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ブルーベリー摘み取り 真っ盛り!

2024/07/26

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 「ブルーベリーガーデンしんわ」でのブルーベリー摘み取りは、今が真っ盛りです。進和学園メンバ-だけでは収穫し切れないので、今年も近隣の連携福祉施設「ブルーベリーサポーターズ」(注)の皆さんにお手伝い頂いています。100gにつき60円(税別)が工賃として還元されます。猛暑が続いて大変ですが、熱中症には十分気を付けて作業を行っています。
 タウンニュース(2024.7.19)でも観光農園として開放されていることが報じられ、夏休みということもあってお子さん連れのご家族で来園されるケースも増えて来ました。
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 ブルーベリーの摘み取り
は、子供達にも大人気です!2024年7月25日(木)午前中、昨年に続いて、地元の 道和幼稚園 より年長組の園児15名が来園されました。「見て!見て!これ大きいよ!」「こっちに甘いのあるよ!」と、ブルーベリーの味を確かめながら、夢中になって摘み取りを楽しみ、大いに盛り上がりました。自然に囲まれた農園は安全で、学びの場としても最適です。夏の思い出づくりに、皆様も是非お越し下さい。
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(注)ブルーベリーサポーターズ
 ① NPO法人みんなの家ココ みんなの家ミミ
 ② NPO法人神奈川県障害者自立生活支援センター キルクももはま
 ③ NPO法人フレッシュ ベルカンパニーブルーベリーhp3IMG_9590.jpg
 ④ 社会福祉法人おおいそ福祉会 かたつむりの家
 ⑤ 一般社団法人SOWETみんなの広場
 ⑥ 社会福祉法人進和学園 しんわやえくぼ
 ⑦ 社会福祉法人進和学園 しんわルネッサンス

【関連記事】
タウンニュース「ブルーベリーの摘み取り始まる/進和学園の観光農園で」(2024.7.19)
観光農園(湘南ブルーベリー)のご案内(2024.7.14)
 

ラスカ平塚「横浜水信・進和学園」特別販売会 ~ 社会参加の貴重な機会  ~

2024/07/25

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 2024年7月18日(木)~24日(水)の1週間、ラスカ平塚の地下1階食料品売場において、「横浜水信・進和学園」特別販売会を実施させて頂きました。
 5月にラスカ平塚で開催された「パン・フェス」に進和学園として参加したことを契機に、このような機会を増やして障害者の就労支援に活かしたいとの希望が膨らみました。ラスカ平塚を運営される(株)JR横浜湘南シティクリエイト様にご相談申し上げたところ、大変親身にご検討頂き、地下1階の催事スペースを活用して、断続的に出店することを認めて下さいました。同一フロアーにある横浜水信様においては、従前より進和学園の自主製品(トマト&みかんジュース、ジャム類、おからドーナツ、原木椎茸等)をお取り扱い頂いているご縁から、「横浜水信・進和学園」特別販売会と銘打つ催事ブースを設営する運びとなりました。
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 有名商業施設において、進和学園の自主製品を自らが店頭に立って販売出来ることは、障害のある方々の社会参加に繋がります。お客様と直接接することによる体験と学びは、働き甲斐や生き甲斐を醸成し、また、一般就労を目指す方の就労移行支援という面からは実践的なアプローチとなります。今回、横浜水信様の会計システムの中で、自主製品のコード登録を行って頂くことにより「集中レジ」の利用が可能となりました。これにより、進和学園からの要員配置は格段に容易となり、職員及び利用者の参加対象も拡げることが出来ます。
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 今後、この催事形式により月に1~2回程度、出店させて頂く予定ですが、ラスカ平塚様・横浜水信様及び進和学園による「民福連携」(民間と福祉の連携)が、お互いのメリットに繋がり、持続可能な企画として定着することを願っています。
 JR横浜湘南シティクリエイト様及び横浜水信様の全面的なご理解ご支援に、心より感謝申し上げますと共に、お客様にも喜んで頂けるよう一同力を合わせて取り組んで参ります。

ラスカ平塚「横浜水信・進和学園」特別販売会ポスター(PDF)
Photo Album Chart(2024.7.18~24)(その他の写真もご覧頂けます)

新着情報プラス案件(7月のTOPICS)  

2024/07/21

◆外作業 熱中症には十分注意!
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 今年の夏も猛暑日の連続です。私達は、地元スーパーでのバックヤード業務や団地の清掃、「いのちの森づくり」では、圃場「どんぐりハウス」での苗木栽培や植樹地の保全のための育樹活動等、屋外での「施設外就労」の機会が増えています。夏季に集中するブルーベリーの収穫もあります。外作業に際しては、こまめな水分補給や休憩取得により、熱中症には十分注意して取り組んでいます。

◆「ハッピースマイルフェスタ 新橋住友ビル」
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 2024年7月16日(火)から19日(金)の4日間、「ハッピースマイルフェスタ 新橋住友ビル」(主催:Group Happy Smile)が開催されました。福祉施設の自主製品を多くの方々に喜んで購入して頂ける場として、継続的に実施しているイベントです。新橋住友ビルでの開催は初めてですが、今回も、私達は「委託販売」の形で参加させて頂きました。
 進和学園(サンメッセしんわ)の人気商品である次の2種類のパンを出品。補充が間に合わず「品切れ」状態となることも!このような機会に恵まれましたこと、関係の皆様には心より感謝申し上げます。 
 ・湘南みかんぱん:「第4回全国逸品セレクション」準グランプリ受賞
 ・湘南ブルーベリーぱん:「パンのフェスアワード2020」ブロンズ賞

◆「宮脇メソッド植樹祭」を終えて/「湘南リトルツリー」で寛ぐ!
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「宮脇メソッド『タブの忌』植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-」 
ホットケーキパーラー湘南リトルツリー

タウンニュース「ブルーベリー収穫始まる  進和学園の観光農園で」

2024/07/19

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 進和学園の「ブルーベリーガーデンしんわ」における、ブルーベリー収穫が今年も始まった旨を、地元情報誌「タウンニュース」が報じました。
 ブルーベリーの売上は、夏季の貴重な作業会計収入となります。外部への卸販売と共に、一般の皆様にお越し頂いて、ブルーベリーの試食や摘み取り及びお持ち帰りも頂ける「観光農園」としても人気を博しています。
 タウンニュースでは、連携する福祉施設が協力して摘み取り作業を行い工賃に還元されていること、進和学園メンバーへのインタビューを含めて、摘み取りの事前予約を受け付けていることも紹介しています。
 湘南の陽光を浴びて無農薬で栽培されたブルーベリーの摘み取りを楽しみながら、是非、ご賞味下さい。

【関連情報】観光農園(湘南ブルーベリー)のご案内(2024.7.14)

宮脇メソッド「タブの忌」植樹祭(神奈川県秦野市)

2024/07/15

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 2024年7月15日(月・祝)、神奈川県秦野市平沢向山において、「宮脇メソッド『タブの忌』植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-」が開催されました。「いのちの森づくり2020↗プラス4未来へ」及び出雲大社相模分祠が主催し、「本物の森」づくりを唱えた故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)の遺志を受け継ぎ、「宮脇メソッド」と呼ばれる潜在自然植生に基づく植樹(混植・密植)を行うものです。2021年秋の「宮脇昭追悼植樹祭」の植樹地に隣接する場所に、約100名が参加して自然種の苗木22種類/1,200本を植樹しました。
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 パリ・オリンピックを10日後に控えた7月16日が宮脇昭先生の3年祭に当たることから、先生がこよなく愛したタブノキ(樹種名)にちなみ「タブの忌」植樹祭を行い、「宮脇メソッド」を世界に向けて発信しよう!という想いを込めたイベントです。開会式では、主催者を代表して出雲大社相模分祠長の草山清和様が挨拶され、植樹祭の趣旨と意義を説明されました。高橋昌和 秦野市長も参加され、「秦野市を自然の観光スポットにしたい!」と強調。植樹を指導されている中村幸人先生(東京農大名誉教授)は、地球温暖化に伴う異常気象や自然災害への対策として、豊かな「森」を再生する必要性を説かれました。
宮脇メソッド植樹祭hp2IMG_8429.jpg 「宮脇メソッド」による植樹を学び理解するためのプログラムが組まれました。竹を利用した土留めづくりから苗木の仕分け、植樹に加えてマルチング(稲わら)敷き詰めに至るまで、3班に分かれて作業に励みました。幸いにも、心配された降雨や猛暑は避けられたものの、湿度は相当高く皆さん汗を流しながら奮闘!予定の1,200本の植樹を実現し達成感に浸りました。
宮脇メソッド植樹祭hp1IMG_8429.jpg 今回も、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用頂きました。在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。ご支援頂いた企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。

         協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 株式会社 サン・ライフ  苗木600本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 ブロードリーフ株式会社   苗木363本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 いのちの森づくり2020⤴プラス4未来へ  苗木181本をご購入の上ご提供。
 ミドリ安全株式会社  苗木56本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。

植樹祭案内チラシ :宮脇メソッド「タブの忌」植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-

「いのちの森づくり」の両輪~「販売」と「友の会」基金~

2024/07/14

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 「いのちの森づくり」プロジェクトは、故  宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)をはじめ多くの皆様のご指導ご支援を得て、18年目を迎えています。進和学園及び連携福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」が、ドングリや木の実を集め苗木を育て、様々な場所で植樹を行っています。また、植樹地の保全のための育樹(除草・剪定等)も障害のある方々の貴重な就労機会となっています。
 これまでに提供した苗木は、36万5,000本(2023年3月末現在)を越えていますが、本プロジェクトを持続可能な作業種とするためには、「販売」と「友の会」基金の両輪が揃わなければなりません。「販売」は、栽培した苗木をご購入の上ご利用頂くことです。植木業者さんと同じですが、潜在自然植生種を中心とする苗木のニーズは限られており、思うように売れないことも多いのです。そこで、「いのちの森づくり友の会」基金を活用して、公共性が認められる場所(公園、学校、施設、防潮林、道路側道等)に苗木を寄贈して、関係の皆様と協力して植樹を行います。植えた後も、雑草や蔓性植物から苗木を守るための育樹(除草・剪定等)を障害のある方々の就労の場として、「友の会」基金から労務費(最低賃金の50%以上)を支給しています。
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 これまでに提供した苗木36万5,026本の内訳は、上表の通り「友の会」基金活用によるものが15万7,795本ですので、「販売」は、20万7,231本となります。累計では「販売」が約57%を占めますが、最近は、「友の会」基金による提供の方が多くなっています。
 これからも「いのちの森づくり」を継続して行くためには、「販売」と「友の会」基金の両輪が必要であり、皆様のご理解ご支持が得られるよう、一同で力を合わせ取り組んで参ります。

