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高尾小仏植樹



高尾小仏植樹活動の概要
~トンネル工事残土・盛土場の森林再生~

 高尾小仏植樹活動は、東京都八王子市裏高尾町(都立高尾陣場自然公園内)を通る中央高速道路の小仏トンネルの工事残土で出来た広大な盛土場における取り組みです。自然環境保全及び防災・治安の観点も踏まえ、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生するプロジェクトとして計画されました。2017年10月の植樹祭に始まり、毎年、植樹祭を開催し2023年秋の第7回植樹祭において頂上部に達しました。2024年からは、植樹地の保全のための育樹・補植活動に移行しています。
 宮脇方式(混植・密植)による植樹を推進するNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、盛土場を所管される中日本高速道(株)(NEXCO中日本)が共催、(公)イオン環境財団様はじめ多くの企業・団体のご協賛を得ると共に、進和学園いのちの森づくり友の会が、苗木の提供等に係わる協力メンバーとして参画しています。

 皆様の深いご理解ご支援の下に、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先的にご利用頂いており、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達・提供させて頂いています。障害のある方達の就労支援にも繋がる付加価値の高い植樹活動と言えます。
 ご支援頂いている企業・団体様はじめ関係の皆様に厚く御礼申し上げます。
「どんぐりブラザーズ」提供苗木の植樹実績:累計22,434

2019年秋の植樹地  2020年6月6日撮影

高尾小仏植樹祭2021  2021年10月10日

高尾小仏育樹祭2023  2023年5月20日

高尾小仏植樹祭2021  2021年10月10日

【補植について】
 7回の植樹祭において、合計22,231本を植樹しています。(「どんぐりブラザーズ」以外から提供された苗木を含む。補植は除く)苗木は順調に生長していますが、獣害(鹿、イノシシ等)を受けた場所や台風・豪雨の影響を受けた箇所の混植・密植状態を保つために補植をしています。補植は、累計2,503本となりますが、比率は11.3%で全体としての活着率及び生長は良好です。

植樹・育樹活動の実績(個別案件の記録)

「高尾小仏育樹祭2025秋」に参加!(2025.9.27)

 2025年9月27日(土)、「高尾小仏育樹祭2025秋」に参加しました。主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティア、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)の皆様をはじめ47名が集いました。進和学園いのちの森づくり友の会も協力者として名を連ね、学園&研進からも7名が参加。皆様と交流をしながら、爽やかな汗を流しました。
 高尾小仏植樹活動は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みで、2017年に始まりました。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用、毎年、植樹祭を開催し2023年秋の第7回の植樹祭で盛土場の頂上部に達しました。
 私達が推進する「いのちの森づくり」の拠点の一つであり、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用頂いています。これまでに植えた木は、22,000本を超え、順調に生長しています。一方、植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が必要となります。また、一部に鹿やイノシシが侵入し、獣害を被った部分の手直しも粘り強く行って来ました。
 本年度は、蔓性植物の侵入が著しく、被圧されて生長が阻害されたり枯死する苗木も目立つため、蔓性植物及び外来種のニセアカシアの除去を中心に取り組んでいます。育樹作業は、10月にも予定されています。 

高尾小仏 育樹活動(2025年度2回目)(2025.6.14)

 2025年5月10日(土)、NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)主催による「高尾小仏育樹祭2025春」が行なわれましたが、雑草の繁茂及び蔓性植物の影響が著しく、複数の日程を組んで作業する必要性が指摘されました。

 この地での植樹は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みです。2017年に始まり、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用、毎年、植樹祭を開催し2023年の第7回植樹祭で盛土場の頂上部に達しています。 

 6月14日(土)、レナフォ関係者が中心に、本年度2回目の育樹作業を行いました。写真でもお判りの通り、蔓性植物の被圧状態が酷く、日照を遮られた樹々の生長が阻害されていました。脱落してしまった苗も散見され、密植度の低下も認められます。今後、同地での育樹・保全の頻度をもう少し増やして行くこと、そして、補植を計画しようと話し合いました。

「高尾小仏育樹祭2025春」に参加!(2025.5.10)

