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「いのちの森づくり友の会」より苗木提供 ~ 3月の事例から ~

2025/03/30

 2025年3月は、先に新着情報に掲載した東京藝術大学の「Geidai Hedge 9」植樹ワークショップ(3月20日)以外にも、「いのちの森づくり友の会」基金から苗木を寄贈させて頂いた植樹案件が重なりました。以下に8件を取り纏めて紹介させて頂きます。
 この時期に、これだけ多くの植樹イベントに関与することは初めてであり、何れも公共性が認められる有意義な取り組みです。私達の「いのちの森づくり」が、少しでもお役に立てれば嬉しく思います。
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トヤマ様 オープンガーデン/植樹会(トヤマ平成の森)に参加!

2025/03/29

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 (株)トヤマ様(放射光関連機器メーカー)は、神奈川県山北町の本社・工場周囲に、宮脇 昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導による自然の森「トヤマ平成の森」を創出されており、有難いことに、進和学園が推進する「いのちの森づくり」と連携して、障害のある方達が育てた苗木を多数ご利用頂いています。また、植樹地の保全のための「育樹(除草)」作業の他、敷地内の道路の清掃や花壇の手入れ等の仕事を、福祉施設に継続的にご発注頂いています。「施設外就労」という形態で、研進が仲介させて頂いていますが、障害者の就労支援に大きく貢献頂いており、心より感謝申し上げます。
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 2025年3月29日(土)、同社構内を地域住民に開放するオープンガーデンが開催されました。進和学園&研進もお招き頂き、自主製品(パン・菓子・ジュース&ジャム類)を販売させて頂きました。
 また、同社の広大な敷地内を通る道路沿いに、21種類457本の苗木を植える植樹会が企画されました。あいにくの雨天でしたが、地元の皆様、国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)関係のボランティアの方々に私達も加わり、「混植・密植(宮脇方式)」による植樹を行いました。サクラが開花したというのに冬のように寒い1日でしたが、皆で力を合わせて木を植え、稲ワラによるマルチング作業を行うと体は温まり汗ばむ程です。
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 昼食は、人気の2階の食堂が利用出来ます。残念ながら、雄大な富士山の姿は望めませんでしたが、特製ビーフカレーと豚汁を賞味!ミニ・コンサートも楽しませて頂きました。
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 企業と地域住民との交流は、地元の活性化やコミュニティ形成に繋がる極めて意義深いものと思います。植樹会では、進和学園が育てた苗木をご発注下さり、大変有難いイベントとなりました。トヤマ様が、地域に開かれた催事を企画・実施されていることに深く敬意を表すると共に、日頃のご支援に重ねて御礼申し上げます。 

アーカイブ:① トヤマ オープンガーデンに参加! 2019年3月30日
      ②「トヤマ平成の森」植樹祭 2013年12月3日

麻布大学さん&コンコントフィールドさんに苗木引渡し

2025/03/25

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 2025年3月25日(火)、進和学園「どんぐりハウス」に、麻布大学生命・環境科学部の村山史世先生(法学・環境パートナーシップ)と学生さん達、並びに、一般社団法人
コンコントフィールド代表の小宮真一郎様とスタッフの方が苗木を引き取りに来られました。
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 麻布大学さんは、相模原市緑区青根地区において、森林整備の一環として薪炭林の広葉樹(シラカシ、コナラ等)の植樹を行う計画で、合計100本の苗木をご購入下さいました。
 コンコントフィールドさんは、神奈川県足柄上郡大井町の土地の土壌改良を施すと共に、自然植生を再生するための植樹活動を実践されています。この度、進和学園が栽培した苗木もご利用頂けることとなり、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金より、合計186
本を提供させて頂くこととなりました。
 たまたま、タイミングが重なり、お互いの活動について情報交換を行うと共に、皆で記念写真を撮影しました。

東京藝大Geidai Hedge 9に苗木提供!

2025/03/20

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 東京藝術大学上野キャンパスが推進されている「藝大ヘッジ=Geidai Hedge」は、武蔵野在来種による混植の生垣植栽を、嘗ての鉄柵に代えて大学の外周に巡らす緑化プロジェクトです。2016年より取り組まれていますが、大変光栄なことに進和学園が栽培した苗木を多数ご利用頂いています。
 2025年3月20日(木・春分の日)、最終ステージを迎えた「Gendai Hedge 9」が、藝大前通りの北西側交差点を挟んだ場所で行なわれました。今回、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金から、合計1,460本の苗木を寄贈させて頂きました。進和学園自らがドングリや木の実から育てた苗木も多数含まれていますが、保有在庫がない樹種については、連携する種苗業者さんのご協力を得て調達させて頂きました。
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学生・大学教職員、地域住民の皆様にボランティア、ご家族連れ、関係の皆様が、午前の部と午後の部に分かれて植樹を行いました。班ごとに分かれてチームワークを発揮し、ワークショップを楽しみました。私達は、午後の部に参加、交差点の角の目立つ箇所を担当させて頂きました。
 今回の苗木寄贈については、下記の企業・団体様のご支援を賜りました。植樹活動を通じた環境保全、並びに障害のある方々の就労支援にも貢献出来ますことに心より感謝申し上げます。

           協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
(株)サン・ライフ  苗木850本を進和学園「いのちの森づくり友の会」基金への
 ご寄付を通してご提供。
  本田技研工業(株)  苗木370本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への
 ご寄付を通してご提供。
 (株)ホンダロジスティクス   苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への
 ご寄付を通してご提供。
  NPO法人エコメッセ  苗木40本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への
 ご寄付を通してご提供。

集合写真hp2MG_2921.jpg記念写真hpIMG_2968.jpg藝大hpIMG_2969.jpg

【参考資料】
東京藝大Geidai Hedge9 案内チラシ(PDF)
東京藝大Geidai Hedge8に苗木提供(2023.11.25)
東京藝大Geidai Hedge7に苗木提供(2022.11.19)

朝日新聞「地球教室」参加賞 ~ 進和学園の苗木ご利用に感謝! ~

2025/02/27

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 朝日新聞「地球教室」は、独自教材の提供、出張授業やイベント実施も盛り込まれた環境教育プログラムで、今年、17年目を迎えています。小学校高学年の「かんきょう新聞・作文」には、本年度も全国から多数の応募があり、有難いことに、参加賞の一部に今回も進和学園で栽培したポット苗をご利用頂きました。
【参加賞:植樹用ポット苗のご利用実績】   
 幼苗は、いのちの森づくりプロジェクトにおいて進和学園において栽培しており、ご利用は15年連続、今回の34本を含めて累計25,723本となります。学校や家庭で育てて頂き、植える場所に困った場合は、「苗木の里親制度」より進和学園に送り返して植樹することが出来ます。ポット苗hpIMG_2760.jpg
 更に、進和学園に里帰りした苗木と同じ本数を、東北地方の気候に適応する樹種の苗木にバトンを引き継いで植える「植樹リレー」も継続しています。東日本大震災において甚大な被害を受けた東北の防潮林「いのちを守る森の防潮堤」(宮城県岩沼市・仙台市、福島県南相馬市)や被災集落(宮城県石巻市北上町)の復興の植樹に活用されています。

朝日新聞「地球教室」/ポット苗の育てかた・苗木の里親/東北植樹リレー(PDF)

神奈川県公園協会様仲介/麻布大学の皆様ご来訪

2025/02/25

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 「いのちの森づくり」の苗木栽培で連携関係にある公益財団法人神奈川県公園協会様の仲介により、麻布大学生命・環境科学部の村山史世先生(法学・環境パートナーシップ)と学生の皆様が来訪されました。麻布大学では、相模原市緑区青根地区において、市民の協力を得て休耕水田を復活させ、生物多様性の把握、環境学習、ESD(持続可能な開発のための教育)及び環境まちづくりに取り組まれています。
 今般、同地での森林整備の一環として、昔ながらの炭窯の活用と薪炭林の広葉樹(コナラ、シラカシ等)の植樹を行う計画を立案、2025年2月25日、公園協会スタッフの方もアテンドされ、進和学園「どんぐりハウス」をご視察されました。人工林(スギ、ヒノキ)の間伐と自然種の広葉樹を植えて混交林を目指し、水源涵養の森を整備する県の方針(かながわ森林再生50年構想)にも合致する取り組みであり、進和学園で栽培しているポット苗を利用する方向でご検討頂けることとなりました。

【参考】麻布大学「炭窯・薪炭林の復活」(2025.2.25)

日本生命様のご支援に感謝! ~ 「いのちの森づくり友の会」へのご寄付  ~

2025/02/12

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  日本生命保険様には、労働組合平塚支部様より、進和学園が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトをご支援頂いています。
 2025年2月12日、同社平塚支社及び労働組合平塚支部の皆様に、福祉工場「しんわルネッサンス」へご来訪頂き、「いのちの森づくり友の会」へのご寄付贈呈式を執り行いました。
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 日本生命様には、2014年6月12日、進和学園の創立記念日に、当時、開所直後の生活介護入所施設「はばたき進和」(旧進和職業センター)で実施した植樹祭に参加頂き、社員の皆様もご一緒に施設の周りに植樹して頂きました。その際、苗木代金として10万円のご寄付を頂いたことを契機に、「いのちの森づくり」へのご支援がスタート。以来、ご寄付を継続下さり、今回、11年目として10万円/累計110万円のご寄付を賜りました。
 同社のご支援は、植樹・育樹活動を通じた自然環境保全に加え、障害のある方々の自立・就労支援にも繋がっています。企業の社会的責任(CSR)及びSDGs(持続可能な開発目標)の観点からも、深く敬意を表すると共に心より感謝申し上げる次第です。

日生魚住部長hpIMG_9015.jpg 日本生命様による「いのちの森づくり」へのご支援が開始された2014年6月12日の「はばたき進和」での植樹祭。以来、11年連続でご寄付を賜っています。

いのちの森づくり(1月のTOPICS)

2025/01/31

◆「Present Tree for 湘南国際村めぐりの森Ⅱ」
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 2025年1月31日、NPO法人環境リレーションズ研究所一般社団法人Silva、神奈川県政策局及び弊社よりスタッフ9名が湘南国際村めぐりの森に集合。本年4月から開始予定の「Present Tree for 湘南国際村めぐりの森Ⅱ」の植樹予定地を視察すると共に、今後の計画について打合せました。
 環境リレーションズ研究所様が主催されるPresent Treeの一環として、2011年9月に湘南国際村めぐりの森(A地区)において植樹祭を実施してから13年が経過。豊かな「自然の森」に生長した植樹地に立つと感慨もひとしおです。   
 今般、湘南国際村において2回目のPresent Tree計画が立案され、この日、地盤造成中の植樹予定地を一同で視察しました。約860㎡の土地に、2025~27年の3年計画で、合計5,000本を植樹する予定です。Present Treeの趣旨に賛同される企業の皆様に参加頂き、順次、植樹イベントが実施されます。全体のコーディネートと技術的な指導をSilvaさんが担い、進和学園はじめ福祉施設で栽培している苗木を優先利用頂きます。「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)も共に活動させて頂きます。 

◆(株)トヤマ様より受注/葛(クズ)の蔓(ツル)の切除
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 放射光機器メーカーの(株)トヤマ様は、同社工場(神奈川県山北町)構内に、宮脇方式(混植・密植)による自然の森「トヤマ平成の森」を育まれています。植樹地の育樹(除草)並びに花壇その他の保全作業を、同社よりご発注頂いており、日頃は「どんぐりブラザーズ」の一員である足柄緑の会コスモス学園の皆さんに担当頂いています。
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 一方、夏の猛暑により植樹地では葛(クズ)の蔓(ツル)が異常に繁茂し、木々に絡みついて覆い被さり、場所によっては生長を妨げる懸念が生じています。今般、同社から蔓(ツル)の切除を依頼され、「仕事」としてご発注賜りました。2025年1月29日(水)、進和学園メンバーがこの作業に従事、森の中に分け入り葛(クズ)の太い蔓(ツル)と格闘して、かなりの本数を取り除きました。

◆(社福)湘南の凪の皆さん「どんぐりハウス」来訪!
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2025年1月29日(水)、福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」の一員である社会福祉法人湘南の凪の皆さんが、進和学園「どんぐりハウス」へ来訪されました。同施設には、2012年から苗木の栽培を委託していますが、苗木16トレー/320本を引き取り方々、ハウスでの栽培状況を見学頂きました。また、福祉工場「しんわルネッサンス」におけるホンダ車部品事業をはじめ食品加工や製パンの作業現場もご案内申し上げました。
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 ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」にも立ち寄り、ホットケーキやパンナコッタを賞味しながら楽しく歓談、今後の新たな連携についても話が及び楽しい時間を共有しました。
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1月の植樹3件 松沢幼稚園/中国高校生による植樹/里山住宅神戸管理組合

2025/01/25

◆松沢幼稚園「土の学校」
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 学校法人雲柱社松沢幼稚園(東京都世田谷区上北沢)では、「自然を感じる保育」を目指して子供達の情操教育に注力されています。2025年1月23日(木)、3回目を数える「土のがっこう」と名付けたイベントを行い、42名の子供達と父兄・先生が参加して園庭に23本の木を植えました。鳥が好む樹種(ムラサキシキブ、センリョウ、コゴメウツギ等)を選び、剪定枝を利用した「しがら花壇」に園で創った腐葉土や落葉・切りワラを混ぜて地盤を整えて植樹しました。今回も、苗木は、進和学園「いのちの森づくり友の会」より寄贈させて頂きました。
 私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトは、障害者の自立・就労支援を一義的な目的としていますが、子供達の「教育」との連携にも、高い価値観を抱いて取り組んでいます。