【「いのちの森づくり友の会」基金の活用/最近の事例から】
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 これまでの活用実績は、次のリンクから参照下さい。
 ⇒ 「いのちの森づくり友の会」基金活用実績

【販売(育樹作業の受注を含む)/最近の事例から】
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苗木のご購入/育樹作業等のご発注の2023年度実績は以下を参照下さい。
⇒ 2023年度苗木ご購入・育樹作業ご発注実績 

「いのちの森づくり友の会」会報第15号を発行!~ 2023年度活動報告 ~

2024/07/15

会報第15号表紙hp20240712_0001.jpg 私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトを支えて頂いている「いのちの森づくり友の会」の会報第15号(A4版20ページ)を発行しました。
 2023年度は、対象事案が多かったこともあり、本号は、紙面を20ページ(通常12ページ)に増やして編集しています。会員の皆様及びご寄付・助成・協賛を頂いている個人・団体・企業様には、登録住所宛に送らせて頂きます。
 今年、お陰様で、研進(進和学園の営業窓口会社)は、創立50周年を迎えます。故 
宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)との出会いから始まった「いのちの森づくり」は、研進が先導する形で2006年秋にスタート、18年目となります。経済・社会環境の変化に伴い、事業の多角化の象徴的な取り組みとして注力して参りました。福祉施設の連携による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」には、現在、10施設以上が参加、ドングリや木の実から苗木を育て、各所での植樹・育樹活動による自然環境保全や障害者の自立・就労支援に繋がっています。
 「いのちの森づくり友の会」の基金は、公共性を有する場所(公園・学校・防潮林・道路側道等)への苗木提供・植樹活動を支え、苗木の栽培や植樹地の保全のための育樹(除草・剪定等)作業を障害のある方達の工賃に還元することを可能としています。出荷した苗木は、累計36万5千本(内「友の会」基金活用分は15万7千本)を超え、障害者に「ディーセントワーク(Decent Work):働き甲斐のある人間らしい仕事」をもたらしています。SDGs(持続可能な開発目標)の根幹を為す「環境」及び「社会(ソーシャル・インクルージョン)」にも通ずる取り組みと言えます。
 多くの皆様のご指導ご支援の下に、「いのちの森づくり」は、進和学園の看板プロジェクトに成長して参りました。心より感謝申し上げます。これからも、皆様のご期待に沿えるよう、一同で力を合わせチャレンジして参ります。引き続き、宜しくお願い申し上げます。   
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ペットフォレスト様に感謝!~ ペットグッズ追加ご注文~

2024/07/11

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 (株)ホームセンターバロー様のペット専門店「ペットフォレスト」様(関東・中部に25店舗展開)においてお取り扱い頂いているペット商品「かじるの大好き!」「あそぶの大好き!」は、販売開始から1年半以上が経過し、お陰様でご好評を頂いています。
 2024年7月11日、本年度2回目の追加注文を賜りました930アイテムを、同社の物流センター(厚木市)へ納品させて頂きました。
出荷IMG_0370.jpg 本商品は、小動物(ハムスター、ウサギ、小鳥等)のためのグッズで、羽塚順子様(MotherNess Publishing代表)の仲介で、一般社団法人徳広エネルギー工房(長野県大町市)及びNPO法人CCV(栃木県鹿沼市)と研進・進和学園が連携して製造・販売しています。「かじるの大好き!」は、小動物用の「かじり木」で、「あそぶの大好き!」は、運動用のハシゴや小鳥の止まり木です。進和学園で無農薬栽培しているブルーベリーや山梨県のブドウ農家さんからお譲り頂いた剪定枝を活用する等、エコで利益率も有利な自主製品と言えます。
 ペットフォレスト様には、製品開発から販売促進に至るまで、親身なるご指導ご支援を頂いており、心より感謝申し上げます。
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【関連資料・記事】
「ペットフォレスト」湘南平塚店での店頭販売(PDF:2023.8.29)
ペットフォレスト様で全店展開! ~「かじるの大好き!」他~(2023.4.3)
ペットフォレスト様での販売開始!~「かじるの大好き」他~(2022.11.23)

「ご縁の杜」様との貴重な「ご縁」!~ エコクラフトバッグご利用に感謝! ~

2024/07/10

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  湯河原リトリート ご縁の杜 様は、神奈川県湯河原町にある温泉宿で、「ご縁(ごえん):自分との繋がり・他者との繋がり・自然界との繋がり」と「杜(もり):可能性の広がり」を名称とされています。代表の深澤里奈子様はじめスタッフの皆様は、「ココロとカラダが整う食や小物やセッションなど、日常を豊かにするアイテム」を発信されています。多彩なイベントやワークショップも実施され、お客様に活力を高める場を提供されています。
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 「ご縁の杜」様は、進和学園の活動にご理解を示し応援下さっています。従前より、「サンメッセしんわ」の工芸班による手作りエコクラフトバッグを、温泉宿のサービスや展示販売でご利用下さっていますが、この度も多数のご注文を賜りました。
 2024年7月10日、深澤様とスタッフの方が、出来上がったバッグを受取りに進和学園へお越し下さり、交流を図る機会となりました。自分達が手掛けた自主製品が一流旅館で利用され、役立つことは大きな励みとなり働き甲斐にも繋がります。
 「ご縁の杜」様のご支援に感謝申し上げますと共に、皆様との貴重な「ご縁」を、大切に育んで参りたいと思います。
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Honda埼玉製作所様をお迎えして!/2024 七夕まつり

2024/07/06
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 2024年7月5日(金)、平塚市の一大イベント「湘南ひらつか七夕まつり」に合わせ、Honda埼玉製作所(部品調達課・技術課)の6名の皆様にお越し頂き、自動車部品の組立をはじめ作業現場をご視察賜りました。
 今年は、弊社創立50周年の節目を迎えます。Honda様とのお取引きは半世紀に及び、障害のある方達に「ものづくり」を通じた働き甲斐のある良質な仕事を絶え間なくご提供頂いています。進和学園の発展と歴史は、Honda様の親身なるご支援なくして語ることは出来ません。
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 1974年のホンダ車部品事業開始からこれまで、経済危機や自然災害及び社会情勢の変化に伴い、私共を取り巻く環境は常に変化して来ました。自動車革命と呼ばれるEV化の動向もあり、部品の小組立という領域は厳しさを増しています。私達はホンダ車部品の仕事を中心にしつつも、将来に向け事業の多角化を推進、Honda様に鍛えて頂いた品質保証や工程管理のノウハウを活かし、農産品加工や製パン・菓子製造等の自主製品の取り組みを強化しています。また、地元スーパーや団地の「施設外就労」、「いのちの森づくり」プロジェクト、広範な作業の請負いも行い、持続可能な福祉的就労の構築を目指しています。
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 皆様には、就労支援を担う「しんわルネッサンス」及び「サンメッセしんわ」の他に、生活介護施設「はばたき進和」(旧「進和職業センター」)にも立ち寄って頂きました。これらの施設を利用されている方々も、嘗てはホンダ車部品の仕事に従事していた方が多く、Honda様のご来訪を心待ちにしていました。
 「しんわルネッサンス」では、昼食会に続いて、「とびっきりレインボーズ」(進和学園器楽同好会)のコンサートが組まれました。応援歌「全開Honda」に始まり、オリジナル曲「湘南みかんぱん」他のお得意のレパートリーを挟み、「レッツゴーHonda」が披露されると拍手喝さい!最高の盛り上がりを見せ、Honda様との一体感に包まれました!
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 ご視察コースの最後は、「湘南リトルツリー」・・・小田原支援センターの職員も加わりホットケーキを賞味しながら歓談。平塚駅へお見送り方々、七夕まつりの会場に繰り出し、進和学園が出展した「竹飾り」も見学しました。
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 Hondaの皆様には、貴重な時間を割いて交流を深めて頂きましたこと、心より感謝申し上げます。これからも、皆様のご期待にお応え出来るよう、「チームHonda」の一員としての誇りと自覚を持って、新たなチャレンジを続けて参ります。
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新着情報プラス案件(6月のTOPICS)後編

2024/06/30

◆ブルーベリーの摘み取りを開始!
ブルーベリーhpIMG_0597.jpg 「ブルーベリーガーデンしんわ」で無農薬で栽培してるブルーベリーの実が青く色付き始めました。昨年に比べると少し遅くなっており、6月中の販売は行わず、先ずは内部で摘み取り賞味することにしました。未だ、旬な味には至っていませんが、甘酸っぱさが口一杯に広がり夏の到来を感じます。
 今年も実の付きは良好で、7月には連携福祉施設「ブルーベリーサポーターズ」の皆さんにも収穫をお手伝い頂く予定です。また、7月中旬には、一般のお客様にも観光農園として開放させて頂きます。皆様、お誘い合わせの上、ブルーベリー摘み取りをお楽しみ下さい。

◆2トン・トラック納車/研進から寄贈!
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 福祉工場「しんわルネッサンス」で使用していたトラックが、走行距離25万キロを超えて引退したため、代替車両を検討していましたが、この度、中古の2トン・トラックを購入しました。研進から代金相当を学園に寄付し、購入資金に充当して頂くこととしました。
 私達が推進している作業種の多角化において、食品加工、製パン、いのちの森づくり・・と「物流」の頻度は増え重要性は増しています。これからも安全運転に徹して、福祉的就労の拡充に向け走り続けたいと思います。

◆湘南平でアジサイを楽しむ!
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 進和学園では、地元の観光スポット湘南平に、自らが栽培したアジサイを植えて来ました。6月中旬、美しいアジサイの花が満開です。湘南平から望む相模湾のパノラマ眺望と色とりどりのアジサイを楽しんだ後は、ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」で一休み。日本の伝統的なホットケーキやスイーツ類を賞味しながらお寛ぎ下さい!

