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日清製粉グループ様 「里山BONSAI」ワークショップに参画!

2023/07/06

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  2023年7月5日(水)、日清製粉グループ様において、「里山BONSAI」ワークショップが開催されました。本企画は、株式会社環境ビジネスエージェンシー様がコーディネートされ、進和学園で育てた苗木を使ってBONSAIをつくるワークショップとなっており7年連続となります。コロナ禍により3年間は、WEB(オンライン)により実施されましたが、今回、会議室に集合された約30名に加え、WEB利用により他拠点から約20名の社員の皆様が参加されました。
 環境ビジネスエージェンシー代表の鈴木敦子様のプレゼンテーションに続いて、弊社の出縄貴史より、進和学園はじめ福祉施設(どんぐりブラザーズ)が取り組む「いのちの森づくり」プロジェクトについて紹介させて頂きました。本企画の講師にご指名頂くのは3回目であり、誠に光栄なことと感謝申し上げます。
 私達は、故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導の下、苗木の栽培から植樹・育樹に取り組み、17年目を迎えています。福祉・環境・教育・労働(企業)の連携を通じて、障害のある方達の就労機会の拡充を目指し、Decent Work(働き甲斐のある人間らしい仕事)を追求する取り組みの一端をご案内申し上げました。
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 皆様には、大変熱心に参加頂き、「里山BONSAI」づくりにも積極的に取り組んで下さいました。地球温暖化という世界が直面する課題への対応や、手入れが行き届かずに荒廃した森林を豊かな里山や自然の森に蘇らせるにはどうしたら良いか?生物多様性を育み水源涵養や防災にも資する植樹・緑化活動の意義を考える機会となれば幸いです。 
 日清製粉グループ様が、このような社内企画を継続され、社員の啓発・人材育成や環境保全・福祉の分野にも企業の社会的責任(CSR)やSDGs(持続可能な開発目標)を実践される姿勢に心より敬意を表する次第です。

【関連記事】
日清製粉グループ様 「里山BONSAI」ワークショップに参画!(2019.6.10)
日清製粉グループ様 「里山BONSAI] ワークショップ 講話(2018.6.11)

神奈川県立秦野曽屋高校 ゲスト講師

2023/06/08
 神奈川県立秦野曽屋高校では、福祉・ボランティア教育に注力されており、「総合的な探求(学習)の時間」等において研進・進和学園にお声掛け頂いています。同校生徒の皆さんが、授業から何かを感じ、更に思慮を深めて人間的な成長に繋げる機会として頂ければ幸いです。

■「障がい者福祉」概論(2021~2023年度)
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 2021~2023年度の1年生を対象とした「総合的な探求の時間」の選択授業の中で、3年連続で「障がい者福祉」の概論について、研進の出縄貴史が講師を務めました。
 2021年度は14名、2022年度は13名、2023年度は35名の生徒さんに受講頂きました。進和学園が取り組むホンダ車部品組立、農産品加工、製パン・菓子類、地元スーパーでの施設外就労や「いのちの森づくり」等の具体的な事例も紹介しながら、以下の教材に基づき解説し質疑応答を行いました。

教材:神奈川県立秦野曽屋高等学校「障がい者福祉(1年生)」(PDF)

秦野曽屋高校201405hp[3].jpg■多様性と共生/働くことの意義
        (2014年5月15日)
 研進の出縄貴史が講師を務めさせて頂き、参加した2年生13名の皆さんと、下記テーマについて一緒に考えました。              
<テーマ>
1.「自然の森」から学ぶ多様性
  (ダイバーシティー)と「共生」の在り方

  宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)の次のメ
  ッセージを紹介し、その意義を考えました。
  「自然の森は色々な種類が混ざり合っている。仲の良いものだけ集めても駄目。人間社会も
  同じ。混ぜる。混ぜる。混ぜる!」
  「共生とは、仲良しクラブではない。競争しながら少し我慢して共に生きること!」

2.働くことの意義~仕事の報酬とは何か?人生の成功とは何か?~
  田坂広志著「人生の成功とは何か」(2005/PHP研究所)より、①勝者の思想 ②達成の
  思想 ③成長の思想 という思想の深化について紹介。
 
関連記事: 秦野曽屋高校との交流(2013.9.7)
アーカイブ:タウンニュース(2011.6.2)  同左(2010.9.11)   同左(2010.5.29)


■植樹体験と障害者との共生(2012年6月7日)
集合写真IMG_3953 (2).jpg 同校2年生17名と進和学園「どんぐりグループ」メンバーが協力して、校庭2カ所に進和学園栽培の苗木150本を植樹する体験授業を行いました。
 また、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱される「自然の森」から人間社会の「共生」の在り方について考えました。


■「働くことの意義」(2010年6月17日)
 同校1年生約40名の皆さんに受講頂きました。研進の出縄貴史が講師を務め、障害者の皆さんの働く姿や「いのちの森づくり」プロジェクトの具体例を挙げながら、「働くことの意義」について考えました。

