観光客等に対し日本のお土産品として相応しい「グローバル」の4部門に応募された全国282社497商品より、食品表示法・景品表示法・観光土産品の公正競争規約等を遵守しているかと共に、観光客にとって魅力的な商品かどうか等の観点から審査が行われました。その結果、厚生労働(菓子部門)、農林水産(食品部門)、経済産業(民工芸部門)、国土交通(グローバル部門)の4部門の大臣賞及び官公庁長官賞、日本商工会議所会頭賞等の延べ105商品が選定されました。
「しんわルネッサンス(湘南とまと工房)」が手掛ける「湘南無添加100%とまとジュース」が、食品部門のトップを飾る農林水産大臣賞に輝きましたことは、誠に光栄なことであり、作業に従事する障害者ご本人は勿論、職員及び関係者にとって大きな喜びです。今回の受賞を契機として、これからも、多くの皆様にご満足頂けるよう、安全・安心で美味しい商品づくりに尽力して参ります。
【参考資料】
・日本商工会議所プレスリリース(2023.12.20)
・全国観光土産品連盟「2023年度(第64回)全国推奨観光土産品審査会」
「しんわルネッサンス」におけるホンダ車部品事業は、2007年に知的障害部門の福祉工場として日本初となる品質マネジメントシステムISO9001認証を取得しました。それ以降も、本認証を維持しており、今年度も2月19日に審査が行われ、無事に更新を果たしました。 また、農産品加工事業「湘南とまと工房」では、2021年、食品業界をはじめ衛生管理の国際的な手法として導入されている「HACCP(ハサップ)」認証を取得し、先般、3回目の更新審査を受けました。日頃の努力が実り、こちらも審査をクリアすることが出来ました。
「しんわルネッサンス」では、2月を「作業強化月間」と定めてホンダ車部品や農産品加工をはじめ、いのちの森づくり、地元スーパー「施設外就労」、その他作業種ごとに課題/目標を掲げて取り組み中です。福祉だからといった甘えは禁物であり、市場に通ずる安全・安心な品質を保証するために、工程管理を総点検して次のステップに備えておくことが重要と考えます。
◆Kitoitoto.kugitoiro/Kamei Kyomiさん 湘南リトルツリーご利用!
「ともしびショップ湘南平/ホットケーキパーラー湘南リトルツリー」の2階は、進和学園はじめ福祉施設の自主製品の展示販売を行っていますが、ご希望があればフリースペースとして貸し出しています。先般、NHKのドラマ(4月から放映予定「VRおじさんの初恋」)のロケが湘南平で行われ、出演者及びスタッフの皆様の控室としてご利用頂きました。
2月11日(日)には、これまでにもご利用頂いているKitoitoto.kugitoiro/Kamei kyomiさんとそのお仲間によるワークショップ(写真)が開催されました。
◆PUBLICO梅ヶ丘(子育て支援)との連携~「食材ロス」対策~
NPO法人子育て支援グループamigoさんが運営するPUBLICO梅ヶ丘との連携がスタートしました。PUBLICOさんは、私達が関係するホットケーキパーラーFru-Full(フルフル)梅ヶ丘店と至近距離にあり、余ってしまった食材を無駄にせず活用して頂く「食材ロス対策」の一環としてご相談申し上げ、お互いのメリットに繋がる連携を開始したものです。
Fru-Full(フルフル)の定休日の前日、テイクアウト用のスイーツ類が売れ残ってしまった場合に、PUBLICOさんでご利用頂いたり、従来廃棄を余儀なくされていたパンの耳の活用も検討。また、研進では、各種イベントで進和学園はじめ福祉施設から仕入れたパンや菓子の賞味期限が迫り販売しにくくなった商品を提供させて頂くこととしました。
地域ぐるみの子育てやコミュニティーの復権、病気や障害のある方々、不登校の子供達の居場所づくり、子ども食堂・・、今、日本の社会が必要としてるウェルビーイングへの取り組みに微力ながら貢献して参りたいと考えています。
◆「せたがや梅まつり」始まる!
私達と提携関係にあるホットケーキパーラーFru-Full(フルフル)の梅ヶ丘店(東京・世田谷)のすぐ近くにある羽根木公園は、約650本の梅林があり梅見の名所として有名です。2月10日(土)から3月3日(日)まで、「第45回せたがや梅まつり」が開催されています。
初日の2月10日は、温かい晴天で絶好の梅見日和でした。小田急線・梅ヶ丘駅から公園に続く沿道は大勢の人で賑わいました。Fru-Full(フルフル)に立ち寄り、お食事をされるお客様も多く、満席状態となりました。
◆「湘南の凪えいむ」さんを訪問!
「いのちの森づくり」プロジェクトで活躍する福祉施設の森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」の一員である、社会福祉法人湘南の凪えいむ(逗子市)さんを訪問しました。
同施設には、2012年から苗木の栽培を委託しています。建物の屋上を利用して、1,000本以上の苗木を育てて頂いています。重度自閉症の障害のある皆さんが、日々、苗木の栽培に励むと共に、湘南国際村めぐりの森における植樹・育樹活動にも参加頂いています。
◆冬景色もまた美し!
◆「かじるの大好き」「あそぶの大好き」を出荷!
小動物用(ウサギ、ハムスター等)のかじり木となる「かじるの大好き」及びハシゴや鳥の止まり木となる「あそぶの大好き」は、進和学園が無農薬で栽培しているブルーベリーの剪定枝や、山梨県の農家からお譲り頂いているブドウや桃の小枝、そして、栃木県特産の野州麻の茎を利用した自主製品です。羽塚順子様(MotherNess Publishing代表)の仲介で、一般社団法人徳広エネルギー工房(長野県大町市)及びNPO法人CCV(栃木県鹿沼市)と連携して販売しています。
(株)ホームセンターバロー様のペット専門店「ペットフォレスト」様及び山梨県甲府市の総合ペット専門店「フィッシュランドイシハラ」様から相次いで追加注文を頂き、今般、無事に出荷することが出来ました。
2024年2月8日(木)~9日(金)の両日、東京日本橋にあるコレド日本橋の6階ロビーにおいて、「Happy Smile Festa with Art」が開催されました。Group Happy Smileが主催し、三井不動産及びバンクオブアメリカが協力、障害者のことを広く知って、障害の有無に関わらず全ての人が笑顔になる共生社会の実現の一助となることを目的とするイベントです。
同Festaは、これまで、コレド日本橋の地下1階アトリウムにおいて開催され、福祉施設自主製品の販売を通じて障害のある方々の就労支援に繋げて来ました。今回は、バンクオブアメリカのオフィスがある6階ロビーを会場とし、同バンクの皆様が全面的に協力して参加下さり、盛況の内に実施されました。
私達は、今回も、進和学園(サンメッセしんわ)の人気商品である次の2種類のパンを「委託販売」の形で出品しました。
・湘南みかんぱん:「第4回全国逸品セレクション」準グランプリ受賞
・湘南ブルーベリーぱん:「パンのフェスアワード2020」ブロンズ賞
2日分として用意したパンは、初日早々に「完売」となり、慌てて夕方に追加することとなりました。 イベント全体の売上も好調で大きな成果を挙げることが出来ました。SDGs(持続可能な開発目標)及びDivercity & Inclusionの時代に相応しい催事でもあり、ご支援を頂いた皆様に、心より感謝申し上げます。
【関連記事】
・「Happy Smile Festa with Art」に参加!(2023.12.8)
・「ハッピースマイルフェスタ in 霞が関ビル」に参加!(2023.10.20)
・「ハッピースマイルフェスタ in コレド日本橋」に参加!(2023.1.20)
2024年2月9日(金)、神奈川県職業能力開発協会様主催により、県内企業及び事務局の19名の皆様に、福祉工場「しんわルネッサンス」をご視察頂きました。同協会は、職業能力開発促進法に基づいて設置された法人で、国や県と連携し、県内企業や団体の従業員の職業能力の開発・向上を図る様々な事業を推進されています。
今回、自社内(会員企業内)での障害者の雇用促進、雇用主側の準備や職場内の整備について学び、ヒントを得たいとのご希望から、私共の福祉的就労の現場をご視察頂いたものです。
企業等における障害者の直接雇用と福祉施設を利用する方々の就労については、「労働」と「福祉」を規定する法制度が異なり、障害程度や職業能力にも差がありますが、両分野の連携や格差の是正の必要性が指摘されています。「福祉から雇用へ」というキャリアアップが叫ばれる一方で、企業に就職した障害者が定着出来ずに退職してしまう「雇用のミスマッチ」も問題となっています。障害のある方々に対する支援については、福祉事業所が培って来た経験やノウハウを企業の障害者雇用に活かすという視点は有効と思われ、企業の皆様に真摯にご視察頂きましたことは、誠に光栄なことと感謝申し上げます。私共の取り組みが少しでもご参考となれば幸いです。
本年4月から、障害者差別禁止法により「合理的配慮」が義務付けられ、また、障害者法定雇用率も2.5%(現行2.3%)に引き上げられます。2年後には2.7%への改定も決定されています。障害者雇用の実践は、企業の社会的責任(CSR)及びSDGs(持続可能な開発目標)の観点からも避けて通れない課題となっています。
一方、福祉的就労の底上げも喫緊の課題であり、市場に通ずる自主製品の開発・販売、企業からの良質な仕事の受注や「施設外就労(企業内就労)」にも尽力しています。「労働」と「福祉」に跨る「民福連携(民間と福祉の連携)」の一層の強化が求められています。
2024年2月1日、Hondaグループの物流中核会社である(株)ホンダロジスティクス様の本社(東京・半蔵門)を訪問させて頂きました。同社には、私達が組み立てた自動車部品のHonda様各製作所への輸送及び納入代行をお願いし、迅速かつ的確なサービスをご提供頂いています。本業に加えて、進和学園自主製品のご利用、並びに学園が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトに対しても多大なご支援を賜っています。
同社総務部様に、昨年12月20日のクリスマス交流会におけるご慰問・プレゼントご寄贈・「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付に関する御礼方々、最近の活動についても報告申し上げました。同社の皆様には、温かくお迎え下さり親しく懇談させて頂きました。
ホンダロジスティクス様への訪問の帰途、私達は、Hondaウエルカムプラザ青山に立ち寄りました。展示車を見学すると共に、MILES Honda Cafeで休憩!この素敵なカフェでは、ホンダ開発(株)様の親身なるご支援を得て、進和学園製菓部門の手作りスイーツ(ブラウニー、パウンドケーキ、車型クッキー)や「湘南とまと工房」製品(トマト&みかんジュース)もお取り扱い頂いています。
コロナ禍の落ち着き、半導体不足による生産調整の収束に伴い仕事量は一定挽回し、私共の職場には活気が戻って来ています。一方、新年早々に発生した能登半島地震による災害の実相に触れ、普通に暮らし仕事が出来ることの有難さ・幸せを痛感しています。
自働車革命(EV化)を背景として、私共のメインの仕事である「部品小組立」という領域は、厳しさを増していますが、Honda様はじめグループ各社様との半世紀に及ぶ交流は、私共の貴重な財産です。この恵まれた環境に感謝し、ホンダ車部品の仕事を中心に据えながら、作業種の多角化を通じて将来を切り開いて参りたいと思います。
南海トラフ巨大地震による津波災害を防ぐために、掛川市では「掛川モデル」と称する海岸防災林(防潮林)を育む植樹活動を継続しています。潜在自然植生による本物の森(自然の森)づくりを提唱された故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導を仰ぎ、NPO法人時ノ寿の森クラブの皆様が中心的な役割を担って、山間部から市街地に加えて遠州灘の海岸まで植樹範囲を広げて来ました。これまで、進和学園で栽培した苗木を多数ご利用頂くと共に、「いのちの森づくり友の会」基金を活用して、時ノ寿の森クラブさんの仲介により、地元の福祉施設(社福)草笛の会だいとう作業所の皆さんが育樹(除草)作業に励んでいます。
皆様の努力のお陰で、苗木は大きく生長しています。根の浅い松の弱点を補う直根・深根性の広葉樹(シイ、タブ、カシ類)による混植・密植(宮脇メソッド)は、海岸防災林の真価を発揮するものと期待されており、世界からも注目を集めています。
植樹後8年半が経過した植樹地の現在の様子を、田島昭次様(浜松市在住)が撮影して写真を送って下さいました。田島様は、Honda浜松製作所のOBで、ホンダ車部品の組立を行う進和学園を従前より応援下さっています。浜松市における「~KALA防潮森プロジェクト」にも参加され、進和学園と同プロジェクトの仲介役も果たして頂いています。
◆天神まつり(進和万田ホーム)にて 「進和万田ホーム」の天神山には、学問の神様として崇拝されている菅原道真公が祀られています。2024年1月25日、「天神まつり」が催され、研進も参加して祈りを捧げました。
この催事に合わせて「サンメッセしんわ」で手作りした「天神クッキー」は、合格祈願のご利益と「いりごま」の香ばしい風味が人気です!今年は、「おみくじ」も付いてお楽しみ頂けます。
◆ホットケーキパーラーFru-Full(フルフル)店頭植栽棚の塗装
ホットケーキパーラーFru-Full(フルフル)梅ヶ丘店の店頭を飾る植栽棚の塗装作業を行いました。旧リトルツリー開店から11年以上が経過し、塗装もかなり剥げて来ましたので、木部保護塗料(チーク)を研進スッフにて塗装しました。なかなかの出来栄えではないでしょうか?
◆ブルーベリーの剪定枝を活用!
「ブルーベリーガーデンしんわ」で栽培しているブルーベリーの木々は、冬に剪定作業を行います。細い枝は、小動物(ウサギ、ハムスター等)の「かじり木」として「かじるの大好き」というペットグッズに活用します。太目の枝は、「あそぶの大好き」という小鳥のための「止まり木」に生まれ変わります。無農薬で自然農法により栽培しているブルーベリーの剪定枝は、ペットにとっても安心・安全と高い評価を頂いています。
◆特製ブルーベリージュース&ソースの限定販売
「ブルーベリーガーデンしんわ」で無農薬・無化学肥料で栽培しているブルーベリーを100%使用したピュア・ジュースと、色々な活用方法が考えられるブルーベリーソースの500ml入り中ビンを限定販売することとしました。「しんわルネッサンス」、ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」、「フルフル梅ヶ丘店」等において取り扱います。ヘルシーで美味しい湘南産ブルーベリーの味覚をお楽しみ下さい!
◆「湘南リトルツリー」ウッドデッキの塗装
ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」の外テラスにあるウッドデッキの保全のために、木部保護塗料(チーク)を塗りました。日光の直射を受ける南側と西側は、時の経過と共に退色し白けて来ます。定期的な塗装により、木材の色味も蘇り防腐・防虫の効果も期待出来ます。
「千鳥うちわ」は、江戸初期から伝わる伝統工芸品です。羽塚順子様(MotherNess Publishing代表)の仲介により、2020年秋から、福祉工場「しんわルネッサンス」(平塚市)に隣接する竹林において、「千鳥うちわ」の原材料となる真竹を進和学園メンバーが切り出して提供させて頂いています。
「千鳥うちわ」は、クリエイティブシェルパ(注)における「伝福連携」(伝統と福祉の連携)の取り組みとして、2020年度グッドデザイン賞も受賞し注目を集めていますが、東京新聞(2024年1月26日)が、障害のある方や福祉施設が協力して本取り組みに参画していることを報じています。進和学園による竹の切り出しについても写真入りで紹介されています。
(注) クリエイティブシェルパとは、後継者がいない職人技を継承すべく、細かい繰り返し作業を得意とする異才の若者や障害のある方達をマッチングして技術を継承する取り組みです。
2024年1月17日(水)、神奈川県立秦野総合高校にて、3年生対象の選択授業「社会福祉基礎」が行なわれ、研進の出縄貴史が講師を務めさせて頂きました。105分の授業を2回行い、15名・8名(合計23名)の生徒の皆さんが受講されました。
同校では、単位制の総合学科として、自分だけの時間割を作る教育課程を用意し、「グローバル教養」「情報ビジネス」「生活デザイン」「芸術スポーツ」の4系列を設定。各自の進路の実現に向け70種類以上の選択科目や外部講師による授業、様々な体験・実習等のカリキュラムが用意されています。近年、「子供の発達保育」「幼児安全法」「家庭看護法」「社会福祉基礎」等の授業を活かし、保育・看護・福祉分野の進学や就職も増加しているそうです。
「福祉」ご担当の二三四明子先生は、以前、秦野曽屋高校にて教鞭を取られ、進和学園の「いのちの森づくり」に関連した連携や文化祭での福祉施設自主製品販売、福祉工場見学会の他、「障害者福祉」に係る授業で研進が講師をお引き受けする等の交流を重ねて来ました。そのご縁から、今回、秦野総合高校においても、外部講師としてお声掛け頂いたものです。「福祉と教育」との連携には、私達も高い価値観を有しており、大変光栄なことと感謝申し上げます。
障害者福祉の意義やその担い手としての国家・民間・個人の役割、障害種別、障害者権利条約(合理的配慮)に加え、障害者の雇用・就労問題を取り上げました。また、進和学園における具体事例(自動車部品組立・食品加工・製パン菓子・いのちの森づくり・スーパーでの施設外就労等)を動画で紹介しながら、ディーセント・ワーク(Decent Work:働き甲斐のある人間らしい仕事)の必要性について解説しました。
かなり専門的な事柄にも触れましたが、皆さんとても熱心に聴講してくれました。将来の日本及び世界を支える若い皆さんには、確かな知見と豊かな人間性を育み、社会に貢献できる人材として成長し飛躍されることを期待しています。
日本生命様には、地元の平塚支社及び秦野営業部様より、進和学園の自主製品(トマト&みかんジュース等)を多数ご注文頂くと共に、労働組合平塚支部様からは、進和学園が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトをご支援頂いています。
2024年1月15日、同社労働組合平塚支部及び秦野営業部の皆様に、植樹用の苗木を栽培している進和学園「どんぐりハウス」(平塚市飯島)をご視察頂きました。併せ、「いのちの森づくり友の会」へのご寄付贈呈式が行われました。
日本生命様には、2014年6月12日、進和学園の創立記念日に、当時、開所直後の生活介護入所施設「はばたき進和」(旧進和職業センター)で実施した植樹祭に参加頂き、社員の皆様もご一緒に施設の周りに植樹して頂きました。その際、苗木代金として10万円のご寄付を頂いたことを契機に、「いのちの森づくり」へのご支援がスタート。以来、ご寄付を継続下さり、今回、10年目として10万円/累計100万円のご寄付を賜りました。
同社のご支援は、植樹・育樹活動を通じた自然環境保全に加え、障害のある方々の自立・就労支援にも繋がっています。企業の社会的責任(CSR)及びSDGs(持続可能な開発目標)を全うするものであり、深く敬意を表すると共に心より感謝申し上げる次第です。
日本生命様による「いのちの森づくり」へのご支援が開始された2014年6月12日の「はばたき進和」での植樹祭。以来、10年連続でご寄付を賜っています。
2024年1月14日(日)、Honda埼玉・寄居工場において新春駅伝が開催されました。Honda社員の皆様に取引先、地域の方々、大人から子供まで、147チームが出場!進和学園も「しんわルネッサンス」メンバーが久し振りに参加しました。
今年は、能登半島地震や羽田空港での飛行機事故等、多難な年明けとなりました。普通に暮らし仕事が出来ることの有難さ、幸せを痛感していますが、このように、Hondaの皆様をはじめ多くの方々とご一緒に、新春の催事への参加が叶い、心より感謝申し上げる次第です。
天候にも恵まれ大勢の応援を背に受け、工場構内を約3周、熱い想いと願いをタスキに託して、7区間10,640mを完走しました。
Honda様とのお付合い(自動車部品組立加工)は50年目を迎えています。進和学園の発展は、Honda様からの親身なるご指導ご支援を抜きに語ることは出来ません。半世紀に渡り、私達の福祉的就労の取り組みを支えて頂いているご恩に報い、ご期待にお応え出来るよう、これからも一同力を合わせ、将来に向けてタスキをしっかりと繋いで参りたいと思います。 ホンダ車部品事業 アーカイブ(ホンダ様と共に)
昨年中は大変お世話になり心より感謝申し上げます。
コロナ禍の落ち着きに伴い、社会の動きはにわかに活発になって参りました。自働車業界では、半導体不足による生産調整の影響も軽減し、仕事量も挽回しており、私達の職場も活気を取り戻しています。一方、日本の国民生産は伸び悩み、世界の中の日本の立ち位置は低下、物価高騰に給与水準が追い付かず、特に、中小企業にとっては厳しい環境が続いています。政治資金問題が顕在化し、政治への信頼も揺らいでいます。また、海外では、ウクライナやイスラエル・パレスチナにおいて、悲惨な戦時下での年越しを余儀なくされました。
地球規模で取り組むべき環境問題や異常気象への対策は、SDGs(持続可能な開発目標)がしきりに叫ばれながら、その歩みは鈍いと言わざるを得ません。今年こそ、平和で安心・安全な社会を取り戻し、実りある良き年となるよう祈念致します。
本年は、研進創立50周年の節目を迎えます。Honda様からご発注頂いている自動車部品の組立を中心に、作業種の多角化を推進して将来に向けたささやかな成長戦略を模索して参ります。持ち前の明るさと元気を発揮し、プラス思考で厳しい環境を乗り越えて行きたいと思います。
本年も、皆様のご指導ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
2024年(令和6年) 元日
株式会社 研 進 スタッフ一同
2024年(令和6年)元旦、ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」は、今年も「初日の出営業」を行いました。湘南平 は「初日の出」スポットとしても有名です。早朝から大勢が集い、6時50分過ぎの初日の出に願いを込めると、お客様が来店されホットケーキやコーヒーを賞味しながら新年を祝いました。外では、進和学園の「湘南みかんぱん」や「湘南ブルーベリーぱん」も販売!新たな年の良きスタートを切りました!
