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高尾小仏植樹活動~トンネル工事残土・盛土場の森林再生~

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 高尾小仏植樹活動は、東京都八王子市裏高尾町(都立高尾陣場自然公園内)を通る中央高速道路の小仏トンネルの工事残土で出来た広大な盛土場における取り組みです。自然環境保全及び防災・治安の観点も踏まえ、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生するプロジェクトとして計画されました。2017年10月の植樹祭開催以来、年々、認知度も高まり多くの皆様に参加頂いての植樹祭も実施されています。
 宮脇方式(混植・密植)による植樹を推進するNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、盛土場を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)が共催、(公)イオン環境財団様はじめ多くの企業・団体のご協賛を得ると共に、進和学園いのちの森づくり友の会が、苗木の提供等に係わる協力メンバーとして参画しています。
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 皆様の深いご理解ご支援の下に、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先的にご利用頂いており、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達・提供させて頂いています。障害のある方達の就労支援にも繋がる付加価値の高い植樹活動と言えます。ご支援頂いている企業・団体様はじめ関係の皆様に厚く御礼申し上げます。
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       「どんぐりブラザーズ」提供苗木の植樹実績:累計22,101
 
IMG_7504.jpg 第1回植樹祭 2017年10月29日  1,594本
           10/31・11/1        875本
                  合計     2,469本
 第2回植樹祭 2018年  9月24日  1,760本
 第3回植樹祭 2019年  9月23日  3,453本
 第4回植樹祭 2020年  9月27日  3,868本
 2020年度 補植(下記参照)        820本
 2021年度 補植(下記参照)        200本
 育樹祭補植   2021年  9月26日      210本
 第5回植樹祭 2021年10月10日  3,300本
 高尾2021IMG_7504[1].jpg育樹祭補植   2022年  4月23日        300本
 育樹祭補植   2022年  9月10日        400本
   第6回植樹祭   2022年  9月25日     2,181本
         10/8・10/22         519本
               合計     2,700本
 育樹祭補植   2023年 5月20日     200本
 育樹祭補植   2023年 9月30日   100本
 第7回植樹祭   2023年10月15日     2,321本
  総 計               22,101本

【補植について】
 これまで、合計22,231本を植樹しており(「どんぐりブラザーズ」以外から提供された苗木を含む)、苗木は順調に生長していますが、主に獣害(鹿、イノシシ等)を受けた場所の混植・密植状態を保つために補植をしています。補植2,230本の比率は10.0%で全体としての活着率は良好です。

高尾小仏の補植 報告書(2021.7.6)   高尾小仏の補植 報告書(2021.6.22)
高尾小仏の補植 報告書(2020.12. 8)  高尾小仏の補植 報告書(2020.12. 1)
高尾小仏の補植 報告書(2020.11.10)  高尾小仏の補植 報告書(2020.10.20)
高尾小仏植樹地平面図hpDSC_1764 (002).jpg
 参考:動画配信 ⇒ 「高尾小仏植樹活動(レナフォ)」(YouTube)

 過去4回の植樹祭 看板(2017、2018、2019、2020)

高尾小仏植樹祭2023に参加!

2023/10/15

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 2023年10月15日(日)、「高尾小仏植樹祭2023」(都立高尾陣場自然公園内)が開催されました。当日は、低気圧の影響により午前中が雨天予報であったため、午後からの開催に変更されました。植樹地が急斜面で滑り易いため、参加者の安全を考慮したものです。午後も足元の悪い状態が見込まれるため、「決して無理されないように・・」との案内が2日前に発せられました。参加者の減少が予想されましたが、「雨のち晴れ」の予報を受け、貴重な日曜日の午後ですが、212名もの皆様がご参加下さいました!開会式の13時には雨も上がり、植樹に移ると明るい日差しと青空が現れました。高尾の山々は、美しいコントラストを描き、私達に元気を与えてくれました。
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 この植樹活動は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による盛土場に、宮脇 昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生する取り組みです。自然環境保全に加えて、観光資源や防災面も考慮して計画されました。NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、2017年から継続して来たプロジェクトですが、今回で盛り土場の最上部に達し最終回となります。
  常緑樹と落葉樹を各10種類、合計20種類の苗木を、2,321本植えることが出来ました。今回を含め7回の植樹祭を行い、6,955㎡の盛り土場に、合計22,000本以上の植樹を実施。先に植えた箇所は、既に樹高5m以上に達し、素晴らしい森に生長しています。
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 今回も、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用下さると共に、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。「森づくり」を通じて、障害のある方達の就労支援にも繋がる付加価値の高い植樹活動です。ご支援頂いている企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。
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            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 NPO法人国際ふるさとの森づくり協会
 (イオン環境財団他)
 苗木1,624本をご購入の上ご提供。
 PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル 
 生命保険株式会社)
 苗木444本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 本田技研工業株式会社  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社ホンダロジスティクス  苗木80本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 ミドリ安全株式会社  苗木73本を 進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。
 また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が3
種類(ウラジロガシ、シロダモ、ヤブニッケイ)168本含まれています。重ねて感謝申し上げます。

 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

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コンサートhpIMG_8346.jpg
 今回の植樹祭では、開会式と植樹終了後に「ミニコンサート」が開催されました。いまむら瞭さん作詞・作曲の「森へ(Mori e)」をはじめ、今村夏海さんのアルパの伴奏に乗せて、
溝端育和さんの伸びやかで透明感に満ちた素晴らしい歌声が自然と溶け合い深い感銘を受けました。「森づくり」への願いや想いを込めた「森へ(Mori e)」は、YouTubeにて配信されていますので、皆様も、是非、ご視聴下さい。

YouTube:「森へ」(日本語版)  YouTube:「Mori e(to the forest)」(英語版) 

【参考】
高尾小仏植樹地平面図HP今回764 .jpg

*案内チラシ ⇒ 「高尾小仏植樹祭2023」(PDF)
*動画配信 ⇒ 「レナフォ・動画集」(YouTube)watermark[1].jpg
準備作業hp1697273330642.jpg
 植樹祭を2日後に控えた10月13日(金)、進和学園&研進メンバーは準備作業に参加しました。低気圧の接近が報じられていましたが、この日は晴天に恵まれ、ボランティア及びレナフォ事務局の皆様とも協力し、和気藹々と作業に励みました。
 宮脇メソッド(混植・密植)に欠かせない苗木の割り振りや、植樹地におけるマルチング材(稲わら)を押さえる竹串の打込みを中心に、進和学園メンバーも大いに活躍しました。

「高尾小仏育樹祭2023秋」に参加!