【関連記事】
  松沢幼稚園「土のがっこう」/土と苗木と触れ合う情操教育(2024.9.10)
【参考】
  嬉しいことに、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へ活動報告書を頂いています。
  ①「土のがっこう」(第1回:2024.4.23) ②「土のがっこう」(第2回:2024.9.9)
  ③「土のがっこう」(第3回:2025.1.23) 


◆日中友好植樹体験(川崎市黒川青少年野外活動センター)

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 外務省が推進する「日中植林・植樹国際連帯事業」青少年等交流事業(注)の一環として、昨年12月9日に、川崎市黒川青少年野外活動センターにおいて、中国の高校生達による植樹体験イベントが実施されましたが、年が明けて2025年1月20日(月)にも、同センターに中国の高校生30名が集い、植樹を行いました。前回同様、進和学園で栽培した苗木をご利用頂き、11種類24本の自然種の広葉樹を植えて頂きました。
 高校生達は、日本の気候変動や自然環境保全に係る政策を学ぶために来日し、「しがらマウンド」を造成し、落ち葉や燻炭といった自然素材を活かした里山再生の手法に基づく植樹に熱心に取り組みました。「森づくり」を通じた日中友好の懸け橋となるイベントであり、私共の「いのちの森づくり」がお役に立てることを大変嬉しく思います。

(注)中国をはじめとする外国の青少年を訪日招聘し約1週間の滞在日程を組み、植樹活動をはじめ環境及び防災に関するセミナー、企業や関連施設の視察、関係者との交流等を行い、環境・防災意識の啓発と対日理解の一層の促進、日本との友好関係の強化等を目的としている。日本青年の中国への派遣も含む。

関連記事:日中植林・植樹国際連帯事業/川崎市野外活動センターにて植樹(2024.12.10)

◆「里山住宅神戸管理組合」植樹ワークショップ
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 2025年1月19日(日)「里山住宅神戸管理組合」主催の植樹ワークショップに、進和学園「いのちの森づくり友の会」より、苗木39種類94本を寄贈させて頂きました。
 当日の模様についてレポートを頂きましたので、紹介させて頂きます。
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ホンダロジスティクス様に御礼訪問

2025/01/24

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 2025年1月24日、Hondaグループの物流中核会社である(株)ホンダロジスティクス様の本社(東京・半蔵門)を訪問させて頂きました。同社には、私達が組み立てた自動車部品のHonda様各製作所への輸送及び納入代行をお願いし、迅速かつ的確なサービスをご提供頂いています。本業に加えて、進和学園自主製品のご利用、並びに学園が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトに対しても多大なご支援を賜っています。
 同社総務部様に、昨年12月20日のクリスマス交流会におけるご慰問・プレゼントご寄贈・「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付に関する御礼方々、最近の活動についてご報告申し上げました。皆様には、ご多忙にも拘わらず、大変温かくお迎え下さり親しく懇談、有意義な時間を共有させて頂きました。心より感謝申し上げます。

【参考】 ホンダロジスティクス様植樹祭:Photo Album Chart(2016.9/26,27)

「いのちの森づくり友の会」17年目!皆様のご支援に感謝!

2024/12/25

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 私達が取り組む「いのちの森づくり」プロジェクトを、資金面で支える「いのちの森づくり友の会」基金は、2008年12月に発足し、お陰様で17年目を迎えました。個人・団体・企業様から広くご寄付・助成・協賛を頂き、進和学園はじめ連携福祉施設「どんぐりブラザーズ」の植樹・育樹活動を支えて頂いています。
 故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された宮脇メソッド(混植・密植方式)は、世界からも注目を集めていますが、その土地に合った多様な自然種の広葉樹を植えて、更に、植樹地の保全のための育樹作業(除草等)を、障害のある方々の貴重な就労機会に繋げています。
 本年度は、お陰様で予算措置を講じて頂いた植樹案件も多く、10~11月は多忙を極めました。12月に入ってからも育樹(除草)や補植作業に励んでいます。上記案件は、12月に「いのちの森づくり友の会」基金を活用して実施させて頂いたものです。ご支援を頂いている皆様に、心より感謝申し上げます。

   進和学園 いのちの森づくり基金 の活用実績 (2024年12月25日現在)
 年  度   事案数    提供苗木本数    活用金額(労賃・諸経費含む)
 2009      3      2,704本     1,204,800円
 2010     17    3,675本     2,467,410円
 2011     30    3,534本     3,836,919円
 2012     40     14,476本     8,991,417円
 2013   40     17,594本     9,266,423円
 2014   39   10,967本    13,331,659円
 2015   30    8,381本    10,010,692円
 2016   30   14,202本    12,493,184円
 2017   25   15,130本    11,662,474円
 2018   27   11,683本     8,806,247円
 2019   26   14,881本    10,698,148円
 2020   17    8,343本     7,372,266円
 2021   20   10,625本     9,337,085円
 2022   27   10,183本     7,416,132円
 2023   33   11,417本     8,952,037円
 2024   27    7,257本     4,654,019円
 合  計  431事案  165,052本   130,500,912円

(注) 基金は、公共植樹地の①苗木代金 ②育樹(除草)作業の労賃を中心に活用されます。
   上記本数には、苗木代金の一部(学園標準価格と販売価格との差額)に同基金を充当す
   るケースも含まれています。
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2023年度収支報告・実績IMG_20240210_150609.jpg
 「いのちの森づくり友の会」の会員の皆様から頂いた会費や寄附金・助成金は、植樹・育樹に係作業や障害をお持ちの方々の社会参加活動を支える貴重な基金として、有効に活用させて頂いています。主な計算基準は次の通りです
   ・苗木代金:550円(注)/本(樹高30cm以上/高額樹種は市場価額に準ずる)
   ・稲藁、竹串、藁縄等の資材:市場価格に準ずる。
   ・労務工賃:最低賃金の50%以上の時給を確保。
   ・交通費その他諸経費:実費
   (注)諸経費のアップ(資材・最低賃金引き上げ)に伴い、2014年4月以降、適用して
     いた苗木代金:450円/本(旧400円) を、2023年10月以降、550円
    (税込)に改定させて頂きました。

*2009~2023年度の「友の会」基金活用実績の詳細は、こちらをご覧下さい。
     ⇒ 「進和学園・いのちの森づくり基金活用実績」(2023)
   ⇒ 「進和学園・いのちの森づくり基金活用実績」(2017~2022)
   ⇒ 「進和学園・いのちの森づくり基金活用実績」(2009~2016)

日中植林・植樹国際連帯事業/川崎市青少年野外活動センターにて植樹

2024/12/10

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 外務省が推進する「日中植林・植樹国際連帯事業」青少年等交流事業(注)の一環として、2024年12月9日(月)、川崎市黒川青少年野外活動センターにおいて、中国の高校生達による植樹体験イベントが実施されました。同センター統括責任者の野口透(ロバ)様のお口添えで、光栄にも進和学園で栽培した苗木11種類33本をご利用頂きました。
 日中友好の懸け橋となる「森づくり」という意義深い取り組みであり、私共の「いのちの森づくり」がお役に立てることはこの上ない喜びです。当日は、研進スタッフもサポーターとして参加、笑顔溢れる高校生達とご一緒に楽しく植樹をさせて頂きました。

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(注)中国をはじめとする外国の青少年を訪日招聘し約1週間の滞在日程を組み、植樹活動をはじめ環境及び防災に関するセミナー、企業や関連施設の視察、関係者との交流等を行い、環境・防災意識の啓発と対日理解の一層の促進、日本との友好関係の強化等を目的としている。日本青年の中国への派遣も含む。

PUBLICO梅ヶ丘(子育て支援)植栽をサポート!

2024/12/05

植栽前hp1733320646101.jpg NPO法人子育て支援グループamigoさんが運営するPUBLICO梅ヶ丘の北側入口の植栽をサポートさせて頂きました。「里山ユニット」と呼ばれる専用プランターは、本来、側面(4面)にもテイカカズラ等を這わせて植えることにより、豊かな緑化空間を演出してくれます。
 これまで、ユニット側面には何も植えられていませんでしたが、今回、アイビー、キヅタを植えてみました。苗木は、ホットケーキパーラーFru-Full(フルフル)様からの「いのちの森づくり友の会」へのご寄付を活用して提供させて頂きました。

【関連記事】PUBLICO梅ヶ丘(子育て支援)植栽(2024年春)

東京藝大 清水泰博先生 退任記念展/藝大ヘッジ(Geidai Hedge)

2024/11/30

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 2024年11月16日~12月1日、東京藝術大学美術学部デザイン学科で教鞭を執ってこられた清水泰博先生(副学長)の退任記念展が、同大学美術館陳列館において開催されています。
 清水先生は、大学キャンパスを囲う緑化プロジェクト
「藝大ヘッジ=Geidai Hedge」も指導されています。老朽化した鉄の柵を潤いのある緑地帯に置き換え、開かれた大学として地域と繋がる姿に変えて行く取り組みです。光栄なことに、進和学園が栽培した苗木を多数ご利用頂いており、清水先生はじめ事務局の皆様には大変お世話になっています。
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 記念展は、「すべてが庭になる」とのタイトルを冠し、清水先生が手掛けてこられた都市から家具に至る多彩なデザインを横断的に紹介しています。「人の居場所をつくる」という副題が付されていますが、私達が取り組む福祉的就労の拡充も、障害のある方々の「居場所」をつくることを目指しており、分野は異なりますが共通の理念を感じました。

【関連記事】東京藝大Geidai Hedge 8に苗木提供(2023.11.25)

親切会(日立グループ)様のご支援に感謝!~ 植樹地ご視察とご寄付 ~

2024/11/26

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  一般社団法人親切会様は、お互いに親切にし合い困っている人に援助の手を差し伸べて、世の中を明るく住み良い社会にしていこうと取り組まれているボランティア団体です。(株)日立製作所様はじめ日立グループ各社が中心に参加される法人会員及び個人会員から成り、「小さな親切」と「ささやかな福祉貢献」を柱として活動されています。
 親切会様からは、進和学園の「いのちの森づくり友の会」に対して、2014年度からご寄付を賜り、福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」の活動をご支援頂いています。
 2024年11月26日、今年も、親切会・関東支部より3名様が来訪され、混植・密植(宮脇メソッド)により植樹した現場をご視察下さいました。今回は、3年前に植樹した新東名高速道路・丹沢スマートICアクセス道路斜面の植樹地をご案内申し上げました。36種類3,394本を植樹し、途中、鹿が侵入して食害を受けましたが、周囲にネットを張って保護してからは、苗木も順調に生長しています。
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 また、「いのちの森づくり」を積極的に推進されている出雲大社相模分祠さんに立ち寄り、宮司の草山清和様にご挨拶。境内に育まれている豊かな「鎮守の森」を見学しながら、「森づくり」談議に花が咲きました。
 福祉工場「しんわルネッサンス」において、ご寄付の贈呈式が行われ、親切会様と学園メンバーとの交流の場となりました。親切会様からのご寄付は毎年10万円、11年連続で累計110万円となります。植樹活動を通じての環境保全及び障害のある方々の就労支援に有効に活用させて頂きます。
ご寄付贈呈式hpIMG_1980.jpg 親切会様の深いご理解と継続的なご支援に、重ねて感謝申し上げますと共に、皆様のご期待にお応え出来るよう、これからも、一同で力を合わせ「いのちの森づくり」に取り組んで参ります。
集合写真IMG_4099.jpg【参考】
 ・進和学園「いのちの森づくり」プロジェクト 
 ・進和学園「いのちの森づくり友の会 会報第9号」親切会様ご寄稿(2018年6月)

石巻・山梨・高知より植樹レポート/「いのちの森づくり友の会」苗木提供!

