TOPページ新着情報会社概要ホンダ車部品事業プロジェクト提言
TOPページ>新着情報>過去情報(2021年度)

2021(令和3)年度の情報・トピックスを掲載します。

東京藝大/Geidai Hedge 6 に苗木提供!

2022/03/20

藝大ヘッジ6hpCCF_000073.jpg 東京藝術大学上野キャンパスが推進している「藝大ヘッジ=Geidai Hedge」は、大学沿道の老朽化した鉄のフェンスを武蔵野在来の植生の苗木を植えて四季の表情豊かな混垣植栽に置き換えるという植樹プロジェクトです。2016年にスタートしましたが、周辺の街並みに調和して連なる緑地帯を形作り環境保全にも貢献する藝大に相応しい植樹活動です。
 有難いことに、2018年より進和学園で栽培した苗木を多数ご利用頂いており、2020年3月の「Geidai Hedge5」ワークショップでは、2,103本の苗木について予算も付けて頂きました。昨年2021年3月は、コロナ禍を踏まえ、関係者による植樹地保全のための「補植」を行い、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金より苗木740本を寄贈して植えて頂きました。
 コロナ禍の長期化に伴い、今春企画された「Geidai Hedge 6」も、一般参加を募らずに学生教職員・関係者による植樹が計画されました。今回、合計735本の苗木を植樹することとし、その内715本を進和学園より寄贈させて頂きました。
植樹hpIMG_3476.jpg
 2022年3月20日(日)、陳列館道路側Aブロック(約30m)16区画の内の8区画に植樹しました。コロナまん延防止重点措置の解除は目前ですが、進和学園からの参加は控え、研進スタッフ3名が代表して参加させて頂きました。 マスクを着用し、奇数番号の区画を割り振り偶数の区画を空けて「三密」を回避します。常緑樹と落葉樹、高中低木の30種類をチドリ配置に混ぜて植えます。この日を含めて、感染症対策のために分散実施し、3月中に植樹を終える予定です。
 サクラの蕾も膨らみ、上野公園を行き交う人々も春の訪れに心が浮き立つ様子。これまでに植えた藝大周囲の美しい植栽を楽しみながら散策すると、コロナの閉塞感から暫し解放されるようです。
 親身なるご支援を賜りました藝大並びに関係の皆様に心より感謝申し上げます。 次回は、大勢の皆様とご一緒に安心して木を植えることが叶うよう願っています。
20220320藝大感謝状hp_0001.jpg
 誠に光栄なことに、東京藝術大学様より「感謝状」を拝受しました。一同にとって大きな励みとなります。宛名は、進和学園になっていますが、「いのちの森づくり」をご支援下さっている多くの皆様のお力添えのお陰で、苗木を育て、植樹や育樹活動を実践することが出来ています。今回、寄贈させて頂いた苗木715本は、下記企業様からのご寄付・ご協賛により実現しました。自然環境保全に加え、障害のある方々の自立・就労支援にも繋がっています。私共こそ、感謝の気持ちを忘れずにこれからも力を合わせ取り組んで参ります!

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 本田技研工業(株)  苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への
 ご寄付を通してご提供。
 ホットケーキパーラーFru-Full  苗木179本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への
 ご寄付を通してご提供。
(株)ホンダロジステティクス  苗木136本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への
 ご寄付を通してご提供。
 (株)建新  苗木100本のご提供についてご協賛。
 くまざわ(株)  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への
 ご寄付を通してご提供。

藝大ヘッジ集合写真hp20220320 (002).jpg

【参考資料】
藝大ヘッジ Geidai Hedge 6(2022.3.20/案内チラシ)
東京藝大 補植 Geidai Hedge(2021.3.29)
東京藝大 第5回植樹ワークショップGeidai Hedge(2020.3.20)
藝大ヘッジ Geidai Hedge 5(2020.3.20/案内チラシ)
東京藝大に苗木提供(Geidai Hedge4~2018.12.8~/生育状況確認)

神奈川県「成長の森事業」との連携 ~ 手漉きカードご利用に感謝! ~

2022/03/15

植樹カードhp20220304_0001.jpg 公益財団法人かながわトラストみどり財団主催の「成長の森」は、赤ちゃんの誕生を機に、寄付金を募り子どもの成長と苗木の生長を重ねて見守りながら植樹活動を行う神奈川県の事業です。「かながわ森林再生50年構想」の一環として、2007年にスタートしました。
 「やどりぎ水源林」(足柄上郡松田町寄(やどりき)地内)を中心に、当初はコナラ等の広葉樹を植樹し、2009~2012年にかけて、進和学園が栽培した苗木を合計720本ご利用頂いた実績があります。
 また、進和学園(サンメッセしんわ)の紙漉き班が、牛乳パックとお茶殻を活用して手作りした「成長の森・参加記念カード」を採用頂いています。
 2013年からは、無花粉スギの植樹を行い進和学園からの苗木提供はなくなりましたが、財団のご厚意により「成長の森・参加記念カード」は、毎年、ご利用頂いています。今般、令和3年度(2021年度)「成長の森」に係わる参加記念カード(写真上)を納品させて頂きました。紙漉き班メンバーにとって、大きな喜びであり励みにもなります。
 有難いことに、同カードは、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)が取り組む「いのちの森づくり」プロジェクトへの寄付金(1枚につき40円)付きとなっており、森づくりを通じた自然環境保全と福祉との連携にも貢献頂いています。
watermark[1].jpg

宮脇先生ハガキ20220304hp_0001.jpg
 手漉きハガキは、「ともしびショップ湘南平/ホットケーキパーラー湘南リトルツリー」にて販売しています。進和学園の様々な楽しい自主製品もありますので、是非、お立ち寄り下さい。

*かながわトラスみどり財団様とは、ヤマユリの花の再生に取り組む「かなユリ・チャレンジ」プロジェクトをはじめ、自然観察会等のイベントにおいても連携関係にあります。財団会員の方は、「ホットケーキパーラー湘南リトルツリー」において特典(コーヒー・サービス)もございます。

シンポジウム「新たな森と人の関わり『Forest Style』の提案」に登壇!

2022/03/10

 shinpo kokudoryokuka20220310hp.jpg 
 2022年3月10日(木)、(公社)国土緑化推進機構美しい森林づくり全国推進会議他が主催するシンポジウム「新たな森と人の関わり『Forest Style』の提案~カーボンニュートラルを見据えて~」が、WEB配信(ZOOMウェビナー)にて開催されました。2050年カーボンニュートラルの実現に向けた温室効果ガス対策が、国際的な重要課題とされています。森林・林業分野では、二酸化炭素(CO2)の吸収・固定、木材利用による貢献が期待されています。本シンポジウムは、カーボンニュートラルを見据え、持続可能な社会を目指す中で、森林の持つ可能性、森林と人との新たな関係構築について、企業や個人のこれからの行動や関わりに焦点を当てています。
 大変光栄なことに、基調講演に続く事例報告(4件)において、進和学園が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトが、福祉事業による展開の事例としてご指名を賜りました。本取り組みを仲介して来た(株)研進の出縄貴史がパネリストとして登壇し、活動内容を紹介させて頂くと共にパネルディスカッションにも参加させて頂きました。

いのちの森づくりhp20220310.jpg
 私達は、福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」の就労支援の一環として、ドングリや木の実から苗木を栽培し、各所で植樹・育樹活動を行っています。障害のある方々の「働き甲斐」や「生き甲斐」を追求し、福祉的就労の拡充を図ることが目的ですが、「森づくり」は、環境・防災・教育・CSR(企業の社会的責任)といった諸分野と価値観が重なる部分が多いと言えます。ささやかながら、SDGs(持続可能な開発目標)にも通ずる取り組みでもあり、「森と人の関わり/Forest Style」を考える上で、少しでもご参考として頂ければ幸です。

案内チラシ:シンポジウム「新たな森と人との関わり『Forest Style』の提案」(PDF)
報告資料 :どんぐりブラザーズ「いのちの森づくり」プロジェクト(PDF)

「ノウフク・アワード2021」受賞!~ 農産品加工「湘南とまと工房」 ~

2022/03/09

ノウフク・アワードHP2募集チラシ20220222.jpg 「農福連携等応援コンソーシアム」(注)は、令和3年度における「ノウフク・アワード2021」の受賞団体(25団体)を決定しました。農福連携(農業と福祉の連携)に取り組んでいる優れた事例を選定し、全国への発信を通じて他地域への横展開を図るための表彰制度で、光栄なことに、進和学園が推進する農産品加工「湘南とまと工房」は、チャレンジ賞を受賞しました。
 「湘南とまと工房」は、進和学園の就労系事業の拠点「しんわルネッサンス」において、障害のある方々が働く農産品加工場として2014年6月に稼働。農林水産省「六次産業化・地産地消法」の総合化事業計画の認定を受け、学園利用者の働く場を広げ、地域の農業を活性化する方法として、地元住民や農協、NPO法人等がネットワークを築いて連携、湘南地区で収穫したトマトやミカンからジュースやジャムを作り「湘南とまと工房」のブランド名で販売しています。通販(楽天市場店等)でも、「湘南とまと工房」を店名に冠して出店しており、全国のお客様からもご注文を賜り好評を博しています。
 2021年2月、食品業界をはじめ衛生管理の国際的な手法として導入されている「HACCP(ハサップ)」認証も取得し、安全・安心な加工品を皆様へお届けするよう尽力しています。

(注)「農福連携等応援コンソーシアム」:全国初の官民連携ノウフク応援団で、国・地方公共団体、関係団体や経済界及び消費者、学識経験者等を巻き込んで、国民的運動として農福連携等を応援する取り組み。農福連携を全国的に広く展開させ定着して行くことを目指して2020年3月に設立されました。
ノウフク・アワード表彰状hp20220308.jpg

ノウフク20220223081.jpg
              (クリックして拡大閲覧出来ます) 

「ノウフク・アワード2021」受賞団体の概要については、以下のリンクからご覧頂けます。
⇒ 「ノウフク・アワード2021」 結果発表(農福連携等コンソーシアム)

⇒ 「進和学園 しんわルネッサンス(湘南とまと工房)」取組内容(PDF)

朝日新聞「地球教室」参加賞 ~ 進和学園の苗木ご利用に感謝! ~

2022/03/02

 朝日新聞「地球教室」は、独自教材の提供、出張授業や各種イベント等、充実した環境教育プログラムで、今年、14年目を迎えています。小学校高学年の「かんきょう新聞・作文」には、本年度も全国から多数の応募があり、有難いことに、参加賞の一部に今回も進和学園で栽培したポット苗をご利用頂きました。
地球教室ラベル20220301hp2.jpg

【参加賞:
植樹用ポット苗のご利用実績】   
地球教室発送hp202202281.jpg 幼苗は、いのちの森づくりプロジェクトにおいて進和学園メンバーが栽培したもので、ご利用は12年連続、今回の402本を含めてご利用実績は、累計25,146本となります。学校や家庭で育てて頂き、植える場所に困った場合は、「苗木の里親制度」より進和学園に送り返して植樹することが出来ます。(累計180本)
 これに加え、進和学園に里帰りした苗木と同じ本数を、東北産のドングリや木の実から育てた苗木にバトンを引き継いで植える植樹リレーを継続しています。東日本大震災(2011年3月11日)において甚大な被害を受けた東北の防潮林「いのちを守る森の防潮堤」として活用頂いています。(累計177本)

 朝日新聞社様が、本企画の参加賞として、毎年、障害のある方達が手掛けた苗木を採用下さっていることに深く敬意を表すると共に、重ねて感謝申し上げる次第です。

朝日新聞「地球教室」/ポット苗の育てかた・苗木の里親/東北植樹リレー(PDF)
朝日新聞 環境教育プロジェクト「地球教室」(広告特集PDF:2022.2.27)

ISO9001 & HACCP認証を更新!

2022/02/28

 ISO9000認証審査202202HP1.jpg「しんわルネッサンス」におけるホンダ車部品事業は、2007年に知的障害部門の福祉工場として日本初となる品質マネジメントシステムISO9001認証を取得しました。それ以降も、本認証を維持しており、今年度も2月末に審査が行われ、無事に更新を果たしました。
 また、農産品加工事業(湘南とまと工房)では、昨年、食品業界をはじめ衛生管理の国際的な手法として導入されている「HACCP(ハサップ)」認証を取得し、今般、初めての更新審査を受けました。日頃の努力が実り、こちらも審査をクリアすることが出来ました。
表彰hpIMG_3066.jpg
 「しんわルネッサンス」では、1月を「作業強化月間」と定めてホンダ車部品や農産品加工をはじめ、いのちの森づくり地元スーパー「施設外就労」、その他作業種ごとに課題/目標を掲げて取り組みました。世界的な半導体不足やコロナ禍の長期化により、自動車の減産や自主製品の販売落ち込みを余儀なくされていますが、このような時こそ、原点に立ち返って、「品質保証」や「工程管理」を総点検し次のステップに備えておくことが肝要と考えます。
 2022年2月23日、「作業強化月間」の表彰式をささやかですが執り行いました。各グループにおいて努力し成長を遂げた方や貢献が認められた方に表彰状と副賞(研進より協賛)を進呈、併せ、皆で力を合わせて挑戦して行こうと意志結集を図りました。コロナ感染が収束して、マスクを外して安心して記念写真を撮れる日が待ち遠しく感じます。

参考:「しんわルネッサンスニュース」(令和4年3月号 第191号)

全国推奨観光土産品に認定!~ 湘南みかんぱん&湘南トマトジュース ~

2022/02/22
 日本商工会議所全国観光土産品連盟が「第62回NIPPON OMIYAGE AWARD(全国推奨観光土産品審査会)」を開催しました。本審査会は、日本の文化である全国各地の優れたお土産品を推奨し、国の内外に知らしめると共に、今後の観光土産品の育成、発掘、振興を図ること及び食品については観光土産品の安心・安全の基準を遵守し、信頼性の向上と健康な生活に資することを目的に毎年実施しているコンテストです。
NIPPON OMIYAGE AWARD 20220222.jpg
 進和学園では、サンメッセしんわの「湘南みかんぱん」及び、しんわルネッサンスの「湘南無添加100%トマトジュース」(500ml 3本セット)を応募しましたが、幸いにも両商品共に「推奨品」として認定されました!一般市場において、お客様に喜んで頂ける自主製品の開発を目指している中で、審査基準を満たして観光土産品の「推奨品」に選ばれたことは、私共にとって大きな喜びであり励みとなります。多くの皆様に、進和学園の自信作をご賞味頂ければ幸いです。
 
■ 湘南みかんぱん:
 湘南地区の青摘みかん(間引きみかん)の果汁をパン生地、餡に練り込んで作った新食感のアンパンです。生地はソフトで子供からお年寄りまで食べ易く、餡は甘酸っぱい爽やかな味と香り。パンなのにジューシー&爽やかな酸味の効いた新感覚の美味しさが好評を博しています。「第4回全国逸品セレクション」の準グランプリにも輝いた逸品です!
みかんぱん推奨品hp 20220222.jpg
【参考資料】
神奈川県HP「ともに生きる社会かながわ/ 特集Hit! 湘南みかんぱん」(2020年2月)
朝日新聞「青摘み利用ヒット商品 湘南みかんぱん」(2019.9.4)
 
■ 湘南トマトジュース:
 湘南の陽光と潮風を一杯に浴び、甘味と酸味のバランスが絶妙な真っ赤に熟した湘南トマトを時間をかけて熟成、規格外のトマトも下処理を根気強く丁寧に行い活かします。食塩も水も加えず旨味を引き出した、一つ一つ手作りの無添加・無香料の飲み易いナチュラル・ジュースです。正に、「食べるトマトジュース!」「湘南とまと工房」の自主ブランドで販売し、通販(楽天市場等)でもお求め頂けます。
湘南とまと 推奨品hp 20220222.jpg

代官山蔦屋書店「ウェルフェアトリップ」刊行記念フェア ~ 福祉施設自主製品出品 ~

2022/02/15

202112羽塚様新著2DSC_0372.jpg 羽塚順子様(MotherNess Publishing 代表)の新著である「Welfare trip ~福祉の場をめぐる小さな旅~」(アノニマ・スタジオ/KTC中央出版)の刊行記念フェアが、下記の通り開催中です。
 誠に光栄なことに、本書では、研進&進和学園が取り組むホンダ車部品事業をはじめ、「湘南とまと工房」(農産品加工)、「いのちの森づくり」、ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」等についての記事を収録頂いています。
 また、今回のフェアでは、同書で紹介された施設による魅力溢れる品々と共に、進和学園が手掛けた「笑べぇ」(陶製人形)と湘南トマトジュースの出品が実現しました。代官山というファッショナブルな街の一流有名書店で、私達の自主製品を多くの皆様にご覧頂けることは、日々、作業に従事するメンバーにとって大きな励みとなり働き甲斐にも繋がります。羽塚様に出版社・蔦屋書店様はじめ関係の皆様に心より感謝申し上げます。