◆湘南ひらつか七夕まつり 竹飾り制作
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 第72回湘南ひらつか七夕まつり(2024年7月5日~7日)に出展する「竹飾り」を、今年も、進和学園七夕まつり実行委員会メンバ-が制作中です。今年は、どのような趣向が凝らされるのでしょうか?楽しみです! 

2023年度 進和学園 作業会計(売上高・支払工賃等)実績

2024/06/30

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  私達は、環境変化に対応すべくホンダ車部品事業を中核に据えつつ、作業種の多角化に取り組んでいます。2023年度決算における進和学園の作業会計(売上高・支払工賃等)実績は、下表の通りです。
 大きく落ち込んでいた仕事量は、前年度、Honda様より工賃単価の見直し等の特段のご支援を頂くと共に、半導体不足による生産調整から脱し挽回しています。ホンダ車部品に従事する利用者(障害者ご本人)は、前年度と同じく63名(進和学園のみ/小田原支援センターを除く)を維持、支援職員は2名増員となりました。それでも、コロナ禍以前との比較では、減員を余儀なくされ、特に作業会計による処遇は厳しさを増しており、公的資金(自立支援費)に依存せざるを得ないのが実情です。
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 地道な努力を重ねて多角化の成果も徐々に挙がり、売上高に占めるホンダ車部品の割合は相対的に低下し約30%となっています。但し、障害者ご本人への支払工賃については、その41%は未だにホンダ車部品に依存しています。
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 売上高が伸びても、諸物価やコスト上昇により工賃確保に窮する現状が顕著となっています。特に、製パン・菓子類、給食、食品加工といった自主製品の採算は厳しさを増しています。
 尚、2023年度作業会計(売上高)は、3億2,551万円、その内、研進が開拓・仲介したもの(過年度分を含む)は、ホンダ車部品に加え、「いのちの森づくり」、通販「湘南とまと工房」、しまむらストアー、湘南リトルツリー、ブルーベリー収穫、その他請負業務(中古エアバッグ、東立化工、ペットグッズ等)を合わせ、1億6,943万円で、全体の約52%に当たります。支払工賃では、研進の開拓・仲介案件は、作業会計積立金及び繰越金活用分を含めると70%以上を占めています。
 多角化の推進に際しては、利用者数、売上高、支払工賃(総額/一人当たり平均)、工賃還元率(売上高に対する工賃の割合)、職員人件費、その他経費、粗利益(率)等を総合的に分析し、全体を俯瞰する中で評価することが重要となります。
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⇒ 進和学園 2023年度作業会計(売上高・支払工賃)実績 

【参考】
進和学園 2022年度作業会計(売上高・支払工賃)実績
進和学園 2021年度作業会計(売上高・支払工賃)実績
進和学園 2020年度作業会計(売上高・支払工賃)実績

(株)tetote様よりノベルティグッズのシール貼付作業を受注!

2024/06/28

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 (株)tetote様(神奈川県横浜市)は、新しいノベルティやギフトを「手から手」へと伝わるコミュニケーションとして種々の提案をされています。2024年6月、同社より二つの案件のノベルティグッズのシール貼り作業を多量にご発注頂きました。相当の数量があるので、進和学園及び研進スタッフが協力して作業を行いました。福祉工場「しんわルネッサンス」で立ち上がったばかりの製パン部門は、現時点、試作を繰り返し量産には至っておらず、午後の時間を有効に活用して要員を配置しました。
 この種の作業は、福祉施設が従事する典型的な仕事ですが、請け負わせて頂いた案件は、単価も高く有利な条件に恵まれ、有難い日中作業となりました。私達が推進する作業種の多角化の観点からも、同社のご指導ご支援に、心より感謝申し上げます。

神奈川県立秦野曽屋高校「総合的な探求の時間/障がい者福祉」授業

2024/06/27

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 神奈川県立秦野曽屋高校では、地域の社会福祉に携わる人材育成や福祉活動を通して豊かな心を育むことを目指し、「福祉・ボランティア」教育に注力されています。1年生の「総合的な探究の時間」において「福祉」をテーマとして、保育・手話・リハビリテーション・障害者スポーツ等の7講座が用意され、専門家や実務者を講師に招いて授業を実施されています。
 2024年6月27日(木)午後に行われた授業では、光栄なことに、今回も弊社の 出縄貴史が「障がい者福祉」について講師を務めさせて頂きました。生徒の皆さんが講座を選択しますが、「障がい者福祉」の2回の授業には、17名&9名、合計26名の生徒さんが参加されました。
 障害者福祉の意義やその財源の担い手としての国家・民間・個人の役割、障害種別、障害者権利条約(合理的配慮)等を取り上げ、また、進和学園における実際の事例(自動車部品組立・食品加工・製パン菓子・いのちの森づくり・スーパーでの施設外就労等)を動画で紹介しながら、障害者雇用及び就労支援の現状と課題について解説しました。(下記の教材参照)
 高校1年生としては、かなり専門的な内容にも触れましたが、皆さんとても熱心に聴講してくれました。将来を支える若い皆さんには、確かな知見と豊かな人間性を育み、社会に貢献できる人材として成長されることを期待しています。

教材:秦野曽屋高校1年生「障がい者福祉」(2024.6.27)

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  秦野曽屋高校と進和学園との交流は、2010年に遡ります。進和学園で栽培した苗木を同校生徒の皆さんとご一緒に校庭の花壇に植樹しました。あれから14年が経過し、今でも、校庭に自然の潤いをもたらす緑地帯が保全されています。
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【参考】
アーカイブ「秦野曽屋高校との交流」(2018.6.22)
タウンニュース秦野版「曽屋高生が福祉工場見学」(2015.7.16)
タウンニュース秦野版「曽屋高校と福祉施設が交流」(2010.9.11)
タウンニュース秦野版「曽屋高校が福祉施設と植樹」(2010.5.29)    
秦野曽屋高校HP(福祉施設と植樹)

Honda様 和光ビルにて販売会「おやつで社会貢献」~5年振りに再開!~

2024/06/25

ホンダ和光販売会hp2IMG_0175.jpg 
 2014年より、Honda様の
青山本社及び和光ビルにおいて、研進・進和学園メンバーがお伺いしてお菓子やパン類の自主製品販売会「おやつで社会貢献」を開催させて頂いています。クッキーやドーナツの焼き菓子、農産品加工「湘南とまと工房」のトマト&みかんジュースにジャム類、全国逸品セレクション準グランプリに輝いた「湘南みかんぱん」等もご案内し、毎回、好評を博しています。
 自動車部品の組立の仕事量が全盛期に比べるとかなり減少している中で、Honda様の人事部・総務部(福利厚生関連部門)並びに、ホンダ開発(株)様の深いご理解と親身なるご支援の下、障害のある方々の工賃確保及び働き甲斐に繋がり、貴重な社会参加の機会にもなっています。
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 2020年以降、コロナ禍により中断を余儀なくされましたが、2024年6月18日、和光ビルにおいて5年振りに再開!その喜びは格別です。翌週の6月25日にも連続して開催させて頂き、大勢のHonda社員の皆様がお立ち寄り下さいました。昼休みを挟んでの約3時間という短時間ですが、盛況の賑わいで売上も伸ばすことが出来ました。
 Honda様、並びにホンダ開発(株)様の温かいご支援、並びに、社員の皆様のご協力に、厚く御礼申し上げます。
ホンダ開発様とhp20240618IMG_0195.jpg 

Photo Album Chart(Honda様 和光ビル「おやつで社会貢献」5年振り開催)(2024.6.18)

逗子第一運動公園植樹地アダプトプログラム(第3回保全作業)

2024/06/19

資材運びhpIMG_0198.jpg 
 逗子市が運営する公園や緑地に係る「アダプトプログラム(里親制度)」を適用して、逗子第一運動公園における「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)の活動を本年度から進めています。身近な公共空間である公園や緑地の保全と活用について、市民が里親となって管理するもので、官民協働による「まちづくり」を推進することを目的としています。
 2024年6月19日(水)、第3回目の作業を行いました。湘南の凪(mai!えるしい&えいむ)と研進スタッフの9名が参加しました。2014年に、宮脇方式で植樹した場所の保全として、①除草 ②補植20本を実施すると共に、今回、植樹地の外側で公園内通路に沿った植栽箇所についても新たな保全活動がスタートしました。
ノコギリhpIMG_0204.jpg
 潜在自然植生の森の東側に、外来種の唐ネズミモチが何本も侵入し、5~10mとかなり大きく生長して茂っているため、植樹地の日照を遮っているのです。そこで、逗子市(緑政課)に相談したところ、唐ネズミモチの間伐・剪定を了承下さいました。また、毒性があるものの、大気汚染に強く花が綺麗なことから夾竹桃が植えられていますが、これもかなり徒長して枝が暴れる状態にあるので間伐・剪定を実施することをご了解頂きました。
 私達が、ルーチンとして行う作業は、植樹間もない場所の育樹(除草)ですので、大きく生長した樹木の伐採(間伐)や剪定は殆ど経験が無く若干不安でしたが、電動小型ノコギリ及び手動ノコギリを使って作業に着手!今日は、唐ネズミモチ5本と夾竹桃2本を対象に選びました。倒木でケガをしないよう、通行人の有無も確認しながら安全第一を心掛けて実施しました。

【参考】
作業報告(第3回:2024.6.19)  ・作業報告(第2回:2024.5.22) 
逗子第一運動公園アダプトプログラム キックオフ(2024.4.17)

「かなユリ・チャレンジ」プロジェクト

2024/06/17

ヤマユリhpIMG_20240617_090046 (002).jpg 
 進和学園では、2017年秋~2021年春の約3年4ヶ月、公益財団法人かながわトラストみどり財団の助成を受け、ヤマユリの花を再生する「かなユリ・チャレンジ」プロジェクトに取り組みました。本プロジェクトは、「津久井やまゆり園事件」(相模原障害者施設殺傷事件)への追悼の念を込めて、神奈川県の花ヤマユリを増やすことで、悲劇を悼み心の癒しとしようとするものです。助成期間が終了した現在も、福祉工場「しんわルネッサンス」の中庭でヤマユリの栽培を続けています。
 財団から譲り受けた球根は今年も順調に生長し4個の蕾を付けました。6月17日に2輪が開花し、残りの2輪も2~3日中には咲くことでしょう。美しく芳醇な香りのヤマユリの花に重ねて、「いのち」の尊さを確認し合い、悲しい事件の背後に見え隠れする課題に向き合って参りたいと思います。
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「ミドリ(midori)」No.124 春号2022/『かなユリ・チャレンジ』に参加して

