ホンダ開発株式会社様のご支援ご指導
ホンダ開発株式会社様は、Hondaグループ従業員向けの福利厚生サービスを担う企業です。同社と弊社・進和学園との取引は、2006年に始まり、製菓・製パン部門(サンメッセしんわ)を中心に大変お世話になっています。衛生・安全面でのご指導や品質管理への対応をはじめ、Honda青山本社や和光ビルにおける「おやつで社会貢献」と銘打つ菓子類の社内販売についても、温かいご支援を賜っています。進和学園のみならず連携福祉施設(おやつシスターズ)が手掛けるスイーツ類もご利用頂いています。
青山本社1階のMILES Honda Cafe においては、菓子類の他、進和学園(しんわルネッサンス)の農産品加工「湘南とまと工房」のトマト&ミカンジュースも合わせ、一般のお客様にご提供頂いています。作業に従事する障害のある方々の大きな励みとなり働き甲斐にも繋がっています。
■製菓・製パン部門
ホンダ開発(株)様には、製菓・製パン部門における衛生・安全面でのアドバイスや品質に係るJAS表示への対応をはじめ、現場に実際に足を運んで頂きご丁寧にご指導頂いています。
従来、進和学園関係者への内部販売やバザー等が中心でしたが、ホンダ様における社内販売(注)にもご協力下さり、私達にとって大きな励みと自信に繋がっています。
ホンダ開発様のお導きにより、進和学園の手作りパンやクッキーの品質は格段に向上しました。最近ではヒット商品も誕生し外部販売も増えて、メンバーの工賃水準も徐々にアップしています。
(注)これまで、ホンダ様青山本社ビル、和光、朝霞の社内売店において、進和学園クッキー類を
中心に販売コーナーを設けて頂いています。また、イベント時にもご注文を頂いています。
2014年6月より、ホンダ様の青山本社ビルの食堂売店において、「おやつで社会貢献」と銘打ち、定期的に福祉施設が手掛けるスイーツ類を販売させて頂き好評を博しています。
進和学園に加え、他の連携福祉施設「おやつシスターズ」が手掛ける、美味しく個性溢れるお菓子をお届けしています。これまでご提供申し上げた主要商品は下記の通りです。
今後とも自信作をラインナップに加えて、日頃よりお世話になっているホンダ社員の皆様に喜んで頂ければ幸いです。
進和学園・サンメッセしんわ(平塚市) :ブラウニー、フロランタン、レーズンサンド、
木の実のタルト、キューブラスク、各種クッキ-、
湘南みかんぱん
湘南の凪・mai!えるしい(逗子市) :パウンドケーキ、葉山ベジクラッカー、
地大豆おからクッキー
荒川ひまわり第2・パウンド屋(荒川区):パウンドケーキ、各種クッキー
県央福祉会・グランツ遠藤(藤沢市) :グランツバーム(バームクーヘン)
お菓子工房・Kiraria(浦安市) :ガレット、フィナンシェ、アーモンドタルト
おかし屋ぱれっと(東京恵比寿) :パウンドケーキ、各種クッキー
おかし工房しいの実会(川崎市元住吉) :クッキー、シフォンケーキ
こうよう会・ジャンプ(横浜市) :じゃんぷまんじゅう
同 上 ・H×3(横浜市) :こだわり卵のプリン、ティラミス
翔の会・ブルーベリー(平塚市) :各種クッキー
第2川越いもの子作業所(川越市) :おせんべい
NPO法人 リプル(逗子市) :各種クッキー
杜の会 SELP・杜(横浜市) :おからマドレーヌ
NPO法人みちくさみち・ぷらさんぬ :ハーブソルトクッキー
(横浜市)
小田原支援センター・パン工房イースト :レモンフィナンシェ、クッキー、ラスク
(小田原市)
せたがや樫の木会・下馬福祉工場 :ダックワーズ、チュイール、レーズンサンド、
(東京・世田谷区) 各種クッキー
■農業班の野菜ご利用
ホンダ開発(株)様のご厚意ご協力により、2010年より、進和学園が手掛けている減農薬野菜を、ホンダ様の食堂(昼食)においてイベント的にご利用頂きました。
「しんわルネッサンス」においては、全員(知的障害者約120名)がホンダ車部品の仕事に従事していましたが、リーマンショックに伴う経済危機により、他の作業種にも挑戦!農業もその一環です。永年、お世話になっているホンダ社員の皆様に、私達が手掛けた野菜を召し上がって頂けることはこの上もない喜びです。
■バリスタ青山/エコ連携取り組み
ホンダ開発(株)様は、社内QC活動「バリスタ青山」の一環として、様々なエコ取り組みを展開されており、有難いことに私共もその一端を担わせて頂いた実績があります。
青山本社ビル内における紙コップ消費を節約するための「マイカップ運動」では、障害者の方々が創った陶製カップを社内販売(写真右)、また、大量に発生するコーヒー豆カスを進和学園の生ゴミ処理機に投入して「有機肥料」を製造、乃至は農業に活用する取り組みを、2010~2015年度にかけて実施しました。(写真左下)
企業のエコ活動を通じて「環境」への配慮と同時に、「福祉」との連携にも繋がる付加価値の高い取り組みであると思います。
尚、コーヒー豆カスの肥料再生は、進和学園の生ゴミ処理機の老朽化に伴い、2015年9月をもって終了。また、チャンスがあれば挑戦したいと思います。