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情報・トピックス

花粉症根絶プロジェクト/ふるさとチョイス ~広島県神石高原町から開始!~

d_a4b20787[1].jpg広島県神石高原町及び NPO法人ピースウィンズ・ジャパン様が、プロジェクトオーナーとなり、国内NO.1の「ふるさと納税」WEBサイトである「ふるさとチョイス」から、森林再生を通じて「花粉症」を根絶しようというプロジェクトが立ち上がりました。
日本では、4人に一人が花粉症患者とされ「国民病」とも言われています。その発生の要因となるのがスギやヒノキ等の人工林ですが、戦後、植林されたスギやヒノキ等の針葉樹はその後、需要の低迷や林業従事者の後継者不足等から放置された状態となっています。人工林は、適切に人の手による管理を行わないと健全な状態を保つことが出来ず、日本の山林の多くが荒廃の危機に晒されています。そのため、近年相次ぐ豪雨や水害によって、倒木が押し寄せる土砂災害の一因としても指摘されています。
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このプロジェクトは、花粉飛散や土砂災害の要因となるスギやヒノキ等の人工林を間伐して、日本の里山に合った自然種の広葉樹に植え替えます。シイやカシ類に代表される広葉樹は、直根・深根性で、それらの主木を中心に生物多様性を踏まえた多種類の樹種を混植・密植します。自然の森は、メンテナンスも容易で保水性にも優れ地盤をしっかりと守り防災にも役立ちます。
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更に、本プロジェクトでは、植樹活動の過程で苗木の栽培や育樹作業等を、障害者の就労機会に繋げて行く計画です。私達が推進する「いのちの森づくり」も本取り組みに積極的に参加して行く考えです。広島県神石高原町からスタートするこの取り組みは、「自然の森」の再生に尽力されている静岡県掛川市をはじめその他の地域にも広げて行くことが期待され、関係者による調整も進めています。
皆様の本プロジェクトへのご支援ご協力をお願い申し上げます。

NPO法人ピースウィンズジャパン様/ニュース・リリース(2017.12.6)

ご支援はこちらから
  ⇒ ふるさとチョイス(ふるさと納税)「花粉症根絶プロジェクト

朝日新聞「地球教室」参加賞 ~ 福祉施設自主製品ご利用に感謝! ~

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朝日新聞「地球教室」
は、独自教材の提供、出張授業や各種イベント等、多様なメニューから成る充実した環境教育プログラムで、今年、10年目を迎えます。小学校高学年の「かんきょう新聞・作文」には、本年度、全国から11,900名を超える応募があり、参加賞について今回も福祉施設自主製品をご利用頂きました。
<参加賞:(1)と(2)より選択頂きました>
(1)植樹用ポット苗
  
進和学園の「どんぐりグループ」がドングリや木の実から大切に育てた可愛い幼苗です。 
(2)エコグッズ(何れかをプレゼント)
  ① 野菜栽培キット
:「いっぽ舎」(川崎市)の皆さんが環境に配慮した商品アイデアを出し合
   い製作されたペットボトルでつくる野菜の栽培キットです。
  ②くるみボタン・マグネット:「多摩ワークショップ」(川崎市)の皆さんが、端切れをカッ
   トし、組付作業を次の福祉施設で協力・分担して対応しました。
   「進和学園」(平塚市)「みんなの家ミミ」(平塚市)、「かたつむりの家」(大磯町)、
   「みんなの広場」(秦野市)、「小田原支援センター」(小田原市)

ボタンマグネットhpIMG_2112.jpg何れも、研進が仲介させて頂きました。障害を乗り越え作業に励んでいる皆さんの努力が報われたことを嬉しく思います。
特に、くるみボタン・マグネットは、大量のご発注にお応えしようと進和学園がコーディネートを行い、6つの福祉施設が連携・協力して成果を挙げることが出来ました。
幼苗は、いのちの森づくりプロジェクトとして進和学園のメンバーが栽培したもので、ご利用は8年連続。学校や家庭で育てて頂き、植える場所に困った場合は、「苗木の里親制度」により進和学園に送り返して頂き植樹することが出来ます。更に、学園で育てている東北産の苗木にバトン・リレーを行い、その苗木を東北に送って被災地の復興に役立てるユニークな「植樹リレー」を継続しています。
朝日新聞様が、本企画の参加賞として、毎年、福祉施設自主製品を採用下さっていることに心より感謝申し上げます。

朝日新聞掲載記事「未来につながる環境教育を」(2018年2月広報特集)

しらゆり保育園 楽しい「どんぐりポット苗づくり」~ いのちの森づくり ~

苗木観察hp2IMG_1974.jpg進和学園が運営するしらゆり保育園(平塚市)では、住宅街の一角で家庭的な雰囲気に包まれて、「すこやかなこころとからだ」「友達と安定した関係の中で活き活きと遊ぶ」ことを保育目標に掲げ、0才から5才までの子供達(定員60名)が元気に過ごしています。
ポット苗hpIMG_1994.jpg2018年2月15日、年長・年中の幼児達が、進和学園「どんぐりグループ」メンバーと交流しながら、楽しい「どんぐりポット苗づくり」を体験しました。どんぐり(アカガシ)の幼苗からどのように根が出て芽が伸びるか?子供達は興味津々・・!皆、元気良く作業にチャレンジしてくれました。
幼い内から、命の尊さ、自然の大切さに触れ、豊かな心を育む上で、また、同保育園が掲げる保育目標に照らしても、この「ポット苗づくり」体験は最適なプログラムと言えます。
私達は、福祉・環境・教育の連携に繋がる「いのちの森づくり」プロジェクトを、今後も積極的に推進して参ります。
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進和学園・いのちの森づくり友の会では、2015年度から3年連続で、花王・みんなの森づくり活動助成(花王株式会社様、都市緑化機構様)のご支援を得て「ポット苗づくり」に要する資材(土、ポット等)を調達させて頂いています。しらゆり保育園での「ポット苗づくり」も同助成のご支援を賜りました。心より感謝申し上げます。

「どんぐり育苗キット」の発送業務開始!

育苗キットhp20140608.jpg私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトでは、皆様に「自然の森」の再生に参画頂きたいとの願いから、楽しい「どんぐり育苗キット」を提供させて頂いています。ご家庭で職場で学校で、実際に「どんぐり」をトレーに撒いて発芽させ、可愛いポット苗を栽培することが出来ます。2年程栽培して樹高が30CM以上になったら植樹します。植樹場所に困った場合は、進和学園が関係する植樹イベントをご案内させて頂きます。
自然の営みを実体験をもって学習、また、緑化による環境保全や「どんぐりブラザーズ」(福祉施設で働く障害のある方々)の自立就労支援にも役立ちます。
     どんぐりキットポット苗づくり.jpghp.jpg
参考 : 2017年シーズン スタッフ栽培レポート
この「どんぐり育苗キット」は、「志の高い日本」の実現を目指し活動されている志ネットワーク青年塾(主宰:上甲晃様)の皆様による東北被災地における防潮林植樹を実践するために考案され、今年で6年目を迎えます。早々にお申込みを頂いた青年塾の皆様を中心に、今シーズンもキットの発送業務を開始しました。1~2月に「どんぐり」を撒くと春には発芽し幼苗を育てることが出来ます。皆様もチャレンジしてみては如何でしょうか?

*「どんぐり育苗キット」のお求め・お問合わせ:                                 
  ⇒ (株)研進(進和学園就業支援団体)「いのちの森づくり」プロジェクト係
       TEL:0463-58-5267 FAX:0463-58-2675

「いのちの森づくり」プロジェクトを進める社会福祉法人進和学園(平塚市)によるどんぐり育苗キットです。
*詳細はこちらをご覧下さい。 ⇒ 「どんぐり育苗キット」
<どんぐり育苗キットでの育て方>
①どんぐりをトレーにまいて発芽させます。
②トレーで発芽したどんぐりの葉が双葉から四葉のころにポットに植え替えます。
③地上30㎝以上に成長して根がポットに充満したら植え時です。
<キットの内容/価格 1700円(税・送料別)
 どんぐりキットtvk-donguri0[1]hp.jpg
・どんぐり20個
 ・トレー
 ・底鉢ネット
 ・土(トレー用・ポット用)
 ・もみ殻
 ・記録プレート21枚
 ・産地シール
 ・ポット20個
 ・説明書
            
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「エコメッセ」の皆様をお迎えして!

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自然との共生を優先した「まちづくり」を目指し実践されている環境まちづくりNPOエコメッセの皆様が、「いのちの森づくり」をはじめ、私達の活動をご視察されました。
2018年1月15日、福祉工場「しんわルネッサンス」におけるホンダ車部品組立、農産物加工(湘南とまと工房)、そして、進和学園「どんぐりハウス」での苗木の栽培状況をご覧頂くと共に「ポット苗づくり」も体験頂きました。
皆様には、2013年秋にもご視察頂いていますが、今回は、私達が注力している「学校の森づくり」として、地元の太洋中学校の校庭での植樹現場や国道の側道緑化、スーパーの店舗緑地帯の事例をご案内申し上げました。
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同NPOの皆様には、「いのちの森づくり友の会」へのご寄附を通じて、東北被災地(岩沼市、仙台市、南相馬市)の防潮林植樹への苗木提供をご支援頂いている他、湘南国際村(横須賀市)や高尾小仏(東京・八王子市)における植樹にもご参加頂いています。皆様との交流は、私共にとって大変心強く、これからも種々の取り組みで連携の実を挙げて参りたいと思います。 
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「ヤマユリ」再生プロジェクト始動!

