湘南国際村めぐりの森植樹祭
湘南国際村めぐりの森 ~ 追悼ミニ植樹祭・補植100本 ~(2025)
湘南国際村めぐりの森では、毎週、金曜日の午前中に「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)が、これまでの植樹地の育樹(除草・保全)作業を行っています。
2025年10月10日(金)は、植樹ボランティアの皆様7名を含む24名が集う賑やかな日中作業となりました。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導の下に、2010年から同地での植樹を牽引されたNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、宮脇先生を慕い植樹活動に励まれて来た「まじぇる会」、そして「たまもりくらぶ」をはじめ所縁のある多くの方々が、この地での植樹活動に参加されています。
2025年10月10日(金)は、植樹ボランティアの皆様7名を含む24名が集う賑やかな日中作業となりました。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導の下に、2010年から同地での植樹を牽引されたNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、宮脇先生を慕い植樹活動に励まれて来た「まじぇる会」、そして「たまもりくらぶ」をはじめ所縁のある多くの方々が、この地での植樹活動に参加されています。
15年が経過し、ご高齢でお亡くなりになる方も増えて来ました。この日は、4年前にご逝去された宮脇先生、レナフォの前理事長の髙野義武様、そして、最近、天に召された植樹仲間の皆様を偲び、ささやかながら追悼の念を込めて100本の苗木を補植することとしました。「たまもりくらぶ」さんの発案によりご相談を受けたものですが、「どんぐりブラザーズ」のルーチン作業に重ねて、このような心の籠ったミニ植樹祭が叶いましたこと、大変光栄なことであり嬉しく思います。
植樹地は、2010年に植樹を開始したA地区の東北端で、竹林が植樹地に侵入していた箇所を私共が竹を駆除して出来た空地を充てることにしました。亡くなられた皆様と共に植えた木々は、今では、素晴らしい原生林に生長しています。その成果を間近で確認しながら、皆で力を合わせてタブノキ、スダジイ、アラカシ、ネズミモチ、シャリンバイ・・とお馴染みの自然種の苗木を植えました。
湘南国際村めぐりの森は、2024年10月、環境省が推進する『30by30』、国の保護地域以外で生物多様性保全に資する地域『OECM』の自然共生サイトに登録されました。国際基準の環境保護エリアとして認定されたことは極めて意義深いものであり、これまで、この地で森林再生に取り組んで来られた全ての皆様の努力の結晶とも言えると思います。
湘南国際村めぐりの森は、2024年10月、環境省が推進する『30by30』、国の保護地域以外で生物多様性保全に資する地域『OECM』の自然共生サイトに登録されました。国際基準の環境保護エリアとして認定されたことは極めて意義深いものであり、これまで、この地で森林再生に取り組んで来られた全ての皆様の努力の結晶とも言えると思います。
今回、補植した苗木100本の内、60本は進和学園、40本は湘南の凪えいむが育てた苗木を利用しています。苗木代金は、本田技研工業(株)様及び(株)ホンダロジステクス様からの「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を活用させて頂きました。皆様のご支援に心より感謝申し上げます。
NTT東日本(神奈川事業部)様との連携 ~ いのちの森づくり ~(2025)
「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)では、毎週、金曜日の午前中に「いのちの森づくり」の一環として、湘南国際村めぐりの森における育樹作業を行っています。
2025年6月6日(金)は、「森づくりの輪」が広がる意義深い活動となりました。株式会社NTT東日本-南関東 神奈川事業部の皆様4名が参加下さいました。同事業部の皆様には、2022年12月、SDGs(持続可能な開発目標)の一環として進和学園が栽培している植樹用の幼苗200本をご購入頂きました。社員の皆様が、ポット苗を2~3年育てて植樹を行おうという計画でした。あれから2年半が経過したこの日、皆様が栽培した苗木の中から5種類20本(タブノキ、アカガシ、アラカシ、スダジイ、シラカシ)を持ち寄って頂き、ご一緒に植樹することになったのです。
2025年6月6日(金)は、「森づくりの輪」が広がる意義深い活動となりました。株式会社NTT東日本-南関東 神奈川事業部の皆様4名が参加下さいました。同事業部の皆様には、2022年12月、SDGs(持続可能な開発目標)の一環として進和学園が栽培している植樹用の幼苗200本をご購入頂きました。社員の皆様が、ポット苗を2~3年育てて植樹を行おうという計画でした。あれから2年半が経過したこの日、皆様が栽培した苗木の中から5種類20本(タブノキ、アカガシ、アラカシ、スダジイ、シラカシ)を持ち寄って頂き、ご一緒に植樹することになったのです。