「自分の家で木を育てよう」~花水地区町内福祉村(花水わくわく教室)~

2023/03/26

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 2023年3月25日(土)、花水地区町内福祉村(神奈川県平塚市)主催の「花水わくわく教室」のプログラムとして、「自分の家で木を育てよう」と題して、「ポット苗づくり」体験イベントが花水公民館において開催されました。同様のイベントを2年近く前の2021年5月にも実施していますが、今回も、私達が推進する「いのちの森づくり」の一環として、進和学園&研進スタッフは、当日の運営をサポートさせて頂きました。苗木や資材の提供その他経費は、前回と同じく、ご支援頂いている企業・団体様からのご寄付から成る「いのちの森づくり友の会」基金を活用させて頂きます。
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 花水地区の小学生と保護者を中心に20名近くが参加し、最初に、講義形式で、木や森の基礎知識を学びました。木の種類(広葉樹・針葉樹/常緑樹・落葉樹)をはじめ「自然の森」の役割として、二酸化炭素吸収(光合成)や地盤形成等の環境保全・防災に加え、食物連鎖やSDGs(持続可能な開発目標)にも及ぶ充実した内容です。「ポット苗をつくって育ててアゲハチョウをよぼう!」「自分にできるSDGs」・・といった呼び掛けに、子供達も興味を示してくれたようです。
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 その後、雨天のため急遽、屋内にブルーシートを敷いて設営した「ポット苗づくり」のためのテーブル3台に分かれて、シラカシ、タブノキ、センリョウの幼苗を育苗箱から1本づつポットへ移す作業を体験!皆さん、夢中で作業を行い短時間で320個のポット苗が出来上がりました。
タブノキhpIMG_6610.jpg 最後に「クイズによる樹木しらべ」も行い、楽しみながら知識を深める絶好の機会となりました。この日、ポット苗づくりを行った苗木は、各自3~4本をご自宅に持ち帰り育てることとしました。2~3年後、生長した苗木を、ご一緒に植樹する計画を立てたいと思います。

【関連資料】
花水わくわく教室「自分の家で木を育てよう」(案内チラシ)
どんぐりポット苗の作り方(PDF)

シンポジウム「新たな森と人の関わり『Forest Style』の提案」に登壇!

2022/03/10

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 2022年3月10日(木)、(公社)国土緑化推進機構美しい森林づくり全国推進会議他が主催するシンポジウム「新たな森と人の関わり『Forest Style』の提案~カーボンニュートラルを見据えて~」が、WEB配信(ZOOMウェビナー)にて開催されました。2050年カーボンニュートラルの実現に向けた温室効果ガス対策が、国際的な重要課題とされています。森林・林業分野では、二酸化炭素(CO2)の吸収・固定、木材利用による貢献が期待されています。本シンポジウムは、カーボンニュートラルを見据え、持続可能な社会を目指す中で、森林の持つ可能性、森林と人との新たな関係構築について、企業や個人のこれからの行動や関わりに焦点を当てています。
 大変光栄なことに、基調講演に続く事例報告(4件)において、進和学園が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトが、福祉事業による展開の事例としてご指名を賜りました。本取り組みを仲介して来た(株)研進の出縄貴史がパネリストとして登壇し、活動内容を紹介させて頂くと共にパネルディスカッションにも参加させて頂きました。

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 私達は、福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」の就労支援の一環として、ドングリや木の実から苗木を栽培し、各所で植樹・育樹活動を行っています。障害のある方々の「働き甲斐」や「生き甲斐」を追求し、福祉的就労の拡充を図ることが目的ですが、「森づくり」は、環境・防災・教育・CSR(企業の社会的責任)といった諸分野と価値観が重なる部分が多いと言えます。ささやかながら、SDGs(持続可能な開発目標)にも通ずる取り組みでもあり、「森と人の関わり/Forest Style」を考える上で、少しでもご参考として頂ければ幸です。

案内チラシ:シンポジウム「新たな森と人との関わり『Forest Style』の提案」(PDF)
報告資料 :どんぐりブラザーズ「いのちの森づくり」プロジェクト(PDF)

平塚ロータリークラブ「卓話」に登壇~福祉的就労の現状と課題 ~

2021/11/30
icon_flag[1].png 2021年11月25日、平塚ロータリークラブ様の例会(グランドホテル神奈中)において、研進の出縄貴史がゲストとして招かれ、「福祉的就労の現状と課題」をテーマとして卓話を担当させて頂きました。
 同会の週報「HIRATSUKA R.C. WEEKLY」にその要旨が掲載されています。
 
卓話内容:平塚ロータリークラブ週報第3338号
「HIRATSUKA R.C.WEEKLY/福祉的就労の現状と課題」
 
【参考】
 2016年3月10日、同じく平塚ロータリークラブ様の例会(グランドホテル神奈中)にお招き頂き、「どんぐりブラザーズといのちの森づくりプロジェクト」と題して卓話を担当させて頂いています。
 

にのみや・どんぐりの森プロジェクト

2021/11/20

 にのみやどんぐりの森P hp.png2021年11月20日(土)、神奈川県中郡二宮町の東京大学果樹園跡地(みらいはらっぱ)において、「にのみや・どんぐりの森プロジェクト」が開催されました。エコフェスタにのみや実行委員会が主催し、二宮町と環境づくりフォーラム(注)が共催、NPO法人「農ある暮らしを広める会」他が協力、国土緑化推進機構(緑の募金子どもたちの未来の森づくり事業)の助成を受けて実施する小学生向けの体験型イベントです。
 ①どんぐりの土おろし(育苗箱へ蒔く作業)②「森のめぐみのクリスマスリース」作りに、小学生約40名が参加しました。大変光栄なことに、「いのちの森づくり」を推進する進和学園&研進にご相談頂き、①について研進スタッフが講師を務めさせて頂きました。 
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 まずは、「どんぐり」(アカガシ、シラカシ、アラカシ、スダジイの4種類を用意)を観察。大きさや形も違う「どんぐり」に子供達は興味津々!「最初に根が出て、春になると芽が出ます。根と芽はどんぐりの何処から出て来るかな?」今春、発芽したアカガシの苗の様子も見てもらいました。3年間育てたポット苗とも見比べて、一粒のドングリが大きく生長することをイメージしてもらいます。葉の形や色艶も違っています。「自然の森は色々な種類が混ざり合っている。仲の良いものだけ集めても駄目。人間社会も同じ・・」という故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)の言葉も紹介し、生物多様性の意義にも触れました。地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)を吸収し命を守ってくれる「自然の森」の大切さについて、子供達は、熱心に耳を傾けてくれました。5班に分かれて「どんぐりの土おろし」を実際に行ってもらいましたが、ワイワイガヤガヤと賑やかに作業を体験して頂きました。
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 ②の「森のめぐみのクリスマスリース」作りも、講師の先生のご指導の下、各自が個性豊かなリース作りに挑戦!楽しい一時を過ごしました。進和学園から、リースの素材となるクズやサツマイモのツルを提供させて頂きました。
 今回の体験を通じて、子供達が豊かな情操を育み、自然の大切さや命の尊さを学ぶ機会として頂ければ幸いです。 