*湘南平・高麗山一帯は、「かながわの景勝50選」に指定され、また、臨海性常緑広葉樹林(スダジイ、タブノキ等)により、「21世紀に残したい日本の自然100選」にも選ばれています。
開智学園岩槻キャンパス(小中高等学校:埼玉県さいたま市)の「森づくり」は、2004年から始まり、当初は、クヌギやコナラの落葉樹の森を育てていたそうです。「宮脇方式」(混植・密植)との出会いにより、その土地本来の常緑広葉樹を含めた混交林づくりに変化してからは、進和学園で栽培した苗木をご利用頂けるようになりました。(下記「友の会」会報記事参照)
シバタ植物園様(埼玉県さいたま市)は、同校の植樹活動を支援されており、同校と進和学園との仲介役を果たして下さっています。2023年12月23日に、同校で苗木400本の植樹が予定され、進和学園「いのちの森づくり友の会」より苗木とマルチング材(稲わら)を提供させて頂くこととなりました。嫁ぎ先を探していた苗木を多数保有していたので、植樹地が見つかり、それも、教育の現場である学校に植樹出来ることは私共にとっても大きな喜びです。 植樹を控えた12月19日、シバタ植物園代表の柴田修一様が進和学園へ苗木を引き取りに来て下さいました。学園の「どんぐりグループ」もトラックへの積み込みをご一緒に行いました。私共が手掛けた苗木が、学校に通う子供達と共にすくすくと生長し、豊かな環境に役立つことを願っています。私達が価値観を高くして取り組んでいる「福祉」と「教育」の連携事例が、また一つ増えました!
◆アカガシのドングリ拾い
12月16日(土)、「いのちの森づくり」の仲間で、千葉県北西部の神社においてアカガシのドングリ拾いを行いました。研進スタッフも参加させて頂きました。アカガシは潜在自然植生種で、本来、平塚市周辺にもあった筈ですが、今では殆ど母樹は姿を消してしまいました。そこで、少し足を伸ばしてドングリを確保しています。今年も、立派なアカガシの巨木から沢山のドングリを収集、2~3年間、しっかりと育てて植樹したいと思います。
◆年末商戦に向けて!
今年も残り20日を切り、年末商戦も熱気を帯びてきました。コロナ禍の落ち着きに伴い人出も回復しており、人気の「湘南みかんぱん」等に加えて、「湘南とまと工房」製品(トマト&みかんジュース、各種ジャム類)の販売にも注力しています。
12月12日、漁港の駅小田原TOTOCOさんにジュース、ジャムに原木乾燥しいたけを補充納品しました。
「湘南とまと工房」製品は、実店舗での販売の他、通販「楽天市場店」や「たべるとくらすと」でもご好評を頂いています。
◆MILES Honda Cafe(ウェルカムプラザ青山)にて!
ホンダ開発(株)様が運営されるMILES Honda Cafe(青山本社1階:Hondaウェルカムプラザ青山)では、進和学園の自主製品(湘南トマト&みかんジュース、ブラウニー、パウンドケーキ、車型クッキー等)も販売頂いています。展示されたホンダ車に囲まれたお洒落な喫茶コーナーは、ホンダ・ファンのみならず、ビジネスマン、家族連れ、外国からのお客様・・と多くの皆様が利用されています。
◆ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」クリスマス飾り ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」にも、クリスマスツリーが飾られました。お馴染みのドングリの焼印が押されたホットケーキのオーナメントも登場です!
◆遅めの紅葉を楽しむ!
今年は、猛暑日が続き秋の訪れも遅かったですね!銀杏並木も11月末から漸く黄色に染まり始めましたが、12月を迎えた福祉工場「しんわルネッサンス」でも、イロハモミジやブルーベリーの遅めの紅葉を楽しんでいます。
湯河原リトリート ご縁の杜 様は、神奈川県湯河原町にある温泉宿で、「ご縁(ごえん):自分との繋がり・他者との繋がり・自然界との繋がり」と「杜(もり):可能性の広がり」を名称とされています。代表の深澤里奈子様はじめスタッフの皆様は、「ココロとカラダが整う食や小物やセッションなど、日常を豊かにするアイテム」を発信されています。多彩なイベントやワークショップも実施され、お客様に活力を高める場を提供されています。
「ご縁の杜」様は、進和学園の活動にご理解を示し応援下さっています。従前より、「サンメッセしんわ」の工芸班による手作りエコクラフトバッグを、温泉宿のサービスや展示販売でご利用下さっていますが、この度も多数のご注文を賜りました。自分達が手掛けた自主製品が一流旅館で利用され、役立つことは大きな励みとなり働き甲斐にも繋がります。
「ご縁の杜」様のご支援に感謝申し上げますと共に、皆様との交流(正に貴重な「ご縁」)を、大切に育んで参りたいと思います。
私達が取り組む「いのちの森づくり」プロジェクトを、資金面で支える「いのちの森づくり友の会」基金は、2008年12月に発足し、お陰様で16年目を迎えました。個人・団体・企業様から広くご寄付・助成・協賛を頂き、進和学園はじめ連携福祉施設「どんぐりブラザーズ」の植樹・育樹活動を支えて頂いています。
故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された混植・密植方式(宮脇メソッド)に基づき、その土地に合った多様な自然種の広葉樹を植えて、更に、植樹地の保全のための育樹作業(除草等)を、障害のある方々の貴重な就労機会に繋げています。
進和学園 いのちの森づくり基金 の活用実績 (2023年12月10日現在) |
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年 度 | 事案数 | 提供苗木本数 | 活用金額(労賃・諸経費含む) |
2009 | 3 | 2,704本 | 1,204,800円 |
2010 | 17 | 3,675本 | 2,467,410円 |
2011 | 30 | 3,534本 | 3,836,919円 |
2012 | 40 | 14,476本 | 8,991,417円 |
2013 | 40 | 17,594本 | 9,266,423円 |
2014 | 39 | 10,967本 | 13,331,659円 |
2015 | 30 | 8,381本 | 10,010,692円 |
2016 | 30 | 14,202本 | 12,493,184円 |
2017 | 25 | 15,130本 | 11,662,474円 |
2018 | 27 | 11,683本 | 8,806,247円 |
2019 | 26 | 14,881本 | 10,698,148円 |
2020 | 17 | 8,343本 | 7,372,266円 |
2021 | 20 | 10,625本 | 9,337,085円 |
2022 | 27 | 10,183本 | 7,416,132円 |
2023 | 28 | 10,514本 | 4,645,447円 |
合 計 | 399事案 | 156,892本 | 121,540,303円 |
(注)2023年度の活用金額は、上半期(4~9月)分の数字です。
企業や行政、森林再生に取り組むNPOや団体から、苗木や植樹案件をご発注頂く場合に加え、公共性が認められる場所(公園、学校、防潮林、道路側道等)には、苗木を寄贈して植樹を行います。また、植樹地のメンテナンスを「どんぐりブラザース」の日中活動として引き受け、苗木代金や障害のある方々への支払工賃の原資となるのが「友の会」基金です。
基金は、年間、約1,000万円の規模となり、活用金額の累計は1億2千万円を超えています。これまでの苗木の出荷本数約36万3千本の内の43%に当たる約15万7千本が、同基金を活用して植樹したものです。 (注)「いのちの森づくり友の会」会報第13号(2023年7月発行)より抜粋。
「いのちの森づくり」をご支援下さっている多くの皆様に、心より感謝申し上げますと共に、これからも「福祉・環境・教育・労働」の連携を目指して、意義深い植樹活動に尽力して参ります。今後とも、宜しくご支援の程、お願い申し上げます。
*これは懐かしい! 「いのちの森づくり友の会」会報(第1号)(2010年6月発行:PDF)
(2008・2009年度の活動を掲載)
「いのちの森づくり友の会」基金へ多額のご寄付を賜っている3社様をご紹介させて頂きます。
■(株)サン・ライフホールディング様/(株)サン・ライフ様
冠婚葬祭・福祉・文化事業を展開される(株)サン・ライフホールディング様/(株)サン・ライフ様(神奈川県平塚市)には、2009年度からご支援を頂き、ご寄付は累計2,100万円に及びます。同社からのご寄付を活用させて頂き、湘南国際村めぐりの森、国立神奈川病院、東北被災地(岩沼市)、国道134号線側道等の公共スペース35ケ所に、進和学園栽培の苗木4万8,685本(2023年12月10日現在)を植樹!私達が出荷した苗木の約14%が同社のご支援により実現しています。 同社の慰霊塔(小田原市)の敷地には、進和学園の苗木を毎年50本ご購入の上植樹頂き、10年で500本を植えて「サン・ライフの杜」が豊かな自然の森として生長しています。
また、サン・ライフ様は、今般、創業90周年を迎えられ、2023年11月20日、「サン・ライフの杜」の隣接地に、クスノキをシンボルツリーとする記念植樹が行なわれました。光栄にも私達は、植樹のお手伝いをさせて頂きました。
■本田技研工業(株)様
本田技研工業(株)様よりご発注頂いている自動車部品組立の作業は、進和学園の仕事の中核を占め50年目を迎えています。Honda様とのお付き合いを通じて蓄積して来た「ものづくり」における品質保証や工程管理のノウハウは、他の作業種にも活用されています。進和学園の発展は、Honda様のご支援なくして語ることは出来ません。
Honda様の小川・寄居工場の植栽計画においては、進和学園栽培の苗木を多数ご購入の上、植樹頂きました。更に、「いのちの森づくり友の会」基金にも、2010年度から毎年ご寄付頂き、累計1,300万円となります。湘南国際村めぐりの森、高尾小仏、東北被災地、浜松・掛川防潮林をはじめ多くの植樹・育樹活動を支えて下さっています。
■三機工業(株)様 三井グループの総合設備建設会社である三機工業(株)様は、CO2削減に資する環境保全活動として「SANKI YOUエコ貢献ポイント制度」を運営されています。同制度の支援対象として、私達が推進する「湘南国際村めぐりの森」における森林再生活動が選定され、これまでに10回、累計711万3,000円のご寄付を賜りました。
2017年度からご寄付を活用させて頂き、苗木9,062本の植樹及び育樹(除草)作業を実施しています。
2023年12月4日(月)から8日(金)、東京のゲートシティ大崎のB1・アトリウムにおいて、「Happy Smile Festa with Art」(主催:Group Happy Smile)が開催されました。福祉施設の自主製品の販売、並びに障害のある方々の絵画やイラスト等の展示を行う場として、三井不動産グループが関係する商業施設やビルにおいて、継続的に実施しているイベントです。
今年は、コロナ禍の落ち着きに伴い、コレド日本橋において5回、霞が関ビルで1回開催されました。大崎での開催は、久し振りですが、今年を締め括る催事となりました。私達は、今回も「委託販売」の形で参加させて頂き、進和学園(サンメッセしんわ)の人気商品である ①湘南みかんぱん:「第4回全国逸品セレクション」準グランプリ受賞 ②湘南ブルーベリーぱん:「パンのフェスアワード2020」ブロンズ賞 を販売させて頂きました。
大勢のお客様にお立ち寄り頂き、お陰様で「完売」の日もあり好評を博しました。製パンに従事するメンバーは勿論、弊社及び進和学園一同にとっても励みとなるイベントです。Group Happy Smileの松本邦夫様はじめ、事務局の皆様には、今回も、大変親身にご支援を頂きました。明年も、本フェスタに参加させて頂きたいと思います。
【関連記事】
・「ハッピースマイルフェスタ(霞が関ビル)」に参加!(2023.10.20)
・「ハッピースマイルフェスタ in コレド日本橋」に参加!(2023.1.20)
◆Kitoitoto.kugitoiro/Kamei Kyomiさん 湘南リトルツリーご利用! 「ともしびショップ湘南平/ホットケーキパーラー湘南リトルツリー」は、コロナ禍の落ち着きに伴いお客様も少しづつ増えて来ました。2階は、進和学園はじめ福祉施設の自主製品の展示販売を行っていますが、ご希望があればフリースペースとしての活用も可能です。
今月は、女性のお仲間2組によるワークショップとしてご利用頂きました。
11月22日に5名様でご利用頂いたKitoitoto.kugitoiro/Kamei kyomiさんがインスタグラムに投稿下さいました。
◆国際ソロプチミスト横須賀様主催バザーに出店!
2023年11月20日(月)、国際ソロプチミスト横須賀様主催のバザーが、横須賀商工会議所において開催され、進和学園もブースを設営させて頂きました。国際ソロプチミストは、女性と女児の生活向上のために活動する1300の国・地域の女性の国際的ボランティアネットワークです。同団体横須賀の皆様とは、湘南国際村めぐりの森の植樹活動における連携をはじめ、進和学園の取り組みを応援頂いており、コロナ禍の落ち着きに伴い、今回のバザーへの出店もお声掛け頂きました。
午前中の約2時間と短時間でしたが、「湘南みかんぱん」や「湘南とまと工房」製品(ジュース&ジャム類)等、沢山お買い上げ下さいました。皆様との交流を図る社会参加の機会としても有難く、心より感謝申し上げます。
◆令和5年度福祉村活動展示~花水福祉村「ポット苗づくり」~ 11月15日(水)から21日(火)、「ららぽーと湘南平塚」1階において、平塚市各地区の町内福祉村の活動内容に関するパネル等の展示が行なわれました。
花水福祉村の展示において、進和学園「いのちの森づくり」プロジェクトと連携して実施した「ポット苗づくり」体験イベントを紹介!また、花水福祉村に係っている林田雅之さん(研進役員)は、子供たちから「蝶好きオジサン」と慕われ、アゲハの育て方を伝授していますが、その取り組みも披露されました。
【関連記事・資料】
・花水地区町内福祉村「花水わくわく教室」~ポット苗づくり~(2023.3.25)
・タウンニュース平塚版「蝶好きオジサンが教室」(2017.7.20)
◆「ハッピースマイルフェスタ in コレド日本橋」 2023年11月13日(月)から17日(金)、「ハッピースマイルフェスタ in コレド日本橋」(主催:Group Happy Smile)が開催されました。福祉施設の自主製品を多くの方々に喜んで購入して頂ける場として、継続的に実施しているイベントです。先月の霞ヶ関ビルに続いて、今回も、私達は「委託販売」の形で参加させて頂きました。
東京日本橋の有名な商業施設において、進和学園(サンメッセしんわ)の人気商品である次の2種類のパンを出品しました。最終日は納品数が足りず、「完売」となりました。
・湘南みかんぱん:「第4回全国逸品セレクション」準グランプリ受賞
・湘南ブルーベリーぱん:「パンのフェスアワード2020」ブロンズ賞
【関連記事】
・「ハッピースマイルフェスタ in 霞が関ビル」に参加!(2023.10.20)
・「ハッピースマイルフェスタ in コレド日本橋」に参加!(2023.1.20)
◆原木栽培生椎茸/横浜水信様へ今秋初納品! 進和学園では、原木椎茸の栽培を半世紀以上続けています。殆どが菌床栽培の中で、原木栽培は希少な存在!その風味は格別です。
地元ラスカ平塚にある横浜水信様では、「湘南みかんぱん」や「湘南とまと工房」のジュース&ジャム類に加え、椎茸も販売頂いています。乾燥椎茸は通年販売ですが、生は厳選して出荷、お客様からも高く評価頂いています。11月3日、今秋初めての生椎茸を納品させて頂きました。
デパ地下の有名店でお取り扱い頂けることは、大きな励みとなり働き甲斐にも繋がります。
一般社団法人親切会様は、お互いに親切にし合い困っている人に援助の手を差し伸べて、世の中を明るく住み良い社会にしていこうと取り組まれているボランティア団体です。(株)日立製作所様はじめ日立グループ各社が中心に参加される法人会員及び個人会員から成り、「小さな親切」と「ささやかな福祉貢献」を柱として活動されています。
親切会様からは、進和学園が運営する「いのちの森づくり友の会」に対して、2014年度からご寄付を賜り、障害のある方達が栽培した苗木の利用と植樹地の保全活動をご支援頂いています。
2023年11月29日、今年も、親切会・関東支部より3名様が来訪され、混植・密植(宮脇メソッド)により植樹した現場をご視察下さいました。今回は、①平塚市総合公園(平塚信用金庫様創立90周年記念植樹地)、②進和万田ホーム植樹地、③湘南平・高麗山公園(土中環境改善/「しがらみマウンド」植樹地)の3ヶ所をご案内申し上げました。 植樹地と合わせ、生活介護施設「進和万田ホーム」の日中活動もご視察頂くと共に、福祉工場「しんわルネッサンス」にて、ご寄付の贈呈式が行われ、親切会様と学園メンバーとの交流の場となりました。親切会様からのご寄付は毎年10万円、10年連続で累計100万円となります。進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)の取り組みに活用させて頂いています。
親切会様の深いご理解と継続的なご支援に、改めて感謝申し上げますと共に、皆様のご期待にお応え出来るよう、今後も、一同で力を合わせ「いのちの森づくり」にチャレンジして参ります。
【参考】
・進和学園「いのちの森づくり」プロジェクト
・進和学園「いのちの森づくり友の会 会報第9号」親切会様ご寄稿(2018年6月)
(株)ホームセンターバロー様のペット専門店「ペットフォレスト」様において、お取り扱い頂いているペット商品「かじるの大好き!」「あそぶの大好き!」について、年末に向けて多数の追加注文を賜りました。小動物(ハムスター、ウサギ、小鳥等)のためのグッズで、羽塚順子様(MotherNess Publishing代表)の仲介で、一般社団法人徳広エネルギー工房(長野県大町市)及びNPO法人CCV(栃木県鹿沼市)と研進・進和学園が連携して製造・販売。「かじるの大好き!」は、小動物用の「かじり木」で、「あそぶの大好き!」は、運動用のハシゴや小鳥の止まり木です。進和学園で無農薬栽培しているブルーベリーや山梨県のブドウの剪定枝を原料として活用する等、エコで利益率も有利な自主製品と言えます。
今回、ブルーベリー、ブドウ、桃の木の「かじるの大好き」に「スリムタイプ30本入り」が加わり新発売!また、ハシゴ(小)も一部商品改定を行いました。ペット・ファンの皆様にご愛用頂ければ幸いです。
2023年11月28日、3施設の商品を合わせ、合計1,230アイテムを研進で取り纏め、「ペットフォレスト」様の物流センター(厚木市)へ納品させて頂きました。
各店舗では、特設コーナーによる販売促進も図って頂く等、親身なるご支援を賜り心より感謝申し上げます。
【関連資料・記事】
・「ペットフォレスト」湘南平塚店での店頭販売(PDF:2023.8.29)
・ペットフォレスト様で全店展開! ~「かじるの大好き!」他~(2023.4.3)
・ペットフォレスト様での販売開始!~「かじるの大好き」他~(2022.11.23)
2023年11月22日(水)~26日(日)、湘南国際村センター(横須賀市)において、「湘南国際村 北斎 DX CONFERENCE 2023」が開催されました。デジタル活用による、一人ひとりに「やさしい社会」の実現を目指すため、アイデアを持ち寄るカンファレンスです。神奈川県三浦半島と縁のある葛飾北斎の作品を題材にしたデジタル技術などを身近で理解し、誰もが参加できる社会に向けて、各種の講演や展示、ワークショップが企画されました。更に、湘南国際村や横須賀市、神奈川県を拠点として展開している活動を紹介する場ともなりました。
私達は、湘南国際村めぐりの森において「いのちの森づくり」に取り組んでいますが、神奈川県政策局からのお誘いにより、植樹・育樹活動に励む福祉施設の森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」として参加させて頂きました。
故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導により推進して来た「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」の再生は、2009年にスタートし15年目、バブル期の開発により荒地として残された土地に、これまで7万5,000本以上の植樹を行っています。障害のある方々が、ドングリや木の実から育てた苗木を優先利用しており、その累計は5万9,300本となります。今では、地球環境保全や防災にも資する潜在自然植生の貴重な森に生長しています。この取り組みの一端を担う進和学園、湘南の凪、横須賀ヘーメット、けいあい工房他、福祉施設の仲間達の活動を披露させて頂きました。
また、進和学園(毎日)、湘南の凪(23、25日)、及び 特別参加のYu-m&Nanan(25日)を中心に、自主製品販売コーナーも設営、会場にお越し頂いた皆様にお立ち寄り頂き、交流の機会ともなりました。
(株)サン・ライフ様(神奈川県平塚市)は、冠婚葬祭・福祉・文化事業を広く展開されていますが、今般、創立90周年を迎えられました。2023年11月20日、同社の「サン・ライフ慰霊塔」(小田原市)において実施された慰霊祭に先立ち、記念植樹が行なわれ、私共はお手伝いをさせて頂きました。
同社には、2010年より進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を通じて、植樹活動による自然環境保全並びに障害者の自立就労支援にも大きく貢献頂いています。同社からのご寄付は、累計2,100万円に上り、これまでに、湘南国際村めぐりの森、国立神奈川病院、東北被災地(岩沼市)、国道134号線側道等の公共スペース35ケ所に、進和学園はじめ福祉施設が栽培した苗木4万8,685本を植樹しています。「いのちの森づくり」プロジェクトにおいて、私達が提供した苗木の約14%が同社のご支援により実現していることとなります。
また、「サン・ライフ慰霊塔」の敷地内には「サン・ライフの杜」が創られ、2010年から10年連続で50本の植樹を実施、進和学園の苗木をご利用頂きました。植えた500本の木々は、豊かな自然の森に生長しています。今回、90周年を祝して「サン・ライフの杜」に隣接する場所に、シンボルツリーのクスノキを中心に記念植樹が行なわれました。進和学園メンバーも、慰霊祭に参列させせて頂くと共に、植樹のお手伝いをさせて頂きました。この一連の植樹は、水源涵養の森づくりや広葉樹の森の再生を目指す「かながわ森林再生50年構想」にも即したもので、貴重な取り組みと言えます。
(株)サン・ライフ様が継続されている植樹活動並びに障害者福祉へのご理解とご支援は、企業の社会的責任(CSR)やSDGs(持続可能な開発目標)を全うするものであり、深く敬意を表すると共に、心より感謝申し上げる次第です。
【参考】
・(株)サン・ライフ様のご支援に感謝!~いのちの森づくり~(2023.4.28)
・(株)サン・ライフ様からのご寄付を活用した植樹実績(2023.11.12)
・(株)サン・ライフ様 90周年記念植樹準備作業報告(2023.11.14)
東京藝術大学上野キャンパスが推進されている「藝大ヘッジ=Geidai Hedge」の緑化プロジェクトでは、光栄なことに進和学園が栽培した苗木を多数ご利用頂いています。
今年の秋の植樹ワークショップ「Geidai Hedge 8」は、音楽部2号館側歩道沿いの約35mに、武蔵野在来種による混植の生垣を創り、嘗ての鉄柵に代えて緑による環境改善を図るものです。進和学園「いのちの森づくり友の会」基金から、38種類950本の苗木を寄贈させて頂きました。進和学園自らがドングリや木の実から育てた苗木も多数含まれていますが、保有在庫がない樹種については、種苗業者さんのご協力を得て調達させて頂きました。
2023年11月25日(土)、学生・大学教職員、地域住民の皆様にボランティア、お子さん連れのご家族、関係者を合わせ60名近くが集いました。漸く秋も深まり冷気を感じながら、班ごとに分かれてチームワークを発揮し、充実したワークショップを楽しみました。この日は、約700本を植樹し、残りは近日中にスタッフの皆様が中心に植える予定です。
今回の苗木寄贈については、下記の企業・団体様のご支援を賜りました。植樹活動を通じた環境保全や障害のある方々の就労支援にも貢献出来ますことに心より感謝申し上げます。
協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) | |
本田技研工業(株) | 苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への ご寄付を通してご提供。 |
(株)建新 | 苗木180本のご提供についてご協賛。 |
(有)石田電設 | 苗木150本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への ご寄付を通してご提供。 |
くまざわ(株) | 苗木150本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への ご寄付を通してご提供。 |