ミドリ20171227hp.jpg今般、研進&進和学園は、公益財団法人かながわトラストみどり財団様の助成を受け、「ヤマユリ」の花を再生する取り組みを開始しました。
本プロジェクトは、同財団の会員(寄付者)から事務局への一通のお手紙が契機となっています。2016年7月に起きた「津久井やまゆり園」での痛ましい事件(相模原障害者施設殺傷事件)を受け、ご自身も障害のあるお子様(45才)の将来を案ずるお母様(80才)から、昔は各所に見られた神奈川県の花「ヤマユリ」を増やすことで、悲劇を悼み多くの人々の心の癒しとしては如何?というご提言に基づいています。
私達は、「いのちの森づくり」において、ドングリや木の実から苗木を育て森林再生の取り組みを進めていますが、同財団の方からこのお話を伺い、大変遣り甲斐のある事業であり、少しでもお役に立てるのであればとの想いから「ヤマユリ」の栽培を請け負わせて頂くこととしました。財団専務理事の西ヶ谷孝之様より、自生種の「ヤマユリ」の球根、木子(小球根)及び種子を譲り受け、福祉工場「しんわルネッサンス」の中庭に植えて栽培を始めました。宿根草の「ヤマユリ」が生長して開花するには長期を要する見込みですが、地道に粘り強くチャレンジして参りたいと思います。

本件に関し、同財団の機関誌に記事が掲載されました。
⇒ 「ミドリ(midori)」No.107 冬号2017/「かなユリ・チャレンジ」球根贈呈式hpIMG_0730.jpg
  参考:「ヤマユリ」再生プロジェクト資料 (2017.11.13)
     「ヤマユリ」再生プロジェクト資料 (2017.11.21)

「いのちの森」苗木配布 ~ 東京都豊島区3ヶ所で「区民ひろばまつり」 ~

東京都豊島区では、地域に緑を増やす「グリーンとしま」再生プロジェクトを推進されています。豊島区及び関係の皆様のご理解ご支援を得て、進和学園で栽培している苗木を継続してご利用頂いています。
秋のイベントとして、「区民ひろばまつり」が3ヶ所で開催され、地域の子供達や家族連れで賑わいました。各会場で「いのちの森苗木配布」が行われ、進和学園が栽培した苗木6種類1,000本が参加者にプレゼントされました。
何れも、豊島区が進和学園に優先発注下さったもので、「いのちの森づくり」に励む障害のある方々の自立就労支援にも繋がっています。豊島区及び関係の皆様に、重ねて感謝申し上げます。

■「清和ひろばまつり」 2017年11月18日(土)
第11回「清和ひろばまつり」が、区民ひろば清和(清和小学校)において開催されました。私達が手掛けた自然種の低木4種類(ナンテン、ジンチョウゲ、マンリョウ、クチナシ)合計400本の苗木を皆様にお持ち帰り頂きました。清和まつりhpIMG_1051.jpg

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■「高南ひろばまつり」 2017年11月25日(土)
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快晴の秋空の下、区民ひろば高南(高南小学校)に、大勢が集い盛況のイベントとなりました。「清和ひろばまつり」と同じく、進和学園栽培の幼苗4種類400本が参加者に配布されました。進和学園「どんぐりグループ」が出張し、豊島区職員の皆様のご支援を頂きながら対応し、貴重な社会参加の機会にもなりました。

■「長崎ひろばまつり」 2017年11月25日(土)
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第10回「み~んなのひろばまつり」の会場となった「区民ひろば長崎」においても苗木配布が行われました。研進&進和学園職員が参加し、皆様と交流を図りながら幼苗4種類200本(ヤマブキ、マサキ、ナンテン、マンリョウ)を希望者に配布させて頂きました。

           官 公 需 の 優 先 発 注 に 感 謝 !      
福祉施設で働く障害者の平均月額工賃は、1万5,000円台と低水準にあります。自立のためには障害基礎年金と合わせて最低賃金の3分の1以上が必要と言われています。行政より障害者福祉施設への仕事の発注、いわゆる「官公需」の優先発注を促進すべく、障害者優先調達推進法(2013年4月施行)が制定されています。
豊島区のように福祉施設への発注を優先することにより、障害のある方々の働き甲斐や生き甲斐に繋がる事例が増えることを期待したいと思います。

湘南グリーンコネクション2017に参加!

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2017年11月25日(土)、(公財)かながわトラストみどり財団湘南地区推進協議会が主催する掲題イベントが伊勢原市立中央公民館において開催されました。
本イベントは、地域の「みどり」を考える集いとして毎年開催される講演会です。今回は、「ピーター・ラビットの生みの親:ビアトリクス・ポターと英国ナショナルトラストについて」と題し、大東文化大学の河野芳英教授が講演されました。英国の絵本作家ビアトリクス・ポターの生涯と彼女が生前から支援し、その遺産を寄附してナショナルトラスト運動に貢献した実績等を分かり易くお話しされ、参加された大勢の皆様は熱心に聴講しました。
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光栄なことに、展示スペースでは、私達が取り組む「いのちの森づくり」プロジェクトを紹介する機会に恵まれました。また、(公財)かながわトラストみどり財団様に予算措置を講じて頂き、進和学園で栽培した苗木6種類(サツキ、ジンチョウゲ他)からご希望の苗を選べる無料配布も行われました。用意した110本の苗木は、全て皆様にお持ち帰り頂きました。ご家庭や職場で「みどり」を増やし楽しんで頂けたら幸いです。
このような意義深いイベントにお招き頂き、障害のある方達が育てた苗木をご活用下さった(公財)かながわトラストみどり財団はじめ関係の皆様に心より感謝申し上げます。

松田町自然館「いのちの森づくり」感謝祭 ~ 皆様のご厚意に感謝! ~

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松田町自然館
(神奈川県足柄上郡)は、館長の渡邊建雄様はじめ関係の皆様のご理解ご協力の下、「どんぐりブラザーズ」の仲間であるNPO法人パソボラサークル(農業ステーション)及び進和学園メンバーが育てた苗木の貴重な植樹地をご提供下さっています。2016年度より、「生き物を呼ぶ森づくり」「ふるさとの森づくり」を手掛け、今後「五感で楽しむ森づくり」「季節を彩る森づくり」等、種々のコンセプトを盛り込んだ植樹活動を計画、子供達からお年寄りまで、多くの方々とご一緒に取り組んでいます。ここに植える苗木は、大勢の皆様からのご寄附から成る進和学園「いのちの森づくり友の会」基金を活用して植えさせて頂いています。
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2017年11月18日(土)、有難いことに「いのちの森づくり」感謝祭が開催されました。この日、予定していた60本の植樹に加え、「どんぐりクッキー」「どんぐり団子」の手作りイベントに進和学園メンバーもご招待頂きました。どんぐり(マテバシイ、スダジイ)から作ったお菓子をご馳走になり、美しいオカリナの演奏を楽しむ等、皆様との交流も深まる楽しい一時を過ごしました。皆様のご厚意に心より感謝申し上げます。
松田町自然館での一連の植樹活動は、福祉・環境・教育の貴重な連携事例を積み重ねています。

日野自動車グリーンファンド助成・活動発表会~「学校の森づくり」を発表!~

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公益財団法人日野自動車グリーンファンド(HGF)
は、「社会環境との調和」を基本理念として、「地球規模で考え、足元から行動する」をモットーに、様々な環境緑化、自然保護に係わる事業の実践・助成をされています。
平成28年度の助成対象として、①植樹 ②環境保全 ③調査・研究 ④教育・啓蒙 の4区分を合わせ17件が選定され、光栄なことに、「植樹」の区分において、私達が手掛ける「いのちの森づくり友の会」による「学校の森づくり」に50万円を助成賜りました。
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2017年11月11日(土)、日野自動車21世紀センター(東京都八王子市)において、本年度の助成金贈呈式及び前年度の助成団体発表会が実施されました。
私達は、2016年度の秋から本年度6月にかけて、「日野自動車グリーンファンド学校の森づくり」の名称で、「どんぐりブラザーズ」(進和学園はじめ福祉施設の森づくりチーム)が栽培した自然種の苗木を、校庭の周囲や空いているスペースに植樹し学校の緑化を推進しました。
具体的には、開成南小学校(神奈川県足柄上郡)において、本助成を最大限活用させて頂き同校の教育プログラムと連動する形で子供達と一緒に校庭の緑地帯づくりを実施しました。発表会においては、「いのちの森づくり友の会」会長で進和学園「どんぐりグループ」代表の井上朝陽職員が、活動の成果を発表させて頂きました。
私達の活動をご支援頂いた日野自動車グリーンファンド(HGF)様に、改めて感謝申し上げますと共に、今後とも、皆で力を合わせて「いのちの森づくり」に取り組んで参ります。

発表内容 ⇒ 日野自動車グリーンファンド学校の森づくり(いのちの森づくり友の会)   
進和学園「いのちの森づくり」プロジェクト

tvk(テレビ神奈川)ニュースハーバー特集!/2017秋 湘南国際村めぐりの森 植樹・育樹祭

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  こちらをクリック!拡大してご覧下さい。
    ⇒ tvkニュースハーバー特集「2017秋 湘南国際村めぐりの森 植樹・育樹祭」
tvk(テレビ神奈川)の番組「ニュースハーバー」において「2017秋 湘南国際村めぐりの森植樹・育樹祭」(11月5日)の模様が紹介されました。
三浦半島のほぼ中央、広葉樹林の森が広がる地域に、バブル期に開発が入り森が失われてしまった場所にある湘南国際村めぐりの森。この地域を、本来の自然豊かな森に再生しようと、毎年行われている植樹活動を特集し報じました。進和学園&研進は、本活動のプロジェクト・メンバーとして参加しています。
今般、約130名が参加した植樹&育樹イベントの狙いや意義を分かり易く紹介。主催者の協働参加型めぐりの森づくり推進会議/混植・密植植樹推進グループの川下都志子グループ長(NPO法人Silva)のインタビュー及び苗木の栽培に励む「どんぐりブラザーズ」(連携福祉施設)の一員である(社)湘南の凪えいむの取り組みに加え、参加者の声や感想も交えて伝えています。
今回、自然種の苗木620本が植樹されましたが、多くの皆様のご支援を得て、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」が手掛けた苗木を多数ご利用頂きました。テレビ・ニュースで取り上げて頂いたことは、一同の「働く喜び」「役立つ喜び」に直結するものと感謝申し上げます。

進和学園「いのちの森づくり」プロジェクト    湘南国際村めぐりの森

浜松「~KALAプロジェクト」/遠州灘 防潮森づくりに参加!