(注)環境づくりフォーラム:二宮町の様々な環境団体で構成するフォーラム(町民活動)で、2006年に発足し未来に繋がる町の環境イベントを実践しています。

イベント案内チラシ:「小学生参加者募集! にのみや・どんぐりプロジェクト」(PDF)
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子供達とポット苗づくり~花水地区町内福祉村(花水わくわく教室)~

2021/05/15

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 2021年5月15日(土)、花水地区町内福祉村(神奈川県平塚市)主催の「花水わくわく教室」のプログラムとして、子供達のための「ポット苗づくり」体験イベントが花水公民館において開催されました。私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトの一環として、進和学園&研進スタッフは、当日の運営をサポートさせて頂きました。苗木や資材の提供その他経費は、「いのちの森づくり」をご支援頂いている企業・個人様からのご寄付から成る「いのちの森づくり友の会」基金を活用させて頂きました。
 コロナ対策を踏まえ、参加者を花水地区の小学生と保護者を中心に24名以内に絞り、全員マスク着用にソーシャルディスタンスを保つよう留意して対応しました。
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 最初に「どんぐりのなる木を育てよう」と題して木や森の基礎知識を学びました。木の種類(広葉樹・針葉樹/常緑樹・落葉樹)をはじめ「自然の森」の役割として、二酸化炭素吸収(光合成)や地盤形成等の環境保全・防災に加え、食物連鎖やSDGs(持続可能な開発目標)にも及び、大人にとっても有益な講座となったのではないでしょうか?
 その後、2班に分かれて「ポット苗づくり」体験と隣接する桃浜公園で「クイズをしながら樹木しらべ」を行いました。皆さん、大変熱心に参加下さり、楽しい一時を共有しました。この日、ポット苗づくりを行った3種類(シラカシ、スダジイ、タブノキ)の苗木は、ご自宅で3年程育てて頂き、ご一緒に植樹する機会を計画したいと思います。
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 長引くコロナ禍により社会全体が停滞する中で、貴重な地域交流の場となりました。「福祉・教育・環境」の連携にも繋がる本取り組みをご支援下さった皆様に、心より感謝申し上げます。

【関連資料】
花水わくわく教室「どんぐりのなる木を育てよう」(案内チラシ)
どんぐりポット苗の作り方(PDF)

とちぎセルプ・ステップアップ研修

2020/10/15

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2020年10月14日、とちぎセルプセンター主催「ステップアップ研修 会計管理・コスト管理を学ぶ(施設管理者対象)」が開催されました。新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、ZOOMによるWEB会議で行われ、栃木県の福祉施設を中心に19名の皆様が参加されました。

マザーネス代表の羽塚順子様のコーディネートにより、誠に光栄なことに研進の出縄貴史が講師を務めさせて頂きました。研進が、進和学園はじめ連携福祉施設と協働で取り組む「いのちの森づくり」や「施設外就労(企業内就労)」による事業の多角化に伴う収支管理の視点から、実例と具体的な数字を挙げて説明申し上げました。先進的であるとか好事例ということではなく、私共が日々直面している問題や試行錯誤から、福祉的就労分野に共通する課題を浮き彫りにするためのアプローチです。会計管理やコスト管理については、栃木県中小企業同友会の会計士の方が専門的な立場からお話しされました。
自主製品の開発販売、あるいは業務請負において、障害者の就労支援に際しては、環境変化に臨機に対応しつつ「目標工賃」を確保して持続可能な事業を営む必要があります。そのためには、「売上高、工賃支給額、一人当たり工賃、工賃還元率、職員人件費、固定費等その他経費、粗利益、利益率・・」といった様々な指標を総合的かつ客観的に分析し、課題の洗出しと今後の対策を継続して検討して行くことが求められます。
特に、本研修では、いわゆる「作業会計」から職員人件費の一部を充当することを可能とする「良質な仕事」の確保と、それを促す施策・制度面の今後の拡充(企業への発注奨励策/「みなし雇用制度」の導入)に向けた問題提起と私見を披露させて頂きました。本研修が、少しでも皆様のご参考となれば幸甚です。

【参考資料】
 「Honda車部品事業と多角化への挑戦(2020.10.14)」(PDF)

法政大学 眞保ゼミ フィールドワーク

2019/06/05

2019年6月2日(日)、進和学園の福祉の店「ともしびショップ湘南平」(平塚市)において、法政大学現代福祉学部眞保智子教授のゼミに所属する2年生と4年生の学生9名が集い、フィールドワークが実施されました。誠に光栄なことに、研進の出縄貴史が講師を務めさせて頂きました。
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進和学園におけるホンダ車部品事業をはじめ、農産品加工、地元スーパーでの施設外就労や「いのちの森づくり」の事例を紹介、福祉的就労現場における問題意識と我が国の障害者福祉制度が抱える課題、並びに今後の施策への提言等を解説し質疑を交わしました。
学生の皆さんには熱心に参加頂き、眞保教授にも適宜コメントを頂戴して、障害のある方々が働き甲斐を感じて一定の処遇を得て自立するために、今後、如何なる対応が求められるかを考えました。
約1時間半のゼミを終えて、「ともしびショップ湘南平」の1階で私共が運営するホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」でランチを取りながら交流し、楽しい一時を過ごしました。
これから社会に羽ばたく学生の皆さんには、既成概念に捕らわれない広い視野と柔軟な思考から物事の本質を見極め、社会の「在るべき姿」を追求して行って頂きたいと思います。

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 【当日配布した資料の一部】
  職業能力(生産性)と賃金・工賃の相関関係を「就労形態モデル」として示しています。
 「雇用(労働)」と「非雇用(福祉)」の格差を是正し、労働施策と福祉施策の連携・融合
 を図る必要があります。

松田町自然館「自然観察行事/いのちの森づくり」を開催!

