書籍・論文・雑誌2
「在宅就業障害者支援ノウハウブック」(2019/厚生労働省)
厚生労働省は、障害者雇用促進法に定める「在宅就業障害者支援制度」(障害者雇用納付金制度)の活用促進を図るために、制度の概要、現状と課題の整理及び対応すべきこと等を纏めた冊子(2019年3月)を発行しました。
「在宅就業障害者支援ノウハウブック~障害者の就業機会の拡大に向けて~」というタイトルで、全50ページに亘りアンケート集約に基づく実態解明と今後の対応策等が収録されています。
障害者雇用納付金制度から発注企業に支給される特例調整金・特例報奨金の仕組みを明示し、文字通りの「自宅」における在宅就業に加え、福祉施設で就業するケースも紹介されています。
私達が取り組むホンダ車部品事業、地元スーパー「しまむらストアー」での施設外就労、並びに食品加工「湘南とまと工房」の事例も取り上げて頂いています。
厚生労働省は、1年前の2018年3月にも「在宅就業障害者マッチング事例集」を編纂し、研進及び進和学園の事例を紹介頂いています。
本制度は、企業に対して障害者(福祉施設)への仕事の発注を奨励するものであり、将来的に、当該発注企業の法定雇用率に加算する「みなし雇用制度」(注)にも発展する可能性を有しています。障害者の直接雇用に加えて、「発注」による福祉的就労の拡充が期待されています。
「在宅就業障害者支援ノウハウブック~障害者の就業機会の拡大に向けて~」というタイトルで、全50ページに亘りアンケート集約に基づく実態解明と今後の対応策等が収録されています。
障害者雇用納付金制度から発注企業に支給される特例調整金・特例報奨金の仕組みを明示し、文字通りの「自宅」における在宅就業に加え、福祉施設で就業するケースも紹介されています。
私達が取り組むホンダ車部品事業、地元スーパー「しまむらストアー」での施設外就労、並びに食品加工「湘南とまと工房」の事例も取り上げて頂いています。
厚生労働省は、1年前の2018年3月にも「在宅就業障害者マッチング事例集」を編纂し、研進及び進和学園の事例を紹介頂いています。
本制度は、企業に対して障害者(福祉施設)への仕事の発注を奨励するものであり、将来的に、当該発注企業の法定雇用率に加算する「みなし雇用制度」(注)にも発展する可能性を有しています。障害者の直接雇用に加えて、「発注」による福祉的就労の拡充が期待されています。
「イベント&ボランティア情報2019」(かながわトラストみどり財団)
進和学園では、公益財団法人かながわトラストみどり財団様の助成を受け、「ヤマユリ」の花を再生する「かなユリ・チャレンジ」プロジェクトに取り組んでいます。
同財団では、2019年度の各種イベント&ボランティア情報を収録した冊子を発行、「かなユリ・チャレンジ」プロジェクトに関する紹介記事も掲載されています。
2019年10月1日(火)には、本プロジェクトの活動報告会が進和学園を会場として計画され、参加者20名の募集案内も併せ掲載されています。
同財団では、2019年度の各種イベント&ボランティア情報を収録した冊子を発行、「かなユリ・チャレンジ」プロジェクトに関する紹介記事も掲載されています。
2019年10月1日(火)には、本プロジェクトの活動報告会が進和学園を会場として計画され、参加者20名の募集案内も併せ掲載されています。
共済総研レポート(濵田健司主任研究員)No.161 2019.2
一般社団法人JA共済総合研究所が発行する「共済総研レポート」NO.161(2019年2月)において、濵田健司主任研究員による「いのちの森づくり」プロジェクトに係る報告が掲載されました。
「農福連携における林業・森林再生への取組み~株式会社研進と社会福祉法人進和学園~」と題して、我が国の森林及び林業の現状分析から林業・森林再生の必要性を説き、障害者が農林水産分野で活躍する可能性を指摘、(株)研進及び進和学園が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトの事例を詳細に報じて、今後の課題と対策・展望を考察しています。
<内容> 1.はじめに 2.我が国の森林および林業の現状
3.研進と進和学園による取み 4.森林利用・再生への取組み
5.林業から「林業」へ
「農福連携における林業・森林再生への取組み~株式会社研進と社会福祉法人進和学園~」と題して、我が国の森林及び林業の現状分析から林業・森林再生の必要性を説き、障害者が農林水産分野で活躍する可能性を指摘、(株)研進及び進和学園が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトの事例を詳細に報じて、今後の課題と対策・展望を考察しています。
<内容> 1.はじめに 2.我が国の森林および林業の現状
3.研進と進和学園による取み 4.森林利用・再生への取組み
5.林業から「林業」へ
「Happy Diary 2019」(湘南おもてな市プロジェクト)
「福利かながわ」No.165 2019 新年号(神奈川県福利協会)
ホットケーキ・パーラー湘南リトルツリーの紹介記事が、公益財団法人神奈川県福利協会の機関誌「福利かながわ」(2019年新年号)に掲載されました。同協会は、神奈川県下の民間社会福祉事業従事者の福利増進を図り、その生活安定の方途を講じ、もって県下の社会福祉活動の進展に資することを目的としています。
湘南リトルツリーのホットケーキは、老舗直伝の伝統的なレシピによるもので、可愛いドングリの焼印が目印です。外はカリ、中はサク、フワという食感は、昔ながらの日本の懐かしい味を継承しています。
神奈川県福利協会の取材を受け、ユーモアに富んだ楽しい記事でご紹介頂きましたことは、大変光栄なことと嬉しく思います。
湘南リトルツリーのホットケーキは、老舗直伝の伝統的なレシピによるもので、可愛いドングリの焼印が目印です。外はカリ、中はサク、フワという食感は、昔ながらの日本の懐かしい味を継承しています。
神奈川県福利協会の取材を受け、ユーモアに富んだ楽しい記事でご紹介頂きましたことは、大変光栄なことと嬉しく思います。
「三田評論」(慶応義塾機関誌)2018年12月号・座談会
慶應義塾の機関誌「三田評論」2018年12月号は、特集として「障害と社会」を採り上げ、座談会「これからの障害者雇用を考える」を掲載しています。同大学の中島隆信教授(商学部)の司会により、障害者団体、企業、社会保険労務士及び福祉施設に関与する4名が招かれ、障害者雇用について忌憚のない意見を交わしました。大変光栄なことに、研進の出縄貴史が座談会に参加させて頂きました。