2024/11/19

 今般、進和学園「いのちの森づくり友の会」より苗木を提供させて頂いた宮城県石巻市、山梨県笛吹市及び高知県香美市における植樹活動について、写真を添えてレポートを頂きましたのでご紹介します。
 地域の森林再生や緑化活動に、私達が手掛けた苗木がお役に立てることはこの上ない喜びです。
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 宮城県石巻市中瀬公園植樹レポート(2024.11.15)

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SOCIAL TEMPLE(山梨県)植樹レポート(2024.11.13) 

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「にろうのべいす」プロジェクト計画書

第27回湘南国際村めぐりの森育樹祭

2024/11/10

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 第27回湘南国際村めぐりの森育樹祭が、2024年11月10日(日)に開催され、約220名が参加しました。今回は、最近1~2年の間に植樹を行ったC・D地区及びC特区と呼ばれる植樹地の保全作業として「育樹(除草・マルチング)」を中心とするイベントが組まれました。また、猛暑や厳しい環境下で脱落し密植度が落ちてしまった箇所の「補植」として、苗木5種類480本を植樹しました。
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 湘南国際村めぐりの森では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地に2009年より植樹を行い、15年間に渡り自然の森の再生に取り組んで来ました。これまでに植えた木々は78,500本に達し、多様性に優れた豊かな森が育まれ、昆虫や野鳥も増えています。地球温暖化や異常気象対策として、CO2(二酸化炭素)吸収及び防災面においても、健全な森は大きな役割を果たしてくれます。
 故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」の広葉樹を混植・密植方式(宮脇メソッド)により植えていますが、毎回、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を優先的に利用頂いており、障害者の就労支援にも繋がっています。
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植樹説明hpIMG_1800.jpg 湘南国際村めぐりの森は、先般、環境省が推進する『30by30』、国の保護地域以外で生物多様性保全に資する地域『OECM』の自然共生サイトに登録されました。国際基準の環境保護エリアとして認定されたことを大変嬉しく思います。
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 尚、今回、補植した苗木は、下記の企業様からのご寄付を活用して提供させて頂きました。多くの企業・団体・個人の皆様から温かいご支援を賜り、この価値ある植樹活動を継続出来ますことに、心より感謝申し上げます。

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
  三機工業(株)   苗木214本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  (株)サン・ライフ  苗木150本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  本田技研工業(株)  苗木70本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 (株)ホンダロジスティクス    苗木46本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

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 育樹祭を2日後に控えた11月8日(金)、福祉施設の森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」に所属する3法人4施設/湘南の凪mai!えるしい&えいむ、横須賀ヘーメット、進和学園及び研進スタッフの合計20名は、湘南国際村めぐりの森の環境整備作業として、道路と水道栓への通路の除草・枝打ちを中心に行いました。刈り取った雑草の一部は、植樹地のマルチング材(苗木の根元に敷き詰め木々の生長に還元)として活用しました。
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 涼しい秋風が心地良く、つい先日まで猛暑の中で汗だくで休み休み行っていたことが嘘のようです。皆で力を合わせ、作業は捗り、充実した日中活動となりました。

「未来の森づくり~心に木を植えよ~」(相模原市)~ 苗木ご利用に感謝! ~

2024/11/03

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  2024年11月3日(日)、神奈川県相模原市緑区「串川ひがし地域センター」において、文化の日に相応しいイベントが開催されました。映画「心に木を植えよ」白鳥 哲 監督)の上映会と、映画で描かれた「森づくり」を実際に体験しようという企画です。
 白鳥監督のご挨拶に続いて映画を鑑賞、「つちざわの森」を見学して昼食後に、杉林の間伐や薪割・玉切り(チエンソー)といった作業を体験すると共に、「宮脇メソッド(混植・密植方式)」により自然種の広葉樹16種類100本を植樹しました。苗木は、進和学園「いのちの森づくり」で障害のある方達が栽培したポット苗をご利用頂きました。心より感謝申し上げます。
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 白鳥監督のトーク及び映画を通じて、自然の中での植物や森の役割を学び、異常気象や砂漠化等の環境問題への認識を深める機会となりました。「いのちの源」である森の再生に「宮脇メソッド」が評価され、世界各地で導入されているとの説明も受け、「植樹」という地球を守るためのささやかな行為を実践!参加された44名の皆さんは、「学び・感じ・繋いで豊かな未来の地球へ」という本イベントのモットーを分かち合えたのではないでしょうか?

イベント案内:「未来の森づくり~心に木を植えよ~」 

相模原市「未来の森づくり」に苗木を出荷!  

2024/10/31

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 神奈川県相模原市緑区において2024年11月3日に植樹を予定している「未来の森づくり」において、進和学園が栽培した広葉樹の苗木16種類100本をご利用頂けることとなりました。心より感謝申し上げます。
 植樹を間近に控えた10月31日、ボランティアの倉垣狩夢様が、福祉工場「しんわルネッサンス」へ苗木を引き取りに来訪下さいました。苗木を軽トラックに積み込む際に、記念写真を撮らせて頂きました。

所沢市 地域の小学生と植樹「かみの山再生プロジェクト」

2024/10/31

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 埼玉県所沢市の北秋津周辺では、土地区画整理事業が進められています。当該区域内の都市緑地「かみの山」では、ナラ枯れ等による樹木の伐採を余儀なくされている樹林地があり、その植生回復が課題とされています。
 植生回復後の緑地が、地域の方々にとって親しみ易いものになるよう、2024年10月30日(水)、所沢市立北秋津小学校の低学年児童と共に、約1,500本の苗木を植樹するイベント「かみの山再生プロジェクト」が開催されました。植える樹種の選定や植樹方法は、「その土地本来の木による自然の森」を再生する優れた手法として、世界からも注目されている宮脇メソッド(混植・密植方式)が採用され、国際生態学センタ-(IGES-JISE)の主幹研究員:目黒伸一先生が指導に当たられました。目黒先生は、故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)の愛弟子のお一人でもあり、進和学園が推進する「いのちの森づくり」を親身にお導き頂いています。
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 本プロジェクトの実施に当たり、財源の一部は企業版ふるさと納税による寄付金が活用され、大変有難いことに、常緑広葉樹を中心に14種類1,500本の苗木は、進和学園において障害のある方達が栽培した苗木を優先的にご発注頂きました。また、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金より、植樹地の地表面を覆うテイカカズラ216本を寄贈させて頂きました。
 当日は、天候が心配されましたが、小学1~2年生の約120名が到着した頃には雨が止み、次第に青空に陽射しも差し込み絶好の植樹日和となりました。寄付を行った企業の方やボランティアの皆様、そして、私共のスタッフも参加して児童と一緒に和気藹々と植樹作業に励みました。
植樹地hp474237.jpg 地域と共生する「自然の森」の再生という意義深い植樹活動を通じて、環境保全や障害のある方々の就労支援にも貢献出来ますことは大きな喜びであり、所沢市職員の皆様、応援下さっている企業並びに関係の皆様には、心より感謝申し上げます。

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「サザエさん森へ行く植樹ツアー in 秩父 2024」に参加!

2024/10/28
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 2024年10月27日(日)、「サザエさん森へ行く植樹ツアーin 秩父2024」が開催されました。同イベント事務局(一般社団法人日本ウッドデザイン協会 / 伊佐ホームズ株式会社)が主催、林野庁・秩父市が後援し、特別協力として長谷川町子美術館他が参加、公益財団法人国土緑化推進機構が助成を行う等、多くの企業・団体・行政が協力して実施する植樹イベントです。進和学園も「協力」メンバーとして参画させて頂いています。
 伊佐ホームズ様では、『THINK FOREST』のスローガンのもとに、木材産業の発展を通じて森林環境を守り、森林の総合的な価値並びに木の文化の本質を継承しようと尽力されています。同社では、東京都世田谷区を中心に注文住宅を施工、木造住宅の構造材として秩父材を使用していることもあり、「秩父FOREST」という植樹活動を展開されて来ました。 
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 昨年に続いて、今回も、国民的な人気者のサザエさんと一緒に、標高730mの秩父の山に植樹するという親しみ易く、家族揃って楽しく参加出来るツアーとして企画されています。世界からも注目される「宮脇メソッド」(混植・密植)による自然の森の再生を目指しますが、植樹する苗木26種類495本について、伊佐ホームズ(株)様より研進・進和学園へご発注賜りました。
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 植樹に加えて、東京農業大学の上原 巌先生による森の講話会と探索や、五感拡張型クリエイティブ制作室「TATELab.」での木材加工の見学も組まれています。植樹体験と合わせ、木材の活用が「森の循環」を促すこと、「森は海の恋人」と言われるように、豊かな森の恵みが川を伝って豊かな海を育むこと等、森から派生する生物多様性の大切さを自ずと理解出来るプログラムとなっています。
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伊佐&j本郷様とhpIMG_1531.jpg
 このような意義深い植樹イベントに参画出来ることに、心より感謝申し上げますと共に、今後とも、伊佐ホームズ様はじめ関係の皆様との連携による植樹活動を継続して参りたいと思います。
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【参考資料】「サザエさん森へ行く植樹ツアーin秩父」(旅のしおり)(PDF)

湘南国際村めぐりの森 自然共生サイト認定証授与式

2024/10/21

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 湘南国際村めぐりの森は、環境省が推進する『30by30』、国の保護地域以外で生物多様性保全に資する地域『OECM』の自然共生サイトに登録されました。2024年10月21日、環境省にて認定証授与式が執り行われました。国際基準の環境保護エリアとして認定されたことは極めて意義深いものであり、プロジェクト・メンバーの一員である私達にとっても大きな喜びです。

豊島区 「いのちの森苗木」配布 ~ 官公需の優先発注に感謝!~

2024/10/20

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 東京都豊島区では、2009年度から緑化活動を推進する「グリーンとしま」再生プロジェクトを実施し16年目を迎えています。緑豊かな環境都市を目指して、土地本来の森を再生する「いのちの森」の植樹を進めると共に、区民の皆さんに広葉樹の苗木及び壁面緑化にも有効な「つる植物」の配布を行っています。
 2024年10月20日(日)、豊島区役所本庁舎において、事前申し込みをされた区民の皆さんに「つる植物」と「苗木」が配布されました。これまでも継続して行われているお馴染みのイベントですが、今回も、有難いことに進和学園で栽培した苗木を含めて優先発注を頂きました。
 天候にも恵まれ、区民の皆様193組が来訪され、自然種の広葉樹10種類403本の苗木をお渡しすることが出来ました。私達が手掛けた苗木を皆様に育てて頂き、地域の緑化や環境保全に活かされることは大きな喜びです。
苗木配布hpIMG_2694S.jpg【配布した苗木:10種類】
 タブノキ、イロハモミジ、ナンテン、ムラサキシキブ、センリョウ、マンリョウ、ツツジ、サツキ、
  ジンチョウゲ、ヒサカキ
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 豊島区より優先発注頂いた苗木の累計本数は、27,104本となりました。豊島区が一連の緑化プロジェクトにおいて、障害のある方々が手掛けた苗木を継続して優先発注下さっていることに、深く敬意を表すると共に重ねて御礼申し上げる次第です。スタッフhpIMG_2675S.jpg

【関連資料】
「つる植物・いのちの森苗木」配布案内(豊島区ホームページより)

秋の育樹(イクジュ)に励む!~「いのちの森づくり」大忙し!~

2024/10/19

 「いのちの森づくり」では、ドングリや木の実から育てた苗木を各所に植樹しています。宮脇メソッド(混植・密植方式)による「自然の森」の再生では、2~3年生の樹高30~60cmの苗木を植えますが、植樹後2~3年間は、雑草や蔓性植物から苗木を守るための「育樹」(除草)が必要となります。苗木の樹高が2~3mに達した後は、自然淘汰に委ねることとなります。
 一方、学校や公園、建物周囲や道路側道等、人の生活と隣り合わせの植樹地では、定期的な除草や剪定を行い、継続して緑地を保全することが求められます。春と秋は、この育樹や保全作業で大忙しとなります。直近の事例を紹介します。
 何れも公共性が認められる案件であり、「いのちの森づくり友の会」基金を活用して、障害のある方達の就労機会に繋げ労務費(工賃)に還元しています。

◆高尾小仏植樹活動~ 積み残しの育樹作業実施 ~

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◆東海大学湘南キャンパス ~ 定期的な育樹・保全作業 ~
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◆「グリーンとしま」再生プロジェクト/街路樹の保全
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◆湘南国際村めぐりの森 ~ 眺望を確保!G20ご視察団お迎え ~
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G20関連「宮脇メソッド」植樹祭 ~ 城山熊野神社「鎮守の森」 ~

2024/10/14

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 2024年10月14日(祝日:スポーツの日)、G20Gloval Land Initiative(G20の地球環境セッション)に関連し、前日の湘南国際村めぐりの森に続いて、宮脇メソッド(混植・密植方式)を学ぶための植樹祭が、城山熊野神社(東京都板橋区)において開催され、57名が参加しました。
 神社の境内に広がる森は、潜在自然植生による「鎮守の森」です。日本に残された「鎮守の森」は、宮脇昭先生の研究により世界から注目を集めました。地球環境保全、カーボンオフセット、防災対策にも優れた「その土地本来の木による本物の森」を創出しようと、海外各国から参加された皆様は熱心に取り組まれました。
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 今回のG20国際シンポジウムを統括されている藤原 一繪先生(横浜国大名誉教授)に加えて、同神社の「鎮守の森」は、同じく宮脇先生の門下である目黒伸一先生(国際生態学センター)が調査・指導されていることから、目黒先生も参加されて指導に当たられました。
 また、同神社では、日本の未来を子供達に託すため、「鎮守の森を保育の庭に」を掛け声に、境内に城山幼稚園を開園されています。「宮脇メソッド」による植樹を環境教育に活用しようというシンポジウムの目的にも適う植樹地といえます。
マルチング1728908146046.jpg 2023年3月、目黒先生のご紹介により進和学園「いのちの森づくり」プロジェクトとの連携が実現していますが、この日の植樹は、これまでの植樹地の「補植」という位置付けで、進和学園で栽培した苗木を中心に200本をご利用頂きました。国際的な意義深いイベントの一環として、海外から来訪された皆様に植えて頂きましたことは、大変光栄なことであり、主催者の公益財団法人鎮守の森のプロジェクト様をはじめ、関係の皆様に心より感謝申し上げます。
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【参考】城山熊野神社「鎮守の森」~進和学園の苗木ご利用に感謝!~(2023.3.26)

G20国際シンポジウム/宮脇メソッドを学ぼう植樹祭(湘南国際村めぐりの森)