(株)ホンダロジスティクス | 苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への ご寄付を通してご提供。 |
NPO法人エコメッセ | 苗木70本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への ご寄付を通してご提供。 |
その他 |
苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」基金への ご寄付を通してご提供。 |
【参考資料・記事】
・東京藝大Geidai Hedge8案内チラシ(PDF)
・「Geidai Hedge 8 植樹手順書」(PDF)
・東京藝大Geidai Hedge7に苗木提供(2022.11.19)
東京都豊島区では、2009年度から「グリーンとしま」再生プロジェクトを実施し15年目を迎えています。地域における植樹・育樹活動に加え、様々な教育・啓蒙プログラムも組まれ、コロナ禍も乗り越えて来ました。
この活動の一環として、区の施設以外にも緑を増やすため、区民に「いのちの森」苗木配布を定期的に実施。また、人口密度が高い市街地で緑化スペースが不足する豊島区では、壁面や屋上緑化が有効なことから「つる植物」も配布しています。
研進(進和学園)は、本プロジェクトの実行委員会メンバーの一員として参加させて頂いています。
2023年11月18日(土)・19日(日)、「としまみどりの防災公園」(愛称:イケ・サンパーク)(東京都豊島区東池袋)において「IKE・SUNPARK Farmers Market(イケ・サンパーク ファーマーズ マーケット)」が開催されました。旬な野菜や果物を農家から直接買えるチャンスとして人気を博していますが、会場の一画に設けられたSDGsブース(担当:豊島区環境政策課)では、「グリーンとしま」再生プロジェクトのパネル展示及び「いのちの森」苗木とヒマワリの種が配布されました。
苗木は、進和学園にご発注頂き、両日共に、アンケートに回答頂いたお客様に家庭でも栽培し易い低木6種類(センリョウ、アセビ、ジンチョウゲ、マンリョウ、ガマズミ、ナンテン)をプレゼント!ご家庭での緑化を楽しみながら、ささやかな環境保全に活かして頂ければ幸いです。
豊島区よりご発注頂いた苗木の累計本数は、本イベントで配布された160本を含めて24,970本となります。豊島区が一連の植樹・緑化プロジェクトにおいて、障害者福祉施設にお声掛け下さっていることに、心より感謝申し上げます。
2023年11月12日(日)、横須賀市の三笠公園において、「よこすかキッズフェスティバル」が開催されました。もの作り体験、縁日、大道芸、ちびっこ体力測定、ウオークラリー謎解き・・と多彩な催しが用意され、様々な学びや遊びを楽しみながら、横須賀の未来を子供達と一緒に考えることを目的とするイベントで、今回が初めてとのことです。公園に隣接する世界三大記念艦の戦艦三笠への乗船や、夜には、レーザーマッピングに海上打ち上げ花火もあり盛りだくさんの内容です。急に冷え込み朝から小雨模様で心配されましたが、昼頃から雨も上がり、家族揃って来場された方々も多く大盛況の賑わいとなりました。 私達は、本イベントに深く関わり協賛されている地元企業の(株)建新様からのお声掛けにより「ポット苗づくり」体験コーナー(無料)を設営させて頂きました。また、逗子の福祉施設「湘南の凪」さんと連携して、パン・菓子類の販売も実施。建新様には、進和学園が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトをご支援頂いていますが、
そのご縁から、本イベントへの参加が叶いましたこと、心より感謝申し上げます。
ドングリや木の実から苗木を育てて植樹を行う取り組みは、17年目、これまでに出荷した苗木は35万本を超えています。横須賀市の湘南国際村めぐりの森では、福祉施設の森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」として、植樹・育樹活動を継続しています。この日は、第25回湘南国際村植樹&育樹祭とも重なったため、私達は二手に分かれて参加、午前中の植樹祭を終えてから三笠公園に赴くスタッフも!何れのイベントも素晴らしく、障害のある方達の社会参加にも繋がる貴重な機会となりました。
「ポット苗づくり」では、タブノキ、アカガシ、マンリョウの3種類の幼苗(1年生苗木)をお好みに応じてポットに移し替える作業を体験頂きました。子供達に大人の方も次々にご来場!自ら作ったポット苗は、殆どの皆様がご自宅で育てるためにお持ち帰り下さいました。苗木や資材に要する費用は、建新様からの「いのちの森づくり」へのご協賛により賄われます。子供達の情操教育及び障害者の工賃確保にも貢献出来る、意義深く有難い催事でした。
第25回湘南国際村めぐりの森植樹&育樹祭が、2023年11月12日(日)に開催され、約170名が参加しました。急に冷え込み小雨模様のあいにくの天候でしたが、作業の途中から雨も上がり予定のプログラムを実施することが出来ました。今回は、誤って強剪定されてしまったA地区の遊歩道沿いの植樹地に、改めて中低木を中心に15種類1,000本を植樹しました。植樹地が狭いことから、植樹は先着順予約を頂いた130名の皆様にお願いし、それ以外の方々には、最近、植樹したC特区及びD地区において、苗木の生長を促す育樹(除草・マルチング)作業を行って頂きました。
同地では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地に2009年より植樹を行い自然の森を取り戻す地道な活動を続けています。地球温暖化や異常気象対策として、カーボンオフセット(CO2吸収)及び防災面においても、森林再生の意義は大きいと言えます。
故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が指導された「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」による混植・密植方式を採用、有難いことに、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先利用頂いています。在庫がない樹種については、今回も、エスペックミック(株)様のご協力を得て、合計821本の苗木を提供させて頂きました。本植樹&育樹祭にご参加頂いた皆様、並びにご支援下さった方々に厚く御礼申し上げます。
協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) | |
三機工業株式会社 | 苗木300本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
本田技研工業株式会社 | 苗木160本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
株式会社ホンダロジスティクス | 苗木120本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
株式会社建新 | 苗木104本の提供についてご協賛。 |
株式会社サン・ライフ | 苗木97本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
楽天市場店「湘南とまと工房」 | 苗木40本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
(注)苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いたヤブニッケイの苗木60本が含まれています。重ねて感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
【関連資料】
第25回湘南国際村めぐりの森植樹祭 案内チラシ(PDF)
進和学園「いのちの森づくり」プロジェクト 進和学園「いのちの森づくり友の会」基金
私達が運営する楽天市場店「湘南とまと工房」では、トマトジュースご購入者様50名について苗木1本分の代金を進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へ寄付させて頂いています。2023年度上期の実績に基づき、本植樹祭で40本の植樹を実施しました。この「トマトジュースで森づくり」の取り組みは、今回で2回目、累計59本の苗木を植えることが出来ました。
植樹祭を2日後に控えた11月10日(金)、植樹祭の準備を行ないました。一般社団法人Silvaさんの指導に基づき、東急建設(株)、(株)パーク・コーポレーションの社員の皆様に、「どんぐりブラザーズ」の湘南の凪、横須賀ヘーメット、けいあい工房、進和学園の4法人に研進も合わせ60名近くが参加。小雨が降る中での作業となりましたが、植樹祭の準備作業としては、これまでで一番賑やかだったのではないでしょうか?
マルチング材の稲わらをバケツリレーで運んだり、樹種ごとにチームを割り振り、混植・密植方式(宮脇メソッド)に必要な苗木の仕分け作業等を、皆で力を合わせて行いました。
Honda(本田技研工業株式会社)様の公式サイトにおいて、「創立75周年、地域への感謝を込めて Honda Beach Clean with スポGOMI 神奈川県由比ガ浜海水浴場開催レポートを公開、全6カ所開催実施を更新【NEW】」(2023.10.30)という記事が掲載されました。
Honda(社会貢献推進室)様が主催される「ビーチクリーン活動」において、創立75周年の特別企画「スポGOMI」の一環として、2023年9月30日(土)、鎌倉の由比ヶ浜で開催されたイベントには、研進・進和学園メンバーも参加させて頂きました。
ゴミ収集競技に加え、Honda野球部、陸上競技部の皆さんとご一緒にスポーツ交流も行い、「皆で健康で楽しく社会貢献しよう!」というスローガンに相応しいプログラムでした。参加賞は、進和学園にご発注頂いた手作りクッキーをご利用頂いたことも大きな喜びです!
サイトの記事には、研進及び進和学園のことも触れて頂いています。また、「参加者の声」として、研進及び進和学園メンバーへのインタビューが写真入りで紹介されました。Honda様の75周年記念の特別企画に際し、公式サイトに掲載頂いたことは誠に光栄なことと感謝申し上げます。
Honda様からご発注頂いている部品組立の仕事は、明年、50年目を迎えます。半世紀に渡り、「ものづくり」を通じた福祉的就労の拡充をご支援下さっているHonda様の取り組みは、「人間尊重」という企業理念を象徴するものであり、企業の社会的責任(CSR)やSDGs(持続可能な開発目標)にも合致するものと深く敬意を表する次第です。皆様のご支援ご期待にお応え出来るよう、これからも、一同で力を合わせてチャレンジして参ります。
【研進HP新着情報】「Hondaビーチクリーン活動」に参加!(2023.9.30)
【参考】ホンダ車部品事業 アーカイブ(Honda様のご支援に感謝!)
◆ウラジロガシのドングリが届きました!
今年の夏は猛暑で、野菜や果物の収穫が遅れたり不作というニュースが報じられています。秋は、ドングリ採集の季節でもあり、私達が取り組む「いのちの森づくり」の仕込みの時期。シラカシ、アラカシ、スダジイの母樹は、平塚市にも多くありますが、アカガシやウラジロガシは少なく、ドングリを確保するのに苦労します。
進和学園をご支援下さっているKさん(川崎市)から、今年も箱根町で収集したウラジロガシのドングリが丁寧に梱包されて届きました。どうも有難うございます! 皆で、立派な苗に育てて3~4年後には植樹したいと思います。
◆小田原支援センター「秋の作品展」を見学
ホンダ車部品事業や「いのちの森づくり」及び「おやつで社会貢献」等で永年に渡り連携している社会福祉法人小田原支援センターさんの「秋の作品展」が、ダイナシティー ウエスト(小田原市)において4年振りで開催されました。3日間の会期の初日に見学させて頂きましたが、陶芸、クラフト、布製品、七宝焼き、絵手紙・・・とバラエティーに富んだ独創性豊かな作品や自主製品に目を奪われます。
同施設で作業に励む皆さんはじめ、理事長の望月衛様や職員の方々とも親しく歓談。コロナ禍の苦労話や、今後に向けての抱負などを語り合いました。
◆「あすなろの会みとおし」さんを訪問!(いのちの森づくり)
「いのちの森づくり」における「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)に属し、苗木の栽培を請け負って下さっている社会福祉法人あすなろの会みとおしさん(山梨県都留市)を久し振りで訪問。お互いの近況報告と今後の取り組みについて意見交換を行いました。
標高が比較的高く冬季は積雪もある同施設には、落葉樹の栽培を委託しています。日頃の手入れが行き届き、苗木は立派に生長しています。樹高30cmを超えた苗木3種類(クヌギ、コナラ、ガマズミ)321本を引き取らせて頂きました。近く実施の植樹イベントに活用させて頂きます。
◆「ともしびショップ/湘南リトルリー」外テラスの保全
進和学園が運営する「ともしびショップ/湘南リトルツリー」の外テラスの保全作業を行いました。ウッドデッキに木製テーブルを置いてから4ヶ月近くが経過、猛暑の中で強い日差しを受けて、表面の塗装が一部剥げて来ました。水溶性の塗料であれば、素人の私達でも扱い易く、定休日の月曜日を利用して塗装等のメンテナンスを実施しました。
お客様に少しでも快適にお過ごし頂けるよう、これからも臨機に対応して参ります。
◆「湘南リトルツリー」で慰労会!-どんぐりグループ-
2023年10月21日(土)、「しんわルネッサンス」の「どんぐりグループ」は、秦野市で開催された「宮脇メソッド植樹祭」に参加!その帰路、「湘南リトルツリー」に立ち寄り慰労会を行いました。ホットケーキやホットドッグを賞味しながら、労をねぎらいました。皆さん、お疲れさまでした!秋は、植樹シーズン真っ盛り、また、頑張りましょう!
◆「さわやか文化スポーツ大会」4年振りに開催!
進和学園の秋の恒例行事「さわやか文化スポーツ大会」は、コロナ禍の落ち着きに伴い、4年振りに開催されました。2023年10月14日(土)、平塚市の「馬入ふれあい公園」にある「ひらつかサン・ライフアリーナ」に、進和学園の利用者とご家族、職員、関係者が集いました。開会式に続いて、ラジオ体操、誰でも参加可能な「玉転がし」に「パン捕り競争」が行なわれ、その後、種々のスポーツ種目に分かれて爽やかな汗を流しました。
久し振りに開催された進和学園全体のイベント。茶道部による人気の茶席も設けられ、多くの方々が行き交い笑顔が弾けました。ご無沙汰していた皆さまにお目にかかり、親しく歓談・交流する貴重な機会となりました。
2023年10月28日(土)、NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)及び社会福祉法人進和学園との共催により、「湘南平高麗山公園 土中環境改善・植樹体験講座」が開催されました。平塚市の観光スポット湘南平高麗山公園は、「かながわの景勝50選」に指定されると共に、臨海性常緑広葉樹林(タブノキ、スダジイ等)により、「21世紀に残したい日本の自然100選」にも選ばれています。
私達が推進する「いのちの森づくり」においても、湘南平の一画に植樹した実績があります。今回は、宮脇メソッド(混植・密植方式)を活かしつつ、土中環境改善に配慮した手法を導入して人と自然が触れ合う公園に相応しい植樹を企画、平塚市(みどり公園水辺課)のご理解ご協力も得て実現しました。土中環境の第一人者である高田宏臣様(NPO法人地球守代表理事)を講師にお招きして、ワークショップ形式の講座に、40名以上の皆様が参加下さいました。
公園の南側斜面において、地形や水脈を考慮して「しがらみマウンド」を点在して造成。小枝を編むように絡ませて「しがら(柵)」を設け、周囲の土を盛って落葉と燻炭を重ねて地盤を整えます。水を浄化する菌糸や有機物を創り出す微生物を増やし、植物の生長を促す土中環境に導きます。コストを掛けず、その場にある材料を最大限活かす「地盤づくり」のノウハウを学びました。公園の性格から、冬は陽光が差し込むように、高木はヤマザクラやイロハモミジの落葉樹を選び、低木は常緑・落葉樹を混植・密植。この日は、5ヶ所(午前中のデモ研修における1ヶ所を含めると6ヶ所)のマウンドに、合計58本を植樹しました。
爽やかな秋晴れにも恵まれ、高田様の丁寧かつエネルギッシュなご指導により、充実した植樹体験講座となりました。苗木・資材及びイベントに要する費用については、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金からも充当させて頂きました。ご支援者並びにご参加頂いた皆様に心より感謝申し上げます。
案内チラシ:「湘南平高麗山公園 土中環境改善・植樹体験講座」
植樹体験講座を終えて、16時半~18時まで希望者による懇親会を、進和学園が運営するホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」で開催しました。
ドングリの焼印が可愛い老舗のレシピを継いだホットケーキや進和学園(サンメッセしんわ)の製パンを活かした「やまと豚ホットドッグ」等をご賞味頂きながら、講師の高田様を囲んで「森づくり」談議に花を咲かせました。
2023年10月21日(土)、神奈川県秦野市平沢向山において、「宮脇メソッド植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-」が開催されました。「いのちの森づくり2020↗プラス3未来へ」及び出雲大社相模分祠が主催し、「本物の森」づくりを唱えた故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)の遺志を受け継ぎ、宮脇メソッドと呼ばれる潜在自然植生に基づく植樹(混植・密植)を行うものです。2021年秋の「宮脇昭追悼植樹祭」の植樹地に隣接する場所に、約80名が参加して自然種の苗木22種類/500本を植樹しました。
開会式では、主催者を代表して出雲大社相模分祠長の草山清和様が挨拶され、植樹祭の趣旨と意義を説明されました。植樹を指導されている中村幸人先生(東京農大名誉教授)は、「太陽エネルギーを利用してCO2を吸収し酸素を提供する森が破壊されている。そのため、行き場を失ったエネルギーが地球上をさまよい、異常気象や自然災害をもたらしている」ことを指摘。水源涵養や空気浄化機能も果たし、川や海に連なり豊かな生命を育む「森」の役割を再認識する必要性を強調されました。
宮脇メソッドによる植樹を理解すべく、土留めづくりから苗木の仕分け、マルチング材(稲わら)敷き詰めに至るまで、一連の作業プロセスがプログラムに組まれています。2班に分かれて「宮脇メソッド」による植樹を体験、参加者の交流も図りながら、爽やかな秋晴れの下での植樹祭を楽しみました。
今回も、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用頂きました。在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。ご支援頂いた企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。
協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) | |
本田技研工業株式会社 | 苗木120本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
株式会社 建新 | 苗木100本の提供についてご協賛。 |
株式会社 サン・ライフ | 苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
株式会社 ホンダロジスティクス | 苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
くまざわ株式会社 | 苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
ミドリ安全株式会社 | 苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
その他 | 苗木30本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。
また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いたヤブニッケイ25本が含まれています。重ねて感謝申し上げます。
植樹祭案内チラシ :宮脇メソッド植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-
2023年10月16日(月)から20日(金)、東京の霞が関ビルのロビー階において、「ハッピースマイルフェスタ」(主催:Group Happy Smile)が開催されました。福祉施設の自主製品を多くの方々に喜んで購入して頂ける場として、三井不動産グループが関係する商業施設やビルにおいて、継続的に実施しているイベントです。
コロナ禍の落ち着きに伴い、本年1月、3月、6月、9月は、コレド日本橋で開催されました。今回は、有名な霞ヶ関ビルでの開催となりましたが、私達は、「委託販売」の形で参加させて頂き、進和学園(サンメッセしんわ)の人気商品である次の2種類のパンを出品しました。
・湘南みかんぱん:「第4回全国逸品セレクション」準グランプリ受賞
・湘南ブルーベリーぱん:「パンのフェスアワード2020」ブロンズ賞
昼休み前後や退社時の夕刻を中心に、大勢のお客様にお立ち寄り頂き、お陰様で売上げも伸ばすことが出来ました。午前中の納品分が完売し、慌てて午後にもお届けする日もありました。製パンに従事するメンバーは勿論、弊社及び進和学園一同にとっても励みとなる嬉しいイベントです。他の福祉施設の皆様との交流も有難く、新たな出会いや連携にも繋がっています。
Group Happy Smileの松本邦夫様はじめ、事務局の皆様には、今回も、大変親身にご支援を頂きました。心より感謝申し上げます。
神奈川県立秦野曽屋高校は、地域の社会福祉に携わる人材育成や福祉活動を通して豊かな心を育むこと等を目指して、福祉・ボランティア教育に注力されています。2023年10月13日午後、3年生対象の選択授業「社会福祉基礎」の一環として、生徒の皆さん6名に村内麻里奈先生がアテンドされ、福祉工場「しんわルネッサンス」を見学されました。
同校と進和学園との交流は、2010年、学園の「どんぐりグループ」が栽培した苗木を校庭に植樹する「学校の森づくり」に遡ります。校庭植栽のメンテナンス作業(除草・剪定・補植)を、生徒の皆さんと進和学園メンバーが協力して行ったり、文化祭(秋輝祭)には福祉ブースを設営させて頂き、「いのちの森づくり」の展示や自主製品(パン・菓子類)の販売をサポート頂いたり・・・、お互いに触れ合い・学ぶ貴重な機会となっています。コロナ禍の落ち着きに伴い、暫く途絶えていた交流が、最近、漸く復活していることを嬉しく思います。
今回、生徒の皆さんには、障害のある方々が自立に向け自動車部品の組立や農産品加工に励んでいる福祉的就労の現場をご覧頂きました。福祉工場が、企業・専門家・地域の皆様をはじめ多くの方々のご支援を得て成り立っていること、障害特性を活かして「出来ること」に着目して役割を分担していること等をご説明申し上げました。
障害というハンデを乗り越え、「働く喜び」「役立つ喜び」を追求している取り組みから、何かを感じ取って頂ければ幸いです。皆さんが豊かな情操と知見を育み、人間的成長を遂げられることを期待しています。
当日の模様を地元情報紙「タウンニュース平塚版」(2023.10.19)が報じています。(下記記事参照)
【参考】
・「秦野曽屋高校『秋輝祭』4年振りに参加 ~ 福祉と教育の連携 ~」(2023.9.9)
・「秦野曽屋高校・総合的な探求の時間~障がい者福祉~」(2023.6.8)
・タウンニュース秦野版「曽屋高生が福祉工場見学」(2015.7.16)
進和学園では、有限会社クーヤデザインの代表:伊藤卓哉様のご指導の下に、自動車の中古エアバッグをお洒落な『バッグ』に仕立て直す取り組みに参加させて頂いています。同社のファッションブランド「yoccatta TOKYO」は、安全を陰ながら支えて廃棄されてしまう運命のエアバッグを活かして、新たなファッションを表現するというセカンドストーリーを指向されています。
Hondaグループの商社である(株)ホンダトレーディング様のご紹介により、クーヤデザイン様からの作業の請け負いが実現しました。進和学園が手掛けるのは、「サンメッセしんわ」のクリーニング部門が、中古エアバッグの洗浄を行い、その後に「しんわルネッサンス」にて生地の裁断を担っています。私共にとって事業の多角化にも繋がる有難い仕事であり、資源の有効活用は勿論、障害のある方の就労支援という観点からも意義深く、正にエシカルな取り組みと言えます。
この度、テレビ東京の下記番組において、「yoccatta TOKYO」の取り組みが取り上げられました。伊藤卓哉様へのインタビューを中心に、「しんわルネッサンス」における裁断作業の様子も紹介されました。
【テレビ東京】
・番組:「a・un(あうん)エシカル百科店」
・放映:2023年10月15日(日) 17:15~(約5分間)
・タイトル:廃棄されるエアバッグでバッグができる?