研進が進和学園の窓口会社として永年に亘り仲介して来たホンダ車部品事業等を事例に挙げながら、福祉的就労の現場からの問題意識や現行制度・施策への提言を含め述べさせて頂きました。参加された皆様は、各々のお立場からの視点と説得力に富んだお話をされ、大いに触発され勉強となりました。
研進が進和学園の窓口会社として永年に亘り仲介して来たホンダ車部品事業等を事例に挙げながら、福祉的就労の現場からの問題意識や現行制度・施策への提言を含め述べさせて頂きました。参加された皆様は、各々のお立場からの視点と説得力に富んだお話をされ、大いに触発され勉強となりました。
【座談会の主な内容】
①障害者雇用数の増加とその歪み
②「福祉」と「雇用」のあいだで
③企業からのチャレンジ
④障害者の長所を伸ばす雇用
⑤法定雇用率をどう考えるか
⑥「みなし雇用」の意義
⑦インセンティブを上げる施策
⑧柔軟な制度設計は可能か
⑨施設外就労の重要さ
⑩社会とのつながりを持つには
「三田評論ONLINE」(2018年12月号)
①障害者雇用数の増加とその歪み
②「福祉」と「雇用」のあいだで
③企業からのチャレンジ
④障害者の長所を伸ばす雇用
⑤法定雇用率をどう考えるか
⑥「みなし雇用」の意義
⑦インセンティブを上げる施策
⑧柔軟な制度設計は可能か
⑨施設外就労の重要さ
⑩社会とのつながりを持つには
「三田評論ONLINE」(2018年12月号)
「ミドリ(midori)」秋&冬号2018(かながわトラストみどり財団)
■ 「ミドリ(midori)」NO.111 冬号2018
研進・進和学園が運営するホットケーキ・パーラー湘南リトルツリーが、公益財団法人かながわトラストみどり財団様との連携の一環として、同財団会員向けの優待施設に登録された旨を報じています。
湘南リトルツリーのホットケーキは、老舗の伝統的なレシピによるもので、可愛いドングリの焼印がトレードマーク!湘南リトルツリーは、私達が推進する「いのちの森づくり」の発信拠点の役割も担っています。
一方、(公)かながわトラストみどり財団様は、神奈川の緑の保全と創造に関する様々な活動を展開、貴重な自然環境を次世代へ引き継ぐことを使命としています。同財団と研進・進和学園は、「いのちの森づくり」をはじめ、ヤマユリの再生を目指す「かなユリ・チャレンジ」プロジェクトでも連携していますが、財団の会員の皆様を対象とする優待施設に湘南リトルツリーを登録。財団会員の皆様は、会員証のご提示で「コーヒー1杯無料/期限限定トッピング・サービス」の特典が享受出来ることを伝えています。
研進・進和学園が運営するホットケーキ・パーラー湘南リトルツリーが、公益財団法人かながわトラストみどり財団様との連携の一環として、同財団会員向けの優待施設に登録された旨を報じています。
湘南リトルツリーのホットケーキは、老舗の伝統的なレシピによるもので、可愛いドングリの焼印がトレードマーク!湘南リトルツリーは、私達が推進する「いのちの森づくり」の発信拠点の役割も担っています。
一方、(公)かながわトラストみどり財団様は、神奈川の緑の保全と創造に関する様々な活動を展開、貴重な自然環境を次世代へ引き継ぐことを使命としています。同財団と研進・進和学園は、「いのちの森づくり」をはじめ、ヤマユリの再生を目指す「かなユリ・チャレンジ」プロジェクトでも連携していますが、財団の会員の皆様を対象とする優待施設に湘南リトルツリーを登録。財団会員の皆様は、会員証のご提示で「コーヒー1杯無料/期限限定トッピング・サービス」の特典が享受出来ることを伝えています。
■ 「ミドリ(midori)」NO.110 秋号2018
進和学園では、公益財団法人かながわトラストみどり財団様の助成を受け、「ヤマユリ」の花を再生する「かなユリ・チャレンジ」プロジェクトに取り組んでいます。
2017年11月から、財団よりヤマユリの栽培を請け負い、福祉工場「しんわルネッサンス」の中庭に、5個の球根を植えて栽培を開始しました。2018年春に発芽した苗木は無事生長して、3輪の見事な花を咲かせました。
今から半世紀前、1965年(昭和40年)頃、進和学園では地元の湘南平において、障害のある方達と職員が協力してヤマユリの栽培に励んだ経緯があります。財団の機関誌「ミドリ」に、「かなユリ・チャレンジ」の進捗報告と合わせ、進和学園の出縄雅之理事長による「県の花“やまゆり” に思う」という随想が掲載されました。
進和学園では、公益財団法人かながわトラストみどり財団様の助成を受け、「ヤマユリ」の花を再生する「かなユリ・チャレンジ」プロジェクトに取り組んでいます。
2017年11月から、財団よりヤマユリの栽培を請け負い、福祉工場「しんわルネッサンス」の中庭に、5個の球根を植えて栽培を開始しました。2018年春に発芽した苗木は無事生長して、3輪の見事な花を咲かせました。
今から半世紀前、1965年(昭和40年)頃、進和学園では地元の湘南平において、障害のある方達と職員が協力してヤマユリの栽培に励んだ経緯があります。財団の機関誌「ミドリ」に、「かなユリ・チャレンジ」の進捗報告と合わせ、進和学園の出縄雅之理事長による「県の花“やまゆり” に思う」という随想が掲載されました。
e-MOOK「LOVE! パンケーキ」(2018.8.10)/「湘南リトルツリー」
雑誌(Magazine)と書籍(Book)の双方の性格を有すムック(Mook)出版で有名な宝島社発行 e-MOOK「LOVE! パンケーキ」(2018.8.10発売)に、ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」が紹介されました。(P.34)
「マニアおすすめのパンケーキ店」特集で、パンケーキを愛する食べ歩きブロガーとして多くのファンを有す「たっちゃんずパンケーキ部」のお二人が「おすすめの10店」を紹介!光栄なことに私達が運営する「湘南リトルツリー」が10店舗の一つとして選ばれました。
今春オープンしてまだまだ認知度も低く、都心からも離れていることもあり、軌道に乗るまでには時間も要すると思われますが、このように有名書籍にご紹介頂いたことに感謝申し上げます。スタッフ及び関係者一同にとって大きな励みとなります。
「湘南リトルツリー」の大矢野範義マスターは、東京(赤坂&梅ヶ丘)のFru-Full(フルフル)様の親身なるご指導の下、老舗の伝統を受け継ぐホットケーキのレシピと調理技法を修得しました。奥様の亜裕美さんと共に店舗運営を担います。
「マニアおすすめのパンケーキ店」特集で、パンケーキを愛する食べ歩きブロガーとして多くのファンを有す「たっちゃんずパンケーキ部」のお二人が「おすすめの10店」を紹介!光栄なことに私達が運営する「湘南リトルツリー」が10店舗の一つとして選ばれました。
