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情報・トピックス

東京藝大/Geidai Hedge 6 に苗木提供!

2022/03/20

藝大ヘッジ6hpCCF_000073.jpg 東京藝術大学上野キャンパスが推進している「藝大ヘッジ=Geidai Hedge」は、大学沿道の老朽化した鉄のフェンスを武蔵野在来の植生の苗木を植えて四季の表情豊かな混垣植栽に置き換えるという植樹プロジェクトです。2016年にスタートしましたが、周辺の街並みに調和して連なる緑地帯を形作り環境保全にも貢献する藝大に相応しい植樹活動です。
 有難いことに、2018年より進和学園で栽培した苗木を多数ご利用頂いており、2020年3月の「Geidai Hedge5」ワークショップでは、2,103本の苗木について予算も付けて頂きました。昨年2021年3月は、コロナ禍を踏まえ、関係者による植樹地保全のための「補植」を行い、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金より苗木740本を寄贈して植えて頂きました。
 コロナ禍の長期化に伴い、今春企画された「Geidai Hedge 6」も、一般参加を募らずに学生教職員・関係者による植樹が計画されました。今回、合計735本の苗木を植樹することとし、その内715本を進和学園より寄贈させて頂きました。
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 2022年3月20日(日)、陳列館道路側Aブロック(約30m)16区画の内の8区画に植樹しました。コロナまん延防止重点措置の解除は目前ですが、進和学園からの参加は控え、研進スタッフ3名が代表して参加させて頂きました。 マスクを着用し、奇数番号の区画を割り振り偶数の区画を空けて「三密」を回避します。常緑樹と落葉樹、高中低木の30種類をチドリ配置に混ぜて植えます。この日を含めて、感染症対策のために分散実施し、3月中に植樹を終える予定です。
 サクラの蕾も膨らみ、上野公園を行き交う人々も春の訪れに心が浮き立つ様子。これまでに植えた藝大周囲の美しい植栽を楽しみながら散策すると、コロナの閉塞感から暫し解放されるようです。
 親身なるご支援を賜りました藝大並びに関係の皆様に心より感謝申し上げます。 次回は、大勢の皆様とご一緒に安心して木を植えることが叶うよう願っています。
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 誠に光栄なことに、東京藝術大学様より「感謝状」を拝受しました。一同にとって大きな励みとなります。宛名は、進和学園になっていますが、「いのちの森づくり」をご支援下さっている個人・企業・団体様はじめ多くの皆様のお力添えのお陰で、苗木を育て、植樹や育樹活動を実践することが出来ています。自然環境保全に加え、障害のある方々の自立・就労支援にも繋がっています。私共こそ、感謝の気持ちを忘れずにこれからも力を合わせ取り組んで参ります!
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【参考資料】
藝大ヘッジ Geidai Hedge 6(2022.3.20/案内チラシ)
東京藝大 補植 Geidai Hedge(2021.3.29)
東京藝大 第5回植樹ワークショップGeidai Hedge(2020.3.20)
藝大ヘッジ Geidai Hedge 5(2020.3.20/案内チラシ)
東京藝大に苗木提供(Geidai Hedge4~2018.12.8~/生育状況確認)

神奈川県「成長の森事業」との連携 ~ 手漉きカードご利用に感謝! ~

2022/03/15

植樹カードhp20220304_0001.jpg 公益財団法人かながわトラストみどり財団主催の「成長の森」は、赤ちゃんの誕生を機に、寄付金を募り子どもの成長と苗木の生長を重ねて見守りながら植樹活動を行う神奈川県の事業です。「かながわ森林再生50年構想」の一環として、2007年にスタートしました。
 「やどりぎ水源林」(足柄上郡松田町寄(やどりき)地内)を中心に、当初はコナラ等の広葉樹を植樹し、2009~2012年にかけて、進和学園が栽培した苗木を合計720本ご利用頂いた実績があります。
 また、進和学園(サンメッセしんわ)の紙漉き班が、牛乳パックとお茶殻を活用して手作りした「成長の森・参加記念カード」を採用頂いています。
 2013年からは、無花粉スギの植樹を行い進和学園からの苗木提供はなくなりましたが、財団のご厚意により「成長の森・参加記念カード」は、毎年、ご利用頂いています。今般、令和3年度(2021年度)「成長の森」に係わる参加記念カード(写真上)を納品させて頂きました。紙漉き班メンバーにとって、大きな喜びであり励みにもなります。
 有難いことに、同カードは、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)が取り組む「いのちの森づくり」プロジェクトへの寄付金(1枚につき40円)付きとなっており、森づくりを通じた自然環境保全と福祉との連携にも貢献頂いています。
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宮脇先生ハガキ20220304hp_0001.jpg
 手漉きハガキは、「ともしびショップ湘南平/ホットケーキパーラー湘南リトルツリー」にて販売しています。進和学園の様々な楽しい自主製品もありますので、是非、お立ち寄り下さい。

*かながわトラスみどり財団様とは、ヤマユリの花の再生に取り組む「かなユリ・チャレンジ」プロジェクトをはじめ、自然観察会等のイベントにおいても連携関係にあります。財団会員の方は、「ホットケーキパーラー湘南リトルツリー」において特典(コーヒー・サービス)もございます。

シンポジウム「新たな森と人の関わり『Forest Style』の提案」に登壇!

2022/03/10

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 2022年3月10日(木)、(公社)国土緑化推進機構美しい森林づくり全国推進会議他が主催するシンポジウム「新たな森と人の関わり『Forest Style』の提案~カーボンニュートラルを見据えて~」が、WEB配信(ZOOMウェビナー)にて開催されました。2050年カーボンニュートラルの実現に向けた温室効果ガス対策が、国際的な重要課題とされています。森林・林業分野では、二酸化炭素(CO2)の吸収・固定、木材利用による貢献が期待されています。本シンポジウムは、カーボンニュートラルを見据え、持続可能な社会を目指す中で、森林の持つ可能性、森林と人との新たな関係構築について、企業や個人のこれからの行動や関わりに焦点を当てています。
 大変光栄なことに、基調講演に続く事例報告(4件)において、進和学園が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトが、福祉事業による展開の事例としてご指名を賜りました。本取り組みを仲介して来た(株)研進の出縄貴史がパネリストとして登壇し、活動内容を紹介させて頂くと共にパネルディスカッションにも参加させて頂きました。

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 私達は、福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」の就労支援の一環として、ドングリや木の実から苗木を栽培し、各所で植樹・育樹活動を行っています。障害のある方々の「働き甲斐」や「生き甲斐」を追求し、福祉的就労の拡充を図ることが目的ですが、「森づくり」は、環境・防災・教育・CSR(企業の社会的責任)といった諸分野と価値観が重なる部分が多いと言えます。ささやかながら、SDGs(持続可能な開発目標)にも通ずる取り組みでもあり、「森と人の関わり/Forest Style」を考える上で、少しでもご参考として頂ければ幸です。

案内チラシ:シンポジウム「新たな森と人との関わり『Forest Style』の提案」(PDF)
報告資料 :どんぐりブラザーズ「いのちの森づくり」プロジェクト(PDF)

