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湘南国際村めぐりの森



湘南国際村めぐりの森 概要

第11回湘南国際村めぐりの森植樹・育樹祭  2016年5月8日

 神奈川県横須賀市にある湘南国際村の約112haの広大な土地は、開発計画が見直され、2010年3月末に三井不動産より神奈川県に無償譲渡されました。土地の有効活用を検討の結果、「湘南国際村めぐりの森」の名称で森林再生を目指す計画が策定されました。官民一体となった「協働参加型めぐりの森づくり推進会議」が結成され、(株)研進と進和学園もメンバーに参画させて頂いています。
 宮脇昭先生(横浜国立大学名誉教授)ご指導による「その土地本来の木による本物の森づくり」が有力な手法として導入され、毎年、植樹祭が実施されています。
 「自然の森は色々な種類が混ざり合っている。仲の良いものだけ集めても駄目。人間社会も同じ。混ぜる。混ぜる。混ぜる!」という宮脇先生のメッセージにもある通り、その土地に合った潜在自然植生の苗木を多種類選んで「密植・混植」するのが宮脇方式の特徴です。
 推進会議及び協賛各社様はじめ関係者のご理解ご支援の下に、進和学園並びに連携福祉施設「どんぐりブラザーズ」が栽培した苗木を、多数ご利用頂いています。
 これまでの植樹累計は84,300本以上に及びますが、その内、私達が手掛けた苗木は70,000本を超えています。

第7回湘南国際村めぐりの森植樹祭 準備作業  2013年5月4日

環境省「自然共生サイト」登録

 湘南国際村めぐりの森は、2024年10月、環境省が推進する『30by30』、国の保護地域以外で生物多様性保全に資する地域『OECM』の自然共生サイトに登録されました。
 国際基準の環境保護エリアとして認定されたことは極めて意義深いものであり、プロジェクト・メンバーの一員である私達にとっても大きな喜びです。これからも、森林再生を通じて多くの方々と交流し、環境保全にも貢献出来るよう、一同で力を合わせて取り組んで参ります。

育樹活動&「どんぐりブラザーズ」

育樹活動報告 2023年7月21日

 「どんぐりブラザーズ」による育樹作業(除草・補植)は、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金を活用して、原則、毎週金曜日の午前中のルーチン活動として定着しています。多くの企業・団体・個人の皆様からのご寄付ご協賛により、障害のある方々の貴重な就労機会が創出されています。

育樹作業 2012年7月24日

育樹作業 2014年12月30日

育樹作業 2024年7月26日

補植  2025年6月27日

 「宮脇方式」では、樹高が30~40cmのポット苗を植樹しますが、植樹後2~3年程度は、苗木の生長を促すために雑草の除去、「除草(草むしり)」が必要となります。これを「育樹」と呼びますが、湘南国際村めぐりの森は、逗子泥岩に覆われた固く痩せた地盤の植樹地が多く、苗木の生長が通常よりも遅いため、平均3~4年を要しています。
 また、2013年より、一部に「補植」を実施していますが、地盤や気候の厳しい条件にも耐えて活着率は90%を超えています。宮脇方式による密植・混植により、自然の森が着実に育まれて行く姿を見守りたいと思います。
 私達は、福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」(「湘南の凪」、「横須賀ヘーメット」、「けいあい工房」、「ライフゆう」)の仲間達、そして、ボランティア参加頂いている皆様他と協力して年間延約30日の育樹(除草・補植)作業を実践しています。

植樹実績

湘南国際めぐりの森C地区 
2017年5月植樹

植樹後6年以上経過 2023年8月

     湘南国際村めぐりの森「どんぐりブラザーズ」提供の苗木 植樹実績

植樹祭・育樹祭・イベントの実績【2009~2025(16年間)】

 2009年5月6日に実施された「全国植樹祭プレ植樹祭」にスタートした「湘南国際村めぐりの森」における植樹・育樹活動に関し、個別の植樹祭・育樹祭・その他イベントの記録を取り纏めて掲載します。16年間に及ぶ植樹活動に、多くの人々が参加し、その成果をは、着実に蓄積されています。