今春オープンしてまだまだ認知度も低く、都心からも離れていることもあり、軌道に乗るまでには時間も要すると思われますが、このように有名書籍にご紹介頂いたことに感謝申し上げます。スタッフ及び関係者一同にとって大きな励みとなります。
「湘南リトルツリー」の大矢野範義マスターは、東京(赤坂&梅ヶ丘)のFru-Full(フルフル)様の親身なるご指導の下、老舗の伝統を受け継ぐホットケーキのレシピと調理技法を修得しました。奥様の亜裕美さんと共に店舗運営を担います。
「ミドリ(midori)」夏号2018(かながわトラストみどり財団)
研進&進和学園は、公益財団法人かながわトラストみどり財団様の助成を受け、「ヤマユリ」の花を再生する取り組みに注力しています。
本プロジェクトは、同財団の会員(寄付者)から事務局への一通のお手紙が契機となっています。2016年7月に起きた「津久井やまゆり園」での痛ましい事件(相模原障害者施設殺傷事件)を受け、ご自身も障害のあるお子様(45才)の将来を案ずるお母様(80才)から、昔は各所に見られた神奈川県の花「ヤマユリ」を増やすことで、悲劇を悼み多くの人々の心の癒しとしては如何?というご提言に基づいています。
2017年11月、福祉工場「しんわルネッサンス」の中庭に、ヤマユリの球根を植え付けて栽培を始めましたが、2018年春に「発芽」した際の模様を報じる記事(研進の出縄貴史が寄稿)が掲載されました。
本プロジェクトは、同財団の会員(寄付者)から事務局への一通のお手紙が契機となっています。2016年7月に起きた「津久井やまゆり園」での痛ましい事件(相模原障害者施設殺傷事件)を受け、ご自身も障害のあるお子様(45才)の将来を案ずるお母様(80才)から、昔は各所に見られた神奈川県の花「ヤマユリ」を増やすことで、悲劇を悼み多くの人々の心の癒しとしては如何?というご提言に基づいています。
2017年11月、福祉工場「しんわルネッサンス」の中庭に、ヤマユリの球根を植え付けて栽培を始めましたが、2018年春に「発芽」した際の模様を報じる記事(研進の出縄貴史が寄稿)が掲載されました。

「湘南スタイル」2018年8月号/ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」
湘南エリアでのライフスタイルを取り挙げた有名情報誌「湘南スタイル」(枻出版社)の2018年8月号に、ホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」の紹介記事が掲載されました。
2018年3月、進和学園の福祉の店「ともしびショップ湘南平」が改装オープン!1階には、昔ながらの老舗の味を継承するホットケーキのお店が開店しました。「多様性と調和」をコンセプトとして、内装や家具には伐採された老大木が活用され、癒しの空間を演出しています。2階スペースでは、障害のある方達が手掛けた陶芸・工芸品等の展示・販売も行っています。
同雑誌の「湘南エリア別備忘録」の平塚・大磯エリアにおける5件の内の一つに「湘南リトルツリー」を取り挙げ、光栄なことに「サクふわ食感とバターの香りが幸せを運ぶ湘南平のホットケーキパーラー」とのタイトルで紹介頂いています。
2018年3月、進和学園の福祉の店「ともしびショップ湘南平」が改装オープン!1階には、昔ながらの老舗の味を継承するホットケーキのお店が開店しました。「多様性と調和」をコンセプトとして、内装や家具には伐採された老大木が活用され、癒しの空間を演出しています。2階スペースでは、障害のある方達が手掛けた陶芸・工芸品等の展示・販売も行っています。
同雑誌の「湘南エリア別備忘録」の平塚・大磯エリアにおける5件の内の一つに「湘南リトルツリー」を取り挙げ、光栄なことに「サクふわ食感とバターの香りが幸せを運ぶ湘南平のホットケーキパーラー」とのタイトルで紹介頂いています。

出縄貴史(2018)「ビジネスガイド」(日本法令)
~在宅就業障害者支援制度 ~
社会保険、税務、人事・労務の実務専門誌「ビジネスガイド」No.855 2018年6月号(日本法令)に、研進の出縄貴史による「在宅就業障害者支援制度 」に関する解説記事(P.19~26)が掲載されました。同誌の「働き方改革/障害者と雇用者の負担を減らす」の特集の中で執筆依頼を頂いたものです。
「在宅就業障障害者支援制度」は、障害者雇用促進法に基づき、自宅もしくは福祉施設で働く障害者に仕事を発注した企業に対して国から助成金が支給される発注奨励策です。労働施策でありながら福祉的就労分野にも焦点を当てた画期的な制度ですが、十分に活用されていないのが実情です。
本稿では、本制度の概要とメリット、活用事例及び今後の普及・活性化に向けた提言を含めて解説しています。本制度は、近い将来、「発注」形態の場合も当該発注企業の障害者法定雇用率に加算される「みなし雇用」制度にも発展する大きな可能性を秘めています。一般就労が困難な多くの障害者に「ディーセントワーク」(Decent Work:働き甲斐のある人間らしい仕事)を提供する上でも本制度の活用が望まれます。
同誌は、主に企業の人事・労務・総務に従事する方々を対象に、法律・制度改定の解説や最新情報・トピックスをタイムリーに紹介、多くの読者にご利用頂いています。このような有益な実務専門誌への寄稿は誠に光栄なことであり、障害者の雇用・就労問題を考える上で、少しでもご参考となれば幸いです。
「在宅就業障障害者支援制度」は、障害者雇用促進法に基づき、自宅もしくは福祉施設で働く障害者に仕事を発注した企業に対して国から助成金が支給される発注奨励策です。労働施策でありながら福祉的就労分野にも焦点を当てた画期的な制度ですが、十分に活用されていないのが実情です。
本稿では、本制度の概要とメリット、活用事例及び今後の普及・活性化に向けた提言を含めて解説しています。本制度は、近い将来、「発注」形態の場合も当該発注企業の障害者法定雇用率に加算される「みなし雇用」制度にも発展する大きな可能性を秘めています。一般就労が困難な多くの障害者に「ディーセントワーク」(Decent Work:働き甲斐のある人間らしい仕事)を提供する上でも本制度の活用が望まれます。
同誌は、主に企業の人事・労務・総務に従事する方々を対象に、法律・制度改定の解説や最新情報・トピックスをタイムリーに紹介、多くの読者にご利用頂いています。このような有益な実務専門誌への寄稿は誠に光栄なことであり、障害者の雇用・就労問題を考える上で、少しでもご参考となれば幸いです。

「ビジネスガイド」(日本法令)
2018年6月号