2019/06/03

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2019年6月1日(土)、松田町自然館(神奈川県足柄上郡)において、自然観察行事「いのちの森づくり」が開催されました。木を植えてカブトムシを育てようという試みで、3年連続で研進&進和学園スタッフが講師を務めさせて頂きました。
自然館hpDSCN8354.jpg絵本「山に木を植えました」(注)を教材とした紙芝居に、子供達は身を乗り出して興味津々の様子でした。木を植えることが、虫や動物・魚、そして私達の命をも育むことを学ぶと共に、自然館の一画に広葉樹の苗木20本を実際に植える体験をして頂きました。
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植樹を終えた後、子供達は、自然館からカブトムシの幼虫を譲り受け、育て方を教えてもらいました。木を植え、カブトムシの幼虫を目前として、自然の大切さや命の尊さを実感するHPカブトムシIMG_5352.jpg貴重な機会となったのではないでしょうか?
植樹した苗木の生長を子供達の成長と重ねて見守りたいと思います。これらの苗木は、進和学園メンバーがドングリや木の実から大切に育てたもので、今回も、多くの皆様からの寄付金による進和学園「いのちの森づくり友の会」基金を活用して提供させて頂きました。
松田町自然館での一連の植樹活動は、館長の渡邊建雄様はじめ関係者の深いご理解ご支持の下、福祉・環境・教育の連携事例を蓄積しています。

(注)「山に木を植えました」
  (スギヤマカナヨ 作、畠山重篤 監修/講談社)

山に木を植える/ドングリや木の実がなり動物が食べる/落葉により土壌が豊かになり微生物が増える/有機物・栄養素を生み出す/水に溶けた栄養は川や海に注ぎプランクトンや海藻を育む/プランクトン・水生動物・海藻を小魚が食べる/大きな魚は小魚を食して成長/鳥や動物も魚や小さな生物から栄養を摂る/そして、多くの生物や植物は私達人間の食材となり命の源となる。・・・木を植えることが、「食」、即ち「命」の連環に繋がることを分かり易く教えてくれます。
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アーカイブ:松田町自然館「いのちの森づくり」(2016.6.11)

第32回日本高齢者大会 in 熱海/「いのちの森づくり」を報告!

2018/11/27

20180717_01[1].jpg日本高齢者大会中央実行委員会が主催する「第32回日本高齢者大会 in 熱海」が、2018年11月25日~26日の両日に開催されました。プログラムには、記念講演、学習講座(16企画)・分科会(9企画)・移動分科会(3コース)、夜の企画(合計:33)等が盛り込まれ、「まちから村から連帯でひとりぼっちの高齢者をなくそう/すべての世代の連帯でつくろう安心して住み続けられるまち」をスローガンに掲げ、全国から大勢の高齢者が集い盛況のイベントとなりました。
学習講座や分科会では、憲法、社会保障、原発、医療・介護、環境保全・・と多岐に亘るテーマが取り上げられました。第7分科会の「東京に、わがまちに高齢者は木を植えよう!」では、都心における緑化活動の必要性と意義、「森づくり」を通じた高齢者の社会参加等についての講演や報告を熱心に聴講、活発な質疑応答が交わされました。明日の日本と社会を築くために、高齢者の知恵と行動、活躍の場が期待されています。
大変光栄なことに、鈴木邦雄先生(国際生態学センター所長/前横浜国立大学学長)の基調講演に続く「報告」において、進和学園はじめ福祉施設が取り組む「いのちの森づくり」プロジェクトについてご披露申し上げる機会に恵まれました。

<第7分科会:東京に、わがまちに高齢者は木を植えよう!>
■基調講演:「木を植え、育て、未来を拓く~ふるさとの森づくりから」
  鈴木邦雄(国際生態学センター所長/前横浜国立大学学長)
■報告1:
 「東京23区に木を植えよう~地球温暖化防止、防火・防災、高齢男性の孤立防止のため」

  吉岡尚志(東京・森まち再生実行委員会 事務局長)
■報告2:「いのちの森づくり~福祉・環境・教育・労働の連携」
  出縄貴史(株式会社研進 代表取締役)
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パンフレット ⇒ 「第32回日本高齢者大会in熱海」