2023/09/30

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 2023年9月30日(土)、「高尾小仏育樹祭2023秋」に参加しました。主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティア、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地元自治会、地盤造成を担われている鹿島建設・清水建設の方々をはじめ約50名が集いました。
 この植樹・育樹活動は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みで、2017年に始まりました。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用、毎年、秋に植樹祭を開催しています。私達が推進する「いのちの森づくり」の大切な拠点の一つであり、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。
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(注)ニセアカシア(ハリエンジュ):北米原産のマメ科落葉高木。既存植生を改変し生物多様性を低下させる懸念があり、日本生態学会
  は「日本の侵略的外来種ワースト100」に選定している。一方、蜜源植物(ハチミツ)や材としての利用価値は高い。

 木々は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が求められます。また、植樹地の一部には鹿やイノシシが侵入し、獣害を被った部分の手直しも必要です。今回は、ルーチンとしての育樹(除草)と、密植度が落ちた箇所に14種類100本の補植を行うこととしました。苗木は、下記の通り「いのちの森づくり友の会」基金を活用して提供させて頂きました。

 協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 株式会社サン・ライフ   苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 
 基金へのご寄付を通してご提供。 
 本田技研工業株式会社   苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

小林優美さんhpIMG_8212.jpg 
 高尾小仏における植樹は、10月15日(日)に予定されている7回目の植樹祭をもって盛土場の最上部に達し節目を迎えます。(育樹作業は、継続されます)多くの皆様のご支援により、豊かな森が育まれていることに心より感謝申し上げます。

(注)補植した苗木の内、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂
  き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が、シラカシとアカガシの2種類合計20本が含まれて
  います。重ねて御礼申し上げます。
  ⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
高尾小仏育樹祭hp2IMG_8222.jpg

【参考】
 高尾小仏植樹活動(2017~/トンネルの工事残土・盛土場の森林再生)

「高尾小仏育樹祭2023春」に参加!

2023/05/20

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 2023年5月20日(土)、「高尾小仏育樹祭2023春」に参加しました。当初、4月15日(土)と合わせ2回の日程が組まれましたが、1回目は雨天のため中止となり、5月に集約して実施されました。この日も、集合時には霧雨模様でしたが、幸いに作業開始と共に天候も回復、主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティア、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地元自治会、地盤造成を担われている鹿島建設・清水建設の方々をはじめ約80名が集いました。
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 高尾小仏における植樹は、2017年に始まりましたが、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みです。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用。私達が推進する「いのちの森づくり」の大切な拠点の一つであり、有難いことに、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。
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 木々は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が求められます。また、植樹地の一部には鹿やイノシシが侵入し、獣害を被った部分の手直しも必要となります。今回は、ルーチンとしての育樹(除草)と、密植度が落ちた箇所に200本の補植を行うこととしました。苗木は、「いのちの森づくり友の会」基金を活用して提供させて頂きました。
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【この日の作業】
(1)2022年秋の植樹地の手当て:鹿が侵入し荒らされてしまった箇所の苗木を救済。
  (マルチング材の稲わらの下に埋もれてしまった苗木を元通りにする)
(2)一昨年(2021年)の植樹地の育樹:主に繁茂が著しいイタドリの刈り取り。
(3)補植:13種類200本の苗木を密植度が低下した場所に植える。

        協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 株式会社サン・ライフ  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。 
 本田技研工業株式会社  苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社ホンダロジスティクス  苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)補植した苗木の内、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木がシラカシとウラジロガシ各30本、合計60本が含まれています。重ねて感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
【参考】
高尾小仏育樹祭2023春(案内チラシ:PDF)
高尾小仏植樹活動(2017~/トンネルの工事残土・盛土場の森林再生)

獣害(鹿)から苗木を救済!

2022/11/05

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 高尾小仏植樹地では、時折、獣害(鹿・猪)を受けることがあります。これまで植樹して来た場所に、鹿や猪が侵入し苗木が食べられたり倒されたり・・・、これも自然の宿命です。動物達も一生懸命に生きているのですから、寛容の精神で受け止めてはいますが、皆で力を合わせて植えた木々を消滅させる訳には行きません!
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 2022年11月5日(土)、NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)の呼び掛けで、主に鹿が侵入して荒らされた植樹場所の修復作業を行ないました。天候にも恵まれ35名が集い、約2時間をかけて苗木の救済作戦を実行!あちらこちらに鹿の糞も見られ、明らかに鹿が侵入した形跡が伺えます。鹿によってマルチング材の稲わらが斜面をずれ落ちて苗木を下敷きにしてしまうのです。稲わらの下に隠れてしまった苗木を取り出し元通りにする地道な作業ですが、皆で手分けをして取り組み、効率良く作業を終えることが出来ました。鹿が侵入したと思われる箇所には、シートを張って一定の防御策を講じています。
 「どんぐりブラザーズ」からは、地元のNPO法人あるがハッピーフルーツの皆さんと進和学園&研進スタッフも参加、これからも皆様と協力し合い「いのちの森づくり」を粘り強く続けて参りたいと思います。
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PGF生命様のご支援に感謝!~ 「高尾小仏植樹祭2022」 完結! ~

