3.福祉的就労・工賃倍増計画
研進は、進和学園を拠点として障害をお持ちの方々に「働き甲斐」「生き甲斐」を感じて頂ける「仕事」の確保に努めています。永年に亘り、本田技研工業(株)様より自動車部品組立加工の仕事をご発注頂き、充実した福祉的就労の場を創出、高い工賃実績を蓄積して来ることが出来ました。
ホンダ車部品の仕事を核としながら、作業種の多角化にも注力しており、福祉施設の自主製品の開発や販路開拓にも取り組んでいます。
ご協力頂ける企業や専門家の方々と連携し、市場に通用する魅力ある商品の提供を通じて、障害をお持ちの方々の自立支援を目指しています。
「しんわルネッサンス」における平均月額工賃支給実績 | ||
年 度 | 就労継続支援A型(雇用型) | 就労継続支援B型(非雇用型) |
2008 | 167,790円 | 55,076円 |
2009 | 164,020円 (▲ 2.2%) | 55,378円 (+ 0.5%) |
2010 | 133,920円 (▲ 18.4%) | 41,480円 (▲ 25.1%) |
2011 | 139,650円 (+ 4.3%) | 43,819円 (+ 5.6%) |
2012 | 141,296円 (+ 1.2%) | 44,037円 (+ 0.5%) |
2013 | 148,278円 (+ 4.9%) | 45,225円 (+ 2.7%) |
2014 | 153,062円 (+ 3.2%) | 46,799円 (+ 3.5%) |
2015 | 159,164円 (+ 4.0%) | 47,740円 (+ 2.0%) |
2016 | 143,991円 (▲ 9.5%) | 47,867円 (+ 0.3%) |
2017 | 149,866円 (+ 4.1%) | 48,028円 (+ 0.3%) |
2018 | 158,483円 (+ 5.7%) | 46,448円 (▲ 3.3%) |
2019 | 166,062円 (+ 4.8%) | 46,903円 (+ 1.0%) |
2020 | 165,760円 (▲ 0.2%) | 42、267円 (▲ 9.9%) |
2021 | 172,336円 (+ 4.0%) | 39,959円 (▲ 5.5%) |
2022 | 161,743円 (▲ 6.1%) | 37,868円 (▲ 5.2%) |
(注)①リーマンショックに伴う世界的不況の影響を受け、2010年度に大幅な減額を余儀なく
されました。2016年度のA型、2018年度のB型の減額は、一般就労による退職及
び新規加入に伴う要員交代等によるものです。
2020~22年度は、コロナ禍及び半導体不足等による自動車減産の影響を大きく受け
仕事量は激減し、特に、B型の工賃水準は落ち込みました。一方、A型は、最低賃金の上
昇に支えられていますが、ベテラン社員の退職・休職等により2022年度の平均は低下
しました。
「雇用」と「非雇用」の格差も悩ましい課題となっています。
②ホンダ車部品の組立を中心に、事業の再編・多角化にも取り組み、工賃水準の維持挽回に
尽力して参ります。
「しんわルネッサンス」の平均月額工賃は、A型(雇用型)、B型(非雇用型)共に全国平
均を大きく上回っています。(A型は、約2倍、B型は、約2.3倍)
【全国平均 ⇒ A型:81,645円、B型:16,507円-2021年度-】
厚生労働省資料:令和3年度(2021年度)障害者就労支援施設の平均月額工賃
③「しんわルネッサンス」定員:A型(雇用型)20名、B型(非雇用型)80名、就労移
行支援事業10名、合計110名(2021年4月現在)
祝 ホンダ様 優先発注企業 厚生労働大臣表彰!
厚生労働省は、障害者優先調達推進法の趣旨に基づき、障害者就労施設等からの物品購入や仕事の発注を積極的に行い、その功績が顕著な企業に対する表彰制度を新設。本田技研工業(株)様はじめ、第1回受賞に10社が選定されました。
2015年10月28日、厚生労働省において表彰式が執り行われ、塩崎恭久大臣より各社代表に表彰状が授与されました。
*拡大して閲覧できます。⇒ 神奈川新聞(2015.10.29)
優先発注企業等の厚生労働大臣表彰(実施要領)
表彰企業名簿(厚生労働省Press Release)