~ 新たな使命を受けたエシカルなバッグの旅 ~
2023年10月15日(日)、「高尾小仏植樹祭2023」(都立高尾陣場自然公園内)が開催されました。当日は、低気圧の影響により午前中が雨天予報であったため、午後からの開催に変更されました。植樹地が急斜面で滑り易いため、参加者の安全を考慮したものです。午後も足元の悪い状態が見込まれるため、「決して無理されないように・・」との案内が2日前に発せられました。参加者の減少が予想されましたが、「雨のち晴れ」の予報を受け、貴重な日曜日の午後ですが、212名もの皆様がご参加下さいました!開会式の13時には雨も上がり、植樹に移ると明るい日差しと青空が現れました。高尾の山々は、美しいコントラストを描き、私達に元気を与えてくれました。
この植樹活動は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による盛土場に、宮脇 昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生する取り組みです。自然環境保全に加えて、観光資源や防災面も考慮して計画されました。NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、2017年から継続して来たプロジェクトですが、今回で盛り土場の最上部に達し最終回となります。
常緑樹と落葉樹を各10種類、合計20種類の苗木を、2,321本植えることが出来ました。今回を含め7回の植樹祭を行い、6,955㎡の盛り土場に、合計22,000本以上の植樹を実施。先に植えた箇所は、既に樹高5m以上に達し、素晴らしい森に生長しています。
今回も、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用下さると共に、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。「森づくり」を通じて、障害のある方達の就労支援にも繋がる付加価値の高い植樹活動です。ご支援頂いている企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。
協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) | |
NPO法人国際ふるさとの森づくり協会 (イオン環境財団他) |
苗木1,624本をご購入の上ご提供。 |
PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル 生命保険株式会社) |
苗木444本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
本田技研工業株式会社 | 苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
株式会社ホンダロジスティクス | 苗木80本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
ミドリ安全株式会社 | 苗木73本を 進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。
また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が3種類(ウラジロガシ、シロダモ、ヤブニッケイ)168本含まれています。重ねて感謝申し上げます。
今回の植樹祭では、開会式と植樹終了後に「ミニコンサート」が開催されました。いまむら瞭さん作詞・作曲の「森へ(Mori e)」をはじめ、今村夏海さんのアルパの伴奏に乗せて、溝端育和さんの伸びやかで透明感に満ちた素晴らしい歌声が自然と溶け合い深い感銘を受けました。「森づくり」への願いや想いを込めた「森へ(Mori e)」は、YouTubeにて配信されていますので、皆様も、是非、ご視聴下さい。
YouTube:「森へ」(日本語版) YouTube:「Mori e(to the forest)」(英語版)
*案内チラシ ⇒ 「高尾小仏植樹祭2023」(PDF)
*動画配信 ⇒ 「レナフォ・動画集」(YouTube)
植樹祭を2日後に控えた10月13日(金)、進和学園&研進メンバーは準備作業に参加しました。低気圧の接近が報じられていましたが、この日は晴天に恵まれ、ボランティア及びレナフォ事務局の皆様とも協力し、和気藹々と作業に励みました。
宮脇メソッド(混植・密植)に欠かせない苗木の割り振りや、植樹地におけるマルチング材(稲わら)を押さえる竹串の打込みを中心に、進和学園メンバーも大いに活躍しました。
2023年10月11日(水)、東京都立長沼公園(八王子市)の一画にて植樹イベントが行われました。一般社団法人コモンフォレストジャパン様が主催される植樹で、ご縁あって進和学園「いのちの森づくり友の会」より苗木20種類175本を提供させて頂きました。
コモンフォレストの理事で、高尾山をはじめ生物多様性の保全に尽力されている環境活動家の坂田昌子様が指導され、約35名が参加、研進スタッフもご一緒させて頂きました。 植樹用の「しがらみマウンド」を創るために、写真のように杭を打ち、枝を組んで、隙間に落葉をぎっしりと詰める作業を行います。数十年後の木の樹形をイメージしながら、陽樹と陰樹、高中低木の性質や相性を考慮、根の張り方も想定して植樹します。私達がこれまで実践して来た「混植・密植方式」を活かしつつ、土壌環境や生物多様性、人との共生をも想定した植樹は、新たな知見をもたらしてくれるものでした。
午前中から18時頃まで作業を行い、175本の約半数の苗木の植樹を終えました。残りは、後日、同様のイベントを組み植樹する予定です。「しがらみマウンド」の造成に手を掛ける今回の植樹、私達にとっても大変良い勉強となりました。
協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) | |
株式会社サン・ライフ | 苗木120本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
ホットケーキパーラーFru-Full | 苗木55本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
2023年9月14日、Present Treeや「URBAN SEED BANK・里山BONSAI」を手掛けておられる株式会社環境ビジネスエージェンシーのスタッフ4名様が来訪され、「いのちの森づくり」に関連して打合せを行いました。その際に、進和学園&研進の取り組みを取材頂きましたが、同社のWEBサイトに次の紹介記事が掲載されましたのでご覧下さい。
私共の活動にご注目下さり、「いのちの森づくり」のみならず、ホンダ車部品組立、農産品加工、ブルーベリー農園、ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」等も取り上げて下さいました。温かい眼差しから過分なご評価を頂いており大変恐縮に存じます。皆様のご支援ご期待にお応えできるように、これからも「いのちの森づくり」をはじめ様々な取り組みを通じて、福祉的就労の拡充に微力を尽くして参りたいと思います。
宮城県石巻市北上町における「平地の杜づくり」プロジェクトは、東日本大震災で津波の被害を受け、今は暮らすことが出来なくなった集落の跡地を、人々がまたそこに身を置きたくなる、訪ねたくなる、気持ちの良い美しい場所へと蘇らせる挑戦です。かつて集落であったその場所は、大地が本来有す貯水力や浄化力を失い、乾いて痩せた土地となり、生き物にとっても良い環境ではありません。そのような大地を再び自然豊かで、人々と多様な生物が共に生きる場所に戻そうという取り組みです。
一般社団法人ウィーアーワン北上様は、2017年に設立され、本プロジェクトを2021年に立ち上げました。人々が去り取り残された被災集落を再生するという取り組みは高く評価され、本年2月、国土交通大臣賞も受賞されています。
ご縁あって、研進・進和学園は、2022年秋の「施工会」から参加、私達が手掛けた植樹用の苗木を寄贈させて頂きました。
2023年9月30日(土)・10月1日(日)、今年の「施工会」が開催されました。今回も「土中環境改善」の第一人者である高田宏臣氏(NPO法人地球守代表理事)が講師を務められました。今年のテーマは、「水場の再生」を掲げ、水脈に沿った石積み施工を実施。研進スタッフも参加させて頂きましたが、本格的な土木技術を目前に感銘を受けながら、大地再生に向けたノウハウを学ぶ機会となりました。
昨年に続いて、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金(下記参照)を活用して、その土地に適合する樹種の苗木450本を寄贈させて頂きました。進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)が栽培した苗木に加え、エスペックミック(株)様のご協力を得て苗木を揃え、参加下さった皆様のお力を借りて植えることが出来ました。
協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) | |
株式会社サン・ライフ | 苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
本田技研工業株式会社 | 苗木150本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
株式会社ホンダロジスティクス | 苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
【参考】
*「平地の杜づくり」プロジェクト・フォト・ギャラリー
*「平地の杜づくり」2022年秋の施工会参加(2022.10.2)
* 「平地の杜づくり」プロジェクト ブック(石巻市北上町)
2023年9月30日(土)、進和学園&研進、及び連携福祉施設の小田原支援センターのメンバー29名は、鎌倉の由比ガ浜海水浴場に集合!Honda(社会貢献推進室)様が主催される「ビーチクリーン活動」に参加しました。
2006年に始まった「Hondaビーチクリーン活動」は、「技術で世の中に役に立ちたい」「素足で歩ける砂浜を次世代へ」との想いから実施され、今では、全国で年間7,000人以上が参加するまでに発展、地域に根差した取り組みとなっています。同社の75周年の特別企画として「スポGOMI」とコラボし、従業員とご家族と一緒にスポーツ感覚で楽しみながら、社会貢献にも繋がる企画となっています。
収集するゴミは、燃える・燃えない・ビン&缶・ペットボトル・マイクロプラスチック等に分別、検量して得点に換算され順位を競います。海岸特別ルールとして、問題化しているマイクロプラスチックは、一番高いポイントが与えられます。進和学園メンバ-が属するチームが、第2位を獲得し表彰され盛り上がりました。
ゴミ収集競技終了後は、Honda野球部、陸上競技部の皆さんとご一緒にスポーツ交流(ビーチフラッグ、ストラックアウト等)やビーチヨガを楽しみました。「皆で健康で楽しく社会貢献しよう!」というスローガンに相応しいプログラムでした。閉会式では、有難いことに研進・進和学園をご紹介頂きました。この日の参加賞は、Honda様から進和学園にご発注頂いた手作りクッキーです!
Honda様と研進・進和学園とのお付き合いは、部品組立の受注を通じて49年目。本業以外にも様々な局面で交流を深めて頂いており、心より感謝申し上げます。明年、50周年を迎えますが、皆様のご期待に沿えるよう、一同、力を合わせチャレンジして参ります。
協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) | |
株式会社サン・ライフ | 苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
本田技研工業株式会社 | 苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
高尾小仏における植樹は、10月15日(日)に予定されている7回目の植樹祭をもって盛土場の最上部に達し節目を迎えます。(育樹作業は、継続されます)多くの皆様のご支援により、豊かな森が育まれていることに心より感謝申し上げます。
(注)補植した苗木の内、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂
き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が、シラカシとアカガシの2種類合計20本が含まれて
います。重ねて御礼申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
【参考】
高尾小仏植樹活動(2017~/トンネルの工事残土・盛土場の森林再生)
◆(株)山田みつばち農園様ご来訪~「ポット苗づくり」ご視察~
山田養蜂場グループの(株)山田みつばち農園(岡山県鏡野町)の社員2名様が、藤原一繪先生(横浜国大名誉教授)のご案内で進和学園「どんぐりハウス」へ来訪されました。山田養蜂場様は、予てより宮脇昭先生が提唱された潜在自然植生に基づく「森づくり」を推進されていますが、自社における植樹用ポット苗の栽培を計画されています。
同社が運営される農園では、ハチミツに関する体験イベントは勿論、色々な動物と触れ合い、イチゴ狩り等も楽しむことが出来ます。自然環境に恵まれた学びの場を提供してくれます。近々、「ポット苗づくり」体験も可能となるのではないでしょうか?!
私共の「いのちの森づくり」プロジェクトを熱心にご視察下さいましたが、ご遠方よりお越し頂いたことは誠に光栄なことであり、少しでもご参考となれば幸いです。
◆「湘南リトルツリー」だより・・
ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」は、コロナ禍が落ち着いて来た一方で、この夏は、猛暑続きで湘南平に訪れるお客様は少なく苦戦を強いられています。それでも、今後の挽回を期して環境整備に努めています。
木材の温もりを感ずるインテリアに合わせて、メニューを木製ボードに綴じたり、ヤマザクラの枝をメニュー立てに利用したり・・。9月中旬になり、漸く風も心地良く感ずるようになりました。外テラスやウッドデッキの出番が増えそうで楽しみです!
◆「ハッピースマイルフェスタ in コレド日本橋」
2023年9月11日(月)から15日(金)、「ハッピースマイルフェスタ in コレド日本橋」(主催:Group Happy Smile)が開催されました。福祉施設の自主製品を多くの方々に喜んで購入して頂ける場として、継続的に実施しているイベントです。3月と6月に続いて、私達は「委託販売」の形で参加させて頂きました。
東京日本橋の有名な商業施設において、進和学園(サンメッセしんわ)の人気商品である次の2種類のパンを出品しました。
・湘南みかんぱん:「第4回全国逸品セレクション」準グランプリ受賞
・湘南ブルーベリーぱん:「パンのフェスアワード2020」ブロンズ賞
事務局の皆様には、今回も親身にご支援を頂き、また、多くのお客様にお買い求め頂きました。心より感謝申し上げます。
【関連記事】 「ハッピースマイルフェスタ in コレド日本橋」に参加!(2023.1.20)
◆環境ビジネスエージェンシー様ご来訪
2023年9月14日、Present Treeや「URBAN SEED BANK・里山BONSAI」を手掛けておられる株式会社環境ビジネスエージェンシーの皆様4名が来訪されました。
同社提供の「里山BONSAI」に、進和学園栽培の幼苗を利用し、苗木や資材のセット及び梱包発送作業を障害のある方達の仕事としてご発注頂くことについて打ち合わせました。来春の発送に向けて、苗木の準備等を計画的に進めて行くこととしました。 環境ビジネスエージェンシー様とは、「いのちの森づくり」プロジェクトに関連して、種々の案件で連携していますが、日頃のご支援に心より感謝申し上げます。
◆MILES Honda Cafe(ウェルカムプラザ青山)にて!
ホンダ開発(株)様が運営されるMILES Honda Cafe(青山本社1階:Hondaウェルカムプラザ青山)では、進和学園の自主製品(湘南トマト&みかんジュース、ブラウニー、パウンドケーキ、車型クッキー等)も販売頂いています。展示されたホンダ車に囲まれたお洒落な喫茶コーナーは、ホンダ・ファンのみならず、ビジネスマン、家族連れ、外国からのお客様・・と多くの皆様が利用されています。
東京都豊島区では、2009年度から緑化活動を推進する「グリーンとしま」再生プロジェクトを実施し15年目を迎えています。緑豊かな環境都市を目指して、土地本来の森を再生する「いのちの森」の植樹を進めると共に、区民の皆さんに広葉樹の苗木及び壁面緑化にも有効な「つる植物」の配布を行っています。 2023年9月24日(日)、豊島区役所本庁舎において、事前申し込みをされた区民の皆さんに「つる植物」と「苗木」が配布されました。今回も、有難いことに進和学園で栽培した苗木を含めて優先発注を頂きました。自然種の広葉樹10種類587本の苗木(注)をお渡しすることが出来ました。私達が手掛けた苗木が、地域の緑化や環境保全に活かされることは大きな喜びです。
(注)配布した10種類の苗木:アオキ、アセビ、イロハモミジ、サツキ、
ジンチョウゲ、センリョウ、ツツジ、マンリョウ、ムラサキシキブ、
ヤマボウシ
豊島区より優先発注頂いた苗木の累計本数は、24,810本となりました。豊島区が一連の緑化プロジェクトにおいて、障害のある方々が手掛けた苗木を継続して優先発注下さっていることに、深く敬意を表すると共に重ねて御礼申し上げる次第です。
【関連資料・記事】
・豊島区WEBサイト「つる植物・いのちの森苗木配布」募集要項(2023.8.21)
・豊島区 「いのちの森苗木」配布 ~ 官公需の優先発注に感謝!~(2023.6.4)
・豊島区「としまグリーンウェイブ2023」(2023.5.8)
「ブルーベリーガーデンしんわ」では、約280本のブルーベリーを無農薬・無化学肥料で栽培しています。美味しいブルーベリーは、お客様からも好評を博しています。進和学園の農産品加工「湘南とまと工房」では、湘南産のトマト、ミカンに加えて、この自家製のブルーベリーからジュースやジャムも製造し販売しています。
今年の夏は猛暑続きで熱中症アラートの発令も相次ぎ、摘み取り作業は大変でした。私達だけでは対応困難なため、今年も「ブルーベリーサポーターズ」と称する近隣の連携福祉施設のご協力を得て収穫、各施設間で工賃を分担しました。ささやかですが、夏の副収入となれば幸いです。
今季は、実の色付きが早く、収穫の進捗も前倒しとなりました。8月前半までは、昨年を上回るペースで新記録も期待されましたが、8月中旬過ぎには完熟して実が割れてしまうようになり数量は低下、昨年の990kgには及ばず、合計962kg(過去2番目)を収穫しました。
コロナ禍が落ち着いて来た一方で、熱中症対策には十分注意して、無理のない範囲で各人のペースに合わせて作業に励みました。
皆さんの健闘を称え感謝の気持ちを込めて、今年も「慰労会」を開催!ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」にお招きし、「ブルーベリージュース、ホットケーキ、ブルーベリーパンナコッタ」によるアフタヌーン・ティー・タイムを企画しました。9月中を目途に、各施設ごとに来店頂いて実施しています。皆さん!来年も宜しくお願い致します!
【ブルーベリーサポーターズ】
① NPO法人みんなの家ココ みんなの家ミミ
② NPO法人神奈川県障害者自立生活支援センター キルクももはま
③ NPO法人フレッシュ ベルカンパニー
④ 社会福祉法人おおいそ福祉会 かたつむりの家
⑤ 一般社団法人SOWETみんなの広場
⑥ 社会福祉法人進和学園 しんわやえくぼ
⑦ 社会福祉法人進和学園 しんわルネッサンス
【参考】
福祉施設間の連携チームとして、研進では次の取り組みも仲介させて頂いています。
■どんぐりブラザーズ:進和学園が推進する「いのちの森づくり」において、福祉施設による
「森づくりチーム」を編成して取り組んでいます。
■おやつシスターズ:ホンダ開発(株)様のご協力を得て、Honda青山本社の食堂売店及び
MILES Honda Cafeにおいて、福祉施設による菓子類を販売させて頂いています。
女子野球チーム「GOOD JOB」の岡田桃香選手が、ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」へご来店下さった際の模様が、YouTubeで紹介されています。ショート動画で2本が配信されていますので、是非、ご視聴下さい。
【岡田桃香選手(女子野球)ご来店・ショート動画2本】
①YouTube「湘南平にある絶品ホットケーキのお店」
②YouTube「ワンちゃんと一緒に食事が楽しめる」
岡田桃香選手が、東京のホットケーキパーラー「Fru-Full」梅ヶ丘店に来店された際の模様が、YouTubeにて動画配信されています。
YouTube 動画配信:「激うまホットケーキで癒されよう」(グッジョブTV)
ショート版: 「激うま昔ながらのカリフワホットケーキが美味しすぎる」
私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトに対し、毎年、継続的なご寄付を通じてご支援を頂いているHonda(本田技研工業(株))人事部様、及び(株)ホンダロジスティクス様に、御礼方々、活動報告をさせて頂きました。貴重な情報・意見交換の場を設けて頂きましたことは誠に光栄なことであり、心より感謝申し上げます。
■Honda(本田技研工業(株))人事部様を訪問 2023年9月11日
Honda人事部様とは、障害者雇用促進法に定める特例調整金(福祉施設への仕事の発注に対する国からの報奨)の関係から、2008年より交流が始まりました。当該調整金は、本邦自動車メーカーでは、唯一、Honda様のみに適用されています。また、2015年に創設された優先発注企業等厚生労働大臣表彰においても、Honda様は、表彰対象の10社中、断トツの実績で高く評価され表彰されています。
「いのちの森づくり」に対するご支援は、人事部様を窓口として2010年度に始まり、ご寄付の累計は1,200万円に及びます。また、埼玉製作所の寄居・小川工場の構内には、進和学園で栽培した苗木を多数ご利用の上、植樹頂いています。
人事部様は、障害者雇用について所管されており、「いのちの森づくり」に止まらず、私達が取り組む事業の多角化についても現状と課題を報告申し上げました。障害者の法定雇用率の動向、「みなし雇用制度」導入への期待等にも話題が広がりました。執行職人事統括部長の安田啓一様をはじめ部課長の皆様も親身に傾聴下さり、激励のお言葉を頂きました。
■(株)ホンダロジスティクス様を訪問 2023年9月13日
Hondaグループの物流中核会社である(株)ホンダロジスティクス様には、私達が組み立てた自動車部品のHonda様への輸送及び納入代行をお願いし、日頃より、迅速かつ的確なサービスをご提供頂いています。
2016年9月、同社の小川ロジスティクスセンターの一画に、社員の皆様と進和学園・研進メンバーが協力して地盤造りを行い、進和学園が育てた苗木を植樹しました。それを機に「いのちの森づくり友の会」にも加入下さり、毎年50万円、累計350万円をご寄付頂いています。クリスマスにおけるご慰問や進和学園自主製品のご利用についても特段のご協力を頂いています。
同社総務部様を訪問させて頂きましたが、社長の清水宏様も時間を割いて同席下さり、親しく懇談させて頂きました。
Photo Album Chart(2016.9/26,27)
【補足】
進和学園におけるホンダ車部品事業は、1974年に始まり、明年50周年の節目を迎えます。研進が仲介して、自動車部品組立の仕事を主に知的障害のある方々に提供し、「ものづくり」を通じた「働く喜び」「役立つ喜び」を分かち合っています。Honda様よりご発注頂いている仕事に支えられ、全国平均を大きく上回る工賃実績を蓄積し、充実した福祉的就労を構築して参りました。
一方、リーマンショックをはじめ、電気自動車(EV)へのシフトに向けた自動車革命と呼ばれる経済環境の変化を背景に、生産拠点の海外移転や部品の一体化、部品点数の減少に伴い、私達の仕事の領域は縮小を余儀なくされています。仕事量は、全盛期の3分の1以下に落ち込む中で、Honda様には、工賃単価アップ等のご支援も賜り対応を図っています。
海外展開によるグローバル化が難しい福祉業界にあって、私達は、作業種の多角化を成長戦略の柱に据えています。製パン・菓子製造、農産品加工、地元スーパーや団地における施設外就労、自主製品の販売促進、「通販」導入等に注力しています。2006年にスタートした「いのちの森づくり」もその一環です。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を創生するもので、ドングリや木の実から苗木を育て、各所に植樹すると共に植樹地の保全活動を、他の団体や福祉施設(どんぐりブラザーズ)と協力して取り組んでいます。これまでに出荷した苗木は、34万本を超えています。「宮脇メソッド(混植・密植方式)」は、早期に森林再生を可能とする優れた手法であるため、地球温暖化に伴う環境問題の高まりの中で、世界から注目されています。CSR(企業の社会的責任)及びSDGs(持続可能な開発目標)の観点からも、「いのちの森づくり」は、今後、益々期待されるものと思われます。
Honda様をはじめHondaグループ各社様には、事業の多角化においても親身なるご支援を頂いています。ホンダ開発(株)様には、進和学園自主製品の社内販売やMILES Honda Cafe(青山本社1階)でのご利用、社員食堂でのイベント・メニュー採用等を応援頂いています。
種々の局面でご支援を賜っているHonda様並びに関連会社様には、重ねて感謝申し上げますと共に、今後とも、皆様のご支援ご期待に沿えるよう、一同、力を合わせ尽力して参ります。
2023年9月9日(土)、進和学園&研進メンバーは、新東名高速道路の丹沢スマートICアクセス(神奈川県秦野市戸川)に向かいました。2021年12月に、道路斜面に「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」を目指して、「宮脇メソッド」(混植・密植方式)により36種類3,394本を植樹した場所です。自然の森を創り環境と防災に活かそうとする取り組みです。植樹後、間もなく2年を迎えますが、5月に続いて2回目の「育樹祭」が実施されました。
今回も、NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、いのちの森づくり2020↗(プラス1未来へ)が主催し、出雲大社相模分祠が共催、進和学園いのちの森づくり友の会も協力者として参画させて頂きました。
台風13号の影響が懸念されましたが、幸い、天候は回復、地域の方やボランティア、一般のご家族連れも含めて約50名が集いました。まずは、植樹地の雑草を刈り取り苗木の根元にマルチング材として敷く育樹作業です。前回、鹿ネットを設置したため、獣害は防止出来ましたが、一夏でこんなに繁茂するのか?と驚くほど雑草の生長は著しく、背丈よりも大きい雑草と格闘!