 2025年5月10日(土)、「高尾小仏育樹祭2025春」に参加しました。主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティア、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)の皆様をはじめ58名が集いました。午前中は、雨天予報であったため、作業は午後からのスタートに変更されました。幸い、予報通りに午後には雨も上がりましたが、現地は霧がかかり幻想的な雰囲気に包まれました。
 この活動は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みで、2017年に始まりました。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用、毎年、植樹祭を開催し一昨年2023年秋の第7回の植樹祭で盛土場の頂上部に達しました。

 元々、研進・進和学園から宮脇方式による植樹を提案した経緯にあり、私共にとっても「想い入れ」の深い案件です。私達が推進する「いのちの森づくり」の拠点の一つであり、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。
 これまでに植えた木は、22,000本を超えますが、順調に生長しています。植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が必要となります。また、一部に鹿やイノシシが侵入し、獣害を被った部分の手直しも粘り強く行って来ました。今回は、頂上部周辺の最近の植樹地における除草・蔓性植物の除去を中心に、密植度が落ちた箇所に60本の補植を行いました。補植用の苗木は、本田技研工業(株)様からの「いのちの森づくり友の会」へのご寄付を活用して提供させて頂きました。ご支援に心より感謝申し上げます。

「高尾小仏育樹祭2024秋」に参加!(2024.9.7)

 2024年9月7日(土)、「高尾小仏育樹祭2024秋」が開催されました。NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)が共催、進和学園「いのちの森づくり友の会」も「協力」の立場で参画しています。
 レナフォの植生工学士にボランティア、地盤造成を担われた鹿島建設・清水建設の方々に加え、同地での植樹・育樹活動をご支援頂いている企業様から、株式会社パソナ及びPGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)の社員の皆様も参加下さり、総勢92名が集いました。

 この活動は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「自然の森」を再生する取り組みです。2017年に始まり、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用しています。毎年、秋に植樹祭を実施し、昨年の第7回植樹祭をもって頂上部に達してフィナーレを迎えました。私達が推進する「いのちの森づくり」の大切な拠点の一つであり、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。
 木々は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が必要です。植樹地の一部には鹿やイノシシが侵入し、獣害を被った部分や台風・豪雨の影響を受けた箇所の手直しも求められます。今回は、主に、昨年の秋に植樹した場所を対象に、育樹(除草)作業と密植度が落ちた所に14種類113本の補植を行うこととしました。

 この日の気温は34度・・9月初旬でもあり「高尾小仏育樹祭2024夏」というタイトルの方が合っている?と思いつつ、額の汗を拭いながら急斜面での作業にチャレンジ!猛暑のせいでしょうか?雑草の繁茂は著しく、階段通路にも覆いかぶさる状態で、植樹地に分け入るのにも苦労しました。熱中症には十分に注意して、皆で力を合わせて頑張りました!
 補植した苗木113本については、PGF生命様からの進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を活用して提供させて頂きました。また、進和学園メンバーの工賃(労務費)及び諸経費についても、企業・団体・個人の皆様からのご寄付やご協賛に基づき賄わせて頂いています。多くの皆様のお力添えにより、「森づくり」を通じた自然環境保全及び障害のある方々の自立・就労支援にも貢献出来ますことに心より感謝申し上げる次第です。

 雑草との格闘!ご苦労様でした。作業を終えた皆様の笑顔が疲れを吹き飛ばしてくれました!
 「お土産」には、パソナ・グループの特例子会社(株)パソナ・ハートフルさんの焼菓子セット、進和学園の「湘南みかんぱん」(第4回全国逸品セレクション準グランプリ受賞)/「湘南ブルーベリーぱん」:(「パンのフェスアワード2020」ブロンズ賞)が用意されました。

【参考】「高尾小仏育樹祭 2024 秋」(Renafo案内)

「高尾小仏育樹祭2024春」に参加!(2024.5.11)

 2024年5月11日(土)、「高尾小仏育樹祭2024春」に参加しました。主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティア、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地盤造成を担われた鹿島建設・清水建設の方々をはじめ約80名が集いました。
 この活動は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みで、2017年に始まりました。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用、毎年、植樹祭を開催し第7回の昨秋の植樹祭で盛土場の頂上部に達してフィナーレを迎えました。私達が推進する「いのちの森づくり」の拠点の一つであり、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。