 ⇒ 湘南国際村めぐりの森植樹祭

Youtube動画配信

2017年~2024年に実施した植樹・育樹祭の模様をご覧頂けます。
 第26回湘南国際村めぐりの森植樹祭 2024年5月12日(制作:SAN KEIEYE INC )
第25回湘南国際村めぐりの森育樹祭&植樹祭
2023年11月12日 (制作:SAN KEIEYE INC )
第24回湘南国際村めぐりの森植樹祭
2023年5月14日(制作:SAN KEIEYE INC )
第23回湘南国際村めぐりの森植樹祭
2022年11月6日 (制作:テレビ神奈川 )
第22回湘南国際村めぐりの森植樹祭
2022年5月8日 (制作:テレビ神奈川 ) 
第20回湘南国際村めぐりの森植樹祭
2021年5月9日 (制作:テレビ神奈川 )
第17回湘南国際村めぐりの森植樹祭
2019年11月17日 (制作:テレビ神奈川 )
第16回湘南国際村めぐりの森植樹祭  
2019年5月12日 (制作:テレビ神奈川 ) 
第14回湘南国際村めぐりの森植樹・育樹祭
2018年5月13日 (制作:テレビ神奈川 )
第13回湘南国際村めぐりの森植樹・育樹祭
2017年11月5日 (制作:テレビ神奈川 )
第12回湘南国際村めぐりの森植樹祭
2017年5月14日 (制作:テレビ神奈川 )

Present Tree for 湘南国際村めぐりの森(10年経過:2022)

 認定NPO法人環境リレーションズ研究所様が推進されているPresent Treeの一環として、2011年9月17日に湘南国際村めぐりの森において実施した植樹祭から10年以上が経過しました。同地では、福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」が、植樹地の保全のための育樹作業を継続して行い、障害のある方々の就労の場となっています。
 この度、同NPOの活動報告として、10年が経過した植樹地の模様が、研進の出縄貴史へのインタビューを通して動画配信により紹介されました。

補植について

NTT東日本・神奈川事業部の皆さまとご一緒に
苗木100本を捕植しました!
2025年6月6日

ボランティアの方と60本の苗木を捕植 2018年5月18日

 湘南国際村めぐりの森植樹祭における植樹本数は、私達が提供した苗木以外も含め、累計8万4,572本(2025年6月現在)となります。雑草や蔓性植物の繁茂、獣害、その他の要因で活着出来ない苗木が一部発生し、混植・密植度が低下した箇所に「補植」を行っています。また、2022年12月、めぐりの森の施設工事の際に、植樹地において誤って伐採・強剪定される事態が発生、その養生・保全のための補植も必要となりました。
 補植本数は、累計7,283本で全体の約8.6%(誤って伐採・強剪定されたことに伴う補植も含む)となります。苗木の活着率は、全体で9割を超えており良好と言えます。潜在自然植生による「本物の森」が着実に育まれています。
2025年秋シーズン・補植実績:合計160本
 ①2025年10月10日:100本 ⇒ 報告記事(2025.10.10) ②10月17日:60本⇒補植作業記事(2025.10.17)
2025年春夏シーズン・補植実績:合計160本
 ①2025年6月6日:100本 ⇒ 報告記事(2025.6.6) ②6月27日:60本⇒補植作業記事(2025.6.27)
2024年秋シーズン・補植実績:合計700本
 ①2024年10月2日:40本  ②10月4日:40本  ③11月10日(第27回育樹祭)480本  ④11月29日:80本  
 ⑤12月6日:60本
2024年春シーズン・補植実績:合計360本
 ①2024年3月8日:120本(一般社団法人Silva様により一定期間内に補植実施)  ②3月22日:120本  ③4月5日:120本
2023年秋シーズン・補植実績:合計320本
 ①2023年10月27日:100本  ②11月3日:100本  ③12月1日:120本
2023年秋シーズン・補植実績:合計320本
 ①2023年3月3日:100本  ②3月10日:100本  ③3月17日:100本  ④3月31日:100本  ⑤4月14日:100本
 ⑥6月23日:60本  ⑦7月21日:100本  ⑧8月16日:20本  ➈8月20日:12本  ⑩8月31日:12本
2022年秋シーズン・補植実績:合計156本
 ①2022年11月11日:96本(内、アリドオシ30本は、Silva様に納品し別途植樹) ②12月9日:60本
2022年春夏シーズン・補植実績:合計100本
 2022年6月17日:「モッチの樹プロジェクト」(ビクトール)様からのご寄付を活用させて頂きました。。
2021年秋シーズン・補植実績:合計100本
 ①2021年11月26日:60本 ②12月10日:40本
 (注)①の60本に関し、(株)オカムラ様に苗木代金(含む3年間の育樹費用)をご支援頂きました。
2021年春夏シーズン・補植実績:合計300本
 ①4月23日:40本  ②5月14日:100本  ③6月11日:100本  ④6月18日:60本