2022/10/25

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 「高尾小仏植樹祭2022」(都立高尾陣場自然公園内)は、本年9月25日(日)に開催されましたが、台風15号の影響により、当初植樹予定の2,700本は、2,181本(700㎡)に止まり、519本(168㎡)は改めて日程調整を行い植樹することとなりました。10月8日(土)に、主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)及び関係者により、319本(103㎡)の植樹を行い、残りは200本となりました。
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 2022年10月22日(土)、PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)の社員・ご家族の皆様23名と福祉施設の森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」18名の総勢41名が連携して、積み残された200本(65㎡)の植樹を行いました。主催者のレナフォ及び土地を所管される中日本高速道路(NEXCO中日本)並びに地元自治会のご理解ご協力を得て、この日の植樹イベント開催に至りました。これにより「高尾小仏植樹祭2022」は完結し、中央高速道路の小仏トンネル工事残土からできた巨大な盛土場の環境保全と防災にも役立つ植樹活動が、また一歩前進を遂げました。
 2017年に始まった高尾小仏植樹活動においては、故  宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が指導された「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生すべく、宮脇方式(メソッド)による混植・密植を採用しています。
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 「どんぐりブラザーズ」からは、地元のNPO法人あるがハッピーフルーツの皆さんと進和学園が参加!PGF生命の皆様と交流しながら力を合わせ植樹を行う「民福連携」(民間と福祉の連携)の貴重な機会となりました。大変光栄なことであり嬉しく思います。急斜面での作業でしたので安全第一を心掛けながら、美しい高尾の自然に包まれて爽やかな汗を流しました。
 PGF生命様には、2019年より高尾小仏植樹活動における苗木提供について進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を通じてご支援頂いています。今回も444本の苗木提供をご支援頂き、同社からのご寄付を活用した植樹は累計1,776本となりました。心より感謝申し上げる次第です。
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【参考】
「高尾小仏植樹祭2022」案内(PDF)   *高尾小仏植樹祭2022(2022年9月25日)の模様
*動画配信 ⇒ 「レナフォ・動画集」(YouTube)

NPO法人あるがハッピーフルーツ様に感謝!~苗木保全管理~

2022/10/21

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 「高尾小仏植樹祭2022」(都立高尾陣場自然公園内)は、2022年9月25日(日)に開催されましたが、台風15号の影響を受け、当初植樹予定の2,700本は、2,181本に止まり、残りの519本は、別途スケジュールを調整して10月中に植樹を行うこととしました。その間、命ある苗木への水遣りや保全管理が必要となりますが、「どんぐりブラザーズ」の一員で、植樹地からも近いNPO法人あるがハッピーフルーツ様が、お引き受け下さいました。
 同施設の皆さんは、高尾小仏植樹活動に参加頂いていますが、苗木の栽培は初めての経験でしたが、植樹完了までの1ヶ月近くの間、苗木の世話をしっかりと担って頂きました。どうも有難うございました!

高尾小仏植樹祭2022「おかわり」~ 積み残し苗木の植樹 ~

2022/10/08

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 「高尾小仏植樹祭2022」(都立高尾陣場自然公園内)は、先般、9月25日(日)に開催されましたが、台風15号の影響を受け、当初植樹予定の2,700本は、2,181本(700㎡)に止まり、残りの519本(168㎡)は、別途スケジュールを調整して10月中に植樹を完了させることとしました。
 2022年10月8日(土)、主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)及びレナフォの植生工学士にボランティアの皆さん、並びに研進スタッフを含め14名が集い、319本(103㎡)の植樹を行いました。この日、集まった少数精鋭メンバーは、植樹大好き人間・・正に植樹の「おかわり」と呼ぶに相応しく、一人当たり20本を超える贅沢な植樹を満喫しました?!
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 残りの200本(65㎡)は、PGF(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル)生命保険株式会社様と「どんぐりブラザーズ」(進和学園はじめ福祉施設による森づくりチーム)による「民福連携」(民間と福祉の連携)イベントとして企画され、10月22日に植樹を予定しています。
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【参考】
「高尾小仏植樹祭2022」案内(PDF)    *「同植樹祭2022 おかわり」案内(PDF)
高尾小仏植樹祭2022(2022年9月25日)の模様
*動画配信 ⇒ 「レナフォ・動画集」(YouTube)

高尾小仏植樹祭2022に参加!

2022/09/25

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 2022年9月25日(日)、「高尾小仏植樹祭2022」(都立高尾陣場自然公園内)は、直前の台風15号の影響を受け、開催時間を午後に遅らせて実施されました。降雨により急斜面の植樹地が泥濘で滑り易い状態であったため、主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)より、参加を申し込み頂いた方々に「決してご無理されないようにして下さい」とのご案内をメール及びWEBにて配信。その結果、当初参加予定者270名のところ、192名の参加となりました。参加者は半減するかと予想しましたが、幸い、台風一過の晴天に恵まれたこともあり、大勢の皆様に足を運んで頂きました。
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 同地での植樹は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による盛土場に、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生する取り組みで、6回目(6年目)の植樹祭となります。ここ3年は、コロナ禍における植樹祭となり、検温にマスク着用という感染対策を講じての実施が続いています。
 今回の植樹本数は、2,700本の予定でしたが、台風の影響による開催時間の変更に伴い参加者が減ったことから、2,181本(700㎡)に止まり、残りの519本(168㎡)は、別途スケジュールを調整して10月末までに植樹を完了させることとしました。
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 今回も、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用下さると共に、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。「森づくり」を通じた自然環境保全や防災に加え、障害のある方達の就労支援にも繋がる付加価値の高い植樹活動です。ご支援頂いた企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 NPO法人国際ふるさとの森づくり協会
 (イオン環境財団他)
 苗木2,100本をご購入の上ご提供。
 PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル
 生命保険株式会社)
 苗木444本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 本田技研工業株式会社  苗木56本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社ホンダロジスティクス  苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 ミドリ安全株式会社  苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記の苗木本数は、10月末までに植樹完了予定の残りの519本を含めた合計2,700本に係わるご支援内容です。進和学園の標準価格にて換算した本数となります。
 また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が5種類(ウラジロガシ、アカガシ、シロダモ、ヤブニッケイ、タブノキ)549本含まれています。重ねて感謝申し上げます。

 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
高尾植樹活動実績一覧20220925hp01.jpg

【参考】
*案内チラシ ⇒ 「高尾小仏植樹祭2022」(PDF)
*動画配信 ⇒ 「レナフォ・動画集」(YouTube)watermark[1].jpg

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 植樹祭を2日後に控えた9月23日(金)、進和学園&研進メンバーは準備作業に参加しました。接近する台風15号の影響が心配されましたが、作業を開始すると小雨も止んで雨合羽を脱いで「苗木の仕分け」を中心に担当させて頂きました。ボランティア及びレナフォ事務局の皆様とも協力し、和気藹々と作業に励みました。
 宮脇方式による混植・密植を行うために、樹種ごとに纏めて届いた苗木を、バランスよく色々な種類が混ざり合うようにトレーに配分します。2人でペアーを組んで作業を行ない、次第に要領も覚えて予定時間内に終えることが出来ました。