また、昨年4月から苗木栽培を請け負ってくれている地元の社会福祉法人みなと舎ライフゆう(横須賀市)さんが育てた苗木20本(ネズミモチ)も初出荷し植えられることとなりました。
当日、たまたま別の作業を行っていた湘南国際村での植樹プロジェクトメンバーでリーダーを務める一般社団法人Silvaさんにも冒頭の顔合わせの場に同席の上、同地における植樹活動の概要(環境省の自然共生サイトへの登録等)を説明頂きました。
湘南の凪えいむさんが栽培した苗木40本、進和学園が栽培した苗木20本も持ち寄り、合計100本の苗木を昨年5月の植樹祭会場DⅠ-1地区に補植しました。苗木は、「いのちの森づくり友の会」基金を充当して提供させて頂きましたが、100本中の80本は、(株)サン・ライフ様からのご寄付を活用させて頂きました。
当日、たまたま別の作業を行っていた湘南国際村での植樹プロジェクトメンバーでリーダーを務める一般社団法人Silvaさんにも冒頭の顔合わせの場に同席の上、同地における植樹活動の概要(環境省の自然共生サイトへの登録等)を説明頂きました。
湘南の凪えいむさんが栽培した苗木40本、進和学園が栽培した苗木20本も持ち寄り、合計100本の苗木を昨年5月の植樹祭会場DⅠ-1地区に補植しました。苗木は、「いのちの森づくり友の会」基金を充当して提供させて頂きましたが、100本中の80本は、(株)サン・ライフ様からのご寄付を活用させて頂きました。

快晴に恵まれ、気温は高目でしたが爽やかな風も心地良く、皆さんの笑顔が弾ける楽しい日中活動となりました。NTT東日本様が、SDGsに関連して苗木の栽培と植樹活動に取り組まれることに深く敬意を表する共に、「いのちの森づくり」を通じての交流が叶いましたことに、心より感謝申し上げます。
【参加者】
NTT東日本(神奈川事業部)4名、湘南の凪mai!えるしい4名、湘南の凪えいむ4名、みなと舎
ライフゆう5名、進和学園1名、研進3名、合計21名
【補植した苗木(DⅠ-1地区)】
ネズミモチ20本、シャリンバイ15本、タブノキ、アラカシ、スダジイ各11本、アカガシ9本、
ウラジロガシ8本、ガマズミ4本、トベラ、マサキ、ムラサキシキブ各3本、シラカシ2本、
合計100本
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【参加者】
NTT東日本(神奈川事業部)4名、湘南の凪mai!えるしい4名、湘南の凪えいむ4名、みなと舎
ライフゆう5名、進和学園1名、研進3名、合計21名
【補植した苗木(DⅠ-1地区)】
ネズミモチ20本、シャリンバイ15本、タブノキ、アラカシ、スダジイ各11本、アカガシ9本、
ウラジロガシ8本、ガマズミ4本、トベラ、マサキ、ムラサキシキブ各3本、シラカシ2本、
合計100本
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第28回湘南国際村めぐりの森植樹祭(2025)
第28回湘南国際村めぐりの森植樹祭が、2025年5月11日(日)に開催され、過去最多の666名が参加しました。今回は、15年前に手掛けた植樹地(A地区)の東南側の斜面で、急な勾配がある難所です。参加者全員が、同時に植樹地に入ることは難しいので、3グループ(各12パーティー/合計36パーティー)に分けて一連の作業を割り振りました。苗木の水遣り/苗木運び/植樹とローテーションを組んで作業を行い、現場での植樹作業に時間差を設けることで混雑を回避するよう工夫しました。
なるべく効率的に作業が行なえるよう、苗木やマルチング材の稲わらは、皆で協力してバケツリレーにより運びましたが、植樹地の通路は狭く思いのほか時間を要してしまいました。斜面の上方から植樹を行い、最後に植える3グループは、一番最下段ということもあり子供達の参加も多く、当初の待ち時間を利用して、易しい「森の講座」を設けることとしました。
厳しい環境を考慮し、1㎡当たり5本という密植度を高めた混植方式を採用し、苗木36種類4,000本を植樹しました。。
なるべく効率的に作業が行なえるよう、苗木やマルチング材の稲わらは、皆で協力してバケツリレーにより運びましたが、植樹地の通路は狭く思いのほか時間を要してしまいました。斜面の上方から植樹を行い、最後に植える3グループは、一番最下段ということもあり子供達の参加も多く、当初の待ち時間を利用して、易しい「森の講座」を設けることとしました。
厳しい環境を考慮し、1㎡当たり5本という密植度を高めた混植方式を採用し、苗木36種類4,000本を植樹しました。。
故 宮脇昭先生門下の藤原一繪先生(横浜国大名誉教授)の監修により、「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」の広葉樹を植えましたが、今回も、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先利用頂きました。在庫がない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て用意させて頂きました。
多くの企業・団体・個人の皆様より心強いご支援を頂き、素晴らしい植樹祭を開催することが出来ましたこと、心より感謝申し上げます。