日清製粉グループ様ワークショップ ~ 里山BONSAI/いのちの森づくり ~

2018/06/10

2018年6月7日、日清製粉グループ様において、「里山BONSAIづくり」ワークショップが開催されました。本企画は、株式会社環境ビジネスエージェンシー様がコーディネートされ、昨年に続いて2回目ですが、講師を鈴木敦子氏(環境ビジネスエージェンシー代表取締役)と研進の出縄貴史が務めさせて頂きました。誠に光栄なことと心より感謝申し上げます。少しでもご参考として頂ければ幸いです。
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日本の里地里山は、その昔は、自然と人間の営みが調和し豊かな恵みをもたらしてくれました。しかし、戦後、自然林は人工林にシフトする一方、海外からの安い輸入材に押され林業は衰退、また、高度経済成長に伴う都市への人口流出や農業従事者の減少もあって里地里山は放置されてしまいました。その結果、緑豊かな筈の日本の森は荒れてしまい、特に、手入れが行き届かない人工林は、水源涵養機能を低下させ、台風や大雨による地崩れや花粉症の温床にもなる等、深刻な社会問題となっています。
本ワークショップでは、里地里山の現状と問題点を把握すると共に、陶製鉢に自然種の幼苗を植え付ける体験を通じて自然や環境保全の必要性を考えて頂くことを目的としています。
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私達は、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導の下、「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生する「いのちの森づくり」プロジェクトを推進しています。その活動内容に加え、福祉的就労の現状と課題についてもご案内申し上げました。
ご参加頂いた皆様は、大変熱心に聴講下さると共に、「里山BONSAI」づくりにも積極的に取り組んで頂きました。日清製粉グループ様が、このような社内企画を通じて、社員の啓発・人材育成や環境保全の分野でも企業の社会的責任(CSR)を全うされる姿勢に深い敬意を表する次第です。

アーバン・シード・バンク「里山BONSAI」ワークショップ(日清製粉グループ)  

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「里山BONSAI」: 詳しくは ⇒ アーバン・シード・バンク URBAN SEED BANK

川崎市区民車座集会に参加/民間と福祉の連携事例を発表!

2017/12/20

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川崎市では、福田紀彦市長が市政運営の基本姿勢として掲げる「対話」と「現場主義」に基づき、月1回程度、区民車座集会を開催しています。
2017年12月17日(日)、川崎市多摩区役所において「障害のある人もない人も認め合い共に暮らせる多摩区」というテーマで、第32回区民車座集会が開催され、福田市長を囲んで地元の福祉施設4法人が各々の活動を発表、また、連携した取り組みを行っている企業・団体他がコメンテーターとして招かれました。
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地域活動支援センター「いっぽ舎」様は、総合光学メーカーのトップ企業HOYA株式会社様の「アイシティecoプロジェクト」(コンタクトレンズの空ケースを販売店で回収・リサイクルする活動)に利用される福祉施設によるノベルティ製造の実績を発表されました。本取り組みは、研進が仲介する「民福連携」(民間と福祉の連携)の一つで、2010年からこれまでに25件が成約し、障害のある方々の働き甲斐や工賃確保にも繋がっています。
地元福祉施設の方々と共にコメンテーターとして登壇させて頂いた研進スタッフから、「いっぽ舎」様との連携に加え、研進が仲介する民福連携事例(下記参照)の取り組みを紹介させて頂きました。このような有意義な機会にお声掛け頂きましたことは大変光栄なことであり、私共の取り組みが福祉的就労の拡充に向け少しでもご参考となれば幸いです。

・案内チラシ ⇒ 第32回川崎市区民車座集会
取組発表団体・事例概要一覧
HOYA アイシティecoプロジェクト/研進の仲介案件実績

<研進が仲介する主な民福連携事例>
ホンダ車部品組立:今年、44年目を迎える(社)進和学園及び(社)小田原支援センターにお
 けるコア事業。Honda様の親身なるご指導の下、「ものづくり」を通じた「働く喜び」「役立つ
 喜び」を分かち合っています。
いのちの森づくり:宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱される「その土地本来の木による本
 物(自然)の森」を再生する活動。ドングリや木の実から苗木を育て各所で植樹・育樹を実践。
 福祉・環境・教育の連携に加え、CSR(企業の社会的責任)とも連動した取り組みを目指してい
 ます。「どんぐりブラザーズ」(福祉施設約10法人)を組織し「森づくり」に励んでいます。
湘南とまと工房:進和学園の農産物加工品(湘南トマト、みかん等からジュース、ピューレ、
 ジャム等製造)の販売促進を担っています。「湘南とまと工房」ブランド(商標登録)で「楽天
 市場店」(通販)や有名店舗との連携を進めています。
スーパー施設外就労:平塚の有名スーパー「しまむら」様における「施設外就労」及び自主製品
 販売を実施、地域密着の民福連携事例を推進しています。(2010年度より開始、2016年
 から進和学園に移管)
⑤おやつで社会貢献:進和学園他福祉施設約10法人「おやつシスターズ」の自信作を、Honda様
 を中心に社内販売・利用を仲介しています。⇒ ホンダ開発様のご支援

(注)障害者雇用促進法における発注企業への国からの助成・特例調整金が、Honda様及び「しま
   むら」様に支給されています。夫々、本邦自動車メーカー及びスーパー業界で日本初の事例
   となります。

全Aネット研修会「中間的就労の場への仕事の発注促進策について」

2017/03/03

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NPO法人就労継続支援A型事業所全国協議会
(全Aネット)及び(公)全国重度障害者雇用事業所協会が主催する研修会が、2017年2月28日、参議院議員会館において開催されました。「働きづらい人に良質な仕事を!」と題し、テーマとして「中間的就労の場への仕事の発注促進策について」を取り上げ約50名が参加しました。
村木太郎様(全国シルバー人材センター事業協会専務理事)を座長として、中島隆信先生(慶応大学教授)、内藤晃様(光明会・明朗塾常務理事)と共に、研進(進和学園の営業窓口会社)の出縄貴史が発題者を務めさせて頂きました。
全Aネット研修会hpIMG_2358.jpg研進からは、中核事業としてのホンダ車部品組立加工や地元スーパーとの連携に基づく施設外就労等の実績を踏まえ、障害者雇用促進法における「在宅就業障害者支援制度/特例調整金等」の可能性を展望し、「民需」における発注促進策についての問題意識及び提言を述べさせて頂きました。特に、企業における障害者の直接雇用に加えて、発注/業務委託(請負)形態の場合も発注企業の法定雇用率の一部に加算する「みなし雇用制度」の導入の必要性を指摘させて頂きました。
このような有意義な研修会の場で、発表・議論の機会を得ましたことは、誠に光栄なことと感謝申し上げます。障害者の一般就労のみならず、福祉施設で働く障害者の自立・就労支援についても実効性ある制度・施策の拡充が切望されています。