横浜水信様に感謝!~ トマトの調達に特段のご支援 ~

2024/06/14

横浜水信様に感謝hpIMG_20240610_141135.jpg 
 進和学園(しんわルネッサンス)の食品加工「湘南とまと工房」では、神奈川県産のトマトやミカンをジュースやジャム等に加工しています。お陰様で、素材を活かした手作りの製品は好評を博し、先般、「湘南無添加100%とまとジュース」は、「2023年度(第64回)全国推奨観光土産品審査会」において「食品」部門トップの農林水産大臣賞にも輝きました。
 本年度、更なる飛躍を目指しているところですが、天候不順の影響でしょうか?今季の原料用トマトの調達が上手く行かず、計画の20トンに遠く及ばぬ状況に苦慮する事態となりました。JA及び農家さんにも種々ご協力を呼び掛けていますが、幸いにも、横浜水信様からトマトの調達に特段のご支援を頂けることとなりました。
水信様hpDSC_2592.jpg 2024年6月8日、横浜水信の取締役:早野史倫様が、「湘南とまと工房」の作業現場をご視察の上、親身に相談に応じて下さいました。翌週6月10日には、早速、独自ルートでトマトを確保下さいました。当方の生産体制を踏まえ、1日当たり100kg以内の仕入れを想定し、継続して調達出来るようご手配を頂いています。
 横浜水信様とは、2015年8月、当方で手掛けたブルーベリーをご評価頂き、同社ラスカ平塚店において進和学園自主製品コーナーの設営に繋がりました。当時、支店長でいらっしゃった早野様のお導きにより実現したものです。デパ地下の一流有名店にて私共の製品をお取り扱い頂けることは大変光栄なことであり、大きな喜びでもあります。あれから9年、ラスカ平塚店では継続してお取引き頂いており、私共の製品の付加価値を大いに高めて頂いています。
 横浜水信様に心より感謝申し上げますと共に、皆様のご期待にお応え出来るよう、一同で力を合わせて取り組んで参ります。

新着情報プラス案件(6月のTOPICS)前編

2024/06/12

◆池袋第一小学校の植樹地~順調に生長!小さな森の風情に!~
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 東京都豊島区が推進する「グリーンとしま」再生プロジェクト実行委員会が2024年6月11日に開催され、委員を務める研進スタッフも参加しました。併せ、同プロジェクトの一環として、2022年9月6日に植樹した池袋第一小学校の植樹地の様子を見て来ました。1年9ヶ月が経過し、写真のように順調に生長!小さな森の風情も感じられます!皆さんと力を合わせて植えた木々が元気に伸びている姿には感動を覚えます!

【関連記事】池袋第一小学校「いのちの森」記念植樹(2022.9.7) 

◆ハッピースマイルフェスタ in コレド日本橋
コレド日本橋hp1717997899886.jpg
 2024年6月10日(月)から14日(金)、「ハッピースマイルフェスタ in コレド日本橋」(主催:Group Happy Smile)が開催されています。福祉施設の自主製品を多くの方々に喜んで購入して頂ける場として、継続的に実施しているイベントです。今回も、私達は「委託販売」の形で参加させて頂きます。
 東京日本橋の有名な商業施設において、進和学園(サンメッセしんわ)の人気商品である次の2種類のパンを出品。皆様、是非、お立ち寄り下さい。 

 ・湘南みかんぱん:「第4回全国逸品セレクション」準グランプリ受賞
 ・湘南ブルーベリーぱん:「パンのフェスアワード2020」ブロンズ賞 

◆ホットケーキパーラーFru-Full(フルフル)店頭植栽
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 ホットケーキパーラーFru-Full(フルフル)梅ヶ丘店(東京・世田谷区)の店頭を飾る植栽は、進和学園が育てた苗木を一部利用し、季節の花やアイビー等を組み合わせて研進スタッフが手入れを担当しています。美味しいホットケーキやフルーツサンド、色とりどりのパフェに、多くの皆様が魅了されていますが、店頭の植栽もお楽しみ頂ければ嬉しく思います。
 

◆「しんわルネッサンス」製パン部門が稼働!
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 本年度、進和学園が事業の多角化として準備を進めて来た「しんわルネッサンス」の製パン部門が稼働しました。これまで、「サンメッセしんわ」が、製パン部門を担い、湘南みかんぱん(全国逸品セレクション準グランプリ)等のヒット商品も生まれていますが、今後、両拠点による製パン事業の一層の拡充を目指します。

福祉新聞に記事掲載 ~ 進和学園・自動車部品と食品開発 ~

2024/06/11

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 社会福祉界の専門紙・福祉新聞(2024年6月11日)に、進和学園の取り組みが紹介されました。半世紀に及ぶホンダ車部品事業により、高い工賃実績を実現すると共に、品質保証やモノづくりのノウハウを他の作業種にも受け継いでいることを報じています。特に、ヒット商品となっている「湘南みかんぱん」や「湘南トマトジュース」は高く評価され、様々な賞も受賞していることを紹介。「自動車部品と食品開発/福祉法人・新機軸」との見出しが、進和学園がこれまで取り組んで来た軌跡と新たな展開への挑戦を端的に表しているように感じます。
 「本人中心」の理念の下に、障害者の生活介護、自立・就労支援をはじめ子育て支援にも取り組む進和学園ですが、これからも笑顔と活気溢れる活動を目指して、尽力して参ります。

豊島区 「いのちの森苗木」配布 ~ 官公需の優先発注に感謝!~

2024/06/03

進和学園hpIMG_2579s.jpg
 東京都豊島区では、2009年度から緑化活動を推進する「グリーンとしま」再生プロジェクトを実施しています。地域における植樹・育樹活動に加え、様々な教育・啓蒙プログラムも組まれています。
 2024年6月2日(日)、豊島区役所本庁舎南側地区広場において、お馴染みの「つる植物・いのちの森苗木」配付が行われました。会場には区民の皆様が次々に苗木を受け取りに来庁されました。今回も、有難いことに進和学園で栽培した苗木を含めて優先発注を頂きました。高中低木の自然種の広葉樹10種類1,286本の苗木をお持ち帰り頂きました。
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 豊島区より優先発注頂いた苗木の累計本数は、26,701本となりました。豊島区が一連の緑化プロジェクトにおいて、障害のある方々が手掛けた苗木を継続して優先発注下さっていることに、重ねて感謝申し上げる次第です。
集合写真IMG_2580s.jpg               官 公 需 の 優 先 発 注
 福祉施設で働く障害者の平均月額工賃は、1万7,000円台と低水準にあります。自立のためには障害基礎年金と合わせて最低賃金の3分の1以上が必要と言われています。行政より障害者福祉施設への仕事の発注、いわゆる「官公需」の優先発注を促進すべく、障害者優先調達推進法(2013年4月施行)が制定されています。
 豊島区では、同法が施行される以前から随意契約に基づいて、苗木を進和学園へ優先発注下さっており、苗木の栽培に従事する障害のある方々の働き甲斐や生き甲斐にも繋がっています。同法の適用も合わせ、障害者の就労支援に貢献する官公需の発注事例が増えることが期待されます。

【関連資料・記事】
「つる植物・いのちの森苗木」配布案内(豊島区ホームページより)
としまグリーンウェイブ2024 苗木配布 ~ 福祉施設への優先発注 ~(2024.5.13)

伊佐ホームズ様「初夏の集い」~進和学園の苗木ご利用に感謝!~

2024/06/02

 2024年6月2日(日)、伊佐ホームズ株式会社様の駒沢住宅・ギャラリー櫟(クヌギ)において「初夏の集い」が開催されました。今般、同社社長の伊佐裕様が、本多静六賞を受賞されたことを記念し、同社及び伊佐社長様とご縁のある大勢の方々がお祝いに参集されました。
伊佐ホームズ様初夏の集い2024_0001.jpg 作家の北康利様はじめゲストを迎えて「日本の公園の父、本多静六とは?」「水と生きる森と生きる」というテーマで、トークセッションが組まれました。また、「苗木の里親プロジェクト」として、ご希望の方には自然種の苗木をプレゼント!
光栄なことに、研進を通じて進和学園が栽培した苗木を中心に多数ご利用頂きました。
伊佐ホームズ様hpIMG_0103.jpg
 伊佐ホームズ様では、『THINK FOREST』のスローガンのもとに、木材産業の発展を通じて森林環境を守り、森林の総合的な価値並びに木の文化の本質を継承しようと尽力されています。同社では、東京都世田谷区を中心に注文住宅を施工、木造住宅の構造材として秩父材を使用していることもあり、「秩父FOREST」という植樹活動を展開されています。昨秋の秩父における植樹祭(サザエさん森へ行く植樹ツアー)では、進和学園に27種類407本の苗木をご注文賜りましたが、今回の催事においても私共に苗木をご発注下さり、心より感謝申し上げます。
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 当日は、研進スタッフ3名も参加させて頂き、皆様と交流を図りながら、お客様への苗木の配布のお手伝いをさせて頂きました。
伊佐社長とIMG_0156.jpg

【関連記事】
 「伊佐ホームズ(株)様に感謝!サザエさん森へ行く植樹ツアー in 秩父」(2023.11.2)

「どんぐりで地球を守る 」(花水わくわく教室)~ タウンニュース掲載 ~

新着情報プラス案件(5月のTOPICS)後編

2024/05/29

◆日本財団インスタグラムの動画取材を受けました!
日本財団hp2IMG_0089.jpg 日本財団さんでは、羽塚順子様
MotherNess Publishing代表)の著書「Welfare trip ~ 福祉の場をめぐる小さな旅 ~」(KTC中央出版)で紹介された、心惹かれる「福祉的な場」をインスタグラムのショート動画として配信されることを企画されています。
 光栄なことに、研進&進和学園の取り組みについても同書籍に掲載されており、2024年5月28日、ホンダ車部品事業をはじめ福祉工場「しんわルネッサンス」の模様と、「いのちの森づくり」プロジェクトを中心に動画撮影を行って頂きました。
 動画のリリースは秋口となりそうですが、楽しみに待ちたいと思います。 