2024/10/13

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     案内チラシ(和文):「宮脇メソッドを学ぼう植樹祭」(2024.10.13)
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 G20Gloval Land Initiative(G20の地球環境に関するセッション)の国際シンポジウムが、2024年10月10~11日に横浜国立大学で開催されました。これに続いて、10月13日(日)には、湘南国際村めぐりの森において、宮脇メソッド(混植・密植方式)による「森づくり」を学び環境教育に活かすことを目的とした植樹祭が行なわれました。
 公益財団法人鎮守の森のプロジェクト及び一般社団法人Silva(シルワ)が主催し、私達もメンバーである湘南国際村めぐりの森/混植・密植方式植樹推進グループが共催して、海外から来日された皆様に宮脇メソッドによる植樹事例を実際にご視察頂くと共に、潜在自然植生種の苗木500本を植える植樹祭が企画されました。
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 誠に光栄なことに、進和学園にて栽培した苗木にも予算措置を講じて頂き多数ご利用頂きました。在庫を保有していない樹種については、連携する種苗業者さんのご協力を得て用意させて頂きました。
 当日は、天候にも恵まれ、海外27ヶ国から55名、一般参加者にボランティア、神奈川県職員や事務局も合わせると約200名が集う盛況なイベントとなりました。冒頭、湘南国際村めぐりの森における開発と環境保全の経緯及び8万本に及ぶ宮脇方式に基づく植樹実績の説明を受けました。有難いことに、私達、福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」についてもご紹介頂き、障害のある方々がこの活動に加わっていることにも触れて頂きました。
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 植樹は藤原 一繪先生(横浜国大名誉教授)のご指導により、5班に分かれて実施。苗木への「水遣り」、混植・密植の仕方、稲わらによるマルチングと、宮脇メソッドの一連の手法を体験しました。進和学園及び研進も参加し、皆様と力を合わせて和気藹々と賑やかに作業を行うことが出来ました。
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 湘南国際村めぐりの森は、今般、環境省による「自然共生サイト」への登録も実現!環境保全に係る付加価値が国際基準に照らしても認められましたが、同地での植樹をご指導下さった宮脇昭先生も、このインターナショナルな植樹祭を天国から嬉しく見守って下さったのではないでしょうか?!
ニーラムさんとhpIMG_1173.jpg* 昨年、進和学園の「いのちの森づくり」プロジェクトをご視察された米国人のニーラムさん(写真左)及びフランス人のダミアンさん(写真右)とも再会することが出来ました!
  ⇒ 藤原一繪先生&ニーラムさん(米国人)ご来訪(2023.7.12)
  ⇒ 世界からも注目「宮脇メソッド」~いのちの森づくり~(2023.5.19)
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東京藝大Geidai Hedge 特別編 

2024/10/12

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 東京藝術大学上野キャンパスが推進されている「藝大ヘッジ=Geidai Hedge」の緑化プロジェクトは、老朽化した鉄の柵を潤いのある緑地帯に置き換え、開かれた大学として地域と繋がる姿に変えて行く取り組みです。光栄なことに、進和学園が栽培した苗木を多数ご利用頂いています。
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 2024年10月12日(土)の植樹ワークショップ「Geidai Hedge Extra(特別編)」は、かつて東京美術学校と音楽学校の堺の道であった「旧四軒寺通り(錦小路)」沿いに、武蔵野在来種による広葉樹18種類900本を植える計画です。進和学園「いのちの森づくり友の会」基金から、苗木を寄贈させて頂きました。進和学園自らがドングリや木の実から育てた苗木も多数含まれていますが、保有在庫がない樹種については、種苗業者さんのご協力を得て調達させて頂きました。
 当日は、64名が参加し700本を植樹、残りは1週間後に植えて頂くこととなりました。色々な種類の樹種が混ざり合い、四季折々の花や新緑、紅葉、結実が楽しめるものとなっています。苗木は、学生や地域の方々にも参加頂いて腰高で剪定をしながら育て、大学キャンパスと地域を彩る緑地帯として相応しい状態で保全されます。
 今回の苗木寄贈については、下記の企業・団体様のご支援を賜りました。植樹活動を通じた環境保全や障害のある方々の就労支援にも貢献出来ますことに心より感謝申し上げます。

           協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 (株)サン・ライフ  苗木250本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への
 ご寄付を通してご提供。
  本田技研工業(株)  苗木140本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への
 ご寄付を通してご提供。

 (株)ホンダロジスティクス

 苗木120本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への
 ご寄付を通してご提供。
 (株)建新  苗木100本のご提供についてご協賛。
  ミドリ安全(株)  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への
 ご寄付を通してご提供。
 (有)石田電設  苗木70本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への
 ご寄付を通してご提供。
 くまざわ(株)  苗木70本を進和学園「いのちの森づくり友の会」 基金への
 ご寄付を通してご提供。

   NPO法人エコメッセ

 苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」基金への
 ご寄付を通してご提供。

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【関連記事】東京藝大Geidai Hedge 8に苗木提供(2023.11.25)

黒川青少年野外活動センター 植樹会

2024/10/08

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 黒川青少年野外活動センター(川崎市)において取り組まれている植樹活動については、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金より苗木を提供させて頂いています。
 2024年10月6~7日の両日に、第2回植樹会が行われ、事務局様より写真を添えてレポートを頂きました。以下、ご紹介させて頂きます。

 【第2回 黒川どんぐり山植樹会(レポート)】
 ・10/6(日)、7(月)
 ・参加者 2日間のべ人数 52人 ☆未就学児7人 ☆小学生13人 ☆大人32人 
  (ネイチャーボランティア10人含む)

 ・植樹区画 9区画  植栽樹種 22種63本
 やる気に満ち溢れた皆さんのご参加のお陰で傾斜地にたくさんのしがらみ柵が出来て、たっぷりの腐葉土と炭、燻炭のふかふか土壌に、多種多様な樹種の木々を植える事が出来ました✨️ 
 6月に植えた第1回植樹場所には、先駆植物のアカメガシワやヤブガラシ、カラスウリなどが絡んでいましたが、本日参加して下さった植生工学士のみなさんと取り除く作業もする事も出来ました✨️ 
 初めての参加の方は、好奇心いっぱいに。2回目の参加の方は、手際良く、初めての方々をリードするように。ネイチャーボランティアさんは、竹を切り倒して杭の材料づくりから本格的に。
 皆さんがそれぞれに想いを込めて、作業を進めて下さったので、植わった苗木は、本当に気持ち良さそうにしていました。これからの木々の生長を楽しみにしています。

【関連資料】黒川青少年野外活動センター第1回植樹会(2024.6)

トマトジュースで森づくり ~ 植樹19本/累計78本 ~

2024/09/28

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  私達が運営する楽天市場店「湘南とまと工房」では、「いのちの森づくり」と連携し、SDGs(持続可能な開発目標)の一環として「お客様50名のご注文で1本の植樹」を実践しています。
 2024年9月28日に実施された「新東名秦野丹沢育樹祭2024秋」において、2023年度下期分として19本の植樹を行うことが出来ました。2022年度下期より開始し、累計植樹本数は78本(お客様3,900人分)となります。
 【今回、植樹した樹種・本数】
  シラカシ、アラカシ各5本、タブノキ、スダジイ、ウラジロガシ各3本、合計19本
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新東名秦野丹沢育樹祭2024秋

2024/09/28

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 2024年9月28日(土)、私達は、新東名高速道路の丹沢スマートICアクセス(神奈川県秦野市戸川)に向かいました。2021年12月に、道路斜面に「自然の森」を目指して、「宮脇メソッド」(混植・密植方式)により36種類3,394本を植樹した場所です。植樹後、間もなく3年を迎えますが、5月に続いて秋の「育樹祭」が実施されました。
 NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、進和学園いのちの森づくり友の会も協力者として参画させて頂きました。
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 天気予報では、雨模様も懸念されましたが、幸い、曇天の好条件に恵まれ、お馴染みの植樹仲間が22名集いました。植樹地は、セイタカアワダチソウをはじめ雑草やススキも所々に繁茂していますが、苗木達も元気に育っています。一時、鹿が侵入して被害を被りましたが、周囲に張ったネットが有効に働いているようです。育樹(除草)作業では、刈り取った雑草も貴重な資源であり、苗木の根元にマルチング材として敷いて、木々の栄養に還元します。
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 また、密植度が落ちた箇所に苗木60本を補植しました。進和学園が栽培した苗木を利用し、苗木代金は、下記2社様からの進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を活用させて頂きました。

              協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
   (株)サン・ライフ   苗木41本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
  基金へのご寄付を通してご提供。                           
  楽天市場店「湘南とまと工房」     苗木19本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
  基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いたシラカシの苗木15本が含まれています。 

 ご参加頂いた方々、ご支援を賜りました皆様に、心より感謝申し上げます。交通の要所が自然の森と共存出来るように、今後も、この取り組みを継続して参ります。
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【参考】
新東名秦野丹沢植樹祭2021(2021.12.11)

育樹作業を再開!~自然の森・学校・企業・公園  最近の事例から~

2024/09/21

 「いのちの森づくり」では、ドングリや木の実から育てた苗木を各所に植樹しています。宮脇メソッド(混植・密植方式)に基づき、2~3年生の樹高30~60cmの苗木を植えますが、植樹後2~3年間は、雑草や蔓性植物から苗木を守るための「育樹」(除草)が必要となります。
 夏季は、作業を休みましたが、9月に入り育樹を再開。もう少し涼しくなれば良いのですが、厳しい残暑の中、皆で力を合わせて取り組んでいます。自然の森・学校・企業・公園に係る最近の4事例をご紹介します。

◆自然の森/湘南国際村めぐりの森
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 「高尾小仏育樹祭2024秋」(2024年9月7日)に続いて、「自然の森」を再生している重要な拠点である湘南国際村めぐりの森における育樹を再開しました。
 宮脇昭先生のご指導を継承して、これまでに8万本近く植樹!春と秋には、植樹祭も開催し多くの皆様に参加頂いています。福祉施設の森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」は、三機工業(株)様はじめ皆様からの進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を活用させて頂き、植樹に加え育樹活動にも励んでいます。
 原則、毎週、金曜日の午前中に作業しますが、9月20日(金)、湘南の凪(mai!えるしい)及び研進スタッフで作業を再開。同地での植樹をリードしている一般社団法人Silva代表の川下都志子さんも合流して交流を深めながら楽しく作業を行いました。

◆学校緑地帯/東海大学
  2019年11月1日、東海大学(湘南キャンパス)の「建学祭」(大学祭)において、「東海大学いのちの森づくりプロジェクト」と銘打ち、学生の皆さんと進和学園メンバーが協力して、学園で栽培した自然種の苗木605本をキャンパスの一画に植樹しました。あれから5年が経過し、今では写真のように大学構内を彩る素晴らしい緑地帯に生長しています。
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 2024年9月19日の育樹では、雑草の除去と横枝の剪定を行いました。大学事務局(総務)スタッフの方も立ち会って下さり、今後の植栽の管理や連携取り組みに関して相談させて頂きました。コロナ禍もあって途絶えている学生の皆様とのコラボによる植樹活動を是非、復活させたいと願っています。
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【参考】東海大学いのちの森づくりプロジェクト(2019.11.5)

◆企業緑化/トヤマ平成の森
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 (株)トヤマ様(放射光関連機器メーカー)は、神奈川県山北町の本社・工場周囲に、自然の森を再生すべく宮脇昭先生のご指導による「トヤマ平成の森」を育まれています。進和学園の「いのちの森づくり」と連携して、障害のある方達が育てた苗木を多数ご利用頂くと共に、植樹地の保全のための「育樹(除草)」の他、敷地内の道路の清掃や花壇の手入れ等の仕事を、福祉施設に継続的にご発注頂いています。「施設外就労」という形態で、障害者の就労支援に大きく貢献頂いており、心より感謝申し上げます。
トヤマhpIMG_4915s.jpg 2024年9月20日、(社福)小田原支援センターの皆さんと研進スタッフは、同社から依頼された植樹地に繁茂した葛(くず)の除去作業を行いました。2万本以上植えた木々は、樹高も伸びて素晴らしい企業緑化のお手本となっていますが、蔓性植物、特に、葛の成長は著しく悪影響を被る懸念もあります。頑固に絡みついた葛の蔓を粘り強くカットし取り除きます。作業は大変ですが、トヤマさんの食堂で素晴らしい眺望を望みながらのランチタイムを楽しみに、一同、暑さに負けずに頑張りました!