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2017年11月5日(日)、浜松市の遠州灘海岸における防潮森植樹祭「~KALAプロジェクト」が開催されました。当日は、湘南国際村めぐりの森(横須賀市)での植樹祭とも重なりましたが、進和学園&研進より代表4名が参加させて頂きました。
本プロジェクトは、NPO法人縄文楽校様はじめ、防潮森づくりの賛同者による継続的な活動で、潜在自然植生の樹種(主に常緑広葉樹)を植樹することにより津波にも耐える沿岸の「防潮森」構築を目指すものです。過去3年間、実績を積み上げ18回目を数えますが、天候にも恵まれ、浜松城北工業高校はじめ学生の皆さん、地元企業や自治会、ボランティアの方々が集い、23種類600本の苗木を植えました。黒松の砂防林の内陸部に幅1mで約200mに亘り植樹。防潮堤17.5kmに及ぶ植樹計画は、皆様の熱意と志により着実に前進しています。
 宅建協会様hp16.jpg   
今回も、進和学園で働く障害のある方達が栽培したポット苗600本をご利用頂きました。有難いことに、静岡県宅建協会様が全量をご購入の上、プロジェクトにご寄贈下さいました。心より感謝申しげます。
また、横浜ゴム(株)様(新城工場他)よりお譲り頂いた幼苗を、進和学園が栽培を引き継がせて頂いた苗木が相当数含まれています。
多くの皆様に支えて頂き、私達が手掛けた苗木が環境保全や防災にも役立つことは大きな喜びあり、苗木栽培や植樹活動に励む障害のある方々の働き甲斐や生き甲斐にも繋がっています。
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 「~KALAプロジェクト」防潮森だより VOL.11(2017.11.5)
 facebook/浜松~KALAプロジェクト   横浜ゴム(株)様との連携による植樹活動

2017秋 湘南国際村めぐりの森 植樹・育樹祭 ~ 都市近郊の森づくり ~

 

2017年11月5日(日)、快晴の秋空の下、湘南国際村めぐりの森(横須賀市)において、約130名が集い植樹・育樹祭を開催しました。開会式では、本プロジェクトの趣旨説明に続いて、この活動をご指導され、目下リハビリ療養中の宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)からの祝辞録音メッセージも披露されました。
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植樹hpIMG_0707.jpg開発用地として緑を失っていた荒地が、多くの自然種の樹種を植えることにより本来の森の姿を取り戻しています。地球温暖化への対策として、二酸化炭素(CO2)の吸収に資する植樹は、ささやかながら意義深く有効なエコ活動と言えます。
この日、私達は、次の二つのグループに分かれて、参加者間の交流を図りながら力を合わせ「自然の森」を育む活動に爽やかな汗を流しました。
①大地再生箇所への植樹:
 水脈誘導/土壌生物活用/炭・枯草等による土壌改良(通気浸透水脈改善)を施した手造り地盤
 に「その土地本来の樹種」の広葉樹を複数選択して、620本の苗木を混植・密植しました。
②前年度植樹地の育樹:
 前年に植樹したC地区の道路沿いエリアのメンテナンス作業として、雑草を除去する育樹作業を
 行いました。(植樹後2~3年間は、小さな苗木よりも雑草の生長が早く日照を遮ってしまうこ
 とから、育樹(除草)作業が必要となります。地盤が固い湘南国際村では、通常より苗木の生長
 が遅く、その分、育樹期間も長期を要する状況です)
植樹hpIMG_0697.jpg  
①の大地再生箇所において、有り難いことに、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を活用頂きましたが、下記4団体様のご支援・協賛を得て提供させて頂きました。植樹を通じた環境保全並びに障害者の自立就労支援にも繋がり、心より感謝申し上げます。 

                協賛企業・団体(敬称略)
 三機工業(株)  苗木300本を「いのちの森づくり友の会」への
 ご寄附を通じてご提供。 
 NPO法人 Silva  苗木222本をご購入の上ご寄贈。
 三井住友海上火災保険(株)  苗木200本をご購入の上ご寄贈。
 この日、内50本を植樹。残りは別途植樹予定。 
  NPO法人GoodDay  苗木114本をご購入の上ご寄贈。
 この日、内48本を植樹。残りは別途植樹予定。

 また、上記苗木には、横浜ゴム(株)、tvk(テレビ神奈川)、(株)家具の大正堂の社員の皆様が栽培した幼苗を、進和学園にご寄贈頂き栽培を引き継がせて頂いた苗木が相当数含まれています。重ねて御礼申し上げます。
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(注)湘南国際村における補植:

今秋も、三井住友海上火災保険(株)様、NPO法人GoodDay様他の協賛を得て、合計438本の苗木を補植する予定です。これまでの累計植樹本数は約52,000本、2013年から着手した補植は約4,300本で比率は約8%です。逗子泥岩の固い地盤、強風の沿岸域という厳しい条件を克服し、90%以上の苗木が活着し生長は緩やかですが着実に根付いています。宮脇昭先生が提唱される潜在自然植生による密植・混植方式の成果が確認出来ます。
  案内チラシ
   ⇒ 2017秋 湘南国際村めぐりの森 植樹・育樹祭のご案内

高尾小仏植樹祭 ~ 積み残し4区画875本の植樹を完了! ~

「高尾小仏植樹祭2017」(2017年10月29日)は、台風接近による荒天のため参加人数が約70名と少なく、当初予定の10区画2,469本の内、6区画1,594本に変更して実施した結果、4区画875本の植樹を積み残す結果となりました。
台風が過ぎ去った10月31日(火)と11月1日(水)の両日、植樹地の盛土場を管理される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)他の社員の皆様と進和学園及び弊社が中心となり、力を合わせて残り全量の植樹を無事完了させることが出来ました。
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              積み残し4区画 875本 植樹作業参加者
           参加者(敬称略)    10月31日(火)  11月1日(水)
  中日本高速道路(株)&(株)大林組   午前中4人/午後6人    3人
  社会福祉法人進和学園       -     5人 
 (株)研 進(障害者就業支援団体)       5人      7人 
  NPO法人国際ふるさとの森づくり協会         -    1人
 合 計   午前中9人/午後11人      16人

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藁縄hpIMG_0642.jpg植樹祭本番の雨天から一転、爽やかな晴天に恵まれ、裏高尾の美しい自然に囲まれ秋の空気を胸一杯に吸い込みながら、苗木の植込み、稲ワラを敷き詰めるマルチング及びワラ縄張りの一連の作業を実施しました。中日本高速道路(株)他の社員の皆様は、大変熱心に取り組んで下さり、私達と親しく交流しながら、いわゆる「民福(民間と福祉)連携」の実を挙げることが出来ました。
これら積み残し作業についても、大勢の皆様からのご寄附やご支援から成る「いのちの森づくり友の会」基金を活用させて頂きます。皆様に支えて頂き、植樹活動による自然環境保全並びに障害者福祉にも貢献出来ますことに重ねて感謝申し上げる次第です。
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 案内チラシ ⇒ 「高尾小仏植樹祭2017」(PDF)

高尾小仏植樹祭~雨にも泥濘にも負けず!進和学園の苗木ご利用に感謝!~

2017年10月29日(日)、東京都八王子市裏高尾町(都立高尾陣場自然公園内)において、「高尾小仏植樹祭2017」が開催されました。中央高速道路建設で出来た小仏トンネルの残土による広大な盛土場に、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱される「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生しようというプロジェクトがスタートしました。
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宮脇方式による植樹活動を実践されるNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、盛土場を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、公益社団法人国土緑化推進機構及び毎日新聞社が共催、行政の後援を得ると共に、進和学園いのちの森づくり友の会が、苗木の提供等について特別協力という立場で参画させて頂きました。
プロジェクトの初回イベントで、事前の宣伝告知も十分ではなく、あいにくの雨天にも拘わらず約70名が参加!当初計画の10区画2,469本の植樹を参加者数及び現場の状況を踏まえ、6区画1,594本に変更して実施しました。参加頂いた皆様は、雨にも泥濘(ヌカルミ)にも負けずお互いに協力し合い、泥まみれになりながらも達成感に満ちた時間を共有!一仕事遣り遂げた連帯感と絆は、5ヶ年計画の本プロジェクトに大きな力を与えてくれるものと思います。
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進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木が多数利用され、「森づくり」を通じた環境保全に加え、障害のある方達の自立・就労支援にも繋がる意義深い植樹祭となりました。この日、積み残した4区画875本の植樹については、天候の回復を待ってNEXCO社員の皆様と進和学園・研進メンバーが、実施することとしました。


*「どんぐりブラザーズ」が手掛けた苗木を含めて合計2,469本をご利用頂きましたが、下記
 企業・団体様(敬称略)のご支援ご協賛により実現しました。厚く御礼申し上げます。
 ・NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ):1,044本
  (国土緑化推進機構・緑の募金より助成)
 ・株式会社サン・ライフ (進和学園いのちの森づくり友の会基金を通して):529本
 ・本田技研工業株式会社 (同 上):300本
 ・株式会社ホンダロジスティクス (同 上):300本
 ・横浜低温流通株式会社 (同  上):244本
 ・ホットケーキ・パーラーFru-Full (同  上):52本
*また、上記の苗木には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂
 き、栽培
を引き継がせて頂いた苗木が合計895本含まれています。重ねて感謝申し上げます。
   横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
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 参考:*レナフォ「高尾小仏植樹祭2017が開催されました!」
    *毎日新聞(東京版)「雨の八王子2500本を植樹」(2017.10.30)
     (注)本新聞記事は、次の点で事実を誤って報道していますのでご留意下さい。
        ①荒天のため参加者は、当初予定の約100人から実際は約70名でした。
        ②植樹本数は、参加者と当日の状況に鑑み、約1,600本(6区画)に減らし
         て実施しました。積み残しの875本(4区画)は、天候の回復を待って、進
         和学園&研進が中心となり植樹することとしました。
          ⇒ この点について、訂正記事(2017.11.16)が掲載されました。
        ③「時折の雨」ではなく、常時、降雨があり足元も大変悪い状態でした。
    *案内チラシ ⇒ 「高尾小仏植樹祭2017」(PDF)

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平塚養護学校 校庭緑地帯づくり  ~ 「共生」への願いを込めて! ~

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2017年10月26日、神奈川県立平塚養護学校の小学部・中学部の児童・生徒さん、先生と進和学園メンバーが協力して、校庭の緑地帯づくりを行いました。横浜国大名誉教授の宮脇昭先生のメッセージ「自然の森は色々な種類が混ざり合っている。仲の良いものだけを集めても駄目。人間社会も同じ・・」を踏まえ、私達も一緒に力を合わせ「その土地本来の樹種」を混ぜ合わせ315本の苗木を植えました。お互いの個性を尊重し、思いやりの心を大切にして共に生きるという「共生」への願いを込めて、多くの樹種から成る混垣植栽が誕生しました。
私達の「いのちの森づくり」プロジェクトにおいて、特別支援学校(養護学校)での緑化活動は、伊勢原養護学校に続いて2校目。私達の「どんぐりハウス」(苗木栽培場)からも程近く、進和学園に多くの卒業生をお迎えしている平塚養護学校において、福祉・環境・教育の連携を目指す取り組みが実現しましたことを嬉しく思います。苗木の生長と重ねて、児童・生徒の皆さんの成長を見守りたいと思います。
尚、植樹に伴う費用は、多くの皆様からの「いのちの森づくり友の会」への寄附金を活用させて頂きます。本取り組みにご理解ご協力を頂いた校長の柴山洋子先生、教頭の吉田浩司先生はじめ諸先生方、職員並びにご支援頂いた皆様に、心より感謝申し上げます。
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参考:神奈川県立伊勢原養護学校 緑地帯づくり(2015年秋)