多くの企業・団体・個人の皆様より心強いご支援を頂き、素晴らしい植樹祭を開催することが出来ましたこと、心より感謝申し上げます。
(注)苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。また、上記には、横浜ゴム(株)及び
(株)家具の大正堂の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて
頂いた苗木が一部含まれています。重ねて感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
(株)家具の大正堂の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて
頂いた苗木が一部含まれています。重ねて感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

植樹祭を2日後に控えた5月9日(金)、苗木の仕分け作業などの準備を行ないました。東急建設(株)社員の皆様が、朝から大勢ご参加下さり大変助かりました。「どんぐりブラザーズ」の湘南の凪mai!えるしい&えいむ、進和学園の2法人3施設に研進の20名も合流し、50名近くが一般社団法人Silvaさんの指導の下、力を合わせて取り組みました。
樹種ごとにチームを割り振り、混植・密植方式(宮脇メソッド)の植樹に欠かせない事前準備を行いました。4,000本の苗木の仕分けとなると時間もかかります。仕分け完了後は、苗木トレーを植樹地近くまで、バケツリレーにより運びます。予定の正午を回っていましたが、皆で声を掛け合いながらの人海戦術で頑張りました。作業を終えた皆さんの達成感に満ちた晴れやかな笑顔が印象的でした。
樹種ごとにチームを割り振り、混植・密植方式(宮脇メソッド)の植樹に欠かせない事前準備を行いました。4,000本の苗木の仕分けとなると時間もかかります。仕分け完了後は、苗木トレーを植樹地近くまで、バケツリレーにより運びます。予定の正午を回っていましたが、皆で声を掛け合いながらの人海戦術で頑張りました。作業を終えた皆さんの達成感に満ちた晴れやかな笑顔が印象的でした。

Present Tree for 湘南国際村めぐりの森 II ~ キックオフ植樹イベント ~(2025)
2025年4月6日(日)、「Present Tree for 湘南国際村めぐりの森 II」植樹イベントが開催されました。主催:NPO法人環境リレーションズ研究所、共催:協働参加型めぐりの森づくり推進会議 混植・密植方式植樹推進グループによる植樹活動で、一般社団法人Silvaが全体のコーディネートと技術的な指導を担い、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金より苗木を提供させて頂きました。
環境リレーションズ研究所様が手掛けるPresent Treeの一環として、2011年9月に湘南国際村めぐりの森(A地区)において植樹祭を実施した実績があります。当時、植樹した苗木3,000本は、13年以上が経過して、今では大きく樹高を伸ばし豊かな「自然の森」に生長しています。この度、同地において2回目のPresent Tree計画が立案され、神奈川県政策局のご協力の下に、A地区の南側に、約860㎡の土地を確保、本年度から3年間で、合計5,000本を植樹する計画です。
環境リレーションズ研究所様が手掛けるPresent Treeの一環として、2011年9月に湘南国際村めぐりの森(A地区)において植樹祭を実施した実績があります。当時、植樹した苗木3,000本は、13年以上が経過して、今では大きく樹高を伸ばし豊かな「自然の森」に生長しています。この度、同地において2回目のPresent Tree計画が立案され、神奈川県政策局のご協力の下に、A地区の南側に、約860㎡の土地を確保、本年度から3年間で、合計5,000本を植樹する計画です。
この日は、キックオフとなる植樹イベントで、Present Treeの趣旨に賛同して申し込まれた企業・団体・個人52名の皆様に加え、ボランティアや事務局を合わせ80名以上に参加頂き、自然種の高中低木35種類1,000本(注)を「混植・密植方式(宮脇メソッド)」により植樹しました。「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)から進和学園及び横須賀ヘーメットの皆さんに研進メンバー(19名)もご一緒させて頂き、皆様と交流を図りながら、力を合わせて作業に励みました。
(注)進和学園「いのちの森づくり友の会」基金より、988本を寄贈させて頂きました。
(注)進和学園「いのちの森づくり友の会」基金より、988本を寄贈させて頂きました。
私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトの最大の課題は、「植樹地の確保」ですが、湘南国際村においてPresent Tree第2弾企画が3年間に渡り実施されることが決まり、大変嬉しく思います。ダイバーシティ(多様性)を目指した「森づくり」において、老若男女を問わず多くの皆様に参加頂き、交流の輪を広げて参りたいと思います。進和学園が栽培した苗木の利用と、植樹後の保全活動(育樹作業)を含めて、障害のある方々の貴重な就労支援にも繋がる取り組みに、心より感謝申し上げる次第です。