朝日新聞「地球教室」参加賞 ~ 進和学園の苗木ご利用に感謝! ~

2022/03/02

 朝日新聞「地球教室」は、独自教材の提供、出張授業や各種イベント等、充実した環境教育プログラムで、今年、14年目を迎えています。小学校高学年の「かんきょう新聞・作文」には、本年度も全国から多数の応募があり、有難いことに、参加賞の一部に今回も進和学園で栽培したポット苗をご利用頂きました。
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【参加賞:
植樹用ポット苗のご利用実績】   
地球教室発送hp202202281.jpg 幼苗は、いのちの森づくりプロジェクトにおいて進和学園メンバーが栽培したもので、ご利用は12年連続、今回の402本を含めてご利用実績は、累計25,146本となります。学校や家庭で育てて頂き、植える場所に困った場合は、「苗木の里親制度」より進和学園に送り返して植樹することが出来ます。(累計180本)
 これに加え、進和学園に里帰りした苗木と同じ本数を、東北産のドングリや木の実から育てた苗木にバトンを引き継いで植える植樹リレーを継続しています。東日本大震災(2011年3月11日)において甚大な被害を受けた東北の防潮林「いのちを守る森の防潮堤」として活用頂いています。(累計177本)

 朝日新聞社様が、本企画の参加賞として、毎年、障害のある方達が手掛けた苗木を採用下さっていることに深く敬意を表すると共に、重ねて感謝申し上げる次第です。

朝日新聞「地球教室」/ポット苗の育てかた・苗木の里親/東北植樹リレー(PDF)
朝日新聞 環境教育プロジェクト「地球教室」(広告特集PDF:2022.2.27)

神奈川県「ともに生きる社会かながわ憲章」~「いのちの森づくり」を紹介!~

2022/01/15

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 神奈川県が運営する「ともに生きる社会かながわ憲章」のマッチングサイトで、私達が取り組む「いのちの森づくり」プロジェクトが紹介されています。
 本サイトは、障害者の活躍の場を広げることを目的に、同憲章の実現に向けた情報を発信するものです。光栄にも「第1回特集Hit! 看板商品を生み出す」(2020年2月)において、進和学園「サンメッセしんわ」の「湘南みかんぱん」を取り上げて頂きました。今回は、「特集Life Vol.7」として「『いのち』でツナぐ」というタイトルで、16年目を迎える「いのちの森づくり」について、その経緯・目的・活動内容を要領良く編集して報じて頂いています。写真も多く掲載されており、福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」や、教育との連携として学校や子供達との交流の模様も分かり易く紹介されています。是非、ご覧下さい。
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 行政が主導されるWEBサイトにおいて、私共の取り組みを取り上げて頂くことは、進和学園は勿論、連携福祉施設メンバーの「働き甲斐」「生き甲斐」にも繋がります。また、ご支援ご指導を頂いている多くの皆様にも喜んで頂けるものと、心より感謝申し上げる次第です。

 内容はこちら:
 ⇒ 
神奈川県HP「ともに生きる社会かながわ憲章/特集Life Vol.7 「『いのち』でツナぐ」

【参考】
 神奈川県HP「ともに生きる社会かながわ憲章/第1回 特集Hit! 湘南みかんぱん」

「モッチの樹プロジェクト」のご支援~「ハウス」にサンタがやって来た!~

2021/12/23

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 私達が推進する「いのちの森づくり」では、モッチーこと望月優花さん(アマチュア・トップ・ゴルファー)とそのお仲間による「モッチの樹プロジェクト」と連携して、湘南国際村めぐりの森(横須賀市)を中心に植樹活動を行っています。これまで、「チャリティー・ゴルフ・コンペ」の収益の一部を、進和学園「いのちの森づくり友の会」へご寄付頂くと共に、望月様の仲介による助成金も苗木代金の一部に充当する等のご支援を賜っています。
 今秋も、「ゴルフ・コンペ」において、福祉施設の「森づくり」チーム「どんぐりブラザーズ」の取り組みへのご支援を呼び掛けて下さいました。
 2021年12月23日、クリスマスも間近となったこの日、サンタクロースに扮した望月様が、進和学園「どんぐりハウス」に来訪され、貴重なご寄付を届けて下さいました。予期せぬサプライズに一同は大喜び!「モッチーへの質問」コーナー風に会話が飛び交い楽しい交流の場となりました。 
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 「モッチの樹プロジェクト」様のご支援による植樹は、これまでに下記の4回、累計植樹本数は510本となります。森を切り開いて設けられたゴルフ場も多く、環境への負荷が大きいとの問題意識から、ささやかながら自然環境保全を図ることを目的とした取り組みで、障害のある方々が栽培した苗木を優先利用するという付加価値も高く、深く敬意を表すると共に心より感謝申し上げる次第です。今回のご寄付は、来春の湘南国際村での植樹祭をはじめ、有効に活用させて頂きます。

【モッチの樹プロジェクト関連の植樹実績(ご寄付活用分)】
 ① 高尾小仏植樹祭     75本 (2018年  9月23日)
 ② 湘南国際村めぐりの森 101本 (2019年  3月27日)
 ③   同上       112本 (2019年10月28日)
 ④   同上       222本 (2021年10月15日)
             累計:510本
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新東名秦野丹沢植樹祭2021に参加!

2021/12/11

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 2021年12月11日(土)、新東名高速道路の丹沢スマートICアクセス道路斜面において、「ふるさとの木によるふるさとの森づくり/新東名秦野丹沢植樹祭2021」が開催されました。明年春に完成予定の道路の斜面に、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生による自然の森を創り環境保全と防災に活かそうとする取り組みです。
 宮脇方式(混植・密植)による植樹を推進するNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)及びいのちの森づくり2020↗(プラス1未来へ)が主催し、出雲大社相模分祠が共催、中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)他が協賛、秦野市が後援すると共に、進和学園いのちの森づくり友の会も苗木の提供等に係わる協力者として参画しました。
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 幸いにもコロナ禍が一定の落ち着きを見せる中で天候にも恵まれ、一般募集の皆様も含め300名以上が集いました。コロナ対策(検温、マスク着用、3密回避)にも留意しながら、36種類/3,394本の苗木を植樹することが出来ました。地球温暖化や異常気象への対策として宮脇方式(Miyawaki Method)による植樹は世界からも注目されています。最新の技術を結集させた交通の要所が自然の森に守られて共存する姿は、日本の明るい将来を照らす道標になるのではないでしょうか?
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 今回も、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先発注頂きました。予算措置を講じて頂いた分と合わせ24種類2,213本の苗木を提供、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様及びNPO法人地球の緑を育てる会様のご協力を得て調達させて頂きました。「森づくり」を通じた自然環境保全や防災に加え、障害のある方達の就労支援にも資する付加価値の高い植樹祭となりました。ご支援頂いた企業・団体・関係者はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。

            協賛団体・企業(敬称略/苗木本数・五十音順)
 中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)
 【大島造園土木(株)を通じてご発注】
 苗木2,029本をご発注(ご購入)頂きました。
 本田技研工業(株)  苗木80本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 (株)建新  苗木70本ご提供についてご協賛。
 くまざわ(株)  苗木34本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。
 また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が2種類220本(ウラジロガシ176本、ネズミモチ44本)含まれています。重ねて感謝申し上げます。
 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
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【参考】
*案内チラシ ⇒ 「新東名秦野丹沢植樹祭2021」(PDF)
*当日配付資料 ⇒ 「樹種リスト・協力・監修」(PDF)