【参考】WEBサイト:「Welfare trip/株式会社研進・社会福祉法人進和学園」
 (高度経済成長を担った福祉工場から多様性と調和のいのちの森づくりへ) 

◆ラスカ平塚「パンフェス」~ 横浜水信様に感謝!~
横浜水信様hpIMG_20240522_.jpg
 ラスカ平塚の1階催事スペースで、3週間に渡り開催されている「パンフェス」ですが、私達は第2週目に「サンメッセしんわ」として出店しました。第3週目(5月22日~28日)には、横浜水信様が出店され、誠に有難いことに、進和学園の「湘南みかんぱん」「湘南ブルーベリーぱん」及び「おからドーナツ」(5種類)をお取り扱い頂いています。
 横浜水信様は、ラスカ平塚地下1階に常設店舗を構え、進和学園コーナー(湘南みかんぱん他、「湘南とまと工房」製品、原木椎茸)を設けて頂き、日頃より大変お世話になっています。この度の「パンフェス」におきましても連携が叶い、心より感謝申し上げます。

 ◆Kitoitoto.kugitoiro/Kamei Kyomiさん 湘南リトルツリーご利用!
 KUIS hp1716086318732.jpg 
「ともしびショップ湘南平/ホットケーキパーラー湘南リトルツリー」の2階は、進和学園はじめ福祉施設の自主製品の展示販売を行っていますが、ご希望があればフリースペースとして貸し出しています。3月にはNHKのドラマ(4月放映「VRおじさんの初恋」のロケが湘南平で行われ、出演者及びスタッフの皆様の控室としてご利用頂きました。
 5月18日(土)には、これまでにもご利用頂いているKitoitoto.kugitoiro/Kamei kyomiさんとそのお仲間によるワークショップ(写真)が開催されました。
 

◆やはり難しい?絶滅危惧種クマガイソウの栽培
クマガイソウHP2IMG_9823.jpg 「しんわルネッサンス」の中庭と「進和やえくぼ」の森で育てている絶滅危惧種のクマガイソウ、合計85株を植え付けていましたが、3年目の今年の発芽は、僅か6株に止まりました。2年連続で開花に成功しましたが、残念ながら、今年は蕾を付けませんでした。環境を選ぶというクマガイソウ、なかなか栽培は難しいようです。  
 【参考】クマガイソウの栽培記録(2023.4.17)

「JL NEWS」特集 ~ ウソのままではいけない!『福祉的就労』の道を拓く! ~

2024/05/27

JLニュースhp202405_0001.jpg 公益社団法人 日本発達障害連盟 の機関誌「JL NEWS」2024年5月号(No.151)は、「就労特集」として発行されました。同機関誌の編集委員を仰せつかっている研進の出縄貴史が、巻頭言(intoroduction)を担当、タイトルを「ウソのままではいけない!『福祉的就労の道』を拓く!」とさせて頂きました。
 小倉昌男氏(ヤマト福祉財団理事長 当時)の名著「福祉を変える経営」(日経BP社、2003年)における「『福祉的就労』という言葉のウソ」という指摘が、20年を経た現在も私達に重くのしかかっています。
 障害者の一般就労(企業雇用)に対して、いわゆる「福祉的就労」が依然として低工賃から脱せず貧困な状態にあり、両者の格差は益々拡大している実情を踏まえ、本号では、改めて「福祉的就労」に焦点を当てることとしました。
 日本セルプセンター事務局長の小林克彦様には、これまで纏まった論考が乏しかった「共同受注」をテーマに取り上げて頂きました。福祉施設の自助努力を補完し、営業活動の意志を注入する役割も期待される「共同受注」の現状と今後の課題につきご寄稿頂きました。
 また、全Aネット理事長の久保寺一男様には、揺れ動くA型事業所の就労支援を取り巻く最新の状況から、国の動向や障害者権利条約の影響、報酬改定、雇用率代行ビジネス等に係る解説と問題意識等をご披露頂きました。
 何れも大変示唆に富んだ内容であり、ご参考として頂けたら幸いです。

掲載記事:
 JL NEWS NO.151「うそのままではいけない!『福祉的就労』の道を拓く!」(2024年5月)

育樹に励む!~逗子・豊島区・新東名・湘南国際村の直近事例~

2024/05/22

 「いのちの森づくり」プロジェクトでは、ドングリや木の実から育てた苗木を各所に植樹しています。宮脇メソッド(混植・密植方式)では、2~3年生の樹高30~60cmの苗木を植えますが、植樹後2~3年間は、雑草や蔓性植物から苗木を守るための「育樹」(除草)を行う必要があります。春と秋は、植樹に加え、この育樹作業で大忙しとなります。直近の事例を紹介します。

◆逗子第一運動公園植樹地の保全(アダプトプログラム)
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 逗子市が運営する公園や緑地に係る「アダプトプログラム(里親制度)」を適用して、逗子第一運動公園における「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)の活動が本年度から始まりました。身近な公共空間である公園や緑地の保全と活用について、市民が里親となって管理するもので、官民協働による「まちづくり」を推進することを目的としています。
 2024年5月22日(水)、第2回目の作業を行いました。湘南の凪(mai!えるしい&えいむ)、横須賀ヘーメットに研進合わせ14名が参加し、2014年10月に、宮脇方式で植樹した場所の保全として、①除草 ②枝打ち・剪定 ③補植40本を実施しました。 

【参考】
作業報告(PDF:2024.5.22)
逗子第一運動公園アダプトプログラム キックオフ(2024.4.17)

◆豊島区・電車の見える公園育樹活動(としまグリーンウェイブ2024)
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 2024年5月19日(日)、東京・豊島区の「グリーンとしま」再生プロジェクト「としまグリーンウェイブ2024」の一環で、池袋本町電車の見える公園において育樹イベントが開催されました。同公園では、2013年春、宮脇昭先生のご指導により1,700本の広葉樹の苗木を植樹。進和学園栽培の苗木400本もご利用頂いた経緯があります。公園は人と自然が共生する場となるため、自然の森のようにメンテナンスフリーとは行かず、道路添いの枝の剪定や草本類の手入れも行っています。
 豊島区からは、それ以外の案件も含めて進和学園の苗木を官公需の優先発注として多数ご利用頂いています。プロジェクト実行委員会を中心に、区内各所の植樹や区民への苗木配布による緑化活動を推進、研進も実行委員会メンバーに名を連ねています。この日も、研進スタッフが参加し、皆様とご一緒に育樹作業に励みました。

◆新東名秦野丹沢育樹祭2024春
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 2024年5月18日(土)、新東名高速道路の丹沢スマートICアクセス(神奈川県秦野市戸川)に集合!2021年12月、道路斜面に「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」を目指して36種類3,394本を植樹した場所です。自然の森を育み環境と防災に活かす取り組みですが、植樹地の除草と補植を行う「育樹祭」が行なわれました。
 植樹祭と同様に、NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)いのちの森づくり2020↗が主催し、出雲大社相模分祠が共催、進和学園いのちの森づくり友の会も協力者として参画、(株)サン・ライフ様からの「友の会」へのご寄付を活用させて頂き、密植度が落ちた箇所に苗木60本を補植しました。
集合写真hpIMG_0015.jpg案内チラシ:新東名秦野丹沢育樹祭2024春

◆湘南国際村めぐりの森 育樹活動
 私達の大切な活動拠点の一つに湘南国際村めぐりの森があります。毎週金曜日の午前中、福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」の一員である、湘南の凪、横須賀ヘーメット他のメンバーが、これまでの植樹地(累計77,000本以上を植樹)のメンテナンスとして育樹作業を継続しています。
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ラスカ平塚「パン・フェス」に出店!

2024/05/21

パンフェスhp5326888_0001.jpg 
 ラスカ平塚の1階、催事スペースにおいて2024年5月の3週間、期間限定で「パンフェス」が開催されています。1週間交代で店舗が入れ替わり、2週目の5月15日(水)~21日(火)の1週間、研進が仲介して「サンメッセしんわ」が出店しました。JR東日本グループの(株)JR横浜湘南シティクリエイト様が運営する駅ビルで、多くの有名一流店が連なる商業施設であり、地域住民に加え観光客でも賑わっています。
案内hpIMG_9851.jpg
 今回、ご縁あって進和学園の製パン部門の出店が叶いましたことは、大変光栄なことと感謝申し上げます。「サンメッセしんわ」は、売れ筋の「湘南みかんぱん」(第4回全国逸品セレクション準グランプリ受賞)、「湘南ブルーベリーぱん」(「パンのフェスアワード」ブロンズ賞)をはじめ、菓子パンや総菜パンも販売させて頂きました。また、農福連携(農業・福祉の連携)として注力している「湘南とまと工房」製品(トマト・みかん・ブルーベリージュース、各種ジャム類)も用意させて頂きました。
 大勢のお客様に立ち寄って頂き、お買い上げ頂くと共に、進和学園の活動を知って頂く有難い機会にもなりました。7日間という短期間ではありますが、研進主導の下、「サンメッセしんわ」と「しんわルネッサンス」の職員も交代で販売スタッフを務め、部門横断のチームワークを発揮して対応しました。

パンフェス総集編hpIMG_9851.jpg 私共以外には、金谷ホテルベーカリー、PLUSOUPLE、オギノパンさんという有名店舗が出店されました。良い素材を使って、個性的で魅力溢れる美味しいパンの数々と出会い、また、スタッフの皆様との交流を通じて、大いに触発されると共に勉強となりました。目下「しんわルネッサンス」においても製パン部門を立ち上げるべく取り組んでいますが、今後の展開に活かして参りたいと思います。

