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企業緑化のご発注に感謝!~トヤマ様・フリーデン様~


 企業の工場構内や建物周囲の緑化に関して、植樹や植栽地の育樹(除草・剪定)・保全作業を仕事としてご発注頂くことにより、私達が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトを応援頂いている事例があります。障害のある方々の働き甲斐に繋がり、貴重な「施設外就労」の場となっています。
 年間を通じて企業緑化のご発注を頂いている(株)トヤマ様及び(株)フリーデン様のケースをご紹介します。福祉的就労へのご理解ご支援を賜り、心より感謝申し上げます

「トヤマ平成の森」の育樹・保全

 (株)トヤマ様(放射光関連機器メーカー)は、神奈川県山北町の本社・工場周囲に、宮脇 昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導による自然の森「トヤマ平成の森」を創出されており、進和学園が育てた苗木を多数ご利用頂いています。
 また、植樹地の保全のための「育樹(除草)」作業の他、敷地内の道路の清掃や花壇の手入れ等の仕事をご発注頂いています。

2013年~2015年に22,222本を植樹した「トヤマ平成の森」 
今では素晴らしい自然の森に生長してます!

 年間を通じて、研進が仲介して地元の社会福祉法人足柄緑の会コスモス学園の皆さんが「施設外就労」として従事しています。
 2025年11月20日、この日は、植樹地内の蔓(ツル)性植物、特に葛(クズ)を駆除する仕事を請け負わせて頂きました。社会福祉法人小田原支援センターの皆さんと弊社スタッフが力を合わせて取り組みました。最近の猛暑の影響により、蔓(ツル)性植物の繁茂は著しく、樹々全体に覆い被さり日光を遮ってしまい、その被圧により樹木の生長を妨げてしまう事例が多発しています。
 森の周囲から葛の蔓を出来る限り取り除くと共に、森の中に分け入り、葛を下方で切断する作業を粘り強く行いました。植樹してから10年以上が経過し、22,000本以上の苗木は、今では素晴らしい潜在自然植生の森となっていますが、この蔓性植物との闘いは、当面続くと思われます。

トヤマ様の食堂でのランチが楽しみです!

樹々に覆い被さる葛(クズ)の除去作業

森の中で葛(クズ)の蔓(ツル)を切断!

「トヤマ平成の森」を解説する看板

作業を行った(社福)小田原支援センターの皆さん
2025年11月20日

(株)フリーデン様 本社・工場構内植栽地の育樹・保全

 (株)フリーデン様は、企業養豚のパイオニアとして、美味しい「やまと豚」のブランドで全国的に有名です。同社は、平塚市内の新本社・工場の建設に伴い、敷地の植栽を進和学園に優先発注下さいました。2020年秋に、社員の皆様と進和学園メンバーがご一緒に記念植樹を行いました。工場の建設の進展に合わせて、順次、植樹を進めると共に、定期的な育樹(除草・剪定)・保全作業を仕事として進和学園が請け負わせて頂いています。

植栽地の除草(東側)

植栽地の除草(東南角)

枝の剪定

 自然の森ではなく、人と共生する緑化を目指し、一部に芝生地や見栄えを意識した植栽も行っています。進和学園(しんわルネッサンス)の「どんぐりグループ」が担当し、遣り甲斐を感じながら充実した日中活動に励んでいます。

進和学園(しんわルネサンス)・どんぐりグループ   2025年11月20日