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親切会(日立グループ)様のご支援に感謝!~ 植樹地ご視察とご寄付拝受 ~

2021/12/02

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 一般社団法人親切会様は、お互いに親切にし合い困っている人に援助の手を差し伸べて、世の中を明るく住み良い社会にしていこうと取り組まれているボランティア団体です。(株)日立製作所様はじめ日立グループ各社が中心に参加される法人会員及び個人会員から構成され、「小さな親切」と「ささやかな福祉貢献」の二つを柱として活動されています。
 親切会様からは、進和学園が運営する「いのちの森づくり友の会」に対して、2014年度からご寄付を賜り、障害のある方達が栽培した苗木の利用と植樹地の保全活動をご支援頂いています。
 2021年12月2日、今年も、親切会・関東支部より2名様が来訪され、宮脇方式(混植・密植)により植樹した現場をご視察下さいました。今回は、出雲大社相模分祠及び宮脇昭先生追悼植樹祭の植樹地(何れも秦野市平沢)をご案内申し上げました。

■ 出雲大社相模分祠「千年の杜」(植樹後14年半)
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 2007年6月3日、宮脇昭先生のご指導の下、1,700人が集い自然種の苗木55種類12,000本を植えました。進和学園の「いのちの森づくり」もほぼ同時期にスタートしており、私達も植樹祭に参加させて頂きました。15年近くが経過し、今では、樹高10数メートルにも及ぶ見事な「鎮守の森」に生長しています。「千年の杜」には、水脈と遊歩道が設けられ、杜の守り神として「龍蛇神」が祀られ、「縁結びの神」「幸福を授ける神」として慕われています。

■ 宮脇昭追悼植樹祭~いのち(鎮守)の森を世界に~ (植樹後1ヶ月)
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 2021年7月にご逝去された宮脇昭先生の追悼植樹祭として企画され、コロナ禍を踏まえ10月30日と31日に分けて、22種類の苗木各750本、合計1,500本を延220名が参加して植樹しました。まだ、植えたばかりで苗木は50~60cmと低く、マルチング材として敷き詰めた稲ワラも綺麗に残っています。宮脇方式の植樹をご覧頂くには、最適な事例と言えます。
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 植樹地のご視察後、福祉工場「しんわルネッサンス」をご慰問頂きました。植樹後15年経過の「しんわルネッサンスの森」に囲まれた中庭で、ご寄付の贈呈式が行われました。親切会様からのご寄付は毎年10万円、8年連続で累計80万円となります。進和学園はじめ連携福祉施設から成る「どんぐりブラザーズ」の取り組みに活用し、主に障害者の工賃に還元させて頂いています。
 親切会様のご厚意ご支援に心より感謝申し上げますと共に、皆様のご期待にお応え出来るよう、「森づくり」を通じた自然環境保全、並びに障害者の自立就労支援に尽力して参ります。

参考:進和学園「いのちの森づくり友の会 会報第9号」親切会様ご寄稿(2018年6月)

(株)オカムラ様のご支援に感謝!~ 拡がる「いのちの森づくり」の輪 ~

2021/11/26

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 2021年11月26日(金)、オフィス用家具や店舗用什器等のトップメーカーとして有名な(株)オカムラの社員の皆様が、私達が取り組む「いのちの森づくり」プロジェクトの日中活動に参加下さいました。(株)リンクプロデュース代表の原悦久様のご紹介により実現したもので、原様及び同社社員8名様とJR逗子駅で集合。湘南国際村めぐりの森(横須賀市)に向かい、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)と合流しました。
 同地における植樹活動についてご説明申し上げた後、次の二つの作業を実際に体験頂きました。
①育樹:植樹地(D地区)の保全のための除草作業 
②補植:植樹地(C地区)の混植・密植度を保つための植樹8種類60本
 補植用の苗木は、湘南の凪が栽培した40本と進和学園が栽培した20本を利用、苗木代金は、有難いことに、今後の育樹(3年間)に要するコストも含めてオカムラ様がご支援下さいます。
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 外部からのお客様をお迎えし、「どんぐりブラザーズ」の面々も嬉しそう!気持ちも少し昂ぶっているようです。秋晴れの空の下、湘南の陽光に輝く木々に包まれて、和気藹々と楽しく交流を図りながら作業に励みました。湘南の凪(mai!えるしい/えいむ)、けいあい工房、研進スタッフを含め、総勢23名が参加。お陰様で、この日の作業は効率良く進み、充実した日中作業となりました。「いのちの森づくり」の輪が拡がることは大変嬉しいことであり、オカムラ様のご参加を歓迎し、ご支援に心より感謝申し上げる次第です。
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【「どんぐりブラザーズ」にも新しい仲間が!】
 社会福祉法人敬愛様が運営される就労継続支援B型事業所の「けいあい工房」(神奈川県横浜市戸塚区)様が、この度、「どんぐりブラザーズ」に加わりました。湘南国際村めぐりの森における育樹(除草)作業にご一緒に従事頂くこととなりました。同事業所メンバーの皆さんは、明るく社交的な方が多く、ずっと以前から共に活動しているような印象です。これからの皆さんの活躍に期待が膨らみます。
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オカムラ様「いのちの森づくり」(湘南国際村)ご参加(PDF:リンクプロデュース様作成)

豊島区 苗木配布(官公需)に感謝!

2021/11/23

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        豊島区からの苗木ご発注:累計19,738本
 東京都豊島区では、2009年度から緑化活動を推進する「グリーンとしま」再生プロジェクトを実施し13年目を迎えています。地域における植樹・育樹活動に加え、様々な教育・啓蒙プログラムも組まれていますが、昨年から今年にかけて、コロナ禍の影響を受けスケジュールや内容の変更を余儀なくされています。
SDGsTOSHIMA_logo[1].png 2021年11月20日(土)、としまセンタースクエア(豊島区庁舎)において、「つる植物・いのちの森苗木」配付が行われました。本来、6月6日に予定されていたイベントが延期されていたものです。コロナ感染対策を講ずる中、屋外に設置された会場には区民の皆様が次々に苗木を受け取りに来庁されました。今回も、有難いことに進和学園で栽培した苗木を含めて優先発注を頂きました。高中低木の自然種の広葉樹10種類1,028本の苗木をお持ち帰り頂きました。
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 豊島区より優先発注頂いた苗木の累計本数は、19,738本となりました。豊島区が一連の緑化プロジェクトにおいて、障害のある方々が手掛けた苗木を継続して優先発注下さっていることに、改めて感謝申し上げる次第です。            

              官 公 需 の 優 先 発 注       
 福祉施設で働く障害者の平均月額工賃は、1万6,000円台と低水準にあります。自立のためには障害基礎年金と合わせて最低賃金の3分の1以上が必要と言われています。行政より障害者福祉施設への仕事の発注、いわゆる「官公需」の優先発注を促進すべく、障害者優先調達推進法(2013年4月施行)が制定されています。
 豊島区では、同法が施行される以前から随意契約に基づいて、苗木を進和学園へ優先発注下さっており、苗木の栽培に従事する障害のある方々の働き甲斐や生き甲斐にも繋がっています。同法の適用も合わせ、障害者の就労支援に貢献する官公需の発注事例が増えることが期待されます。