 7年間に及ぶ植樹活動に対し、NEXCO中日本八王子支社様より主催者で技術的な指導をされた国際ふるさとの森づくり協会さんに「感謝状」が贈呈されました。本植樹活動については、研進・進和学園から宮脇方式による植樹をNEXCO中日本様に提案、盛土場の自然を保全し、地盤を安定させ防災にも繋がる「森づくり」に賛同頂いて実現したという経緯にあります。私共にとっても「想い入れ」の深い取り組みであり、感慨もひとしおです。
 これまでに植えた木は、22,000本を超えますが、順調に生長しています。植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が必要となります。また、一部に鹿やイノシシが侵入し、獣害を被った部分の手直しも粘り強く行って来ました。今回は、頂上部の最近の植樹地において、春の育樹(除草)と、密植度が落ちた箇所に60本の補植を行いました。補植用の苗木は、本田技研工業(株)様からの「いのちの森づくり友の会」へのご寄付を活用して提供させて頂きました。ご支援に心より感謝申し上げます。

高尾小仏植樹祭2023に参加!(2023.10.15)

 2023年10月15日(日)、「高尾小仏植樹祭2023」(都立高尾陣場自然公園内)が開催されました。当日は、低気圧の影響により午前中が雨天予報であったため、午後からの開催に変更されました。植樹地が急斜面で滑り易いため、参加者の安全を考慮したものです。午後も足元の悪い状態が見込まれるため、「決して無理されないように・・」との案内が2日前に発せられました。参加者の減少が予想されましたが、「雨のち晴れ」の予報を受け、貴重な日曜日の午後ですが、212名もの皆様がご参加下さいました!開会式の13時には雨も上がり、植樹に移ると明るい日差しと青空が現れました。高尾の山々は、美しいコントラストを描き、私達に元気を与えてくれました。

 この植樹活動は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による盛土場に、宮脇 昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生する取り組みです。自然環境保全に加えて、観光資源や防災面も考慮して計画されました。NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、2017年から継続して来たプロジェクトですが、今回で盛り土場の最上部に達し最終回となります。
常緑樹と落葉樹を各10種類、合計20種類の苗木を、2,321本植えることが出来ました。今回を含め7回の植樹祭を行い、6,955㎡の盛り土場に、合計22,000本以上の植樹を実施。先に植えた箇所は、既に樹高5m以上に達し、素晴らしい森に生長しています。

 今回も、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用下さると共に、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。「森づくり」を通じて、障害のある方達の就労支援にも繋がる付加価値の高い植樹活動です。ご支援頂いている企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の
  標準価格にて換算した本数です。
   また、上記には、横浜ゴム
  (株)の社員の皆様が栽培された
  幼苗を進和学園にご寄贈頂き、
  栽培を引き継がせて頂いた苗木
  が3種類(ウラジロガシ、シロ
  ダモ、ヤブニッケイ)168本
  含まれています。
   重ねて感謝申し上げます。

 今回の植樹祭では、開会式と植樹終了後に「ミニコンサート」が開催されました。
 いまむら瞭さん作詞・作曲の「森へ(Mori e)」をはじめ、今村夏海さんのアルパの伴奏に乗せて、溝端育和さんの伸びやかで透明感に満ちた素晴らしい歌声が自然と溶け合い深い感銘を受けました。
 「森づくり」への願いや想いを込めた「森へ(Mori e)」は、YouTubeにて配信されていますので、皆様も、是非、ご視聴下さい。

 植樹祭を2日後に控えた10月13日(金)、進和学園&研進メンバーは準備作業に参加しました。低気圧の接近が報じられていましたが、この日は晴天に恵まれ、ボランティア及びレナフォ事務局の皆様とも協力し、和気藹々と作業に励みました。

 宮脇メソッド(混植・密植)に欠かせない苗木の割り振りや、植樹地におけるマルチング材(稲わら)を押さえる竹串の打込みを中心に、進和学園メンバーも大いに活躍しました。

「高尾小仏育樹祭2023秋」に参加!(2023.9.30)

 2023年9月30日(土)、「高尾小仏育樹祭2023秋」に参加しました。主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティア、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地元自治会、地盤造成を担われている鹿島建設・清水建設の方々をはじめ約50名が集いました。
 この植樹・育樹活動は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みで、2017年に始まりました。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用、毎年、秋に植樹祭を開催しています。私達が推進する「いのちの森づくり」の大切な拠点の一つであり、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。