◆公園植栽/平塚市総合公園
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 平塚信用金庫(ひらしん)様の創立90周年を記念して2023年3月24日に、平塚市総合公園の一画に自然種の広葉樹25種類90本を植えました。シンボルツリーのアカガシは大きく伸ばし、周囲を取り囲む樹種は、公園の性格を踏まえて腰高で剪定して保全して行く計画です。
 1年半が経過しますが、1本も枯れずに活着し、順調に生長。中には、シンボルツリーのアカガシよりも高く伸びている樹種もあります。植栽全体を綺麗に剪定して整え、周りの雑草も刈り取りました。中央のアカガシが空へ向かって伸び、その他の苗木も混垣植栽として個性を発揮、人々の目を楽しませてくれます。
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【参考】平塚市総合公園/平塚信用金庫様創立90周年記念植樹式(2023.3.24)

三笠公園「よこすかキッズフェスティバル」~「ポット苗づくり」体験 ~

2024/09/15

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 2024年9月15日(日)、横須賀市の三笠公園において、「よこすかキッズフェスティバル」が開催されました。もの作り体験、縁日、雪遊び、ウオークラリー・謎解き、キッチンカー大集合・・と多彩な催しが用意され、様々な学びや遊びを提供する子供達のためのイベントです。公園に隣接する世界三大記念艦の戦艦三笠への乗船や、夜には打ち上げ花火もあり盛りだくさんの内容です。9月中旬とはいえ、強い日差しの残暑厳しい1日でしたが、大勢の家族連れで大盛況の賑わいとなりました。
 私達は、本イベントを協賛されている地元企業の(株)建新様からのお声掛けにより、昨年に続いて「ポット苗づくり」体験コーナー(無料)を設営させて頂きました。また、逗子の福祉施設「湘南の凪」さんと連携して、パン・菓子類の販売も実施!建新様には、進和学園が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトをご支援頂いていますが、その一環として、本イベントにも参加させて頂いています。心より感謝申し上げます。
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 ドングリや木の実から苗木を育てて植樹を行う取り組みは、18年目、これまでに出荷した苗木は37万本を超えています。横須賀市の湘南国際村めぐりの森では、福祉施設の森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」として、植樹・育樹活動を継続しています。横須賀市とは、有難いご縁に恵まれ、障害のある方達の社会参加にも繋がる貴重な機会となっています。
タブノキhpIMG_0852.jpg 「ポット苗づくり」では、アラカシ(ドングリの木)、タブノキ、クチナシの3種類の幼苗(1年生苗木)をお好みに応じてポットに移し替える作業を体験頂きました。自ら作ったポット苗は、殆どの皆様がご自宅で育てるためにお持ち帰り下さいました。200個用意したポット全てが利用される盛況振りでした。小さな可愛い苗木の栽培を通じて、子供達に自然の大切さや命の尊さを感じて頂けたら幸いです。
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 苗木や資材に要する費用は、建新様からの「いのちの森づくり」へのご協賛により賄われます。子供達の情操教育及び障害者の工賃還元にも貢献出来る意義深い催事でした。

「よこすかキッズフェスティバル」案内チラシ(PDF)
どんぐりポット苗の作り方(PDF)

松沢幼稚園「土のがっこう」/土と苗木と触れ合う情操教育

2024/09/10

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 学校法人雲柱社松沢幼稚園(東京都世田谷区上北沢)では、「自然を感じる保育」を目指して子供達の情操教育に注力されています。本年4月23日に「土のがっこう」と名付けたイベントを行い、12名の子供達と父兄7名が参加して園庭に13本の植樹を行いました。落葉を再利用した土壌を整え、鳥を呼ぶ樹種としてガマズミ、ムラサキシキブ等を植えました。苗木は、進和学園「いのちの森づくり友の会」より寄贈させて頂きました。
土はどこ?292694.jpg これに続いて、9月9日には、「土のがっこう」を再開、落葉や枯れ枝から作った腐葉土を用いて、進和学園で栽培中の幼苗を新たなポットに植え替え、苗木の生長を促すこととしました。子供達には、実際に素手で土に触れてもらい、五感で何かを感じ取ってもらいます。落葉は、ダンゴムシやミミズ等の小さな生き物の餌となり、その養分を得て植物は育ちます。今回は、子供達27名と父兄4名に、研進スタッフもご一緒させて頂いて和気藹々と作業に励みました。植替え用の苗木は、ナンテン、マンリョウ、ヒメヒイラギ、ヤマモミジの4種類32本を、同じく進和学園「いのちの森づくり友の会」より提供させて頂きました。
 私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトは、障害のある方々の自立・就労支援を一義的な目的としていますが、「環境」「教育」及び「労働」との連携を目指しています。特に、これからの社会を担う子供達に豊かな情操を育み、自然の大切さや命の尊さを体験を通じて学ぶ機会を提供することの意義は大きいと考えます。保育園、幼稚園及び「学校の森づくり」にも積極的に取り組み、少しでも貢献出来れば幸いです。

【参考】
 嬉しいことに、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へ活動報告書を頂きました。
松沢幼稚園「土のがっこう」(2024.4.23)     *松沢幼稚園「土のがっこう」(2024.9.9)
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なおび幼稚園2013hpIMG_0803.jpg
【参考】なおび幼稚園植樹祭~子供達の成長を願って!~(2013.3.7)

「高尾小仏育樹祭2024秋」に参加!

2024/09/07
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 2024年9月7日(土)、「高尾小仏育樹祭2024秋」が開催されました。NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)が共催、進和学園「いのちの森づくり友の会」も「協力」の立場で参画しています。
 レナフォの植生工学士にボランティア、地盤造成を担われた鹿島建設・清水建設の方々に加え、同地での植樹・育樹活動をご支援頂いている企業様から、株式会社パソナ及びPGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)の社員の皆様も参加下さり、総勢92名が集いました。
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 この活動は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「自然の森」を再生する取り組みです。2017年に始まり、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用しています。毎年、秋に植樹祭を実施し、昨年の第7回植樹祭をもって頂上部に達してフィナーレを迎えました。私達が推進する「いのちの森づくり」の大切な拠点の一つであり、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。
 木々は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が必要です。植樹地の一部には鹿やイノシシが侵入し、獣害を被った部分や台風・豪雨の影響を受けた箇所の手直しも求められます。今回は、主に、昨年の秋に植樹した場所を対象に、育樹(除草)作業と密植度が落ちた所に14種類113本の補植を行うこととしました。
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 この日の気温は34度・・9月初旬でもあり「高尾小仏育樹祭2024夏」というタイトルの方が合っている?と思いつつ、額の汗を拭いながら急斜面での作業にチャレンジ!猛暑のせいでしょうか?雑草の繁茂は著しく、階段通路にも覆いかぶさる状態で、植樹地に分け入るのにも苦労しました。熱中症には十分に注意して、皆で力を合わせて頑張りました!
 補植した苗木113本については、PGF生命様からの進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を活用して提供させて頂きました。また、進和学園メンバーの工賃(労務費)及び諸経費についても、企業・団体・個人の皆様からのご寄付やご協賛に基づき賄わせて頂いています。多くの皆様のお力添えにより、「森づくり」を通じた自然環境保全及び障害のある方々の自立・就労支援にも貢献出来ますことに心より感謝申し上げる次第です。
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 雑草との格闘!ご苦労様でした。作業を終えた皆様の笑顔が疲れを吹き飛ばしてくれました!
 「お土産」には、パソナ・グループの特例子会社(株)パソナ・ハートフルさんの焼菓子セット、進和学園の「湘南みかんぱん」(第4回全国逸品セレクション準グランプリ受賞)/「湘南ブルーベリーぱん」:(「パンのフェスアワード2020」ブロンズ賞)が用意されました。
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「いのちの森づくり」オフシーズン 派生業務に取り組む!

2024/08/30

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 猛暑続きの夏、「いのちの森づくり」は、植樹や育樹作業はお休みですが、「どんぐりハウス」で栽培している苗木への「水遣り」は欠かせません。「どんぐりグループ」は、日々、暑さに負けずに活動しています。
 また、室内でも楽しめる「里山BONSAI」キットの準備や発送の請け負い、イベントで展示する苗木の企画等、「いのちの森づくり」から派生した
業務にも取り組んでいます。

三機工業(株)様のご支援に感謝! ~ 湘南国際村 植樹・育樹活動 ~

2024/08/08

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 三井グループの総合設備建設会社である三機工業(株)様は、CO2(二酸化炭素)削減に通ずる環境保全活動として「SANKI YOUエコ貢献ポイント制度」を運営され、サステナブルな社会の実現に貢献されています。有難いことに、同制度において、私達が取り組む「湘南国際村めぐりの森」での森林再生活動をご支援頂いています。2016年からご寄付を賜り、この度の100万円を加えて、ご寄付累計は、811万3,000円となります。また、同社社員の皆様には、毎年、植樹祭にご参加頂いており、交流を図りながらご一緒に植樹を行っています。
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同社からのご寄付は、進和学園が運営する「いのちの森づくり友の会」基金として、「湘南国際村めぐりの森」における植樹用の苗木提供及び育樹(除草)活動に活用させて頂いており、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)に所属する障害のある方々の労賃にも還元されています。既に、10,062本の植樹を行っていますが、更なる植樹と育樹が可能となり、心より感謝申し上げる次第です。
三機工業様訪問hpIMG_0476.jpg 2024年8月8日、「どんぐりブラザーズ」の一員である社会福祉法人湘南の凪(逗子市)及び進和学園・研進の代表は、三機工業(株)サステナビリティ推進本部様を訪問、ご支援への御礼と最近の取り組みについて報告させて頂きました。同社の皆様には大変温かくお迎え下さり親しく懇談すると共に激励のお言葉を賜りました。皆様のご支援ご期待にお応え出来るよう、これからも植樹・育樹活動に、一同力を合わせて取り組んで
参ります。

「湘南国際村めぐりの森」の植樹・育樹作業に従事している福祉施設は、現在、次の5法人6施設となります。原則、毎週金曜日(真夏と真冬以外)の午前中に育樹作業を行い、主に知的・精神障害のある方々の貴重な就労機会となっています。友の会ロゴMG_5234 (2).jpg
  ① 社会福祉法人湘南の凪(mai!えるしい)
  ② 社会福祉法人湘南の凪(えいむ)
  ③ 
社会福祉法人横須賀黎明会(横須賀ヘーメット)
  ④ 社会福祉法人敬愛(けいあい工房)
  ⑤ 社会福祉婦人みなと舎(ライフゆう)
  ⑥ 社会福祉法人進和学園(しんわルネッサンス)

「みなと舎」広報誌に掲載/初めての植樹祭参加と苗木栽培に挑戦!

2024/08/05

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 社会福祉法人みなと舎ライフゆう様(横須賀市)には、本年度より、私達から苗木(現在200本)の栽培を委託しています。同施設は、医療型重度障害児者入所施設で、車椅子をご利用の方も多いのですが、苗木への「水やり」等、日々のお世話を担って頂いています。
 また、5月12日(日)、施設からも近い湘南国際村での植樹祭にも参加下さいました。福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」の仲間が増えたことを嬉しく思います。
 同施設の機関誌「SSKUたまごむし」(2024年7月)に関連記事が掲載されました。

「SSKU たまごむし」(社会福祉法人「みなと舎」広報誌:2024年7月)

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苗木のご利用に感謝!~ 自宅で育てて植樹しよう! ~

2024/08/02

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 今般、ある企業様より、自然環境保全に向けたCSR(企業の社会的責任)及びSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みの一環として、進和学園が栽培した植樹用のポット苗をご注文頂きました。社員の皆様が、ご自宅で一定期間、苗木の栽培を体験し、その上で、植樹を実践しようという計画です。約30名の皆様からお申込み頂きました。3種類の自然種の広葉樹(2~3年生苗)を選び、苗木3本をセットして段ボール梱包に仕立て、7月末に発送を完了しました。
ヤンセンファーマhpDSC_2657.jpg 植樹地については、私達が関係する植樹祭や関連イベントをご紹介申し上げ、ご一緒に取り組むこととしています。新たなお仲間をお迎えして、「森づくり」の輪がまた広がることを嬉しく思います。進和学園から巣立った苗木のご利用に感謝申し上げますと共に、小さな苗木が皆様の手により大地に植えられ、何れ立派な森に生長することを祈念しています。

「どんぐりブラザーズ」猛暑でも大活躍!~ 植樹地での育樹作業 ~

2024/07/30

 「いのちの森づくり」では、福祉施設による連携チーム「どんぐりブラザーズ」が日々の活動に励んでいます。苗木の栽培及び植樹・育樹作業が主たる役割ですが、現在、10を超える福祉施設が何らかの形で参加しています。多くの皆様からのご支援に基づく「いのちの森づくり友の会」基金を活用して、貴重な就労機会となっています。
友の会ロゴMG_5234 (2).jpg 特に、植樹地の「育樹」は、雑草の刈り取りや蔓性植物の除去により苗木の生長を促すと共に、必要に応じて枝打ちや剪定を行い、環境を整える大切な作業です。
 今年の夏も、猛暑日が続いており、熱中症対策には十分注意しながら、作業を実施しています。
 最近の二つのケースをご紹介します。

◆湘南平高麗山公園(7月24日)
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 「かながわの景勝50選」にも指定されている湘南平高麗山公園は、進和学園が運営するホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」もあり、私達にとって大切なスポットです。平塚市みどり公園課のご協力の下に、2015年に、苗木213本を植えました。ヤマザクラは伸ばし、その他の樹種は年2回程、剪定を行って公園緑化の一部を形成しています。
  また、昨年10月27日に、NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)と進和学園の共催により実施した「土中環境改善植樹体験講座」(講師:NPO法人地球守 高田宏臣様)による植樹地の育樹作業も行いました。レナフォの植生工学士及び関係の皆様6名も参加下さり、進和学園メンバーと協力して、点在する「しがらみマウンド」における植樹地の育樹作業に励みました。
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◆湘南国際村めぐりの森(7月26日)
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 私達の「いのちの森づくり」の拠点の一つである湘南国際村めぐりの森では、宮脇昭先生のご指導の下、2009年から植樹を開始し、これまでに、約7万7千本を植えています。バブル期の開発跡地に自然の森を再生する取り組みで、原則、毎週金曜日の午前中に、近隣の湘南の凪(mai!えるしい、えいむ)、よこすか黎明会(横須賀ヘーメット)の皆さんとご一緒に、相互交流を図りながら取り組んでいます。
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 今季の最終作業日となるこの日は、13名が参加しました。横須賀市道沿いのC地区(モッチの樹ミニ植樹祭の場所)及びC特区と呼ばれる植樹地の育樹を行いました。8月はお休みし、9月後半からルーチンとしての活動を再開予定です。