高尾小仏育樹祭に参加!~除草と補植~

2022/09/10

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 2022年9月10日(土)、高尾小仏育樹祭に参加しました。高尾小仏における植樹は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土から成る盛土場に、自然の森を再生する取り組みで2017年から、毎年、植樹祭を実施しています
。故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用しています。私達が推進する「いのちの森づくり」において、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いており、9月25日に開催予定の「高尾小仏植樹祭2022」を控え、この日は、繁茂した雑草類を刈り取る育樹・保全作業を行ないました。
 これまで、木々は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が必要です。更に、今回は、冬季の降雪とイノシシや鹿による獣害の影響で密植度が落ちてしまった箇所に、400本の補植を行いました。苗木は、「いのちの森づくり友の会」基金(下表参照)より提供させて頂きました。
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 主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティア、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地元自治会、地盤造成を担われている鹿島建設・清水建設の方々をはじめ、関係者70名近くが集いました。進和学園・研進からも参加し、皆様と交流しながら高尾の自然に包まれて急斜面での作業に励みました。2週間後に植樹祭を行う区画は、既に地盤造成が進んでおり、再び多くの皆様とお目にかかれることを楽しみにしています。

         協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 株式会社サン・ライフ  苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 本田技研工業株式会社  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社ホンダロジスティクス  苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社建新  苗木50本の提供についてご協賛。

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【参考】
高尾小仏植樹祭2022(案内チラシ:PDF)
高尾小仏植樹活動(2017~/トンネルの工事残土・盛土場の森林再生)

育樹(除草)作業に励む!

2022/06/23

高尾小仏HPDSC_0649.jpg

 私達が取り組む「いのちの森づくり」は、植樹に加え植樹地の保全のため苗木を植えてから数年間は、育樹(除草)作業が必要です。自然の森の場合は、苗木が2~3m程に生長すれば人の手を掛けず自然淘汰に委ねることとなります。私達は、育樹を計画的に行っていますが、作業の分担は容易ではありません。進和学園に加え、福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」(現在、13法人14施設)が連携して作業に当たっています。
 2022年6月23日、NPO法人あるが(ハッピーフルーツ)の4名と研進3名の7名は、高尾小仏の植樹地へ!昨秋植樹した場所は、4月に一度、育樹を行いましたが2ヶ月でイタドリ(雑草)が繁茂し苗木を覆い尽くす状態でした。皆で力を合わせ、頑張りました。あと何回か作業の必要がありそうです。

「高尾小仏育樹祭2022春」に参加!

2022/04/23

開会式hpIMG_3595.jpg
 2022年4月23日(土)、「高尾小仏育樹祭2022春」に参加しました。高尾小仏における植樹は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土から成る盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みで2017年に開始し、毎年、植樹祭を実施しています
宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用しています。鹿の角hpIMG_3574.jpg私達が推進する「いのちの森づくり」の大切な拠点の一つであり、有難いことに、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。
 これまで、木々は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が必要です。これに加えて、今回は、昨年10月に植樹した場所にイノシシや鹿が侵入し、獣害を被った部分の手直し作業が急務となりました。密植度が落ちてしまった箇所には、300本の補植を行いましたが、内200本は予算措置(注)を講じて頂きました。残り100本は、「いのちの森づくり友の会」基金を活用して提供させて頂きました。
作業hpIMG_3620.jpg
 主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティア、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地元自治会、地盤造成を担われている鹿島建設・清水建設の方々をはじめ、関係者130名近くが集いました。進和学園・研進からも参加し、「どんぐりブラザーズ」の一員である地元のNPO法人あるが(ハッピーフルーツ)及び(社福)あすなろの会みとおしの皆様も一緒に作業に励みました。長期化するコロナ感染対策として、マスク着用にソーシャル・ディスタンスにも留意しつつ、新緑が美しい高尾の自然に包まれて爽やかな汗を流しながら、楽しい交流の機会となりました。
あるがさんとhpIMG_3629.jpg
(注)国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催する高尾小仏植樹活動に対して、米国の非営利環境慈善団体であるONE TREE PLANTED様より「協賛」頂けることとなりました。補植用の苗木200本について予算を付与して頂きました。心より感謝申し上げます。

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 NPO法人国際ふるさとの森づくり協会
 (ONE TREE PLANTED)
 苗木200本をご購入の上ご提供。
 本田技研工業株式会社  苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社ホンダロジスティクス  苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

【参考】
高尾小仏育樹祭2022春(案内チラシ:PDF)
高尾小仏植樹活動(2017~/トンネルの工事残土・盛土場の森林再生)

高尾小仏植樹祭2021に参加!

2021/10/12

開会式hpIMG_0970.jpg
 2021年10月10日(日)、東京都八王子市裏高尾町(都立高尾陣場自然公園内)において、「高尾小仏植樹祭2021」が開催されました。中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による広大な盛土場に、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生する取り組みで、5回目(5年目)の植樹祭となります。
 宮脇方式(混植・密植)による植樹を推進するNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、盛土場を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)が共催、(公)イオン環境財団はじめ企業のご協賛を得ると共に、進和学園いのちの森づくり友の会が、今回も苗木の提供等に係わる協力メンバーとして参画しています。
植樹hpIMG_0996.jpg
 幸いにもコロナ緊急事態宣言が解除され、一般募集の皆様も含め260名近くが集いました。引き続きコロナ対策(検温、マスク着用、3密回避)にも注意しながら、20種類/3,300本の苗木を植樹することが出来ました。盛土場の最上部に連なる急斜面のため、開会式では安全第一に作業を行なうための注意点の説明を受けました。確かに身動きも困難な凄い斜面での植樹でしたが、各班で苗木や稲ワラ(マルチング材)をバケツリレーで運ぶ等、チームワークを発揮して頑張りました。作業を終えた皆様の笑顔が、コロナ禍の憂鬱を吹き飛ばすかのように弾ける素晴らしい植樹イベントとなりました。
 今回も、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用下さると共に、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。「森づくり」を通じた自然環境保全や防災に加え、障害のある方達の就労支援にも繋がる付加価値の高い植樹活動です。ご支援頂いた企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。模擬店hp2IMG_0964.jpg