「どんぐりの樹を育てよう」~花水地区町内福祉村(花水わくわく教室)~

2024/05/18

自己紹介hp3IMG_9932.jpg 
 2024年5月18日(土)、花水地区町内福祉村(神奈川県平塚市)主催の「花水わくわく教室」のプログラムとして、「どんぐりの樹を育てよう/ポット苗をつくってSDGsに貢献しよう」と題する、体験イベントが花水公民館において開催されました。本イベントは3回目ですが、今回も、私達が推進する「いのちの森づくり」の一環として、進和学園&研進スタッフは、当日の運営をサポートさせて頂きました。苗木や資材の提供その他経費は、ご支援頂いている企業・団体様からのご寄付から成る「いのちの森づくり友の会」基金を活用させて頂きます。
テントhp2IMG_9951.jpg 花水地区の小学2年生を中心に保護者の方も含めて20名が参加しました。冒頭、講義形式で、木や森の基礎知識を学びました。木の種類(広葉樹・針葉樹/常緑樹・落葉樹)をはじめ「自然の森」の役割として、光合成(二酸化炭素吸収)や地盤形成等の環境保全・防災に加え、SDGs(持続可能な開発目標)にも及ぶ内容です。小学校低学年の皆さんには、ちょっと難しかったかもしれませんが、とても熱心に聴いて頂きました。
 その後、2班に分かれて、①ポット苗づくり体験 ②桃浜公園(花水公民館に隣接)の樹木調べ を行いました。「ポット苗づくり」は、テーブル2台を用意し、アラカシ、タブノキ、ヤマザクラ、マンリョウの4種類の幼苗を育苗箱から1本づつポットへ移す作業を体験して頂きました。皆さん、夢中で作業を行い200個のポット苗が出来上がりました。
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 ポット苗は、各自、お好きな樹種・本数をご自宅に持ち帰り育てて頂くこととしました。数年後、生長した苗木を持ち寄り、ご一緒に植樹する計画も立てたいと思います。

【関連資料】
花水わくわく教室「どんぐりの樹を育てよう」(案内チラシ)
どんぐりポット苗の作り方(PDF)

新着情報プラス案件(5月のTOPICS)前編

2024/05/16

◆ヤマユリの生長~蕾4個を確認!~
 福祉工場「しんわルネッサンス」の中庭で育てているヤマユリです。あっという間に背丈は1.5mを超えて慌てて竹の支柱を設けました。蕾が4個、確認できます。今年は、少な目ですが美しい大輪の花が咲くのを待ちましょう!
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 ◆PUBLICO梅ヶ丘 植栽が表彰されました!
 NPO法人子育て支援グループamigoさんが運営するPUBLICO梅ヶ丘の庭の植栽について、進和学園の苗木を一部ご利用頂き、弊社スタッフが種々アドバイスをさせて頂きましたが、嬉しいことに、「緑の環境プラン大賞/ポケット・ガーデン部門」(第一生命財団賞)を受賞しました。進和学園陶芸班のフクロウの陶器も飾られています。IMG_9837.jpg

◆ブルーベリーの実が膨らんでいます!ブルーベリーガーデンhpIMG_9831.jpg 「ブルーベリーガーデンしんわ」で無農薬栽培しているブルーベリー、可憐な白い花が咲き終わると実が付いて膨らんで来ています。今年の夏も、ブルーベリーの摘み取りが期待出来そうです!

としまグリーンウエイブ2024 苗木配布 ~ 福祉施設への優先発注 ~

2024/05/13

としまグリーンウエイブ2024ushi[1].jpg
 東京都豊島区では、2009年度から緑化活動を推進する「グリーンとしま」再生プロジェクトを実施し16年目を迎えています。今年も、「としまグリーンウェイブ2024」(注)として具体的なプログラムが組まれています。
 (注)グリーンウエイブ:国連が定める国際生物多様性の日(5月22日)に、世界各地で木を植えることを契機に生物多様性について
   考える地球規模のキャンペーンです。豊島区では、この活動ともリンクさせて緑化プロジェクトを推進されています。
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 2024年5月12(日)、豊島区役所本庁舎において、グリーンウェイブ活動参加団体への「いのちの森」苗木配付が行われました。今回も、有難いことに進和学園で栽培した苗木を含めて優先発注を頂きました。自然種の広葉樹10種類445本の苗木(注)をお渡しすることが出来ました。私達が手掛けた苗木が、地域の緑化や環境保全に活かされることは大きな喜びです。
(注)配布した10種類の苗木:イロハモミジ、ウラジロガシ、クチナシ、サツキ、ジンチョウゲ、センリョウ、ツツジ、ナンテン、ムラサキシキブ、ヤマブキ
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【関連記事~2023年度~】
豊島区「いのちの森」苗木配布/ファーマーズマーケット(2023.11.20)
豊島区 苗木配布(官公需)に感謝!~(2023.9.24)
豊島区 苗木配布(官公需)に感謝!~(2023.6.4)
としまグリーンウェイブ2023「いのちの森」育樹活動に参加(2023.5.21)
豊島区 苗木配付(官公需)に感謝!(2023.5.8)

第26回湘南国際村めぐりの森植樹祭

2024/05/12

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 第26回湘南国際村めぐりの森植樹祭が、2024年5月12日(日)に開催され、約400名が参加しました。今回は、元々公募事業に割り振られていた土地が活用されていなかった場所で、大駐車場からも程近くの平地という好条件の植樹地を確保することが出来ました。横須賀市道沿いの植樹地に、苗木34種類2,340本を植樹しました。3,000本を植樹する計画で準備していましたが、地盤造成に手間と時間を要し、先ずは、植樹祭として2,340本を植樹、残り660本は、一般社団法人Silvaが中心となり、植樹地周囲の法面も含めて5月~7月初旬に植樹を完了させることとしました。
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 同地では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地に2009年より植樹を行い自然の森の姿を取り戻しています。地球温暖化や異常気象対策として、カーボンオフセット(CO2吸収)及び防災面においても、森林再生の意義は大きいと言えます。
 故 宮脇昭先生門下の藤原一繪先生(横浜国大名誉教授)の監修により、「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」の広葉樹を混植・密植方式(宮脇メソッド)により植えましたが、今回も、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を優先利用頂きました。在庫がない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て用意させて頂きました。多くの企業・団体・個人の皆様より心強いご支援を頂き、素晴らしい植樹祭を開催することが出来ましたこと、心より感謝申し上げます。
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            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
  三機工業(株)   苗木1,000本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  (株)サン・ライフ  苗木400本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 公益財団法人
 鎮守の森のプロジェクト
 苗木363本をご購入の上ご提供。
(湘南国際村混植・密植グループへの協賛を通じて)
 本田技研工業(株)  苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 三井住友海上火災保険(株)  苗木160本をご購入の上ご提供。
 (株)ホンダロジスティクス    苗木120本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 (株)建新  苗木97本のご提供についてご協賛。 

(注)苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。また、上記には、横浜ゴム(株)及び(株)家具の大正堂の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が一部含まれています。重ねて感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
三機工業様hpIMG_0137.jpg
 湘南国際村めぐりの森は、環境省が推進する『30by30』、国の保護地域以外で生物多様性保全に資する地域『OECM』の自然共生サイトの対象地として、神奈川県より国へ申請される予定です。自然共生サイトへ登録されれば、2030年までの新たな世界目標への貢献としても国際的な環境保護エリアとして、世界より認識されることになります。
横浜ゴム様hpIMG_0033.jpg
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苗木仕訳hp2IMG_9811.jpg
 植樹祭を2日後に控えた5月10日(金)、苗木の仕分け作業などの準備を行ないました。東急建設(株)社員の皆様が、朝から大勢ご参加下さり心強い限りです。「どんぐりブラザーズ」の湘南の凪mai!えるしい&えいむ、進和学園の2法人3施設に研進も合流し、約50名が一般社団法人Silvaさんの指導の下、力を合わせて取り組みました。
20240510湘南国際村植樹祭準備作業hpIMG_9821.jpg
 樹種ごとにチームを割り振り、和気藹々と交流も図りながら、混植・密植方式(宮脇メソッド)の植樹に欠かせない事前準備を行いました。周囲の森から絶え間なく聞こえるウグイスの囀りも心地良く、充実した日中活動となりました。

「高尾小仏育樹祭2024春」に参加!

2024/05/11
高尾小仏タイトル2024hp2IMG_8179.jpg
 2024年5月11日(土)、「高尾小仏育樹祭2024春」に参加しました。主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティア、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地盤造成を担われた鹿島建設・清水建設の方々をはじめ約80名が集いました。
 この活動は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みで、2017年に始まりました。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用、毎年、植樹祭を開催し第7回の昨秋の植樹祭で盛土場の頂上部に達してフィナーレを迎えました。私達が推進する「いのちの森づくり」の拠点の一つであり、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。
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 7年間に及ぶ植樹活動に対し、NEXCO中日本八王子支社様より主催者で技術的な指導をされた国際ふるさとの森づくり協会さんに「感謝状」が贈呈されました。本植樹活動については、研進・進和学園から宮脇方式による植樹をNEXCO中日本様に提案、盛土場の自然を保全し、地盤を安定させ防災にも繋がる「森づくり」に賛同頂いて実現したという経緯にあります。私共にとっても「想い入れ」の深い取り組みであり、感慨もひとしおです。
高尾小仏植樹地平面図hpDSC_1764 (002).jpg
 これまでに植えた木は、22,000本を超えますが、順調に生長しています。植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が必要となります。また、一部に鹿やイノシシが侵入し、獣害を被った部分の手直しも粘り強く行って来ました。今回は、頂上部の最近の植樹地において、春の育樹(除草)と、密植度が落ちた箇所に60本の補植を行いました。補植用の苗木は、本田技研工業(株)様からの「いのちの森づくり友の会」へのご寄付を活用して提供させて頂きました。ご支援に心より感謝申し上げます。

【参考】
 高尾小仏植樹活動(2017~/トンネルの工事残土・盛土場の森林再生)

(株)サン・ライフホールディング様へ御礼訪問!~ いのちの森づくり ~

2024/05/01

サン・ライフ様御礼hp3IMG_9794.jpg
 冠婚葬祭・福祉・文化事業を展開される(株)サン・ライフホールディング様(神奈川県平塚市)には、進和学園が運営する「いのちの森づくり友の会」基金に対して、2009年度から継続してご寄付を賜っています。コロナ禍における厳しい経済環境においても、中断することなくご支援を頂き、ご寄付の累計は2,300万円に及びます。
植樹地hp5IMG_7175.jpg 同社からのご寄付を活用させて頂き、湘南国際村めぐりの森、国立神奈川病院、東北被災地(岩沼市)や遠州灘(浜松市・掛川市)の防潮林、国道134号線側道、高尾小仏の盛土場等の公共スペース35ケ所に、障害のある方々が栽培した苗木を中心に4万8,805本(本日現在)を植樹しています。私達が出荷した苗木の約13%が同社のご支援により実現しています。
 また、同社の慰霊塔(小田原市)の敷地には、進和学園の苗木を毎年50本ご購入の上植樹頂き、10年で500本を植えて「サン・ライフの杜」が豊かな自然の森として育まれています。
20160508サン・ライフ様&進和学園hpIMG_4888.jpg
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 2024年5月1日、進和学園&研進の代表5名は、同社が運営されるホテルサンライフガーデンを訪問させて頂きました。誠に光栄なことに、同社の定例会議の中でご挨拶申し上げ、進和学園のご紹介及び「いのちの森づくり」へのご支援への感謝の意をお伝え申し上げました。社長の比企武様はじめ社員の皆様には温かくお迎え下さり、昼食までご一緒させて頂きながら、近況や今後の事業展開についてのお話など、楽しく有意義な時間を過ごさせて頂きました。
 同社が、「いのちの森づくり」へのご寄付を通じた自然環境保全及び障害者の就労支援をはじめ、様々な社会貢献活動を通じて、CSR(企業の社会的責任)やSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを実践されていることに深く敬意を表する次第です。