・日程:2022年2月15日(火)~3月15日(火)(1ヶ月間)
・場所:代官山蔦屋書店1号館1階ブックフロア
・内容:多様な人達が混ざり合い、支え合い、人としての在り方、生き方、働き方を問いかけてく
    る共存の場。そんな各地の施設を巡りながら、12カ所を紹介した羽塚順子著『ウェ
    ルフェアトリップ』。本フェアでは、本書で紹介した施設で生み出される手作りの品々を
    展示販売します。伝統工芸を継いだ技、自然の恵みを生かす丁寧な「ものづくり」など、
    本と手仕事品を通して“もうひとつの日本”をお届けします。
蔦屋書店フェア20220215hp2_0001.jpg
〈出品予定〉
 特定非営利活動法人さんわーくかぐや(エコバッグ・手ぬぐい・陶器バッジなど)
 特定非営利活動法人CCV(麻炭香・麻すとろうなど)
 社会福祉法人一越会(和紙<一越紙>作品・千鳥うちわなど)
 埼玉福興株式会社グループ(オリーブハーブティ)
 特定非営利活動法人CROP.-MINORI(クロップみのり)(草木染め毛糸・草木染めエコバッグなど)
 農事組合法人共働学舎新得農場(ホエイジャム・はちみつなど)
 特定非営利活動法人あおぞら(天然アロマミスト・植物由来のスキンバームなど)
 株式会社研進/社会福祉法人進和学園(『笑べぇ』(陶製人形)、湘南トマトジュース)

羽塚さんとhpIMG_3316.jpg

 羽塚様の活動報告の一環としてWEBサイト「もうひとつの日本を訪ねて Welfare trip」においても、他の写真も含めて記事が掲載されています。是非、ご覧下さい。

WEBサイト:「Welfare trip/株式会社研進・社会福祉法人進和学園」
     (高度経済成長を担った福祉工場から多様性と調和のいのちの森づくりへ)

コロナ感染拡大と事業継続への取り組み

2022/01/27

ルネhp1IMG_3268.jpg
 コロナウイルスの変異型オミクロン株の感染拡大が深刻化しています。本日(2022.1.27)の日本経済新聞は、「オミクロン拡大/事業継続へ企業奔走」との見出しで、従業員や取引先で感染者が急増し工場停止などが相次いでいる中で、企業の運営体制の見直しが必要と報じています。大手自動車メーカーにおいても国内工場の一部停止に追い込まれるなど、サプライチェーン・リスクは警戒水域に達しつつあると伝えています。
 私達が手掛けるホンダ車部品事業は、48年目を迎えていますが、「チームHonda」の一員として組立作業を担い「品質保証」や「納期」には全力で取り組んで来ました。障害者の自立・就労支援を本業とする福祉施設ですが、ご発注頂いた仕事や自主製品の製造・販売において、「福祉だから・・」といった甘えは許されません。コロナ禍において、福祉サービスとの兼ね合いを上手く図りつつ、生産活動もしっかりと推進して行かねばなりません。
職員hp2IMG_3304.jpg
 進和学園の福祉工場「しんわルネッサンス」でも、コロナ感染対策には万全を期していましたが、1月23日、所属メンバー(福祉サービス利用者)1名の陽性が判明。保健所から、1月24日(月)・25日(火)の休業の指示を受け、両日は福祉サービスを停止しました。
出荷hpIMG_3284.jpg 一方、ホンダ車部品の組立作業は、濃厚接触者に該当しない進和学園職員で対応することとしました。過去、台風や大雪にみまわれ、職員中心に作業に当たったことはありますが、感染症に伴うこのような事態は初めてです。普段は、異なる作業種(食品加工、施設外就労、給食等)を担当する職員に、グループ内(サンシティーひらつか)の応援、研進社員も参加して作業を行いました。「作業標準表」を確認し、3点照合(エフ部番・見本・実物)や治工具を正しく使用し、不具合が生じないよう十分に注意を払いました。日頃、一緒にはならない職員・社員が一致協力することで「団結心」が芽生えたのでしょうか?工場に悲壮感はなく和やかな雰囲気に包まれ作業は捗り、無事に出荷することが出来ました。

 今回は、ピンチを凌ぎましたが、更に厳しい状況も想定されます。新聞その他メディアでは、人的資源の配分や欠勤率を前提とした計画、濃厚接触者の待機期間、無症状患者への対応等の検討が急がれること、事業継続には単独での取り組みだけではなくサプライチェーン全体への目配りも必要と指摘されています。 

進和学園HP:新型コロナウイルス感染症の状況につきまして(2022.1.25)

「JL NEWS」特集 ~ 障害者就労の多様性と調和 ~(日本発達障害連盟)

2022/01/25

JL NEWS No.139HP202201jpg.jpg 公益社団法人 日本発達障害連盟 の機関誌「JL NEWS」2022年1月号(No.139)において、「障害者就労の多様性と調和」と題する特集が組まれています。
 障害者法定雇用率(現行2.3%)を基軸とする企業等における直接雇用の拡充の一方で、「雇用のミスマッチ」を回避し、職場への定着を促す支援や施策が求められています。また、長期化するコロナ禍の影響を受け、B型(非雇用型)を中心に福祉施設における平均月額工賃が減少を余儀なくされ、福祉的就労における「仕事の確保」も喫緊の課題とされています。
 直接雇用に加えて企業への発注奨励策の拡充、いわゆる「みなし雇用制度」の導入も視野に置いた障害者就労の多様化を目指すと共に、「雇用」と「福祉」を上手く連携させ、全体としての調和を図る必要があります。

 巻頭言に続く本篇に、株式会社FVP代表の大塚由紀子様が寄稿されています。大塚様は、小倉昌男氏の薫陶を受け、この分野で多くの経験と実績を蓄積されていますが、これまでの障害者雇用の歩みをレビューしつつ、今後の課題についても分かり易く触れています。「関わるすべての人が成長する」との副題で、温かい視点を注がれています。是非、ご一読下さい。

【掲載記事】
1.巻頭言「障害者就労の多様性と調和」(P1~2)
  (株式会社研進 代表取締役・JL NEWS編集委員 出縄貴史)

2.「障害者雇用の多様性と調和~関わるすべての人が成長する~」(P3~6)
  (株式会社FVP 代表取締役 大塚由紀子)

【関連情報】
厚生労働省 第110回労働政策審議会~研進から政策提言(みなし雇用制度)~

YouTube動画配信「ともしびショップ/湘南リトルツリーができるまで」

2022/01/22

湘南リトルツリー内装hpCCF_000063.jpg
 ホットケーキ・パーラー「湘南リトルツリー」は、2018年3月、社会福祉法人進和学園の福祉の店「ともしびショップ湘南平」の1階に誕生しました。「多様性と調和」をコンセプトとして、老舗のレシピを継承するこだわりのホットケーキをはじめ、進和学園の自主製品を活かしたメニューもご賞味頂けます。
湧口様hpCCF_000068.jpg
 店舗の内装・家具等の全面的なリニューアルをお願いした建築家の湧口善之様(都市森林株式会社代表取締役)の編集により、50種類にも及ぶ伐採木や街の木を利用して生まれ変わった「ともしびショップ/湘南リトルツリー」ができるまでの過程がYouTube動画で配信されています。
 画一的に製材された建材と異なり、木々の「個性」は、ともすると「欠点」とみなされ敬遠されがちですが、「個性」を活かして「魅力」に転じ、調和のとれた快適空間を創造する匠の技に、多くの方々が感銘を受けています。「一人には一人のひかり」という進和学園が目指す人間社会の在り方に通ずるものと言えます。
湘南リトルツリー木材運びhpCCF_000063.jpg
 4年前、進和学園及び研進メンバーも、使用する材木の切出し・運搬や竹木舞と呼ばれる土壁づくりワークショップに参加しました。ワイワイガヤガヤと楽しみながら力を合わせて取り組みましたが、約2分間の動画は、当時の私達の情熱や想いを呼び起こしてくれる貴重な記録でもあります。是非、ご覧下さい。
 目下、コロナ禍の影響を受け、お客様の減少を余儀なくされる厳しい状況ですが、この難局を乗り越え、「持続可能な店舗」として運営できるよう、粘り強くチャレンジして参ります。

動画配信:
 YouTube「ともしびショップ・湘南リトルツリーができるまで」(2022.1.21)

【参考】
「ともしびショップ湘南平の歩み」(2021年11月25日)(進和学園)
FMヨコハマ「Kiss & Ride」湧口善之様出演「湘南リトルツリー」紹介(2020.8.18)
ウッドデザイン賞2019受賞!/ともしびショップ湘南平&湘南リトルツリー
「ふれあいインタビュー:建築家 湧口義之様」(「月報しんわ」2018年2・3月号)(進和学園)

神奈川県「ともに生きる社会かながわ憲章」~「いのちの森づくり」を紹介!~

2022/01/15

ともに生きるかながわ憲章hp植樹 hp2SC_0372.jpg
 神奈川県が運営する「ともに生きる社会かながわ憲章」のマッチングサイトで、私達が取り組む「いのちの森づくり」プロジェクトが紹介されています。
 本サイトは、障害者の活躍の場を広げることを目的に、同憲章の実現に向けた情報を発信するものです。光栄にも「第1回特集Hit! 看板商品を生み出す」(2020年2月)において、進和学園「サンメッセしんわ」の「湘南みかんぱん」を取り上げて頂きました。今回は、「特集Life Vol.7」として「『いのち』でツナぐ」というタイトルで、16年目を迎える「いのちの森づくり」について、その経緯・目的・活動内容を要領良く編集して報じて頂いています。写真も多く掲載されており、福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」や、教育との連携として学校や子供達との交流の模様も分かり易く紹介されています。是非、ご覧下さい。
ともに生きるかながわ憲章ロゴhpSC_0372.jpg
 行政が主導されるWEBサイトにおいて、私共の取り組みを取り上げて頂くことは、進和学園は勿論、連携福祉施設メンバーの「働き甲斐」「生き甲斐」にも繋がります。また、ご支援ご指導を頂いている多くの皆様にも喜んで頂けるものと、心より感謝申し上げる次第です。

 内容はこちら:
 ⇒ 
神奈川県HP「ともに生きる社会かながわ憲章/特集Life Vol.7 「『いのち』でツナぐ」

【参考】
 神奈川県HP「ともに生きる社会かながわ憲章/第1回 特集Hit! 湘南みかんぱん」

謹賀新年 ~ 初日の出に祈りを込めて  ~

2022/01/01

初日の出hpIMG_3235.jpg

横浜hp90MMIMG_3211.jpg

謹賀新年hpIMG_9438.jpg
トラhpDSC_0423.jpg
 昨年中はお世話になり心より感謝申し上げます。
コロナ禍による2年連続の年越しとなりましたが、今年こそ、コロナが終息し安心・安全な社会を取り戻し、実り多き良い年となるよう祈念致します。本年も宜しくお願い申し上げます。

 環境変化に適応する広い視野から、ディーセント・ワーク(働き甲斐のある人間らしい仕事)を追求し、「福祉的就労」の拡充に尽力して参ります。

                     
                     2022年(令和4年) 元日
                     
株式会社 研 進 スタッフ一同

カレンダーhp2468_0001.jpg

331f35de813w[1].jpg

第48回クリスマス・心の交流会~ Honda様のご支援に感謝

2021/12/25
あさひhp4IMG_2737.jpg
57849_sample[1].png
 私達が取り組むホンダ車部品事業は、48年目を迎えています。Honda様の深いご理解の下、障害のある方々が「ものづくり」を通じて「働く喜び」「役立つ喜び」を分かち合っています。
 例年、クリスマスには、Honda社員の皆様をお迎えして交流会を開催していますが、昨年に続いて今年もコロナ禍のため皆様のご慰問は難しい状況です。進和学園にとって最大の楽しみであるイベントですが、今回も「クリスマス・心の交流会」と銘打ち、本来、サンタやトナカイに扮して盛り上げて頂くHonda社員の皆様の「代役」を弊社及び進和学園職員が務めさせて頂きました。
カードhpIMG_2677.jpg
 Honda様からは、有難いことに今回も進和学園メンバー一人一人にクリスマスカードを添えて、学園の製パン・菓子部門「サンメッセしんわ」にご発注頂いた特製パウンドケーキをプレゼント賜りました。心より感謝申し上げます。
 2021年12月24日、「代役」を担わせて頂いた社員・職員は、福祉工場「しんわルネッサンス」、入所施設「はばたき進和」(旧・進和職業センター)及び万田地区の各施設の代表が集まった「進和あさひホーム」の3ヶ所を巡り、Honda様からの激励メッセージをお伝えしました。コロナ感染対策を踏まえ、マスク着用を原則とし、玄関前の屋外で実施しました。
はばたきhpIMG_2720.jpg
 本来、工場現場のご視察に加え、スポーツ交流(キャッチボール&サッカー)に昼食会、「とびっきりレインボーズ」(進和学園器楽同好会)とご一緒に応援歌「レッツゴーHonda」をスクラムを組んで謳い上げる濃密イベントですが、明年こそ、コロナ感染が終息して、再びHondaの皆様をお迎え出来ることを願っています。
 Photo Album Chart/Honda様に感謝!第48回クリスマス心の交流会(2021.12.24)
 Honda様と共に48年(アーカイブ)
57849_sample[1].png
【コロナ禍以前/2019年の第46回クリスマス交流会の模様】
 Photo Album Chart/Honda様と共に 第46回クリスマス交流会(2019.12.19)
 Photo Album Chart No.2/Honda様と共に 第46回クリスマス交流会(2019.12.19)

ホンダロジスティクス様に感謝!~仕事を越えた交流とご支援 ~

2021/12/24
交流会 hpIMG_4197.jpg
集合写真hpIMG_0005.jpg
 コロナ禍の長期化により社会全般が大きく影響を受ける中で、2回目のクリスマスを迎えました。2021年12月24日、(株)ホンダロジスティクス様からのプレゼント贈呈式を行いました。本来は、社員の皆様に福祉工場をご視察頂いた上で、クリスマスご慰問の交流会を開催するのですが、昨年と同様に今年もご来訪は叶いません。残念ではありますが、有難いことに今年もクリスマスプレゼントを賜りました。
 同社のご厚意により、進和学園の農産品加工場「湘南とまと工房」にご発注頂いた上で、トマト&みかんジュースのセットを贈呈下さいました。皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。
プレゼントhpIMG_0003.jpg
 Hondaグループにおける「物流」の中核会社である同社には、私達が組み立てている自動車部品の輸送及び納入代行をお願いしています。日頃より、安全・迅速・的確なサービスにより、私達のホンダ車部品事業を支えて頂いています。また、同社主催イベントへのご招待や福祉施設の自主製品(菓子類)ご利用、更には、私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトへのご支援を賜る等、大変お世話になっています。
 半導体不足やコロナ禍による生産調整により自動車業界も打撃を受け、私達の仕事量も落ち込んでいますが、本田技研工業(株)様はじめホンダロジスティクス様並びにホンダ・グループ各社様との仕事を越えた交流を心強く思います。「チームHonda」の連携を大切にし、皆様のご支援ご期待にお応え出来るよう、一同の力を結集してこの難局を乗り越えて参りたいと思います。
 

「モッチの樹プロジェクト」のご支援~「ハウス」にサンタがやって来た!~

2021/12/23

集合写真hp2IMG_0024 (002).jpg
 私達が推進する「いのちの森づくり」では、モッチーこと望月優花さん(アマチュア・トップ・ゴルファー)とそのお仲間による「モッチの樹プロジェクト」と連携して、湘南国際村めぐりの森(横須賀市)を中心に植樹活動を行っています。これまで、「チャリティー・ゴルフ・コンペ」の収益の一部を、進和学園「いのちの森づくり友の会」へご寄付頂くと共に、望月様の仲介による助成金も苗木代金の一部に充当する等のご支援を賜っています。
 今秋も、「ゴルフ・コンペ」において、福祉施設の「森づくり」チーム「どんぐりブラザーズ」の取り組みへのご支援を呼び掛けて下さいました。
 2021年12月23日、クリスマスも間近となったこの日、サンタクロースに扮した望月様が、進和学園「どんぐりハウス」に来訪され、貴重なご寄付を届けて下さいました。予期せぬサプライズに一同は大喜び!「モッチーへの質問」コーナー風に会話が飛び交い楽しい交流の場となりました。 
望月さんhp2IMG_0011 (002).jpg
ゴルフコンペIMG_0008 (002).jpg
 「モッチの樹プロジェクト」様のご支援による植樹は、これまでに下記の4回、累計植樹本数は510本となります。森を切り開いて設けられたゴルフ場も多く、環境への負荷が大きいとの問題意識から、ささやかながら自然環境保全を図ることを目的とした取り組みで、障害のある方々が栽培した苗木を優先利用するという付加価値も高く、深く敬意を表すると共に心より感謝申し上げる次第です。今回のご寄付は、来春の湘南国際村での植樹祭をはじめ、有効に活用させて頂きます。

【モッチの樹プロジェクト関連の植樹実績(ご寄付活用分)】
 ① 高尾小仏植樹祭     75本 (2018年  9月23日)
 ② 湘南国際村めぐりの森 101本 (2019年  3月27日)
 ③   同上       112本 (2019年10月28日)
 ④   同上       222本 (2021年10月15日)
             累計:510本
20211016望月優花さんhp6MG_1030.jpg