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 NPO法人国際ふるさとの森づくり協会
 (イオン環境財団他)
 苗木2,566本をご購入の上ご提供。
 PGF(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル)
 生命保険株式会社
 苗木444本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 環境まちづくりNPOエコメッセ  苗木111本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 本田技研工業株式会社  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 ミドリ安全株式会社  苗木79本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。
 また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が3種類(ウラジロガシ、シロダモ、ヤブニケイ)523本含まれています。重ねて感謝申し上げます。

 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

集合写真hpIMG_1025.jpg

【参考】
*案内チラシ ⇒ 「高尾小仏植樹祭2021」(PDF)
*動画配信 ⇒ 「レナフォ・動画集」(YouTube)
過去4回の植樹祭 看板(2017、2018、2019、2020)

高尾小仏植樹活動「育樹作業」に参加!~追悼の「補植」も実施!~

2021/09/26

20210926育樹hpIMG_0286.jpg
 2021年9月26日(日)、高尾小仏植樹地の「育樹作業」に参加しました。2017年に開始された植樹は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土から成る巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みです。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱・指導された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を導入しています。私達が推進する「いのちの森づくり」の大切な拠点の一つであり、有難いことに、
「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。
 これまで、木々は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物の繁茂を放置すると樹木の生長が阻害されてしまうため、定期的な育樹(除草)作業が必要となります。コロナ禍においても、自然の営みは変わりません。
 コロナ緊急事態宣言が延長されており、今回も、一般公募は行わず、主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティアの皆様、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地元自治会、地盤造成に関与されている鹿島建設・清水建設の方々をはじめ、関係者約70名が集いました。春と同じく、進和学園からの参加は控え、窓口会社の研進スタッフが代表して参加、地元の福祉施設NPO法人あるが(ハッピーフルーツ)の皆様と共に作業に励みました。マスク着用にソーシャル・ディスタンスも意識しつつ、美しい高尾の自然に触れながら爽やかな汗を流しました。
補植hpIMG_0823.jpg
 また、この度、相次いでご逝去された宮脇昭先生とレナフォ理事長の髙野義武様の追悼の念を込めて、育樹作業終了後にプロジェクト関係者と有志による苗木210本の「補植」を行いました。お二人のご功績を称え、ご冥福をお祈り申し上げながら、ご指導頂いた「いのちの森づくり」を将来に向けてしっかりと継承して行こうと誓い合いました。

【参考】高尾小仏植樹活動(2017~/トンネルの工事残土・盛土場の森林再生)

高尾小仏植樹活動「育樹作業」に参加!

2021/05/29

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2021年5月29日(土)、高尾小仏植樹活動の一環として実施された「育樹作業」に参加しました。2017年に開始されたこの活動は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土から成る巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みです。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱・指導される潜在自然植生に基づく混植・密植方式が導入されています。私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトの大切な拠点の一つであり、有難いことに、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。
高尾hpIMG_0304.jpgこれまで、苗木は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物の繁茂を放置すると樹木の生長が阻害されてしまうため、年2回程度の育樹(除草)作業が必要です。コロナ禍においても、この保全活動は欠かせません。
主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)では、元々、一般公募による「育樹祭」を計画していましたが、東京では、コロナ緊急事態宣言が発令されており、一般からの募集は断念し関係者有志による「育樹作業」として実施されました。レナフォの植生工学士にボランティアの皆様、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地元自治会、地盤造成に関与されている鹿島建設・清水建設の方々をはじめ、総勢39名が集いました。進和学園からは、コロナ禍により参加は控え、窓口会社の研進スタッフ4名が代表して参加、地元の福祉施設NPO法人あるが(ハッピーフルーツ)の職員の皆様と共に作業に励みました。
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マスク着用にソーシャル・ディスタンスも意識しながら、午前中の約2時間、美しい高尾の自然に触れながら爽やかな汗を流しました。コロナが終息して、一般の皆様にも安心してご参加頂き、楽しく交流しながら活動出来ることを願っています。
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【参考】高尾小仏植樹活動(2017~/トンネルの工事残土・盛土場の森林再生)

「どんぐりブラザーズ」大活躍!~秋の育樹・補植に励む!~

2020/12/08

集合写真hpIMG_8549.jpg
私達、福祉施設の森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」は、植樹祭等のイベントへの参加に加えて、これまで植樹して来た場所の保全活動としての育樹(除草)や補植作業にも従事しています。高尾小仏における「補植」は、本年7月2日に初めて着手しましたが、これに続いて今秋も、イノシシや鹿害により荒らされた箇所の手直しと共に「補植」を計画的に実施しました。
2020年10月20日、地元のNPO法人あるが(ハッピーフルーツ)及び(社福)あすなろの会(みとおし)に県央福祉会(パステルファームワーキングセンター)の皆さんと協力して私達が栽培した苗木9種類100本を補植しました。
更に、11~12月上旬にかけて補植を段階的に実施し、同地での「補植」は、下記の通り累計820本となります。これまで4回の植樹祭で合計13,910本を植樹しており、苗木は順調に生長していますが、獣害(鹿、イノシシ等)を受けた場所の混植・密植状態を保つために手当てをしています。「補植」の比率は5.9%と低率に止まり、全体としての活着率は良好です。
【補植実績】
 ① 7月 2日(木):20種類200本  ②10月20日(火): 9種類100本 
 ③11月10日(火):10種類160本  ④12月 1日(火):17種類200本 
 ⑤12月 8日(火):15種類160本  <補植累計:820本>荷卸しhpIMG_8669.jpg 
高尾小仏の補植 報告書(2020.12. 8)  高尾小仏の補植 報告書(2020.12. 1)
高尾小仏の補植 報告書(2020.11.10)  高尾小仏の補植 報告書(2020.10.20)集合hpIMG_9139.jpg

上記活動においては、下記の企業・団体様による「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を活用させて頂きました。皆様の温かいご支援に重ねて御礼申し上げます。
【高尾小仏における補植ご支援】
 ①苗木提供:大樹生命保険(株)様:344本
         PGF(プルデンシャルジブラルタファイナンシャル)生命保険(株)様:194本
       (株)サン・ライフ様:137本
       ホットケーキパーラーFru-Full様:95本
       NPO法人無形価値評価・認定センター様:50本
 ②労務工賃:本田技研工業(株)様、(株)ホンダロジスティクス様、ミドリ安全(株)様
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高尾小仏植樹祭2020に参加!