また、密植度が落ちた箇所に苗木100本を補植しました。進和学園が栽培した苗木を利用し、苗木代金は、下記2社様からの進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を活用させて頂きました。
協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) | |
(株)サン・ライフ | 苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
本田技研工業(株) | 苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
ご参加頂いた方々、ご支援を賜りました企業・団体の皆様に、心より感謝申し上げます。交通の要所が自然の森と共存出来るように、今後も、この取り組みを継続して参ります。
神奈川県立秦野曽屋高校は、特色ある教育活動として「福祉・ボランティア教育」に注力されています。同校と進和学園との交流は、2010年に遡ります。私達が取り組む「いのちの森づくり」の一環として、同校の校庭での緑地帯づくり・育樹活動を継続している他、生徒の皆さんによる福祉工場「しんわルネッサンス」の見学や、「総合的な探究の時間」において「障がい者福祉」を受講頂く等、障害者福祉についての理解も深めて頂いています。また、同校の文化祭「秋輝祭」にもお招き頂き、相互の交流を図っています。
2023年9月9日(土)開催の「秋輝祭」では、コロナ禍が落ち着き4年振りで進和学園メンバーがお邪魔し展示・販売ブースを設営させて頂きました。2階の多目的室を「福祉の森」と名付けて、近隣の福祉施設である鶴巻工芸、ぱれっと・はだの及び進和学園の3施設のブースに加え、東日本大震災の被災地の物販コーナーが設けられました。休憩や飲食も可能なカフェも併設することにより、大勢の皆様が来場され賑やかな交流の場となりました。福祉委員の生徒の皆さんが交代で、資材の運搬から準備、自主製品の販売を熱心にサポートしてくれました。
ご丁寧にご指導頂いた齋藤昴良先生(理科ご担当)はじめ諸先生、明るく元気にお手伝い頂いた生徒の皆さんに心より感謝申し上げます。これからも、秦野曽屋高校との交流を通じた「福祉」と「教育」のコラボを育んで参りたいと思います。
【参考】
・秦野曽屋高校「総合的な探求の時間・障がい者福祉」(2023.6.8)
・アーカイブ「秦野曽屋高校との交流」(2018.6.22)
・タウンニュース秦野版「曽屋高生が福祉工場見学」(2015.7.16)
・タウンニュース秦野版「曽屋高校と福祉施設が交流」(2010.9.11)
・タウンニュース秦野版「曽屋高校が福祉施設と植樹」(2010.5.10)
・秦野曽屋高校HP(福祉施設と植樹)
自働車ディーラーのホンダカーズ神奈川中(株)(社長:大平亮様)とホンダプリモ神奈川南(株)(ホンダカーズ神奈川南、社長:山田秀明様)は、本年2月1日付で経営統合されました。新会社名は「ホンダカーズ神奈川中」を継承し、代表取締役社長に大平様、相談役に山田様が就任されています。統合後は17拠点、店舗網は、川崎、横浜、湘南の広域エリアに及びます。
進和学園&研進では、1974年以来、Honda様よりご発注頂いているホンダ車部品組立の仕事を中心に、障害のある方々に働き甲斐に満ちた福祉的就労の場を提供して参りました。
そのご縁もあって、これまで、地元の平塚市を中心に営業されていた「ホンダカーズ神奈川南」様とは、親しく交流を図り大変お世話になっています。チャリティーバザー等の催事における自主製品(菓子類・古紙再生トイレットペーパー等)のご利用、進和後援会、「いのちの森づくり」プロジェクトに対するご寄付、更には、障害者雇用においても親身なるご支援を賜りました。心より感謝申し上げます。
2023年9月4日、新会社「ホンダカーズ神奈川中」の社長:大平亮様はじめ同社スタッフの皆様が、福祉工場「しんわルネッサンス」をご視察下さいました。作業現場を丁寧にご覧頂くと共に、情報・意見交換を行う貴重な機会となりました。
自動車業界は、脱炭素に向けたエコカーへのシフトやEV(電気自動車)化の波に晒され、自動車革命とも呼ばれています。日本では、少子高齢化に伴う自動車需要の減少が見込まれ、私達を取り巻く環境は厳しさを増しています。そのような中で、両者の連携関係を今後も維持発展させて行くことについて合意。私共にとって大変心強く、これからも、お互いのメリットに繋がる「民福連携(民間と福祉の連携)」を構築して参りたいと思います。
(株)ホームセンターバロー様のペット専門店「ペットフォレスト」様において、お取り扱い頂いているユニークなペット商品に「かじるの大好き!」「あそぶの大好き!」があります。
小動物(ハムスター、ウサギ、小鳥等)のために開発したもので、羽塚順子様(MotherNess Publishing代表)の仲介で、一般社団法人徳広エネルギー工房(長野県大町市)及びNPO法人CCV(栃木県鹿沼市)と研進・進和学園が連携して製造・販売して2年目を迎えています。「かじるの大好き!」は、小動物用の「かじり木」で、「あそぶの大好き!」は、運動用のハシゴや小鳥の止まり木です。進和学園で無農薬栽培しているブルーベリーや山梨県のブドウの剪定枝を原料として活用する等、エコで利益率も有利な自主製品と言えます。
7月中旬から、「ペットフォレスト」様の各店において実施されているサマーセールで販売を推進頂き、嬉しいことに追加注文を頂きました。2023年8月29日、3施設の商品を研進で纏め、「ペットフォレスト」様の物流センター(厚木市)へ納品させて頂きました。
各店舗では、特設コーナーによる販売促進も図って頂く等、親身なるご支援を賜り心より感謝申し上げます。
*「ペットフォレスト」湘南平塚店での店頭販売(PDF:2023.8.29)
【関連記事】
・ペットフォレスト様で全店展開! ~「かじるの大好き!」他~(2023.4.3)
・ペットフォレスト様での販売開始!~「かじるの大好き」他~(2022.11.23)
女子野球チーム「GOOD JOB」の岡田桃香選手が、ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」へご来店下さいました。
スイーツ類が大好きな岡田選手・・、先般、私達と提携関係にある東京のホットケーキパーラー「Fru-Full」さんで、老舗のレシピを受け継ぐホットケーキやフルーツサンドを賞味され、すっかりお気に入りに! そのご縁で、週末のこの日、「湘南リトルツリー」にもお越し頂きました。
猛暑日が続き大変ですが、平塚の観光スポット湘南平から望む湘南海岸の絶景にリフレッシュすると共に、「湘南リトルツリー」でランチ・タイム。50種類以上の木々を組み合わせ「多様性と調和」をコンセプトとする内装や家具に囲まれた癒しの空間で、優雅な時間が流れます。
ウェルカムドリンクの「湘南トマトみかんジュース」(湘南とまと工房)で喉を潤し、ドングリの焼印が可愛いホットケーキをはじめ、進和学園(サンメッセしんわ)の手作りパンと「やまと豚」(平塚フリーデン)のコラボによる特製ホットドッグ等も召し上がって頂きました。
デザートは、外テラスに席を移して、「ブルーベリーガーデンしんわ」の自家製ブルーベリーを合わせたパンナコッタです!木陰では、心地良い風が吹き抜けています。ここは、暑さが苦手のワンちゃんにも人気で、愛犬家のお客様にも度々ご利用頂いています。動物好きの岡田選手、愛くるしいチワワと大きなゴールデンレトリバーとも触れ合い、楽しく充実した休日となったのではないでしょうか?翌日は、埼玉で野球の試合が2連戦だそうです!頑張って下さい!
岡田桃香選手が、東京のホットケーキパーラー「Fru-Full」梅ヶ丘店に来店された際の模様が、YouTubeにて動画配信されています。
YouTube 動画配信:「激うまホットケーキで癒されよう」(グッジョブTV)
ショート版: 「激うま昔ながらのカリフワホットケーキが美味しすぎる」
三井グループの総合設備建設会社である三機工業(株)様は、CO2(二酸化炭素)削減に通ずる環境保全活動として「SANKI YOUエコ貢献ポイント制度」を運営されています。有難いことに、同制度において、私達が取り組む「湘南国際村めぐりの森」での森林再生活動をご支援頂いています。2016年からご寄付を賜り、この度の100万円を加えて、これまでのご寄付累計は、711万3,000円となります。また、同社社員の皆様には、植樹祭にご参加頂いており、交流を図りながらご一緒に植樹を行っています。
同社からのご寄付は、進和学園が運営する「いのちの森づくり友の会」基金として、「湘南国際村めぐりの森」における植樹用の苗木提供及び育樹(除草)活動に活用させて頂いています。既に、8,562本の植樹を行っていますが、更なる植樹と育樹が可能となり、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)に所属する障害のある方々の労賃にも還元されます。
2023年8月14日、「どんぐりブラザーズ」の一員である社会福祉法人湘南の凪(逗子市)及び進和学園・研進の代表は、三機工業(株)サステナビリティ推進本部様を訪問、ご支援への御礼と最近の取り組みについて報告させて頂きました。同社の皆様には大変温かくお迎え下さり親しく懇談すると共に激励のお言葉を賜りました。皆様のご支援ご期待にお応え出来るよう、これからも植樹・育樹活動に精一杯尽力して参ります。
「湘南国際村めぐりの森」の植樹・育樹作業に従事している福祉施設は、現在、次の4法人5施設となります。原則、毎週金曜日(真夏と真冬以外)の午前中に作業を行い、主に知的・精神障害のある方々の貴重な就労機会となっています。
① 社会福祉法人湘南の凪(mai!えるしい)
② 社会福祉法人湘南の凪(えいむ)
③ 社会福祉法人横須賀黎明会(横須賀ヘーメット)
④ 社会福祉法人敬愛(けいあい工房)
⑤ 社会福祉法人進和学園(しんわルネッサンス)
「いのちの森づくり」では、福祉施設による連携チーム「どんぐりブラザーズ」が日々の活動に励んでいます。植樹用の苗木の栽培及び植樹・育樹作業が主たる役割ですが、現在、10を超える福祉施設が参加しています。
特に、植樹地の保全のための「育樹」は、雑草の刈り取りや蔓性植物の除去により苗木の生長を促すと共に、必要に応じて枝打ちや剪定を行い、環境を整える大切な作業で、皆で分担・協力して対応しています。真夏や真冬でも行う場合があります。
今年の夏は、35度を超える猛暑日が連続。屋外の作業は大変ですが、熱中症対策に十分注意しながら、育樹作業を実施しています。今週の取り組みから4件をご紹介します。
◆「サン・ライフの杜」(8月1日)
冠婚葬祭事業を展開される(株)サン・ライフ様(神奈川県平塚市)の「慰霊塔」がある小田原市久野は、「かながわ森林再生50年構想」の対象となる水源涵養の森が育まれています。同社では、「慰霊塔」の敷地に、進和学園が栽培した苗木をご購入頂き、2010年から10年連続で毎年50本の植樹を実施されました。
500本の苗木は、今では、見事な自然の森に生長し私達を迎えてくれます。この地の育樹(除草・剪定・保全)は、社会福祉法人小田原支援センターの皆さんが担当しています。
「サン・ライフの杜」育樹作業報告(2023.8.1)
◆平塚市総合公園(平塚信金様90周年記念植樹地)(8月3日)
平塚信用金庫(ひらしん)様の創立90周年を記念して、今年の3月24日、平塚市総合公園の一画に、アカガシをシンボル・ツリーとする自然種の広葉樹90本を植えました。平塚信用金庫様より、進和学園の苗木をご発注頂き、総合公園管理事務所のご協力を得て、私達もご一緒に植樹イベントに参加させて頂きました。
この日、植樹後、初めての育樹を行いましたが、猛暑の中でも、苗木は1本も枯れず活着しており安心しました。
◆湘南平(8月3日)
「かながわの景勝50選」にも指定されている湘南平は、進和学園が運営するホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」もあり、私達にとって大切なスポットです。平塚市みどり公園課のご支援の下に、2015年に、苗木213本を植えました。ヤマザクラは伸ばし、それ以外の樹種は年2回程、剪定を行って公園緑化の一部を形成しています。
平塚市総合公園での作業を終えて、進和学園メンバーは湘南平に移動。作業後、「湘南リトルツリー」で自家製ブルーべリーヨーグルトを賞味!爽やかな美味しさに癒され、一同満足!
◆湘南国際村めぐりの森(8月4日) 私達の「いのちの森づくり」の拠点の一つである湘南国際村めぐりの森では、宮脇昭先生のご指導の下、2009年から植樹を開始し、これまでに、7万5千本以上を植えています。バブル期の開発跡地に自然の森を再生する取り組みで、近隣の福祉施設である湘南の凪、横須賀ヘーメット、けいあい工房の皆さんもご一緒に作業に励んでいます。
この日は、今春5月14日に植樹祭を行ったD地区の育樹(除草・蔓性植物除去)を、「湘南の凪mai!えるしい」の皆さんと研進スタッフが行いました。
進和学園の「ブルーベリーガーデンしんわ」では、湘南産ブルーベリーの摘み取りが真っ盛りです。今年は、例年より色付きが早く、連日の猛暑にも負けず、進和学園はじめ連携福祉施設(ブルーベリーサポーターズ)の皆さんが精力的に摘み取り作業を行っています。また、一般のお客様にも「観光農園」として来園頂いています。地域情報誌「タウンニュース平塚版」(下記参照)においても案内記事が掲載されました。
タウンニュース平塚版「ブルーベリー今年も豊作/進和学園の観光農園で」(2023.7.27)
2023年7月28日(金)、ブルーベリーの摘み取り体験と、進和学園が運営するホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」でのランチを組み合わせたツアーを企画、16名のお客様をお迎えしました。
午前中、約1時間をブルーベリー摘み取りに充て、昼食は「かながわの景勝50選」にも指定されている湘南平にある「湘南リトルツリー」へ移動!ウェルカムドリンクの「ブルーベリーヨーグルト」に続いて、「どんぐり印」が可愛いホットケーキが登場!取り分けのサラダに進和学園(サンメッセしんわ)のパンと平塚名産「やまと豚」のホットドッグ、デザートには「ブルーベリーパンナコッタ」というバラエティに富んだメニューをご賞味頂きました。
希望された方には、福祉工場「しんわルネッサンス」の見学(ホンダ車部品組立・農産品加工等)及び湘南平展望台からの眺望もお楽しみ頂きました。
本イベントは、2019年夏以来4年振りに実施しましたが、コロナ禍の閉塞感を払拭し、今後の取り組みへの弾みとなる有益なサマー企画となりました。
◆幼稚園・保育園の子供達 ブルーベリー摘み取り体験
「ブルーベリーガーデンしんわ」でのブルーベリー摘み取り体験は、子供達にも大人気です!進和学園が運営する しらゆり保育園 に続いて、2023年7月24日(月)午前中、地元の 道和幼稚園 より園児約60名が来園されました。「先生!これ甘いよ!」「大きいの見つけた!」と、ブルーベリーの味を確かめながら、夢中になって摘み取りを楽しみました。自然に囲まれた農園は、学びの場としても最適ですし、夏の思い出づくりにも繋がります。
関連記事:進和学園HP「しらゆり保育園 ブルーベリー狩り」(2023.7.20)
◆猛暑に負けず「いのちの森づくり」に励む!
7月に入り35度以上の猛暑が続いていますが、皆で協力して「いのちの森づくり」の日中作業に取り組んでいます。
進和学園の苗木を多数植樹している浜松「~KALAプロジェクト」の皆さんからも、「防潮森」の育樹(除草)活動のレポートが届いています。
【参考】縄文楽校(浜松市)様WEB(2023.7.18)
私達の植樹活動の拠点の一つである湘南国際村めぐりの森では、福祉施設の森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」メンバーが、毎週金曜日、育樹(除草)や補植作業に励んでいます。
【参考】湘南補国際村/育樹・植作業報告(2023.7.21)
◆ブルーベリーの収穫・販売
「ブルーベリーガーデンしんわ」では、ブルーベリーの収穫を推進しています。例年より色付きの早い木が多いようで、進和学園に加えて7月10日からは、地元の連携福祉施設(ブルーベリーサポーターズ)の皆さんの協力も得て、精力的に摘み取り作業を行っています。1日に30kg以上収穫することも珍しくなく、収穫量はハイペースで進捗しています。
猛暑の中での作業は大変ですが、熱中症には十分注意しながら和気藹々と充実した作業を進めています。
◆「湘南とまと工房」の成長に期待!
進和学園の農産品加工「湘南とまと工房」製品は、お陰様でご好評を頂いています。店舗・レストラン・ホテル等でのお取り扱いに加え、通販「楽天」「たべるとくらすと」等において全国各地のお客様からもご注文を頂けるようになりました。
進和学園の授産事業の柱として期待されており、一同で力を合わせて取り組み、成長させて行きたいと思います。
◆ペットフォレスト様より追加注文!
小動物(ハムスター、ウサギ、小鳥等)用のペット商品「かじるの大好き!」「あそぶの大好き!」は、羽塚順子様(MotherNess Publishing代表)の仲介で、一般社団法人徳広エネルギー工房(長野県大町市)及び特定非営利法人CCV(栃木県鹿沼市)と研進・進和学園が連携して製造・販売しています。「かじるの大好き!」は、小動物用の「かじり木」で、「あそぶの大好き!」は、運動用のハシゴや小鳥の止まり木です。
(株)ホームセンターバロー様のペット専門店「ペットフォレスト」様において、お取り扱い頂いていますが、サマーセールを控え追加注文を頂きました。2023年7月4日、3施設の商品を研進で纏め、「ペットフォレスト」様の物流センター(厚木市)へ納品させて頂きました。
【関連記事】
・ペットフォレスト様で全店展開! ~「かじるの大好き!」他~(2023.4.3)
・ペットフォレスト様での販売開始!~「かじるの大好き」他~(2022.11.23)
「いのちの森づくり友の会」会報第14号(A4版12ページ)を発行しました。2022年度の活動報告となります。会員の皆様及びご寄付・助成・協賛を頂いている個人・団体・企業様には、登録住所宛に送らせて頂きます。また、「いのちの森づくり」プロジェクトの一般パンフレット(A4版8ページ)も改定版を作成しました。
今年、お陰様で、進和学園は創立65周年を迎えました。故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)との出会いから始まった「いのちの森づくり」は17年目となります。障害のある方達が集う福祉施設から成る森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」には、現在、10施設以上が参加、ドングリや木の実から苗木を育て、各所での植樹・育樹活動による自然環境保全や障害者の自立・就労支援に注力しています。
「いのちの森づくり友の会」の基金は、公共性が認められる場所(公園・学校・防潮林・道路側道等)への苗木提供・植樹活動を支え、苗木の栽培や植樹後数年間を要する育樹(除草)作業を障害のある方達の工賃に還元することを可能としています。出荷した苗木は、累計34万7千本(内「友の会」基金活用分は14万6千本)を超え、障害者に「ディーセントワーク(Decent Work):働き甲斐のある人間らしい仕事」をもたらしています。SDGs(持続可能な開発目標)の根幹を為す「環境」及び「社会(ソーシャル・インクルージョン)」にも貢献する取り組みと言えます。
多くの皆様のご指導ご支援の下に、「いのちの森づくり」は、進和学園の看板プロジェクトに成長して参りました。心より感謝申し上げます!これからも、一同で力を合わせチャレンジして参りますので、引き続き、宜しくお願い申し上げます。
植物生態学者の宮脇昭先生の命日(2周忌)に当たる2023年7月16日(日)、先生を追悼する植樹(先生の命日を「タブノキ(忌)」と称して森づくりイベントを企画)が行われました。
「いのちの森づくり2020↗プラス1未来へ」のメンバーを中心に有志20名近くが、神奈川県秦野市平沢向山に集合!今回も、同会事務局長の出雲大社相模分祠の草山清和様がコーディネート下さいました。宮脇先生の門下である藤原一繪先生(横浜国大名誉教授)のご指導の下、「宮脇昭追悼植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-」(2021年秋)の植樹地に隣接する場所に、タブノキをはじめ自然種の広葉樹22種類95本(注)を植えました。先生がご存命であれば95歳になられることから、先生を偲び同数の苗木を宮脇メソッド(混植・密植)により植樹しました。
余った時間を、昨秋(2022年)の植樹地の育樹(除草)作業に充てましたが、この猛暑にもめげず参加した皆さんは、顔馴染みの植樹仲間!額の汗を拭いながら、「森づくり」談議に花を咲かせました。
(注)植樹した苗木は、進和学園が栽培したポット苗を優先利用し、保有していない樹種についてはエスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。苗木95本は、(株)サン・ライフホールディング様からの進和学園「いのちの森づくり友の会」へのご寄付を活用して提供させて頂きました。心より感謝申し上げます。
進和学園の「いのちの森づくり」は、宮脇先生はじめ多くの皆様に支えて頂き17年目を迎えています。ドングリや木の実から苗木を育て植樹を行い、また、植樹地の育樹(除草)作業を障害のある方々の就労機会に繋げています。現在、10を超える福祉施設が連携して「どんぐりブラザーズ」として活動していますが、これも、私達の取り組みを強力にご支援下さった先生のご指導の賜です。これからも一同で力を合わせ「いのちの森づくり」を推進し、福祉的就労の拡充と自然環境保全に少しでも貢献出来るようチャレンジして参ります。
【関連記事】
・宮脇昭先生命日(1周忌)「タブノキ」追悼植樹(2022.7.16)
・追悼 宮脇昭先生~「いのちの森づくり」のご指導に感謝!~(2021.8.6)
第94回都市対抗野球大会に、Honda様は、寄居・小川町(埼玉県)及び大津町(熊本県)代表として、2チームが出場を果たしました。2023年7月15日(土)、両チーム共に初戦を迎え、私達は、埼玉製作所様の試合に、進和学園/小田原支援センター及び研進のメンバー約30名で東京ドームへ繰り出し応援に参加させて頂きました。コロナ禍の影響も完全には払拭し切れていないので、本来の半分程の人数ですが、 Honda社員の方々はじめファンの皆様と共に応援することが叶いました。
声出し応援が復活する等、コロナ関連規制から解放された今大会、華やかな応援合戦も蘇りました。1回戦からトヨタ・チームと当たり、土曜日ということもあって、両チーム共に外野席まで観客が詰め掛けました。
私達は、マスク越しながらも、「全開Honda」等のお馴染みの応援歌を謳い上げ、「チームHonda」の一員として、皆様と一体感に包まれて応援が出来る喜びは格別です。
Hondaの皆様には、本業(自動車部品組立)への多大なご支援に加えて、各種のイベントや様々な局面で交流を深めて頂いています。EV(電気自動車)へのシフト等、大きな変革期にあり、私達を取り巻く環境は厳しさを増していますが、Honda様への感謝の気持ちを胸に刻み、皆様のご支援ご期待に沿えるよう、一同力を合わせて取り組んで参ります。
*先日の「七夕まつり」にHonda埼玉製作所様に進和学園をご視察頂きました。その際に贈呈頂いた特製HondaTシャツを着用して、東京ドームへ繰り出しました!