平塚市社会福祉協議会・2021「社会福祉展」動画配信

2021/12/20

20211220社会福祉展_0001.jpg 
「社会福祉展」は、平塚市社会福祉協議会の会員である社会福祉施設(高齢・障害・保育)利用者の作品を展示するもので、作品や活動紹介を通して、多くの皆様に福祉に対する理解と関心を高めて頂くことを目的に開催されています。出展する施設の利用者さんや保育園児の皆さんは、作品展示を楽しみに1年かけて制作に取り組んでいます。
 例年は、福祉会館(平塚市追分)において開催されますが、新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、昨年に続いて、今年もWEB動画配信で対応することとなりました。進和学園の作品や活動内容も紹介されていますので、是非ご覧下さい。

動画配信:社会福祉協議会/2021 社会福祉展

厚生労働省 労働政策審議会 議事録公開 ~ 研進より政策提言  ~

2021/12/15

 労働政策審議会は、国の労働政策に関する重要事項の調査審議を行います。7つの分科会があり、その一つが障害者雇用分科会です。
 2021年10月12日に開催された第110回労働政策審議会障害者雇用分科会において、関係団体からのヒアリングが行われ、誠に光栄なことに(株)研進もご指名を賜りました。12月14日、同分科会の議事録が、厚生労働省のHPにおいて公開されました。
 弊社からは、障害者雇用促進法における「在宅就業障害者支援制度」の見直し及び同制度を発展させた「みなし雇用制度」の導入ついて提言させて頂きました。ご関心のある方は、議事録をご高覧下さい。
    第110回労働政策審議会障害者雇用分科会議事録(厚生労働省)
20081011145559_1[1][1] (2).jpg

 弊社は、1974年以来、進和学園の営業窓口会社としてHonda様から受注している自動車等の部品組立を中心に、障害のある方々に仕事を仲介しています。福祉的就労現場からの問題意識を踏まえ、制度・施策への提言にも微力を注いでいますが、特に、企業への発注奨励策として可能性を有す「在宅就業障害者支援制度」に注目しています。自宅に加え福祉施設等へ仕事を発注する企業に対して、障害者雇用納付金制度から特例調整金・特例報奨金が支給される制度です。
在宅就業&みなし雇用制度提言hp2021-002.jpg
 Honda様や地元スーパー「しまむら」様に本制度を適用し(各々、自動車メーカー、スーパー業界で初)、その経験と実績に基づき、本制度の普及促進を図るための改善提案を行っています。とりわけ、本制度を発展させ、発注ベースの場合も当該発注企業の法定雇用率に換算して加算する「みなし雇用制度」の導入を訴えており、今回の分科会においても、その要点を披露させて頂きました。私共からの発信が、障害者就労の拡充に少しでもお役に立てば幸いです。

【関連記事】 第110回労働政策審議会障害者雇用分科会(開催案内)
               第110回労働政策審議会障害者雇用分科会(資料)

【参考】
「在宅就業障害者マッチング事例集/本田技研工業(株)」(厚生労働省 2018.3)
「同上/(株)しまむら」(同上)
東京新聞「障害者の『みなし雇用』導入 求める声 働く場の拡大に期待」(2020.8.26

新東名秦野丹沢植樹祭2021に参加!

2021/12/11

植樹祭タイトルhp2IMG_3009.jpg
 2021年12月11日(土)、新東名高速道路の丹沢スマートICアクセス道路斜面において、「ふるさとの木によるふるさとの森づくり/新東名秦野丹沢植樹祭2021」が開催されました。明年春に完成予定の道路の斜面に、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生による自然の森を創り環境保全と防災に活かそうとする取り組みです。
 宮脇方式(混植・密植)による植樹を推進するNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)及びいのちの森づくり2020↗(プラス1未来へ)が主催し、出雲大社相模分祠が共催、中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)他が協賛、秦野市が後援すると共に、進和学園いのちの森づくり友の会も苗木の提供等に係わる協力者として参画しました。植樹hp2IMG_3114.jpg

 幸いにもコロナ禍が一定の落ち着きを見せる中で天候にも恵まれ、一般募集の皆様も含め300名以上が集いました。コロナ対策(検温、マスク着用、3密回避)にも留意しながら、36種類/3,394本の苗木を植樹することが出来ました。地球温暖化や異常気象への対策として宮脇方式(Miyawaki Method)による植樹は世界からも注目されています。最新の技術を結集させた交通の要所が自然の森に守られて共存する姿は、日本の明るい将来を照らす道標になるのではないでしょうか?
苗木hp2IMG_3055.jpg
 今回も、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先発注頂きました。予算措置を講じて頂いた分と合わせ24種類2,213本の苗木を提供、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様及びNPO法人地球の緑を育てる会様のご協力を得て調達させて頂きました。「森づくり」を通じた自然環境保全や防災に加え、障害のある方達の就労支援にも資する付加価値の高い植樹祭となりました。ご支援頂いた企業・団体・関係者はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)
 【大島造園土木(株)を通じてご発注】
 苗木2,029本をご発注(ご購入)頂きました。
 本田技研工業(株)  苗木80本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 (株)建新  苗木70本のご提供についてご協賛。
 くまざわ(株)  苗木34本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。
 また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が2種類220本(ウラジロガシ176本、ネズミモチ44本)含まれています。重ねて感謝申し上げます。
 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
20211211新東名植樹祭・進和学園hp.jpg
【参考】
*案内チラシ ⇒ 「新東名秦野丹沢植樹祭2021」(PDF)
*当日配付資料 ⇒ 「樹種リスト・協力・監修」(PDF)

いのちの森づくりイラストa3[1].jpg
打合せ準備作業hpIMG_3011.jpg
集合写真hpIMG_3034.jpg

書籍&WEB紹介:羽塚順子著「Welfare trip ~ 福祉の場をめぐる小さな旅 ~」 

2021/12/03

202112羽塚様新著2DSC_0372.jpg 羽塚順子様(MotherNess Publishing代表)は、福祉施設の問題解決と新しい価値を提案し、商品企画プロデュースや福祉施設のブランディング、地域起こしや企業等を繋ぐ仕事づくりに従事されて来ました。これまで、研進&進和学園も羽塚様との連携による福祉関連セミナーや「いのちの森づくり」イベント等を実施し、大変お世話になっています。
 今般、羽塚様の新著「Welfare trip ~ 福祉の場をめぐる小さな旅 ~」(アノニマ・スタジオ/KTC中央出版)が発刊されました。本書は、福祉との関わりの中で出会った魅力的な施設や人、その取り組み、そしてあまり知られずにいた「もうひとつの日本」としての側面を丁寧に取材し紹介しています。著者が心惹かれる「福祉的な場」には、人間本来の生き方、持続可能な社会のかたちが見えてきます。障害の有無を問わず、私達一人ひとりがより生き易い社会を目指すきっかけになる一冊です。
 誠に光栄なことに、研進&進和学園の取り組みについても取材頂き、ホンダ車部品事業をはじめ「湘南とまと工房」(農産品加工)、「いのちの森づくり」プロジェクト、ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」等についての記事を収録頂いています。

 また、羽塚様の活動報告の一環としてWEBサイト「もうひとつの日本を訪ねて Welfare trip 」においても、他の写真も含めて記事が掲載されています。是非、ご覧下さい。

WEBサイト:「Welfare trip/株式会社研進・社会福祉法人進和学園」
     (高度経済成長を担った福祉工場から多様性と調和のいのちの森づくりへ)

親切会(日立グループ)様のご支援に感謝!~ 植樹地ご視察とご寄付拝受 ~

2021/12/02

ルネhp2IMG_2520.jpg 
 一般社団法人親切会様は、お互いに親切にし合い困っている人に援助の手を差し伸べて、世の中を明るく住み良い社会にしていこうと取り組まれているボランティア団体です。(株)日立製作所様はじめ日立グループ各社が中心に参加される法人会員及び個人会員から構成され、「小さな親切」と「ささやかな福祉貢献」の二つを柱として活動されています。
 親切会様からは、進和学園が運営する「いのちの森づくり友の会」に対して、2014年度からご寄付を賜り、障害のある方達が栽培した苗木の利用と植樹地の保全活動をご支援頂いています。
 2021年12月2日、今年も、親切会・関東支部より2名様が来訪され、宮脇方式(混植・密植)により植樹した現場をご視察下さいました。今回は、出雲大社相模分祠及び宮脇昭先生追悼植樹祭の植樹地(何れも秦野市平沢)をご案内申し上げました。

■ 出雲大社相模分祠「千年の杜」(植樹後14年半)
出雲大社hpIMG_2974.jpg

 2007年6月3日、宮脇昭先生のご指導の下、1,700人が集い自然種の苗木55種類12,000本を植えました。進和学園の「いのちの森づくり」もほぼ同時期にスタートしており、私達も植樹祭に参加させて頂きました。15年近くが経過し、今では、樹高10数メートルにも及ぶ見事な「鎮守の森」に生長しています。「千年の杜」には、水脈と遊歩道が設けられ、杜の守り神として「龍蛇神」が祀られ、「縁結びの神」「幸福を授ける神」として慕われています。

■ 宮脇昭追悼植樹祭~いのち(鎮守)の森を世界に~ (植樹後1ヶ月)
秦野hpIMG_2999.jpg
 2021年7月にご逝去された宮脇昭先生の追悼植樹祭として企画され、コロナ禍を踏まえ10月30日と31日に分けて、22種類の苗木各750本、合計1,500本を延220名が参加して植樹しました。まだ、植えたばかりで苗木は50~60cmと低く、マルチング材として敷き詰めた稲ワラも綺麗に残っています。宮脇方式の植樹をご覧頂くには、最適な事例と言えます。
ご挨拶hpIMG_3007.jpg
 植樹地のご視察後、福祉工場「しんわルネッサンス」をご慰問頂きました。植樹後15年経過の「しんわルネッサンスの森」に囲まれた中庭で、ご寄付の贈呈式が行われました。親切会様からのご寄付は毎年10万円、8年連続で累計80万円となります。進和学園はじめ連携福祉施設から成る「どんぐりブラザーズ」の取り組みに活用し、主に障害者の工賃に還元させて頂いています。
 親切会様のご厚意ご支援に心より感謝申し上げますと共に、皆様のご期待にお応え出来るよう、「森づくり」を通じた自然環境保全、並びに障害者の自立就労支援に尽力して参ります。

参考:進和学園「いのちの森づくり友の会 会報第9号」親切会様ご寄稿(2018年6月)

小田原支援センター制作クラフト作品展示 ~ Hondaウエルカムプラザ青山 ~

2021/11/29

ホンダカフェhp4IMG_2961.jpg
 Honda青山本社1階のウエルカムプラザ青山にあるMILES Honda Cafeにおいて、社会福祉法人小田原支援センターの皆様が手作りしたHonda車のクラフト作品を展示頂いています。同カフェを運営されるホンダ開発(株)様を通じてHonda様にご相談申し上げたところご快諾を頂いたものです。普段は、進和学園の福祉工場「しんわルネッサンス」に展示していますが、一般の方々が大勢行き交うHonda様の交流スペースでの企画展「Honda ハート Joy for Everyone~ひとりひとりの喜びのために~」が実現しました。また、社員食堂・売店にも異なる車種のクラフト作品が展示され、Honda社員の皆様にご覧頂いています。作品を手掛けたご本人は勿論、ご家族、関係者にとっても大きな喜びであり励みになります。
クラフト案内hpIMG_2965.jpg

ホンダ青山hpIMG_2939.jpg
 小田原支援センター様は、永年に渡り進和学園と共に研進が仲介するホンダ車部品事業に従事され、「働く仲間」として連携関係にあります。MILES Honda Cafeにおいてお取り扱い頂いている「おやつシスターズ」(菓子類を手掛ける福祉施設)によるスイーツ類にも名を連ね、レモンフィナンシェやバスクチーズケーキは同センターの製品です。知的障害に加え精神障害のある方も多く、障害特性を活かした就労支援の成果を追求されています。
 このような素晴らしい機会をご提供下さいましたホンダ開発(株)様並びにHonda様に、心より感謝申し上げます。皆様のご支援ご厚意にお応え出来るよう、これからも一同で力を合わせチャレンジして参ります。
小田原クラフトHonda食堂hp2IMG_7339.jpg

車クッキーhpIMG_2965.jpg

都市対抗野球/Hondaチーム応援!

2021/11/28

都市対抗野球大会2021hpDSC_0372.jpg
 第92回都市対抗野球大会に、Honda様は、狭山市(埼玉県)及び大津町(熊本県)代表として2チームが出場を果たしました。2021年11月28日(日)、Honda狭山チームが初戦を迎えました。熊本チームは29日に第1回戦が組まれています。コロナ禍のため昨年は応援席への入場を制限しましたが、見事にHonda狭山が優勝を果たしました。今年は、コロナ感染も一定落ち着いて来た中で、コロナ対策(マスク着用・検温・三密回避)を講じつつ、定員を抑えて応援席にも観客を迎えることとなりました。
応援hpIMG_2933.jpg ホンダ車部品の組立に従事する進和学園/小田原支援センター及び研進のメンバー22名は、2年振りで東京ドームへ!例年の3分の1程の人数ですが、 Honda社員の方々はじめファンの皆様と共に応援することが叶いました。
 本来は、次々に繰り出すお馴染みの応援歌を高らかに歌い上げるところですが、今回は、ブラスバンドの演奏に合わせて団扇やタオルを使用し、声は出さずに応援しました。それでも、チームHondaの一員として久し振りに感動を分かち合えた喜びは格別です。コロナに打ち勝ち、日々の仕事にも一層励みたいと思います。 
 Hondaの皆様には、本業への多大なご支援に加えて、各種のイベントや様々な局面で交流を深めて頂いており、心より感謝申し上げる次第です。
集合写真hpIMG_2908.jpg

 ホンダ車部品事業  アーカイブ(ホンダ様との交流)

(株)オカムラ様のご支援に感謝!~ 拡がる「いのちの森づくり」の輪 ~

2021/11/26

紹介hp3IMG_2884.jpg
 2021年11月26日(金)、オフィス用家具や店舗用什器等のトップメーカーとして有名な(株)オカムラの社員の皆様が、私達が取り組む「いのちの森づくり」プロジェクトの日中活動に参加下さいました。(株)リンクプロデュース代表の原悦久様のご紹介により実現したもので、原様及び同社社員8名様とJR逗子駅で集合。湘南国際村めぐりの森(横須賀市)に向かい、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)と合流しました。
 同地における植樹活動についてご説明申し上げた後、次の二つの作業を実際に体験頂きました。
①育樹:植樹地(D地区)の保全のための除草作業 
②補植:植樹地(C地区)の混植・密植度を保つための植樹8種類60本
 補植用の苗木は、湘南の凪が栽培した40本と進和学園が栽培した20本を利用、苗木代金は、有難いことに、今後の育樹(3年間)に要するコストも含めてオカムラ様がご支援下さいます。
植樹hpIMG_2893.jpg
 外部からのお客様をお迎えし、「どんぐりブラザーズ」の面々も嬉しそう!気持ちも少し昂ぶっているようです。秋晴れの空の下、湘南の陽光に輝く木々に包まれて、和気藹々と楽しく交流を図りながら作業に励みました。湘南の凪(mai!えるしい/えいむ)、けいあい工房、研進スタッフを含め、総勢23名が参加。お陰様で、この日の作業は効率良く進み、充実した日中作業となりました。「いのちの森づくり」の輪が拡がることは大変嬉しいことであり、オカムラ様のご参加を歓迎し、ご支援に心より感謝申し上げる次第です。
watermark[1].jpg

【「どんぐりブラザーズ」にも新しい仲間が!】
 社会福祉法人敬愛様が運営される就労継続支援B型事業所の「けいあい工房」(神奈川県横浜市戸塚区)様が、この度、「どんぐりブラザーズ」に加わりました。湘南国際村めぐりの森における育樹(除草)作業にご一緒に従事頂くこととなりました。同事業所メンバーの皆さんは、明るく社交的な方が多く、ずっと以前から共に活動しているような印象です。これからの皆さんの活躍に期待が膨らみます。
集合写真hp2IMG_2890.jpg

オカムラ様「いのちの森づくり」(湘南国際村)ご参加(PDF:リンクプロデュース様作成)

豊島区 苗木配布(官公需)に感謝!