2020/09/27

開会式hpIMG_8394.jpg
2020年9月27日(日)、東京都八王子市裏高尾町(都立高尾陣場自然公園内)において、「高尾小仏植樹祭2020」が開催されました。中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による広大な盛土場に、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱される「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生する取り組みで、4年目/4回目の植樹祭となります。当初、6月28日に予定されていましたが、コロナ禍により延期されていたものです。
検温hpIMG_8365.jpg
宮脇方式(混植・密植)による植樹を推進するNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、盛土場を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)が共催、(公)イオン環境財団はじめ企業のご協賛を得ると共に、進和学園いのちの森づくり友の会が、苗木の提供等に係わる協力メンバーとして参画しています。
霧雨模様の中、有難いことに一般募集の皆様も含め約170名が集いました。コロナ対策として受付での検温、マスク着用、「3密」を回避することにも注意しながら、38種類/3,868本の苗木を植樹することが出来ました。幸い、植樹作業に移ると雨も上がり、絶好の植樹日和に!各班で安全に注意しながらチームワークを発揮して頑張りました。作業を終えた皆様の笑顔が弾ける素晴らしい植樹イベントとなりました。
「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木も2,112本をご利用下さると共に、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。「森づくり」を通じた自然環境保全や防災に加え、障害のある方達の就労支援にも繋がる付加価値の高い植樹祭となりました。ご支援頂いた企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。
植樹hpIMG_8415.jpg

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 NPO法人国際ふるさとの森づくり協会
 (イオン環境財団他)
 苗木2,070本をご購入の上ご提供。
 (株)サン・ライフ  苗木748本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 PGF(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル)
 生命保険株式会社
 苗木444本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。内、250本を植樹。
 残り194本は別途補植予定。
 NPO法人無形価値評価・認定センター  苗木250本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。内、200本を植樹。
 残り50本は別途補植予定。
 環境まちづくりNPOエコメッセ  苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 本田技研工業株式会社  苗木200本及び労務工賃を進和学園「いのちの森づ
 くり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社ホンダロジスティクス  苗木100本及び労務工賃を進和学園「いのちの森づ
 くり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。
 ミドリ安全株式会社  苗木100本及び労務工賃を進和学園「いのちの森づ
 くり友の会」 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。
また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木(ウラジロガシ、ヤブツバキ)が合計287本含まれています。重ねて感謝申し上げます。
横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
記念写真hpIMG_8421.jpg

高尾hp20200927hp2118_0001[1].jpg

 参考:*案内チラシ ⇒ 「高尾小仏植樹祭2020」(PDF)
    *動画配信 ⇒ 「高尾小仏植樹祭2020/2019/2018」(YouTube)
    *過去3回の植樹祭(2017、2018、2019/看板)
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高尾小仏植樹活動「育樹祭」に参加!

2020/09/20

育樹hpIMG_8280.jpg
2020年9月20日(日)、高尾小仏植樹活動の一環として「育樹祭」が開催されました。
2017年に開始されたこのプロジェクトは、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土から成る巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みです。これまでの植樹地において、苗木は順調に生長していますが、植樹後3年程度は雑草や蔓性植物の繁茂を放置すると樹木の光合成が阻害されてしまうため、年2回程度の育樹(除草)作業が必要です。コロナ禍においても、この保全活動は手を抜くことは許されません。6月の育樹作業から3ヶ月半が経過し、夏の間に雑草がかなり目立つようになりました。この日、秋雨前線の影響で小雨模様の中を69名が参加して約2時間、広大な植樹地を手分けして作業に励みました。
閉会式hpIMG_8292.jpg
コロナ対策として、マスク着用にソーシャル・ディスタンスも意識しながら作業に当たりました。植樹活動を主催するNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)の方々をはじめ、日頃よりお世話になっている植樹ボランティアの皆様とも久し振りに再会。また、地元の福祉施設NPO法人あるが(ハッピーフルーツ)の皆さんとも交流しながら、進和学園「どんぐりグループ」メンバー及び研進スタッフも奮闘しました。
1週間後の9月27日(日)には、第4回の植樹祭が予定されています。コロナ対策に十分注意しつつ、皆様とご一緒に木を植えられることを楽しみにしています。
コンサートhpIMG_8303.jpg
       YouTube:「森へ」(作詞作曲:いまむら瞭/歌:溝端育和)

高尾小仏hp2IMG_8284.jpg【参考】
「高尾小仏植樹祭2020」(PDF:案内チラシ)
「高尾小仏植樹祭2018/2019」(YouTube)
  過去3回の植樹祭(2017、2018、2019/看板)
  高尾小仏「育樹祭」に参加(2020.6.7) 
  高尾小仏育樹(苗木の修復作業)(2020.5.16)

高尾小仏植樹活動 ~ 苗木の保全作業に励む! ~

2020/05/16

中央高速道路の小仏トンネルの工事残土から成る巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえ、潜在自然植生の広葉樹を混植・密植方式で植樹する「高尾小仏植樹活動」は、2017年にスタートしました。これまで3回の植樹祭を開催し累計約10,042本(注)の苗木を植えています。第4回植樹祭は、2020年6月28日に予定されていましたが、新型コロナウィルス感染の影響を受け延期が決定しています。
集合写真hpIMG_7309.jpg
一方、
植樹後2~3年間は、苗木の樹高も低く雑草の繁茂により日照が遮られ生長が阻害されてしまうため、育樹(除草)作業を定期的に施す必要があります。
2020年5月15日、
盛土場を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、植樹地盤を造成下さっている鹿島建設(株)の皆様と研進スタッフの合計10名が集い次の育樹作業を行いました。
 ① 第2回(2018年)植樹地の除草作業
 ② 第3回(2019年)植樹地の苗木保全作業(昨秋の台風により倒された苗木の修復)
全景hpIMG_7331.jpg
昼食hpIMG_7303.jpgコロナウィルスにより世の中は停滞していますが、自然の営みは一瞬たりとも休むことはありません。雑草の勢いはすさまじく、これを除去して苗木の根元に置いてマルチング材(保湿・肥料)として活かします。
また、昨年の台風19号他の大雨により急斜面ではマルチング材として敷き詰めた稲ワラが流され苗木を倒してしまった個所が多数発生しました。稲ワラの下に隠れてしまった苗木を1本1本取り出す作業を粘り強く実施しました。
コロナ対策としてマスク着用、「3密」を回避する異例の作業でしたが、天候にも恵まれ爽やかな風も心地良く、充実した日中作業となりました。

(注)高尾小仏植樹活動においては、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」が栽培した苗木を優先的にご利用頂いており、障害のある方々の就労支援にも繋がっています。ご利用頂いた苗木は、「いのちの森づくり友の会」基金からの寄贈分を含めて、累計7,842本(補植160本を含む)に及びます。

高尾小仏植樹祭2019に参加!