宮脇メソッド「タブの忌」植樹祭(神奈川県秦野市)

2024/07/15

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 2024年7月15日(月・祝)、神奈川県秦野市平沢向山において、「宮脇メソッド『タブの忌』植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-」が開催されました。「いのちの森づくり2020↗プラス4未来へ」及び出雲大社相模分祠が主催し、「本物の森」づくりを唱えた故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)の遺志を受け継ぎ、「宮脇メソッド」と呼ばれる潜在自然植生に基づく植樹(混植・密植)を行うものです。2021年秋の「宮脇昭追悼植樹祭」の植樹地に隣接する場所に、約100名が参加して自然種の苗木22種類/1,200本を植樹しました。
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 パリ・オリンピックを10日後に控えた7月16日が宮脇昭先生の3年祭に当たることから、先生がこよなく愛したタブノキ(樹種名)にちなみ「タブの忌」植樹祭を行い、「宮脇メソッド」を世界に向けて発信しよう!という想いを込めたイベントです。開会式では、主催者を代表して出雲大社相模分祠長の草山清和様が挨拶され、植樹祭の趣旨と意義を説明されました。高橋昌和 秦野市長も参加され、「秦野市を自然の観光スポットにしたい!」と強調。植樹を指導されている中村幸人先生(東京農大名誉教授)は、地球温暖化に伴う異常気象や自然災害への対策として、豊かな「森」を再生する必要性を説かれました。
宮脇メソッド植樹祭hp2IMG_8429.jpg 「宮脇メソッド」による植樹を学び理解するためのプログラムが組まれました。竹を利用した土留めづくりから苗木の仕分け、植樹に加えてマルチング(稲わら)敷き詰めに至るまで、3班に分かれて作業に励みました。幸いにも、心配された降雨や猛暑は避けられたものの、湿度は相当高く皆さん汗を流しながら奮闘!予定の1,200本の植樹を実現し達成感に浸りました。
宮脇メソッド植樹祭hp1IMG_8429.jpg 今回も、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用頂きました。在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。ご支援頂いた企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。

         協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 株式会社 サン・ライフ  苗木600本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 ブロードリーフ株式会社   苗木363本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 いのちの森づくり2020⤴プラス4未来へ  苗木181本をご購入の上ご提供。
 ミドリ安全株式会社  苗木56本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。

植樹祭案内チラシ :宮脇メソッド「タブの忌」植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-

「いのちの森づくり」の両輪~「販売」と「友の会」基金~

2024/07/14

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 「いのちの森づくり」プロジェクトは、故  宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)をはじめ多くの皆様のご指導ご支援を得て、18年目を迎えています。進和学園及び連携福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」が、ドングリや木の実を集め苗木を育て、様々な場所で植樹を行っています。また、植樹地の保全のための育樹(除草・剪定等)も障害のある方々の貴重な就労機会となっています。
 これまでに提供した苗木は、36万5,000本(2023年3月末現在)を越えていますが、本プロジェクトを持続可能な作業種とするためには、「販売」と「友の会」基金の両輪が揃わなければなりません。「販売」は、栽培した苗木をご購入の上ご利用頂くことです。植木業者さんと同じですが、潜在自然植生種を中心とする苗木のニーズは限られており、思うように売れないことも多いのです。そこで、「いのちの森づくり友の会」基金を活用して、公共性が認められる場所(公園、学校、施設、防潮林、道路側道等)に苗木を寄贈して、関係の皆様と協力して植樹を行います。植えた後も、雑草や蔓性植物から苗木を守るための育樹(除草・剪定等)を障害のある方々の就労の場として、「友の会」基金から労務費(最低賃金の50%以上)を支給しています。
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 これまでに提供した苗木36万5,026本の内訳は、上表の通り「友の会」基金活用によるものが15万7,795本ですので、「販売」は、20万7,231本となります。累計では「販売」が約57%を占めますが、最近は、「友の会」基金による提供の方が多くなっています。
 これからも「いのちの森づくり」を継続して行くためには、「販売」と「友の会」基金の両輪が必要であり、皆様のご理解ご支持が得られるよう、一同で力を合わせ取り組んで参ります。

【「いのちの森づくり友の会」基金の活用/最近の事例から】
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 これまでの活用実績は、次のリンクから参照下さい。
 ⇒ 「いのちの森づくり友の会」基金活用実績

【販売(育樹作業の受注を含む)/最近の事例から】
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苗木のご購入/育樹作業等のご発注の2023年度実績は以下を参照下さい。
⇒ 2023年度苗木ご購入・育樹作業ご発注実績 

「いのちの森づくり友の会」会報第15号を発行!~ 2023年度活動報告 ~

2024/07/13

会報第15号表紙hp20240712_0001.jpg 私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトを支えて頂いている「いのちの森づくり友の会」の会報第15号(A4版20ページ)を発行しました。
 2023年度は、対象事案が多かったこともあり、本号は、紙面を20ページ(通常12ページ)に増やして編集しています。会員の皆様及びご寄付・助成・協賛を頂いている個人・団体・企業様には、登録住所宛に送らせて頂きます。
 今年、お陰様で、研進(進和学園の営業窓口会社)は、創立50周年を迎えます。故 
宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)との出会いから始まった「いのちの森づくり」は、研進が先導する形で2006年秋にスタート、18年目となります。経済・社会環境の変化に伴い、事業の多角化の象徴的な取り組みとして注力して参りました。福祉施設の連携による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」には、現在、10施設以上が参加、ドングリや木の実から苗木を育て、各所での植樹・育樹活動による自然環境保全や障害者の自立・就労支援に繋がっています。
 「いのちの森づくり友の会」の基金は、公共性を有する場所(公園・学校・防潮林・道路側道等)への苗木提供・植樹活動を支え、苗木の栽培や植樹地の保全のための育樹(除草・剪定等)作業を障害のある方達の工賃に還元することを可能としています。出荷した苗木は、累計36万5千本(内「友の会」基金活用分は15万7千本)を超え、障害者に「ディーセントワーク(Decent Work):働き甲斐のある人間らしい仕事」をもたらしています。SDGs(持続可能な開発目標)の根幹を為す「環境」及び「社会(ソーシャル・インクルージョン)」にも通ずる取り組みと言えます。
 多くの皆様のご指導ご支援の下に、「いのちの森づくり」は、進和学園の看板プロジェクトに成長して参りました。心より感謝申し上げます。これからも、皆様のご期待に沿えるよう、一同で力を合わせチャレンジして参ります。引き続き、宜しくお願い申し上げます。   
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逗子第一運動公園植樹地アダプトプログラム(第3回保全作業)

2024/06/19

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 逗子市が運営する公園や緑地に係る「アダプトプログラム(里親制度)」を適用して、逗子第一運動公園における「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)の活動を本年度から進めています。身近な公共空間である公園や緑地の保全と活用について、市民が里親となって管理するもので、官民協働による「まちづくり」を推進することを目的としています。
 2024年6月19日(水)、第3回目の作業を行いました。湘南の凪(mai!えるしい&えいむ)と研進スタッフの9名が参加しました。2014年に、宮脇方式で植樹した場所の保全として、①除草 ②補植20本を実施すると共に、今回、植樹地の外側で公園内通路に沿った植栽箇所についても新たな保全活動がスタートしました。
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 潜在自然植生の森の東側に、外来種の唐ネズミモチが何本も侵入し、5~10mとかなり大きく生長して茂っているため、植樹地の日照を遮っているのです。そこで、逗子市(緑政課)に相談したところ、唐ネズミモチの間伐・剪定を了承下さいました。また、毒性があるものの、大気汚染に強く花が綺麗なことから夾竹桃が植えられていますが、これもかなり徒長して枝が暴れる状態にあるので間伐・剪定を実施することをご了解頂きました。
 私達が、ルーチンとして行う作業は、植樹間もない場所の育樹(除草)ですので、大きく生長した樹木の伐採(間伐)や剪定は殆ど経験が無く若干不安でしたが、電動小型ノコギリ及び手動ノコギリを使って作業に着手!今日は、唐ネズミモチ5本と夾竹桃2本を対象に選びました。倒木でケガをしないよう、通行人の有無も確認しながら安全第一を心掛けて実施しました。

【参考】
作業報告(第3回:2024.6.19)  ・作業報告(第2回:2024.5.22) 
逗子第一運動公園アダプトプログラム キックオフ(2024.4.17)

池袋第一小学校の植樹地を確認!

2024/06/12

池袋第一小学校hpIMG_4588.jpg
 東京都豊島区が推進する「グリーンとしま」再生プロジェクト実行委員会が2024年6月11日に開催され、委員を務める研進スタッフも参加しました。併せ、同プロジェクトの一環として、2022年9月6日に植樹した池袋第一小学校の植樹地の様子を見て来ました。1年9ヶ月が経過し、写真のように順調に生長!小さな森の風情も感じられます!皆さんと力を合わせて植えた木々が元気に伸びている姿には感動を覚えます!

【関連記事】池袋第一小学校「いのちの森」記念植樹(2022.9.7) 

豊島区 「いのちの森苗木」配布 ~ 官公需の優先発注に感謝!~

2024/06/03

進和学園hpIMG_2579s.jpg
 東京都豊島区では、2009年度から緑化活動を推進する「グリーンとしま」再生プロジェクトを実施しています。地域における植樹・育樹活動に加え、様々な教育・啓蒙プログラムも組まれています。
 2024年6月2日(日)、豊島区役所本庁舎南側地区広場において、お馴染みの「つる植物・いのちの森苗木」配付が行われました。会場には区民の皆様が次々に苗木を受け取りに来庁されました。今回も、有難いことに進和学園で栽培した苗木を含めて優先発注を頂きました。高中低木の自然種の広葉樹10種類1,286本の苗木をお持ち帰り頂きました。
苗木イラストhp2IMG_4435s.jpg
 豊島区より優先発注頂いた苗木の累計本数は、26,701本となりました。豊島区が一連の緑化プロジェクトにおいて、障害のある方々が手掛けた苗木を継続して優先発注下さっていることに、重ねて感謝申し上げる次第です。
集合写真IMG_2580s.jpg               官 公 需 の 優 先 発 注
 福祉施設で働く障害者の平均月額工賃は、1万7,000円台と低水準にあります。自立のためには障害基礎年金と合わせて最低賃金の3分の1以上が必要と言われています。行政より障害者福祉施設への仕事の発注、いわゆる「官公需」の優先発注を促進すべく、障害者優先調達推進法(2013年4月施行)が制定されています。
 豊島区では、同法が施行される以前から随意契約に基づいて、苗木を進和学園へ優先発注下さっており、苗木の栽培に従事する障害のある方々の働き甲斐や生き甲斐にも繋がっています。同法の適用も合わせ、障害者の就労支援に貢献する官公需の発注事例が増えることが期待されます。

【関連資料・記事】
「つる植物・いのちの森苗木」配布案内(豊島区ホームページより)
としまグリーンウェイブ2024 苗木配布 ~ 福祉施設への優先発注 ~(2024.5.13)

伊佐ホームズ様「初夏の集い」~進和学園の苗木ご利用に感謝!~

2024/06/02

 2024年6月2日(日)、伊佐ホームズ株式会社様の駒沢住宅・ギャラリー櫟(クヌギ)において「初夏の集い」が開催されました。今般、同社社長の伊佐裕様が、本多静六賞を受賞されたことを記念し、同社及び伊佐社長様とご縁のある大勢の方々がお祝いに参集されました。
伊佐ホームズ様初夏の集い2024_0001.jpg 作家の北康利様はじめゲストを迎えて「日本の公園の父、本多静六とは?」「水と生きる森と生きる」というテーマで、トークセッションが組まれました。また、「苗木の里親プロジェクト」として、ご希望の方には自然種の苗木をプレゼント!
光栄なことに、研進を通じて進和学園が栽培した苗木を中心に多数ご利用頂きました。
伊佐ホームズ様hpIMG_0103.jpg
 伊佐ホームズ様では、『THINK FOREST』のスローガンのもとに、木材産業の発展を通じて森林環境を守り、森林の総合的な価値並びに木の文化の本質を継承しようと尽力されています。同社では、東京都世田谷区を中心に注文住宅を施工、木造住宅の構造材として秩父材を使用していることもあり、「秩父FOREST」という植樹活動を展開されています。昨秋の秩父における植樹祭(サザエさん森へ行く植樹ツアー)では、進和学園に27種類407本の苗木をご注文賜りましたが、今回の催事においても私共に苗木をご発注下さり、心より感謝申し上げます。
苗木配布hpIMG_0125.jpg
 当日は、研進スタッフ3名も参加させて頂き、皆様と交流を図りながら、お客様への苗木の配布のお手伝いをさせて頂きました。
伊佐社長とIMG_0156.jpg

【関連記事】
 「伊佐ホームズ(株)様に感謝!サザエさん森へ行く植樹ツアー in 秩父」(2023.11.2)