2021/11/23

会場hp3IMG_2693.jpg  
        豊島区からの苗木ご発注:累計19,738本
 東京都豊島区では、2009年度から緑化活動を推進する「グリーンとしま」再生プロジェクトを実施し13年目を迎えています。地域における植樹・育樹活動に加え、様々な教育・啓蒙プログラムも組まれていますが、昨年から今年にかけて、コロナ禍の影響を受けスケジュールや内容の変更を余儀なくされています。
SDGsTOSHIMA_logo[1].png 2021年11月20日(土)、としまセンタースクエア(豊島区庁舎)において、「つる植物・いのちの森苗木」配付が行われました。本来、6月6日に予定されていたイベントが延期されていたものです。コロナ感染対策を講ずる中、屋外に設置された会場には区民の皆様が次々に苗木を受け取りに来庁されました。今回も、有難いことに進和学園で栽培した苗木を含めて優先発注を頂きました。高中低木の自然種の広葉樹10種類1,028本の苗木をお持ち帰り頂きました。
苗木hpIMG_2669.jpg
 豊島区より優先発注頂いた苗木の累計本数は、19,738本となりました。豊島区が一連の緑化プロジェクトにおいて、障害のある方々が手掛けた苗木を継続して優先発注下さっていることに、改めて感謝申し上げる次第です。            

              官 公 需 の 優 先 発 注       
 福祉施設で働く障害者の平均月額工賃は、1万6,000円台と低水準にあります。自立のためには障害基礎年金と合わせて最低賃金の3分の1以上が必要と言われています。行政より障害者福祉施設への仕事の発注、いわゆる「官公需」の優先発注を促進すべく、障害者優先調達推進法(2013年4月施行)が制定されています。
 豊島区では、同法が施行される以前から随意契約に基づいて、苗木を進和学園へ優先発注下さっており、苗木の栽培に従事する障害のある方々の働き甲斐や生き甲斐にも繋がっています。同法の適用も合わせ、障害者の就労支援に貢献する官公需の発注事例が増えることが期待されます。

にのみや・どんぐりの森プロジェクト

2021/11/20

 にのみやどんぐりの森P hp.png2021年11月20日(土)、神奈川県中郡二宮町の東京大学果樹園跡地(みらいはらっぱ)において、「にのみや・どんぐりの森プロジェクト」が開催されました。エコフェスタにのみや実行委員会が主催し、二宮町と環境づくりフォーラム(注)が共催、NPO法人「農ある暮らしを広める会」他が協力、国土緑化推進機構(緑の募金子どもたちの未来の森づくり事業)の助成を受けて実施する小学生向けの体験型イベントです。
 ①どんぐりの土おろし(育苗箱へ蒔く作業)②「森のめぐみのクリスマスリース」作りに、小学生約40名が参加しました。大変光栄なことに、「いのちの森づくり」を推進する進和学園&研進にご相談頂き、①について研進スタッフが講師を務めさせて頂きました。 
リサhpIMG_2817.jpg
 まずは、「どんぐり」(アカガシ、シラカシ、アラカシ、スダジイの4種類を用意)を観察。大きさや形も違う「どんぐり」に子供達は興味津々!「最初に根が出て、春になると芽が出ます。根と芽はどんぐりの何処から出て来るかな?」今春、発芽したアカガシの苗の様子も見てもらいました。3年間育てたポット苗とも見比べて、一粒のドングリが大きく生長することをイメージしてもらいます。葉の形や色艶も違っています。「自然の森は色々な種類が混ざり合っている。仲の良いものだけ集めても駄目。人間社会も同じ・・」という故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)の言葉も紹介し、生物多様性の意義にも触れました。地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)を吸収し命を守ってくれる「自然の森」の大切さについて、子供達は、熱心に耳を傾けてくれました。5班に分かれて「どんぐりの土おろし」を実際に行ってもらいましたが、ワイワイガヤガヤと賑やかに作業を体験して頂きました。
リースhpIMG_2876.jpg
 ②の「森のめぐみのクリスマスリース」作りも、講師の先生のご指導の下、各自が個性豊かなリース作りに挑戦!楽しい一時を過ごしました。進和学園から、リースの素材となるクズやサツマイモのツルを提供させて頂きました。
 今回の体験を通じて、子供達が豊かな情操を育み、自然の大切さや命の尊さを学ぶ機会として頂ければ幸いです。 

(注)環境づくりフォーラム:二宮町の様々な環境団体で構成するフォーラム(町民活動)で、2006年に発足し未来に繋がる町の環境イベントを実践しています。

イベント案内チラシ:「小学生参加者募集! にのみや・どんぐりプロジェクト」(PDF)
どんぐりIMG_2825.jpg
マテバhp2IMG_2813.jpg

YouTube動画配信 ~ 湘南リトルツリー ホットケーキの激ウマ店 ~

2021/11/17

昔の味セットhpIMG_2813.jpg
 進和学園が運営するホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」について、同店の常連のお客様が自ら編集するYouTubeで「激ウマ ホットケーキ」として動画配信して下さいました。
 2021年11月16日に撮影頂きましたが、ドローンによる上空30mからの眺望も新鮮です。同店で人気を博している老舗のレシピによる伝統的なホットケーキをはじめ、店舗の外観、外テラス、インテリア、2階の福祉施設自主製品の展示販売コーナーの模様もご紹介頂いています。紅葉が美しい湘南平 (かながわの景勝50選)から望む北方に連なる大山丹沢の山並み、南側に伸びる湘南海岸の輝きも印象的な約7分間の動画をお楽しみ下さい。
 このような動画配信により「湘南リトルツリー」を取り上げて頂いたことは誠に光栄なことであり、心より感謝申し上げます。

YouTube「湘南リトルツリー ホットケーキの激ウマ店 上空30m」(2021.11.16)

ブルーベリーサポーターズ慰労会

2021/11/15

BBシエイクhpIMG_2808.jpg
 「ブルーベリーガーデンしんわ」は、福祉工場「しんわルネッサンス」に隣接するブルーベリー畑で、約250本のブルーベリーを無農薬・無化学肥料で栽培しています。7~9月に美味しい湘南ブルーベリーを収穫して夏季の副収入として工賃に還元しています。
 ブルーベリーhpIMG_0593.jpg本年度は豊作で、合計906kg(これまでの記録:2019年の682kg)を収穫しました。作業は、近隣の福祉施設にもお願いして協働体制を組んで行っています。摘み取りが遅れると風雨による落下や鳥に食べられてしまうので、短期集中の対応が必要です。私達だけでは、既存の作業種を抱えながら臨機に収穫することが難しいため、福祉施設間で連携し、ささやかですが工賃も分配させて頂いています。このチームを「ブルーベリーサポーターズ」(下記)と名付けていますが、今シーズンは、進和学園以外に5つの施設が参加下さいました。猛暑の中での摘み取りは楽ではありませんが、熱中症にも注意しながら各人のペースに合わせ作業に励んで頂きました。
みんなの広場hbIMG_2659.jpg
 昨年に続いて、コロナ禍により一般のお客様をお迎えしての「観光農園」方式は一定の制約を余儀なくされたので、「ブルーベリーサポーターズ」の活躍に大いに助けられました。皆さんの頑張りを称え感謝の気持ちを込めて、今年も慰労会を開催しました。ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」にお招きし、「ブルーベリーシェイク、湘南ブルーベリーぱん、ミニホットケーキ」を賞味しながら楽しいアフタヌーン・ティー・タイムを過ごしました。本来は、一堂に会して懇談もしたいところですが、「3密」を回避すべく施設単位に分けて実施しました。来年は、コロナも終息し、お互いの交流も深めながら福祉施設間の連携の実を挙げて参りたいと思います。

ブルーベリーhpIMG_9749.jpg【ブルーベリーサポーターズ】
 ① NPO法人みんなの家ココ みんなの家ミミ
 ② NPO法人神奈川県障害者自立生活支援センター キルクももはま
 ③ NPO法人フレッシュ ベルカンパニー
 ④ 社会福祉法人おおいそ福祉会 かたつむりの家
 ⑤ 一般社団法人SOWETみんなの広場
 ⑥ 社会福祉法人進和学園 しんわルネッサンス

【参考】
福祉施設間の連携チームとして、研進では次の取り組みも仲介させて頂いています。
どんぐりブラザーズ:進和学園が推進する「いのちの森づくり」において、福祉施設による
 「森づくりチーム」を編成して取り組んでいます。

おやつシスターズ:ホンダ開発(株)様のご協力を得て、Honda青山本社の食堂売店及び
 MILES Honda Cafeにおいて、福祉施設による菓子類を販売させて頂いています。   

第21回湘南国際村めぐりの森植樹祭 & 宮脇昭先生追悼植樹式

2021/11/07

湘南国際村植樹祭hp2IMG_2805.jpg 
 2021年11月7日(日)、第21回湘南国際村めぐりの森植樹祭が開催されました。一般参加は事前登録制として募った結果、当初予定を大きく上回る200名以上の皆様が応募下さり、スタッフも含め約250名が集いました。「マスク着用・検温・三密回避」のコロナ感染対策を講じながら、横須賀市道沿いの傾斜地(C地区)に自然種の広葉樹44種類1,103本を植樹しました。開会式等のセレモニーは省き、各班20名が揃い次第、順次、植樹地に向かい作業を開始。全10区画の植樹地も、奇数番号から割振り、偶数番号とは時間差を設ける等の工夫は、春の植樹祭と同様です。

 湘南国際村めぐりの森(横須賀市)では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地が、継続的な植樹により自然の姿を取り戻しています。地球温暖化や異常気象への対策として、二酸化炭素(CO2)削減及び防災強化の観点からも、森林再生は有効で必要な取り組みです。
集合写真hpIMG_2766.jpg
 
午後からは、7月にご逝去された宮脇昭先生(横浜国大名誉教授・享年93歳)を追悼する植樹式が、プロジェクト・メンバー有志により行われました。この地での植樹は、2010年、宮脇先生のご指導の下に始まり、毎年、春秋の植樹祭を通じて追悼植樹式hpIMG_2771.jpg「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」を混植・密植する「宮脇方式」を採用し、着実に成果を蓄積して来ました。
 追悼植樹式では、宮脇先生への感謝と先生の遺志を継いで行くことの決意も新たに、先生のお年と同じ93本の苗木を植樹しました。
追悼hpIMG_2790.jpg
 宮脇昭先生 追悼写真(どんぐりブラザーズ植樹大作戦/湘南国際村 2014.11.23-PDF-)

 今回も、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先利用頂くと共に、在庫がない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て、合計1,008本(追悼植樹式の93本を含む)の苗木を提供させて頂きました。苗木代金については、下記の企業様のご支援を賜りました。厚く御礼申し上げます。

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
 三機工業株式会社  苗木250本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 本田技研工業株式会社  苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 三井住友海上火災保険株式会社  苗木200本をご購入の上ご提供。 
 株式会社 建新  苗木150本の提供についてご協賛。
 株式会社 ホンダロジスティクス   苗木150本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 その他  苗木58本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木137本(ヒメユズリハ、シロダモ、ネズミモチ)が含まれています。重ねて感謝申し上げます。

⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

【関連資料】
 第21回湘南国際村めぐりの森植樹祭 案内チラシ(PDF)
 追悼 宮脇昭先生~「いのちの森づくり」のご指導に感謝!~(2021.8.6)
 進和学園「いのちの森づくり」プロジェクト   進和学園「いのちの森づくり友の会」基金

宮脇昭追悼植樹祭(神奈川県秦野市)に参加!~1,500本を植樹!~

2021/10/31

秦野植樹祭2021IMG_1161.jpg
 2021年10月30日(土)、31(日)の両日、神奈川県秦野市平沢向山において、「宮脇昭追悼植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-」が開催されました。「いのちの森づくり2020↗(プラス1未来へ)」及び出雲大社相模分祠が主催し、潜在自然植生に基づく「本物の森」を世界中でご指導され、先般、ご逝去された宮脇昭先生(横浜国大名誉教授・享年93歳)の偉大な功績を称え、追悼する植樹イベントとして企画されました。コロナ感染対策も踏まえ2日間に分けて実施し、両日合わせ約220名の皆様がマスク着用で参加し、自然種の苗木22種類/1,500本を植樹しました。
開会式hpIMG_1187.jpg
 開会式では、主催者を代表して出雲大社相模分祠長の草山清和様が、「人類共通の課題である地球温暖化対策及び次世代に「いのち」を繋ぐ環境保全を目指した植樹を実践され、世界に訴え続けた宮脇昭先生の遺志を継承する取り組みである」とご挨拶されました。また、中村幸人先生(東京農大名誉教授)による生物多様性のお話し、藤原一繪先生(横浜国大名誉教授)による植生と植樹方法(宮脇方式)の解説・ご指導について、参加された皆様は熱心に傾聴されました。
 6区画の植樹地が用意されましたが、今回は、マルチング材の稲わら運びや苗木の仕分け準備等も含めて、当日の植樹祭の中で行うこととし、皆で力を合わせて作業に励みました。
植樹HPIMG_2188.jpg
 進和学園が推進する「いのちの森づくり」も、宮脇先生のご指導の下に取り組み、お陰様で16年目を迎え学園の看板プロジェクトに成長しています。先生への感謝と追悼の念を込めて、進和学園&研進メンバーは、準備を含めて3日連続で参加させて頂きました。
 本植樹祭においても、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用下さると共に、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様及びNPO法人地球の緑を育てる会様のご協力を得て調達させて頂きました。ご支援頂いた企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。

           協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 いのちの森づくり2020↗プラス1未来へ  
 出雲大社相模分祠
 苗木444本をご購入の上ご提供。
 本田技研工業株式会社  苗木300本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社 建新  苗木200本の提供についてご協賛。

 株式会社 ホンダロジスティクス  

 苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 くまざわ株式会社  苗木150本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 ミドリ安全株式会社  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 その他  苗木106本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。
 また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が3種類(シロダモ、ヤブニケイ、ネズミモチ)131本含まれています。重ねて感謝申し上げます。

 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
植樹hp2IMG_1236.jpg

植樹祭案内チラシ ⇒ 「宮脇昭追悼植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-」
植樹祭関連資料  ⇒ 「今なぜ、木を植えるのか(宮脇昭)/樹種リスト・協力・監修」

関連記事:追悼 宮脇昭先生~「いのちの森づくり」のご指導に感謝!~(2021.8.6)

郵便局で無人販売「湘南とまと工房」

2021/10/28

 進和学園(しんわルネッサンス)の農産品加工場「湘南とまと工房」で製造した商品が、今般、平塚市内3ヶ所の郵便局において無人販売されることとなりました。福祉施設の自主製品が、より多くの皆様の目に触れ認知度を高め、販売促進に繋がることが期待されます。
 地元情報紙のタウンニュース平塚版が、平塚吉沢郵便局の林勇局長様と進和学園の米山健二職員へのインタビューを通じて、本件を報じています。
20211028 タウンニュース平塚_0001.jpg

 タウンニュース平塚版「郵便局で無人販売/福祉施設の商品はいかが」(2021.10.28)

MILES Honda Cafe /クルマ型クッキー登場!~ ソフトクリーム・トッピングにも! ~

2021/10/27

ソフトクリームhpIMG_1118.jpg 
 Honda青山本社1階のウエルカムプラザ青山にあるMILES Honda Cafeは、Honda車や関連商品の展示、アシモ君のデモンストレーション等を楽しみながら、寛ぎの一時を過ごせるお洒落な喫茶コーナーです。
 同カフェは、ホンダ開発(株)様が運営されていますが、深いご理解とご支援のもと、「おやつシスターズ」(菓子類を手掛ける福祉施設)による焼き菓子と進和学園の「湘南とまと工房」で搾汁した湘南産トマト&みかんジュースをお取り扱い頂いています。
クルマ型クッキーhpIMG_1109.jpg
 コロナ緊急事態宣言が解除され、通常営業が再開されたこのタイミングで、誠に光栄なことに、進和学園の製菓部門(サンメッセしんわ)の手作りによる「クルマ型クッキー」が新たに登場しました!クッキー単独での販売の他、ソフトクリームのトッピングにも採用頂き、好スタートを切っています。福祉施設の自主製品をこのような素敵なカフェで広くお客様にご利用頂けることは、一同にとって大きな励みであり働き甲斐にも繋がります。Honda様及びホンダ開発(株)様の親身なるご指導ご支援に心より感謝申し上げます。

【「おやつシスターズ」による厳選スイーツ】
 ①チュイール    (社福)せたがや樫の木会 下馬福祉工房
 ②レモンフィナンシェ(社福)小田原支援センター パン工房イースト
 ③グランツバウム  (社福)県央福祉会 グランツ遠藤
 ④ブラウニー    (社福)進和学園 サンメッセしんわ
 ⑤パウンドケーキ    同上  
 ⑥クルマ型クッキー   同上(今回、新たに登場!)

