これまでの授産事業の経験やノウハウを活かして、障害をお持ちの方々にとって、働き甲斐や生き甲斐に繋がる「就労の場」を創出するための提言活動にも注力しています。
ささやかですが、我が国の「福祉的就労」の底上げに貢献出来ればと考えています。
<私達の主たる問題意識・関心分野>
次の諸課題に取り組み、「福祉的就労」の底上げを通じて障害者の自立(心の自立と経済的自立)を図ること、Decent Work(働き甲斐のある人間らしい仕事)の実現を目指しています。
・福祉施設で働く障害者の権利保全(労働者性の問題)
・障害者の所得対策/工賃倍増(自立可能な福祉的就労)
・「雇用」と「非雇用」の格差是正
・福祉政策と労働政策の連携・融合
・福祉と企業(専門家)との連携(民福連携・農福連携)
・障害者への発注促進策の拡充/「みなし雇用制度」の導入
・ソーシャルファーム(社会的企業)
・施設外就労(企業内就労)の拡充
・福祉事業者の変革(意識改革)
・企業の社会的責任(CSR)
・SDGs(持続可能な開発目標)
書籍紹介:「よくわかる在宅就業障害者支援制度の活用と事例/『みなし雇用』のすすめ」
(2019、出縄貴史・吉田岳史 共著 -日本法令-)
「障害者の福祉的就労の現状と展望」(2011、松井亮輔・岩田克彦編著-中央法規-)
~第2編第1章「福祉的就労支援現場の現状と課題」を研進の出縄貴史が執筆担当~
論文紹介:日本職業リハビリテーション学会・学会誌
「職業リハビリテーション」(第27巻1号/2013.11.30発行)
⇒ 「労働者と訓練生 雇用と福祉の問題を再考する」(出縄貴史)
座談会 : 「三田評論」(慶応義塾)「これからの障害者雇用を考える」(2018年12月号)
(司会:中島隆信教授)
「三田評論/これからの障害者雇用を考える」(PDF)
評論紹介:
「ビジネスガイド/在宅就業障害者支援制度」(2018年6月号) (出縄貴史)
「大人の発達障害と就労支援・雇用の実務/期待される『みなし雇用』制度」(2018)(同上)
「ビジネスガイド/障害者の直接雇用と発注による『みなし雇用』」(2015年12月号) (同上)
「発達障害白書2015年版/スーパー初の在宅就業障害者特例調整金」(同上)
・JL NEWS:公益社団法人日本発達障害連盟 機関誌
JL NEWS(2024年5月号)「ウソのままではいけない!『福祉的就労』の道を拓く!」
JL NEWS(2023年1月号)
「障害者就労体系の根本的な見直しに向けて」(巻頭言:P1)
(株式会社研進 代表取締役・JL NEWS編集委員 出縄貴史)
「障害者の雇用と福祉的就労の現状と課題」(本論:P2~6)
(福島大学 行政政策学類 准教授 長谷川珠子)
JL NEWS(2022年1月号)「障害者就労の多様性と調和」(出縄貴史)
JL NEWS(2021年1月号)「コロナ禍と障害者就労/新たな枠組みに向けて」(同上)
JL NEWS(2020年1月号)「雇用至上主義の限界~『みなし雇用』のすすめ~」(同上)
JL NEWS(2017年5月号)「『みなし雇用制度』の提言」 (同上)
JL NEWS(2016年3月号)「障害者への仕事発注に係る厚生労働大臣表彰制度の創設」(同上)
JL NEWS(2015年4月号)「編集委員が斬る!報酬改定」(同上)
JL NEWS(2015年4月号)「取材記/全Aネット 設立の意義」(同上)
JL NEWS(2014年8月号)「企業のA型事業参入を問う!?」(同上)
JL NEWS(2013年1月号)「ご存知ですか?在宅就業障害者支援制度」(同上)
寄稿・発表:
・厚生労働省 労働政策審議会障害者雇用分科会(関係団体ヒアリング)
「在宅就業障害者支援制度の見直しについて」(2021年10月)(研進)
・職業リハビリテーション研究・実践発表会
「企業への発注奨励制度を活用した施設外就労モデルの構築」(2014)(出縄輝美)
・日本職業リハビリテーション学会
「企業への発注奨励策を活用した施設外就労モデルの構築」(2013)(石井輝美)
「知的障害者の能力開発/ISO9001認証・QCボーンを用いた就労支援-」(2010)(桐原富士雄)
「福祉施設における在宅就業障害者支援制度の現状と課題」(2009)(須藤 亮)
「雇用型と非雇用(受注)型のバランスを考慮した就労対策-」(2006)(出縄貴史)
「福祉的就労」の底上げ(イメージ図)