【関連資料】
湘南ジャーナルIMG_7758.jpg  
 (株)サン・ライフ様News Release(2010.3.31)     同News Release(2013.11.26)

新着情報プラス案件(4月のTOPICS)後編

2024/04/28

◆「第48回平塚市緑化まつり」に参加!
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 2024年4月27日(土)~28(日)、第48回平塚市緑化まつりが、平塚市総合公園において開催されました。キャッチフレーズは「育てよう 緑を守る やさしい心」。緑を考え、緑と触れ合い、人と人との出会いと交流を通じて、緑化意識の高揚を図る場となることを祈念したイベントです。
 今回も進和学園はブースを設営して、自家栽培のカワラナデシコの幼苗配布を実施!「いのちの森づくり」において育てている苗木も用意しました。陶芸班による植木鉢をはじめ、パン・菓子類に原木椎茸、「湘南とまと工房」のジュース&ジャム類やクラフト工芸品も販売し、多くの皆様にお立ち寄り頂きました。

◆キソウキカク様 ミニ盆栽&ジュース展示販売
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 キソウキカク様(鎌倉市)は、ミニ盆栽を手掛けておられます。有難いことに、進和学園が栽培している幼苗をご購入の上、見事なアレンジで素敵なミニ盆栽を創られています。
 2024年4月21日(日)、北鎌倉の「アトピッコハウス」において、展示販売が行なわれました。盆栽に加え、「湘南とまと工房」の「ブルーベリー&みかんジュース」も販売頂きました。進和学園の「ブルーベリーガーデンしんわ」で無農薬栽培しているブルーベリーから株分けした苗を盆栽に仕立てると共に、ブルーベリー100%ジュースも置いて頂きました。

◆「ともしびショップ湘南平・湘南リトルツリー」若葉が芽吹く外テラス
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20240411ヤマユリ発芽hp2IMG_20240411_123609.jpg      「かなユリ・チャレンジ」(ヤマユリ再生)プロジェクト

家具の大正堂様/苗木ご寄贈に感謝!

2024/04/22

大正堂様hpIMG_3961.jpg

集合写真hpIMG_9753.jpg (株)家具の大正堂様では、本店(神奈川県相模原市)の裏山を「るーたん ♪ の森」と名付け、2013年の秋から、社員の皆様と地域住民が協力して「森づくり」に取り組まれています。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が指導された混植・密植方式を採用し、10年以上が経過しました。当初から、進和学園で栽培した苗木を多数ご発注の上植樹頂いています。また、社員の皆様がドングリや木の実から苗木の栽培も手掛けられ、同社の緑化活動は、栄えある環境大臣賞にも輝いています。
積込み作業hpIMG_9757.jpg  
 2024年4月22日、同社で栽培されたアラカシ、シロダモ、シャリンバイ等の幼苗6種類620本を進和学園にご寄贈賜りました。これまでも度々、苗木をお譲り頂いていますが、私達の「いのちの森づくり」プロジェクトに栽培を引き継がせて頂き、湘南国際村や高尾小仏等の植樹祭をはじめ各所での緑化活動に有効に活用させて頂いています。
るーたんの森HP3IMG_7282.jpg
 今回も、社長の渋谷様が直々に「るーたん ♪ の森」をご案内下さいました。小さな苗木達は、立派に生長して「鎮守の森」とも呼べる厳かな佇まいに感動を覚えます。幸い、霧雨も止み、気持ちの良い自然の森の小径を散策しながら、親しく歓談させて頂きました。家具の大正堂様のご厚意ご支援に心より感謝申し上げます。

平塚信用金庫様「いのちの森づくり」プロジェクトご協賛に感謝!

2024/04/20

集合写真hpIMG_9750.jpg 平塚信用金庫(ひらしん)様には、2019年度より進和学園の「いのちの森づくり」プロジェクトに対してご協賛を頂いています。地域金融機関として、地元経済や人々の暮らしを支えて頂いていますが、進和学園の自主製品(湘南とまとジュース等)の販売促進の他、昨年(2023年)は、創立90周年に当たり、その記念行事の一環として平塚市のご協力も得て、平塚市総合公園の一画において記念植樹を実施されました。進和学園が栽培した苗木を優先的にご利用下さり、創立90周年にちなみ90本の苗木を植樹、地盤造りを含めて一連の作業を進和学園に「仕事」としてご発注賜りました。目録hpIMG_9747.jpg
 植樹から1年以上が経過しましたが、苗木の生長は良好で、シンボルツリーのアカガシには初々しい若葉が芽吹き、周囲を取り囲む多様な樹種の幼苗もしっかり活着して美しい緑地帯が育まれています。公園を訪れる人々も時々、設置された看板を覗いては緑を楽しんでおられます。春と秋の年2回程、植樹地の保全のための育樹(除草)作業を行いますが、進和学園メンバーが「施設外就労」として従事しています。有難いことに、「ひらしん」様からのご協賛金から労務費が賄われます。記念植樹hpIMG_6546.jpg
 2024年4月19日、進和学園及び研進の代表5名で「ひらしん」様を訪問、理事長の尾上達也様をはじめ社員の皆様にご協賛の御礼及び「いのちの森づくり」の活動報告を申し上げました。「ひらしん」様による親身なるご支援に心より感謝申し上げますと共に、皆様のご厚意ご期待にお応え出来るよう、これからも一同で力を合わせ取り組んで参ります。

【関連記事】総合公園に90本植樹/ひらしん90周年記念(2023.3.30)

逗子第一運動公園の植樹地/「アダプトプログラム(里親制度)」キックオフ!

2024/04/17

集合写真HP3IMG_9732.jpg
 逗子市が運営する公園や緑地に係る「アダプトプログラム(里親制度)」を適用して、逗子第一運動公園における「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)の活動がスタートしました。身近な公共空間である公園や緑地の保全と活用について、市民が里親となって管理するもので、生活や自然環境に対する市民意識の高陽を図り、官民協働による「まちづくり」を推進することを目的としています。
逗子市第一運動公園hp3IMG_9743.jpg
 私達が推進する「いのちの森づくり」と逗子第一運動公園とのご縁は、10年前に遡ります。2014年10月、逗子市の森づくりボランティア「ほととぎす隊」の皆様が、公園の一画に、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生(その土地本来の樹種)に基づく植樹1,000本を実施、その際、進和学園栽培の苗木に市の予算を付けてご利用頂いた経緯があります。10年近く経過し、小さな苗木が立派な森に生長している姿を見ると、感慨もひとしおで嬉しさが込み上げて来ます。
剪定hpIMG_9720.jpg
 一方、台湾リスの被害により一部枯れが生じたり、既存木が土地本来の木々の生長を妨げる状況を確認。また、公園という人々が行き交う場所と自然の森の調和を図るために、木の枝の剪定や除草といったメンテナンスを施す必要性も生じています。そこで、逗子市にある湘南の凪に加えて、横須賀ヘーメット、進和学園他の福祉施設が取り組む「いのちの森づくり」の一環として、「アダプトプログラム」との連携を逗子市に相談申し上げました。作業に従事する福祉施設メンバーの労務費や補植用の苗木代金は、ご寄付やご協賛による「いのちの森づくり友の会」基金を活用させて頂きます。
しがらhpIMG_9726.jpg
 2024年4月17日(水)、「どんぐりブラザーズ」&研進スタッフの合計14名が集い、逗子市緑政課のご担当者も立ち会って下さり、本活動のキックオフを行いました。天候も応援してくれたようで、爽やかな陽射しと森の木陰に身を寄せて、気持ち良く作業を進めることが出来ました。コンポストhpIMG_9742.jpgこの日は、張り出した横枝の剪定、小枝を利用した「しがら」による植樹地と通路の区切り、小枝や落葉を貯めて腐葉土を作る簡易コンポストづくり等に励みました。
 次回は、密植度が落ちた箇所の補植も含めて、5月中旬を予定しています。宮脇方式による植樹(混植・密植)のコンセプトを尊重しながら、公園の緑地に相応しい植樹地の保全に取り組んで参ります。

横浜ゴム様からの苗木ご寄贈に感謝!~14年連続/累計:48,125本!~

2024/04/16

横浜ゴム様苗木ご寄贈hp416IMG_2929.jpg 
 横浜ゴム(株)様は、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導に基づく「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトを継続されています。社員の皆様がドングリや木の実から苗木を栽培し、自社グループ内での植樹に加え、苗木の提供活動も行われています。同社で育てた余剰苗を、進和学園にご寄贈頂いて私達が推進する「いのちの森づくり」において栽培を引き継がせて頂く連携取り組みは、2010年に始まり14年目を迎えました。
 2024年4月16日、同社平塚製造所様より、今年も、カシ類のドングリの木やマンリョウ等の低木も合わせ12種類1,144本をお譲り頂きました。進和学園&研進メンバーで苗木を引き取りに伺いました。平塚製造所平塚管理室室長の長尾亨様はじめ社員の皆様に温かくお迎え頂きました。トラックへの苗木積込み作業もご一緒に行って下さり、貴重な交流の機会ともなりました。
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 同社からのご寄贈苗木は、累計48,125本となり、その内、実際に植樹が実現している苗木は合計41,538本(266事案)に及びます。私達がこれまでに提供した苗木総数、約36万5千本の11%以上を占めることとなります。
 横浜ゴム様との連携は、森林再生を通じた自然環境保全は勿論、障害のある方々の就労支援にも繋がっています。CSR(企業の社会的責任)やSDGs(持続可能な開発目標)の観点からも意義深く、深く敬意を表すると共に心より感謝申し上げます。   

 ⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み

【参考資料】神奈川新聞「横浜ゴムから5300本の苗木リレー」(2010.8.12)

新着情報プラス案件(4月のTOPICS)前編

2024/04/15

◆浜松「~KALAプロジェクト」防潮森づくりへ苗木出荷!
浜松へ出荷hpIMG_9672.jpg 浜松市の遠州灘海岸で継続している「~KALAプロジェクト」防潮森づくり、進和学園の苗木を毎回ご利用頂いていますが、今春も「補植」が計画され、2024年4月15日、私達の「どんぐりハウス」から160本の広葉樹の苗木を出荷しました。
 今回も「いのちの森づくり友の会」基金を活用して、同プロジェクトへ寄贈させて頂きました。
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タブノキhpIMG_9676.jpg

◆ブルーベリーの花が咲き始めました!
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 「ブルーベリーガーデンしんわ」で無農薬で栽培しているブルーベリーの花が咲き始めました。釣鐘状の可憐な白い花が眩しく輝いています。今年の夏も、ブルーベリーの摘み取りを楽しむことが出来そうです!