田中大喜(2018)「コトノネ」VOL.26(はたらくよろこびデザイン室)
同誌Vol.26(2018年5月20日発行)の「支え、支えられ」コーナーに、社会福祉法人進和学園「しんわルネッサンス」の田中大喜職員のインタビューが掲載されました。専門学校を卒業し保育の仕事から障害者の就労支援に転じて、「しんわルネッサンス」におけるホンダ車部品の組立作業に従事する知的障害のある方達を支援する立場から、「ほんとのところは、わからない」と題して自らの体験を語っています。コミュニケーションの
難しさを感じつつも、相互理解と成長を目指して地道に努力する姿が、率直かつ素直な言葉から伝わって来ます。
難しさを感じつつも、相互理解と成長を目指して地道に努力する姿が、率直かつ素直な言葉から伝わって来ます。
「技術と普及」2018 April/「しんわルネッサンス」農産物加工への挑戦
「技術と普及」2018年4月号(Vol.55)(全国農業改良普及職員協議会機関誌)のシリーズ「6次産業化を進める法人を訪ねて」において、(社福)進和学園・技術と普及hp2018041.jpgしんわルネッサンスの農産物加工場「湘南工房」を紹介する記事が掲載されました。
ライターの松島恵利子氏が瀬戸利彦所長を取材し、神奈川県初となる小ロット多品目農産物加工に挑戦する取り組みを、多くのカラー写真を交えて詳細に報じています。
ライターの松島恵利子氏が瀬戸利彦所長を取材し、神奈川県初となる小ロット多品目農産物加工に挑戦する取り組みを、多くのカラー写真を交えて詳細に報じています。
「在宅就業障害者マッチング事例集」(2018/厚生労働省)
厚生労働省は、自宅や福祉施設において働く障害者に対して企業が仕事を発注する事例を取り纏めた冊子を発行しました。(2018年3月末発行)特に、障害者雇用促進法に定める「在宅就業障害者支援制度」(障害者雇用納付金制度)が、その可能性とは裏腹に十分に活用されていない実情に鑑み、同制度の普及と活用を促進するためのマッチング事例集として編集されています。発注側(企業や団体)と受注側(障害者)の双方のメリットを追求すべく、支援団体を含めたアンケート調査を実施、現状や潜在的なニーズを洗い出しています。
障害者雇用納付金制度から発注企業に支給される特例調整金・特例報奨金の仕組みについても解説、文字通りの「自宅」における在宅就業に加え、福祉施設で就業するケースも紹介されています。
光栄なことに、私達が取り組むホンダ車部品事業及び地元スーパー「しまむらストアー」での施設外就労の2つの事例が、本邦自動車メーカー及びスーパー業界における特例調整金支給の初ケースとして取り挙げられています。
障害者雇用納付金制度から発注企業に支給される特例調整金・特例報奨金の仕組みについても解説、文字通りの「自宅」における在宅就業に加え、福祉施設で就業するケースも紹介されています。
光栄なことに、私達が取り組むホンダ車部品事業及び地元スーパー「しまむらストアー」での施設外就労の2つの事例が、本邦自動車メーカー及びスーパー業界における特例調整金支給の初ケースとして取り挙げられています。
「大人の発達障害と就労支援・雇用の実務」(2018/日本法令)
本書(監修:山下喜弘、編著:田中建一、加藤千恵子/2018年3月20日発行/日本法令)は、同名書籍(2015年発行)の改訂版です。大人の発達障害の特性・治療・就労支援・法的支援制度・助成金・合理的配慮等について、各分野の専門家が分かり易く解説、企業の人事労務担当者や支援者にとって有益な内容が網羅されています。
初版が好評を博し、改訂版が発行されました。医学・心理学・法的知見に基づく最新の情報を盛り込むと共に、本書の大きな特徴の一つであるコラムの充実も図られています。発達障害に係わる当事者・支援者・福祉事業者等が、夫々の立場での経験や問題意識を踏まえ執筆を担当しています。
光栄なことに、初版に続いて進和学園及び研進のスタッフが、下記のコラム記事を担当させて頂きました。
この分野に携わる方々をはじめ関係の皆様に少しでもご参考となれば幸いです。
初版が好評を博し、改訂版が発行されました。医学・心理学・法的知見に基づく最新の情報を盛り込むと共に、本書の大きな特徴の一つであるコラムの充実も図られています。発達障害に係わる当事者・支援者・福祉事業者等が、夫々の立場での経験や問題意識を踏まえ執筆を担当しています。
光栄なことに、初版に続いて進和学園及び研進のスタッフが、下記のコラム記事を担当させて頂きました。
この分野に携わる方々をはじめ関係の皆様に少しでもご参考となれば幸いです。
「ミドリ(midori)」冬号2017(かながわトラストみどり財団)
研進&進和学園は、公益財団法人かながわトラストみどり財団様の助成を受け、「ヤマユリ」の花を再生する取り組みを開始しました。
本プロジェクトは、同財団の会員(寄付者)から事務局への一通のお手紙が契機となっています。2016年7月に起きた「津久井やまゆり園」での痛ましい事件(相模原障害者施設殺傷事件)を受け、ご自身も障害のあるお子様(45才)の将来を案ずるお母様(80才)から、昔は各所に見られた神奈川県の花「ヤマユリ」を増やすことで、悲劇を悼み多くの人々の心の癒しとしては如何?というご提言に基づいています。
同財団の方からこのお話を伺い、大変遣り甲斐のある事業であり、少しでもお役に立てるのであればとの想いから「ヤマユリ」の栽培を請け負わせて頂くこととしました。財団専務理事の西ヶ谷孝之様より、自生種の「ヤマユリ」の球根、木子(小球根)及び種子を譲り受け、福祉工場「しんわルネッサンス」の中庭に植えて栽培を始めました。
本件に関し、同財団の機関誌に記事が掲載されました。
本プロジェクトは、同財団の会員(寄付者)から事務局への一通のお手紙が契機となっています。2016年7月に起きた「津久井やまゆり園」での痛ましい事件(相模原障害者施設殺傷事件)を受け、ご自身も障害のあるお子様(45才)の将来を案ずるお母様(80才)から、昔は各所に見られた神奈川県の花「ヤマユリ」を増やすことで、悲劇を悼み多くの人々の心の癒しとしては如何?というご提言に基づいています。
同財団の方からこのお話を伺い、大変遣り甲斐のある事業であり、少しでもお役に立てるのであればとの想いから「ヤマユリ」の栽培を請け負わせて頂くこととしました。財団専務理事の西ヶ谷孝之様より、自生種の「ヤマユリ」の球根、木子(小球根)及び種子を譲り受け、福祉工場「しんわルネッサンス」の中庭に植えて栽培を始めました。
本件に関し、同財団の機関誌に記事が掲載されました。
「平塚 Walker」(2017)(ウォーカームック)/「湘南みかんぱん」を紹介!