にのみや・どんぐりの森プロジェクト

2021/11/20

 にのみやどんぐりの森P hp.png2021年11月20日(土)、神奈川県中郡二宮町の東京大学果樹園跡地(みらいはらっぱ)において、「にのみや・どんぐりの森プロジェクト」が開催されました。エコフェスタにのみや実行委員会が主催し、二宮町と環境づくりフォーラム(注)が共催、NPO法人「農ある暮らしを広める会」他が協力、国土緑化推進機構(緑の募金子どもたちの未来の森づくり事業)の助成を受けて実施する小学生向けの体験型イベントです。
 ①どんぐりの土おろし(育苗箱へ蒔く作業)②「森のめぐみのクリスマスリース」作りに、小学生約40名が参加しました。大変光栄なことに、「いのちの森づくり」を推進する進和学園&研進にご相談頂き、①について研進スタッフが講師を務めさせて頂きました。 
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 まずは、「どんぐり」(アカガシ、シラカシ、アラカシ、スダジイの4種類を用意)を観察。大きさや形も違う「どんぐり」に子供達は興味津々!「最初に根が出て、春になると芽が出ます。根と芽はどんぐりの何処から出て来るかな?」今春、発芽したアカガシの苗の様子も見てもらいました。3年間育てたポット苗とも見比べて、一粒のドングリが大きく生長することをイメージしてもらいます。葉の形や色艶も違っています。「自然の森は色々な種類が混ざり合っている。仲の良いものだけ集めても駄目。人間社会も同じ・・」という故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)の言葉も紹介し、生物多様性の意義にも触れました。地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)を吸収し命を守ってくれる「自然の森」の大切さについて、子供達は、熱心に耳を傾けてくれました。5班に分かれて「どんぐりの土おろし」を実際に行ってもらいましたが、ワイワイガヤガヤと賑やかに作業を体験して頂きました。
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 ②の「森のめぐみのクリスマスリース」作りも、講師の先生のご指導の下、各自が個性豊かなリース作りに挑戦!楽しい一時を過ごしました。進和学園から、リースの素材となるクズやサツマイモのツルを提供させて頂きました。
 今回の体験を通じて、子供達が豊かな情操を育み、自然の大切さや命の尊さを学ぶ機会として頂ければ幸いです。 

(注)環境づくりフォーラム:二宮町の様々な環境団体で構成するフォーラム(町民活動)で、2006年に発足し未来に繋がる町の環境イベントを実践しています。

イベント案内チラシ:「小学生参加者募集! にのみや・どんぐりプロジェクト」(PDF)
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第21回湘南国際村めぐりの森植樹祭 & 宮脇昭先生追悼植樹式

2021/11/07

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 2021年11月7日(日)、第21回湘南国際村めぐりの森植樹祭が開催されました。一般参加は事前登録制として募った結果、当初予定を大きく上回る200名以上の皆様が応募下さり、スタッフも含め約250名が集いました。「マスク着用・検温・三密回避」のコロナ感染対策を講じながら、横須賀市道沿いの傾斜地(C地区)に自然種の広葉樹44種類1,103本を植樹しました。開会式等のセレモニーは省き、各班20名が揃い次第、順次、植樹地に向かい作業を開始。全10区画の植樹地も、奇数番号から割振り、偶数番号とは時間差を設ける等の工夫は、春の植樹祭と同様です。
 湘南国際村めぐりの森(横須賀市)では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地が、継続的な植樹により自然の姿を取り戻しています。地球温暖化や異常気象への対策として、二酸化炭素(CO2)削減及び防災強化の観点からも、森林再生は有効で必要な取り組みです。

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 午後からは、7月にご逝去された宮脇昭先生(横浜国大名誉教授・享年93歳)を追悼する植樹式が、プロジェクト・メンバー有志により行われました。この地での植樹は、2010年、宮脇先生のご指導の下に始まり、毎年、春秋の植樹祭を通じて追悼植樹式hpIMG_2771.jpg「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」を混植・密植する「宮脇方式」を採用し、着実に成果を蓄積して来ました。
 追悼植樹式では、宮脇先生への感謝と先生の遺志を継いで行くことの決意も新たに、先生のお年と同じ93本の苗木を植樹しました。

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 宮脇昭先生 追悼写真(どんぐりブラザーズ植樹大作戦/湘南国際村 2014.11.23-PDF-)

 今回も、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先利用頂くと共に、在庫がない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て、合計1,008本(追悼植樹式の93本を含む)の苗木を提供させて頂きました。苗木代金については、下記の企業様のご支援を賜りました。厚く御礼申し上げます。

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
 三機工業株式会社  苗木250本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 本田技研工業株式会社  苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 三井住友海上火災保険株式会社  苗木200本をご購入の上ご提供。 
 株式会社 建新  苗木150本の提供についてご協賛。
 株式会社 ホンダロジスティクス   苗木150本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 その他  苗木58本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木137本(ヒメユズリハ、シロダモ、ネズミモチ)が含まれています。重ねて感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

【関連資料】
 第21回湘南国際村めぐりの森植樹祭 案内チラシ(PDF)
 追悼 宮脇昭先生~「いのちの森づくり」のご指導に感謝!~(2021.8.6)
 進和学園「いのちの森づくり」プロジェクト   進和学園「いのちの森づくり友の会」基金

宮脇昭追悼植樹祭(神奈川県秦野市)に参加!~1,500本を植樹!~

2021/10/31

秦野植樹祭2021IMG_1161.jpg
 2021年10月30日(土)、31(日)の両日、神奈川県秦野市平沢向山において、「宮脇昭追悼植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-」が開催されました。「いのちの森づくり2020↗(プラス1未来へ)」及び出雲大社相模分祠が主催し、潜在自然植生に基づく「本物の森」を世界中でご指導され、先般、ご逝去された宮脇昭先生(横浜国大名誉教授・享年93歳)の偉大な功績を称え、追悼する植樹イベントとして企画されました。コロナ感染対策も踏まえ2日間に分けて実施し、両日合わせ約220名の皆様がマスク着用で参加し、自然種の苗木22種類/1,500本を植樹しました。
開会式hpIMG_1187.jpg
 開会式では、主催者を代表して出雲大社相模分祠長の草山清和様が、「人類共通の課題である地球温暖化対策及び次世代に「いのち」を繋ぐ環境保全を目指した植樹を実践され、世界に訴え続けた宮脇昭先生の遺志を継承する取り組みである」とご挨拶されました。また、中村幸人先生(東京農大名誉教授)による生物多様性のお話し、藤原一繪先生(横浜国大名誉教授)による植生と植樹方法(宮脇方式)の解説・ご指導について、参加された皆様は熱心に傾聴されました。
 6区画の植樹地が用意されましたが、今回は、マルチング材の稲わら運びや苗木の仕分け準備等も含めて、当日の植樹祭の中で行うこととし、皆で力を合わせて作業に励みました。
植樹HPIMG_2188.jpg
 進和学園が推進する「いのちの森づくり」も、宮脇先生のご指導の下に取り組み、お陰様で16年目を迎え学園の看板プロジェクトに成長しています。先生への感謝と追悼の念を込めて、進和学園&研進メンバーは、準備を含めて3日連続で参加させて頂きました。
 本植樹祭においても、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用下さると共に、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様及びNPO法人地球の緑を育てる会様のご協力を得て調達させて頂きました。ご支援頂いた企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。