【進和学園「湘南とまと工房」製品】
 ①湘南トマトジュース (社福)進和学園 しんわルネッサンス
 ②湘南みかんジュース  同上
アシモhp2IMG_1146.jpg
関連記事:
 MILES Honda Cafe 「おやつススターズ」のお菓子ご利用に感謝!(2020.10.24)
 MILES Honda Cafe 福祉施設自主製品ご利用に感謝!(2020.9.16)
 Hondaウェルカムプラザ青山を見学(2020.1.29)

関連資料:ホンダ車部品事業  ホンダ開発(株)様のご支援  アーカイブ(ホンダ様と共に)
 MILES Honda Cafe(PDF/2020.9.15)

YouTube動画配信 ~ 望月優花様・モッチの樹プロジェクト ~

2021/10/16

20211016望月優花さんhp6MG_1030.jpg    
 アマチュア・トップ・ゴルファーの望月優花様と「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)との連携による植樹活動は、2018年9月の高尾小仏植樹祭に始まり、2019年以降は、湘南国際村めぐりの森において「モッチの樹プロジェクト&どんぐりブラザーズ ミニ植樹祭」を3回実施しています。
 ゴルフ場が、木々を倒し環境を犠牲にして建設されるとの問題意識から、自然に恩返しをしたいとのモッチーこと望月様とお仲間が、チャリティー・ゴルフを企画して参加者お一人につき苗木1本を植樹する計画を立案。有難いことに、進和学園「いのちの森づくり友の会」へご寄付を頂いています。また、望月様に仲介頂いたその他の助成も活用して、障害のある方々が栽培している苗木を優先的に利用し、ささやかな植樹活動に取り組んでいます。
20190517第3回 Goldies Charity Cup hp.jpg
 昨日(2021年10月15日)開催したばかりの湘南国際村めぐりの森でのミニ植樹祭の模様が、望月様の編集により早くもYouTube動画で配信されました。先日、進和学園(しんわルネッサンス)に来訪された際に取材下さった内容(ホンダ車部品組立湘南とまと工房)も合わせて公開頂きました。進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」メンバーも登場しています。
 コロナ禍で社会全体が停滞し、憂鬱な気持ちが蔓延する中で、明るさと元気に溢れる動画は、多くの方々の励みになり希望と勇気を授けてくれます。是非、ご視聴下さい。

ポット苗hp2021.jpg【モッチの樹プロジェクト関連の植樹実績(ご寄付活用分)】
 ① 高尾小仏植樹祭     75本 (2018年  9月23日)
 ② 湘南国際村めぐりの森 101本 (2019年  3月27日)
 ③   同上       112本 (2019年10月28日)
 ④   同上       222本 (2021年10月15日)
             累計:510本

「どんぐりブラザーズ」の活動 詳しくは ⇒ 進和学園「いのちの森づくり」プロジェクト

モッチの樹プロジェクト&どんぐりブラザーズ ミニ植樹祭

2021/10/15

モッチの樹ミニ植樹hp20211015.png
 2021年10月15日(金)、湘南国際村めぐりの森(横須賀市)において「モッチの樹プロジェクト&どんぐりブラザーズ ミニ植樹祭」を開催しました。アマチュア・トップ・ゴルファーの望月優花さんとそのお仲間との連携による一連の取り組みです。これまでは、「チャリティー・ゴルフ・コンペ」の収益の一部を、進和学園「いのちの森づくり友の会」へご寄付頂いて植樹を行って来ましたが、今回は、望月様の仲介により一般社団法人MDRT日本会議 (注)様からのご寄付を苗木代金の一部に充当させて頂きました。
植樹hpIMG_1061.jpg 
 望月様とご一緒に福祉施設の「森づくり」チーム「どんぐりブラザーズ」の日中活動として実施しました。湘南の凪(mai!えるしい&えいむ)、横須賀ヘーメット、進和学園の3法人4施設及び研進メンバーも含め23名が集いました。コロナ感染対策(検温・マスク着用・3密回避)を講じながら、休憩IhpMG_1075.jpg自然種の樹種22種類360本の苗木を植えました。(写真撮影時だけマスクを外しました)
 「モッチの樹プロジェクト」様のご支援による植樹は4回目、累計植樹本数は510本となりました。森を切り開いて設けられたゴルフ場も多く、環境への負荷が大きいとの問題意識から、ささやかながら自然環境保全を図ることを目的とした取り組みで、障害のある方々が栽培した苗木を優先利用するという付加価値も高く、深く敬意を表すると共に心より感謝申し上げる次第です。

(注)Million Dollar Round Table (MDRT):生命保険・金融専門家を会員とする世界的な組織です。会員の皆様による社会貢献活動を支援するクオリティ-・オブ・ライフ・グラント(QOLG)という助成制度が設けられ、会員の望月優花様の申請により10万円の助成が実現しました。

【モッチの樹プロジェクト関連の植樹実績(ご寄付活用分)】
 ① 高尾小仏植樹祭     75本 (2018年  9月23日)
 ② 湘南国際村めぐりの森 101本 (2019年  3月27日)
 ③   同上       112本 (2019年10月28日)
 ④   同上       222本 (2021年10月15日~今回~)
             累計:510本
集合写真hpIMG_1079.jpg

参考:モッチの樹プロジェクト&どんぐりブラザーズ ミニ植樹祭計画書

watermark[1].jpg

20211007望月優花様とhpIMG_0923.jpg

労働政策審議会障害者雇用分科会にて提言!~「みなし雇用制度」の導入 ~

2021/10/12

 労働政策審議会は、厚生労働大臣等の諮問に応じて、労働政策に関する重要事項の調査審議を行います。また、本審議会は、労働政策に関する重要事項について、厚生労働大臣等に意見を述べることができます。7つの分科会があり、その一つが障害者雇用分科会です。障害者の雇用促進その他の職業生活における自立に関する事項を扱う分科会です。
 2021年10月12日、第110回労働政策審議会障害者雇用分科会が、コロナ禍に伴いオンライン会議で開催されました。関係団体からのヒアリングが行われ、誠に光栄なことに(株)研進もご指名を賜りました。
 在宅就業障害者支援制度HP(201501)[1].jpg弊社からは、障害者雇用促進法における「在宅就業障害者支援制度」の見直しについて、提言させて頂きました。
 弊社は、1974年以来、進和学園の営業窓口会社としてHonda様から受注している自動車等の部品組立を中心に、進和学園はじめ福祉施設を利用する障害のある方々に仕事を仲介しています。福祉的就労現場からの問題意識を踏まえ、制度・施策への提言にも微力を注いでいますが、特に、企業への発注奨励策としてポテンシャルを有す「在宅就業障害者支援制度」に注目。自宅に加え福祉施設等へ仕事を発注する企業に対して、障害者雇用納付金制度から特例調整金・特例報奨金が支給される制度です。 
「みなし雇用」の考え方(図解)20200826.jpg Honda様や地元スーパー「しまむら」様に本制度を適用し(各々、自動車メーカー、スーパー業界で初)、その経験と実績に基づき、本制度の普及促進を図るための改善提案を行っています。とりわけ、本制度を発展させ、発注ベースの場合も当該発注企業の法定雇用率に換算して加算する「みなし雇用制度」の導入を訴えており、今回の分科会においても、その要点を披露させて頂きました。私共からの発信が、障害者就労の拡充に少しでもお役に立てば幸いです。

【第110回労働政策審議会障害者雇用分科会(オンライン会議)】

 ■日時:令和3年(2021年)10月12日(火) 14:00~16:00

 ■場所:オンライン会議会場 中央合同庁舎第5号館 職業安定局第1会議室(12階)
               (東京都千代田区霞が関1-2-2)
     傍聴会場 中央合同庁舎第5号館 職業安定局第2会議室(12階)
          (東京都千代田区霞が関1-2-2)

 ■議題:1.関係団体からのヒアリング
     ・株式会社研進
     ・特定非営利活動法人全国就業支援ネットワーク

     ・全国社会就労センター協議会
     ・全国就労移行支援事業所連絡協議会
     ・NPO法人就労継続支援A型事業所全国協議会
      2.その他

 詳しくは ⇒ 第110回労働政策審議会障害者雇用分科会(開催案内)
                 第110回労働政策審議会障害者雇用分科会(資料)

【参考】
「在宅就業障害者マッチング事例集/本田技研工業(株)」(厚生労働省 2018.3)
「同上/(株)しまむら」(同上)
東京新聞「障害者の『みなし雇用』導入 求める声 働く場の拡大に期待」(2020.8.26

高尾小仏植樹祭2021に参加!

2021/10/10

開会式hpIMG_0970.jpg
 2021年10月10日(日)、東京都八王子市裏高尾町(都立高尾陣場自然公園内)において、「高尾小仏植樹祭2021」が開催されました。中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による広大な盛土場に、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生する取り組みで、5回目(5年目)の植樹祭となります。
 宮脇方式(混植・密植)による植樹を推進するNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、盛土場を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)が共催、(公)イオン環境財団はじめ企業のご協賛を得ると共に、進和学園いのちの森づくり友の会が、今回も苗木の提供等に係わる協力メンバーとして参画しています。
植樹hpIMG_0996.jpg
 幸いにもコロナ緊急事態宣言が解除され、一般募集の皆様も含め260名近くが集いました。引き続きコロナ対策(検温、マスク着用、3密回避)にも注意しながら、20種類/3,300本の苗木を植樹することが出来ました。盛土場の最上部に連なる急斜面のため、開会式では安全第一に作業を行なうための注意点の説明を受けました。確かに身動きも困難な凄い斜面での植樹でしたが、各班で苗木や稲ワラ(マルチング材)をバケツリレーで運ぶ等、チームワークを発揮して頑張りました。作業を終えた皆様の笑顔が、コロナ禍の憂鬱を吹き飛ばすかのように弾ける素晴らしい植樹イベントとなりました。
 今回も、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用下さると共に、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。「森づくり」を通じた自然環境保全や防災に加え、障害のある方達の就労支援にも繋がる付加価値の高い植樹活動です。ご支援頂いた企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。
模擬店hp2IMG_0964.jpg

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 NPO法人国際ふるさとの森づくり協会
 (イオン環境財団他)
 苗木2,566本をご購入の上ご提供。
 PGF(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル)
 生命保険株式会社
 苗木444本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 環境まちづくりNPOエコメッセ  苗木111本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 本田技研工業株式会社  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 ミドリ安全株式会社  苗木79本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。
 また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が3種類(ウラジロガシ、シロダモ、ヤブニケイ)523本含まれています。重ねて感謝申し上げます。
 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

集合写真hpIMG_1025.jpg

【参考】
*案内チラシ ⇒ 「高尾小仏植樹祭2021」(PDF)
*動画配信 ⇒ 「レナフォ・動画集」(YouTube)
過去4回の植樹祭 看板(2017、2018、2019、2020)

高尾小仏植樹活動「育樹作業」に参加!

2021/09/26

20210926育樹hpIMG_0286.jpg
 2021年9月26日(日)、高尾小仏植樹地の「育樹作業」に参加しました。2017年に開始された植樹は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土から成る巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みです。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱・指導された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を導入しています。私達が推進する「いのちの森づくり」の大切な拠点の一つであり、有難いことに、
「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。
 これまで、木々は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物の繁茂を放置すると樹木の生長が阻害されてしまうため、定期的な育樹(除草)作業が必要となります。コロナ禍においても、自然の営みは変わりません。
 コロナ緊急事態宣言が延長されており、今回も、一般公募は行わず、主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティアの皆様、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地元自治会、地盤造成に関与されている鹿島建設・清水建設の方々をはじめ、関係者約70名が集いました。春と同じく、進和学園からの参加は控え、窓口会社の研進スタッフが代表して参加、地元の福祉施設NPO法人あるが(ハッピーフルーツ)の皆様と共に作業に励みました。マスク着用にソーシャル・ディスタンスも意識しつつ、美しい高尾の自然に触れながら爽やかな汗を流しました。
補植hpIMG_0823.jpg
 また、この度、相次いでご逝去された宮脇昭先生とレナフォ理事長の髙野義武様の追悼の念を込めて、育樹作業終了後にプロジェクト関係者と有志による苗木210本の「補植」を行いました。お二人のご功績を称え、ご冥福をお祈り申し上げながら、ご指導頂いた「いのちの森づくり」を将来に向けてしっかりと継承して行こうと誓い合いました。

【参考】高尾小仏植樹活動(2017~/トンネルの工事残土・盛土場の森林再生)

watermark[1].jpg

 20210922横浜ゴム様苗木ご寄贈hp (002).jpg
 横浜ゴム(株)様が推進される「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトにおいて、同社社員の皆様が育てた苗木を進和学園に多数ご寄贈頂いています。今回の高尾小仏における「補植」にもヤマブキ等4種類20本を活用させて頂きました。
 森林再生におけるユニークな「民福連携」(民間と福祉の連携)は、2010年に始まり11年目となります。2021年9月22日、同社平塚製造所様より、5種類45本の苗木をご寄贈賜りました。本年度3回目となります。これまで、同社からの苗木ご寄贈は累計44,633本、その内、38,281本が実際に植樹されています。進和学園が提供した苗木約31万本の12%以上を占めています。自然環境保全に加えて障害者の就労支援にも貢献頂いており、横浜ゴム(株)様のご厚意ご支援に重ねて感謝申し上げます。

 ⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み

作業種の多角化/業務請負・施設外就労の拡充に期待!

2021/09/15

 私達は、作業種の多角化に取り組んでいますが、自主製品の開発・販売に加え、企業・団体・行政からの「業務請負」も大きな柱となります。特に、47年目を迎えるホンダ車部品組立は、全盛期に比べると減少していますが、進和学園利用者に支払われる工賃の約5割を占め、また、学園・研進スタッフの処遇も支えており、依然として就労系事業の中核を占めています。Honda様の発注実績は、自動車メーカーで唯一の特例調整金(国の助成)の受給事例であり、第1回厚生労働大臣表彰の対象にも選定される等、社会的にも高く評価されています。
 私達を取り巻く環境は常に変化しており、将来展望を描いた事業展開が求められます。自主製品については、市場に通ずる魅力ある商品開発を目指し、「湘南みかんぱん」(全国逸品セレクション準グランプリ)や「湘南ブルーベリーぱん」(パンのフェスアワード・ブロンズ賞)をはじめ、「湘南とまと工房」のトマトジュースやジャム等、人気のヒット商品も登場しています。
育樹hpIMG_0575.jpg
 一方、自主製品製造のための設備投資や機械・機器の維持管理、原材料の仕入れに光熱費等の固定費や必要経費を賄い、利益を生み出すことは容易ではありません。私達は、過大な投資を抑え、粗利益(率)を確保して工賃還元率がより高い作業種を模索しています。福祉的就労においては、労働集約型の業務請負や「施設外就労(企業内就労)」は有利な点が多く、今後、更に期待される分野と言えます。障害者ご本人は勿論、発注企業様及び福祉施設(就労支援事業者)の何れの関係者にとってもメリットが多いスキームです。(参考資料参照)
ユニット作製hp.jpg
 官公需の優先発注を定めた障害者優先調達推進法に加え、その民需版として企業に障害者への仕事の発注を促す制度・施策の拡充、一定の条件の下に発注分を障害者法定雇用率に換算して加算する「みなし雇用」制度の導入といった新しい枠組みの制度改定ニーズも高まっています。

参考資料:「施設外就労(企業内就労)」のメリット(PDF)

【研進の仲介・コーディネートによる業務請負・施設外就労(企業内就労)】
■スーパー「しまむら」様におけるバックヤード業務
 平塚市に11店舗を有する地元有名スーパー「しまむら」様の各店舗におけるバックヤード業務(商品陳列、野菜袋詰め、清掃等)を進和学園が請負っています。同社の発注実績が評価され、スーパー業界初の特例調整金(国の助成)の受給事例となっています。
 研進が仲介して2010年より開始、2016年からは運営を進和学園に移管しました。「しまむら」様のご支援の下、工賃還元率NO.1の作業種として「施設外就労」の柱となっています。
 詳しくは ⇒ スーパー「しまむら」様との連携  

■(株)ゴバイミドリ様 「里山ユニット」の製作(参照:写真上)
 
(株)ゴバイミドリ様より「里山ユニット」製作を障害のある方々の仕事としてご提供頂いています。苗木を組み合わせて里山の自然を身近に楽しめる緑化ユニットです。進和学園のハウスにて製作を請け負うと共に、2020年から同社のビニルハウス(平塚市)において、進和学園メンバーが「施設外就労」にも従事しています。

■(株)トヤマ様 工場構内植樹地の育樹・保全作業
 
放射光機器メーカーの(株)トヤマ様より同社工場(神奈川県山北町)構内の植樹地の育樹(除草)及び花壇や庭園の環境整備や清掃作業を受注しています。連携福祉施設の足柄緑の会コスモス学園の皆さんに仲介しています。

■(株)フリーデン様 工場構内植樹地の育樹・保全作業(参照:写真上)
 「やまと豚」で有名な(株)フリーデン様は、平塚市内の新工場建設に伴い、2020年から工場敷地の植栽工事を進和学園に優先発注下さっています。学園で栽培した苗木を工場緑化にご利用頂くと共に、植栽地及び構内の除草・環境整備作業をご発注頂いています。

■神奈川県公園協会様 苗木の栽培
 
公益財団法人奈川県公園協会様が賃借管理されているビニルハウス(神奈川県平塚市)において、植樹用苗木の栽培を進和学園が請負っていますが、研進が全体のコーディネート役を果たしています。

■「いのちの森づくり」プロジェクト 植樹・育樹
 私達が推進する「いのちの森づくり」において、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)を編成、現在、10を超える施設が参加しています。
 湘南国際村、高尾小仏、掛川(静岡県)をはじめとする植樹活動及び学校・公園・防潮林等における植樹地の育樹・保全作業(除草・剪定)を仲介しています。「いのちの森づくり友の会」基金を活用して、最低賃金の50~70%を保証しています。

■湘南産ブルーベリーの収穫
 7~8月に、「ブルーベリーガーデンしんわ」におけるブルーベリーの収穫を、進和学園から連携福祉施設「ブルーベリーサポーターズ」(5法人)の皆さんにもお願いしています。2012年より研進主導でブルーベリー栽培を手掛け、今年の収穫量は900kgを超えました。夏季の副収入として存在感を増しています。