「どんぐりで地球を守る 」(花水わくわく教室)~ タウンニュース掲載 ~

育樹に励む!~逗子・豊島区・新東名・湘南国際村の直近事例~

2024/05/22

 「いのちの森づくり」プロジェクトでは、ドングリや木の実から育てた苗木を各所に植樹しています。宮脇メソッド(混植・密植方式)では、2~3年生の樹高30~60cmの苗木を植えますが、植樹後2~3年間は、雑草や蔓性植物から苗木を守るための「育樹」(除草)を行う必要があります。春と秋は、植樹に加え、この育樹作業で大忙しとなります。直近の事例を紹介します。

◆逗子第一運動公園植樹地の保全(アダプトプログラム)
剪定hpIMG_0065.jpg

 逗子市が運営する公園や緑地に係る「アダプトプログラム(里親制度)」を適用して、逗子第一運動公園における「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)の活動が本年度から始まりました。身近な公共空間である公園や緑地の保全と活用について、市民が里親となって管理するもので、官民協働による「まちづくり」を推進することを目的としています。
 2024年5月22日(水)、第2回目の作業を行いました。湘南の凪(mai!えるしい&えいむ)、横須賀ヘーメットに研進合わせ14名が参加し、2014年10月に、宮脇方式で植樹した場所の保全として、①除草 ②枝打ち・剪定 ③補植40本を実施しました。 

【参考】
作業報告(PDF:2024.5.22)
逗子第一運動公園アダプトプログラム キックオフ(2024.4.17)

◆豊島区・電車の見える公園育樹活動(としまグリーンウェイブ2024)
集合写真IMG_2572s.jpg
 2024年5月19日(日)、東京・豊島区の「グリーンとしま」再生プロジェクト「としまグリーンウェイブ2024」の一環で、池袋本町電車の見える公園において育樹イベントが開催されました。同公園では、2013年春、宮脇昭先生のご指導により1,700本の広葉樹の苗木を植樹。進和学園栽培の苗木400本もご利用頂いた経緯があります。公園は人と自然が共生する場となるため、自然の森のようにメンテナンスフリーとは行かず、道路添いの枝の剪定や草本類の手入れも行っています。
 豊島区からは、それ以外の案件も含めて進和学園の苗木を官公需の優先発注として多数ご利用頂いています。プロジェクト実行委員会を中心に、区内各所の植樹や区民への苗木配布による緑化活動を推進、研進も実行委員会メンバーに名を連ねています。この日も、研進スタッフが参加し、皆様とご一緒に育樹作業に励みました。

◆新東名秦野丹沢育樹祭2024春
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 2024年5月18日(土)、新東名高速道路の丹沢スマートICアクセス(神奈川県秦野市戸川)に集合!2021年12月、道路斜面に「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」を目指して36種類3,394本を植樹した場所です。自然の森を育み環境と防災に活かす取り組みですが、植樹地の除草と補植を行う「育樹祭」が行なわれました。
 植樹祭と同様に、NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)いのちの森づくり2020↗が主催し、出雲大社相模分祠が共催、進和学園いのちの森づくり友の会も協力者として参画、(株)サン・ライフ様からの「友の会」へのご寄付を活用させて頂き、密植度が落ちた箇所に苗木60本を補植しました。
集合写真hpIMG_0015.jpg案内チラシ:新東名秦野丹沢育樹祭2024春

◆湘南国際村めぐりの森 育樹活動
 私達の大切な活動拠点の一つに湘南国際村めぐりの森があります。毎週金曜日の午前中、福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」の一員である、湘南の凪、横須賀ヘーメット他のメンバーが、これまでの植樹地(累計77,000本以上を植樹)のメンテナンスとして育樹作業を継続しています。
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「どんぐりの樹を育てよう」~花水地区町内福祉村(花水わくわく教室)~

2024/05/18

自己紹介hp3IMG_9932.jpg 
 2024年5月18日(土)、花水地区町内福祉村(神奈川県平塚市)主催の「花水わくわく教室」のプログラムとして、「どんぐりの樹を育てよう/ポット苗をつくってSDGsに貢献しよう」と題する、体験イベントが花水公民館において開催されました。本イベントは3回目ですが、今回も、私達が推進する「いのちの森づくり」の一環として、進和学園&研進スタッフは、当日の運営をサポートさせて頂きました。苗木や資材の提供その他経費は、ご支援頂いている企業・団体様からのご寄付から成る「いのちの森づくり友の会」基金を活用させて頂きます。
テントhp2IMG_9951.jpg 花水地区の小学2年生を中心に保護者の方も含めて20名が参加しました。冒頭、講義形式で、木や森の基礎知識を学びました。木の種類(広葉樹・針葉樹/常緑樹・落葉樹)をはじめ「自然の森」の役割として、光合成(二酸化炭素吸収)や地盤形成等の環境保全・防災に加え、SDGs(持続可能な開発目標)にも及ぶ内容です。小学校低学年の皆さんには、ちょっと難しかったかもしれませんが、とても熱心に聴いて頂きました。
 その後、2班に分かれて、①ポット苗づくり体験 ②桃浜公園(花水公民館に隣接)の樹木調べ を行いました。「ポット苗づくり」は、テーブル2台を用意し、アラカシ、タブノキ、ヤマザクラ、マンリョウの4種類の幼苗を育苗箱から1本づつポットへ移す作業を体験して頂きました。皆さん、夢中で作業を行い200個のポット苗が出来上がりました。
水やりhpIMG_9974.jpg
 ポット苗は、各自、お好きな樹種・本数をご自宅に持ち帰り育てて頂くこととしました。数年後、生長した苗木を持ち寄り、ご一緒に植樹する計画も立てたいと思います。

【関連資料】
花水わくわく教室「どんぐりの樹を育てよう」(案内チラシ)
どんぐりポット苗の作り方(PDF)

としまグリーンウエイブ2024 苗木配布 ~ 福祉施設への優先発注 ~

2024/05/13

としまグリーンウエイブ2024ushi[1].jpg
 東京都豊島区では、2009年度から緑化活動を推進する「グリーンとしま」再生プロジェクトを実施し16年目を迎えています。今年も、「としまグリーンウェイブ2024」(注)として具体的なプログラムが組まれています。
 (注)グリーンウエイブ:国連が定める国際生物多様性の日(5月22日)に、世界各地で木を植えることを契機に生物多様性について
   考える地球規模のキャンペーンです。豊島区では、この活動ともリンクさせて緑化プロジェクトを推進されています。
苗木配布hp2sIMG_2506.jpg
 2024年5月12(日)、豊島区役所本庁舎において、グリーンウェイブ活動参加団体への「いのちの森」苗木配付が行われました。今回も、有難いことに進和学園で栽培した苗木を含めて優先発注を頂きました。自然種の広葉樹10種類445本の苗木(注)をお渡しすることが出来ました。私達が手掛けた苗木が、地域の緑化や環境保全に活かされることは大きな喜びです。
(注)配布した10種類の苗木:イロハモミジ、ウラジロガシ、クチナシ、サツキ、ジンチョウゲ、センリョウ、ツツジ、ナンテン、ムラサキシキブ、ヤマブキ
20240512豊島区苗木イラストIMG_3641.jpg

【関連記事~2023年度~】
豊島区「いのちの森」苗木配布/ファーマーズマーケット(2023.11.20)
豊島区 苗木配布(官公需)に感謝!~(2023.9.24)
豊島区 苗木配布(官公需)に感謝!~(2023.6.4)
としまグリーンウェイブ2023「いのちの森」育樹活動に参加(2023.5.21)
豊島区 苗木配付(官公需)に感謝!(2023.5.8)

第26回湘南国際村めぐりの森植樹祭

2024/05/12

 湘南国際村植樹祭案内hp202405122).jpg 
 第26回湘南国際村めぐりの森植樹祭が、2024年5月12日(日)に開催され、約400名が参加しました。今回は、元々公募事業に割り振られていた土地が活用されていなかった場所で、大駐車場からも程近くの平地という好条件の植樹地を確保することが出来ました。横須賀市道沿いの植樹地に、苗木34種類2,340本を植樹しました。3,000本を植樹する計画で準備していましたが、地盤造成に手間と時間を要し、先ずは、植樹祭として2,340本を植樹、残り660本は、一般社団法人Silvaが中心となり、植樹地周囲の法面も含めて5月~7月初旬に植樹を完了させることとしました。

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 同地では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地に2009年より植樹を行い自然の森の姿を取り戻しています。地球温暖化や異常気象対策として、カーボンオフセット(CO2吸収)及び防災面においても、森林再生の意義は大きいと言えます。
 故 宮脇昭先生門下の藤原一繪先生(横浜国大名誉教授)の監修により、「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」の広葉樹を混植・密植方式(宮脇メソッド)により植えましたが、今回も、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を優先利用頂きました。在庫がない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て用意させて頂きました。多くの企業・団体・個人の皆様より心強いご支援を頂き、素晴らしい植樹祭を開催することが出来ましたこと、心より感謝申し上げます。
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            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
  三機工業(株)   苗木1,000本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  (株)サン・ライフ  苗木400本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 公益財団法人
 鎮守の森のプロジェクト
 苗木363本をご購入の上ご提供。
(湘南国際村混植・密植グループへの協賛を通じて)
 本田技研工業(株)  苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 三井住友海上火災保険(株)  苗木160本をご購入の上ご提供。
 (株)ホンダロジスティクス     苗木120本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 (株)建新  苗木97本のご提供についてご協賛。 

(注)苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。また、上記には、横浜ゴム(株)及び(株)家具の大正堂の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が一部含まれています。重ねて感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

三機工業様hpIMG_0137.jpg 湘南国際村めぐりの森は、環境省が推進する『30by30』、国の保護地域以外で生物多様性保全に資する地域『OECM』の自然共生サイトの対象地として、神奈川県より国へ申請される予定です。自然共生サイトへ登録されれば、2030年までの新たな世界目標への貢献としても国際的な環境保護エリアとして、世界より認識されることになります。
横浜ゴム様hpIMG_0033.jpg
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苗木仕訳hp2IMG_9811.jpg
 植樹祭を2日後に控えた5月10日(金)、苗木の仕分け作業などの準備を行ないました。東急建設(株)社員の皆様が、朝から大勢ご参加下さり心強い限りです。「どんぐりブラザーズ」の湘南の凪mai!えるしい&えいむ、進和学園の2法人3施設に研進も合流し、約50名が一般社団法人Silvaさんの指導の下、力を合わせて取り組みました。
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 樹種ごとにチームを割り振り、和気藹々と交流も図りながら、混植・密植方式(宮脇メソッド)の植樹に欠かせない事前準備を行いました。周囲の森から絶え間なく聞こえるウグイスの囀りも心地良く、充実した日中活動となりました。

「高尾小仏育樹祭2024春」に参加!

2024/05/11
高尾小仏タイトル2024hp2IMG_8179.jpg
 2024年5月11日(土)、「高尾小仏育樹祭2024春」に参加しました。主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティア、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地盤造成を担われた鹿島建設・清水建設の方々をはじめ約80名が集いました。
 この活動は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みで、2017年に始まりました。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用、毎年、植樹祭を開催し第7回の昨秋の植樹祭で盛土場の頂上部に達してフィナーレを迎えました。私達が推進する「いのちの森づくり」の拠点の一つであり、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。
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 7年間に及ぶ植樹活動に対し、NEXCO中日本八王子支社様より主催者で技術的な指導をされた国際ふるさとの森づくり協会さんに「感謝状」が贈呈されました。本植樹活動については、研進・進和学園から宮脇方式による植樹をNEXCO中日本様に提案、盛土場の自然を保全し、地盤を安定させ防災にも繋がる「森づくり」に賛同頂いて実現したという経緯にあります。私共にとっても「想い入れ」の深い取り組みであり、感慨もひとしおです。
高尾小仏植樹地平面図hpDSC_1764 (002).jpg
 これまでに植えた木は、22,000本を超えますが、順調に生長しています。植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が必要となります。また、一部に鹿やイノシシが侵入し、獣害を被った部分の手直しも粘り強く行って来ました。今回は、頂上部の最近の植樹地において、春の育樹(除草)と、密植度が落ちた箇所に60本の補植を行いました。補植用の苗木は、本田技研工業(株)様からの「いのちの森づくり友の会」へのご寄付を活用して提供させて頂きました。ご支援に心より感謝申し上げます。

【参考】
 高尾小仏植樹活動(2017~/トンネルの工事残土・盛土場の森林再生)

(株)サン・ライフホールディング様へ御礼訪問!~ いのちの森づくり ~

2024/05/01

サン・ライフ様御礼hp3IMG_9794.jpg
 冠婚葬祭・福祉・文化事業を展開される(株)サン・ライフホールディング様(神奈川県平塚市)には、進和学園が運営する「いのちの森づくり友の会」基金に対して、2009年度から継続してご寄付を賜っています。コロナ禍における厳しい経済環境においても、中断することなくご支援を頂き、ご寄付の累計は2,300万円に及びます。
植樹地hp5IMG_7175.jpg 同社からのご寄付を活用させて頂き、湘南国際村めぐりの森、国立神奈川病院、東北被災地(岩沼市)や遠州灘(浜松市・掛川市)の防潮林、国道134号線側道、高尾小仏の盛土場等の公共スペース35ケ所に、障害のある方々が栽培した苗木を中心に4万8,805本(本日現在)を植樹しています。私達が出荷した苗木の約13%が同社のご支援により実現しています。
 また、同社の慰霊塔(小田原市)の敷地には、進和学園の苗木を毎年50本ご購入の上植樹頂き、10年で500本を植えて「サン・ライフの杜」が豊かな自然の森として育まれています。
20160508サン・ライフ様&進和学園hpIMG_4888.jpg
森hp7IMG_7792.jpg
 2024年5月1日、進和学園&研進の代表5名は、同社が運営されるホテルサンライフガーデンを訪問させて頂きました。誠に光栄なことに、同社の定例会議の中でご挨拶申し上げ、進和学園のご紹介及び「いのちの森づくり」へのご支援への感謝の意をお伝え申し上げました。社長の比企武様はじめ社員の皆様には温かくお迎え下さり、昼食までご一緒させて頂きながら、近況や今後の事業展開についてのお話など、楽しく有意義な時間を過ごさせて頂きました。
 同社が、「いのちの森づくり」へのご寄付を通じた自然環境保全及び障害者の就労支援をはじめ、様々な社会貢献活動を通じて、CSR(企業の社会的責任)やSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを実践されていることに深く敬意を表する次第です。

【関連資料】
湘南ジャーナルIMG_7758.jpg  
 (株)サン・ライフ様News Release(2010.3.31)     同News Release(2013.11.26)

家具の大正堂様/苗木ご寄贈に感謝!