研修会案内
「働きづらい人に良質な仕事を!/中間的就労の場への仕事の発注促進策について」
弊社発表内容
「中間的就労の場への仕事の発注促進策/民需・在宅就業障害者支援制度の可能性」
(参考資料)
「ビジネスガイド/障害者の直接雇用と発注による『みなし雇用』」(2015年12月号)
(日本法令 )
 (出縄貴史)

横浜南稜ロータリークラブ「卓話」に登壇~ いのちの森づくりプロジェクト ~

2016/04/30

        横浜南稜ロータリークラブtaitol1[1].jpg
2016年4月28日、横浜南稜ロータリークラブ様の例会(ロイヤルホールヨコハマ)の「卓話」において、研進の出縄貴史が「どんぐりブラザーズと『いのちの森づくり』プロジェクト」と題してプレゼンターを務めさせて頂きました。       
ドングリのポット苗hp20150530.jpg福祉・環境・教育・労働の連携を目指して、ドングリや木の実を集めて苗木を育て植樹活動を推進している進和学園をはじめとする障害者福祉施設(どんぐりブラザーズ)の連携取り組みを紹介させて頂きました。
3月の平塚ロータリークラブ様に続いて「卓話」をご依頼を賜り、誠に光栄なことと感謝申し上げます。「自然の森」が色々な種類の木々から成り立つように人間社会も個々人の個性を尊重してお互いに切磋琢磨しながら成長して行こう!という「共生」の願いを込めて、「森づくり」を通じた「人づくり」を目指す私共のささやかな試みが、少しでもご参考となれば幸いです。

進和学園「いのちの森づくり」プロジェクト
平塚ロータリークラブ(2016年3月10日)卓話 ⇒ 「HIRATSUKA R.C.WEEKLY」

神奈川県中小企業家同友会/障害者就労に係わる学習会を開催!

2014/09/25

 しまむらストアーhpP1090847.jpg
2014年9月24日、神奈川県中小企業家同友会・障害者委員会主催の学習会が、平塚市の有名スーパー(株)しまむら様並びに福祉工場「しんわルネッサンス」において実施されました。
「直接雇用と福祉的就労を組み合わせた地域密着型スーパーにおける地域共生の取り組み」をテーマに、下記の取り組みを見学するプログラムが組まれました。

1.(株)しまむら様(スーパー)における障害者雇用と進和学園との連携による施設外就労
 障害者法定雇用率(2%)を達成している同スーパーは、一般就労が難しい福祉施設を利用する
 障害者に対しても仕事を発注しています。「しんわルネッサンス」の職員と利用者(知的障害
 者)がチームを組んで同スーパー店舗のバックヤード業務(野菜の袋詰め、品出し、清掃等)を
 請け負う「施設外就労」の取り組みは、地域の福祉的就労の拡充に大きく貢献しています。
 同スーパーは、障害者雇用促進法に規定された企業への発注奨励策である「在宅就業障害者特例
 調整金」
を、スーパー業界で初めて受給することが決定しており注目を浴びています。
 島村記念写真hp2P1090850.jpg
 
参考資料
 (1)神奈川新聞(2013.8. 14)
   ①生き生き就労の場 平塚のスーパー「しまむら」の業務請負 働く障害者喜びの声
   ②スーパー初の調整金 平塚の「しまむら」受給へ
 (2)「発達障害白書2015年版」:時の話題/スーパー初の在宅就業障害者特例調整金

2.「しんわルネッサンス」における福祉的就労の取り組み
 福祉工場「しんわルネッサンス」は、進和学園の就労系事業の拠点として、本田技研工業(株)
 様の深いご理解ご支援の下、40年間に亘りホンダ車部品の組立作業に従事している他、本年度
 稼働した農産物加工場「湘南工房」「いのちの森づくり」プロジェクト等、多彩な作業種を通
 じて障害をお持ちの方々と共に働く喜び・役立つ喜びを追求しています。
 営業窓口会社(株)研進との分業と協業が事業運営の大きな特徴となっています。
  しんわルネッサンスhpP1090872.jpg
私共が関係する障害者就労の取り組みを学習会のご視察先として選定頂きましたことは、誠に光栄なことであり嬉しく思います。企業における障害者の直接雇用に加え、福祉施設をはじめ地域との連携に基づく企業の社会的責任や共生の在り方を考える際のご参考として頂ければ幸いです。

学習会のご案内(神奈川県中小企業家同友会・障害者委員会)

第6回 川崎市障害者雇用セミナー

2014/02/20

川崎市雇用セミナーhp1IMG_1450.jpg2014年2月19日、川崎市主催(後援:神奈川労働局・神奈川県他)の掲題セミナーが、川崎市役所第4庁舎において開催されました。主に、中小企業事業主や人事総務担当の方を対象に「雇用の可能性を考えよう、答えはある!/ハンディのあるなしにかかわらず、混ざり合う価値観を」をテーマとするセミナーに大勢が集い盛況の賑わいとなりました。