湘南エリアの街・平塚市をピックアップした「街角ウォーカー」。
昔ながらの店も多く、海や山の名産も多い。そんな平塚の最新情報を徹底分析!「地元自慢ランキング50」において、進和学園の「湘南みかんぱん」が、見事、13位に輝き紹介されました。
昔ながらの店も多く、海や山の名産も多い。そんな平塚の最新情報を徹底分析!「地元自慢ランキング50」において、進和学園の「湘南みかんぱん」が、見事、13位に輝き紹介されました。
荻野文夫(2017)「手をつなぐ」(全国手をつなぐ育成会連合会)
「手をつなぐ」は、全国手をつなぐ育成会連合会が発行する「元気の出る情報・交流誌」です。知的障害のある当事者(本人・家族)に関する教育・福祉・ 労働等の諸施策を中心に 、当事者のことを念頭において約50年近く刊行されています。文字通り、 全国の仲間が「手をつなぐ」ために役立つ情報誌と言えます。
同誌2017年5月号/NO.735の特集「たくさんのはたらく」において、進和学園(しんわルネッサンス)従業員として活躍されている荻野文夫さんの文章が掲載されました。
荻野さんは、研進が仲介する進和学園におけるホンダ車部品事業がスタートした1974年以来、43年間に亘り本田技研工業(株)様から受注している部品組立の仕事を担当されています。元々は、研進の社員として旧工場「進和職業センター」の運営に尽力され、現在は、進和学園(しんわルネッサンス)のA型(雇用型)従業員として、多くの障害のある方々を率いる中心的な役割を果たされています。特に、全員で取得したISO9001認証に基づく品質保証・工程管理において、進和学園職員と協力して工場のレベルを支えて頂いています。
同誌2017年5月号/NO.735の特集「たくさんのはたらく」において、進和学園(しんわルネッサンス)従業員として活躍されている荻野文夫さんの文章が掲載されました。
荻野さんは、研進が仲介する進和学園におけるホンダ車部品事業がスタートした1974年以来、43年間に亘り本田技研工業(株)様から受注している部品組立の仕事を担当されています。元々は、研進の社員として旧工場「進和職業センター」の運営に尽力され、現在は、進和学園(しんわルネッサンス)のA型(雇用型)従業員として、多くの障害のある方々を率いる中心的な役割を果たされています。特に、全員で取得したISO9001認証に基づく品質保証・工程管理において、進和学園職員と協力して工場のレベルを支えて頂いています。
広報 「ずし」 (2017/逗子市) ~フェアトレード・コーヒー 「カフェ・ブーケ」 ~
神奈川県逗子市は、日本で三番目(熊本市、名古屋市に次いで)となるフェアトレードタウンに認定されています。フェアトレードは、適正な価格で取引することにより、開発途上国の農家や小規模生産者、女性など、立場の弱い人々の自立を支援する国際協力であり、人権尊重に資する平和運動でもあります。
フェアトレード商品を取り扱う各種マーケットや啓発事業等、様々な企画が実践されていますが、私達が手掛ける東ティモール産コーヒー「カフェ・ブーケ」もご推挙頂いています。逗子市の広報「ずし」(2017年5月号)にも関連記事が掲載されました。
「カフェ・ブーケ」は、逗子市役所内の喫茶店・ともしびショップ「青い鳥」(運営:逗子市手をつなぐ育成会)においてご賞味頂くことが出来ます。また、商品の店頭販売も行っています。
フェアトレード商品を取り扱う各種マーケットや啓発事業等、様々な企画が実践されていますが、私達が手掛ける東ティモール産コーヒー「カフェ・ブーケ」もご推挙頂いています。逗子市の広報「ずし」(2017年5月号)にも関連記事が掲載されました。
「カフェ・ブーケ」は、逗子市役所内の喫茶店・ともしびショップ「青い鳥」(運営:逗子市手をつなぐ育成会)においてご賞味頂くことが出来ます。また、商品の店頭販売も行っています。
久保寺一男(2016)「JL NEWS」(公益社団法人日本発達障害連盟)
公益社団法人 日本発達障害連盟 の機関誌「JL NEWS」2016年11月号No.108に、「全Aネットの取り組みと今後の課題」と題するレポート記事が掲載されました。NPO法人就労継続支援A型事業所全国協議会(全Aネット)の久保寺一男理事長(進和学園統括施設長)が、2015年2月末に設立された全Aネットの目的に照らし、約1年半の取り組みの進捗状況をレビューし今後の課題について簡略に報告しています。
「福祉」と「雇用」の中間的な就労分野において、A型(雇用型)事業が一定の役割を果たし、障害のある方々にとって貴重な就労機会をもたらすことが期待されています。A型事業所に健全な運営を促すと共に、法制度や各種施策の拡充に向けた提言を行う等、全Aネットの今後の取り組みに注目したいと思います。
「福祉」と「雇用」の中間的な就労分野において、A型(雇用型)事業が一定の役割を果たし、障害のある方々にとって貴重な就労機会をもたらすことが期待されています。A型事業所に健全な運営を促すと共に、法制度や各種施策の拡充に向けた提言を行う等、全Aネットの今後の取り組みに注目したいと思います。
羽塚順子(2016)「Veggy」~ウェルフェアトレードをもっと身近に~

湘南地区3福祉施設の連携による「カフェ・ブーケ」(東ティモール産フェアトレード・コーヒー」が、情報誌「Veggy」(2016年5月号)に紹介されました。
オーガニック中心のベジタリアン&エコロジー生活を提案する本誌において、羽塚順子氏(Motherness代表)が「ウェルフェアトレードをもっと身近に」(P.130~131)と題して寄稿されています。
福祉作業所で働く障害のある方達が手掛けたエシカルでオーガニックな名産品4品目を選定、有り難いことに「カフェ・ブーケ」も高くご評価頂きました。
オーガニック中心のベジタリアン&エコロジー生活を提案する本誌において、羽塚順子氏(Motherness代表)が「ウェルフェアトレードをもっと身近に」(P.130~131)と題して寄稿されています。
福祉作業所で働く障害のある方達が手掛けたエシカルでオーガニックな名産品4品目を選定、有り難いことに「カフェ・ブーケ」も高くご評価頂きました。

「カフェ・ブーケ」は、東ティモール産の無農薬自然農法により収穫されたコーヒー豆を、社会福祉法人湘南の凪(逗子市)で働く知的障害のある方が、粘り強くハンドピッキングにより選別しています。ラベルは、Able Artで有名なStudio COOCA(平塚市)の皆さんにお願いしました。売上の一部は、進和学園「いのちの森づくり」プロジェクトの一環として、東北産のドングリから育てた苗木を東北(岩沼市・南相馬市)の防潮林として植樹する費用に充当されます。
お買い上げ下さった皆様の優しさが、「開発途上国支援」「障害者の自立就労支援」「環境保全(東北復興の森づくり)」に繋がります。皆様のご愛用をお願い申し上げます。
お買い上げ下さった皆様の優しさが、「開発途上国支援」「障害者の自立就労支援」「環境保全(東北復興の森づくり)」に繋がります。皆様のご愛用をお願い申し上げます。
MORIMORIネットワーク(2016)「福祉に森ができること」