ブログ:環境リレーションズ研究所「Present Tree for 湘南国際村めぐりの森Ⅱ」
一般社団法人Silva「Present Tree for 湘南国際村めぐりの森Ⅱキックオフ植樹祭」
ブログ:環境リレーションズ研究所「Present Tree for 湘南国際村めぐりの森Ⅱ」
一般社団法人Silva「Present Tree for 湘南国際村めぐりの森Ⅱキックオフ植樹祭」

第27回湘南国際村めぐりの森育樹祭(2024)
第27回湘南国際村めぐりの森育樹祭が、2024年11月10日(日)に開催され、約220名が参加しました。今回は、最近1~2年の間に植樹を行ったC・D地区及びC特区と呼ばれる植樹地の保全作業として「育樹(除草・マルチング)」を中心とするイベントが組まれました。また、猛暑や厳しい環境下で脱落し密植度が落ちてしまった箇所の「補植」として、苗木5種類480本を植樹しました。

同地では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地に2009年より植樹を行い、15年間に渡り自然の森の再生に取り組んで来ました。これまでに植えた木々は78,500本に達し、多様性に優れた豊かな森が育まれ、昆虫や野鳥も増えています。地球温暖化や異常気象対策として、CO2(二酸化炭素)吸収及び防災面においても、健全な森は大きな役割を果たしてくれます。
故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」の広葉樹を混植・密植方式(宮脇メソッド)により植えていますが、毎回、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を優先的に利用頂いており、障害者の就労支援にも繋がっています。
故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」の広葉樹を混植・密植方式(宮脇メソッド)により植えていますが、毎回、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を優先的に利用頂いており、障害者の就労支援にも繋がっています。
湘南国際村めぐりの森は、先般、環境省が推進する『30by30』、国の保護地域以外で生物多様性保全に資する地域『OECM』の自然共生サイトに登録されました。国際基準の環境保護エリアとして認定されたことを大変嬉しく思います。
G20国際シンポジウム/宮脇メソッドを学ぼう植樹祭(2024)
G20Gloval Land Initiative(G20の地球環境に関するセッション)の国際シンポジウムが、2024年10月10~11日に横浜国立大学で開催されました。これに続いて、10月13日(日)には、湘南国際村めぐりの森において、宮脇メソッド(混植・密植方式)による「森づくり」を学び環境教育に活かすことを目的とした植樹祭が行なわれました。
公益財団法人鎮守の森のプロジェクト及び一般社団法人Silva(シルワ)が主催し、私達もメンバーである湘南国際村めぐりの森/混植・密植方式植樹推進グループが共催して、海外から来日された皆様に宮脇メソッドによる植樹事例を実際にご視察頂くと共に、潜在自然植生種の苗木500本を植える植樹祭が企画されました。
公益財団法人鎮守の森のプロジェクト及び一般社団法人Silva(シルワ)が主催し、私達もメンバーである湘南国際村めぐりの森/混植・密植方式植樹推進グループが共催して、海外から来日された皆様に宮脇メソッドによる植樹事例を実際にご視察頂くと共に、潜在自然植生種の苗木500本を植える植樹祭が企画されました。
誠に光栄なことに、進和学園にて栽培した苗木にも予算措置を講じて頂き多数ご利用頂きました。在庫を保有していない樹種については、連携する種苗業者さんのご協力を得て用意させて頂きました。
当日は、天候にも恵まれ、海外27ヶ国から55名、一般参加者にボランティア、神奈川県職員や事務局も合わせると約200名が集う盛況なイベントとなりました。冒頭、湘南国際村めぐりの森における開発と環境保全の経緯及び8万本に及ぶ宮脇方式に基づく植樹実績の説明を受けました。有難いことに、私達、福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」についてもご紹介頂き、障害のある方々がこの活動に加わっていることにも触れて頂きました。
植樹は、藤原 一繪先生(横浜国大名誉教授)のご指導により、5班に分かれて実施。苗木への「水遣り」、混植・密植の仕方、稲わらによるマルチングと、宮脇メソッドの一連の手法を体験しました。進和学園及び研進も参加し、皆様と力を合わせて和気藹々と賑やかに作業を行うことが出来ました。
湘南国際村めぐりの森は、今般、環境省による「自然共生サイト」への登録も実現!環境保全に係る付加価値が国際基準に照らしても認められましたが、同地での植樹をご指導下さった宮脇昭先生も、このインターナショナルな植樹祭を天国から嬉しく見守って下さったのではないでしょうか?!