           協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 いのちの森づくり2020↗プラス1未来へ 
 出雲大社相模分祠
 苗木444本をご購入の上ご提供。
 本田技研工業株式会社  苗木300本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社 建新  苗木200本の提供についてご協賛。

 株式会社 ホンダロジスティクス  

 苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 くまざわ株式会社  苗木150本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 ミドリ安全株式会社  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 その他  苗木106本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。
 また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が3種類(シロダモ、ヤブニケイ、ネズミモチ)131本含まれています。重ねて感謝申し上げます。

 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
植樹hp2IMG_1236.jpg

植樹祭案内チラシ ⇒ 「宮脇昭追悼植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-」
植樹祭関連資料  ⇒ 「今なぜ、木を植えるのか(宮脇昭)/樹種リスト・協力・監修」

関連記事:追悼 宮脇昭先生~「いのちの森づくり」のご指導に感謝!~(2021.8.6)

YouTube動画配信 ~ 望月優花様・モッチの樹プロジェクト ~

2021/10/16

20211016望月優花さんhp6MG_1030.jpg    
 アマチュア・トップ・ゴルファーの望月優花様と「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)との連携による植樹活動は、2018年9月の高尾小仏植樹祭に始まり、2019年以降は、湘南国際村めぐりの森において「モッチの樹プロジェクト&どんぐりブラザーズ ミニ植樹祭」を3回実施しています。
 ゴルフ場が、木々を倒し環境を犠牲にして建設されるとの問題意識から、自然に恩返しをしたいとのモッチーこと望月様とお仲間が、チャリティー・ゴルフを企画して参加者お一人につき苗木1本を植樹する計画を立案。有難いことに、進和学園「いのちの森づくり友の会」へご寄付を頂いています。また、望月様に仲介頂いたその他の助成も活用して、障害のある方々が栽培している苗木を優先的に利用し、ささやかな植樹活動に取り組んでいます。
20190517第3回 Goldies Charity Cup hp.jpg
 昨日(2021年10月15日)開催したばかりの湘南国際村めぐりの森でのミニ植樹祭の模様が、望月様の編集により早くもYouTube動画で配信されました。先日、進和学園(しんわルネッサンス)に来訪された際に取材下さった内容(ホンダ車部品組立湘南とまと工房)も合わせて公開頂きました。進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」メンバーも登場しています。
 コロナ禍で社会全体が停滞し、憂鬱な気持ちが蔓延する中で、明るさと元気に溢れる動画は、多くの方々の励みになり希望と勇気を授けてくれます。是非、ご視聴下さい。

ポット苗hp2021.jpg【モッチの樹プロジェクト関連の植樹実績(ご寄付活用分)】
 ① 高尾小仏植樹祭     75本 (2018年  9月23日)
 ② 湘南国際村めぐりの森 101本 (2019年  3月27日)
 ③   同上       112本 (2019年10月28日)
 ④   同上       222本 (2021年10月15日)
             累計:510本

モッチの樹プロジェクト&どんぐりブラザーズ ミニ植樹祭

2021/10/15

モッチの樹ミニ植樹hp20211015.png
 2021年10月15日(金)、湘南国際村めぐりの森(横須賀市)において「モッチの樹プロジェクト&どんぐりブラザーズ ミニ植樹祭」を開催しました。アマチュア・トップ・ゴルファーの望月優花さんとそのお仲間との連携による一連の取り組みです。これまでは、「チャリティー・ゴルフ・コンペ」の収益の一部を、進和学園「いのちの森づくり友の会」へご寄付頂いて植樹を行って来ましたが、今回は、望月様の仲介により一般社団法人MDRT日本会議 (注)様からのご寄付を苗木代金の一部に充当させて頂きました。
植樹hpIMG_1061.jpg 
 望月様とご一緒に福祉施設の「森づくり」チーム「どんぐりブラザーズ」の日中活動として実施しました。湘南の凪(mai!えるしい&えいむ)、横須賀ヘーメット、進和学園の3法人4施設及び研進メンバーも含め23名が集いました。コロナ感染対策(検温・マスク着用・3密回避)を講じながら、休憩IhpMG_1075.jpg自然種の樹種22種類360本の苗木を植えました。(写真撮影時だけマスクを外しました)
 「モッチの樹プロジェクト」様のご支援による植樹は4回目、累計植樹本数は510本となりました。森を切り開いて設けられたゴルフ場も多く、環境への負荷が大きいとの問題意識から、ささやかながら自然環境保全を図ることを目的とした取り組みで、障害のある方々が栽培した苗木を優先利用するという付加価値も高く、深く敬意を表すると共に心より感謝申し上げる次第です。

(注)Million Dollar Round Table (MDRT):生命保険・金融専門家を会員とする世界的な組織です。会員の皆様による社会貢献活動を支援するクオリティ-・オブ・ライフ・グラント(QOLG)という助成制度が設けられ、会員の望月優花様の申請により10万円の助成が実現しました。

【モッチの樹プロジェクト関連の植樹実績(ご寄付活用分)】
 ① 高尾小仏植樹祭     75本 (2018年  9月23日)
 ② 湘南国際村めぐりの森 101本 (2019年  3月27日)
 ③   同上       112本 (2019年10月28日)
 ④   同上       222本 (2021年10月15日~今回~)
             累計:510本
集合写真hpIMG_1079.jpg

参考:モッチの樹プロジェクト&どんぐりブラザーズ ミニ植樹祭計画書

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20211007望月優花様とhpIMG_0923.jpg

高尾小仏植樹祭2021に参加!

2021/10/12

開会式hpIMG_0970.jpg
 2021年10月10日(日)、東京都八王子市裏高尾町(都立高尾陣場自然公園内)において、「高尾小仏植樹祭2021」が開催されました。中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による広大な盛土場に、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生する取り組みで、5回目(5年目)の植樹祭となります。
 宮脇方式(混植・密植)による植樹を推進するNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、盛土場を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)が共催、(公)イオン環境財団はじめ企業のご協賛を得ると共に、進和学園いのちの森づくり友の会が、今回も苗木の提供等に係わる協力メンバーとして参画しています。
植樹hpIMG_0996.jpg
 幸いにもコロナ緊急事態宣言が解除され、一般募集の皆様も含め260名近くが集いました。引き続きコロナ対策(検温、マスク着用、3密回避)にも注意しながら、20種類/3,300本の苗木を植樹することが出来ました。盛土場の最上部に連なる急斜面のため、開会式では安全第一に作業を行なうための注意点の説明を受けました。確かに身動きも困難な凄い斜面での植樹でしたが、各班で苗木や稲ワラ(マルチング材)をバケツリレーで運ぶ等、チームワークを発揮して頑張りました。作業を終えた皆様の笑顔が、コロナ禍の憂鬱を吹き飛ばすかのように弾ける素晴らしい植樹イベントとなりました。
 今回も、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用下さると共に、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。「森づくり」を通じた自然環境保全や防災に加え、障害のある方達の就労支援にも繋がる付加価値の高い植樹活動です。ご支援頂いた企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。
模擬店hp2IMG_0964.jpg