⇒ Honda埼玉製作所様をお迎えして/2023七夕まつり(2023.7.7)
2023年7月13日(木)18時からのNHKテレビ番組「首都圏ネットワーク/ちかさとコレクション(埼玉・越谷市)」において、「若き職人がつなぐ伝統のうちわ」と題して藤田昂平さんの取り組みが紹介されました。
藤田さんは、伝統の工芸品である「千鳥うちわ」づくりを、高齢の職人から受け継ぎ、福祉施設を利用する障害のある方達と協力して仕事を行っています。緻密で粘り強い集中力を必要とする作業は、自閉症等の障害者の特性を活かせるものであり、「伝福連携」(伝統と福祉の連携)としての可能性を秘めています。
進和学園も、羽塚順子様(MotherNess Publishing代表)の仲介により、2020年から、福祉工場「しんわルネッサンス」に隣接する竹林において、「千鳥うちわ」の原材料となる真竹を採取して、この取り組みに参画しています。NHKの番組では、藤田さんへのインタビューと作業に励む障害のある方々の姿に加え、進和学園での真竹切り出しのスチール写真も紹介されました。
「千鳥うちわ」は、クリエイティブシェルパ(注)に係る取り組みとして、2020年度グッドデザイン賞を受賞しています。
(注) クリエイティブシェルパとは、後継者がいない職人技を継承すべく、細かい繰り返し作業を得意とする異才の若者や障害のある方達をマッチングして技術を継承する取り組みです。
本取り組みのように、障害特性を活かした作業や仕事を通じて、ディーセント・ワーク(Decent Work:働き甲斐のある人間らしい仕事)を実現して行くことが求められています。
【関連記事】
・千鳥うちわ用真竹の採取/伝福連携?!(2022.11.24)
・千鳥うちわ用真竹の採取~「伝福連携」の貴重な体験~(2020.11.12)
2023年7月12日、藤原一繪先生(横浜国大名誉教授)が、「宮脇メソッド」(混植・密植方式)による植樹を学ぶために来日中のニーラムさん(米国人・小学校教師)にアテンドして、進和学園「いのちの森づくり」プロジェクトをご視察されました。 故 宮脇昭先生が指導された潜在自然植生による自然の森の再生が、世界から注目されています。地球温暖化を背景とする環境保全(CO2削減)への問題意識や地震・津波・台風等から「いのち」を守る防災の観点、昨今のSDGs(持続可能な開発目標)への具体的な道標としても「宮脇メソッド」による植樹が高く評価されています。先生の著作が英訳され、世界各地で宮脇方式による「森づくり」が試行されています。
藤原先生は、宮脇先生の門下で師の理論を継承し、森林保全・回復に精力的に取り組まれています。ニーラムさんのご視察先のプログラムに、進和学園を加えて頂きましたことは、誠に光栄なことと嬉しく思います。
当日は、限られた時間でしたが、下記のコースをご案内申し上げました。植樹ボランティアの方3名も同行され、猛暑に負けず、楽しく交流を図りながら有意義な時間を過ごしました。
【ご視察コース】
①平塚市立太洋中学校:校庭の植樹(2014年:津波対策も踏まえ1,755本植樹)
~ 校長の平出善男先生を交え、植樹後9年の状況を視ながら歓談 ~
②進和学園(どんぐりハウス):苗木圃場の見学&ポット苗づくり研修
③進和学園「しんわルネッサンス」:福祉工場周囲の植樹(2006年:4,888本植樹)
④湘南平:自然林の観察(臨海性常緑広葉樹林を中心として)
~ 現場観察前に「ともしびショップ湘南平・湘南リトルツリー」で休憩 ~
新鮮な湘南ブルーベリーをご賞味下さい!
進和学園の「ブルーベリーガーデンしんわ」では、湘南産ブルーベリーの摘み取りをお楽しみ頂けます。農薬や化学肥料は一切使用せず、湘南の陽光を浴びた栄養満点のブルーベリーの品質は、プロの方々からも高く評価頂いています。
今年は、色付きも早いようで粒も大きめ、味も上々ですので、皆様にご満足頂けるものと思います。夏の楽しい思い出づくりにも最適です。安全・安心で美味しいブルーベリー摘み取りに、是非ご来場下さい。スタッフ一同、お待ち申し上げております。
【ブルーベリー摘み取りのご案内】
・場所:ブルーベリーガーデンしんわ (神奈川県平塚市上吉沢1520-1)
アクセス ⇒ 地図ご案内(しんわルネッサンス&(株)研進)
・入場料:お一人様300円(税込)小学生以下は無料。
・お持ち返り:100gにつき200円(税込)(市価の半額/値段据え置き)
・その他:①福祉工場「しんわルネッサンス」の施設(ロビー、トイレ、自販機等)をご利用
頂けます。但し、コロナ感染対策の観点も踏まえ、工場・事務所内では、原則とし
てマスクを着用下さい。
②摘み取り作業中のブルーベリーは、自由に試食頂いて結構です。
③「しんわルネッサンス」の稼働時間内(9:30~17:00頃)であれば、時間
制限はありません。但し、お客様が重なる場合は然るべくご配慮願います。
④進和学園の自主製品(トマト&みかんジュース、各種ジャム、原木しいたけ等)、
ご希望がございましたらお買い求め頂けます。
・お申込み:進和学園「しんわルネッサンス」
担当:府川(フカワ) TEL:0463-58-5414
*前日までにお申し込み下さい。完全予約制となります。
*受付 9:30~16:00/摘み取り 9:30~17:00
【参考資料】
「ブルーベリーガーデンしんわ」に係る地元情報紙の記事をご参照下さい。
⇒ タウンニュース平塚版「進和学園 夏の宝石/最盛期 」(2022.7.21)
タウンニュース平塚版「ブルーベリー今年も/しんわルネッサンス」(2021.7.22)
タウンニュース平塚版「あまーいブルーベリー観光農園で収穫期」(2020.7.30)
タウンニュース平塚版 「ブルーベリーたわわに 進和学園の観光農園」(2019.8.1)
タウンニュース平塚版「果物狩りで福祉に貢献 進和学園が体験者募集」(2018.8.2)
タウンニュース平塚版「観光農園へようこそ」(2017.8.10)
2023年7月5日(水)、日清製粉グループ様において、「里山BONSAI」ワークショップが開催されました。本企画は、株式会社環境ビジネスエージェンシー様がコーディネートされ、進和学園で育てた苗木を使ってBONSAIをつくるワークショップとなっており7年連続となります。コロナ禍により3年間は、WEB(オンライン)により実施されましたが、今回、会議室に集合された約30名に加え、WEB利用により他拠点から約20名の社員の皆様が参加されました。
環境ビジネスエージェンシー代表の鈴木敦子様のプレゼンテーションに続いて、弊社の出縄貴史より、進和学園はじめ福祉施設(どんぐりブラザーズ)が取り組む「いのちの森づくり」プロジェクトについて紹介させて頂きました。本企画の講師にご指名頂くのは3回目であり、誠に光栄なことと感謝申し上げます。
私達は、故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導の下、苗木の栽培から植樹・育樹に取り組み、17年目を迎えています。福祉・環境・教育・労働(企業)の連携を通じて、障害のある方達の就労機会の拡充を目指し、Decent Work(働き甲斐のある人間らしい仕事)を追求する取り組みの一端をご案内申し上げました。
皆様には、大変熱心に参加頂き、「里山BONSAI」づくりにも積極的に取り組んで下さいました。地球温暖化という世界が直面する課題への対応や、手入れが行き届かずに荒廃した森林を豊かな里山や自然の森に蘇らせるにはどうしたら良いか?生物多様性を育み水源涵養や防災にも資する植樹・緑化活動の意義を考える機会となれば幸いです。
日清製粉グループ様が、このような社内企画を継続され、社員の啓発・人材育成や環境保全・福祉の分野にも企業の社会的責任(CSR)やSDGs(持続可能な開発目標)を実践される姿勢に心より敬意を表する次第です。
【関連記事】
・(株)環境ビジネスエージェンシー様/URBAN SEED BANK WEBサイト(2023)
・日清製粉グループ様 「里山BONSAI」ワークショップに参画!(2019.6.10)
・日清製粉グループ様 「里山BONSAI] ワークショップ 講話(2018.6.11)
平塚市の観光スポット湘南平(高麗山公園)の南側斜面の一画に、私達が取り組む「いのちの森づくり」の一環として植樹を行う計画を立てました。同地では、2015年に自然種の広葉樹213本を混植・密植方式(宮脇メソッド)にて植樹した経緯があります。改めて、平塚市みどり公園水辺課にご相談申し上げ、今回も、混植・密植方式を応用しますが、人々が行き交う公園の性格をより重視した緑化を目指すこととしました。
尚、苗木や資材の代金及び作業工賃は、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金を活用させて頂きます。
遊歩道沿いは、ヤマザクラやイロハモミジ等の落葉樹をシンボルツリーとして選び、夏季は葉が茂り涼しく、冬季は葉が落ちて明るい陽射しを受け入れます。生物多様性を重視し、常緑樹も複数を混ぜて植えますが、定期的に刈り込み腰高程度の樹高に止めます。自然の森のコンセプトは尊重しつつ、人々との共生の場としての公園緑化として、程良い面積の植樹マウンドを点在させることとします。
2023年6月29日、土中を含めた環境土木の知見を活かした植樹を実践されているNPO法人地球守苗木チームの皆様のご支援を仰ぎ、キックオフともいえる植樹を行いました。3ヶ所に小さなマウンドを創り、土壌改善のための落葉・竹炭や燻炭等を漉き込んだ上で、24本の苗木を植えました。今後、湘南平で実施する植樹活動のモデル・ケースとしたいと思います。
◆一般社団法人Silva(シルウァ)の皆様ご視察!
湘南国際村めぐりの森をはじめ、「学校の森づくり」や各種の植樹活動において、連携関係にある一般社団法人Silva(シルウァ)の代表:川下都志子様はじめ関係の皆様6名が、2023年6月30日(金)、進和学園をご視察下さいました。
宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導により2006年4月に52種類4,888本の植樹を行った福祉工場「しんわルネッサンス」の森(植樹後17年経過)をご覧頂くと共に、工場内での自動車部品組立や農産品加工その他の作業現場も熱心にご視察頂きました。また、ドングリや木の実から苗木を栽培している「どんぐりハウス」(圃場)にも立ち寄って頂き、「どんぐりグループ」メンバーとの楽しい交流の機会ともなりました。昼食は、ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」をご利用頂きました。
Silva様には、湘南国際村めぐりの森における植樹・育樹をリード頂くと共に、種々の植樹事案において「どんぐりブラザーズ」(進和学園はじめ福祉施設による森づくりチーム)が栽培した苗木の有効活用に向けて親身なるご指導ご支援を頂いています。
◆ブルーベリー摘み取りシーズン到来!
「ブルーベリーガーデンしんわ」において、無農薬で栽培しているブルーベリーが、例年よりも早く色付き摘み取り作業を開始しました。地球温暖化の影響も受けて、農産物の収穫にも微妙な変化があるようです。進和学園におけるブルーベリーの収穫も、以前は7月に入ってから行っていましたが、昨年に続いて今年も6月中に開始することとなりました。
ブルーベリーは、数種類ありますが、青い実を付け始めた木と、まだ、緑やピンクの実に覆われているものと状態は様々です。冬季に実施した剪定の効果でしょうか?大粒の実が多く感じます。今年の初物は、さわやかで上品な甘味もあるブルーベリーに仕上がっているようです。早速、お取引き先にもご案内申し上げ、収穫と納品を計画的に実施出来るよう体制を整えたいと思います。
尚、今シーズンの価格は、直接ご来園の上、ご自身で摘み取られる場合は、昨年と同じく廉価(100g当たり税込み200円/入園料は別途)で提供させて頂きますが、卸販売の価格については、最低賃金の上昇や諸物価高騰を背景として、若干の価格引き上げを予定しております。宜しくご理解を賜りますようお願い申し上げます。
◆「ハッピースマイルフェスタ in コレド日本橋」
2023年6月19日(月)から23日(金)、「ハッピースマイルフェスタ in コレド日本橋」(主催:Group Happy Smile)が開催されました。福祉施設の自主製品を多くの方々に喜んで購入して頂ける場として、継続的に実施しているイベントです。3月に続いて、私達は「委託販売」の形で参加させて頂きました。
東京日本橋の有名な商業施設において、前回と同じく、進和学園(サンメッセしんわ)の人気商品である次の2種類のパンを出品しました。
・湘南みかんぱん:「第4回全国逸品セレクション」準グランプリ受賞
・湘南ブルーベリーぱん:「パンのフェスアワード2020」ブロンズ賞
事務局(Groop Happy Smile)の皆様には、今回も親身にご支援を頂き、また、多くのお客様にお買い求め頂きました。心より感謝申し上げます。
【関連記事】 「ハッピースマイルフェスタ in コレド日本橋」に参加!(2023.1.20)
◆ヤマユリの花が咲きました! 2017年から2021年にかけて、公益財団法人かながわトラストみどり財団の助成を受け取り組んだ「かなユリ・チャレンジ」プロジェクト。「津久井やまゆり園事件」(相模原障害者施設殺傷事件)への追悼の念を込めて、神奈川県の花「ヤマユリ」を増やすことで、悲劇を悼み心の癒しとしようとするものです。
助成期間は終えましたが、福祉工場「しんわルネッサンス」の中庭で、財団から譲り受けた球根や種からの栽培を継続しています。球根からの栽培は今年も成功し、美しく豪華な花が8輪、一斉に開花しました。華麗な花と芳醇な香りを楽しんでいます。
また、プランターを利用して種子からの栽培も粘り強く続けていますが、右の写真のように漸く茎を伸ばして生長したものも出て来ました。
進和学園が運営する「ともしびショップ湘南平/湘南リトルツリー」の外テラスのウッド・デッキが増築されました。工事は、店舗の内装・家具等のリニューアルを手掛けて下さった建築家の湧口善之様(都市森林株式会社代表取締役)と(株)笠倉建設様にお願いしました。
2023年6月24日、工事が完了、新たに設置した椅子・テーブルにパラソルも加わり、リゾート感も漂う素敵なスポットが誕生しました。(写真:工事を終えて/笠倉建設の皆様と)
観光スポットの湘南平(注)にあるこのお店は、旧ともしびショップ湘南平(第18号店)を、2018年春にリニューアル・オープン! 1階は、老舗のレシピを受け継ぐホットケーキパーラー、2階は、進和学園をはじめ福祉施設の自主製品の展示販売コーナーとなっています。コロナ禍の厳しい環境を乗り越えて、業績の挽回に向けスタッフ一同張り切っています。
湘南海岸を眺望できる頂上部とは異なり、大駐車場の入口付近とロケーションのハンデを抱えながらも、豊かな緑に囲まれた環境と多彩な木々を活かした家具や内装は、癒しの空間を提供してくれると好評です。「激ウマ・ホットケーキ」と称賛される看板メニューに加え、進和学園(サンメッセしんわ)の手作りパンを利用した特製ホットドッグやホットサンドにパンナコッタ等のスイーツもお召し上がり頂けます。
外テラスは、イヌシデやサクラの木が茂り、ハーブや草花の植栽もあって自然の中で気持ち良くお過ごし頂けます。愛犬とご一緒のお客様にも頻繁にご利用頂いていますが、今回のウッドデッキ増築により、心地好さは倍増したものと思います。皆様にも是非ご来店の上、ご利用頂ければ幸甚です。
(注)湘南平 ⇒ 地図
湘南平・高麗山一帯は、「かながわの景勝50選」に、また、臨海性常緑広葉樹林により、
「21世紀に残したい日本の自然100選」にも選ばれています。
◆「ともしびショップ・湘南リトルツリー」外テラス増築工事
進和学園が運営する「ともしびショップ/湘南リトルツリー」の外テラスのウッド・デッキを増築することとしました。工事開始に先立ち、2023年6月15日、小雨模様の中、学園職員と研進スタッフは、雨合羽姿で工事現場に重なるハーブ等の植木を別の場所に移植して保護しました。
工事は、店舗の内装・家具等のリニューアルを手掛けて下さった建築家の湧口善之様(都市森林株式会社代表取締役)と(株)笠倉建設様にお願いしました。
◆ヤマユリの蕾が膨らんでいます!
私達は、2017年秋から2021年春まで、公益財団法人かながわトラストみどり財団の助成を受け、「ヤマユリ」の花を再生する「かなユリ・チャレンジ」プロジェクトに取り組みました。本プロジェクトは、「津久井やまゆり園事件」(相模原障害者施設殺傷事件)への追悼の念を込めて、神奈川県の花ヤマユリを増やすことで、悲劇を悼み心の癒しとしようとするものです。
福祉工場「しんわルネッサンス」の中庭でヤマユリの栽培を続けていますが、財団から寄贈を受けた球根は、今年も順調に生長し、8個の蕾を付け膨らんでいます。間もなく、美しく豪華な花を観賞することが出来ると思います。
◆Fru-Full(フルフル)其田シェフのご指導! 進和学園が運営するホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」は、東京(赤坂・世田谷)のFru-Full(フルフル)様のご指導の下に、老舗のレシピを継承する日本の伝統的なホットケーキをはじめ、フルーツサンドやデザートを提供させて頂いています。
2023年6月9日(金)、多忙なスケジュールを割いて、Fru-Fullのシェフ其田秀一様が来店下さり、仕込みや銅板の温度設定等、「湘南リトルツリー」の現状を確認しアドバスを賜りました。久し振りの現場ご視察ですが、今回も、優しく丁寧にご指導を頂きました。
コロナ禍の収束に伴い、お客様も徐々に増えており、業績の挽回に向けスタッフ一同張り切っています。其田様はじめFru-Fullの皆様の親身なるご支援は、大変心強く心より感謝申し上げます。
◆植樹地の育樹作業に励む!
「いのちの森づくり」プロジェクトにおいて植樹した場所は、自然の森の場合は、植樹後2~3年は、雑草や蔓性植物の繁茂を抑える除草作業が必要です。また、人との共生の場となる建物や施設における植樹では、除草以外に樹高や横枝を調整するための剪定作業も定期的に行う必要があります。私達は、植樹地の保全のための育樹(除草・剪定)を計画的に進めていますが、春~夏は、雑草の生長も盛んで大忙しとなります。
2023年6月7日、東海大学湘南キャンパスの一画に、2019年11月に植樹した場所の育樹作業を行いました。参加した進和学園メンバーに還元される工賃は、企業・団体・個人の皆様からのご寄付やご協賛による「いのちの森づくり友の会」基金から支給されます。
◆「湘南とまと工房」製品ご発注に感謝!