山村と都市の交流を中心に20年間に亘る活動を展開されているNPO法人MORIMORIネットワーク様が、「福祉に森ができること」と題する素敵な冊子を発行されました。「作業所と一緒に行う森からの創造」という副題を付し、障害のある方々の森との関わり合いを紹介、木と緑と花を愛でながら、農作業と創造活動に励む・・・生命力や自己治癒力を回復させる森林療法にも触れています。
「苗木を育てることが生き甲斐につながる」と題して、進和学園が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトについての記事(P.15)も掲載頂いています。
東京都荒川区を中心とする福祉施設等の職員を支援する仲間で構成する「あらかわモデル」創造プロジェクトの皆様とも連携、同プロジェクトのアドバイザーでもある羽塚順子様(MotherNess Publishing代表)もメッセージを寄せています。
「苗木を育てることが生き甲斐につながる」と題して、進和学園が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトについての記事(P.15)も掲載頂いています。
東京都荒川区を中心とする福祉施設等の職員を支援する仲間で構成する「あらかわモデル」創造プロジェクトの皆様とも連携、同プロジェクトのアドバイザーでもある羽塚順子様(MotherNess Publishing代表)もメッセージを寄せています。

出縄貴史(2016)「JL NEWS」(公益社団法人日本発達障害連盟)
公益社団法人 日本発達障害連盟 の機関誌「JL NEWS」2016年3月号No.104に、研進の出縄貴史による「障害者への仕事発注に係る厚生労働大臣表彰制度の創設」と題する記事が掲載されました。
企業が福祉施設の自主製品を調達したり、一般就労が困難な障害者が働く就労施設に仕事を発注することにより、障害者の自立に多大な貢献を果たしている企業を表彰する制度が、本年度創設されました。当該表彰制度導入の背景やその意義、今後の方向について解説しました。
第1回表彰対象となった10社の中でも、発注額(調達額)が際立つ本田技研工業(株)の事例を挙げ、企業等における障害者の直接雇用に加えて、雇用が難しい障害者の自立就労支援策として、特例調整金(報奨金)の支給や、「発注」ベースの場合も一定割合を障害者法定雇用率に加算する「みなし雇用」制度導入の提言にも触れています。
企業が福祉施設の自主製品を調達したり、一般就労が困難な障害者が働く就労施設に仕事を発注することにより、障害者の自立に多大な貢献を果たしている企業を表彰する制度が、本年度創設されました。当該表彰制度導入の背景やその意義、今後の方向について解説しました。
第1回表彰対象となった10社の中でも、発注額(調達額)が際立つ本田技研工業(株)の事例を挙げ、企業等における障害者の直接雇用に加えて、雇用が難しい障害者の自立就労支援策として、特例調整金(報奨金)の支給や、「発注」ベースの場合も一定割合を障害者法定雇用率に加算する「みなし雇用」制度導入の提言にも触れています。
ぴあMOOK「平塚食本」(2015) ~ 湘南みかんぱん & トマトバンズ を紹介~
ぴあMOOK「ぴあ 平塚食本」(2015年12月30日発行)に、進和学園「サンメッセしんわ」の自信作「湘南みかんぱん」と「トマトバンズ」が紹介されました。待望の地元グルメ本として通いたくなるお店165軒の情報が満載!食通必読の1冊です。
「湘南みかんぱん」は、全国逸品セレクションの準グランプリに輝いた逸品で、ひらつか障がい者福祉ショップ「ありがとう」(平塚市役所新庁舎1階)の人気商品として掲載!「人気のみかんぱんは、午前中に売り切れてしまうことも。早目の来店がおすすめだ」とのコメントが付されています。(P.50)
「トマトバンズ」は、観光スポット湘南平の展望塔で営業する「湘南平展望レストランFlat」のこだわり地産メニューFlat Burgerに使用されていることが紹介されています。(P.54)
「湘南みかんぱん」は、全国逸品セレクションの準グランプリに輝いた逸品で、ひらつか障がい者福祉ショップ「ありがとう」(平塚市役所新庁舎1階)の人気商品として掲載!「人気のみかんぱんは、午前中に売り切れてしまうことも。早目の来店がおすすめだ」とのコメントが付されています。(P.50)
「トマトバンズ」は、観光スポット湘南平の展望塔で営業する「湘南平展望レストランFlat」のこだわり地産メニューFlat Burgerに使用されていることが紹介されています。(P.54)


ぴあMOOK「平塚食本」(2015)湘南みかんぱん

トマトバンズ
濱田健司(2015)「共済総研レポート」~ 進和学園の「農福商工連携」取り組み~
一般社団法人JA共済総合研究所は、農山漁村における住民生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的に調査・研究活動並びに教育・広報活動を実践されています。同研究所発行の「共済総研レポート」No.142/2015年12月号に、濱田健司主任研究員による「地域の障害者事業所によるJA等との農福商工連携~社会福祉法人進和学園の取り組み~」と題する解説記事が掲載されました。
本レポートでは、進和学園の概要、営業窓口会社(株)研進との分業と協業によるホンダ車部品事業をはじめ、「いのちの森づくり」プロジェクト等の多角化取り組みにも触れ、進和学園の就労系事業の拠点「しんわルネッサンス」における農産物加工場「湘南工房」の試みを紹介。農林水産省「六次産業化・地産地消法」の総合化事業計画の認定を受け、学園利用者(主に知的障害者)の働く場を一層広げ、地域の農業を活性化する方法として、地元住民やJA(農協)、NPO法人等がネットワークを築いて連携、湘南地区で収穫したトマトやミカンからジュースやジャムを作り「湘南工房」のブランド名で販売しています。
農業と福祉分野の連携における「JA」への期待、そして、「福」の存在が地域の新たなネットワーク構築と価値を生み出し、障害者を含めた多様な人々が関与する場を創出する「一億総活躍」の取組みや「新たな協同」の形を創造する契機となることへの期待を込めた内容で、示唆に富んだレポートとなっています。
本レポートでは、進和学園の概要、営業窓口会社(株)研進との分業と協業によるホンダ車部品事業をはじめ、「いのちの森づくり」プロジェクト等の多角化取り組みにも触れ、進和学園の就労系事業の拠点「しんわルネッサンス」における農産物加工場「湘南工房」の試みを紹介。農林水産省「六次産業化・地産地消法」の総合化事業計画の認定を受け、学園利用者(主に知的障害者)の働く場を一層広げ、地域の農業を活性化する方法として、地元住民やJA(農協)、NPO法人等がネットワークを築いて連携、湘南地区で収穫したトマトやミカンからジュースやジャムを作り「湘南工房」のブランド名で販売しています。
農業と福祉分野の連携における「JA」への期待、そして、「福」の存在が地域の新たなネットワーク構築と価値を生み出し、障害者を含めた多様な人々が関与する場を創出する「一億総活躍」の取組みや「新たな協同」の形を創造する契機となることへの期待を込めた内容で、示唆に富んだレポートとなっています。
出縄貴史(2015)「ビジネスガイド」(日本法令) ~ 障害者の「みなし雇用」 ~