2024/04/22

大正堂様hpIMG_3961.jpg

集合写真hpIMG_9753.jpg (株)家具の大正堂様では、本店(神奈川県相模原市)の裏山を「るーたん ♪ の森」と名付け、2013年の秋から、社員の皆様と地域住民が協力して「森づくり」に取り組まれています。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が指導された混植・密植方式を採用し、10年以上が経過しました。当初から、進和学園で栽培した苗木を多数ご発注の上植樹頂いています。また、社員の皆様がドングリや木の実から苗木の栽培も手掛けられ、同社の緑化活動は、栄えある環境大臣賞にも輝いています。
積込み作業hpIMG_9757.jpg  
 2024年4月22日、同社で栽培されたアラカシ、シロダモ、シャリンバイ等の幼苗6種類620本を進和学園にご寄贈賜りました。これまでも度々、苗木をお譲り頂いていますが、私達の「いのちの森づくり」プロジェクトに栽培を引き継がせて頂き、湘南国際村や高尾小仏等の植樹祭をはじめ各所での緑化活動に有効に活用させて頂いています。
るーたんの森HP3IMG_7282.jpg
 今回も、社長の渋谷様が直々に「るーたん ♪ の森」をご案内下さいました。小さな苗木達は、立派に生長して「鎮守の森」とも呼べる厳かな佇まいに感動を覚えます。幸い、霧雨も止み、気持ちの良い自然の森の小径を散策しながら、親しく歓談させて頂きました。家具の大正堂様のご厚意ご支援に心より感謝申し上げます。

平塚信用金庫様「いのちの森づくり」プロジェクトご協賛に感謝!

2024/04/20

集合写真hpIMG_9750.jpg 平塚信用金庫(ひらしん)様には、2019年度より進和学園の「いのちの森づくり」プロジェクトに対してご協賛を頂いています。地域金融機関として、地元経済や人々の暮らしを支えて頂いていますが、進和学園の自主製品(湘南とまとジュース等)の販売促進の他、昨年(2023年)は、創立90周年に当たり、その記念行事の一環として平塚市のご協力も得て、平塚市総合公園の一画において記念植樹を実施されました。進和学園が栽培した苗木を優先的にご利用下さり、創立90周年にちなみ90本の苗木を植樹、地盤造りを含めて一連の作業を進和学園に「仕事」としてご発注賜りました。目録hpIMG_9747.jpg
 植樹から1年以上が経過しましたが、苗木の生長は良好で、シンボルツリーのアカガシには初々しい若葉が芽吹き、周囲を取り囲む多様な樹種の幼苗もしっかり活着して美しい緑地帯が育まれています。公園を訪れる人々も時々、設置された看板を覗いては緑を楽しんでおられます。春と秋の年2回程、植樹地の保全のための育樹(除草)作業を行いますが、進和学園メンバーが「施設外就労」として従事しています。有難いことに、「ひらしん」様からのご協賛金から労務費が賄われます。記念植樹hpIMG_6546.jpg
 2024年4月19日、進和学園及び研進の代表5名で「ひらしん」様を訪問、理事長の尾上達也様をはじめ社員の皆様にご協賛の御礼及び「いのちの森づくり」の活動報告を申し上げました。「ひらしん」様による親身なるご支援に心より感謝申し上げますと共に、皆様のご厚意ご期待にお応え出来るよう、これからも一同で力を合わせ取り組んで参ります。

【関連記事】総合公園に90本植樹/ひらしん90周年記念(2023.3.30)

逗子第一運動公園の植樹地/「アダプトプログラム(里親制度)」キックオフ!

2024/04/17

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 逗子市が運営する公園や緑地に係る「アダプトプログラム(里親制度)」を適用して、逗子第一運動公園における「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)の活動がスタートしました。身近な公共空間である公園や緑地の保全と活用について、市民が里親となって管理するもので、生活や自然環境に対する市民意識の高陽を図り、官民協働による「まちづくり」を推進することを目的としています。
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 私達が推進する「いのちの森づくり」と逗子第一運動公園とのご縁は、10年前に遡ります。2014年10月、逗子市の森づくりボランティア「ほととぎす隊」の皆様が、公園の一画に、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生(その土地本来の樹種)に基づく植樹1,000本を実施、その際、進和学園栽培の苗木に市の予算を付けてご利用頂いた経緯があります。10年近く経過し、小さな苗木が立派な森に生長している姿を見ると、感慨もひとしおで嬉しさが込み上げて来ます。
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 一方、台湾リスの被害により一部枯れが生じたり、既存木が土地本来の木々の生長を妨げる状況を確認。また、公園という人々が行き交う場所と自然の森の調和を図るために、木の枝の剪定や除草といったメンテナンスを施す必要性も生じています。そこで、逗子市にある湘南の凪に加えて、横須賀ヘーメット、進和学園他の福祉施設が取り組む「いのちの森づくり」の一環として、「アダプトプログラム」との連携を逗子市に相談申し上げました。作業に従事する福祉施設メンバーの労務費や補植用の苗木代金は、ご寄付やご協賛による「いのちの森づくり友の会」基金を活用させて頂きます。
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 2024年4月17日(水)、「どんぐりブラザーズ」&研進スタッフの合計14名が集い、逗子市緑政課のご担当者も立ち会って下さり、本活動のキックオフを行いました。天候も応援してくれたようで、爽やかな陽射しと森の木陰に身を寄せて、気持ち良く作業を進めることが出来ました。コンポストhpIMG_9742.jpgこの日は、張り出した横枝の剪定、小枝を利用した「しがら」による植樹地と通路の区切り、小枝や落葉を貯めて腐葉土を作る簡易コンポストづくり等に励みました。
 次回は、密植度が落ちた箇所の補植も含めて、5月中旬を予定しています。宮脇方式による植樹(混植・密植)のコンセプトを尊重しながら、公園の緑地に相応しい植樹地の保全に取り組んで参ります。

横浜ゴム様からの苗木ご寄贈に感謝!~14年連続/累計:48,125!~

2024/04/16

横浜ゴム様苗木ご寄贈hp416IMG_2929.jpg 
 横浜ゴム(株)様は、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導に基づく「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトを継続されています。社員の皆様がドングリや木の実から苗木を栽培し、自社グループ内での植樹に加え、苗木の提供活動も行われています。同社で育てた余剰苗を、進和学園にご寄贈頂いて私達が推進する「いのちの森づくり」において栽培を引き継がせて頂く連携取り組みは、2010年に始まり14年目を迎えました。
 2024年4月16日、同社平塚製造所様より、今年も、カシ類のドングリの木やマンリョウ等の低木も合わせ12種類1,144本をお譲り頂きました。進和学園&研進メンバーで苗木を引き取りに伺いました。平塚製造所平塚管理室室長の長尾亨様はじめ社員の皆様に温かくお迎え頂きました。トラックへの苗木積込み作業もご一緒に行って下さり、貴重な交流の機会ともなりました。
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 同社からのご寄贈苗木は、累計48,125本となり、その内、実際に植樹が実現している苗木は合計41,538本(266事案)に及びます。私達がこれまでに提供した苗木総数、約36万5千本の11%以上を占めることとなります。
 横浜ゴム様との連携は、森林再生を通じた自然環境保全は勿論、障害のある方々の就労支援にも繋がっています。CSR(企業の社会的責任)やSDGs(持続可能な開発目標)の観点からも意義深く、深く敬意を表すると共に心より感謝申し上げます。   

 ⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み

【参考資料】神奈川新聞「横浜ゴムから5300本の苗木リレー」(2010.8.12)

浜松「~KALAプロジェクト」防潮森へ苗木出荷!

2024/04/15

浜松へ出荷hpIMG_9672.jpg 浜松市の遠州灘海岸で継続している「~KALAプロジェクト」防潮森づくり、進和学園の苗木を毎回ご利用頂いていますが、今春も「補植」が計画され、2024年4月15日、私達の「どんぐりハウス」から160本の広葉樹の苗木を出荷しました。
 今回も「いのちの森づくり友の会」基金を活用して、同プロジェクトへ寄贈させて頂きました。
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タブノキhpIMG_9676.jpg

湘南国際村めぐりの森 ~ 日中作業 ~

2024/04/12

水道栓付近hp2IMG_9643.jpg
 湘南国際村めぐりの森での第26回植樹祭(5月12日予定)に向け、水道栓への通路において車両が入れるように周囲の木の枝や雑草の剪定を行うと共に、植樹予定地の造成過程で、周囲の竹藪を刈り取る整備作業を行っています。
 2024年4月10日(水)と12日(金)の午前中、上記の作業を中心に、「どんぐりブラザーズ」のメンバーで頑張りました!(4/10:湘南の凪えるしい&研進 6名、4/12:湘南の凪えるしい、えいむ、横須賀ヘーメット&研進 13名参加)

(社福)みなと舎ライフゆう様への「苗木の栽培委託」スタート!

2024/04/10

 「いのちの森づくり」プロジェクトでは、他の福祉施設に、苗木の栽培作業を委託し委託料を作業メンバーの工賃に還元する「苗木の栽培委託スキーム」を導入しています。研進&進和学園スタッフが、知識やノウハウを提供し、栽培上の技術指導をさせて頂いています。
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 この度、社会福祉法人みなと舎ライフゆう様(横須賀市)より、苗木の栽培を行いたいとのご相談を受け、2024年4月10日より、私共から同施設への苗木の栽培委託がスタートしました。同施設は、医療型障害児者入所施設・療養介護事業を担われ、重度障害のある方、車椅子ご利用の方も多いのですが、職員の皆様が、園芸班を立ち上げ敷地内の植栽や、可愛い多肉植物(サボテン類)の栽培を手掛けておられます。
 ライフゆうhp1695014773011.jpg施設を利用される皆さんも、苗木の「水やり」や「ポット苗づくり」に携わることで、少しでも日中活動を楽しく充実させたいとの願いも込めて打合せました。また、同施設は、私達の植樹活動の拠点の一つである湘南国際村めぐりの森のすぐ近くに所在しており、苗木の納品をはじめ実務面での便宜も図り易くメリットは大きいと言えます。お医者様が常駐する病院機能も有しており、熱中症その他、いざという時にも安心です。
 福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」に、医療型施設の皆様が参加されるのは初めてですが、ドングリや木の実から苗木を育て、植樹を行う取り組みは、老若男女や障害の有無に拘わらず、セラピー効果をもたらし心身の健康を保つ上でプラスになることは間違いありません。
 「いのちの森づくり」の仲間が増えることは、私共にとって大きな喜びでもあり、みなと舎ライフゆう様との出会いに感謝し、連携を深めて参りたいと思います。

環境ビジネスエージェンシー様に感謝!~「里山BONSAI」キット発送業務 ~

2024/04/05

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 株式会社環境ビジネスエージェンシー様は、Present Tree「URBAN SEED BANK・里山BONSAI」を手掛けておられますが、今般、同社のご支援を得て「里山BONSAI」キットをご注文下さったお客様(企業様)に、ご利用頂く幼苗をはじめ資材一式(容器(升)、土、コケ等)の準備及び梱包・発送業務を請け負わせて頂きました。里山BONSAI」キットDSC_2495.jpg
 昨年9月から打合せを始め、同社の皆様の丁寧かつ親身なるご指導の下、進和学園「どんぐりグループ」メンバーが、計画的に作業を進めて来ました。幼苗は、主に、進和学園で栽培した苗木(1年生ポット苗)から選定、資材と合わせて箱詰めします。実際の発送業務は、3月下旬からスタートし4月の第1週に、合計1,000セットの発送手配を完了しました。働き甲斐のある仕事に恵まれ、充実した日中活動となりました。
 環境ビジネスエージェンシー様とは、「いのちの森づくり」プロジェクトに関連して、種々の案件で連携していますが、今回も、障害のある方達が従事する福祉的就労の拡充に、特段のご配慮を賜りました。心より感謝申し上げます。
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集合写真hpDSC_2108.jpg【参考】環境ビジネスエージェンシー様のWEBサイト
 ① 【現地視察ルポ】「社会福祉法人進和学園」へ行ってきました!
 ② 【森を守る人々】民福連携の力で森づくりを進める-(株)研進 出縄貴史さん-

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