進和学園の農産品加工「湘南とまと工房」は、お陰様で10年目を迎えました。看板商品のトマト&みかんジュースは、「湘南ひらつか名産品等」にも指定され、好評を博しています。通販や店舗・ホテル・レストランにおける継続的なお取り引きの他、各種イベントにおいてご注文を賜ることも増えて来ました。
今般、日本生命平塚支社様から、トマト&みかんジュースの詰め合わせ3本セットを多数ご発注賜りました。生産現場も力を合わせて作業に当たり、箱詰め作業は研進スタッフも加わり協力して対応!私達が手掛けた自主製品をご利用頂けることは、この上もない喜びです。
この度、東京の杉並区立高井戸東小学校に、進和学園で栽培した苗木15本を「いのちの森づくり友の会」基金より寄贈させて頂きました。同校では、校庭の一画に「学校ビオトープ ネイチャーワールド」を設け、児童が自然環境に親しみながら豊かな情操を育む取り組みをされています。 ご縁あって、このビオトープの中に、進和学園で働く障害のある方々が育てた苗木を植えて頂きました。2023年6月13日、土壌環境に配慮して用意した植栽マウンドに、土地本来の自然種の広葉樹10種類以上15本を「混植・密植方式(宮脇メソッド)」を応用して植樹しました。校長の馬場章弘先生、同校ビオトープボランティアの濱田忠宏様も立ち会って下さいました。
私共からは、今後、校庭のスペースを利用して、「教育」及び「福祉」との連携も意識した緑化活動を推進することについてご相談申し上げました。この日の植樹をキックオフとして、子供達と進和学園メンバーとの交流を図りながら同校での植樹が継続実施出来ることを願っています。
2023年6月10日(土)、千葉公園ドーム前広場(千葉市中央区)において、千葉中央ロータリークラブの設立45周年を記念する植樹イベントが開催されました。同ロータリークラブとNPO法人地球守が共催し、「おもいやりの小径プロジェクト」と名付けられた緑化活動です。
旧競輪場のスタンド跡地は、1.4haに及ぶ「ドーム前広場」として整備中で、そのエントランス南東角に約20m四方の植樹地が用意されました。大きい樹木ではなく幼苗を植えて生長を楽しめるようにし、また、教育と連携して子供の情操を育もうと児童養護施設 房総双葉学園の子供達も参加しました。
植樹に際しては、「環境土木」や「土中改善」の第一人者である高田宏臣様(地球守代表理事)が指導、事前に、土壌に枯葉や燻炭を混ぜて、20ヶ所の植栽マウンドを整えました。自然種のドングリの木をはじめ、その土地に適合する多様な樹種を選んで、1マウンド当たり15~20本を植えます。皆で協力し合い、合計520本を植樹しましたが、進和学園で栽培した苗木を含めて、「いのちの森づくり友の会」基金より24種類460本を寄贈させて頂きました。
今は、小さな苗木ですが、公園の小径を行き交う人々や子供達を見守り、潤いをもたらす森に生長することを楽しみにしています。
神奈川県立秦野曽屋高校では、地域の社会福祉に携わる人材育成や福祉活動を通して豊かな心を育むことを目指し、「福祉・ボランティア」教育に注力されています。1年生の「総合的な探究の時間」において「福祉」をテーマとして、福祉関係の専門家や実務者を講師に招いて授業を実施されています。
2023年6月8日(木)午後に行われた授業では、光栄なことに、今回も弊社の 出縄貴史が「障がい者福祉」の概論について講師を務めさせて頂きました。「福祉」に関する7講座が設けられ、生徒の皆さんの関心に即して選択制とされていますが、2回の授業は15&20名、合計35名の生徒さんに受講頂きました。
障害者福祉の意義やその財源の担い手としての国家・民間・個人の役割、障害種別、障害者権利条約等を取り上げ、また、進和学園における具体的な事例(自動車部品組立・食品加工・製パン菓子・いのちの森づくり・スーパーでの施設外就労等)を動画や写真で紹介しながら、障害者雇用及び就労支援の現状と課題について解説しました。(下記の教材参照)
高校1年生向けとしては、かなり専門的な事柄にも触れましたが、皆さんとても熱心に聴講してくれました。将来の日本及び世界を支える若い皆さんには、確かな知見と豊かな人間性を育み、社会に貢献できる人材として成長し飛躍されることを期待しています。
教材:秦野曽屋高校1年生「障がい者福祉」(2023.6.8)
秦野曽屋高校と進和学園との交流は、2010年に遡ります。進和学園で栽培した苗木を同校生徒の皆さんとご一緒に校庭の花壇に植樹しました。あれから13年が経過し、今では、校庭に自然の潤いをもたらす見事な緑地帯が出来ています。
【参考】
・アーカイブ「秦野曽屋高校との交流」(2018.6.22)
・タウンニュース秦野版「曽屋高生が福祉工場見学」(2015.7.16)
・タウンニュース秦野版「曽屋高校と福祉施設が交流」(2010.9.11)
・タウンニュース秦野版「曽屋高校が福祉施設と植樹」(2010.5.29)
・秦野曽屋高校HP(福祉施設と植樹)
東京都豊島区では、2009年度から緑化活動を推進する「グリーンとしま」再生プロジェクトを実施しています。地域における植樹・育樹活動に加え、様々な教育・啓蒙プログラムも組まれていますが、本年度は、コロナ禍を乗り越えて本来の計画に沿ったイベントが開催されています。
2023年6月4日(日)、豊島区役所本庁舎南側地区広場において、お馴染みの「つる植物・いのちの森苗木」配付が行われました。会場には区民の皆様が次々に苗木を受け取りに来庁されました。今回も、有難いことに進和学園で栽培した苗木を含めて優先発注を頂きました。高中低木の自然種の広葉樹10種類1,437本の苗木をお持ち帰り頂きました。
豊島区より優先発注頂いた苗木の累計本数は、24,223本となりました。豊島区が一連の緑化プロジェクトにおいて、障害のある方々が手掛けた苗木を継続して優先発注下さっていることに、重ねて感謝申し上げる次第です。
官 公 需 の 優 先 発 注
福祉施設で働く障害者の平均月額工賃は、1万6,000円台と低水準にあります。自立のためには障害基礎年金と合わせて最低賃金の3分の1以上が必要と言われています。行政より障害者福祉施設への仕事の発注、いわゆる「官公需」の優先発注を促進すべく、障害者優先調達推進法(2013年4月施行)が制定されています。
豊島区では、同法が施行される以前から随意契約に基づいて、苗木を進和学園へ優先発注下さっており、苗木の栽培に従事する障害のある方々の働き甲斐や生き甲斐にも繋がっています。同法の適用も合わせ、障害者の就労支援に貢献する官公需の発注事例が増えることが期待されます。
【関連記事】
・としまグリーンウェイブ2023「いのちの森」育樹活動に参加(2023.5.21)
・豊島区 苗木配付(官公需)に感謝!(2023.5.8)
私達は、環境変化に対応すべくホンダ車部品事業を中心に据えつつ、作業種の多角化に取り組んでいます。2022年度決算における進和学園の作業会計(売上高・支払工賃等)実績は、下表の通りです。コロナ禍に世界的な半導体不足やサプライチェ-ン分断による生産調整の影響も受け、自動車部品の仕事量は落ち込みました。Honda様より工賃単価の見直し等の特段のご支援を頂いて、何とか前年度から微減の売上高を確保出来ました。ホンダ車部品に従事する利用者(障害者ご本人)は8人減り、直近3年間で13名が減少しました。
ホンダ車部品の配置職員(小田原支援センター&研進社員は除く)は、2年前は18名で、その内11名がホンダ車部品の作業会計から賄われていましたが、工賃確保のため、職員は14名に減員、作業会計による配置は9名減らして2名のみとしました。公的資金(自立支援費)による職員にシフトしていますが、その分、他の作業種を含めた全体の運営は厳しさを増しています。
一方、地道な努力を重ねて多角化の成果も徐々に挙がり、売上高に占めるホンダ車部品の割合は相対的に低下し約27%となっています。但し、障害者ご本人(利用者)への支払工賃については、その43%は未だにホンダ車部品に依存しているのが実情です。
売上高が伸びても、諸物価やコスト上昇により工賃確保に窮する現状や、高齢化の進展に伴い作業従事者は全体で29名も減るといった構図も読み取れます。
尚、2022年度作業会計(売上高)は、2億9,226万円、その内、研進が開拓・仲介したもの(過年度分を含む)は、ホンダ車部品に加え、「いのちの森づくり」、通販「湘南とまと工房」、しまむらストアー、湘南リトルツリー、ブルーベリー収穫等を合わせ、1億4,970万円で、全体の約51%に当たります。支払工賃では、研進の開拓・仲介案件は、作業会計積立金及び繰越金活用分を含めると70%以上を占めています。
多角化の推進に際しては、利用者数、売上高、支払工賃(総額/一人当たり平均)、工賃還元率(売上高に対する工賃の割合)、職員人件費、その他経費、粗利益(率)等を総合的に分析し、全体を俯瞰して評価する必要があります。
⇒ 進和学園 2022年度作業会計(売上高・支払工賃)実績
【参考】
・進和学園 2021年度作業会計(売上高・支払工賃)実績
・進和学園 2020年度作業会計(売上高・支払工賃)実績
(株)家具の大正堂様では、本店(神奈川県相模原市)の裏山を「るーたん ♪ の森」と命名され、社員の皆様と地域住民が協力して森林保全に取り組まれています。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が指導された混植・密植方式を採用され、創業100周年記念事業と重ねてスタートされ、10年以上が経過しました。当初より、進和学園で栽培した苗木を多数ご発注の上植樹頂いています。また、社員の皆様がドングリや木の実を採集し苗木の栽培も手掛けられ、同社の一連の緑化活動は、栄えある環境大臣賞にも輝いています。
2023年6月1日、同社で栽培されたタブノキ、アラカシ、ネズミモチ等の幼苗10種類300本を進和学園にご寄贈賜りました。これまでも度々、苗木をお譲り頂いていますが、私達の「いのちの森づくり」プロジェクトに栽培を引き継がせて頂き、湘南国際村や高尾小仏等の植樹祭をはじめ各所での緑化活動に有効に活用させて頂きます。
今回も、社長の渋谷様が直々に「るーたん ♪ の森」をご案内下さり、気持ちの良い自然の森に囲まれて「森づくり」談議に花を咲かせました。家具の大正堂様のご厚意ご支援に心より感謝申し上げる次第です。
「湘南とまと工房」では、今年も東京(赤坂&世田谷)の有名ホットケーキパーラーFru-Fullさんと連携して、母の日及び父の日プレゼントを提供させて頂いています。Fru-Fullさん特製のアイシングクッキーを添えたトマトジュースのギフトを用意させて頂きました。お陰様で、母の日用は完売し、目下、父の日用のギフトを楽天市場店を通じて販売中です。
湘南の逸品は、「湘南ひらつか名産品等」に指定され、健康ギフトとしても最適です。是非、ご利用下さい。
ご利用はこちらから!
⇒ 湘南とまと工房・楽天市場店
*「湘南とまと工房」は、(株)研進の登録商標です。
◆ブルーベリーの実が膨らんでいます!
進和学園の「ブルーベリーガーデンしんわ」で栽培しているブルーベリーの花が咲き終わり、実が付き始めました。しっかりと受粉も出来たようで、小さな実は湘南の陽光を浴びて少しづつ膨らんでいます。中には、うっすらと紫色を帯びて来たものも!例年は、7月から収穫を開始しますが、今年は多少早まるかもしれません?!
2023年5月27日(土)、ブルーベリー畑の雑草を刈り取り、根元にマルチング材として敷き詰める作業を行いました。この時期、雑草の生長はとても早いので、計画的に手入れを行うよう心掛けています。
◆世界からも注目!「宮脇メソッド」~いのちの森づくり~
2023年5月19日、「宮脇メソッド」(混植・密植方式)による植樹を学ぶために来日中のフランス人のお二人が、植樹ボランティアの浦田未央さんのご案内で、進和学園「いのちの森づくり」プロジェクトをご視察されました。 故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が指導された潜在自然植生による自然の森の再生が、世界から注目されています。地球温暖化を背景とする環境保全(CO2削減)への問題意識や地震・津波・台風等から「いのち」を守る防災の観点、昨今のSDGs(持続可能な開発目標)への具体的な道標としても「宮脇メソッド」による植樹が高く評価されています。先生の著作が英訳され、世界各地で宮脇方式による「森づくり」が試行されています。
◆パソボラサークルさんの「新タマネギ」大好評!
NPO法人パソボラサークル農業ステーションさんとは、「いのちの森づくり」における苗木栽培で連携しています。同施設では、精神障害のある方々が中心に農業に従事し野菜を栽培!今般、「新タマネギ」(早生種)が豊作となり、出荷対応のご相談を受けました。辛味より甘味が際立つ美味しさに感激!研進で一定量を購入の上、進和学園各施設の給食用をはじめ、利用者&職員希望者に配布し喜んで頂きました。
「湘南リトルツリー」でも店頭販売させて頂くと共に、日頃よりお取引き頂いている横浜水信(ラスカ平塚店)様のご協力も得て、デパ地下での販売も実現し好評を博しています。
東京都豊島区では、2009年度から緑化活動を推進する「グリーンとしま」再生プロジェクトを実施し、今年も、「としまグリーンウェイブ2023」(注)として具体的なプログラムを実践しています。
(注)グリーンウエイブ:国連が定める国際生物多様性の日(5月22日)に、世界各地で木を植えることを契機に生物多様性について
考える地球規模のキャンペーン。豊島区では、この活動ともリンクさせて緑化プロジェクトを推進しています。
2023年5月21日(日)、池袋本町電車の見える公園において、植樹した場所の除草や樹木の手入れを行う「いのちの森」育樹活動が開催されました。爽やかな快晴に恵まれ、地元住民、区民の皆さんやボランティアはじめ大勢が集いました。「グリーンとしま」再生プロジェクトは、同プロジェクト実行委員会を中心に、区内の約100か所で「いのちの森」「学校の森」づくりを進めてきました。研進も実行委員会の委員に名を連ねており、皆様とご一緒に活動に参加させて頂いています。
同公園では、2013年3月20日、「いのちの森」植樹祭が行われました。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導の下、小池百合子衆議院議員(当時)はじめ県・区議会議員の皆様も駆け付け、地域の方々と共に下板橋駅(東武東上線)との境界線に沿って、1,700本の広葉樹の苗木を植樹。有難いことに、進和学園栽培の苗木400本もご利用頂きました。(下記写真)
10年前に植えた木々が、今では、環境保全や防災にも貢献する豊かな森に生長、人々の癒しの場にもなっています。人と自然の「共生」は、益々重要なテーマとなりますが、この日の育樹活動のような地道な取り組みが欠かせないと思います。
2023年5月20日(土)、「高尾小仏育樹祭2023春」に参加しました。当初、4月15日(土)と合わせ2回の日程が組まれましたが、1回目は雨天のため中止となり、5月に集約して実施されました。この日も、集合時には霧雨模様でしたが、幸いに作業開始と共に天候も回復、主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティア、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地元自治会、地盤造成を担われている鹿島建設・清水建設の方々をはじめ約80名が集いました。
高尾小仏における植樹は、2017年に始まりましたが、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みです。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用。私達が推進する「いのちの森づくり」の大切な拠点の一つであり、有難いことに、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。
木々は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が求められます。また、植樹地の一部には鹿やイノシシが侵入し、獣害を被った部分の手直しも必要となります。今回は、ルーチンとしての育樹(除草)と、密植度が落ちた箇所に200本の補植を行うこととしました。苗木は、「いのちの森づくり友の会」基金を活用して提供させて頂きました。
【この日の作業】
(1)2022年秋の植樹地の手当て:鹿が侵入し荒らされてしまった箇所の苗木を救済。
(マルチング材の稲わらの下に埋もれてしまった苗木を元通りにする)
(2)一昨年(2021年)の植樹地の育樹:主に繁茂が著しいイタドリの刈り取り。
(3)補植:13種類200本の苗木を密植度が低下した場所に植える。
協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) | |
株式会社サン・ライフ | 苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
本田技研工業株式会社 | 苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
株式会社ホンダロジスティクス | 苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
(注)補植した苗木の内、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木がシラカシとウラジロガシ各30本、合計60本が含まれています。重ねて感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
【参考】
・高尾小仏育樹祭2023春(案内チラシ:PDF)
・高尾小仏植樹活動(2017~/トンネルの工事残土・盛土場の森林再生)
進和学園が発行する「月報しんわ 総合版」の「ふれあいインタビュー」に、株式会社フリーデン(神奈川県平塚市)取締役業務本部長の山田 良様にご登場頂きました。フリーデン様には、新工場の植栽及び保全作業を研進・進和学園にご発注賜り、障害者の就労支援にも大きく貢献頂いています。
【関連資料】
・タウンニュース平塚版「企業緑化で福祉後押し 進和学園が植栽担う」(2023.3.9)
・(株)フリーデン様に感謝!~新工場の植栽ご発注/障害者就労支援に貢献(2023.1.23)
第24回湘南国際村めぐりの森植樹祭が、2023年5月14日(日)に開催され、約350名が参加しました。開会式直前に小雨が降り始め心配されましたが、セレモニー開始と共に雨も上がり、幸いに植樹作業中も天候は味方してくれました。
今回は、横須賀市道沿いの植樹地(C地区)から北へ進んだD地区と称される場所に、苗木26種類3,100本を植樹しました。同地では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地に2009年より植樹を行い自然の森の姿を取り戻しています。地球温暖化や異常気象対策として、カーボンオフセット(CO2吸収)及び防災面においても、森林再生の意義は大きいと言えます。
故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が指導された「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」の広葉樹を多数選定して、混植・密植方式(宮脇メソッド)により植えますが、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先利用頂いています。在庫がない樹種については、今回も、エスペックミック(株)様のご協力を得て、合計3,006本の苗木を提供させて頂きました。
コロナ禍も落ち着き、久し振りに参加頂いた企業・団体の皆様も多く、間口が狭い植樹地では苗木運びや人の移動が大変でしたが、皆様のご協力により全量を植え切ることが出来ました。本植樹祭をご支援下さった皆様に厚く御礼申し上げます。
協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) | |
三機工業株式会社 | 苗木1,300本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
株式会社サン・ライフ | 苗木700本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
公益財団法人 鎮守の森のプロジェクト |
苗木444本をご購入の上ご提供。 |
本田技研工業株式会社 | 苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
三井住友海上火災保険株式会社 | 苗木200本をご購入の上ご提供。 |
株式会社ホンダロジスティクス | 苗木80本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
株式会社建新 | 苗木63本の提供についてご協賛。 |
楽天市場店「湘南とまと工房」 | 苗木19本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
(注)苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が一部含まれています。重ねて感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
私達が運営する楽天市場店「湘南とまと工房」では、昨秋より、トマトジュースご購入者様50名について苗木1本分の代金を進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へ寄付させて頂いています。2022年度下期の実績に基づき、本植樹祭で19本の植樹を実施しました。この「トマトジュースで森づくり」の取り組みを今後も継続して参ります。
【関連資料】
第24回湘南国際村めぐりの森植樹祭 案内チラシ(PDF)
進和学園「いのちの森づくり」プロジェクト 進和学園「いのちの森づくり友の会」基金
植樹祭を2日後に控えた5月12日(金)、苗木の仕分け作業などの準備を行ないました。一般社団法人Silvaさんの指導に基づき、サポーターの皆様に、「どんぐりブラザーズ」の湘南の凪mai!えるしい、けいあい工房、進和学園の3法人に研進を合わせ40名近くが参加しました。
樹種ごとにチームを割り振り、和気藹々と力を合わせ、混植・密植方式(宮脇メソッド)の植樹に欠かせない事前準備を行いました。
株式会社ブロードリーフ 様は、独自開発のIT基盤「Broadleaf Cloud Platform(BCP)」を起点に、SaaS(Software as a Service)やマーケットプレイスなどの企業向けクラウドサービスを展開しています。これらのクラウドサービスは、モビリティ産業をはじめ、様々な業種・業界の経営環境の変化をビジネスチャンスへと導くITソリューションとして活用されています。
同社は、サステナビリティを実現する環境保全活動に注力され、「Grow Leaf Project」を推進されています。地球環境を守り「多様性のある持続可能な循環型社会」を創るための森林再生や植樹を実践し、様々な支援活動を行われています。
先般、同社執行役員の関 直哉様とご担当者が、進和学園の「いのちの森づくり」プロジェクトをご視察下さり、種々の情報・意見交換を行う機会に恵まれました。誠に光栄なことに、「いのちの森づくり友の会」基金に対してもご寄付を頂けることとなりました。心より感謝申し上げます。
一方、私共も「Grow Leaf Project」に参加させて頂き、お互いに連携して「森づくり」を通じた自然環境保全や障害者の就労支援を目指すことで合意しました。
2023年5月13日(土)、同社主催による植樹体験イベントが、東京都桧原村において開催されました。「Grow Leaf Project」会員企業及び同社の取引先の皆様を対象とする企画で、研進スタッフも参加させて頂きました。 人工林(杉林)を伐採して、落葉広葉樹を中心に植えて「里山」の自然豊かな環境を取り戻そうとする取り組みです。全国各地で里山再生を手掛ける認定NPO法人環境リレーションズ研究所様の指導・支援も得て、小雨模様の天候にも拘わらず大勢が集い作業に励みました。
ブロードリーフ様が、「Grow Leaf Project」を通じて企業の社会的責任(CSR)やSDGs(持続可能な開発目標)にも繋がる取り組みを積極的に推進されていることに、深く敬意を表する次第です。同社の皆様との交流を大切にして、今後とも付加価値の高い植樹活動に連携して取り組ませて頂きます。
◆5月の「湘南リトルツリー」
湘南平・高麗山一帯は、「かながわの景勝50選」に、また、臨海性常緑広葉樹林(タブノキ、スダジイ等)は、「21世紀に残したい日本の自然100選」にも選定されています。貴重な自然環境に恵まれたホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」、5月の明るく爽やかな光と風に抱かれて、伝統のホットケーキやスイーツを賞味しながら、癒しの一時をお過ごし下さい!
◆ゴールデンウイーク中も稼働!
4月29日(土)~5月7日(日)のゴールデンウイークは、ホンダ車部品の組立作業は、Honda様のスケジュールに合わせお休みを頂きました。一方、私共は、事業の多角化を進めており、農産品加工「湘南とまと工房」や「いのちの森づくり」等は適宜稼働しました。ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」も全日営業し、多くのお客様にご利用頂きました。
自働車部品の仕事が殆どを占めていた頃は、一斉休業となりましたが、今では、各作業種毎のカレンダーに従っています。マネジメントは大変ですが、情報共有とチームワークを図り、お客様目線で対応するようにしています。
研進も、進和学園と連携しながら、連休中も下記の業務を行いました。
【ゴールデンウイーク業務スケジュール】
4月29日(土):①千葉市「昭和の森」ワークショップ参加 ②「平塚市緑化まつり」参加
5月 1日(月):小田原TOTOCO様納品
5月 2日(火):①「湘南リトルツリー」野菜納品・支援 ②道の駅足柄様納品
5月 3日(水):①Honda Miles Cafe納品 ②ロマンスカーミュージアム マルシェ出店
5月 5日(金):湘南国際村めぐりの森 育樹作業
5月 7日(日):①東京都豊島区・苗木配布 ②池袋第一小学校植栽保全
③提携店舗Fru-Full(フルフル)梅ヶ丘店訪問
東京都豊島区では、2009年度から緑化活動を推進する「グリーンとしま」再生プロジェクトを実施し15年目を迎えています。今年も、「としまグリーンウェイブ2023」(注)として具体的なプログラムが組まれています。
(注)グリーンウエイブ:国連が定める国際生物多様性の日(5月22日)に、世界各地で木を植えることを契機に生物多様性について
考える地球規模のキャンペーンです。豊島区では、この活動ともリンクさせて緑化プロジェクトを推進されています。
2023年5月7日(日)、豊島区役所本庁舎において、グリーンウェイブ活動参加団体への「苗木配付」が行われました。今回も、有難いことに進和学園で栽培した苗木を含めて優先発注を頂きました。ゴールデンウイーク最終日、あいにくの雨模様でしたが、自然種の広葉樹10種類421本の苗木(注)をお渡しすることが出来ました。私達が手掛けた苗木が、地域の緑化や環境保全に活かされることは大きな喜びです。
(注)配布した10種類の苗木:ウラジロガシ、ヤマザクラ、サカキ、ヒサカキ、
アセビ、サツキ、ジンチョウゲ、ツツジ、ムラサキシキブ、ヤマブキ
豊島区より優先発注頂いた苗木の累計本数は、22,786本となりました。豊島区が一連の緑化プロジェクトにおいて、障害のある方々が手掛けた苗木を継続して優先発注下さっていることに、深く敬意を表すると共に重ねて御礼申し上げる次第です。
この日、豊島区役所本庁舎での苗木配布と合わせ、昨年(2022年)9月6日、区制90周年を記念して植樹を行った池袋第一小学校の植栽地の保全作業も実施させて頂きました。自然種の広葉樹26種類76本を、同校6年生の皆さん中心に植えてから半年以上が経過、最初の冬も無事に越して全体の活着率は良好ですが、上手く根付かなかった3本(アオキ2本、カクレミノ1本)を補植すると共に、囲い柵の補修を行いました。冷たい雨天でしたが、進和学園から嫁いで皆さんと力を合わせて植えた苗木達が、小さな森に生長することを想うと心も弾んで来ます!