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 NPO法人国際ふるさとの森づくり協会
 (イオン環境財団他)
 苗木ご購入予算に基づき、数量を集計中。
 PGF(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル)
 生命保険株式会社
 苗木444本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 本田技研工業株式会社  苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 環境まちづくりNPOエコメッセ  苗木111本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社ホンダロジスティクス  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 ミドリ安全株式会社  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。
 また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が3種類(ウラジロガシ、シロダモ、ヤブニケイ)523本含まれています。重ねて感謝申し上げます。
 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
高尾hp20211010hp植樹チャート_0001.jpg
集合写真hpIMG_1025.jpg

【参考】
*案内チラシ ⇒ 「高尾小仏植樹祭2021」(PDF)
*動画配信 ⇒ 「レナフォ・動画集」(YouTube)
過去4回の植樹祭 看板(2017、2018、2019、2020)

高尾小仏植樹活動「育樹作業」に参加!~追悼の「補植」も実施!~

2021/09/26

20210926育樹hpIMG_0286.jpg
 2021年9月26日(日)、高尾小仏植樹地の「育樹作業」に参加しました。2017年に開始された植樹は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土から成る巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みです。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱・指導された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を導入しています。私達が推進する「いのちの森づくり」の大切な拠点の一つであり、有難いことに、
「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。
 これまで、木々は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物の繁茂を放置すると樹木の生長が阻害されてしまうため、定期的な育樹(除草)作業が必要となります。コロナ禍においても、自然の営みは変わりません。
 コロナ緊急事態宣言が延長されており、今回も、一般公募は行わず、主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティアの皆様、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地元自治会、地盤造成に関与されている鹿島建設・清水建設の方々をはじめ、関係者約70名が集いました。春と同じく、進和学園からの参加は控え、窓口会社の研進スタッフが代表して参加、地元の福祉施設NPO法人あるが(ハッピーフルーツ)の皆様と共に作業に励みました。マスク着用にソーシャル・ディスタンスも意識しつつ、美しい高尾の自然に触れながら爽やかな汗を流しました。
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 また、この度、相次いでご逝去された宮脇昭先生とレナフォ理事長の髙野義武様の追悼の念を込めて、育樹作業終了後にプロジェクト関係者と有志による苗木210本の「補植」を行いました。お二人のご功績を称え、ご冥福をお祈り申し上げながら、ご指導頂いた「いのちの森づくり」を将来に向けてしっかりと継承して行こうと誓い合いました。

【参考】高尾小仏植樹活動(2017~/トンネルの工事残土・盛土場の森林再生)

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 20210922横浜ゴム様苗木ご寄贈hp (002).jpg
 
横浜ゴム(株)様が推進される「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトにおいて、同社社員の皆様が育てた苗木を進和学園に多数ご寄贈頂いています。今回の高尾小仏における「補植」にもヤマブキ等4種類20本を活用させて頂きました。
 森林再生におけるユニークな「民福連携」(民間と福祉の連携)は、2010年に始まり11年目となります。2021年9月22日、同社平塚製造所様より、5種類45本の苗木をご寄贈賜りました。本年度3回目となります。これまで、同社からの苗木ご寄贈は累計44,633本、その内、38,281本が実際に植樹されています。進和学園が提供した苗木約31万本の12%以上を占めています。自然環境保全に加えて障害者の就労支援にも貢献頂いており、横浜ゴム(株)様のご厚意ご支援に重ねて感謝申し上げます。 

 ⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み

追悼 宮脇昭先生 ~「いのちの森づくり」のご指導に感謝!~ 

2021/08/06

 潜在自然植生理論に基づく「その土地本来の木による本物の森づくり」を世界各地でご指導された生態学者の宮脇昭先生(横浜国立大学名誉教授)が、2021年7月16日にご逝去されました。(享年93歳)先生の多大なご功績を称え、生前に賜りましたご指導ご交誼に心より感謝申し上げますと共に、慎んでご冥福をお祈り申し上げます。
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 20120517宮脇先生hpIMG_0196 (2).jpg宮脇先生には、2006年4月、福祉工場「しんわルネッサンス」植樹祭(52種類4,888本)を、また、2009年6月、生活介護施設「進和万田ホーム」植樹祭(52種類3,440本)を直々にご指導頂きました。宮脇方式(混植・密植)により植樹した上記2施設を囲む木々は、今では、素晴らしい「森」に生長し、私達の活動を見守ってくれています。
 2006年10月、進和学園における「いのちの森づくり」プロジェクトがスタート!宮脇先生はじめ多くの皆様に支えて頂き、15年目を迎えています。「自然の森は、色々な種類が混ざり合っている。仲の良いものだけ集めても駄目。人間社会も同じ。混ぜる。混ぜる・・」という先生の教えは、お互いに個性を尊重して切磋琢磨し、競争しながらも少し我慢して共に生きるという「多様性」と「共生」の理念を分かり易く伝えてくれます。
2006ルネ植樹祭hpIMG_1344.jpg
 「いのちの森づくり」は「人づくり」に繋がり、そこに、私達は、障害のある方達の自立・就労支援の可能性を確信しています。今では、他の福祉施設の皆さんとの協働による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」活動に発展、障害のある方々にディーセントワーク(Decent Work:働き甲斐のある人間らしい仕事)をもたらしています。ドングリや木の実を集めてポット苗を育て、植樹・育樹作業を継続することは、ささやかながら地球環境保全や防災にも貢献します。教育・福祉、更には、SDGs(持続可能な開発目標)にも通ずる付加価値の高い取り組みと言えます。
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 宮脇先生にご指導頂いた「いのちの森づくり」をこれからも地道に実践することで、先生のご恩に報いて参りたいと思います。宮脇先生!親身なるご指導を頂き、有難うございました。先生の教えをしっかりと胸に刻み、一同で力を合わせチャレンジして参ります。
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いのちを守る森の防潮堤/東北被災地(岩沼市)&遠州灘に苗木提供!