ブルーベリー収穫 新記録~夏季副収入~

2021/09/10

ブルーベリー畑IMG_0610.jpg  
 進和学園の「ブルーベリーガーデンしんわ」では、夏季に湘南産ブルーベリーを収穫しています。この取り組みは、「ブルーベリーガーデン旭」(神奈川県足柄上郡)の園主:小宮真一郎様のご指導の下、2012年に「しんわルネッサンス」の畑でブルーベリーの苗木を植え始め、2017年から本格的に収穫を開始したものです。農薬や化学肥料は一切使用せず、湘南の陽光をたっぷりと浴びた栄養満点のブルーベリーは、プロの方々からも高く評価頂いています。
ブルーベリー収穫作業hpIMG_0632.jpg
 近隣の福祉施設(ブルーベリーサポーターズ)の皆様にも収穫をお手伝い頂き、福祉施設間の連携に基づく協働体制を組んでいます。主に7~8月の約2ヶ月に限られ、暑い中での作業は楽ではありませんが、皆で力を合わせて働き甲斐に満ちた充実した日中作業となっています。
 また、一般の皆様にもブルーベリー摘み取りをお楽しみ頂きお持ち帰りも可能な「観光農園」方式を導入。進和学園の活動を知って頂く有難い交流の機会でもありますが、昨年に続いて今年もコロナ禍の影響を受けざるを得ませんでした。緊急事態宣言下の感染拡大に伴い、お盆休み明けには外部からの入園はご遠慮頂き、進和学園&研進メンバーで収穫に当たりました。
仕分けhpIMG_0614.jpg
 幸い、不安定な天候にも拘わらず実りの状態は良好で、収穫量は、これまでの最多記録(2019年:682kg)を大きく上回り9月初めには900kgを超えました。新鮮なブルーベリーの販売に加え、自前の農産品加工場「湘南とまと工房」による加工品(ジュースやジャム)も製造しています。工賃への還元率も高い作業種であり、夏季の貴重な副収入となっています。
観光農園hp3IMG_0608.jpg
【参考】
タウンニュース平塚版「ブルーベリー今年も/しんわルネッサンス」(2021.7.22)
タウンニュース平塚版「あまーいブルーベリー観光農園で収穫期」(2020.7.30)
タウンニュース平塚版 「ブルーベリーたわわに 進和学園の観光農園」(2019.8.1)
タウンニュース平塚版 「果物狩りで福祉に貢献 進和学園が体験者募集」(2018.8.2)
タウンニュース平塚版 「観光農園へようこそ」(2017.8.10)

「広報ひらつか」/「しんわルネッサンス」を紹介(作業種の多角化)

2021/08/21

広報ひらつかhp 20210820.jpg
 平塚市が発行する「広報ひらつか」(2021年8月)のコラム「広げよう福祉の輪」において、進和学園の就労支援施設「しんわルネッサンス」が紹介されました。
 「しんわルネッサンス」が稼働した2006年当時は、進和職業センターから継承したホンダ車部品事業が100%を占めていましたが、その後、作業種の多角化を目指して取り組んで来ました。その中で、特徴的な作業種として「農産品加工」(湘南とまと工房)について報じています。
 地元の農産物を加工したトマトジュースをはじめ、ミカンやブルーベリー等のジャムも人気を博しています。本年2月には、国際的な衛生管理手法である「HACCP(ハサップ)」認証も取得し、お客様に安心してご利用頂けるこだわりの商品を手掛けていることも触れています。

「広報ひらつか」No.1181(平塚市 2021年8月)(PDF)

hondaへの依存度hp252142_0001.jpg
  私達は、環境変化に対応すべくホンダ車部品事業を中核に据えつつ、作業種の多角化に取り組んでいます。2020年度決算における進和学園の作業会計(売上高・支払工賃等)の実績は、下表の通りです。コロナ禍による需要の喪失は著しく、各作業種共に苦戦を強いられました。世界的な半導体不足による生産調整の影響も受け、自動車部品の仕事量は大きく減少しました。
ホンダ部品hpIMG_0754.jpg 多角化の成果も徐々に挙がり、売上高に占めるホンダ車部品の割合は相対的に低下し31%となっています。一方、障害者ご本人(利用者)への支払工賃については、その50%は未だにホンダ車部品に依存しています。
 更に、ホンダ車部品における配置職員18名中、過半の11名分の人件費は、ホンダ車部品の作業会計から賄われています。その結果、公的資金(自立支援給付費)に基づき配置する職員の人件費は、他の作業種に手厚く割り当てることを可能としています。障害者(利用者)への工賃支給のみならず、職員の人件費までを一定支えるホンダ車部品事業への依存度は、依然としてかなり高いというのが実情です。
 多角化の推進に際しては、利用者数、売上高、支払工賃(総額/一人当たり平均)、工賃還元率(売上高に対する工賃の割合)、職員人件費、その他経費、粗利益(率)等を総合的に分析し、全体を俯瞰する中で評価することが重要となります。  
進和学園2020作業会計実績hp1.jpg

FMヨコハマ 湧口善之様 出演/ともしびショップ&湘南リトルツリーを紹介

2021/08/18

FMヨコハマ.jpg
 FMヨコハマの番組「Kiss & Ride」に、建築家の湧口善之様が出演されました。同番組のNature Noteというコーナーは、自然環境・動物・植物に関して専門家へのインタビューを通じてマンスリーでテーマを定めて報じています。今月のテーマは「街の木」ですが、湧口様に内装・家具類のリニューアルをお願いした進和学園の店舗「ともしびショップ湘南平/ホットケーキパーラー湘南リトルツリー」を紹介頂きました。
リトルツリーIMG_7728.jpg
 湧口様は、進和学園を訪れた際、障害のある方々の生き生きと明るい様子に感動されたそうです。「支援される」のではなく自分達も「社会に役に立つ」という想いから、自動車部品の組立を高いレベルで実践し、A型(雇用型)とB型(非雇用型)という制度上の区分を超えて混ざり合って働いていること、各人の個性を活かす工夫を凝らして皆で協力し合い “凄い” パフォーマンスを発揮していることに感銘を受けられました。
 一方、建築の世界では、真っすぐに製材された材木が良材とされ、曲がり、割れ、節等の「個性」は「欠点」とされて嫌われるのが通常です。湧口様は、敢えて個性豊かな街の伐採木を活用し、欠点を魅力に転ずる仕事に注力されています。「ともしびショップ/湘南リトルツリー」に使用されている樹種は50種類にも及びますが、各々の「個性・欠点」を上手く組み合わせて「調和」させることを意図しています。「多様性と調和」・・正に、進和学園が取り組んでいる障害者福祉の理念に通ずるものと言えます。
リトルツリー内装3.jpg
 2018年3月、湧口様にコンセプトデザインから内装の建築・家具設計、木材の提供から製作までをお願いし、「ともしびショップ湘南平」は生まれ変わりました。1階のホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」では、老舗のレシピを再現したホットケーキをご賞味頂けます。現在、コロナ緊急事態宣言下での臨時休業を余儀なくされていますが、再開しましたら多くの皆様にご来店頂き、人も木も大きな可能性を秘めてることに想いを馳せて頂ければ幸いです。

リトルツリーテーブル2.jpg【FMヨコハマ(84.7MHz)】
・放送日:2021年8月18日(水)14:30~
・番組 :「Kiss & Ride」~ Nature Note ~
・テーマ:街の木
・出演 :湧口善之様(建築家/都市森林株式会社 代表取締役)
ラジオhp.jpg

参考資料:
「Urban Forest Project ともしびショップ湘南平/湘南リトルツリー 改修工事」(抜粋)
「ふれあいインタビュー:建築家 湧口義之様」(「月報しんわ」2018年2・3月号)(進和学園)

追悼 宮脇昭先生 ~「いのちの森づくり」のご指導に感謝!~ 

2021/08/06

 潜在自然植生理論に基づく「その土地本来の木による本物の森づくり」を世界各地でご指導された生態学者の宮脇昭先生(横浜国立大学名誉教授)が、2021年7月16日にご逝去されました。(享年93歳)先生の多大なご功績を称え、生前に賜りましたご指導ご交誼に心より感謝申し上げますと共に、慎んでご冥福をお祈り申し上げます。
watermark[1].jpg
 20120517宮脇先生hpIMG_0196 (2).jpg宮脇先生には、2006年4月、福祉工場「しんわルネッサンス」植樹祭(52種類4,888本)を、また、2009年6月、生活介護施設「進和万田ホーム」植樹祭(52種類3,440本)を直々にご指導頂きました。宮脇方式(混植・密植)により植樹した上記2施設を囲む木々は、今では、素晴らしい「森」に生長し、私達の活動を見守ってくれています。
 2006年10月、進和学園における「いのちの森づくり」プロジェクトがスタート!宮脇先生はじめ多くの皆様に支えて頂き、15年目を迎えています。「自然の森は、色々な種類が混ざり合っている。仲の良いものだけ集めても駄目。人間社会も同じ。混ぜる。混ぜる・・」という先生の教えは、お互いに個性を尊重して切磋琢磨し、競争しながらも少し我慢して共に生きるという「多様性」と「共生」の理念を分かり易く伝えてくれます。
2006ルネ植樹祭hpIMG_1344.jpg
 「いのちの森づくり」は「人づくり」に繋がり、そこに、私達は、障害のある方達の自立・就労支援の可能性を確信しています。今では、他の福祉施設の皆さんとの協働による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」活動に発展、障害のある方々にディーセントワーク(Decent Work:働き甲斐のある人間らしい仕事)をもたらしています。ドングリや木の実を集めてポット苗を育て、植樹・育樹作業を継続することは、ささやかながら地球環境保全や防災にも貢献します。教育・福祉、更には、SDGs(持続可能な開発目標)にも通ずる付加価値の高い取り組みと言えます。
宮脇先生ご来訪hp2IMG_1344.jpg
 宮脇先生にご指導頂いた「いのちの森づくり」をこれからも地道に実践することで、先生のご恩に報いて参りたいと思います。宮脇先生!親身なるご指導を頂き、有難うございました。先生の教えをしっかりと胸に刻み、一同で力を合わせチャレンジして参ります。
ルネ植樹祭hpIMG_0334.jpg

ブルーベリー収穫 夏休みの思い出に!

2021/07/24

ブルーベリーhpIMG_0586.jpg
  進和学園の「ブルーベリーガーデンしんわ」では、湘南産ブルーベリーの摘み取りをお楽しみ頂けます。農薬や化学肥料は一切使用せず、湘南の陽光をたっぷりと浴びた栄養満点のブルーベリーは、プロの方々からも高く評価頂いています。
 コロナ感染対策(下記参照下さい)を講じて、皆様のご理解ご協力の下に、安全・安心なブルーベリー摘み取りをお楽しみ頂ければ幸いです。夏休みの思い出づくりにも最適です。
【ブルーベリー摘み取りのご案内】
・場所:ブルーベリーガーデンしんわ (神奈川県平塚市上吉沢1520-1)
  アクセス ⇒ 地図ご案内(しんわルネッサンス&(株)研進) 

・入場料:お一人様300円(税込)小学生以下は無料。
     誠に恐縮ながら、今シーズンより入場料を設けさせて頂きます。
・お持ち返り:100gにつき200円(税込)(市価の半額近く)
・コロナ感染対策:
  ①入場時に、受付にてアルコール消毒と「検温」をお願い致します。
   37度以上の場合は、入場をご遠慮頂きます。
  ②マスクを着用下さい。摘み取り時に、十分なソーシャル・ディスタンスが確保出来る場合
   は、熱中症対策も踏まえ一時的にマスクを外しても結構ですが、私語は慎み周囲への配慮
   をお願い致します。
  ③「三密」回避のために、お客様が多い場合は、入場を制限させて頂く場合がありますので
   ご了解下さい。
・その他:①福祉工場「しんわルネッサンス」の施設(ロビー、トイレ、自販機等)をご利用
      頂けます。但し、コロナ感染対策の観点も踏まえ、工場・事務所内へ許可なく立
      ち入ることはご遠慮下さい。
     ②摘み取り作業中のブルーベリーは、自由に試食頂いて結構です。
     ③「しんわルネッサンス」の稼働時間内(9:30~17:00頃)であれば、時間
      制限はありません。但し、お客様が重なる場合は然るべくご配慮願います。
     ④進和学園の自主製品(トマト&みかんジュース、各種ジャム、原木しいたけ等)、
      ご希望がございましたらお買い求め頂けます。          
・お申込み:進和学園「しんわルネッサンス」担当:井上 TEL:0463-58-5414
       *前日までにお申し込み下さい。完全予約制となります。
       *受付 9:30~16:00/摘み取り 9:30~17:00
・ご参考:地元情報紙の記事をご参照下さい。20210722タウンニュースhp0001 (002).jpg

 ⇒ タウンニュース平塚版「ブルーベリー今年も/しんわルネッサンス」(2021.7.22)
   タウンニュース平塚版「あまーいブルーベリー観光農園で収穫期」(2020.7.30)
   タウンニュース平塚版 「ブルーベリーたわわに 進和学園の観光農園」(2019.8.1)
    タウンニュース平塚版 「果物狩りで福祉に貢献 進和学園が体験者募集」(2018.8.2)
    タウンニュース平塚版 「観光農園へようこそ」(2017.8.10)

Honda様に感謝!~コロナに負けるな!/改めて意志結集!~

2021/07/21

進和たなばたhpIMG_0265.jpg 私達が楽しみにしている夏の定番スケジュールは、次の通りです。
夏イラスト2128IMG_1344.jpg
 ①6月中旬:進和学園「あじさいまつり」(感謝デー)
 ②7月初旬:湘南ひらつか七夕まつり(竹飾り出展)
 ③7月下旬:都市対抗野球Hondaチーム応援(東京ドーム)
 ④8月初旬:Honda埼玉製作所「真夏の祭典」参加!
夏イラスト128IMG_1344.jpg
 コロナ禍の長期化に伴い、昨年に続いて今年も恒例行事やイベントは悉く中止や延期を余儀なくされています。本来であれば、6月の「あじさいまつり」では、Honda(埼玉製作所)の皆様をお迎えして、自動車部品組立をはじめ私達の活動をご覧頂くと共に、全員にHonda 特製Tシャツをプレゼント頂いています。お揃いの Tシャツを着用して街へ繰り出し、楽しい夏の思い出の数々を創りたいところですが、ここはじっと我慢せねばなりません。コロナ感染者は、再び増加傾向にあり、緊急事態宣言下で東京オリンピック&パラリンピックが無観客で開催されるという異例の事態となっています。
Honda様に感謝hpIMG_2175.jpg
 残念な状況ではありますが、有難いことに、Honda様から、例年通りTシャツのご寄贈を賜りました。今年は鮮やかなグリーンです。コロナに加え世界的な半導体不足により減少している自動車関連の仕事は、挽回の兆しが見られ作業現場にも活気が戻りつつあります。Honda様はじめご支援を頂いている皆様への感謝の気持ちを胸に刻み、進和学園の持ち味である「明るさ」と「元気」を忘れず、ピンチをチャンスに転ずる意気込みで取り組んで参ります。真新しいHonda Tシャツを着用して、猛暑を乗り越え、「コロナに負けるな!」と改めて意志結集を図っています!

*「あじさいまつり」他、Honda様との交流(2019年夏)の模様:
  ホンダ埼玉製作所様をお迎えして/2019あじさいまつり・感謝デー(2019.6.14)
  Honda埼玉製作所「真夏の祭典2019」(2019.8.4)
  都市対抗野球Hondaチーム応援(2019.7.15)

  ホンダ車部品事業  アーカイブ(ホンダ様と共に47年)

いのちを守る森の防潮堤/東北被災地(岩沼市)&遠州灘に苗木提供!