社会保険、税務、人事・労務の実務専門誌「ビジネスガイド」No.814 2015年12月号(日本法令)に、研進の出縄貴史による「障害者の直接雇用と発注による『みなし雇用』 」と題する記事(P.86~92)が掲載されました。同誌の連載「これからの障害者雇用&就労支援ナビ」シリーズの第19回として執筆依頼を頂いたものです。
同誌は、主に企業の人事・労務・総務に従事する方々を対象に、法律・制度改定の解説や最新情報・トピックスをタイムリーに紹介、多くの読者にご利用頂いています。このような有益な実務専門誌への寄稿は誠に光栄なことであり、障害者の雇用・就労問題を考える上で、少しでもご参考として頂ければ幸いです。
同誌は、主に企業の人事・労務・総務に従事する方々を対象に、法律・制度改定の解説や最新情報・トピックスをタイムリーに紹介、多くの読者にご利用頂いています。このような有益な実務専門誌への寄稿は誠に光栄なことであり、障害者の雇用・就労問題を考える上で、少しでもご参考として頂ければ幸いです。
内容:1.問われる「雇用」の質~「雇用至上主義」への警鐘~
2.ディーセント・ワークの創出
3.「雇用」と「福祉」の連携
(1)企業のA型事業参入
(2)企業への発注奨励策と「みなし雇用」制度への期待
①在宅就業障害者支援制度/特例調整金・特例報奨金
②在宅就業障害者支援制度の活用実績
4.特例調整金・特例報奨金の活用事例
(1)ホンダによる自動車部品組立作業等の発注
(2)しまむらによるバックヤード業務(施設外就労)の発注
*障害者の就労形態モデル 概念図
2.ディーセント・ワークの創出
3.「雇用」と「福祉」の連携
(1)企業のA型事業参入
(2)企業への発注奨励策と「みなし雇用」制度への期待
①在宅就業障害者支援制度/特例調整金・特例報奨金
②在宅就業障害者支援制度の活用実績
4.特例調整金・特例報奨金の活用事例
(1)ホンダによる自動車部品組立作業等の発注
(2)しまむらによるバックヤード業務(施設外就労)の発注
*障害者の就労形態モデル 概念図
山下喜弘他(2015)「大人の発達障害と就労支援・雇用の実務」(日本法令)
掲題書籍(監修:山下喜弘、編著:田中建一、加藤千恵子/2015年8月20日発行/日本法令)は、大人の発達障害の特性・治療・就労支援・法的支援制度・助成金・合理的配慮等について、各分野の専門家が分かり易く解説、企業の人事労務担当者や支援者にとって有益な内容が網羅されています。
医学・心理学・法的知見に基づき、最新の情報を盛り込むと共に、本書の大きな特徴の一つはコラムの充実にあります。発達障害に係わる当事者・支援者・福祉事業者等が、夫々の立場での経験や問題意識を踏まえ執筆を担当しています。
光栄なことに、進和学園及び研進スタッフによる下記のコラム記事も収録されています。
医学・心理学・法的知見に基づき、最新の情報を盛り込むと共に、本書の大きな特徴の一つはコラムの充実にあります。発達障害に係わる当事者・支援者・福祉事業者等が、夫々の立場での経験や問題意識を踏まえ執筆を担当しています。
光栄なことに、進和学園及び研進スタッフによる下記のコラム記事も収録されています。

「さがみ」2015年8月号(さがみ農業協同組合)
JAさがみ様の機関誌「さがみ」において、JAと進和学園「しんわルネッサンス」(湘南工房)が協力して、規格外トマトを活用した加工品を製造販売していることを報じています。
生産者(農家)が手塩にかけて育てながら、規格外の形・サイズ等のため廃棄処分を余儀なくされていたトマトを加工してジュースやピューレにすることにより、ロスを減らし農家の収入アップと加工作業に励む障害者の就労支援に繋がっていることを紹介しています。
生産者(農家)が手塩にかけて育てながら、規格外の形・サイズ等のため廃棄処分を余儀なくされていたトマトを加工してジュースやピューレにすることにより、ロスを減らし農家の収入アップと加工作業に励む障害者の就労支援に繋がっていることを紹介しています。

「さがみ」2015年8月号
(さがみ農業協同組合)
出縄貴史(2015)「JL News」(公益社団法人日本発達障害連盟)
公益社団法人 日本発達障害連盟 の機関誌「JL NEWS」2015年4月号No.99に、研進の出縄貴史による下記の記事が掲載されました。
1.JL NEWS編集委員が斬る!「報酬改定」
同機関誌の特集記事「これからの社会福祉が求められるもの」(野澤和弘 毎日
新聞論説委員)を受け、本年度の「報酬改定」について編集委員が分担してコメ
ントを寄稿しました。
光栄なことに、研進の出縄貴史は、同機関誌の編集委員を務めさせて頂いてい
ますが、就労系事業の現場からの問題意識も踏まえたコメント及び今後の「福祉
的就労」の拡充に向けた「みなし雇用」制度の導入についての提言を述べさせて
頂きました。
1.JL NEWS編集委員が斬る!「報酬改定」
同機関誌の特集記事「これからの社会福祉が求められるもの」(野澤和弘 毎日
新聞論説委員)を受け、本年度の「報酬改定」について編集委員が分担してコメ
ントを寄稿しました。
光栄なことに、研進の出縄貴史は、同機関誌の編集委員を務めさせて頂いてい
ますが、就労系事業の現場からの問題意識も踏まえたコメント及び今後の「福祉
的就労」の拡充に向けた「みなし雇用」制度の導入についての提言を述べさせて
頂きました。
2.「全Aネット設立の意義~福祉的就労底上げへの期待~」
本年2月に設立されたNPO法人「就労継続支援A型事業所全国協議会(全Aネット)」の意義と、今後の期待について「取
材記」として寄稿させて頂きました。
設立総会の基調講演に登壇された中島隆信先生(慶応大学商学部教授)による、「A型事業所への企業からの発注を当該
企業の法定雇用率に加算すべき・・・」との提言は、筆者も全く同感であり、今後、「全Aネット」が目指すべき大きな課
題と考えます。
本年2月に設立されたNPO法人「就労継続支援A型事業所全国協議会(全Aネット)」の意義と、今後の期待について「取
材記」として寄稿させて頂きました。
設立総会の基調講演に登壇された中島隆信先生(慶応大学商学部教授)による、「A型事業所への企業からの発注を当該
企業の法定雇用率に加算すべき・・・」との提言は、筆者も全く同感であり、今後、「全Aネット」が目指すべき大きな課
題と考えます。
川下都志子「ひと・まち」NO.49(市民シンクタンクひと・まち社)
特定非営利活動法人 市民シンクタンクひと・まち社の機関誌「ひとまち」(2015年3月5日発行)に、研進の川下都志子による「森づくりで広がる和」という随想記事が掲載されました。
社会福祉法人進和学園の営業窓口会社である(株)研進に就職した2011年春、東日本大震災直後の状況を振り返り、障害のある方との交流を図りながら、「福祉的就労」の拡充に取り組む過程での「気付き」や所感が素直に記されています。