  (注)ニセアカシア(ハリエンジュ):北米原産のマメ科落葉高木。既存植生を改変し生物多様性を低下させる懸念があ
    り、日本生態学会は「日本の侵略的外来種ワースト100」に選定している。一方、蜜源植物(ハチミツ)や材とし
    ての利用価値は高い。

 木々は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が求められます。また、植樹地の一部には鹿やイノシシが侵入し、獣害を被った部分の手直しも必要です。今回は、ルーチンとしての育樹(除草)と、密植度が落ちた箇所に14種類100本の補植を行うこととしました。苗木は、下記の通り「いのちの森づくり友の会」基金を活用して提供させて頂きました。
 高尾小仏における植樹は、10月15日(日)に予定されている7回目の植樹祭をもって盛土場の最上部に達し節目を迎えます。(育樹作業は、継続されます)多くの皆様のご支援により、豊かな森が育まれていることに心より感謝申し上げます。

 *補植した苗木の内、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が、シラカシとアカガシの2種類合計20本が含まれています。重ねて御礼申し上げます。

「高尾小仏育樹祭2023春」に参加!(2023.5.20)

 2023年5月20日(土)、「高尾小仏育樹祭2023春」に参加しました。当初、4月15日(土)と合わせ2回の日程が組まれましたが、1回目は雨天のため中止となり、5月に集約して実施されました。この日も、集合時には霧雨模様でしたが、幸いに作業開始と共に天候も回復、主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティア、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地元自治会、地盤造成を担われている鹿島建設・清水建設の方々をはじめ約80名が集いました。

 高尾小仏における植樹は、2017年に始まりましたが、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みです。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用。私達が推進する「いのちの森づくり」の大切な拠点の一つであり、有難いことに、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。
 木々は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が求められます。また、植樹地の一部には鹿やイノシシが侵入し、獣害を被った部分の手直しも必要となります。
 今回は、ルーチンとしての育樹(除草)と、密植度が落ちた箇所に200本の補植を行うこととしました。苗木は、「いのちの森づくり友の会」基金を活用して提供させて頂きました。

 補植した苗木の内、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木がシラカシとウラジロガシ各30本、合計60本が含まれています。重ねて感謝申し上げます。
【この日の作業】
(1)2022年秋の植樹地の手当て:鹿が侵入し荒らされてしまった箇所の苗木を救済。
  (マルチング材の稲わらの下に埋もれてしまった苗木を元通りにする)
(2)一昨年(2021年)の植樹地の育樹:主に繁茂が著しいイタドリの刈り取り。
(3)補植:13種類200本の苗木を密植度が低下した場所に植える。

獣害(鹿)から苗木を救済!(2022.11.5)

 高尾小仏植樹地では、時折、獣害(鹿・猪)を受けることがあります。これまで植樹して来た場所に、鹿や猪が侵入し苗木が食べられたり倒されたり・・・、これも自然の宿命です。動物達も一生懸命に生きているのですから、寛容の精神で受け止めてはいますが、皆で力を合わせて植えた木々を消滅させる訳には行きません!

 2022年11月5日(土)、NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)の呼び掛けで、主に鹿が侵入して荒らされた植樹場所の修復作業を行ないました。天候にも恵まれ35名が集い、約2時間をかけて苗木の救済作戦を実行!あちらこちらに鹿の糞も見られ、明らかに鹿が侵入した形跡が伺えます。鹿によってマルチング材の稲わらが斜面をずれ落ちて苗木を下敷きにしてしまうのです。稲わらの下に隠れてしまった苗木を取り出し元通りにする地道な作業ですが、皆で手分けをして取り組み、効率良く作業を終えることが出来ました。鹿が侵入したと思われる箇所には、シートを張って一定の防御策を講じています。
 「どんぐりブラザーズ」からは、地元のNPO法人あるがハッピーフルーツの皆さんと進和学園&研進スタッフも参加、これからも皆様と協力し合い「いのちの森づくり」を粘り強く続けて参りたいと思います。