2021/07/12

 東日本大震災の教訓として、白砂青松として親しまれて来た海岸防災林の在り方は見直され、根の浅い「松」の弱点を補うために、直根・深根性の広葉樹を混植・密植する「いのちを守る森の防潮堤」を構築する取り組みが行われています。
 東北被災地に加え、南海トラフ巨大地震想定による津波対策を踏まえ、浜松と掛川を中心に行政と民間が協働で遠州灘の海岸植樹活動を推進しています。
20210522いのちを守る森の防潮堤[1].jpg
 進和学園「いのちの森づくり友の会」では、これまで「いのちを守る森の防潮堤」に多数の苗木を提供して来ました。コロナ禍に伴い、各地の植樹祭や関連イベントは中止や延期を余儀なくされていますが、この度、宮城県岩沼市及び遠州灘(浜松と掛川)においてコロナ感染対策を講じながら植樹が行われ、「友の会」から苗木を提供させて頂きました。
 この一連の植樹活動をご支援頂いております企業・団体・個人の皆様に、心より感謝申し上げる次第です。本来、私達も参加したいところですが、今は、我慢せざるを得ません。コロナが終息し、再び、皆様と楽しく交流しながら木を植えることが出来ることを願って止みません。

■岩沼市千年希望の丘Final植樹祭2021苗木hpP6080107.jpg

 東北被災地における「いのちを守る森の防潮堤」の象徴的な取り組みとして実施されて来た宮城県岩沼市千年希望の丘における植樹活動です。大震災から10年が経過し、今般、Final植樹祭2021と銘打ち宮脇方式(混植・密植)による植樹が行われました。
 2021年6月10日~6月19日にかけて、合計13,070本の植樹を実施、その中には、進和学園より提供した1,117本の苗木も含まれています。
 海岸防災林としては勿論、自然環境保全の面で極めて意義深い植樹活動に関われることは、私共にとって大きな喜びです。(写真提供:エスペックミック(株)様)

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
 エスペックミック株式会社
(一般社団法人森の防潮堤協会他)
 苗木453本をご購入の上ご提供。
 株式会社サン・ライフ  苗木362本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 ホットケーキパーラーFru-Full  苗木191本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 環境まちづくりNPOエコメッセ    苗木111本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

【注】
①上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。
 また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培
 を引き継がせて頂いた苗木(ウラジロガシ、シロダモ)が合計180本含まれています。重ねて
 感謝申し上げます。
②朝日新聞「地球教室」の「苗木の里親制度」に基づく「東北植樹リレー」として、上記には7本
 の苗木が含まれています。当該植樹リレーの累計本数は177本となります。

YouTube(動画配信):岩沼市千年希望の丘Final植樹祭2021

■浜松市「~KALAプロジェクト」防潮森づくり
20210516浜松植樹_28[1].jpg 「~KALAプロジェクト」は、浜松市の遠州灘海岸における植樹活動です。縄文楽校様はじめ賛同者による活動で、私達も2015年からプロジェクト・メンバーに加入しています。
 2021年4月8日、5月13日及び6月9日、3回に渡り進和学園が手掛けた広葉樹の苗木14種類320本、160本&160本、合計640本をお届けしました。地元の高校生やボランティアの皆様により、無事に植樹して頂きました。

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
  本田技研工業株式会社  苗木320本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社サン・ライフ  苗木160本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  株式会社ホンダロジスティクス  苗木160本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木(ウラジロガシ、ネズミモチ)が合計30本含まれています。重ねて感謝申し上げます。

■掛川市 希望の森づくり「潮騒の杜」植樹祭
20210522hp掛川植樹_28[1].jpg 掛川市及びNPO法人時ノ寿の森クラブ様をはじめ官民一体で継続されている海岸防災林構築の取り組みです。
 2021年5月22日、大渕地内海岸防災林において、事前登録の100名様に絞りコロナ対策を講じた上で、3,000本の植樹が行われました。進和学園からは、自然種の広葉樹7種類1,880本を提供させて頂きました。

中日新聞「掛川の海岸防災林、3,000本植樹」(2021.5.23)

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
  株式会社サン・ライフ   苗木800本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  本田技研工業株式会社  苗木500本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  株式会社ホンダロジスティクス  苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  ホットケーキパーラーFru-Full  苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  株式会社建新  苗木100本の提供についてご協賛。
  くまざわ株式会社  苗木80本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木(ネズミモチ)が185本含まれています。重ねて感謝申し上げます。

案内チラシ:掛川市 希望の森づくり「潮騒の杜」植樹祭
関連資料:横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

「いのちの森づくり友の会」会報第12号発行!~苗木の提供30万本突破!~

2021/07/02

友の会会報第12号4902421_0001.jpg 私達が取り組む「いのちの森づくり」プロジェクトは、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)はじめ多くの皆様のご指導ご支援を得て、お陰様で15年目を迎えています。障害のある方達の福祉施設から成る「どんぐりブラザーズ」には、現在、11施設が参加、ドングリや木の実から苗木を育て、各所での植樹・育樹活動による自然環境保全や障害者の自立・就労支援に注力しています。
 2008年に「いのちの森づくり友の会(基金)」を発足させ、福祉・環境・教育・労働の連携を目指す活動の趣旨に賛同頂ける個人・団体・企業の皆様より広くご支援を頂けるようになりました。皆様のご厚意による基金は、公共性が認められる場所(公園・学校・防潮林・道路側道等)への苗木寄贈による植樹活動を支え、苗木の栽培や植樹後2~3年間は必要となる育樹(除草)作業を障害のある方達の工賃に還元することを可能としています。これまでに出荷した苗木は30万4千本(内「友の会」基金を活用して提供した苗木は12万5千本)を超え、障害者に「ディーセントワーク(Decent Work):働き甲斐のある人間らしい仕事」をもたらしています。
 このたび、2020年度の活動を収録した「会報」第12号(A4版12ページ)を発行しました。「友の会」の会員様並びにご寄付・助成・協賛頂いている皆様には、登録住所宛てに送らせて頂きます。
集合写真hpIMG_8650.jpg
 昨年来の新型コロナウイルス感染により世界中が困難に直面しています。各種のイベントは中止や延期を余儀なくされ、「いのちの森づくり」も大きな影響を被っています。この難局を乗り越えて、再び皆様と共に安心して笑顔で木を植えることが出来ることを祈って止みません。本プロジェクトをご支援頂いている皆様に心より感謝申し上げますと共に、これからも、皆様のご期待に沿えるよう、一同、力を合わせて取り組んで参ります。

パンのフェスアワード・ブロンズ賞を獲得!~ 湘南ブルーベリーぱん ~

2021/07/01

パンフェス案内hp2IMG_0484.jpg
 日本最大級のパンの祭典「パンのフェス2021初夏」が、2021年6月18日(金)~20日(日)、横浜の赤レンガ倉庫イベント広場において開催されました。そこで実施された「パンのフェスアワード2020」は、全国の出店パン屋さんが2020年1月~2021年3月に制作したパンの中から、自信作をエントリーして来場者の投票で競う選考会です。
 進和学園(サンメッセしんわ)は、念願叶ってこのイベントに参加を果たすと共に、アワードにエントリーした新商品「湘南ブルーベリーぱん」が、光栄にも「ブロンズ賞」を獲得しました。進和学園の「ブルーベリーガーデンしんわ」で、湘南の陽光をたっぷり浴びて無農薬で栽培しているブルーベリーを素材として生地と餡に練り込み爽やかな風味に仕上げました。全国逸品セレクションにて準グランプリに輝き、平塚市の「ふるさと納税」返礼品にも指定されている人気商品「湘南みかんぱん」に継ぐ受賞となります。

パンフェス表彰hpIMG_0484.jpg
 進和学園では、障害のある方々の就労支援としてホンダ車部品事業を中心に据え、その他の作業種にも挑戦し多角化を目指しています。製パン部門もその一環ですが、「福祉だから」といった甘えを排し、市場に通ずる魅力ある商品開発に注力しています。この分野の専門家をはじめ多くの皆様のご指導ご支援のお陰で、レベルも年々向上し現場は盛り上がっています。今回の受賞を励みとして、これからも一同で力を合わせ取り組み、皆様のご期待にお応えして参りたいと思います。

パンのフェス2021初夏(案内チラシ:PDF)  パンのフェス2021初夏(リーフレット:PDF)

パンイラスト20210701hp_0001.jpg
20210701タウンニュース平塚版hp_0001.jpg

コロナ対策と経済活動の両立を目指して! ~ 難しい舵取りに挑む! ~  

2021/06/20

 コロナ禍における緊急事態宣言は、沖縄以外の東京その他地区では2021年6月20日をもって解除されます。コロナ感染対策の切り札として、目下、ワクチン接種が全国的に行われ収束に向けた道筋が期待されますが、決して油断は許されません。
 一方、コロナ感染対策を十分に講じつつ、経済活動も回して行く必要があります。命を守り、安心・安全な生活を取り戻すために、不断の努力と難しい舵取りが求められています。
 私達も、コロナ禍の影響を受け、主軸のホンダ車部品組立をはじめ農産品加工や製パン・菓子、いのちの森づくり・・と売上全般が大きく落ち込んでおり、これから如何に挽回するかは最大の課題となっています。
カフェhp22IMG_8562.jpg
 2021年6月8日、Honda青山本社1階のMILES Honda Cafeは、屋外展示場スペースにおいてNーVANミニショップという形態で営業を再開。進和学園(サンメッセしんわ)のブラウニーはじめ福祉施設の手づくり焼菓子の納品も復活しました。6月21日からは、屋内喫茶も再開されることとなり期待が膨らみます。
パンフェスhp2IMG_0482.jpg
 2021年6月18日(金)~20日(日)、日本最大級の「パンの祭典:パンのフェス2021初夏」が、横浜赤レンガ倉庫イベント広場で開催され、進和学園(サンメッセ)は、19~20日の両日に参加しました。マスクにフェイス・シールドを着用し、コロナ対策にも注意しながら、人気の「湘南みかんぱん」と新製品の「湘南ブルーベリーぱん」を中心に販売させて頂きました。
 昨年来、この種の模擬店やイベントは、コロナ禍において悉く中止や延期を余儀なくされて来ました。コロナが1日も早く収束して、皆が笑顔で交流しながら各種イベントを楽しめることを切に祈りたいと思います。

パンのフェス2021初夏(案内チラシ:PDF)  パンのフェス2021初夏(リーフレット:PDF)

ヤマユリの花に哀悼の念を込めて!

2021/06/15

集合写真hp2IMG_0427.jpg
 公益財団法人かながわトラストみどり財団様と連携して取り組む「かなユリ・チャレンジ」プロジェクトは、2016年7月26日に起きた「津久井やまゆり園」での痛ましい事件(相模原障害者施設殺傷事件)への鎮魂・追悼の念を込めたものです。昔は各所に見られた神奈川県の花「ヤマユリ」を増やすことで、悲劇を悼み心の癒しとして頂きたいとの願いから発するプロジェクトです。
 2017年秋に始まった「ヤマユリ」再生の取り組みは、4年目を迎えています。財団からの助成期間は、本年3月末で終えましたが、財団のご厚意により球根と種子を譲り受けて福祉工場「しんわルネッサンス」の中庭で栽培を継続しています。
 2021年6月15日、球根からの栽培では、今年も美しい大輪のヤマユリが開花しました。球根からは、4年連続で開花に成功!早速、代表メンバーと記念写真を撮影しました。
20210615ヤマユリ開花hp2IMG_0075.jpg
 「津久井やまゆり園」での事件から間もなく5年が経過・・・、昨年より1ヶ月も早く咲いた今年のヤマユリも華麗な姿を見せてくれました。このヤマユリの花に、悲しい事件の犠牲となられた方々への哀悼の念を込めて、同じ福祉に従事する仲間として決して忘却しないことの証としたいと思います。

【栽培レポート:4年目(助成期間対象外)】
 60cm以上に生長/種子からも発芽(2021.4.17)  球根の発芽(2021.3.17)
 球根植付けと種子の播種(2020.12.7)

サンメッセしんわ「湘南みかんぱん」~「平塚商工だより」で紹介!~

2021/06/04

平塚商工だよりhp20210604.jpg 進和学園「サンメッセしんわ」が、「平塚商工だより」(2021年6月号/発行:平塚商工会議所)において紹介されました。「わが街の素敵なお店・会社の紹介」というコーナーで、「サンメッセしんわ」が、「福祉だから」といった甘えを排し、市場に通ずる味と品質を追求して商品開発に取り組み、「逸品」(注)との評価を獲得した「湘南みかんぱん」の誕生の経緯が掲載されています。製パンに従事するメンバーの明るい笑顔が溢れる写真からは元気が伝わって来ます。

 もっと元気になりたい方は、記事でも記載されている進和学園「とびっきりレインボーズ」による「湘南みかんぱんロックンロール」(YouTube配信)をご視聴下さい。

(注)「湘南みかんぱん」は、平塚の逸品や「ふるさと納税・返礼品」に指定されると共に、第4回全国逸品セレクションで準グランプリにも輝いています。

 研進は、進和学園はじめ福祉施設の自主製品の販売を仲介させて頂いていますが、「湘南みかんぱん」については、賞味期限に留意しつつ、お取引先のご理解ご協力も得て対応する必要があります。現在、ホンダ開発(株)様(ホンダ青山本社社員食堂)、横浜水信(平塚ラスカ店)様、道の駅足柄金太郎のふるさと様・・他にお取り扱い頂いています。一同の大きな励みとなっています。
水信&道の駅IMG_0346.jpg

掲載記事:「平塚商工だより/サンメッセしんわ」(発行:平塚商工会議所/2021年6月号)

YouTube:「湘南みかんぱんロックンロール」(とびっきりレインボーズ)

高尾小仏植樹活動「育樹作業」に参加!

2021/05/29

育樹hpIMG_0286.jpg
 2021年5月29日(土)、高尾小仏植樹活動の一環として実施された「育樹作業」に参加しました。2017年に開始されたこの活動は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土から成る巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みです。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱・指導される潜在自然植生に基づく混植・密植方式が導入されています。私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトの大切な拠点の一つであり、有難いことに、
「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。
高尾hpIMG_0304.jpg これまで、苗木は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物の繁茂を放置すると樹木の生長が阻害されてしまうため、年2回程度の育樹(除草)作業が必要です。コロナ禍においても、この保全活動は欠かせません。
 主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)では、元々、一般公募による「育樹祭」を計画していましたが、東京では、コロナ緊急事態宣言が発令されており、一般からの募集は断念し関係者有志による「育樹作業」として実施されました。レナフォの植生工学士にボランティアの皆様、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地元自治会、地盤造成に関与されている鹿島建設・清水建設の方々をはじめ、総勢39名が集いました。進和学園からは、コロナ禍により参加は控え、窓口会社の研進スタッフ4名が代表して参加、地元の福祉施設NPO法人あるが(ハッピーフルーツ)の職員の皆様と共に作業に励みました。
閉会式hpIMG_0314.jpg
 マスク着用にソーシャル・ディスタンスも意識しながら、午前中の約2時間、美しい高尾の自然に触れながら爽やかな汗を流しました。コロナが終息して、一般の皆様にも安心してご参加頂き、楽しく交流しながら活動出来ることを願っています。
20210529高尾育樹hpIMG_0319.jpg

【参考】高尾小仏植樹活動(2017~/トンネルの工事残土・盛土場の森林再生)

半導体不足に伴う自動車減産/他の仕事に従事!今日を凌ぎ明日に繋げる!

2021/05/25

中古エアバッグhp2IMG_0267.jpg
 自動車業界は、昨年来のコロナ禍による需要喪失が回復して来た矢先に、世界的な半導体不足に伴う減産調整を余儀なくされています。私達が取り組むホンダ車部品組立の仕事も減少し、大きく影響を受けています。これまでも、リーマンショックや東日本大震災、タイ洪水・・・と経済危機や自然災害等を被り、自動車生産が停滞する度に、皆で力を結集して苦難を乗り越えて来ました。
20210524ルネッサンスhpIMG_0270.jpg
 進和学園では、ホンダ車部品の仕事を核に据えつつ、事業の多角化に取り組んでいます。製パン・菓子類、農産品加工、いのちの森づくり、地元スーパーでの施設外就労、陶芸・クラフト、ブルーベリー栽培・・と作業種も増えています。
 日頃は、自動車部品の組立に従事するメンバーも、ホンダ様の生産調整スケジュールを踏まえ、仕事量が少ない日には他の作業に従事することもあります。工賃水準の維持という観点からは、極めて厳しいと言わざるを得ませんが、様々な作業種に挑戦することにより新たな能力開発に繋がったり、チームワークを学ぶ機会ともなります。ピンチをチャンスと捉えて前向きに取り組むことで道は開けるものと思います。
植栽hpIMG_0212.jpg
 コロナが終息し安全・安心な社会を取り戻し、半導体不足も解消して生産活動も正常化することを祈念する次第です。今日を凌ぎ明日に繋げて参りたいと思います。
sikiri IMG_0131.jpg
 「しんわルネッサンス」における2020年度の平均月額工賃は、下記の通りでした。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ホンダ車部品に加え、進和学園自主製品等の売上も大きく落ち込み、支給工賃も減額を余儀なくされました。
 A型(雇用型)は、要員の入れ替えも少なく最低賃金の上昇により一定水準を維持する一方、B型(非雇用型)は、作業会計の収入減を直接的に受けて大幅減とならざるを得ませんでした。

 ・就労継続支援A型(雇用型) :165,760円(前年比▲  0.2%)
 ・就労継続支援B型(非雇用型): 42,267円(前年比▲  9.9%) 

      「しんわルネッサンス」における平均月額工賃支給実績
  年    度     就労継続支援A型(雇用型)   就労継続支援B型(非雇用型)
 2008   167,790円   55,076円
 2009   164,020円 (▲   2.2%)   55,378円 (+   0.5%)
 2010   133,920円 (▲ 18.4%)   41,480円 (▲ 25.1%)
 2011   139,650円 (+   4.3%)   43,819円 (+   5.6%)
 2012    141,296円 (+ 1.2%)   44,037円 (+   0.5%)
 2013   148,278円 (+   4.9%)   45,225円 (+   2.7%)
 2014   153,062円 (+   3.2%)   46,799円 (+ 3.5%)
 2015   159,164円 (+ 4.0%)   47,740円 (+ 2.0%) 
 2016   143,991円 (▲   9.5%)   47,867円 (+ 0.3%)
 2017   149,866円 (+ 4.1%)   48,028円 (+ 0.3%)
 2018   158,483円 (+ 5.7%)   46,448円 (▲ 3.3%)
 2019   166,062円 (+  4.8%)   46,903円 (+ 1.0%)
 2020   165,760円 (▲  0.2%)   42、267円 (▲  9.9%)