2021/07/12

 東日本大震災の教訓として、白砂青松として親しまれて来た海岸防災林の在り方は見直され、根の浅い「松」の弱点を補うために、直根・深根性の広葉樹を混植・密植する「いのちを守る森の防潮堤」を構築する取り組みが行われています。
 東北被災地に加え、南海トラフ巨大地震想定による津波対策を踏まえ、浜松と掛川を中心に行政と民間が協働で遠州灘の海岸植樹活動を推進しています。
20210522いのちを守る森の防潮堤[1].jpg
 進和学園「いのちの森づくり友の会」では、これまで「いのちを守る森の防潮堤」に多数の苗木を提供して来ました。コロナ禍に伴い、各地の植樹祭や関連イベントは中止や延期を余儀なくされていますが、この度、宮城県岩沼市及び遠州灘(浜松と掛川)においてコロナ感染対策を講じながら植樹が行われ、「友の会」から苗木を提供させて頂きました。
 この一連の植樹活動をご支援頂いております企業・団体・個人の皆様に、心より感謝申し上げる次第です。本来、私達も参加したいところですが、今は、我慢せざるを得ません。コロナが終息し、再び、皆様と楽しく交流しながら木を植えることが出来ることを願って止みません。

■岩沼市千年希望の丘Final植樹祭2021苗木hpP6080107.jpg

 東北被災地における「いのちを守る森の防潮堤」の象徴的な取り組みとして実施されて来た宮城県岩沼市千年希望の丘における植樹活動です。大震災から10年が経過し、今般、Final植樹祭2021と銘打ち宮脇方式(混植・密植)による植樹が行われました。
2021年6月10日~6月19日にかけて、合計13,070本の植樹を実施、その中には、進和学園より提供した1,117本の苗木も含まれています。
 海岸防災林としては勿論、自然環境保全の面で極めて意義深い植樹活動に関われることは、私共にとって大きな喜びです。(写真提供:エスペックミック(株)様)

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
 エスペックミック株式会社
(一般社団法人森の防潮堤協会他)
 苗木453本をご購入の上ご提供。
 株式会社サン・ライフ  苗木362本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 ホットケーキパーラーFru-Full  苗木191本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 環境まちづくりNPOエコメッセ    苗木111本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

【注】
①上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。
 また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培
 を引き継がせて頂いた苗木(ウラジロガシ、シロダモ)が合計180本含まれています。重ねて
 感謝申し上げます。
②朝日新聞「地球教室」の「苗木の里親制度」に基づく「東北植樹リレー」として、上記には7本
 の苗木が含まれています。当該植樹リレーの累計本数は177本となります。

YouTube(動画配信):岩沼市千年希望の丘Final植樹祭2021

■浜松市「~KALAプロジェクト」防潮森づくり
20210516浜松植樹_28[1].jpg 「~KALAプロジェクト」は、浜松市の遠州灘海岸における植樹活動です。縄文楽校様はじめ賛同者による活動で、私達も2015年からプロジェクト・メンバーに加入しています。
 2021年4月8日、5月13日及び6月9日、3回に渡り進和学園が手掛けた広葉樹の苗木14種類320本、160本&160本、合計640本をお届けしました。地元の高校生やボランティアの皆様により、無事に植樹して頂きました。

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
  本田技研工業株式会社  苗木320本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社サン・ライフ  苗木160本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  株式会社ホンダロジスティクス  苗木160本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木(ウラジロガシ、ネズミモチ)が合計30本含まれています。重ねて感謝申し上げます。

■掛川市 希望の森づくり「潮騒の杜」植樹祭
20210522hp掛川植樹_28[1].jpg 掛川市及びNPO法人時ノ寿の森クラブ様をはじめ官民一体で継続されている海岸防災林構築の取り組みです。
 2021年5月22日、大渕地内海岸防災林において、事前登録の100名様に絞りコロナ対策を講じた上で、3,000本の植樹が行われました。進和学園からは、自然種の広葉樹7種類1,880本を提供させて頂きました。

中日新聞「掛川の海岸防災林、3,000本植樹」(2021.5.23)

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
  株式会社サン・ライフ   苗木800本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  本田技研工業株式会社  苗木500本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  株式会社ホンダロジスティクス  苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  ホットケーキパーラーFru-Full  苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  株式会社建新  苗木100本の提供についてご協賛。
  くまざわ株式会社  苗木80本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木(ネズミモチ)が185本含まれています。重ねて感謝申し上げます。

案内チラシ:掛川市 希望の森づくり「潮騒の杜」植樹祭
関連資料:横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

高尾小仏植樹活動「育樹作業」に参加!

2021/05/29

育樹hpIMG_0286.jpg
2021年5月29日(土)、高尾小仏植樹活動の一環として実施された「育樹作業」に参加しました。2017年に開始されたこの活動は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土から成る巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みです。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱・指導される潜在自然植生に基づく混植・密植方式が導入されています。私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトの大切な拠点の一つであり、有難いことに、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。
高尾hpIMG_0304.jpgこれまで、苗木は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物の繁茂を放置すると樹木の生長が阻害されてしまうため、年2回程度の育樹(除草)作業が必要です。コロナ禍においても、この保全活動は欠かせません。
主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)では、元々、一般公募による「育樹祭」を計画していましたが、東京では、コロナ緊急事態宣言が発令されており、一般からの募集は断念し関係者有志による「育樹作業」として実施されました。レナフォの植生工学士にボランティアの皆様、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地元自治会、地盤造成に関与されている鹿島建設・清水建設の方々をはじめ、総勢39名が集いました。進和学園からは、コロナ禍により参加は控え、窓口会社の研進スタッフ4名が代表して参加、地元の福祉施設NPO法人あるが(ハッピーフルーツ)の職員の皆様と共に作業に励みました。
閉会式hpIMG_0314.jpg
マスク着用にソーシャル・ディスタンスも意識しながら、午前中の約2時間、美しい高尾の自然に触れながら爽やかな汗を流しました。コロナが終息して、一般の皆様にも安心してご参加頂き、楽しく交流しながら活動出来ることを願っています。
20210529高尾育樹hpIMG_0319.jpg

【参考】高尾小仏植樹活動(2017~/トンネルの工事残土・盛土場の森林再生)

子供達とポット苗づくり~花水地区町内福祉村(花水わくわく教室)~

2021/05/15

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2021年5月15日(土)、花水地区町内福祉村(神奈川県平塚市)主催の「花水わくわく教室」のプログラムとして、子供達のための「ポット苗づくり」体験イベントが花水公民館において開催されました。私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトの一環として、進和学園&研進スタッフは、当日の運営をサポートさせて頂きました。苗木や資材の提供その他経費は、「いのちの森づくり」をご支援頂いている企業・個人様からのご寄付から成る「いのちの森づくり友の会」基金を活用させて頂きました。
コロナ対策を踏まえ、参加者を花水地区の小学生と保護者を中心に24名以内に絞り、全員マスク着用にソーシャルディスタンスを保つよう留意して対応しました。
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最初に「どんぐりのなる木を育てよう」と題して木や森の基礎知識を学びました。木の種類(広葉樹・針葉樹/常緑樹・落葉樹)をはじめ「自然の森」の役割として、二酸化炭素吸収(光合成)や地盤形成等の環境保全・防災に加え、食物連鎖やSDGs(持続可能な開発目標)にも及び、大人にとっても有益な講座となったのではないでしょうか?
その後、2班に分かれて「ポット苗づくり」体験と隣接する桃浜公園で「クイズをしながら樹木しらべ」を行いました。皆さん、大変熱心に参加下さり、楽しい一時を共有しました。この日、ポット苗づくりを行った3種類(シラカシ、スダジイ、タブノキ)の苗木は、ご自宅で3年程育てて頂き、ご一緒に植樹する機会を計画したいと思います。
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長引くコロナ禍により社会全体が停滞する中で、貴重な地域交流の場となりました。「福祉・教育・環境」の連携にも繋がる本取り組みをご支援下さった皆様に、心より感謝申し上げます。

【関連資料】
花水わくわく教室「どんぐりのなる木を育てよう」(案内チラシ)
どんぐりポット苗の作り方(PDF)