◆湘南国際村めぐりの森 ~「いのちの森づくり」日中作業 ~
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 湘南国際村めぐりの森での第26回植樹祭(5月12日予定)に向け、水道栓への通路において車両が入れるように周囲の木の枝や雑草の剪定を行うと共に、植樹予定地の造成過程で、周囲の竹藪を刈り取る整備作業を行っています。
 2024年4月10日(水)と12日(金)の午前中、上記の作業を中心に、「どんぐりブラザーズ」のメンバーで頑張りました!(4/10:湘南の凪えるしい&研進 6名、4/12:湘南の凪えるしい、えいむ、横須賀ヘーメット&研進 13名参加)

◆「湘南リトルツリー」お花見営業
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 今年の桜の開花は、当初の予想より1週間以上も遅れました。ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」では、3月19日~4月7日の間、「お花見営業」として無休でオープンしましたが、桜の開花が遅かったことから気をもむ日々でした。
 湘南平の桜は、4月第一週後半に漸く満開となり、6日(土)・7日(日)の週末は、お花見を楽しむ大勢の皆様で賑わいました。湘南リトルツリーも、外テラスを含めてご利用頂きました。

WEBサイト「西湘Lover」/「湘南リトルツリー」を紹介!

2024/04/14

西湘Lover hp21695014773011.jpg 
  神奈川県平塚市・大磯町で暮らすと出会えるお店、イベントなど、人生が豊かになることを紹介するWEBサイト「西湘Lover」(2024.4.12)において、進和学園が運営するホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」が紹介されました。
 サポーター(ライター)のママブーさんが来店され、看板メニューのホットケーキや湘南とまとみかんジュース、店舗のインテリアや外テラス、2階の自主製品の展示販売コーナーを取材の上、温かい目線で写真と記事を掲載して下さいました。
リトルツリーhp1695014773011.jpg
 ママブーさんは、その後もプライベートにご来店頂いており有難く思います。進和学園の一人一人の個性を活かした取り組みに共感頂き応援下さっています。心より感謝申し上げます。

WEBサイト:「西湘Lover」~平塚と大磯をまたぐ湘南平にあるカフェ「湘南リトルツリー」

(社福)みなと舎ライフゆう様への「苗木の栽培委託」スタート!

2024/04/10

 「いのちの森づくり」プロジェクトでは、他の福祉施設に、苗木の栽培作業を委託し委託料を作業メンバーの工賃に還元する「苗木の栽培委託スキーム」を導入しています。研進&進和学園スタッフが、知識やノウハウを提供し、栽培上の技術指導をさせて頂いています。
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 この度、社会福祉法人みなと舎ライフゆう様(横須賀市)より、苗木の栽培を行いたいとのご相談を受け、2024年4月10日より、私共から同施設への苗木の栽培委託がスタートしました。同施設は、医療型障害児者入所施設・療養介護事業を担われ、重度障害のある方、車椅子ご利用の方も多いのですが、職員の皆様が、園芸班を立ち上げ敷地内の植栽や、可愛い多肉植物(サボテン類)の栽培を手掛けておられます。
 ライフゆうhp1695014773011.jpg施設を利用される皆さんも、苗木の「水やり」や「ポット苗づくり」に携わることで、少しでも日中活動を楽しく充実させたいとの願いも込めて打合せました。また、同施設は、私達の植樹活動の拠点の一つである湘南国際村めぐりの森のすぐ近くに所在しており、苗木の納品をはじめ実務面での便宜も図り易くメリットは大きいと言えます。お医者様が常駐する病院機能も有しており、熱中症その他、いざという時にも安心です。
 福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」に、医療型施設の皆様が参加されるのは初めてですが、ドングリや木の実から苗木を育て、植樹を行う取り組みは、老若男女や障害の有無に拘わらず、セラピー効果をもたらし心身の健康を保つ上でプラスになることは間違いありません。
 「いのちの森づくり」の仲間が増えることは、私共にとって大きな喜びでもあり、みなと舎ライフゆう様との出会いに感謝し、連携を深めて参りたいと思います。

ペットフォレスト様に感謝!~ ペットグッズ追加ご注文~

2024/04/08

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 (株)ホームセンターバロー様のペット専門店「ペットフォレスト」様においてお取り扱い頂いているペット商品「かじるの大好き!」「あそぶの大好き!」は、お陰様でご好評を頂き販売開始から1年半近くとなります。新年度早々、4月8日に、追加注文を賜りました1,010アイテムを、同社の物流センター(厚木市)へ納品させて頂きました。
出荷hpIMG_9628.jpg 本商品は、小動物(ハムスター、ウサギ、小鳥等)のためのグッズで、羽塚順子様(MotherNess Publishing代表)の仲介で、一般社団法人徳広エネルギー工房(長野県大町市)及びNPO法人CCV(栃木県鹿沼市)と研進・進和学園が連携して製造・販売しています。「かじるの大好き!」は、小動物用の「かじり木」で、「あそぶの大好き!」は、運動用のハシゴや小鳥の止まり木です。進和学園で無農薬栽培しているブルーベリーや山梨県のブドウ農家さんからお譲り頂いた剪定枝を活用する等、エコで利益率も有利な自主製品と言えます。
 ペットフォレスト様には、製品開発から販売促進に至るまで、親身なるご指導ご支援を頂いており、心より感謝申し上げます。
集合写真hpIMG_9626.jpg【関連資料・記事】
「ペットフォレスト」湘南平塚店での店頭販売(PDF:2023.8.29)
ペットフォレスト様で全店展開! ~「かじるの大好き!」他~(2023.4.3)
ペットフォレスト様での販売開始!~「かじるの大好き」他~(2022.11.23)

環境ビジネスエージェンシー様に感謝!~「里山BONSAI」キット発送業務 ~

2024/04/05

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 株式会社環境ビジネスエージェンシー様は、Present Tree「URBAN SEED BANK・里山BONSAI」を手掛けておられますが、今般、同社のご支援を得て「里山BONSAI」キットをご注文下さったお客様(企業様)に、ご利用頂く幼苗をはじめ資材一式(容器(升)、土、コケ等)の準備及び梱包・発送業務を請け負わせて頂きました。里山BONSAI」キットDSC_2495.jpg
 昨年9月から打合せを始め、同社の皆様の丁寧かつ親身なるご指導の下、進和学園「どんぐりグループ」メンバーが、計画的に作業を進めて来ました。幼苗は、主に、進和学園で栽培した苗木(1年生ポット苗)から選定、資材と合わせて箱詰めします。実際の発送業務は、3月下旬からスタートし4月の第1週に、合計1,000セットの発送手配を完了しました。働き甲斐のある仕事に恵まれ、充実した日中活動となりました。
 環境ビジネスエージェンシー様とは、「いのちの森づくり」プロジェクトに関連して、種々の案件で連携していますが、今回も、障害のある方達が従事する福祉的就労の拡充に、特段のご配慮を賜りました。心より感謝申し上げます。
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集合写真hpDSC_2108.jpg【参考】環境ビジネスエージェンシー様のWEBサイト
 ① 【現地視察ルポ】「社会福祉法人進和学園」へ行ってきました!
 ② 【森を守る人々】民福連携の力で森づくりを進める-(株)研進 出縄貴史さん-

2024年度(令和6年度)出発式

2024/04/03

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 2024年度(令和6年度)がスタートしました。今年は、Honda様との取引開始から50年、(株)研進創立50周年の節目を迎えます。この記念すべき年を、皆で力を合わせて盛り上げて行こう!と意思統一を図りました。福祉工場「しんわルネッサンス」では、11名の新入所者と新入・異動職員4名をお迎えし、総勢164名での門出となります。
しんわルネッサンスIMG_2757.jpg 「ルネッサンス」とは、フランス語で「再生」「復活」を意味しますが、「しんわルネッサンス」が稼働した2006年は、ホンダ車部品事業が100%を占めていました。その後18年が経過しましたが、リーマンショックや東日本大震災、コロナ禍等の様々な出来事に遭遇し、私達を取り巻く環境は大きく変化しました。自働車部品の組立は、現在も、売上・支給工賃等において中心的な位置付けにありますが、全盛期に比べると相当減少しており、作業種の多角化を強力に推進して参りました。
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 福祉工場稼働を機に「いのちの森づくり」プロジェクトを立ち上げ、2007年にはHonda様の社内で進和学園の手作りクッキーを販売開始、また、外部業者に委託していた給食を独自部門として内製化、2010年には地元スーパー「しまむらストアー」様との連携による「施設外就労」を導入、2014年には「農福連携」を目指す農産品加工がスタートしました。工場周囲の畑では、ブルーベリーの無農薬栽培に取り組み、インターネット通販・楽天「湘南とまと工房」は、コロナ禍においても売上を伸ばしました。
 「しんわルネッサンス」の歩みを振り返ると、正に「再生」「復活」への挑戦の連続であったことが分かります。チャレンジは、これからも続きます。「チャレンジして失敗を恐れるより、何もしないことを恐れろ!」という本田宗一郎氏の名言を改めて心に刻みたいと思います。

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