(注)①リーマンショックに伴う世界的不況の影響を受け、2010年度に大幅な減額を余儀なく
    されました。2016年度のA型、2018年度のB型の減額は、一般就労による退職及
    び新規加入に伴う要員交代等によるものです。
    2020年度は、コロナ禍により仕事量が激減し工賃水準もマイナスとなりました。
    ホンダ車部品の組立を中心に、事業の再編・多角化にも取り組み、工賃水準の維持挽回に
    尽力して参ります。
    「しんわルネッサンス」の平均月額工賃は、A型(雇用型)、
B型(非雇用型)共に全国平
    均を大きく上回っています。
    (全国平均 ⇒ A型:76,887円、B型:16,118
円-2018年度-)
     厚生労働省資料:平成30年度(2018年度)障害者就労支援施設の平均月額工賃

   ②「しんわルネッサンス」定員:A型(雇用型)20名、B型(非雇用型)80名、就労移行
    支援事業10名、合計110名(2021年4月現在)

子供達とポット苗づくり~花水地区町内福祉村(花水わくわく教室)~

2021/05/15

講義hp2IMG_0134.jpg
 2021年5月15日(土)、花水地区町内福祉村(神奈川県平塚市)主催の「花水わくわく教室」のプログラムとして、子供達のための「ポット苗づくり」体験イベントが花水公民館において開催されました。私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトの一環として、進和学園&研進スタッフは、当日の運営をサポートさせて頂きました。苗木や資材の提供その他経費は、「いのちの森づくり」をご支援頂いている企業・個人様からのご寄付から成る「いのちの森づくり友の会」基金を活用させて頂きました。
 コロナ対策を踏まえ、参加者を花水地区の小学生と保護者を中心に24名以内に絞り、全員マスク着用にソーシャルディスタンスを保つよう留意して対応しました。
ポット苗hpIMG_0158.jpg
 最初に「どんぐりのなる木を育てよう」と題して木や森の基礎知識を学びました。木の種類(広葉樹・針葉樹/常緑樹・落葉樹)をはじめ「自然の森」の役割として、二酸化炭素吸収(光合成)や地盤形成等の環境保全・防災に加え、食物連鎖やSDGs(持続可能な開発目標)にも及び、大人にとっても有益な講座となったのではないでしょうか?
 その後、2班に分かれて「ポット苗づくり」体験と隣接する桃浜公園で「クイズをしながら樹木しらべ」を行いました。皆さん、大変熱心に参加下さり、楽しい一時を共有しました。この日、ポット苗づくりを行った3種類(シラカシ、スダジイ、タブノキ)の苗木は、ご自宅で3年程育てて頂き、ご一緒に植樹する機会を計画したいと思います。
樹木hp2IMG_0189.jpg
 長引くコロナ禍により社会全体が停滞する中で、貴重な地域交流の場となりました。「福祉・教育・環境」の連携にも繋がる本取り組みをご支援下さった皆様に、心より感謝申し上げます。

【関連資料】
花水わくわく教室「どんぐりのなる木を育てよう」(案内チラシ)
どんぐりポット苗の作り方(PDF)

第20回湘南国際村めぐりの森植樹祭

2021/05/09

植樹祭hp1IMG_0022.jpg
第20回湘南国際村めぐりの森植樹祭
が、2021年5月9日(日)、コロナ禍に伴い一般参加を事前登録頂いた200名様に限定して執り行われました。「検温」や「三密回避」等のコロナ感染対策を講ずる中で実施されました。横須賀市道沿いの傾斜地(C地区)に自然種の広葉樹44種類3,000本を植樹することが出来ました。
昨年の植樹は、春秋共にプロジェクトチームの日中作業に落とし込んで分散実施しましたが、今回、開会式や集合写真撮影等は取り止め、各班15~20名が揃い次第、順次、植樹地に向かい作業を開始。全10区画の植樹地も、奇数番号から割振り、偶数番号とは時間差を設ける等のソーシャルディスタンスを保つ工夫を凝らしました。東京をはじめコロナ緊急事態宣言が発せられており、私達スタッフも神奈川県民中心で対応しました。参加頂いた皆様は、各自マスクを着用し私語を控えながらも、爽やかな五月晴れの休日、自然と触れ合う貴重な時間を共有しました。

植樹hpIMG_0066.jpg
湘南国際村めぐりの森(横須賀市)では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地が、継続的な植樹により自然の森の姿を取り戻しています。地球温暖化や異常気象への対策として、二酸化炭素(CO2)の吸収及び防災面においても、森林の再生は有効です。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱される「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」の広葉樹を多種類選択して混植・密植しますが、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先利用頂くと共に、在庫がない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て対応、合計2,500本の苗木を提供させて頂きました。本植樹祭をご支援下さった下記の企業・団体様並びに関係の皆様に厚く御礼申し上げます。

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
  株式会社サン・ライフ   苗木800本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  三機工業株式会社  苗木500本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 公益財団法人
 鎮守の森のプロジェクト
 苗木444本をご購入の上ご提供。
 湘南国際村めぐりの森
 混植・密植方式植樹推進グループ
 苗木222本をご購入の上ご提供 。
 三井住友海上火災保険株式会社  苗木200本をご購入の上ご提供。 
  本田技研工業株式会社  苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  株式会社ホンダロジスティクス  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 ホットケーキパーラーFru-Full  苗木34本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が7種類245本含まれています。重ねて感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
第10班hpIMG_0071.jpg

【関連資料】
 第20回湘南国際村めぐりの森植樹祭 案内チラシ(PDF)
 進和学園「いのちの森づくり」プロジェクト   進和学園「いのちの森づくり友の会」基金
watermark[1].jpg

準備hpIMG_9946.jpg
植樹祭を2日後に控えた5月7日(金)、混植・密植方式による植樹が確実に行えるよう、44種類3,000本の苗木の仕分け作業を行ないました。本プロジェクトを主導される一般社団法人Silvaさんの指導に基づき、「どんぐりブラザーズ」の湘南凪えいむ&mai!えるしい、横須賀ヘーメット、進和学園の3法人4施設に研進を合わせ総勢30名が参加しました。
全員マスク姿でコロナ対策にも気を付けながら、和気藹々とチーム・ワークを発揮して予定通りの作業を終えることが出来ました。
20210507湘南国際村準備作業IMG_9948.jpg

横浜ゴム様からの苗木ご寄贈に感謝!~12年目/累計:44,588!~

2021/04/30

横浜ゴム様苗木ご寄贈hp3IMG_9899.jpg
横浜ゴム(株)
様は、各事業所において「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生する「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトに取り組まれています。社員の皆様がドングリや木の実から幼苗を栽培し、植樹に加え苗木の提供活動にも注力されています。各工場で栽培された余剰苗を、進和学園にご寄贈頂いて私達が推進する「いのちの森づくり」において栽培を引き継がせて頂くユニークな「民福連携」(民間と福祉の連携)を継続しています。この取り組みは、2010年に始まり12年目を迎えました。
20210423湘南国際村hpIMG_9879.jpg2021年4月27日、同社平塚製造所様より、今年も、スダジイやトベラ等の幼苗6種類263本をお譲り頂きました。
いつもは、大勢で同社を訪問して御礼申し上げるのですが、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、進和学園&研進の代表5名に絞って苗木を引き取りに伺いました。平塚製造所の皆様に温かくお迎え頂き、苗木の車両への積み込みもお手伝い頂きました。また、4月30日には、タブノキの苗木60本を追加してご寄贈頂きました。
同社からご寄贈頂いた苗木は、累計44,588本となり、その内、実際に植樹が実現している苗木は合計37,521本(216事案)に及びます。私達がこれまでに提供した苗木総数、約30万5千本の12%以上を占めることとなります。
横浜ゴム様からご寄贈頂いた苗木は、森林再生を通じた自然環境保全や防災対策の他、障害のある方々の就労支援にも繋がっています。CSR(企業の社会的責任)やSDGs(持続可能な開発目標)の観点からも意義深いものと深く敬意を表すると共に、継続的なご支援に心より感謝申し上げます。   
 ⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み

【参考資料】
神奈川新聞「横浜ゴムから5300本の苗木リレー」(2010.8.11)

タウンニュース平塚版
⇒ 「福祉法人に苗木を寄贈 横浜ゴム平塚製造所」(2017.2.23)
⇒ 「つながる植樹の輪」(2010.8.12)

ホンダ車部品組立から農産品加工まで/品質保証・工程管理を水平展開!

2021/04/29

湘南工房hpdetail_img_01[1].jpg

 とまと帯hp2[1].jpg
進和学園の就労支援拠点「しんわルネッサンス」における農産品加工事業(湘南とまと工房)では、今般、衛生管理の国際的な手法である「HACCP(ハサップ)」認証を取得しました。福祉施設が、この種の認証を取得することは容易ではありませんが、より安全・安心な加工品を消費者にお届けするために、皆で力を合わせて挑戦しその努力が結実しました。
本件については、HP新着情報(2021.4.5)にて取り上げましたが、タウンニュース平塚版(2021年4月29日)が、「HACCPを取得/しんわルネッサンス」と題して報じて下さいました。また、「人物風土記」のコーナーでは、実務面のリーダーとして尽力した「しんわルネッサンス」の米山健二職員へのインタビューを通じて、公私に亘る「人となり」が紹介されています。苦節3年、知的障害のある20名が働く農産品加工の現場での苦労や、「福祉」の世界に進んだ動機、障害を個性の差と捉え、多様性を認め合う社会に想いを馳せていること等を報じています。
タウンニュースHP2021042913_0001.jpg

 ホンダ車部品事業hp801913_0001.jpg
進和学園の作業種の中核を占めるホンダ車部品事業においては、市場に通ずる「価格・品質・納期」を達成するために、知的障害者の特性(粘り強さや集中力)を活かして地道な取り組みを蓄積、2007年には、部品小組立という分野で、福祉工場では日本初となる品質マネジメントシステムISO9001認証を取得し、毎年更新を果たしています。米山職員は、長らくホンダ車部品組立を担当し、品質保証と工程管理のノウハウを習得しました。
私達は、環境変化に伴い事業の多角化を進めていますが、「ものづくり」の原点は、CS(顧客志向)及び現場主義に根差した課題の洗い出しと対策(PDCAサイクル)の実践にあると考えます。ホンダ車部品組立で育んで来た「ものづくり」への取り組み姿勢を、他の作業種にも水平展開することで「社会に打って出る福祉」を目指して参りたいと思います。

タウンニュース平塚版「HACCPを取得/しんわルネッサンス」「人物風土記・米山健二さん」(2021年4月29日)

【参考】
 動画配信「社会に打って出る福祉」(進和学園理事長 出縄守英/2020年11月)

「里山ユニット」研修に参加!~ゴバイミドリ様との連携~

2021/04/20

「里山ユニット」は、日本在来の樹種を組み合わせて里山の風景や自然を身近に楽しめる緑化ユニットです。(株)ゴバイミドリ様より「里山ユニット」製作を障害のある方々の仕事としてご発注頂いています。「いのちの森づくり」の関連事業として、福祉工場「しんわルネッサンス」の「どんぐりグループ」が、日々、働き甲斐を感じながら作業に励んでいます。
ゴバイミドリhp2IMG_9847.jpg
2021年4月20日、ゴバイミドリ様の「5×緑BASE」(進和学園「どんぐりハウス」の隣接地に昨年オープンした拠点)において、同社主催の「里山ユニット」研修が開催されました。
同社スタッフ及び関係の皆様と共に、進和学園&研進メンバーも参加させて頂きました。「里山ユニット」を起案・設計された著名なランドスケープデザイナーの田瀬理夫先生が直々に講師を務められ、ユニット製作の手順についてお手本を示しつつ懇切丁寧にご指導下さいました。
全員がマスクを着用してコロナ対策にも留意しながら、熱心に取り組みました。皆様との貴重な交流の一時を過ごすと共に、完成した「里山ユニット」を囲んで、一同、達成感に浸ることが出来ました。
研修hpIMG_9842.jpg
「里山ユニット」には、進和学園で栽培している苗木を優先的にご利用頂くと共に、ユニット内の土壌(専用の資材)準備から苗木の植え付け、そして、水遣り等の日々のお世話に至るまで様々な作業があります。各人の能力に応じて役割を分担し計画的に業務を行います。日頃より、ゴバイミドリの皆様が、優しく親身にご指導下さっています。
研修hpIMG_9876.jpg
自主製品の販売促進だけでは自ずと限界があり、「民福連携」に基づく企業様からの「良質な仕事」の受注が重要となっています。47年目を迎えるホンダ車部品事業や地元スーパー「しまむら」様における「施設外就労」等に加え、ゴバイミドリ様との連携は、私共にとって有難い取り組みであり、精一杯チャレンジして参りたいと思います。

(株)ゴバイミドリ社長 宮田生美様ご寄稿
(「いのちの森づくり友の会」会報第11号-2020年6月-)

「しんわルネッサンス」農産品加工事業 HACCP(ハサップ)認証取得!

2021/04/05

 湘南とまと工房20210406hp2.jpg
20210401ハサップ認証取得hp1.jpg食品業界をはじめ衛生管理の国際的な手法として導入されている「HACCP(ハサップ)」は、改正食品衛生法(平成30年6月13日公布)により、本年(令和3年)6月1日より当該手法に沿った管理が義務化されることとなります。
「しんわルネッサンス」における農産品加工事業(湘南とまと工房)では、予てよりHACCP導入に取り組んで参りましたが、今般、所定の審査をクリアし認証の取得を果たしました。安全・安心な加工品を消費者の皆様へお届けするために、HACCPによる衛生管理手法を十分に活用して参ります。
(法律上は、HACCPに沿った衛生管理を義務付けることになりますが、認証取得までは義務化されていません。「しんわルネッサンス」では、苦労を伴いましたが、第三者機関からの認証取得に挑戦し実現に至りました)

(注)HACCP(ハサップ):アメリカのアポロ計画の中で宇宙食の安全性を確保するために発案された衛生管理手法です。その後、食品業界において評価され、次第に世界に広がり、今では衛生管理の国際的な手法として定着しています。
HACCPは、「Hazard(危害), Analysis(分析), Critical(重要), Control(管理), Point(点)」の頭文字から成る造語です。

HACCP Codex Alimentarius(認証状)(右の写真/拡大して閲覧できます)

厚生労働省「重要なお知らせ/HACCPに沿った衛生管理の制度化(2021.6.1から義務化)」

尚、「しんわルネッサンス」では、ホンダ車部品事業において2007年に品質マネジメントシステムISO9001認証を取得し、毎年更新して品質保証と工程管理には万全を期しています。
詳しくは ⇒ 「しんわルネッサンス」ISO9001認証の更新(2021.2.19)

「ひらしん美味しいものセレクションMAP」~「湘南とまと工房」を紹介!~

2021/04/03

平塚信用金庫様は、若手職員の皆様がレポーターとなり営業エリアである平塚市をはじめ県央地域における名産品やグルメ情報を「ひらしん美味しいものセレクションMAP」として発行されました。50品が紹介され、平塚市からは15品が選ばれています。光栄にも、進和学園(しんわルネッサンス)の「湘南とまと工房」製造のトマトジュースも紹介されています。
20210401タウンニュースhp平信金.jpg
「湘南とまと工房」は、地域の農業の活性化に加え障害のある方々の働く場を広げることを目的に、地元住民や農協、NPO法人等がネットワークを築いて連携、地元で収穫したトマトやミカンからジュースやジャムを作り「湘南とまと工房」のブランドを冠して販売しています。
私共にとって、農産品加工は、将来を見据えた有望な分野と位置付けています。この度の「美味しいものMAP」に取り上げて頂いたことは、一同にとって大きな喜びであり励みとなります。平塚信用金庫様には、学園自主製品の販売促進をはじめ「いのちの森づくり」プロジェクトにもご協賛を賜り、福祉施設が推進する植樹・育樹活動にも貢献頂いています。企業の社会的責任(CSR)やSDGs(持続可能な開発目標)の観点からも意義深いものと考えます。「ひらしん」様の地域に根差した親身なるご支援に心より感謝申し上げる次第です。

「ひらしん美味しいものセレクションMAP」(平塚信用金庫様WEBサイト)

2021(令和3)年度 出発式

2021/04/01

20210401出発式hp1.jpg
2021(令和3)年度「しんわルネッサンス」出発式が、4月1日に執り行われました。就労支援サービスを新たに利用される12名の皆様と新任・異動職員2名をお迎えし、新年度がスタートしました。昨年に続いてコロナ感染対策(三密回避)を講じながらのセレモニーとなりました。
冒頭、進和学園の営業窓口会社である研進からもご挨拶申し上げました。ここに集う「働く仲間」が、一人一人の個性を大切にしながら力を合わせ、環境変化に柔軟に対応して「受け身」ではなく積極的に社会へ働きかけて行きたいと思います。研進は、学園の手が及ばない部分をしっかりとサポートする役割を担っています。将来を見据え、志を高く掲げて先導する気概を持ち続けたいと念じています。
コロナ禍の緊急事態宣言は解除されたものの、リバウンドや第4波が懸念される中で、全員での集合写真は工場のトラックヤードにおいて撮影しました。新年度にかける夢や抱負を胸に刻むと共に、改めて「コロナに負けず頑張ろう!」と意志結集を図りました。

TOPページ>新着情報>過去情報(2021年度)