福田紀彦川崎市長のご挨拶に続いて、第1部は、須藤シンジ氏(NPO法人ピープルデザイン研究所)、田中勉氏(株式会社エイチエスエー)による基調講演が組まれました。「多様性」に焦点を当て障害者雇用のみならず日本の現代社会をより良くするための意識改革の重要性を、各氏の体験や実践を通じて喚起させる貴重な内容を聴講。第2部は、3つのテーマ毎に分科会が開かれ、障害者雇用に関する理解を深める絶好の機会となりました。
大変光栄なことに、研進の石井輝美が司会を仰せつかると共に、事務局の一端を担わせて頂きました。また、「雇用」に加えて「福祉的就労」の底上げが必要であるとの視点から、企業への発注奨励策を活用した地元有名スーパー「しまむらストアー」との連携事例(施設外就労)に係わる弊社資料(注)を提供させて頂きました。

第6回 川崎市障害者雇用セミナー(案内チラシ)
(注:弊社提供資料)
①「在宅就業障害者支援制度」(しまむらストアー施設外就労)(PDF:石井輝美)
②「企業への発注奨励策を活用した施設外就労モデルの構築 」(PDF:同上)

中央大学総合政策学部・ゲスト講師

2013/12/10
山田雅穂先生略歴hp.jpg中央大学総合政策学部の特任助教・山田雅穂先生の授業「障害者の雇用・就労政策と福祉政策」において、2009年より毎年秋に、研進の出縄貴史が、そして、2013年度は石井輝美も参加しゲスト講師を務めさせて頂きました。
山田先生は、この分野において優れた研究を蓄積されている若手研究者のお一人です。

■2013年12月6日
講義IMG_8114hp1.jpg福祉施設で働く障害者の「労働者性」の問題(雇用と福祉の格差)を指摘し、2013年8月の日本職業リハビリテーション学会での寄稿テーマ「企業への発注奨励策を活用した施設外就労モデルの構築」について、私達が取り組む具体的な事例を紹介。
理論と実践の両面から、学生の皆さんと自由闊達な質疑応答を行いました。


■2012年12月5日
 次の3点について、現場からの問題意識を解説、1~3年生約20名が履修し、本質を突いた質疑も為され充実した授業となりました。
 (1)福祉的就労現場の現状と課題
 (2)自立可能な福祉的就労を目指して(研進・進和学園の取り組みから)
 (3)企業における障害者就労拡充の取り組み

福祉政策と労働政策との二元論から脱し、両者の連携・融合が求められていますが、学生の皆さんには、広い視野から柔軟な思考を巡らし、現代社会が抱える課題に勇気をもって取り組んで頂きたいと思います。

「いのちの森づくり」ワールドカフェ

2013/04/15

■「いのちの森づくり」ワールドカフェ
自然堂hp.jpg一般社団法人働くしあわせプロジェクト主催の「いのちの森づくり」ワールドカフェが、2013年4月14日(日)、「自然堂」(川崎市麻生区・障害者就労移行支援事業所)において開催されました。カフェのようなリラックスした雰囲気の中で、対話を楽しみながら新たな未来や価値を創発する新スタイルの座談会です。
光栄なことに、研進の出縄貴史が、プレゼンターを務めさせて頂き、「福祉的就労」の底上げ策の一環として、障害者の自立支援及び環境保全への貢献、更には教育や労働(企業)との連携を目指す「いのちの森づくり」について披露させて頂きました。

■ユニバーサル・ワールドカフェ
ユニバーサル・ワールド・カフェ(UWC)本イベントは、一般社団法人「働くしあわせプロジェクト」が主催し、障害者雇用や福祉的就労の底上げに取り組んでいる方々や関心をお持ちの皆様が集うフランクな交流会です。
2010年10月17日、第2回の同企画(於、㈱UDジャパン-東京品川-)において、研進が進和学園「いのちの森づくり」活動をテーマにプレゼンターを務めました。「福祉・環境・労働及び教育」の連携を目指す取り組みの一端を紹介させて頂きました。このような場を通じて、新たな未来や価値を創出することが出来ればと願っています。

2012(第25回)全県経営研究集会・分科会「障害者福祉」

2012/11/22

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2012年11月21日、神奈川県中小企業家同友会主催の「2012(第25回)全県経営研究集会」が、ホテルラポール千寿閣(相模原市)において開催されました。「進化する企業をめざして」をメインテーマに、吉村紙業(株)代表取締役の橋本久美子氏の基調報告並びに6つの分科会が組まれ、約300名が集う盛況の集会となりました。
大変光栄なことに、研進の出縄貴史が第5分科会「障害者福祉」の報告者を務めさせて頂きました。福祉的就労の現状と課題を踏まえ、私共が手掛けるホンダ車部品事業を中心に福祉的就労の拡充を目指す「いのちの森づくり」プロジェクト、企業・専門家との連携取り組み等を紹介、障害者雇用やCSR(企業の社会的責任)を全うする際に重要と思われる事項をご披露させて頂きました。分科会にご参加頂いた皆様に、少しでもご参考となれば幸いです。

詳 細 ⇒ 2012全県経営研究集会(神奈川県中小企業家同友会)

「障がい者と関わるお仕事フェス」

2012/09/10

セミナー会場hpIMG_4595.jpg「障害者と関わるお仕事紹介フェス実行委員会」主催の本イベントが、2012年9月9日、大田区産業プラザで開催されました。大学生が運営主体となり、障害者福祉に関心のある学生を主な対象とするセミナーです。ご縁あって講師の一人として研進の出縄貴史が参加させて頂きました。
当日は、大学1年生から社会人まで約30名が集い、障害者の生活介護、余暇活動支援、特別支援学校、就労・雇用支援等幅広い「仕事」についての情報提供を大変熱心に聴講されました。交流会も合わせ活発な意見交換の場となり、有意義な機会となりました。
この分野に関心を有し、これから従事される若い皆さんには、既成の概念に囚われず「日本の福祉を変える!」との志を抱いて挑戦して頂きたいと思います。