開成南小学校・校庭緑地帯づくり ~ 福祉・環境・教育の連携を目指して! ~

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            * * * * * * * * * *
私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトは、障害のある方々の就労機会を創出すると共に、環境や教育との連携を目指しています。特に、未来の担い手となる子供達や若者と行う「学校の森づくり」には、積極的に取り組んでいます。
2017年10月12日、開成南小学校(神奈川県足柄上郡)の園芸委員会(5・6年生)の児童の皆さんと協力して、校庭の緑地帯づくりを実施しました。これまで、同校では全学年で「学校の森づくり」に参加頂いていますが、今回も、「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」に倣い、色々な自然種の広葉樹を混ぜて密植し生物多様性に富む緑地帯を目指しています。個性を尊重しながらお互いに切磋琢磨して共に生きるという「共生」の理念を学び、「森づくり」を通じた「人づくり」への願いを込めた取り組みです。園芸委員会の皆さんは、明るく元気にチャレンジしてくれました。小さな苗木を植える体験は、自然の大切さや命の尊さを学ぶ絶好の機会となったのではないでしょうか?
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尚、植樹に伴う費用は、多くの皆様からの「いのちの森づくり友の会」への寄附金を活用させて頂きます。本取り組みに深いご理解ご協力を頂いている同校の佐藤裕校長先生はじめ諸先生・職員の皆様、並びにご支援者に心より感謝申し上げます。
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TBSテレビ 「EARTH Lab」で紹介!/ 「里山BONSAI」プロジェクト

TBSテレビ取材hpIMG_0110.jpg里山BONSAI」は、ヒノキの間伐材をくり抜いた鉢に、進和学園の「いのちの森づくり」プロジェクトにおいて栽培している苗木を植えて里山の風情を楽しめるユニークな寄植盆栽です。
環境ビジネスエージェンシー様が主導される「アーバンシードバンク」取り組みの一環としてプロデュースされ、製作を研進・進和学園が請け負わせて頂いています。
この度、TBSテレビの下記番組において、日本の里山再生への祈りを込めた「里山BONSAI」プロジェクトが紹介されました。
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・番組:TBSテレビ「EARTH Lab -次の100年を考える -」
・放映:2017年10月7日(土) 23:54~
・内容:日本の国土の約40%を占める里山は、人の管理が放棄され荒地化が進んでいます。暗く
    荒れてしまった森を再生すべく、樹木の間伐により光を入れ、新たに植樹を行い環境保全
    を推進する取り組みを紹介しました。
    環境ビジネスエージェンシーの鈴木敦子代表へのインタビューを通じて、本プロジェクト
    を象徴する「里山BONSAI」に込められた願いと、その製作を請け負う社会福祉法人
    進和学園での作業現場を取材、そこで働く障害のある方達の自立・就労支援にも繋がって
    いることを報じました。
放映概要はこちら
 ⇒ TBSテレビ「Earth Lab-次の100年を考える」/里山BONSAIプロジェクト
(参考)       
*You Tube配信(編集:環境省)⇒ 「里山BONSAI」プロジェクト     
* 環境省HP掲載記事はこちら ⇒ 環境省グッドライフアワード・レポート
*環境大臣賞表彰式の模様はこちら ⇒ アーバン・シード・バンク(2016.12.15)
*「里山BONSAI」のご購入お申込み ⇒ 「アーバン・シード・バンク」商品オーダー

嬉しい出来事 5題 ~ いのちの森づくり ~

私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトは、企業・団体・個人の多くの皆様に支えて頂いています。2006年の取り組み開始から11年、障害のある方達との連携から生まれた「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)の活動も拡がり、苗木の提供本数は21万本を超えています。本プロジェクトはイベントも多く、全てをご紹介することは困難ですが、最近の嬉しい出来事/トピックスを5つご披露させて頂きます。

■宮脇昭先生 久し振りの野外活動 ~ 出雲大社相模分祠にて ~
宮脇先生hp2IMG_0199.jpgリハビリテーションのため療養中の宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が、2年8ヶ月振りで野外活動をされました。
2017年9月26日、利用施設から程近い出雲大社相模分祠(神奈川県秦野市)に参詣、草山清和宮司(分祠長)の御計らいによる「植樹トライアル」を実施されました。光栄なことに、ポット苗の準備を私共が担わさせて頂きました。
宮脇先生のご指導による「鎮守の森」に囲まれて、先生は、タブノキやカシ類の苗木を愛でながら終始笑顔で植樹方法や注意すべきポイントを解説下さいました。
先生のご快癒と現場復帰を心より祈念申し上げる次第です。
    20170926宮脇先生hpIMG_0205.jpg

■(株)家具の大正堂様より苗木240本ご寄贈!
(株)家具の大正堂様では、本店の裏山の森林保全に社員の皆様と地域住民の方々が協力して取り組まれています。「るーたん ♪ の森」と命名され、進和学園で栽培した苗木を多数ご利用頂いています。敷地内のシラカシの母樹から、社員の皆様がドングリを採集し苗木の栽培にも挑戦されています。
   大正堂様hpIMG_0082.jpg
2017年9月21日、同社よりシラカシの苗木240本を進和学園に寄贈頂きました。春に続いて2回目のご寄贈となりますが、今回も、社長の渋谷金隆様はじめ社員の皆様が温かくお迎え下さいました。

■レナフォ主催 湘南国際村 緊急育樹(除草)作業
20170918レナフォ湘南国際村育樹hpIMG_0068.jpg湘南国際村めぐりの森(横須賀市)では、「どんぐりブラザーズ」の一員である「湘南の凪」及び「横須賀ヘーメット」の皆さんと研進が協力して、定期的に育樹(除草)作業を実施しています。植樹後2~3年は、雑草の繁茂により苗木の生長が阻害されるため除草作業が必要です。今春、2,500本を植樹した場所が、一夏を経過して雑草が異常にはびこる状況に置かれました。
NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)の皆様が、緊急に育樹イベントを企画して下さいました。2017年9月18日、レナフォの植生工学士の皆様を中心に、研進スタッフも加わり12名で精力的に除草作業を実施、予想を上回る成果を挙げることが出来ました。
   20170918レナフォ湘南国際村育樹hpIMG_0076.jpg
  作業記録 レナフォ主催「湘南国際村めぐりの森・育樹作業」(2017.9.20)

■国土緑化推進機構様より「Silva/湘南国際村めぐりの森」に助成決定
国土緑化推進機構御礼hpDSCN8535.jpg国土緑化推進機構様の特定公募事業より、湘南国際村めぐりの森(横須賀市)における混植・密植方式による植樹活動に対する助成が決定しました。
助成は、一般社団法人Silva様が受けられますが、その恩恵は全てのプロジェクト・メンバーが享受します。「どんぐりブラザーズ」が手掛ける苗木の調達資金にも活用され、障害のある方達の工賃にも還元されます。
2017年9月13日、Silva様に同行して、国土緑化推進機構様に御礼訪問させて頂きました。

■横浜ゴム様より中古ポット&トレーご寄贈
2017年9月1日、横浜ゴム(株)平塚製造所様のご厚意により苗木栽培用の中古ポット及びトレーを多数ご寄贈頂きました。ビニル製のポットは、幼苗の栽培に繰り返し使用出来ます。また、ポット苗を20本収容出来るトレーも大切な資材です。
       浜ゴム様hpIMG_9936.jpg
横浜ゴム様は、「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトにおいて、社員の皆様が苗木栽培と植樹に加え苗木の提供活動を進めておられます。同社各工場で栽培された余剰苗を、進和学園にご寄贈頂いて栽培を引き継がせて頂く「森づくり」の連携は7年目となりますが、それ以外にも、色々な局面で同社の皆様にお世話になっています。

 ⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み

「いのちの森」苗木配布 ~ 東京都豊島区「官公需」の優先発注に感謝!~

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東京都豊島区では、人口密度日本一の地域に緑を増やす「グリーンとしま」再生プロジェクトを推進されています。2009年より、私共もプロジェクト・メンバーとして参加、関係の皆様のご理解ご支援を得て、進和学園で栽培している苗木を継続してご利用頂いています。
豊島区の皆様とhpIMG_0160.jpg2017年9月24日(日)、としまセンタースクエア(豊島区役所1階)において、「区をもっと緑豊かなまちへ/つる植物・いのちの森苗木配布」イベントが実施されました。私達が手掛けた自然種の広葉樹(シラカシ、ヤマザクラ、ナンテン等)10種類合計577本の苗木も区民の皆様にプレゼント!
今回も、豊島区が進和学園に優先発注下さったもので、「いのちの森づくり」に従事する障害のある方々の自立就労支援にも繋がっています。豊島区及び関係の皆様に、重ねて感謝申し上げます。

            官 公 需 の 優 先 発 注 に 感 謝 !      
福祉施設で働く障害者の平均月額工賃は、1万5,000円台と低水準にあります。自立のためには障害基礎年金と合わせて最低賃金の3分の1以上が必要と言われています。行政より障害者福祉施設への仕事の発注、いわゆる「官公需」の優先発注を促進すべく、障害者優先調達推進法(2013年4月施行)が制定されています。
豊島区のように福祉施設への発注を優先することにより、障害のある方々の働き甲斐や生き甲斐に繋がる事例が増えることを期待したいと思います。

ホンダロジスティクス様 企業緑化のご発注に感謝!~ いのちの森づくり ~

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株式会社ホンダロジスティクス
様は、Hondaグループの物流会社で、研進(進和学園窓口会社)が仲介するホンダ車部品事業における輸送・納入代行を全面的にサポート頂いています。同社の皆様には本業を超えて様々な局面でお世話になっていますが、このたび、埼玉事業所の開発用地(比企郡小川町)における緑化計画に、進和学園が推進するいのちの森づくりプロジェクトへのご支援の一環として障害のある方達が栽培した苗木を1,000本ご発注下さいました。
2017年9月20日、第1回目の納品日を迎えました。埼玉事業部並びに本社購買部の皆様にも立ち会って頂き、700本の苗木を無事にお届けすることが出来ました。10月に第2回目の納品を予定しています。
20170920ホンダロジスティクス小川hpIMG_4197.jpg
同社からは、「いのちの森づくり友の会」基金にご寄付を賜ると共に、小川ロジスティクスセンターでは、昨秋と今春の2回に亘り、進和学園メンバーと同社社員の皆様との協働による植樹イベントも実施しています。今回は、更に大規模な企業緑化の取り組みとなりますが、福祉施設で育てた苗木を多数ご利用頂いたことは、環境保全に加えて福祉への貢献にも繋がり企業の社会的責任(CSR)の観点からも意義深いことで、心より敬意を表すると共に感謝申し上げる次第です。

参考: (株)ホンダロジスティクス様 企業緑化の取り組み(2016年秋&2017年春)

秋の作業を開始!~ いのちの森づくり ~

私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトは、秋の訪れと共ににわかに忙しくなります。自分達で育てた苗木を植えた植樹地のメンテナンスの一環として育樹(除草)作業を計画的に実践。また、植樹祭や各種イベントの準備にも追われています。
9月、近隣の植樹地の育樹(除草)作業を再開、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)にとって、「いのちの森づくり友の会」基金を活用しての貴重な就労機会となっています。「学校の森づくり」の各現場や湘南国際村めぐりの森等の活動拠点では、今日も、メンバーが力を合わせて作業に励んでいます。

■神奈川県立小田原東高校 校庭緑地帯の育樹(除草・剪定)作業
小田原東高校hpDSCN7023.jpg2017年9月21日、神奈川県立小田原東高校の校庭緑地帯の育樹として、進和学園メンバーが除草・剪定作業を行いました。
2年前に低木類の混垣植栽を施した場所は、苗木の生長振りも順調で、校内に自然の恩恵をもたらす立派な緑地帯となっています。

(注)「学校の森づくり」:
9月は、他に、開成南小学校、なでしこ小学校、秦野曽屋高校等の育樹作業を順次実施中。
 

■湘南国際村めぐりの森 育樹(除草)作業
雑草hpIMG_9990.jpg湘南国際村めぐりの森(横須賀市)は、官民一体のプロジェクトとして、2009年より森林再生に取り組んでいます。これまで5万本近くの自然種の苗木が植樹され、私達が育てた苗木は3万本以上が活用されています。
「どんぐりブラザーズ」の一員である「湘南の凪」及び「横須賀ヘーメット」の皆さんと研進スタッフが協力して、原則、毎週金曜日に育樹(除草)作業を実践しています。今秋も、広大な植樹地にメンバーの笑顔が弾けます!    
     