「いのちの森づくり」プロジェクトの担当となってから今日まで、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)の指導の下、どんぐり拾いから苗木の栽培、そして、植樹・育樹作業を障害者の貴重な就労機会とするために奔走。福祉施設間連携による「どんぐりブラザーズ」活動に尽力し、2014年11月には「どんぐりブラザーズと植樹大作戦」というイベントを開催しました。一連の植樹・森林再生活動を通じて、「森づくり」が「人づくり」に繋がるとの確信を抱くに至り、「福祉」と「環境」の連携が日本の再生にも資すること、「身土不二」の教訓を想起すべきことを提案しています。
社会福祉法人進和学園の営業窓口会社である(株)研進に就職した2011年春、東日本大震災直後の状況を振り返り、障害のある方との交流を図りながら、「福祉的就労」の拡充に取り組む過程での「気付き」や所感が素直に記されています。
「いのちの森づくり」プロジェクトの担当となってから今日まで、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)の指導の下、どんぐり拾いから苗木の栽培、そして、植樹・育樹作業を障害者の貴重な就労機会とするために奔走。福祉施設間連携による「どんぐりブラザーズ」活動に尽力し、2014年11月には「どんぐりブラザーズと植樹大作戦」というイベントを開催しました。一連の植樹・森林再生活動を通じて、「森づくり」が「人づくり」に繋がるとの確信を抱くに至り、「福祉」と「環境」の連携が日本の再生にも資すること、「身土不二」の教訓を想起すべきことを提案しています。
出縄雅之(2015)「かながわ羅針盤」NO.8(神奈川県知的障害福祉協会)
神奈川県知的障害福祉協会の広報誌「かながわ 羅針盤」NO.8(2015年3月)に、「出縄 明氏と55年の記憶の中で」というテーマで、社会福祉法人清話会理事長の淺井一志様と進和学園理事長の出縄雅之との対談が掲載されました。
淺井一志様は、進和学園を創設した前理事長の出縄明と深い親交があり、昭和30年代初頭から今日まで障害者福祉の発展に貢献されて来ました。対談では、進和学園と淺井様との係わりをはじめ、家族・地域・施設運営・行事・ご支援者・本田技研工業様・思い出の人々・・とこれまでの歩みを振り返りながら、前理事長はじめこの道に情熱を傾けて来た方々の足跡が紹介されています。
進和学園創設から半世紀以上が経過した今日、過去の経験や実践を踏まえ、その蓄積を布石として、今後の障害者福祉の「在るべき姿」を追求して行くことが肝要と考えます。
淺井一志様は、進和学園を創設した前理事長の出縄明と深い親交があり、昭和30年代初頭から今日まで障害者福祉の発展に貢献されて来ました。対談では、進和学園と淺井様との係わりをはじめ、家族・地域・施設運営・行事・ご支援者・本田技研工業様・思い出の人々・・とこれまでの歩みを振り返りながら、前理事長はじめこの道に情熱を傾けて来た方々の足跡が紹介されています。
進和学園創設から半世紀以上が経過した今日、過去の経験や実践を踏まえ、その蓄積を布石として、今後の障害者福祉の「在るべき姿」を追求して行くことが肝要と考えます。

久保寺一男(2014/15)「コトノネ」VOL.10~13(はたらくよろこびデザイン室)
情報誌「コトノネ」は、、東日本大震災を契機に、被災地の障害者及び福祉施設の復興支援への願いを込めて、全国の障害者施設、就労支援施設の経営改革に関する提案を行うことを目的に創刊されました。
「コトノネ」の「コト」は「事」、「言」や「異」で、それらが入り混じり合いながら暮らしに様々な「音色」を表現して行く。困難を乗り越え、新境地を切り拓くために、今まで「異」であった人々とも積極的に言葉を交わし、新たな「ハーモニー」を紡ぎ出すことを目指しています。
同誌の「A型事業所報告」に、社会福祉法人進和学園統括施設長の久保寺一男による記事が掲載されています。進和学園の知的障害者就労支援の拠点「しんわルネッサンス」の初代所長を務め、A型(雇用型)・B型(非雇用型)・就労移行支援事業の併設運営に尽力して来た経験から、労働施策と福祉施策の連携の実を挙げて、A型事業の在るべき姿を追求し発展させることの必要性を指摘しています。
「コトノネ」の「コト」は「事」、「言」や「異」で、それらが入り混じり合いながら暮らしに様々な「音色」を表現して行く。困難を乗り越え、新境地を切り拓くために、今まで「異」であった人々とも積極的に言葉を交わし、新たな「ハーモニー」を紡ぎ出すことを目指しています。
同誌の「A型事業所報告」に、社会福祉法人進和学園統括施設長の久保寺一男による記事が掲載されています。進和学園の知的障害者就労支援の拠点「しんわルネッサンス」の初代所長を務め、A型(雇用型)・B型(非雇用型)・就労移行支援事業の併設運営に尽力して来た経験から、労働施策と福祉施策の連携の実を挙げて、A型事業の在るべき姿を追求し発展させることの必要性を指摘しています。
■「コトノネ」Vol.13 ~「全Aネット 設立総会迫る」~
「全国就労継続支援A型事業所連絡協議会(仮:全Aネット)」の設立総会を
2015年2月28日に控え、「わたしの就労支援への思いの原点」という記
事を掲載、進和学園におけるホンダ車部品授産事業での経験を紹介すると共に、
全Aネットの課題と全国組織立ち上げに向けての期待を綴っています。
「全国就労継続支援A型事業所連絡協議会(仮:全Aネット)」の設立総会を
2015年2月28日に控え、「わたしの就労支援への思いの原点」という記
事を掲載、進和学園におけるホンダ車部品授産事業での経験を紹介すると共に、
全Aネットの課題と全国組織立ち上げに向けての期待を綴っています。

■「コトノネ」Vol.12
~「全国就労支援A型事業所連絡協議会(仮)、来年春の設立に向けて」~
働く意志のある障害者に働く場を提供しようと、神奈川県のA型事業所の連絡会
の活動を全国的な動きにしようと取り組みを進めている現況を報告しています。
一般就労と福祉的就労の格差を埋める多様な就労機会をA型(雇用型)事業所が
担い、「能力は環境がつくりだす/障害者を雇用労働者に!」との想いから、2
015年春、全国組織の立ち上げを目指しており、多くの関係者に参加を呼び掛
けて行く旨を綴っています。。
~「全国就労支援A型事業所連絡協議会(仮)、来年春の設立に向けて」~
働く意志のある障害者に働く場を提供しようと、神奈川県のA型事業所の連絡会
の活動を全国的な動きにしようと取り組みを進めている現況を報告しています。
一般就労と福祉的就労の格差を埋める多様な就労機会をA型(雇用型)事業所が
担い、「能力は環境がつくりだす/障害者を雇用労働者に!」との想いから、2
015年春、全国組織の立ち上げを目指しており、多くの関係者に参加を呼び掛
けて行く旨を綴っています。。

■「コトノネ」Vol.10~「労働施策と福祉施設、連携を生かす」
一般就労が難しい中度・重度障害者の受け皿として、A型事業所の在るべき姿を
問い、情報を共有し、その運営とモデル指針を構築すべく、各県で取り組まれて
いるグループと連携して全国的組織化への活動を開始したことを報じています。
一般就労が難しい中度・重度障害者の受け皿として、A型事業所の在るべき姿を
問い、情報を共有し、その運営とモデル指針を構築すべく、各県で取り組まれて
いるグループと連携して全国的組織化への活動を開始したことを報じています。
