当日は、天候にも恵まれ、海外27ヶ国から55名、一般参加者にボランティア、神奈川県職員や事務局も合わせると約200名が集う盛況なイベントとなりました。冒頭、湘南国際村めぐりの森における開発と環境保全の経緯及び8万本に及ぶ宮脇方式に基づく植樹実績の説明を受けました。有難いことに、私達、福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」についてもご紹介頂き、障害のある方々がこの活動に加わっていることにも触れて頂きました。
植樹は、藤原 一繪先生(横浜国大名誉教授)のご指導により、5班に分かれて実施。苗木への「水遣り」、混植・密植の仕方、稲わらによるマルチングと、宮脇メソッドの一連の手法を体験しました。進和学園及び研進も参加し、皆様と力を合わせて和気藹々と賑やかに作業を行うことが出来ました。
湘南国際村めぐりの森は、今般、環境省による「自然共生サイト」への登録も実現!環境保全に係る付加価値が国際基準に照らしても認められましたが、同地での植樹をご指導下さった宮脇昭先生も、このインターナショナルな植樹祭を天国から嬉しく見守って下さったのではないでしょうか?!
昨年(2023年)、進和学園の「いのちの森づくり」プロジェクトをご視察された米国人のニーラムさん(写真左)及びフランス人のダミアンさん(写真右)とも再会することが出来ました!

育樹作業を再開!(2024)
夏季は、育樹作業はお休みしていましたが、9月に入り他の植樹地と共に、湘南国際村めぐりの森における育樹も再開しました。9月中旬になっても厳しい残暑が続いていますが、皆で力を合わせて取り組んでいます。
宮脇昭先生のご指導を継承して、これまでに8万本近く植樹!春と秋には、植樹祭も開催し多くの皆様に参加頂いています。福祉施設の森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」は、三機工業(株)様はじめ皆様からの進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を活用させて頂き、植樹に加え育樹活動にも励んでいます。
原則、毎週、金曜日の午前中に作業しますが、2024年9月20日(金)、湘南の凪(mai!えるしい)及び研進スタッフで作業を再開。同地での植樹をリードしている一般社団法人Silva代表の川下都志子さんも合流して交流を深めながら楽しく作業を行いました。
宮脇昭先生のご指導を継承して、これまでに8万本近く植樹!春と秋には、植樹祭も開催し多くの皆様に参加頂いています。福祉施設の森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」は、三機工業(株)様はじめ皆様からの進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を活用させて頂き、植樹に加え育樹活動にも励んでいます。
原則、毎週、金曜日の午前中に作業しますが、2024年9月20日(金)、湘南の凪(mai!えるしい)及び研進スタッフで作業を再開。同地での植樹をリードしている一般社団法人Silva代表の川下都志子さんも合流して交流を深めながら楽しく作業を行いました。
第26回湘南国際村めぐりの森植樹祭(2024)
第26回湘南国際村めぐりの森植樹祭が、2024年5月12日(日)に開催され、約400名が参加しました。今回は、元々公募事業に割り振られていた土地が活用されていなかった場所で、大駐車場からも程近くの平地という好条件の植樹地を確保することが出来ました。横須賀市道沿いの植樹地に、苗木34種類2,340本を植樹しました。3,000本を植樹する計画で準備していましたが、地盤造成に手間と時間を要し、先ずは、植樹祭として2,340本を植樹、残り660本は、一般社団法人Silvaが中心となり、植樹地周囲の法面も含めて5月~7月初旬に植樹を完了させることとしました。
同地では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地に2009年より植樹を行い自然の森の姿を取り戻しています。地球温暖化や異常気象対策として、カーボンオフセット(CO2吸収)及び防災面においても、森林再生の意義は大きいと言えます。
故 宮脇昭先生門下の藤原一繪先生(横浜国大名誉教授)の監修により、「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」の広葉樹を混植・密植方式(宮脇メソッド)により植えましたが、今回も、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を優先利用頂きました。在庫がない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て用意させて頂きました。多くの企業・団体・個人の皆様より心強いご支援を頂き、素晴らしい植樹祭を開催することが出来ましたこと、心より感謝申し上げます。