【関連記事:2022年度の取り組みから】
・豊島区「いのちの森」苗木配布(2022.11.20)
・豊島区 「いのちの森」苗木配布 ~ ファーマーズマーケット~(2022.10.9)
・池袋第一小学校「いのちの森」記念植樹(2022.9.7)
・豊島区「いのちの森」苗木配付(2022.6.5)
・豊島区「グリーンウェイブ2022」苗木配付(2022.5.10)
小田急線「海老名」駅に隣接するロマンスカーミュージアムは、2021年4月にオープンし、特急ロマンスカーの歴代車両や小田急線の沿線を再現したジオラマ等を展示、運転シミュレーターも体験できる観光施設として人気を博しています。同博物館は、開設2周年を記念し「マルシェ」を開催、有難いことに進和学園メンバーの社会参加及び自主製品を販売させて頂く機会に恵まれました。
博物館にあるミュージアムカフェ「CLUB HOUSE」においては、日頃より、進和学園の農産品加工「湘南とまと工房」による「トマトピューレ」等をメニューにご利用頂いており、そのご縁からマルシェへの参加についてお声掛け頂きました。
2023年4月22日(土)及び5月3日(水)の2日間、進和学園&研進メンバーは、マルシェに参加し「湘南とまと工房」製品(トマト&みかんジュース、ジャム類)に加え、ヒット商品の「湘南みかんぱん」や焼き菓子等を販売させて頂きました。コロナ禍も一定の落ち着きを見せる中で、多くのお客様にお立ち寄り頂きました。
主催されたUDS株式会社(小田急電鉄関連会社)様には、従前より「湘南とまと工房」製品を中心にお取引き頂き、障害のある方々の「働く喜び」「役立つ喜び」にも繋がっています。この度も、貴重な機会をご提供頂きましたこと、心より感謝申し上げます。
【関連記事 : UDS株式会社様との交流】
・ロマンスカーミュージアム訪問(2022.5.25)
・PUBLIE ランチ・メニュー(2019.11.16)
・PUBLIE 2周年記念パーティー(2017.8.27)
・NODE UEHARA Monthly Lunch (2019.4.22 & 2017.3.15)
◆平塚市緑化まつり 4年振りに開催!~ 平塚市総合公園 ~
2023年4月29日(土)~30(日)、第47回平塚市緑化まつりが、平塚市総合公園において開催されました。コロナ禍のため途絶えて、実に4年振りの開催です。「みどりの波」を広げ、「花とみどりのまち」の実現に向け、緑化意識の高揚を図るイベントです。 以前より出店数は減りましたが、植木・花屋さんが丹精を込めた植物や美しい花々を出品。進和学園もブースを設営して、自家栽培のカワラナデシコの幼苗配布を復活!「いのちの森づくり」において育てている苗木も用意しました。陶芸班による植木鉢や陶製人形をはじめ、湘南みかんぱん他のパン・菓子類に原木椎茸、「湘南とまと工房」のジュース&ジャム類やクラフト工芸品も販売し、多くの皆様にお立ち寄り頂きました。
◆ホットケーキの見本 ~「みんなの家ミミ」さんの作品 ~
ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」では、作家の池波正太郎氏も愛したという老舗のレシピを引き継ぐ日本の伝統的なホットケーキをご賞味頂けます。外は、カリッ、中は、サクッ・フワッ。サイズは、レギュラー、ミニ、プチの3種類、進和学園の「いのちの森づくり」を象徴するドングリの焼き印が可愛らしい!
このホットケーキの見本を、連携福祉施設のNPO法人みんなの家ココ みんなの家ミミの木工部の皆さんに作成して頂きました。ヒノキ材を削り、磨きをかけて素晴らしい出来栄えです!じっと眺めるだけでも癒されます。手触りが気持ち良く「湘南リトルツリー」へ行く楽しみが増えました。
◆絶滅危惧種「クマガイソウ」の花が咲きました! 「しんわルネッサンス」の中庭で育てている絶滅危惧種のクマガイソウが、2年連続で咲きました。
2021~2022年の春、「しんわやえくぼ」と合わせ、合計85株を植えましたが、環境を選ぶというクマガイソウ、なかなか栽培は難しいようです。発芽する株も少なく、蕾を持つものはごく限られた株となります。
昨年は、「しんわルネッサンス」で2輪、「しんわやえくぼ」で1輪の開花に成功しました。今年は、「しんわルネッサンス」で1輪のみが花を付けました。自然の神秘に想いを馳せながら、美しく個性的な花を楽しみました。
クマガイソウの栽培記録(2023.4.17)
2023年4月29日(土)、ゴールデンウイークの初日、千葉市最大の総合公園である「昭和の森」の「四季のみち」において、「第3回森の再生ワークショップ」が開催されました。2019年の台風15号(房総半島台風)による倒木の被害は甚大で、材木が山積された斜面の藪(ヤブ)化が進行していました。健全な森の姿を取り戻そうと、NPO法人地球守の皆様にボランティア、一般参加者も加わり、2020年から地道な環境改善の試みを継続しています。
今回は、ドングリから育てた苗木を植樹すると同時に、小さな鍬(クワ)や移植ゴテを使って「土中改善」も行おうと計画されました。高田宏臣様(地球守代表理事)が講師を務め、100名が参加し多様でより健康な樹木が育つ環境とはどのようなものかを体感しながら、「環境土木」の基礎を学びました。研進スタッフも参加させて頂き、皆様と交流を図りながら、新たな知見の修得に努めました。
自然種のドングリをはじめ、その土地に適合する樹種を植樹しましたが、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金より苗木435本を寄贈させて頂きました。苗木代金は、下記の企業3社様からのご寄付を活用させて頂きました。ご支援を頂いた企業・団体、関係の皆様に厚く御礼申し上げます。
協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) | |
(株)サン・ライフ | 苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
本田技研工業(株) | 苗木150本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
ホンダロジスティクス(株) | 苗木85本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
冠婚葬祭・福祉・文化事業を展開される(株)サン・ライフホールディング様/(株)サン・ライフ様(神奈川県平塚市)には、進和学園が運営する「いのちの森づくり友の会」基金に対して、2009年度から継続してご寄付を賜っています。コロナ禍における厳しい経済環境においても、中断することなくご支援を頂き、ご寄付の累計は2,100万円に及びます。
同社からのご寄付を活用させて頂き、湘南国際村めぐりの森、国立神奈川病院、東北被災地(岩沼市)や遠州灘(浜松市・掛川市)の防潮林、国道134号線側道、高尾小仏の盛土場等の公共スペース33ケ所に、障害のある方々が栽培した苗木を中心に4万6,533本(本日現在)を植樹しています。私達が出荷した苗木の約14%が同社のご支援により実現しています。
また、同社の慰霊塔(小田原市)の敷地には、進和学園の苗木を毎年50本ご購入の上植樹頂き、10年で500本を植えて「サン・ライフの杜」が豊かな自然の森として生長しています。
2023年4月28日、進和学園&研進の代表6名は、同社本社を訪問、社長の比企武様に日頃のご支援への御礼方々、2022年度の植樹活動のご報告を申し上げました。同社は、今年、創立90周年を迎えられますが、「いのちの森づくり」へのご寄付を通じた自然環境保全や障害者の自立・就労支援をはじめ、様々な社会貢献活動を通じて、CSR(企業の社会的責任)やSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを全うされていることに深く敬意を表すると共に、心より感謝申し上げる次第です。
【関連資料】
(株)サン・ライフ様News Release(2010.3.31) 同News Release(2013.11.26)
湯河原リトリート ご縁の杜 様は、神奈川県湯河原町にある温泉宿です。「ご縁(ごえん):自分との繋がり・他者との繋がり・自然界との繋がり」と「杜(もり):可能性の広がり」を名称に掲げておられます。代表の深澤里奈子様はじめ従業員の皆様は、「ココロとカラダが整う食や小物やセッションなど、日常を豊かにするアイテム」を発信され、お客様に喜びと活力を提供されています。
「ご縁の杜」様は、進和学園の活動を応援下さっており、従前より、「サンメッセしんわ」の工芸班の手作りエコクラフトバックを、温泉宿のサービス及び展示販売においてもご利用頂いています。進和学園一同にとって、自主製品がお役に立てることはこの上ない喜びです。
この度も、沢山のご注文を賜り、2023年4月25日、深澤様とスタッフの皆様が完成したバッグを引き取りにご来訪下さいました。工芸班メンバーと親しく交流、明るい笑顔が弾ける楽しい時間を共有させて頂きました!
深澤様のFasebookには、早速、この日の模様がアップされ、「しんわやえくぼ」陶芸班の手によるフクロウも登場!工芸班のみならず、陶芸班及び進和学園一同、感激致しました!深澤様はじめ「ご縁の杜」の皆様に心より感謝申し上げます。
2023年4月22日(土)、環境保護を呼び掛けるアースデイ(EARTH DAY:地球の日)に当たるこの日、進和学園&研進メンバー18名は、新東名高速道路の丹沢スマートICアクセス(神奈川県秦野市戸川)に向かいました。2021年12月に、道路斜面に「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」を目指して36種類3,394本を植樹した場所です。自然の森を創り環境と防災に活かそうとする取り組みですが、植樹後1年半近くが経過する間に、鹿が侵入して苗木が相当の食害を受けるという事態に見舞われました。
植樹地の手当てと補植を行う「育樹祭」が計画されました。植樹祭と同様に、NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、いのちの森づくり2020↗(プラス1未来へ)が主催し、出雲大社相模分祠が共催、進和学園いのちの森づくり友の会も協力者として参画させて頂きました。
幸いコロナ禍が落ち着きを見せる中で、地域の方やボランティア、一般のご家族連れも含めて約100名が集いました。まずは、植樹地の雑草を刈り取り苗木の根元にマルチング材として敷く育樹作業を行い、次に、密植度が落ちてしまった箇所に苗木200本を補植しました。併せ、鹿から苗木を守るネットを周囲に張る対策も講じられました。更に、道路斜面の排水用の側溝の清掃や環境整備も皆で力を合わせて実施、保全作業は大きく前進しました。
補植した苗木は、進和学園をはじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先利用し、苗木代金は、下記2社様からの進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を活用させて頂きました。
協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) | |
本田技研工業(株) | 苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
ホンダロジスティクス(株) | 苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。 |
アースデイに相応しい有意義な「育樹祭」となりました。ご参加下さった皆様、並びにご支援を頂いた企業・団体、関係の皆様に心より感謝申し上げます。
【参考】
*「新東名秦野丹沢育樹祭2023春」(案内チラシPDF)
*新東名秦野丹沢植樹祭2021(2021.12.11)
「育樹祭」を終えて、進和学園(どんぐりグループ)メンバーは、湘南平のホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」へ!今週も「いのちの森づくり」に精力的に取り組みました!ささやかな慰労会です。皆さん、ご苦労様でした!
湘南国際村めぐりの森(横須賀市)における「モッチの樹プロジェクト&どんぐりブラザーズ」の連携による活動は、これまで4回のミニ植樹祭を実施しています。アマチュア・トップ・ゴルファーの望月優花さんとのコラボ企画ですが、主に、「チャリティー・ゴルフ・コンペ」の収益の一部を、進和学園「いのちの森づくり友の会」へご寄付頂いて植樹を行っています。
2023年4月21日(金)、福祉施設の森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」の日中活動に、望月さんをお迎えして植樹地の保全のための育樹(除草)&植樹を実施しました。湘南の凪(mai!えるしい)、横須賀ヘーメット、けいあい工房、進和学園の4法人及び研進メンバーも含め22名が集いました。
昨年6月に植樹したC地区を中心に、雑草を除いて苗木の根元に敷く作業と、新たにA地区において苗木19種類180本を植樹しました。久し振りに望月さんとご一緒して、笑顔満面のハイテンションで楽しく作業を行いました。
「モッチの樹プロジェクト」のご支援による植樹は、2018年の高尾小仏植樹祭に始まり、その後、湘南国際村に舞台を移して継続、植樹本数は累計790本となりました。ゴルフ場は、森を切り開いて造成されることが多く、ささやかですが自然環境に恩返しをしたいとの想いから取り組んでいます。障害のある方々が栽培した苗木を植えるという福祉的な価値も高く、深く敬意を表すると共に心より感謝申し上げます。
【モッチの樹プロジェクト関連の植樹実績】
① 高尾小仏植樹祭 75本 (2018. 9.23)
② 湘南国際村めぐりの森 101本 (2019. 3.27)
③ 同上 112本 (2019.10.28)
④ 同上 222本 (2021.10.15)
⑤ 同上 100本 (2022.6.17)
⑥ 同上 180本 (今回)
累計:790本
【関連資料】
・ 第5回モッチの樹プロジェクト&どんぐりブラザーズ ミニ植樹祭 計画書
・ YouTube動画配信「望月優花様・モッチの樹プロジェクト」(2022.6.17)
・ 「モッチの樹プロジェクト」様のご支援~「ハウス」にサンタやってきた!(2021.12.23)
・ YouTube動画配信「望月優花様・モッチの樹プロジェクト」(2021.10.16 )
2023年4月18日(火)、湘南国際村めぐりの森(神奈川県横須賀市)において、「コンフォートジャパンの森植樹祭」が開催されました。化粧品の製造・販売や輸出入を手掛ける(株)コンフォートジャパン様が主催し、一般社団法人Silva及び協働参加型めぐりの森づくり推進会議 混植・密植方式植樹推進グループ(官民協働プロジェクトチーム)が共催するスピンオフ植樹イベントとして企画されました。
Silvaの植樹指導の下に、コンフォートジャパンの社員の皆様中心に100名以上が集い、横須賀市道沿い(C-18区)の斜面に自然種の広葉樹26種類1,300本を植樹しました。
湘南国際村では、2009年から、故 宮脇昭先生が指導された潜在自然植生に基づく植樹(宮脇メソッド)を推進、毎年、春と秋に定例の植樹祭を実施しています。地球温暖化を背景とする自然環境への問題意識が高まる中で、今回は、コンフォートジャパン様によるSDGs(持続可能な開発目標)への取り組み及び社会貢献活動の一環としての植樹祭が実現しました。 進和学園「いのちの森づくり友の会」基金より、「協働参加型めぐりの森づくり推進会議 混植・密植方式植樹推進グループ」に寄贈した苗木1,300本(注)を、コンフォートジャパンの社員の皆様により植えて頂くことが出来ました。苗木は、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先利用、在庫がない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て提供させて頂きました。
当日は、進和学園&研進スタッフも参加して、植樹祭の運営をサポートさせて頂きました。天候にも恵まれ、コンフォートジャパンの皆様とも楽しく交流を図りながら、爽やかな汗を流しました。「森づくり」を通じた自然環境保全に加えて、障害のある方々の就労支援にも繋がる意義深い植樹イベントとなりました。ご支援頂いた企業・団体をはじめ関係の皆様に、心より感謝申し上げます。
(注)今回、植樹した苗木には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木289本(アカガシ、アラカシ、スダジイ、ヒメユズリハ)が含まれています。重ねて感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
◆徳広エネルギー工房様ご視察 ~ 更なる連携強化に向けて ~
2023年4月13日、小動物(ハムスター、ウサギ、小鳥等)用のペット商品「かじるの大好き!」「あそぶの大好き!」をコーディネート頂いている羽塚順子様(MotherNess Publishing代表)と、同商品を連携して製作している一般社団法人徳広エネルギー工房(長野県大町市)の皆様が来訪され、「しんわルネッサンス」の取り組みをご視察下さいました。今後の展開に向け種々の情報・意見交換を行いました。
◆ブルーベリーの花が咲き始めました!
今年は、梅も桜も開花が早かったですね!地球温暖化に伴う環境変化に自然は敏感なようです。進和学園が栽培するブルーベリーも例年より早く白い蕾を付けて、早くも花が開き始めました。可憐で美しい花が眩しく輝いています。ブルーベリーの収穫も早まるかもしれません。
◆平塚信用金庫様 創立90周年記念植樹地を確認!
平塚信用金庫様創立90周年を記念して平塚市総合公園に進和学園で栽培した苗木を中心に90本を植えてから半月近くが経過しました。植樹地が気になり現場を確認・・、シンボルツリーのアカガシ(写真右)は、薄紅色の若葉が美しく元気な様子です!周りを取り囲む苗木達も枯れたものは1本もなく活着率は良好です。これからの成長が大変楽しみです!
◆2023年度(令和5年度)出発式
2023年度(令和5年度)がスタートしました。コロナ禍が漸く落ち着いて社会全般の動きが活発化しています。健康で安心、安全な生活と働き甲斐のある充実した仕事を取り戻すことを願って止みません。
福祉工場「しんわルネッサンス」では、13名の新入所者と新入・異動職員3名をお迎えしました。皆で力を合わせて明るく元気に爽やかに取り組んで参りましょう!ホンダ車部品事業を中心に、他の作業種や事業の多角化も目指して参ります。研進スタッフも、組織は小さくとも志は大きく抱き、少しでも貢献出来るようチャレンジし続けることをお約束します!
横浜ゴム(株)様は、故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導に基づく「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトを継続されています。社員の皆様がドングリや木の実から苗木を栽培し、植樹に加え苗木の提供活動も行われています。各工場で育てた余剰苗を、進和学園にご寄贈頂いて私達が推進する「いのちの森づくり」において栽培を引き継がせて頂く「民福連携」(民間と福祉の連携)を導入しています。この取り組みは、2010年に始まり13年目を迎えました。
2023年4月11日、同社平塚製造所様より、今年も、アカガシやウラジロガシ等の幼苗7種類980本をお譲り頂きました。コロナ禍も落ち着いて来たことから、進和学園&研進メンバー18名で苗木を引き取りに伺いました。平塚製造所長の城川様はじめ社員の皆様に温かくお迎え頂き、貴重な交流の機会ともなりました。
同社からご寄贈頂いた苗木は、累計46,961本となり、その内、実際に植樹が実現している苗木は合計41,217本(250事案)に及びます。私達がこれまでに提供した苗木総数、約34万7千本の約12%を占めることとなります。
横浜ゴム様との連携は、森林再生を通じた自然環境保全や防災対策の他、障害のある方々の就労支援にも繋がっています。CSR(企業の社会的責任)やSDGs(持続可能な開発目標)の観点からも意義深いものと敬意を表すると共に、途絶えることなく継続頂いているご支援に心より感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み
今般、平塚市都市整備部(みどり公園・水辺課)は、「湘南平 高麗山散策&相模湾サイクリングマップ」を発行しました。「かながわの景勝50選」に指定された観光スポット湘南平や「21世紀に残したい日本の自然100選」にも選ばれている高麗山(臨海性常緑広葉樹林)、平塚から大磯にかけての旧東海道宿場の名所・旧跡の散策をはじめ、相模湾を望むサイクリング・コースの道標として最適なマップとして編集されています。最新のグルメ情報も豊富に盛り込まれ、実用的で充実した内容となっています。
進和学園が運営する「ともしびショップ湘南平/ホットケーキパーラー『湘南リトルツリー』」も、人気のドングリ印のホットケーキが写真入りで紹介されています。是非、このマップを手にして、湘南平へお越し下さい。
小動物(ハムスター、ウサギ、小鳥等)用のペット商品「かじるの大好き!」「あそぶの大好き!」は、羽塚順子様(MotherNess Publishing代表)のコーディネートの下に、一般社団法人徳広エネルギー工房(長野県大町市)及び特定非営利法人CCV(栃木県鹿沼市)と研進・進和学園が連携して製造・販売している自主製品です。「かじるの大好き!」は、小動物用の「かじり木」で、「あそぶの大好き!」は、小動物の運動を促すハシゴや小鳥の止まり木です。
進和学園では、「ブルーベリーガーデンしんわ」にて、ブルーベリーを無農薬で栽培していますが、夏季の果実収穫に加えて、その剪定枝を活用したユニークな製品が誕生したことを嬉しく思います。各福祉施設で、桃ノ木や野州麻といった特徴のある国産自然素材を活かして、ペットの嗜好と健康に配慮し安心・安全に使用できる商品を目指しています。
(株)ホームセンターバロー様が展開されるペット専門店「ペットフォレスト」様において、これら商品を高くご評価頂きました。2022年11月に開始した特定8店舗での販売に続いて、この度、同社本部(商品課)ご担当者の親身なるご指導の下、好調な売れ行きを背景に24店舗全店へ拡げることが決定しました。 2023年4月3日、3施設で分担した商品を進和学園(しんわルネッサンス)にて取り纏め、「ペットフォレスト」様の物流センター(厚木市)へ一括納品させて頂きました。一流専門店での販売、それも全店への展開は、本商品を手掛ける障害のある方々や各施設の職員にとっても大きな喜びであり、働き甲斐にも繋がります。「ペットフォレスト」様のご理解ご支援に、心より感謝申し上げます。
進和学園の農産品加工場「湘南とまと工房」は、2014年6月に稼働して以来、湘南地区で収穫したトマト、ミカン、ブルーベリー等からジュースやジャムを作り、お陰様で地元は勿論、通販により全国の皆様、そして、有名レストランやホテルにおいてもご利用頂き好評を博しています。 衛生管理の国際的認証である「HACCP(ハサップ)」も取得して、安全・安心な加工品を消費者の皆様にお届けしています。「湘南トマトジュース」は、「湘南ひらつか名産品」にも選定されていますが、添加物を一切加えず自然素材をそのまま活かしたジュースは大変飲み易く、健康の維持増進にも適しています。
この度、ジュース類について、従来のプルキャップ・王冠に代わり、より使い易いスクリューキャップを採用することとし、随時、切り替えて行くこととしました。通販「楽天市場店」については、先行して4月より移行させて頂きます。これに伴い、500mlのガラス瓶は、形状が大きく変更されます。
また、昨今の物価や光熱費高騰及び最低賃金上昇等の影響を受け、私共の自主製品についても価格改定の必要に迫られました。誠に恐縮ですが、「湘南とまと工房」に従事する障害のある方々の工賃確保のためにも、ご理解の程お願い申し上げます。
これからも、湘南の逸品を皆様にお届け出来るよう、一同で力を合わせ取り組んで参ります。
【お求め・お問合わせ】
(株)研 進 TEL:0463-58-5267 FAX:0463-58-2675
通販ご利用はこちら! ⇒ 湘南とまと工房・楽天市場店
*「湘南とまと工房」は、(株)研進の登録商標です。