千葉県主催・経営者養成研修 ~ 「しんわルネッサンス」ご視察 ~

2011/11/13

千葉県主催研修82011.10.21).jpg2011年10月21日、千葉県健康福祉部障害福祉課主催の福祉事業者向け経営者養成研修の一環として、「しんわルネッサンス」の活動をご視察頂きました。企業と福祉の連携モデル事例として、私共が推進するホンダ車部品事業を選定頂いたものであり、①研進と進和学園における分業と協業 ②雇用型・非雇用型等の多機能・混在職場 ③ISO9001認証に基づく品質保証と工程管理 といった諸点を中心に、障害者就労支援の現場をご覧頂きました。
また、私共の問題意識を踏まえ、福祉的就労者の「労働者性」、仕事の確保に向けての発注奨励促進策(みなし雇用制度、特例調整金・報奨金等)、福祉事業者の意識変革の必要性等について提言させて頂きました。
行政主催の研修プログラムの視察先及び講師をご依頼頂きましたことは、誠に光栄なことであり、少しでもお役に立てれば幸いです。

千葉県健康福祉部主催・平成23年度経営者養成研修

本研修プログラムの詳細 ⇒ 右下のDOWNLOADボタンより閲覧出来ます。

<strong>千葉県主催・経営者養成研修 ~ 「しんわルネッサンス」ご視察 ~</strong>

福祉・教育業界 先進事例視察セミナー2011(主催:船井総研)

2011/09/15

工場見学.jpg  プレゼン.jpg
(株)船井総合研究所主催の掲題セミナーが、 2011年9月12~13日の両日に亘り開催され、 ①デイサービス ②介護付有料老人ホーム&保育園  ③障害者福祉サービス ④幼稚園 の4ヶ所を、約40名の皆様がご視察されました。
その内、障害者福祉サービスのご視察先(9月13日)として、社会福祉法人進和学園「しんわルネッサンス」を選定頂きました。研進は、プレゼンテーションを担い、私共が推進するホンダ車部品事業並びに「いのちの森づくり」プロジェクトを中心にご案内申し上げました。
先進事例として、私共が手掛ける事業をご指名頂きましたことは、誠に光栄なことであり、少しでもご参考となれば幸いです。

本セミナーの詳細は、こちら ⇒ (株)船井総合研究所様のサイト をご覧下さい。 

「在宅就業障害者支援制度」の現状と課題(寄稿・発表)

2009/09/15
在宅就業障害者支援制度障害者雇用促進法に基づく「在宅就業障害者支援制度」は、自宅での在宅就業以外に、一定の条件を満たした福祉施設で働く障害者に、企業が「仕事」を発注した場合に当該企業に助成金(特例調整金・報奨金)が支給される制度です。障害者の所得対策・自立支援を推進する上で、本制度の活用が期待されています。
研進も、2008年度に「在宅就業支援団体」として厚生労働省に登録し、同制度を活用した取り組みを行っていますが、(株)研進の須藤亮が、本制度の現状と課題について取り纏め、下記の機会に寄稿・発表しました。
 
 ■日本財団助成「社会福祉公開講座」
 ・日程:2009年9月12日(土)
 ・場所:日本財団ビル(東京都港区)

 ■日本職業リハビリテーション学会第37回(近畿)大会
 ・日程:2009年8月21日(金)
 ・場所:神戸学院大学ポートアイランドキャンパス

 *第37回大会 寄稿・発表内容 → 右下のDOWNLOADボタンより閲覧できます。
<strong>「在宅就業障害者支援制度」の現状と課題(寄稿・発表)</strong>

日本財団助成事業「社会福祉公開講座」

2009/09/12

日本財団助成事業 社会福祉公開福祉講座

本講座(主催:NPO法人福祉ネットこうえん会)が、2009年6~9月に全国6ヵ所(福井、岩手、岡山、熊本、東京、大阪)で開催されました。その内、岩手と東京の両会場において、研進より下記の通り事例発表を行いました。
●岩手県一関市(7月10日/いつくし園)
 演題:福祉的就労の底上げを目指して
         (発表者:出縄貴史)
●東京都港区(9月12/日本財団ビル) 
 演題:福祉施設における「在宅就業障害者支援制度」の現状と課題  (発表者:須藤 亮)

社会福祉公開講座:NPO法人福祉ネットこうえん会

平成20年度 障がいのある方たちの自立生活セミナー

2008/11/30

2008年11月25日、横浜市青葉区社会福祉協議会主催の掲題セミナー(親子で学ぶ自立生活セミナー)において、横浜市議会議員の山崎誠氏と共に(株)研進の出縄貴史が講師を務めさせて頂きました。
研進からは「自立への挑戦・就労の場を創出」と題して、日頃の取り組みと問題意識についてご披露させて頂きました。

横浜市青葉区社会福祉協議会       横浜市議会議員:山崎誠氏

シンポジウム「就労系事業に課せられた今後の課題」

2007/09/30

シンポジウム会場

(財)日本知的障害者福祉協会・日中活動支援部会・福祉工場分科会主催のシンポジウムが、2007年9月28日、新横浜国際ホテルにおいて開催されました。
障害者自立支援法が施行され、旧体系から新体系への事業移行が徐々に進む中、経営上の問題も含め就労系事業が抱える諸課題について論議されました。
シンポジストの一人として(株)研進の出縄貴史が参加し「福祉と労働の連携/福祉的就労の底上げ策」と題する発表・提言を行いました。


発表・提言内容 → 右下のDOWNLOADボタンより閲覧できます。

<strong>シンポジウム「就労系事業に課せられた今後の課題」</strong>
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