  育樹hp2IMG_0047.jpg
参考:作業記録「湘南国際村めぐりの森・育樹作業」(2017.9.15)
   作業記録 レナフォ主催「湘南国際村めぐりの森・育樹作業」(2017.9.20)

秦野曽屋高校との交流

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神奈川県立秦野曽屋高校
は、福祉・ボランティア教育実践校に指定されており、進和学園との交流を通じた「福祉」と「教育」の連携は8年目を迎えています。私達が推進する「いのちの森づくり」の一環として、同校の校庭での植樹・育樹活動を継続している他、生徒の皆さんによる福祉工場「しんわルネッサンス」の見学を通して、障害者福祉についての理解も深めて頂いています。     
また、同校の文化祭「秋輝祭」には、毎年お招き頂いて相互の交流を図っています。
展示hpIMG_9954.jpg2017年9月2日(土)開催の「秋輝祭」においても、
進和学園メンバーがお邪魔し展示販売ブースを設営。生徒の皆さんと先生には、パンや菓子等の自主製品の販売をサポートして頂きました。
「福祉」と「教育」の連携に繋がる貴重な機会であり、ご尽力頂いている福祉担当の二三四明子先生はじめ諸先生、関係の皆様のご厚意に心より感謝申し上げる次第です。これからも、秦野曽屋高校の皆さんとの交流を大切に育んで参りたいと思います。
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関連記事:秦野曽屋高校より「しんわルネッサンス」見学(2017.6.16)
     タウンニュース秦野版「曽屋高生が福祉工場見学」(2015.7.16)
     校内育樹活動(2014.7.4) 「総合的な学習の時間」(2014.5.15)           
アーカイブ:タウンニュース秦野版(2011.6.2) 同 左(2010.9.11) 同 左(2010.5.29)

2017としまエコライフフェア 苗木の配布 ~ 官公需の優先発注に感謝! ~

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東京都豊島区では、人口密度日本一の賑わい溢れる町並に緑を増やす「グリーンとしま」再生プロジェクトを推進されています。2009年よりスタートしたこの取り組みでは、関係の皆様の深いご理解ご協力の下、障害のある方達が育てた苗木を多数ご利用頂いています。
説明hpIMG_9629.jpg    
2017年8月5日(土)、としまセンタースクエア(豊島区役所1階)において、「としまエコライフフェア」の一環として「いのちの森」苗木を希望者に配布する催しが実施されました。大勢の皆様が来場され、ご家庭でも育て易い自然種の低木4種類(クチナシ、ジンチョウゲ、センリョウ、マンリョウ)合計609本の苗木をお持ち帰り頂きました。
今回も、豊島区が進和学園に優先発注下さったものです。「いのちの森づくり」プロジェクトに従事する障害者の皆さんの働き甲斐にも繋がり大きな励みとなりました。  
**「官公需」の優先発注**
福祉施設で働く障害者の平均月額工賃は、約1万5,000円と低水準にあります。自立のためには障害基礎年金と合わせて最低賃金の3分の1以上が必要と言われています。行政より障害者への仕事の発注、いわゆる「官公需」の優先発注を促進すべく、
障害者優先調達推進法(2013年4月施行)が制定されています。豊島区では法律が制定される以前から、緑化計画において障害者が栽培した苗木の活用に配慮頂いており、心より感謝申し上げます。

いのちの森づくり & 蝶好きオジサン

林田さんhp1124714_00001.jpg私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトは、進和学園及び連携福祉施設の「どんぐりブラザーズ」が中心となって、ドングリや木の実から苗木を育て植樹し「自然の森」を再生する取り組みです。研進も苗木の販路や植樹地の確保、福祉施設への指導や植樹後の育樹(除草)作業を仲介すると共に、社員自らも障害のある方々と交流しながら作業に励んでいます。
進和学園では、多くの苗木を育てていますが、苗木にはしばしば昆虫が卵を産み付け幼虫が葉を食べてしまいます。研進の林田雅之(常務取締役)は、「虫を殺してしまうのは可哀そう」と頭をひねり、進和学園及びボランティア団体とも協力して、子供に蝶の幼虫をプレゼント!そして、蝶の育て方を教える講座を開いています。更に、幼虫の餌となるミカン等の木を庭に持つ世帯を紹介し、地域の高齢者を子供が訪れることで世代間交流の機会も創出、地域の絆づくりにも繋がっています。
「いのちの森づくり」から派生した「蝶」で地域を結ぶ取り組みが、「蝶好きオジサンが教室」というタイトルで地元情報紙で紹介されました。

掲載記事(2017.7.20)はこちら
タウンニュース平塚版「蝶好きオジサンが教室/子供に蝶の育て方指南/高齢者との交流も」

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楽しい「ポット苗づくり」~花王・みんなの森づくり活動助成に感謝!~

ポット苗イメージhp.jpg「いのちの森づくり」プロジェクトでは、ドングリや木の実を集めて苗木を栽培し、各所に植樹活動を行う一連の作業を「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)が主体となって取り組んでいます。
6~7月は、発芽した幼苗をポットに移し替える「ポット苗づくり」が重要な日中作業となります。
2015年度からの3年間、花王・みんなの森づくり活動助成(花王株式会社様、都市緑化機構様)のご支援を得て、「ポット苗づくり」に要する資材(ポット・土)を調達させて頂いており、大変助かっています。
「ポット苗づくり」は、可愛い幼苗を愛でながら小さな命を育む体験を通じて、私達の心を癒し元気にしてくれます。いつの間にか、皆が笑顔になり優しい気持ちになれる不思議なパワーを秘めています。
最近、イベントとして実施した「ポット苗づくり」の事例をご紹介します。

■平塚小学校教頭会の先生方と(2017年7月10日)
ポット苗hpIMG_9387.jpg昨年に続いて平塚小学校教頭会より23名の先生方をお迎えし、福祉工場「しんわルネッサンス」の活動をご視察頂くと共に、「森づくり」を通じた「人づくり」を目指す「学校の森づくり」について、私共からのプレゼンテーションを実施させて頂きました。
また、「ポット苗づくり」も体験頂き、各校における校庭緑化の推進に向けご協力をお願いしました。 


■植樹ボランティアの皆様お迎えして(2017年6月27日)
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宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導による「その土地本来の木による本物の森づくり」に参加されている小島恒雄様はじめ植樹ボランテフィアの皆様が来訪されました。皆様には、福祉工場「しんわルネッサンス」及び生活介護施設「進和万田ホーム」植樹祭の時にもご一緒頂いていますが、この日も、進和学園メンバーと力を合わせ和気藹々と「ポット苗づくり」を楽しみました。
アカガシ、シラカシの高木の他、ヤブツバキ、チャノキ、センリョウ等の中低木も合わせ、1時間足らずで約400個のポット苗を作ることが出来ました。
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■あじさいまつり(感謝デー)「ポット苗づくり」体験コーナー(2017年6月18日)
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進和学園の恒例行事「あじさいまつり」(感謝デー)においては、毎年、あじさいが美しいこの時期に、大勢の皆様に学園の活動をご覧頂き交流を深めています。
様々な企画が用意されますが、今年も福祉工場「しんわルネッサンス」において「ポット苗づくり」体験コーナーを設営、「いのちの森づくり」について紹介させて頂きました。

You Tube 動画配信 「里山BONSAI」プロジェクト(環境大臣賞特別賞)

グッドライフアワード動画ページ-300x295[1].jpg「里山BONSAI」は、ヒノキの間伐材をくり抜いた基台に、進和学園の「いのちの森づくり」プロジェクトにおいて栽培している苗木を植えて里山の風情を楽しめるユニークな寄植盆栽です。環境ビジネスエージェンシー様が主導される「アーバンシードバンク」取り組みの一環としてプロデュースされ、製造を研進・進和学園が請け負わせて頂いています。
本プロジェクトは、2016年度・第4回環境省グッドライフアワードの環境大臣賞特別賞に輝きました。
この取り組みの概要が、分かり易く編集されYouTubeの動画配信によりご覧頂けます。
       
You Tube 配信 (編集:環境省) ⇒ 「里山BONSAI」プロジェクト        
   環境省hp2logo[1][1].png
* 環境省HP掲載記事はこちら ⇒ 環境省グッドライフアワード・レポート
*環境大臣賞表彰式の模様はこちら ⇒ アーバン・シード・バンク(2016.12.15)
*「里山BONSAI」のご購入お申込み ⇒ 「アーバン・シード・バンク」商品オーダー 

平塚市小学校教頭会ご視察 ~ 福祉・環境・教育の連携/学校の森づくり ~

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私達は、「いのちの森づくり」プロジェクトの一環として、福祉・環境及び「教育」との連携に基づく「学校の森づくり」を推進しています。
ポット苗hpIMG_9389.jpg2017年7月10日、昨年に続いて平塚小学校教頭会より23名の先生方をお迎えし、福祉工場「しんわルネッサンス」の活動をご視察頂きました。特に、「森づくり」を通じた「人づくり」を目指す「学校の森づくり」について、私共からのプレゼンテーション及び植樹事例のご視察に続いて、ドングリや木の実の幼苗を鉢上げする「ポット苗づくり」を体験頂きました。
尚、花王・みんなの森づくり活動助成(花王株式会社様、都市緑化機構様)のご支援を得て、使用資材(ポット・土)を調達させて頂きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「いのちの森づくり」は、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱される「その土地本来の木による本物の森」を再生する取り組みです。「自然の森は色々な種類が混ざり合っている。仲の良いものだけ集めても駄目。人間社会も同じ。混ぜる。混ぜる。」という言葉(宮脇語録)に象徴されるように、「森づくり」を通じて「人づくり」にも貴重な示唆を与えてくれています。
皆様からの進和学園いのちの森づくり基金へのご寄附や各種助成を活用して、障害のある方達が育てた苗木を学校に寄贈の上、子供達と一緒に植えさせて頂きます。苗木の生長と子供達の人間的成長を重ねて見守る「学校の森づくり」を、地元平塚から発信出来ればと願っています。校庭でのささやかな緑化活動が、子供達の情操教育に加えて環境保全や防災、更には障害者の自立支援にも繋がります。
皆様のご理解ご支援をお願い申し上げます。
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「かながわ地球環境賞」受賞/平塚市長への報告会に参加!