2019/09/23

高尾小仏植樹祭2019hp.jpg
2019年9月23日(祝・月)、東京都八王子市裏高尾町(都立高尾陣場自然公園内)において、「高尾小仏植樹祭2019」が開催されました。中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による広大な盛土場に、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱される「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生する取り組みで、2017年にプロジェクトがスタートしてから3回目の植樹祭となります。
高尾小仏植樹hpIMG_5928.jpg
宮脇方式(混植・密植)による植樹活動を推進するNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、盛土場を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)が共催、(公)イオン環境財団、(公)国土緑化推進機構等のご支援を得ると共に、進和学園いのちの森づくり友の会が、苗木の提供等に係わる協力メンバーとして参画しています。
接近する台風の影響で開会式には雨が降り始めましたが、幸いに植樹作業に入ると青空も覗き陽光が注ぐ空模様の下、250名近くが集いました。予定通り、12区画に38種類/3,453本の苗木を植樹することが出来ました。かなりの急斜面で、蒸し暑さもあり大変でしたが、各班で安全に注意しながらチームワークを発揮し遣り遂げました。作業を終えた皆様の笑顔が弾ける素晴らしい植樹イベントとなりました。
 植樹hpIMG_5933.jpg
進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を半数以上ご利用頂くと共に、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様の特段のご協力を得て調達させて頂きました。「森づくり」を通じた環境保全や防災に加え、障害のある方達の就労支援にも繋がる付加価値の高い植樹祭となり、ご支援頂いた企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚くお礼申し上げます。
PGF生保様とhp2IMG_5945.jpg

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 NPO法人国際ふるさとの森づくり協会
 (イオン環境財団、国土緑化推進機構)
 苗木2,758本をご購入の上ご提供。
 PGF(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル)
 生命保険株式会社
 苗木444本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄附を通してご提供。内、295本を植樹。
 残り149本は別途植樹。(9月30日「補植」に利用)
 本田技研工業株式会社  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄附を通してご提供。
 株式会社ホンダロジスティクス  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄附を通してご提供。
 ミドリ安全株式会社  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄附を通してご提供。
 その他  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金 を活用してご提供。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。
また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木(ウラジロガシ)が60本含まれています。重ねて感謝申し上げます。
横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

 参考:*案内チラシ ⇒ 「高尾小仏植樹祭2019」(PDF)
    *動画配信 ⇒ 「高尾小仏植樹祭2018」(YouTube)

高尾小仏 春の育樹作業

2019/05/19

集合写真hpIMG_5215.jpg集合写真hpIMG_5215.jpg
私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトでは、自ら育てた苗木を各地に植樹すると共に、植樹地のメンテナンスとして必要な育樹(除草)作業も重要なウェートを占めています。植樹後、2~3年は、苗木の生長よりも雑草の繁茂が激しく日照を遮ったり、つる性植物による被圧により生長が阻害される懸念があり、育樹(除草)作業を行う必要があります。
今シーズンも4~7月にかけて、私達は計画的に植樹地の育樹活動に励んでいます。公共性が認められる植樹地については、皆様からのご寄附や協賛・助成による「いのちの森づくり友の会」基金が、作業に従事する障害者への工賃還元の原資として活用されています。
看板hpIMG_5189.jpg
2019年5月19日(日)、直近2年間で約6,500本の苗木を植えた高尾小仏の育樹祭が開催され、私達も参加させて頂きました。中央高速道路の小仏トンネル工事の残土から成る広大な盛土場に「自然の森」を再生する取り組みです。
主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会、盛土場を管理される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)の皆様に地域住民代表や一般参加者も合わせ約30名が集いました。植樹地の下方から斜面を登りながら雑草を刈り取りました。雑草も大切な地球資源であり、廃棄せずに苗木の根元に敷いてマルチング材として活かします。皆で協力し合い午前中で作業を終えることが出来ました。
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高尾小仏植樹祭2018に参加!

2018/09/25

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2018年9月24日(祝・月)、東京都八王子市裏高尾町(都立高尾陣場自然公園内)において、「高尾小仏植樹祭2018」が開催されました。中央高速道路建設で出来た小仏トンネルの残土による広大な盛土場に、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱される「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生しようというプロジェクトで、昨年に続いて2回目の植樹イベントです。
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宮脇方式による植樹活動を実践しているNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、盛土場を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)が共催、(公)イオン環境財団、(公)国土緑化推進機構等のご支援を得ると共に、進和学園いのちの森づくり友の会が、苗木の提供等に係わる協力メンバーとして参画させて頂きました。
天候にも恵まれ約280名が参加、12区画4,000本の植樹を実施しました。進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木も多数利用され、「森づくり」を通じた環境保全や防災に加え、障害のある方達の自立・就労支援にも繋がる意義深い植樹祭となりました。山道沿いの急斜面での植樹は、自由に身動きも出来ず大変でしたが、各班で安全を最優先しながらチームワークで遣り遂げました。
昼食を挟み午後からは、有志の方々により昨秋の植樹地における育樹(除草)作業も行い、「森づくり」を通じた交流を深めることが出来ました。
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望月さんhpIMG_3786.jpg「どんぐりブラザーズ」が手掛けた苗木は、合計1,760本をご利用頂きましたが、下記企業・団体様(敬称略)のご支援ご協賛により実現しました。厚く御礼申し上げます。
また、下記の苗木には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木(ウラジロガシ等)が合計251本含まれています。重ねて感謝申し上げます。