故 宮脇昭先生門下の藤原一繪先生(横浜国大名誉教授)の監修により、「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」の広葉樹を混植・密植方式(宮脇メソッド)により植えましたが、今回も、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を優先利用頂きました。在庫がない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て用意させて頂きました。多くの企業・団体・個人の皆様より心強いご支援を頂き、素晴らしい植樹祭を開催することが出来ましたこと、心より感謝申し上げます。
第25回湘南国際村めぐりの森植樹&育樹祭 (2023)
第25回湘南国際村めぐりの森植樹&育樹祭が、2023年11月12日(日)に開催され、約170名が参加しました。急に冷え込み小雨模様のあいにくの天候でしたが、作業の途中から雨も上がり予定のプログラムを実施することが出来ました。今回は、誤って強剪定されてしまったA地区の遊歩道沿いの植樹地に、改めて中低木を中心に15種類1,000本を植樹しました。植樹地が狭いことから、植樹は先着順予約を頂いた130名の皆様にお願いし、それ以外の方々には、最近、植樹したC特区及びD地区において、苗木の生長を促す育樹(除草・マルチング)作業を行って頂きました。
同地では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地に2009年より植樹を行い自然の森を取り戻す地道な活動を続けています。地球温暖化や異常気象対策として、カーボンオフセット(CO2吸収)及び防災面においても、森林再生の意義は大きいと言えます。
私達が運営する楽天市場店「湘南とまと工房」では、トマトジュースご購入者様50名について苗木1本分の代金を進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へ寄付させて頂いています。2023年度上期の実績に基づき、本植樹祭で40本の植樹を実施しました。この「トマトジュースで森づくり」の取り組みは、今回で2回目、累計59本の苗木を植えることが出来ました。
植樹祭を2日後に控えた11月10日(金)、植樹祭の準備を行ないました。一般社団法人Silvaさんの指導に基づき、東急建設(株)、(株)パーク・コーポレーションの社員の皆様に、「どんぐりブラザーズ」の湘南の凪、横須賀ヘーメット、けいあい工房、進和学園の4法人に研進も合わせ60名近くが参加。小雨が降る中での作業となりましたが、植樹祭の準備作業としては、これまでで一番賑やかだったのではないでしょうか?
マルチング材の稲わらをバケツリレーで運んだり、樹種ごとにチームを割り振り、混植・密植方式(宮脇メソッド)に必要な苗木の仕分け作業等を、皆で力を合わせて行いました。。
マルチング材の稲わらをバケツリレーで運んだり、樹種ごとにチームを割り振り、混植・密植方式(宮脇メソッド)に必要な苗木の仕分け作業等を、皆で力を合わせて行いました。。
第24回湘南国際村めぐりの森植樹祭(2023)
第24回湘南国際村めぐりの森植樹祭が、2023年5月14日(日)に開催され、約350名が参加しました。開会式直前に小雨が降り始め心配されましたが、セレモニー開始と共に雨も上がり、幸いに植樹作業中も天候は味方してくれました。
今回は、横須賀市道沿いの植樹地(C地区)から北へ進んだD地区と称される場所に、苗木26種類3,100本を植樹しました。同地では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地に2009年より植樹を行い自然の森の姿を取り戻しています。地球温暖化や異常気象対策として、カーボンオフセット(CO2吸収)及び防災面においても、森林再生の意義は大きいと言えます。
故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が指導された「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」の広葉樹を多数選定して、混植・密植方式(宮脇メソッド)により植えますが、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先利用頂いています。在庫がない樹種については、今回も、エスペックミック(株)様のご協力を得て、合計3,006本の苗木を提供させて頂きました。
今回は、横須賀市道沿いの植樹地(C地区)から北へ進んだD地区と称される場所に、苗木26種類3,100本を植樹しました。同地では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地に2009年より植樹を行い自然の森の姿を取り戻しています。地球温暖化や異常気象対策として、カーボンオフセット(CO2吸収)及び防災面においても、森林再生の意義は大きいと言えます。