「かながわ地球環境賞」は、地球環境保全に向けた実践的活動や温室効果ガスの削減に寄与する優れた取り組みを行った神奈川県所在の団体や個人に対し、その功績を称え表彰を行うものです。
平成28年度の同賞受賞者(地球環境保全部門)7件の内、平塚市を拠点に活動する下記3団体が同時受賞しました。
 ・金目川水系流域ネットワーク
 ・NPO法人 暮らし・つながる森里川海(旧:馬入水辺の楽校の会)
 ・社会福祉法人 進和学園
2017年6月22日、各団体の代表が平塚市庁舎に招かれ、落合克宏市長への報告会が実施されました。私共が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトも受賞の栄誉に浴し、市長を囲んでの報告会に参加させて頂きました。
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報告会を報じる記事が、下記新聞・タウンニュースに掲載されました。
毎日新聞「かながわ地球環境賞 受賞の3団体が活動報告 平塚市役所を訪問」(2017.6.23)
タウンニュース平塚版「かながわ地球環境賞 3団体が受賞を報告 次世代に自然伝える活動が
評価」(2017.6.29)
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私達は、障害のある方々の働き甲斐や生き甲斐を追求すべく、福祉・環境・教育・労働の連携を目指して本プロジェクトに取り組んでいます。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導並びに多くの皆様のご支援を得て、約10年で20万本を超える苗木を提供、潜在自然植生による自然の森の再生を中心に大気中のCO2吸収にも一定の効果を発揮し地球環境保全に貢献したとの観点からもご評価頂いたものです。このような栄えある賞を受賞しましたことは誠に光栄なことであり、本プロジェクトに取り組む「どんぐりブラザーズ」(進和学園及び連携福祉施設)一同並びに関係者にとりましても大きな励みとなります。
この受賞を糧として、皆様のご期待に沿えるよう一層の努力を重ね、更に意義ある取り組みにチャレンジして参ります。

かながわ地球環境賞/進和学園 表彰状(PDF)
平成28年度 かながわ地球環境賞 受賞者一覧(神奈川県)

宮脇昭先生に活動ご報告! ~ 「いのちの森づくり」プロジェクト ~

宮脇先生hpIMG_9278.jpg017年6月28日、私達の代表は、宮脇昭先生(横浜国大名誉享受)をお訪ねし、「いのちの森づくり」プロジェクトの活動を報告申し上げました。
宮脇先生は、目下、リハビリ療養中でいらっしゃいますが、笑顔でお迎え下さりいつも通り力強く握手を交わして下さいました。
宮脇先生はじめ多くの方々に支えて頂いている「いのちの森づくり」の近況を、今般、発行した「いのちの森づくり友の会」会報第8号に基づきご報告申し上げました。先生は、各ページを熱心にご覧下さり「仲の良いものだけ集めない!混ぜる。混ぜる。・・・」とおっしゃり、私達を激励下さいました。
地球環境保全や防災対策に加え、教育や福祉の面でも、先生には、まだまだお導き頂きたいことが沢山あります。先生のご快癒を心より願って止みません。

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人工林を自然林へ!時ノ寿の森(掛川市)植樹祭

開会式hp2IMG_9245.jpgNPO法人時ノ寿の森クラブの皆様は、静岡県掛川市倉真の森林を拠点に、荒れた人工林(主にスギ林)を切り出し、「その土地本来の木による自然林」に戻す地道な取り組みを続けておられます。「誰でも気軽に森と出会えるプラットホーム」の実現を目指し、「時ノ寿の森 夢マップ」を策定し活動されています。
2017年6月25日(日)開催の「時ノ寿の森 植樹祭」も、この「夢マップ」実現の一環で「春は桜、秋は紅葉」、何方でも楽しめる森を目指して、この地に自生する樹種を選んで植樹するものです。手入れが困難となり水源涵養・防災機能も脆弱になっているスギ林を切り出し、自然種の広葉樹(タブノキ、コナラ、ヤマザクラ等)11種類2,300本を植えました。梅雨前線が停滞する中、奇跡的にも植樹中は雨も止んで味方をしてくれたようです。約120名が参加し、班ごとに協力し合い急斜面での作業を無事終えることが出来ました。
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植樹hpIMG_9270.jpg時ノ寿の森クラブ様とは、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)にご指導頂いているご縁で、進和学園が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトと連携関係にあります。今回も、私達が運営する「いのちの森づくり友の会」より苗木9種類1,260本(注)を寄贈させて頂きました。
私達が手掛けた苗木が自然林を育み、水源涵養・防災に加え、深刻化する地球温暖化や花粉症対策の一助としてお役に立てれば幸いです。

(注)下記の企業・団体様をはじめ、進和学園
   「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄附
   を活用して、苗木1,260本を寄贈させて頂きました。
    (株)サン・ライフ様:500本  本田技研工業(株)様:500本
    ホットケーキ・パーラーFru-Ful l様:111本  その他

参考資料:案内チラシ「時ノ寿の森植樹祭」(2017.6.25)

「いのちの森づくり友の会」会報第8号を発行!

20170609tomonokaikaihouNo.8hp.jpg私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトは、宮脇 昭先生(横浜国大名誉教授)はじめ多くの皆様のご指導ご支援を得て、お陰様で11年目を迎えました。福祉施設で働く仲間達「どんぐりブラザーズ」が、ドングリや木の実から苗木を育て、植樹・育樹活動に取り組み、これまでの苗木出荷本数は21万本を超えました。
2008年に、「いのちの森づくり友の会」を発足させ、「福祉・環境・教育・労働」の連携を目指す私共の取り組みにご賛同頂ける個人・団体・企業の皆様より広くご寄附を募り、また、各方面からの助成や協賛を賜り、公共スペースにおける植樹を実践して参りました。緑化を通じた環境保全、防災面への貢献、子供達の情操教育、そして、障害のある方々の自立就労支援に繋げようと努力を重ねて来ました。
「自然の森は色々な種類が混ざり合っている。仲の良いものだけを集めても駄目。人間社会も同じ。混ぜる。混ぜる。」という宮脇先生のお言葉に触発され、「森づくり」を通じた「人づくり」に尽力しています。
今般、「いのちの森づくり友の会」会報第8号を発行しました。2016年度の取り組みを中心に編集していますが、会員及びご支援下さっている皆様にご覧頂ければ幸甚です。皆様の温かいご支援ご期待に沿えるよう、引き続き一同力を合わせて取り組んで参ります。
(会報は、6月末~7月初旬に会員様の登録住所宛てに郵送させて頂きます)

「いのちの森づくり友の会」会報(第8号/2917年6月発行~A4版16ページ~)
<主な内容>
・「かながわ地球環境賞」受賞!
・栄冠の喜びを胸に!どんぐりブラザーズ! 苗木の栽培&育樹(除草)活動
・学校の森づくり/ポット苗づくり体験
・いのちを守る森の防潮堤 (東北被災地・掛川市・浜松市)
・湘南国際村めぐりの森
・tvk(テレビ神奈川)様との連携
・横浜ゴム(株)様との連携
・「グリーンとしま」再生プロジェクト/官公需の優先発注に感謝!
・里山BONSAI 環境大臣賞グッドライフ特別賞受賞!
・朝日新聞社「地球教室」/苗木の里親制度&東北植樹リレー
・ポット苗ご購入・育樹ご発注に感謝!
・「いのちの森づくり」の輪・和・ワッ!
・「いのちの森づくり友の会」による基金
 (株)サン・ライフ様・三機工業(株)様、本田技研工業(株)様・ホットケーキパーラー
  Fru-Full様 他
・いのちの森づくり基金(会費・ご寄附・助成金・協賛金)
・「いのちの森づくり基金」の活用実績(30事案)
・2016年度「いのちの森づくり友の会」基金収支報告

開成南小学校・校庭緑地帯づくり/福祉・環境・教育の連携を目指して!

私達が取り組む「いのちの森づくり」プロジェクトは、障害のある方々の自立・就労支援と共に、環境や教育分野との連携も目指しています。特に、未来の担い手となる子供達や若者と手掛ける「学校の森づくり」を積極的に推進しています。
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2017年6月13~14日、開成南小学校(神奈川県足柄上郡)において、本年度初めての「学校の森づくり」を実施しました。同校では、これまで、全校児童が「校庭・緑地帯づくり」の体験実習に参加していますが、今回は、園芸委員会の5~6年生と進和学園メンバーが分担して、校庭東側の一画に496本の苗木を植樹しました。
色々な種類の自然種の樹木を混ぜて密植し生物多様性に富む植栽を目指しています。小さな苗木を大地に植えるささやかな行為が、命の尊さや自然の大切さを学び、個性や多様性を尊重して共に生きるという「共生」の理念に触れる機会となれば幸いです。
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苗木代金や必要経費は、前年度に続いて、公益財団法人日野自動車グリーンファンド(HGF)様からの「いのちの森づくり友の会」への助成金を活用させて頂きました。同財団はじめ、ご指導下さった先生・職員の皆様、ご支援頂いた関係の皆様に心より感謝申し上げます。

掛川市・希望の森づくり「潮騒の杜」植樹祭に参加/苗木2,705本を寄贈!