PGF生命様に感謝!~ 「高尾小仏植樹祭2022」 完結! ~(2022.10.22)

 「高尾小仏植樹祭2022」(都立高尾陣場自然公園内)は、2022年9月25日(日)に開催されましたが、台風15号の影響により、当初植樹予定の2,700本は、2,181本(700㎡)に止まり、519本(168㎡)は改めて日程調整を行い植樹することとなりました。10月8日(土)に、主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)及び関係者により、319本(103㎡)の植樹を行い、残りは200本となりました。

 2022年10月22日(土)、PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)の社員・ご家族の皆様23名と福祉施設の森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」18名の総勢41名が連携して、積み残された200本(65㎡)の植樹を行いました。主催者のレナフォ及び土地を所管される中日本高速道路(NEXCO中日本)並びに地元自治会のご理解ご協力を得て、この日の植樹イベント開催に至りました。これにより「高尾小仏植樹祭2022」は完結し、中央高速道路の小仏トンネル工事残土からできた巨大な盛土場の環境保全と防災にも役立つ植樹活動が、また一歩前進を遂げました。
 2017年に始まった高尾小仏植樹活動においては、故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が指導された「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生すべく、宮脇方式(メソッド)による混植・密植を採用しています。

 「どんぐりブラザーズ」からは、地元のNPO法人あるがハッピーフルーツの皆さんと進和学園が参加!PGF生命の皆様と交流しながら力を合わせ植樹を行う「民福連携」(民間と福祉の連携)の貴重な機会となりました。大変光栄なことであり嬉しく思います。急斜面での作業でしたので安全第一を心掛けながら、美しい高尾の自然に包まれて爽やかな汗を流しました。
 PGF生命様には、2019年より高尾小仏植樹活動における苗木提供について進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を通じてご支援頂いています。今回も444本の苗木提供をご支援頂き、同社からのご寄付を活用した植樹は累計1,776本となりました。心より感謝申し上げる次第です。

NPO法人あるがハッピーフルーツ様に感謝!~苗木保全管理~

 「高尾小仏植樹祭2022」(都立高尾陣場自然公園内)は、2022年9月25日(日)に開催されましたが、台風15号の影響を受け、当初植樹予定の2,700本は、2,181本に止まり、残りの519本は、別途スケジュールを調整して10月中に植樹を行うこととしました。その間、命ある苗木への水遣りや保全管理が必要となりますが、「どんぐりブラザーズ」の一員で、植樹地からも近いNPO法人あるがハッピーフルーツ様が、お引き受け下さいました。
 同施設の皆さんは、高尾小仏植樹活動に参加頂いていますが、苗木の栽培は初めての経験でしたが、植樹完了までの1ヶ月近くの間、苗木の世話をしっかりと担って頂きました。どうも有難うございました!

高尾小仏植樹祭2022「おかわり」~ 積み残し苗木の植樹 ~(2022.10.8)

 「高尾小仏植樹祭2022」(都立高尾陣場自然公園内)は、先般、9月25日(日)に開催されましたが、台風15号の影響を受け、当初植樹予定の2,700本は、2,181本(700㎡)に止まり、残りの519本(168㎡)は、別途スケジュールを調整して10月中に植樹を完了させることとしました。
 2022年10月8日(土)、主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)及びレナフォの植生工学士にボランティアの皆さん、並びに研進スタッフを含め14名が集い、319本(103㎡)の植樹を行いました。この日、集まった少数精鋭メンバーは、植樹大好き人間・・正に植樹の「おかわり」と呼ぶに相応しく、一人当たり20本を超える贅沢な植樹を満喫しました?!

 残りの200本(65㎡)は、PGF(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル)生命保険株式会社様と「どんぐりブラザーズ」(進和学園はじめ福祉施設による森づくりチーム)による「民福連携」(民間と福祉の連携)イベントとして企画され、10月22日に植樹を予定しています。

高尾小仏植樹祭2022に参加!(2022.9.25)

 2022年9月25日(日)、「高尾小仏植樹祭2022」(都立高尾陣場自然公園内)は、直前の台風15号の影響を受け、開催時間を午後に遅らせて実施されました。降雨により急斜面の植樹地が泥濘で滑り易い状態であったため、主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)より、参加を申し込み頂いた方々に「決してご無理されないようにして下さい」とのご案内をメール及びWEBにて配信。その結果、当初参加予定者270名のところ、192名の参加となりました。参加者は半減するかと予想しましたが、幸い、台風一過の晴天に恵まれたこともあり、大勢の皆様に足を運んで頂きました。