故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が指導された「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」の広葉樹を多数選定して、混植・密植方式(宮脇メソッド)により植えますが、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先利用頂いています。在庫がない樹種については、今回も、エスペックミック(株)様のご協力を得て、合計3,006本の苗木を提供させて頂きました。
コロナ禍も落ち着き、久し振りに参加頂いた企業・団体の皆様も多く、間口が狭い植樹地では苗木運びや人の移動が大変でしたが、皆様のご協力により全量を植え切ることが出来ました。本植樹祭をご支援下さった皆様に厚く御礼申し上げます。
私達が運営する楽天市場店「湘南とまと工房」では、昨秋より、トマトジュースご購入者様50名について苗木1本分の代金を進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へ寄付させて頂いています。2022年度下期の実績に基づき、本植樹祭で19本の植樹を実施しました。この「トマトジュースで森づくり」の取り組みを今後も継続して参ります。
モッチの樹プロジェクト&どんぐりブラザーズ・ミニ植樹祭
湘南国際村めぐりの森(横須賀市)における「モッチの樹プロジェクト&どんぐりブラザーズ」の連携による活動は、これまで4回のミニ植樹祭を実施しています。アマチュア・トップ・ゴルファーの望月優花さんとのコラボ企画ですが、主に、「チャリティー・ゴルフ・コンペ」の収益の一部を、進和学園「いのちの森づくり友の会」へご寄付頂いて植樹を行っています。
2023年4月21日(金)、福祉施設の森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」の日中活動に、望月さんをお迎えして植樹地の保全のための育樹(除草)&植樹を実施しました。湘南の凪(mai!えるしい)、横須賀ヘーメット、けいあい工房、進和学園の4法人及び研進メンバーも含め22名が集いました。
昨年6月に植樹したC地区を中心に、雑草を除いて苗木の根元に敷く作業と、新たにA地区において苗木19種類180本を植樹しました。久し振りに望月さんとご一緒して、笑顔満面のハイテンションで楽しく作業を行いました。
昨年6月に植樹したC地区を中心に、雑草を除いて苗木の根元に敷く作業と、新たにA地区において苗木19種類180本を植樹しました。久し振りに望月さんとご一緒して、笑顔満面のハイテンションで楽しく作業を行いました。
「モッチの樹プロジェクト」のご支援による植樹は、2018年の高尾小仏植樹祭に始まり、その後、湘南国際村に舞台を移して継続、植樹本数は累計790本となりました。ゴルフ場は、森を切り開いて造成されることが多く、ささやかですが自然環境に恩返しをしたいとの想いから取り組んでいます。障害のある方々が栽培した苗木を植えるという福祉的な価値も高く、深く敬意を表すると共に心より感謝申し上げます。
【モッチの樹プロジェクト関連の植樹実績】
⑥ 同上 180本 (今回)
累計:790本
累計:790本

望月優花さん
湘南国際村めぐりの森「コンフォートジャパンの森植樹祭」に参加!
2023年4月18日(火)、湘南国際村めぐりの森(神奈川県横須賀市)において、「コンフォートジャパンの森植樹祭」が開催されました。化粧品の製造・販売や輸出入を手掛ける(株)コンフォートジャパン様が主催し、一般社団法人Silva及び協働参加型めぐりの森づくり推進会議 混植・密植方式植樹推進グループ(官民協働プロジェクトチーム)が共催するスピンオフ植樹イベントとして企画されました。
Silvaの植樹指導の下に、コンフォートジャパンの社員の皆様中心に100名以上が集い、横須賀市道沿い(C-18区)の斜面に自然種の広葉樹26種類1,300本を植樹しました。
Silvaの植樹指導の下に、コンフォートジャパンの社員の皆様中心に100名以上が集い、横須賀市道沿い(C-18区)の斜面に自然種の広葉樹26種類1,300本を植樹しました。

湘南国際村では、2009年から、故 宮脇昭先生が指導された潜在自然植生に基づく植樹(宮脇メソッド)を推進、毎年、春と秋に定例の植樹祭を実施しています。地球温暖化を背景とする自然環境への問題意識が高まる中で、今回は、コンフォートジャパン様によるSDGs(持続可能な開発目標)への取り組み及び社会貢献活動の一環としての植樹祭が実現しました。
進和学園「いのちの森づくり友の会」基金より、「協働参加型めぐりの森づくり推進会議 混植・密植方式植樹推進グループ」に寄贈した苗木1,300本を、コンフォートジャパンの社員の皆様により植えて頂くことが出来ました。苗木は、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先利用、在庫がない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て提供させて頂きました。
当日は、進和学園&研進スタッフも参加して、植樹祭の運営をサポートさせて頂きました。天候にも恵まれ、コンフォートジャパンの皆様とも楽しく交流を図りながら、爽やかな汗を流しました。「森づくり」を通じた自然環境保全に加えて、障害のある方々の就労支援にも繋がる意義深い植樹イベントとなりました。ご支援頂いた企業・団体をはじめ関係の皆様に、心より感謝申し上げます。
