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湘南国際村めぐりの森 ~ 追悼ミニ植樹祭・補植100本 ~


【参加者】ボランティア:7名、湘南の凪mai!えるしい:4名、湘南の凪えるしい:4名、横須賀ヘーメット:6名、研進:3名、合計24名

 湘南国際村めぐりの森では、毎週、金曜日の午前中に「どんぐりブラザーズ」(福祉施設による森づくりチーム)が、これまでの植樹地の育樹(除草・保全)作業を行っています。
 2025年10月10日(金)は、植樹ボランティアの皆様7名を含む24名が集う賑やかな日中作業となりました。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導の下に、2010年から同地での植樹を牽引されたNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、宮脇先生を慕い植樹活動に励まれて来た「まじぇる会」、そして「たまもりくらぶ」をはじめ所縁のある多くの方々が、この地での植樹活動に参加されています。

 15年が経過し、ご高齢でお亡くなりになる方も増えて来ました。この日は、4年前にご逝去された宮脇先生、レナフォの前理事長の髙野義武様、そして、最近、天に召された植樹仲間の皆様を偲び、ささやかながら追悼の念を込めて100本の苗木を補植することとしました。「たまもりくらぶ」さんの発案によりご相談を受けたものですが、「どんぐりブラザーズ」のルーチン作業に重ねて、このような心の籠ったミニ植樹祭が叶いましたこと、大変光栄なことであり嬉しく思います。

 植樹地は、2010年に植樹を開始したA地区の東北端で、竹林が植樹地に侵入していた箇所を私共が竹を駆除して出来た空地を充てることにしました。亡くなられた皆様と共に植えた木々は、今では、素晴らしい原生林に生長しています。その成果を間近で確認しながら、皆で力を合わせてタブノキ、スダジイ、アラカシ、ネズミモチ、シャリンバイ・・とお馴染みの自然種の苗木を植えました。
 湘南国際村めぐりの森は、2024年10月、環境省が推進する『30by30』、国の保護地域以外で生物多様性保全に資する地域『OECM』の自然共生サイトに登録されました。国際基準の環境保護エリアとして認定されたことは極めて意義深いものであり、これまで、この地で森林再生に取り組んで来られた全ての皆様の努力の結晶とも言えると思います。

 今回、補植した苗木100本の内、60本は進和学園、40本は湘南の凪えいむが育てた苗木を利用しています。苗木代金は、本田技研工業(株)様及び(株)ホンダロジステクス様からの「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を活用させて頂きました。皆様のご支援に心より感謝申し上げます。