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静岡県掛川市は、南海トラフ巨大地震による津波被害の削減を目的に、遠州灘沿岸において「生命」と「財産」を守る「掛川モデル」植樹活動を推進されています。
2017年6月10日、沖之須海岸に約600人が集い、その土地に適合した潜在自然植生の樹木を中心に、9種類3,000本の苗木を植える植樹祭が開催されました。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱される密植・混植方式に基づき、NPO法人時ノ寿の森クラブ工房つつじさんIMG_9133.jpgはじめ民間、行政並びに市民協働による意義深い取り組みです。 
今回も、進和学園「いのちの森づくり友の会」より、2,705本(注)の苗木を提供させて頂きました。嬉しいことに「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)の一員である(福)掛川芙蓉会 掛川工房つつじ の皆さんが栽培したトベラとヒメユズリハの苗木770本も含まれています。多くの方々の温かいご支援の下、環境保全・防災並びに障害者の自立支援にも通ずる植樹イベントに参加出来ましたことに、心より感謝申し上げる次第です。
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(注)下記の企業・団体様をはじめ、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄附を活用
   して、苗木2,705本を寄贈させて頂きました。
    (株)サン・ライフ様:1,000本  本田技研工業(株)様:1,000本
    ホットケーキ・パーラーFru-Ful l様:111本  その他 

参考資料:市民協働による希望の森づくり「潮騒の杜」 沖之須植樹祭 案内チラシ
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「いのちの森」苗木配布 ~ 東京都 豊島区「官公需」優先発注に感謝! ~

東京都豊島区では、人口密度日本一の地域に緑を増やす「グリーンとしま」再生プロジェクトを推進されています。2009年より、私共もプロジェクト・メンバーとして参加、関係の皆様のご理解ご支援を得て、進和学園が育てた苗木も多数ご利用頂いています。
2017年6月4日(日)、としまセンタースクエア(豊島区役所1階)において、「としまグリーンウェイブ2017」の一環として、苗木配布の催しが実施されました。ご自宅の庭やベランダでも育て易い自然種の低木類(ジンチョウゲ、センリョウ、ナンテン等)を中心に、合計936本の苗木を区民の皆様にプレゼント!今回も、豊島区が進和学園に優先発注下さったもので、「いのちの森づくり」に従事する障害のある方々の自立就労支援にも繋がっています。豊島区及び関係の皆様に、心より感謝申し上げます。
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            官公需の優先発注に感謝!      
福祉施設で働く障害者の平均月額工賃は、1万4,000円台と低水準にあります。自立のためには障害基礎年金と合わせて最低賃金の3分の1以上が必要と言われています。行政より障害者福祉施設への仕事の発注、いわゆる「官公需」の優先発注を促進すべく、障害者優先調達推進法(2013年4月施行)が制定されています。
豊島区のように福祉施設への発注を優先することにより、障害のある方々の働き甲斐や生き甲斐に繋がる事例が増えることを期待したいと思います。

tvk 「2017 秋じゃないけど収穫祭」に参加!~ 楽しいポット苗づくり体験コーナー ~

2017年5月27日(土)・28日(日)、テレビ神奈川(tvk)主催「2017秋じゃないけど収穫祭」が、横浜公園・日本大通り地区で開催され、今回も、tvk様のご支援を得て参加させて頂きました。
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  (写真:tvk 2017 秋じゃないけど収穫祭/ポット苗づくり 5月27日(土)の模様)
tvk様が推進される「どんぐりドリーム大作戦」と進和学園の「いのちの森づくり」との連携は7年目を迎え、この恒例のイベントをはじめドングリ拾いや苗木の栽培、湘南国際村(横須賀市)での植樹祭等の成果を蓄積しています。  
ブースでは、ドングリや木の実から育てている幼苗を鉢上げする「ポット苗づくり」体験コーナーを設営。多くの方々がお立ち寄り下さり、ドングリ(シラカシ、アカガシ)や木の実(ナンテン)の可愛い幼苗を観察しながら、「ポット苗づくり」を体験頂きました。幼い子供達からご年配まで、小さな苗づくりのささやかな体験を通じて、自然や環境、森の大切さ、命の尊さを感じて頂ければ幸いです。
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 ポット苗づくりhpIMG_8944.jpg
今回も、テレビ神奈川(TVK)様及び花王・みんなの森づくり活動助成(花王株式会社様、都市緑化機構様)のご支援を得て、お作り頂いたポット苗は無料で希望者にお持ち帰り頂きました。ご自宅や職場で苗木を育て、「森づくり」の輪に加わって頂ければ嬉しく思います。

*2日間の写真がより多くご覧頂けます。
  ⇒ Photo Album Chart 「2017秋じゃないけど収穫祭/ポット苗づくり体験コーナー」

松田町自然館 自然講座を開催!

植樹hpDSCN6380.jpg2017年5月27日(土)、松田町自然館(神奈川県足柄上郡)において、自然講座「いのちの森づくり」が開催されました。木を植えてカブトムシを育てようという試みで、研進の林田雅之が講師を務めさせて頂きました。
「森づくり」に関する基礎知識を学んだ後、その土地本来の木による「ふるさとの森」に適する苗木11種類60本を、ご参加頂いた13名と進和学園メンバーが協力して植えました。これらの苗木は、「どんぐりブラザーズ」の仲間であるNPO法人パソボラサークル(農業ステーション)の皆さんが心を込めて育てたもので、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金を活用して提供させて頂きました。
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松田町自然館での一連の植樹活動は、館長の渡邊建雄様はじめ多くのご支援者の深いご理解ご支持の下、福祉・環境・教育の貴重な連携事例となっています。

案内チラシ ⇒ 松田自然館 自然講座「いのちの森づくり」

ホンダロジスティクス様 企業緑化ご発注に感謝!~ いのちの森づくり ~

株式会社ホンダロジスティクス様は、Hondaグループの「物流」を担う中核会社で、弊社が仲介するホンダ車部品事業における物流及び納入代行をお願いしています。永年に亘り迅速かつ的確なサービスをご提供頂き、進和学園及び連携福祉施設(小田原支援センター)で働く知的・精神障害のある方々の「働く喜び」「役立つ喜び」の実現に貢献頂いています。
ホンダロジスティクス様hp2MG_0394.jpg 
同社の皆様には本業を超えて様々な局面でお世話になっていますが、昨年9月に続いて、同社・小川ロジスティクスセンター第2期植樹活動として、私達が推進するいのちの森づくりプロジェクトへのご支援の一環として施設周囲の植栽を「仕事」としてご発注下さいました。
2017年5月25日~26日、地盤づくりと植樹を実施、準備段階から社員の皆様にも全面的にサポート頂き、進和学園が育てた苗木188本(累計473本)を植樹することが出来ました。多くの種類の自然種による混垣植栽は、個性を尊重し多様性を育む共生への願いを込めたもので、Hondaイズム(ワイガヤ文化)にも通ずるものです。
この度も、同社埼玉事業所の古閑敏郎所長様はじめ社員の皆様には、大変温かくお迎え頂きご配慮を賜りました。心より感謝申し上げますと共に、皆様のご厚意ご支援にお応出来るよう一同更に精進して参ります。
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第12回湘南国際村めぐりの森植樹祭に参加!

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掲題植樹祭が、2017年5月14日(日)、湘南国際村めぐりの森(横須賀市)において約400名が集い盛況の内に開催されました。今回も、「その土地本来の木による本物の森」を再生すべく、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱される潜在自然植生に基づく広葉樹20種類以上、3,580本の苗木を密植・混植しました。   
開会式hpIMG_8774.jpg有り難いことに、本植樹祭においても、「どんぐりブラザーズ」(進和学園、湘南の凪他)が手掛けた苗木を多数ご利用頂きました。ご支援ご協力下さった企業・団体様はじめ関係の皆様に、心より感謝申し上げます
前日の大雨から天候も回復し、絶好の植樹日和となりました。午前中は、従来通りの地盤造成を施した道路沿いのなだらかな斜面に、午後からは、大地再生箇所(2016年秋に水脈づくりをした場所)に植樹。特に、大地再生箇所での植樹は今回が初めてとなります。コストを抑え実効を目指す新手法による密植・混植方式にも大きな期待が寄せられています。
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進和学園のブースでは、私達の「いのちの森づくり」プロジェクトの紹介、並びに、人気の「湘南みかんぱん」や森づくりTシャツ、宮脇先生手漉きハガキ等の「森づくりグッズ」も販売させて頂きました。多くの皆様との交流の輪が広がり、楽しく充実した休日を過ごすことが出来ました。
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大地再生箇所植樹hpIMG_8834.jpg

*「どんぐりブラザーズ」が手掛けた苗木は、合計3,080本をご利用頂きましたが、下記
 企業・団体様(敬称略)のご支援ご協賛により実現しました。厚く御礼申し上げます。
  三機工業株式会社(進和学園いのちの森づくり友の会基金よりご協力):1,400本
  株式会社サン・ライフ( 同 上 ):1,200本

  本田技研工業株式会社( 同 上 ):169本
  三井住友海上火災保険株式会社:200本
  国際ソロプチミスト横須賀:111本
*また、上記の苗木には、下記企業様(敬称略)が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培
 を引き継がせて頂いた苗木が相当数含まれています。皆様のご厚意に重ねて感謝申し上げます。
  横浜ゴム(株)/ (株)テレビ神奈川/(株)家具の大正堂
 

*植樹祭当日の模様がtvk(テレビ神奈川)のニュース番組で放映されました。
  ⇒ ニュース・ハーバー特集「第12回湘南国際村めぐりの森植樹祭」(2017.5.19) 
*植樹祭の詳細(案内チラシ)
  ⇒
 「第12回湘南国際村めぐりの森植樹祭(2017.5.14)」
*植樹祭準備作業レポート
  ⇒ 湘南国際村めぐりの森植樹祭準備作業~どんぐりブラザーズ集合~(2017.5.12)

ゴールデンウイークの緑化イベントに参加!

今年のゴールデンウイーク、皆様どのようにお過ごしでしょうか?私達は、「いのちの森づくり」プロジェクトにも通ずる素敵な緑化イベントに参加しました!

■全国都市緑化よこはまフェア/里山BONSAI展示
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横浜市と公益財団法人都市緑化機構が主催する掲題イベントの一環として、2017年5月1日、西武百貨店東戸塚店7階において、「里山BONSAI」の展示が行われました。本商品は、ヒノキの間伐材を繰り抜いた台座にドングリの苗木や可愛い芽株を植込み、身近に里山の緑を楽しめるユニークな鉢植えキットです。「アーバン・シード・バンク」の取り組みとして誕生、苗木の一部は、障害のある方達が栽培した幼苗を利用しています。環境省の第4回グッドライフアワードにおいて、環境大臣賞グッドライフ特別賞にも輝きました。
里山BONSAIIMG1hp_8690-01.jpg
会場では、この「里山BONSAI」と合わせ、進和学園「いのちの森づくり」プロジェクトを紹介させて頂く機会にも恵まれ、苗木及び陶製植木鉢や人気の「笑べえ」等を販売させて頂きました。お立ち寄り頂いたお客様と、緑に親しみ森を愛でる会話が弾みました。

■平塚市緑化まつり
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第44回平塚市緑化まつりが、2017年4月29(土)・30日(日)の二日間に亘り平塚市総合公園において開催されました。進和学園も、例年通りブースを設営、陶芸班が手掛けた陶製植木鉢や「どんぐりグループ」が栽培した苗木をはじめパン・菓子類、工芸品等の自主製品を販売させて頂きました。また、学園メンバーが育てたカワラナデシコ(平塚市の花)の苗木の無償配布は、恒例の人気行事としてお馴染みですが、今回も大勢の方々にお持ち帰り頂きました。
緑と花の祭典を通じて、日頃お世話になっている地域の皆様との交流の輪が広がり、笑顔が弾ける楽しい時間を共有しました。

■「ふくふくのいえ」オープニングイベント
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2017年4月29日(土)、「こどものこうふく、シニアのふくし」・・・”ふく”が重なる願いを込めた「ふくふくのいえ」が、東京・世田谷区喜多見にオ-プンしました。一般財団法人「世田谷トラストまちづくり」の「空き家活用モデル事業」として助成を受け、赤ちゃんにお母さん・お父さん、地域のお年寄りも集うコミュニティー広場として期待されています。
進和学園「いのちの森づくり友の会」基金から、「街の木を活かすものづくりの会」様を通じて、植栽コーナーに植樹する苗木16本を提供させて頂きました。オープニングに参加された方々、子供達と一緒にミニ植樹イベントを実施!苗木の生長と赤ちゃんや子供達の成長を重ねて見守って行きたいと思います。

苗木のご寄贈に感謝申し上げます!