進和学園「いのちの森づくり友の会」基金より、「協働参加型めぐりの森づくり推進会議 混植・密植方式植樹推進グループ」に寄贈した苗木1,300本を、コンフォートジャパンの社員の皆様により植えて頂くことが出来ました。苗木は、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先利用、在庫がない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て提供させて頂きました。
当日は、進和学園&研進スタッフも参加して、植樹祭の運営をサポートさせて頂きました。天候にも恵まれ、コンフォートジャパンの皆様とも楽しく交流を図りながら、爽やかな汗を流しました。「森づくり」を通じた自然環境保全に加えて、障害のある方々の就労支援にも繋がる意義深い植樹イベントとなりました。ご支援頂いた企業・団体をはじめ関係の皆様に、心より感謝申し上げます。
(注)今回、植樹した苗木には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木289本(アカガシ、アラカシ、スダジイ、ヒメユズリハ)が含まれています。
重ねて感謝申し上げます。
*横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
重ねて感謝申し上げます。
*横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
湘南国際村めぐりの森 活動の軌跡 2009~2022年度
湘南国際村めぐりの森における活動の軌跡(2009~2020年度)を一覧資料(PDF)に取り纏めてご紹介します。
故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導の下、潜在自然植生種の「その土地本来の樹種」による「本物の森(自然の森)」の再生に取り組んでいます。多くの団体、企業、ボランティアの皆様、地域住民、並びに植樹祭や育樹祭にご参加下さった方々との協働により、その成果は着実に蓄積されています。
地球温暖化に伴う異常気象や自然災害の多発は、森林破壊により行き場を失ったエネルギーが暴れ廻っていることに大きな原因があると言われています。CO2(二酸化炭素)を吸収し酸素を提供する森林の保全と育成が、世界の共通課題として急務となっています。
湘南国際村めぐりの森は、進和学園が推進する「いのちの森づくり」の貴重な活動拠点であり、連携福祉施設「どんぐりブラザーズ」が栽培した苗木を多数ご利用頂いています。私達の活動は、ささやかではありますが、「森づくり」を通じた自然環境保全並びに障害者の自立・就労支援に繋がっています。
ここに掲載する植樹活動の記録は、データとして大切であることは勿論ですが、「森づくり」を通じた「人づくり」の営みであると感じています。 宮脇先生の「自然の森は色々な種類が混ざり合っている。仲の良いものだけ集めても駄目。人間社会も同じ。混ぜる。混ぜる・・」という教えは、個性を尊重して切磋琢磨し、お互いに我慢しながら共に生きるという「共生」の理念を分かり易く伝えてくれます。「多様性と調和」を目指す「いのちの森づくり」は、障害者福祉や人権保全の理念と重なるものです。
故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導の下、潜在自然植生種の「その土地本来の樹種」による「本物の森(自然の森)」の再生に取り組んでいます。多くの団体、企業、ボランティアの皆様、地域住民、並びに植樹祭や育樹祭にご参加下さった方々との協働により、その成果は着実に蓄積されています。
地球温暖化に伴う異常気象や自然災害の多発は、森林破壊により行き場を失ったエネルギーが暴れ廻っていることに大きな原因があると言われています。CO2(二酸化炭素)を吸収し酸素を提供する森林の保全と育成が、世界の共通課題として急務となっています。
湘南国際村めぐりの森は、進和学園が推進する「いのちの森づくり」の貴重な活動拠点であり、連携福祉施設「どんぐりブラザーズ」が栽培した苗木を多数ご利用頂いています。私達の活動は、ささやかではありますが、「森づくり」を通じた自然環境保全並びに障害者の自立・就労支援に繋がっています。
ここに掲載する植樹活動の記録は、データとして大切であることは勿論ですが、「森づくり」を通じた「人づくり」の営みであると感じています。 宮脇先生の「自然の森は色々な種類が混ざり合っている。仲の良いものだけ集めても駄目。人間社会も同じ。混ぜる。混ぜる・・」という教えは、個性を尊重して切磋琢磨し、お互いに我慢しながら共に生きるという「共生」の理念を分かり易く伝えてくれます。「多様性と調和」を目指す「いのちの森づくり」は、障害者福祉や人権保全の理念と重なるものです。





































