 同地での植樹は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による盛土場に、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生する取り組みで、6回目(6年目)の植樹祭となります。ここ3年は、コロナ禍における植樹祭となり、検温にマスク着用という感染対策を講じての実施が続いています。
 今回の植樹本数は、2,700本の予定でしたが、台風の影響による開催時間の変更に伴い参加者が減ったことから、2,181本(700㎡)に止まり、残りの519本(168㎡)は、別途スケジュールを調整して10月末までに植樹を完了させることとしました。

 今回も、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用下さると共に、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。「森づくり」を通じた自然環境保全や防災に加え、障害のある方達の就労支援にも繋がる付加価値の高い植樹活動です。ご支援頂いた企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。
 左記の苗木本数は、10月末までに植樹完了予定の残りの519本を含めた合計2,700本に係わるご支援内容です。進和学園の標準価格にて換算した本数となります。
 また、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が5種類(ウラジロガシ、アカガシ、シロダモ、ヤブニッケイ、タブノキ)549本含まれています。重ねて感謝申し上げます。

 植樹祭を2日後に控えた9月23日(金)、進和学園&研進メンバーは準備作業に参加しました。接近する台風15号の影響が心配されましたが、作業を開始すると小雨も止んで雨合羽を脱いで「苗木の仕分け」を中心に担当させて頂きました。ボランティア及びレナフォ事務局の皆様とも協力し、和気藹々と作業に励みました。
 宮脇方式による混植・密植を行うために、樹種ごとに纏めて届いた苗木を、バランスよく色々な種類が混ざり合うようにトレーに配分します。2人でペアーを組んで作業を行ない、次第に要領も覚えて予定時間内に終えることが出来ました。

高尾小仏育樹祭に参加!~除草と補植~(2022.9.10)

 2022年9月10日(土)、高尾小仏育樹祭に参加しました。高尾小仏における植樹は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土から成る盛土場に、自然の森を再生する取り組みで2017年から、毎年、植樹祭を実施しています。故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用しています。私達が推進する「いのちの森づくり」において、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いており、9月25日に開催予定の「高尾小仏植樹祭2022」を控え、この日は、繁茂した雑草類を刈り取る育樹・保全作業を行ないました。
 これまで、木々は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が必要です。更に、今回は、冬季の降雪とイノシシや鹿による獣害の影響で密植度が落ちてしまった箇所に、400本の補植を行いました。苗木は、「いのちの森づくり友の会」基金(下表参照)より提供させて頂きました。

 主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティア、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地元自治会、地盤造成を担われている鹿島建設・清水建設の方々をはじめ、関係者70名近くが集いました。進和学園・研進からも参加し、皆様と交流しながら高尾の自然に包まれて急斜面での作業に励みました。2週間後に植樹祭を行う区画は、既に地盤造成が進んでおり、再び多くの皆様とお目にかかれることを楽しみにしています。

育樹(除草)作業に励む!(2022.6.23)

 私達が取り組む「いのちの森づくり」は、植樹に加え植樹地の保全のため苗木を植えてから数年間は、育樹(除草)作業が必要です。自然の森の場合は、苗木が2~3m程に生長すれば人の手を掛けず自然淘汰に委ねることとなります。私達は、育樹を計画的に行っていますが、作業の分担は容易ではありません。進和学園に加え、福祉施設による森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」(現在、13法人14施設)が連携して作業に当たっています。
 2022年6月23日、NPO法人あるが(ハッピーフルーツ)の4名と研進3名の7名は、高尾小仏の植樹地へ!昨秋植樹した場所は、4月に一度、育樹を行いましたが2ヶ月でイタドリ(雑草)が繁茂し苗木を覆い尽くす状態でした。皆で力を合わせ、頑張りました。あと何回か作業の必要がありそうです。

高尾小仏植樹活動の記録 2018年9月~2022年4月

高尾小仏植樹祭 ~ 積み残しの4区画875本の植樹を完了! ~(2017.11.1)