第20回湘南国際村めぐりの森植樹祭

2021/05/09

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第20回湘南国際村めぐりの森植樹祭
が、2021年5月9日(日)、コロナ禍に伴い一般参加を事前登録頂いた200名様に限定して執り行われました。「検温」や「三密回避」等のコロナ感染対策を講ずる中で実施されました。横須賀市道沿いの傾斜地(C地区)に自然種の広葉樹44種類3,000本を植樹することが出来ました。
昨年の植樹は、春秋共にプロジェクトチームの日中作業に落とし込んで分散実施しましたが、今回、開会式や集合写真撮影等は取り止め、各班15~20名が揃い次第、順次、植樹地に向かい作業を開始。全10区画の植樹地も、奇数番号から割振り、偶数番号とは時間差を設ける等のソーシャルディスタンスを保つ工夫を凝らしました。東京をはじめコロナ緊急事態宣言が発せられており、私達スタッフも神奈川県民中心で対応しました。参加頂いた皆様は、各自マスクを着用し私語を控えながらも、爽やかな五月晴れの休日、自然と触れ合う貴重な時間を共有しました。

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湘南国際村めぐりの森(横須賀市)では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地が、継続的な植樹により自然の森の姿を取り戻しています。地球温暖化や異常気象への対策として、二酸化炭素(CO2)の吸収及び防災面においても、森林の再生は有効です。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱される「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」の広葉樹を多種類選択して混植・密植しますが、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先利用頂くと共に、在庫がない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て対応、合計2,500本の苗木を提供させて頂きました。本植樹祭をご支援下さった下記の企業・団体様並びに関係の皆様に厚く御礼申し上げます。

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
  株式会社サン・ライフ   苗木800本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  三機工業株式会社  苗木500本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 公益財団法人
 鎮守の森のプロジェクト
 苗木444本をご購入の上ご提供。
 湘南国際村めぐりの森
 混植・密植方式植樹推進グループ
 苗木222本をご購入の上ご提供 。
 三井住友海上火災保険株式会社  苗木200本をご購入の上ご提供。 
  本田技研工業株式会社  苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  株式会社ホンダロジスティクス  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 ホットケーキパーラーFru-Full  苗木34本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が7種類245本含まれています。重ねて感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
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【関連資料】
 第20回湘南国際村めぐりの森植樹祭 案内チラシ(PDF)
 進和学園「いのちの森づくり」プロジェクト   進和学園「いのちの森づくり友の会」基金
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植樹祭を2日後に控えた5月7日(金)、混植・密植方式による植樹が確実に行えるよう、44種類3,000本の苗木の仕分け作業を行ないました。本プロジェクトを主導される一般社団法人Silvaさんの指導に基づき、「どんぐりブラザーズ」の湘南凪えいむ&mai!えるしい、横須賀ヘーメット、進和学園の3法人4施設に研進を合わせ総勢30名が参加しました。
全員マスク姿でコロナ対策にも気を付けながら、和気藹々とチーム・ワークを発揮して予定通りの作業を終えることが出来ました。
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横浜ゴム様からの苗木ご寄贈に感謝!~11年目/累計:44,588!~

2021/04/30

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横浜ゴム(株)
様は、各事業所において「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生する「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトに取り組まれています。社員の皆様がドングリや木の実から幼苗を栽培し、植樹に加え苗木の提供活動にも注力されています。各工場で栽培された余剰苗を、進和学園にご寄贈頂いて私達が推進する「いのちの森づくり」において栽培を引き継がせて頂くユニークな「民福連携」(民間と福祉の連携)を継続しています。この取り組みは、2010年に始まり12年目を迎えました。
20210423湘南国際村hpIMG_9879.jpg2021年4月27日、同社平塚製造所様より、今年も、スダジイやトベラ等の幼苗6種類263本をお譲り頂きました。
いつもは、大勢で同社を訪問して御礼申し上げるのですが、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、進和学園&研進の代表5名に絞って苗木を引き取りに伺いました。平塚製造所の皆様に温かくお迎え頂き、苗木の車両への積み込みもお手伝い頂きました。また、4月30日には、タブノキの苗木60本を追加してご寄贈頂きました。
同社からご寄贈頂いた苗木は、累計44,588本となり、その内、実際に植樹が実現している苗木は合計37,521本(216事案)に及びます。私達がこれまでに提供した苗木総数、約30万5千本の12%以上を占めることとなります。
横浜ゴム様からご寄贈頂いた苗木は、森林再生を通じた自然環境保全や防災対策の他、障害のある方々の就労支援にも繋がっています。CSR(企業の社会的責任)やSDGs(持続可能な開発目標)の観点からも意義深いものと深く敬意を表すると共に、継続的なご支援に心より感謝申し上げます。   
 ⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み

【参考資料】
神奈川新聞「横浜ゴムから5300本の苗木リレー」(2010.8.11)

タウンニュース平塚版
⇒ 「福祉法人に苗木を寄贈 横浜ゴム平塚製造所」(2017.2.23)
⇒ 「つながる植樹の輪」(2010.8.12)

「里山ユニット」研修に参加!~ゴバイミドリ様との連携~

2021/04/20

「里山ユニット」は、日本在来の樹種を組み合わせて里山の風景や自然を身近に楽しめる緑化ユニットです。(株)ゴバイミドリ様より「里山ユニット」製作を障害のある方々の仕事としてご発注頂いています。「いのちの森づくり」の関連事業として、福祉工場「しんわルネッサンス」の「どんぐりグループ」が、日々、働き甲斐を感じながら作業に励んでいます。
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2021年4月20日、ゴバイミドリ様の「5×緑BASE」(進和学園「どんぐりハウス」の隣接地に昨年オープンした拠点)において、同社主催の「里山ユニット」研修が開催されました。
同社スタッフ及び関係の皆様と共に、進和学園&研進メンバーも参加させて頂きました。「里山ユニット」を起案・設計された著名なランドスケープデザイナーの田瀬理夫先生が直々に講師を務められ、ユニット製作の手順についてお手本を示しつつ懇切丁寧にご指導下さいました。
全員がマスクを着用してコロナ対策にも留意しながら、熱心に取り組みました。皆様との貴重な交流の一時を過ごすと共に、完成した「里山ユニット」を囲んで、一同、達成感に浸ることが出来ました。
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「里山ユニット」には、進和学園で栽培している苗木を優先的にご利用頂くと共に、ユニット内の土壌(専用の資材)準備から苗木の植え付け、そして、水遣り等の日々のお世話に至るまで様々な作業があります。各人の能力に応じて役割を分担し計画的に業務を行います。日頃より、ゴバイミドリの皆様が、優しく親身にご指導下さっています。
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自主製品の販売促進だけでは自ずと限界があり、「民福連携」に基づく企業様からの「良質な仕事」の受注が重要となっています。47年目を迎えるホンダ車部品事業や地元スーパー「しまむら」様における「施設外就労」等に加え、ゴバイミドリ様との連携は、私共にとって有難い取り組みであり、精一杯チャレンジして参りたいと思います。

(株)ゴバイミドリ社長 宮田生美様ご寄稿
(「いのちの森づくり友の会」会報第11号-2020年6月-)

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