横浜ゴム(株)様との連携取り組み
(ご寄贈苗木の活用)

                 協賛企業・団体(敬称略)
 NPO法人国際ふるさとの森づくり協会
 (イオン環境財団、国土緑化推進機構)
 苗木1,458本をご購入の上ご提供。
 環境まちづくりNPOエコメッセ  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄附を通してご寄贈。
 ミドリ安全株式会社  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄附を通してご寄贈。
 モッチの樹プロジェクト  苗木75本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金 へのご寄附を通してご寄贈。
 ホットケーキパーラー「フル・フル」  苗木27本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金 へのご寄附を通してご寄贈。

 (注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。

 参考:*案内チラシ ⇒ 「高尾小仏植樹祭2018」(PDF)
    *動画配信 ⇒ 「高尾小仏植樹祭2018」(YouTube)
    *「モッチの樹プロジェクト」(2018.9.24)
    *読売新聞「残土の山を森に 八王子で植樹祭」(2018.9.25)
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高尾小仏植樹祭 ~ 積み残しの4区画875本の植樹を完了! ~

2017/11/03

「高尾小仏植樹祭2017」(2017年10月29日)は、台風接近による荒天のため参加人数が約70名と少なく、当初予定の10区画2,469本の内、6区画1,594本に変更して実施した結果、4区画875本の植樹を積み残す結果となりました。
台風が過ぎ去った10月31日(火)と11月1日(水)の両日、植樹地の盛土場を管理される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)他の社員の皆様と進和学園及び弊社が中心となり、力を合わせて残り全量の植樹を無事完了させることが出来ました。
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              積み残し4区画 875本 植樹作業参加者
           参加者(敬称略)    10月31日(火)  11月1日(水)
  中日本高速道路(株)&(株)大林組   午前中4人/午後6人    3人
  社会福祉法人進和学園       -     5人 
 (株)研 進(障害者就業支援団体)       5人      7人 
  NPO法人国際ふるさとの森づくり協会         -    1人
 合 計   午前中9人/午後11人      16人

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藁縄hpIMG_0642.jpg植樹祭本番の雨天から一転、爽やかな晴天に恵まれ、裏高尾の美しい自然に囲まれ秋の空気を胸一杯に吸い込みながら、苗木の植込み、稲ワラを敷き詰めるマルチング及びワラ縄張りの一連の作業を実施しました。中日本高速道路(株)他の社員の皆様は、大変熱心に取り組んで下さり、私達と親しく交流しながら、いわゆる「民福(民間と福祉)連携」の実を挙げることが出来ました。
これら積み残し作業についても、大勢の皆様からのご寄附やご支援から成る「いのちの森づくり友の会」基金を活用させて頂きます。皆様に支えて頂き、植樹活動による自然環境保全並びに障害者福祉にも貢献出来ますことに重ねて感謝申し上げる次第です。
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 案内チラシ ⇒ 「高尾小仏植樹祭2017」(PDF)

高尾小仏植樹祭~雨にも泥濘にも負けず!進和学園の苗木ご利用に感謝!~

2017/10/30

2017年10月29日(日)、東京都八王子市裏高尾町(都立高尾陣場自然公園内)において、「高尾小仏植樹祭2017」が開催されました。中央高速道路建設で出来た小仏トンネルの残土による広大な盛土場に、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱される「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生しようというプロジェクトがスタートしました。
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宮脇方式による植樹活動を実践されるNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、盛土場を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、公益社団法人国土緑化推進機構及び毎日新聞社が共催、行政の後援を得ると共に、進和学園いのちの森づくり友の会が、苗木の提供等について特別協力という立場で参画させて頂きました。
プロジェクトの初回イベントで、事前の宣伝告知も十分ではなく、あいにくの雨天にも拘わらず約70名が参加!当初計画の10区画2,469本の植樹を参加者数及び現場の状況を踏まえ、6区画1,594本に変更して実施しました。参加頂いた皆様は、雨にも泥濘(ヌカルミ)にも負けずお互いに協力し合い、泥まみれになりながらも達成感に満ちた時間を共有!一仕事遣り遂げた連帯感と絆は、5ヶ年計画の本プロジェクトに大きな力を与えてくれるものと思います。
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進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木が多数利用され、「森づくり」を通じた環境保全に加え、障害のある方達の自立・就労支援にも繋がる意義深い植樹祭となりました。この日、積み残した4区画875本の植樹については、天候の回復を待ってNEXCO社員の皆様と進和学園・研進メンバーが、実施することとしました。


*「どんぐりブラザーズ」が手掛けた苗木を含めて合計2,469本をご利用頂きましたが、下記
 企業・団体様(敬称略)のご支援ご協賛により実現しました。厚く御礼申し上げます。
 ・NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ):1,044本
  (国土緑化推進機構・緑の募金より助成)
 ・株式会社サン・ライフ (進和学園いのちの森づくり友の会基金を通して):529本
 ・本田技研工業株式会社 (同 上):300本
 ・株式会社ホンダロジスティクス (同 上):300本
 ・横浜低温流通株式会社 (同  上):244本
 ・ホットケーキ・パーラーFru-Full (同  上):52本
*また、上記の苗木には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂
 き、栽培
を引き継がせて頂いた苗木が合計895本含まれています。重ねて感謝申し上げます。
   横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
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 参考:*レナフォ「高尾小仏植樹祭2017が開催されました!」
    *毎日新聞(東京版)「雨の八王子2500本を植樹」(2017.10.30)
     (注)本新聞記事は、次の点で事実を誤って報道していますのでご留意下さい。
        ①荒天のため参加者は、当初予定の約100人から実際は約70名でした。
        ②植樹本数は、参加者と当日の状況に鑑み、約1,600本(6区画)に減らし
         て実施しました。積み残しの875本(4区画)は、天候の回復を待って、進
         和学園&研進が中心となり植樹することとしました。
          ⇒ この点について、訂正記事(2017.11.16)が掲載されました。
        ③「時折の雨」ではなく、常時、降雨があり足元も大変悪い状態でした。
    *案内チラシ ⇒ 「高尾小仏植樹祭2017」(PDF)

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