 「高尾小仏植樹祭2017(キックオフ植樹祭)」(2017年10月29日)は、台風接近による荒天のため参加人数が約70名と少なく、当初予定の10区画2,469本の内、6区画1,594本に変更して実施した結果、4区画875本の植樹を積み残す結果となりました。
 台風が過ぎ去った10月31日(火)と11月1日(水)の両日、植樹地の盛土場を管理される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)他の社員の皆様と進和学園及び弊社が中心となり、力を合わせて残り全量の植樹を無事完了させることが出来ました。

 植樹祭本番の雨天から一転、爽やかな晴天に恵まれ、裏高尾の美しい自然に囲まれ秋の空気を胸一杯に吸い込みながら、苗木の植込み、稲ワラを敷き詰めるマルチング及びワラ縄張りの一連の作業を実施しました。中日本高速道路(株)他の社員の皆様は、大変熱心に取り組んで下さり、私達と親しく交流しながら、いわゆる「民福(民間と福祉)連携」の実を挙げることが出来ました。
 これら積み残し作業についても、大勢の皆様からのご寄附やご支援から成る「いのちの森づくり友の会」基金を活用させて頂きます。皆様に支えて頂き、植樹活動による自然環境保全並びに障害者福祉にも貢献出来ますことに重ねて感謝申し上げる次第です。

高尾小仏植樹活動が開始!キックオフ植樹祭(2017.10.29)

 2017年10月29日(日)、東京都八王子市裏高尾町(都立高尾陣場自然公園内)において、「高尾小仏植樹祭2017」が開催されました。中央高速道路建設で出来た小仏トンネルの残土による広大な盛土場に、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱される「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生しようというプロジェクトがスタートしました。

 宮脇方式による植樹活動を実践されるNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、盛土場を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、公益社団法人国土緑化推進機構及び毎日新聞社が共催、行政の後援を得ると共に、進和学園いのちの森づくり友の会が、苗木の提供等について特別協力という立場で参画させて頂きました。
 プロジェクトの初回イベントで、事前の宣伝告知も十分ではなく、あいにくの雨天にも拘わらず約70名が参加!当初計画の10区画2,469本の植樹を参加者数及び現場の状況を踏まえ、6区画1,594本に変更して実施しました。参加頂いた皆様は、雨にも泥濘(ヌカルミ)にも負けずお互いに協力し合い、泥まみれになりながらも達成感に満ちた時間を共有!一仕事遣り遂げた連帯感と絆は、5ヶ年計画の本プロジェクトに大きな力を与えてくれるものと思います。

 
 進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木が多数利用され、「森づくり」を通じた環境保全に加え、障害のある方達の自立・就労支援にも繋がる意義深い植樹祭となりました。
 この日、積み残した4区画875本の植樹については、天候の回復を待ってNEXCO社員の皆様と進和学園・研進メンバーが、実施することとしました。

 *「どんぐりブラザーズ」が手掛けた苗木を含めて
   合計2,469本をご利用頂きましたが、下記
   企業・団体様(敬称略)のご支援ご協賛により
   実現しました。厚く御礼申し上げます。

   ・NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ):1,044本
    (国土緑化推進機構・緑の募金より助成)
   ・株式会社サン・ライフ (進和学園いのちの森づくり友の会基金を通して):529本
   ・本田技研工業株式会社 (同 上):300本
   ・株式会社ホンダロジスティクス (同 上):300本
   ・横浜低温流通株式会社 (同 上):244本
   ・ホットケーキ・パーラーFru-Full (同 上):52本

 *また、上記の苗木には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂い
  た苗木が合計895本含まれています。重ねて感謝申し上げます。
  ⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

  (注)本新聞記事は、次の点で事実を誤って報道していますのでご留意下さい。
     ①荒天のため参加者は、当初予定の約100人から実際は約70名でした。
     ②植樹本数は、参加者と当日の状況に鑑み、約1,600本(6区画)に減らして実施しました。積み残しの875
      本(4区画)は、天候の回復を待って、進和学園&研進が中心となり植樹することとしました。
      ⇒ この点について、訂正記事(2017.11.16)が掲載されました。
     ③「時折の雨」ではなく、常時、降雨があり足元も大変悪い状態でした。