私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトは、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱される「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生する取り組みです。「自然の森は色々な種類が混ざり合っている。仲の良いものだけ集めても駄目。人間社会も同じ。混ぜる。混ぜる。・・」という理念に共感する多くの方々が植樹活動に参加、中には、ドングリや木の実から苗木を栽培している個人・団体・企業の方々もおられます。そして、有難いことに、幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂くこともあります。今般、苗木をご寄贈頂いた事例をご紹介します。

■横浜ゴム(株)平塚製造所様より苗木520本ご寄贈!
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横浜ゴム(株)様は、「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトにおいて、社員の皆様が苗木栽培と植樹に加え苗木の提供活動を進めておられます。同社の各工場で栽培された余剰苗を、進和学園にご寄贈頂いて栽培を引き継がせて頂く「森づくり」の連携は7年目を迎えています。
2017年4月25日、同社平塚製造所様より苗木4種類/520本をお譲り頂きました。執行役員平塚製造所長の中澤和也様はじめ社員の皆様に温かくお迎え頂きました。同社からご寄贈頂いた苗木は、累計40,085本、その内、実際に植樹が実現している苗木は合計30,579本(150事案)に及び、私達が提供した苗木総数の約14%を占めています。 
 ⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み

■(株)家具の大正堂様より苗木500本ご寄贈!
(株)家具の大正堂様では、本店の裏山の森林保全に社員の皆様と地域住民の方々が協力して取り組まれています。「るーたん ♪ の森」と命名され、進和学園で栽培した苗木を多数ご発注の上植樹頂いています。敷地内のシラカシの母樹から、社員の皆様がドングリを採集し苗木の栽培にも挑戦、立派な幼苗を見学することも出来ます。同社の森林保全活動は、栄えある環境大臣賞にも輝いています。
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2017年4月21日、同社よりシラカシの苗木500本を進和学園に寄贈頂きました。社長の渋谷金隆様も直々に立ち会って頂き、「どんぐりグループ」メンバーを笑顔でお迎え頂き励ましのお言葉を頂戴しました。

■澤田様ご夫妻より苗木約180本ご寄贈!
澤田様hpIMG_8566.jpg澤田茂友・伸子様ご夫妻(横浜市)は、進和学園「いのちの森づくり友の会」にご加入頂いて私達の緑化を通じた環境保全活動をご支援下さっています。ご自宅の庭では、アカガシやタブノキ等の潜在自然植生種の苗木も栽培され、20~30cmに育った苗木を進和学園にご寄贈頂いています。
2017年4月20日、澤田様より3回目となる苗木のご寄贈を賜りました。変わらぬご厚情に心より感謝申し上げます。

仙台市荒浜 四季彩の森植樹会に参加!~進和学園の苗木1,000本を提供!~

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留学生hpIMG_2370-04.jpg2017年4月22日(土)、地球環境について考える「アースデイ」のこの日、一般社団法人森の防潮堤協会主催による「仙台市荒浜四季彩の森植樹会」が開催されました。仙台市若林区荒浜の国有林エリアに、200名を超える参加者が集いました。東北大学の留学生も加わり、様々な言語が飛び交い微笑ましく国際色豊かな植樹イベントとなりました。
開会式では、協会の日置道隆理事長が「命と財産と心を守るための森の防潮堤」を築く意義を説かれ、私達の代表も皆様と共に、東北被災地の復興を祈りつつ植樹作業に励みました。
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本植樹会では、翌日も合わせ27種類7,500本の苗木を植える予定ですが、四季の彩りを楽しめるように樹種を選択しています。嬉しいことに、私達が宮城県産のドングリや木の実から育てたタブノキやシラカシ等5種類1,000本の苗木も含まれています。これらの苗木は、植樹hpIMG_2370.jpg進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を活用して寄贈させて頂きました。私達が手掛けた東北産の苗木が里帰りを果たし、環境保全や防災面で少しでもお役に立てれば幸いです。
苗木提供に向けてご寄付頂いた(株)サン・ライフ様(平塚市)、環境まちづくりNPOエコメッセ様(東京・世田谷区)、並びに、親身なるご協力を頂いた森の防潮堤協会はじめ関係の皆様に心より感謝申し上げます。

    ご支援者(敬称略)                  内   容 
 (株)サン・ライフ           進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を
 活用して苗木556本を提供させて頂きました。
 環境まちづくりNPOエコメッセ       同基金へのご寄付を活用して苗木444本を提供させて
 頂きました。

 *上記提供の苗木の内、2種類300本は、横浜ゴム(株)茨城工場様より進和学園がご寄贈を
  受け栽培を継承させて頂いた苗木が含まれています。⇒ 横浜ゴム(株)様との連携

「いのちの森づくり」春の活動スタート!

桜のシーズンも終わり、まばゆい新緑の季節、私達が取り組む「いのちの森づくり」もにわかに忙しくなります。新年度を迎え、気持ちも新たに「どんぐりブラザーズ」一同、張り切っています!最近の活動から幾つかをご紹介します。

苔玉盆栽IMG_8471.jpg■2017 日本フラワー&ガーデンショー
新年度の最初の案件は、2017年4月1日(土)~3日(月)、公益財団法人日本家庭園芸普及協会主催により、パシフィコ横浜で開催された「2017日本フラワー&ガーデンショー」における苗木提供となりました。
グリーンアドバイザー東京様のブースで行われた、一般来場者向けの苗木の寄植え講習会において、苔玉盆栽用に進和学園が栽培したヒメユズリハ、ヤブツバキ、マンリョウ、ナンテンの4種類の幼苗をご利用頂きました。

■春の育樹(除草)作業
私達が育てた苗木は、自然の森や防潮林、公園、学校、道路等、色々な場所に植樹していますが、雑草の影響や周囲の環境に合わせて、育樹(除草)作業が必要となります。特に、「いのちの森づくり基金」を活用して、主に知的・精神障害のある方々にとって貴重な就労機会となっています。
     育樹hpDSCN6267.jpg
潜在自然植生種による自然の森は、植樹後2~3年の育樹を行えば自然淘汰に委ねメンテナンス・フリーとなりますが、公園や学校等の施設では、日常生活の便宜を踏まえ継続的な育樹によるメンテナンスが求められます。今春も、近隣の公園や学校での植樹地の育樹作業に着手しています。

■植樹祭に向けた苗木の出荷準備
苗木出荷準備hpIMG_0349.jpg
4月中旬から6月にかけて、各地での植樹祭や関連イベントのシーズンとなります。有り難いことに、今春も東北被災地/仙台荒浜植樹会(4月22日)や湘南国際村めぐりの森植樹祭(5月14日)等において、私達が育てた苗木を多数ご利用頂ける予定です。各イベント毎に、樹種・本数を間違えないように揃えなければなりません。皆で協力しながら計画的に出荷の準備を進めています。

自然環境保全センターhpIMG_8581.jpg■神奈川県自然環境保全センター 展示コーナー
国際生態学センター(IGES-JISE)は、神奈川県自然環境保全センターの一画に、約1ヶ月間、植樹活動に係わる展示を実施されます。ドングリの発芽から苗木の生長、栽培の仕方、植樹による森林再生の意義やその手法について紹介。光栄なことに、進和学園が育てたスダジイ、タブノキ、シラカシのポット苗の実物も展示頂くこととなりました。
2017年4月21日、苗木をお届けし展示コーナーの準備をお手伝いさせて頂きました。多くの皆様にご覧頂けたら幸いです。

「里山BONSAI」環境省グッドライフアワード・レポートに掲載!

グッドライフアワード表紙[1].jpg「里山BONSAI」は、ヒノキの間伐材を繰り抜いた台座にドングリの苗木や可愛い芽株を植込み、身近に里山の緑を楽しめるユニークな鉢植えキットです。都市に住む皆様にも、日本の美しい里山風景を感じて頂けるよう、盆栽風にアレンジしています。
「アーバン・シード・バンク」の取り組みの一環として誕生、苗木の一部は、進和学園が推進する「いのちの森づくり」において、障害のある方々が栽培した幼苗を活用し、製作は研進&進和学園メンバーが担当させて頂いています。
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「里山BONSAI」プロジェクトは、環境省の第4回グッドライフアワードにおいて、環境大臣賞グッドライフ特別賞を受賞しました。この度、環境省ホームページに、本プロジェクトの詳細レポートが掲載され、進和学園・研進の取り組みについても紹介されています。
私共にとりましても大変光栄かつ嬉しい出来事であり、大きな励みとなります。本プロジェクトを率いて頂いている(株)環境ビジネスエージェンシー様はじめ関係の皆様に、心より感謝申し上げますと共に、苗木の提供並びに商品の製作を通じて、皆様のご期待に沿えるよう尽力して参りたいと思います。

詳しくはこちら ⇒  環境省 第4回グッドライフアワード・レポート/「里山BONSAI」

・環境大臣賞表彰式の模様はこちら ⇒ アーバン・シード・バンク(2016.12.15)
・「里山BONSAI」のご購入お申込み ⇒ 「アーバン・シード・バンク」商品オーダー

トヤマ様 オープンガーデンに参加!

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(株)トヤマ
様(放射光関連機器メーカー)は、神奈川県山北町の新社屋・工場周囲に、自然の森を再生すべく「その土地本来の木による本物の森づくり」に取り組まれています。有難いことに、障害のある方達が育てた苗木を多数ご利用頂くと共に、植樹地のメンテナンス業務として「育樹(除草)」作業も福祉施設から成る「どんぐりブラザーズ」の仕事として継続的にご発注頂いており、障害者の働く場の提供及び工賃確保にも貢献頂いています。
模擬店hpIMG_8441.jpg2017年4月1日(土)、新社屋・工場が稼働して2周年を記念し、同社庭園を開放して地域の皆様が集うオープンガーデンが開催され、進和学園&研進もお招き頂きました。小雨がちらつく寒い陽気で富士山の絶景は望めませんでしたが、地域の方々が大勢集い進和学園の模擬店にもお立ち寄り頂き温かい交流の輪が広がりました。
社長の遠藤克己様はじめ同社社員の皆様には、親身なるおもてなしを賜り、楽しい一時をご一緒することが出来ましたこと、心より感謝申し上げます。
 
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