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摘果みかんの収穫を支援! ~ 「湘南みかんぱん」の原料確保 ~


 進和学園のヒット商品「湘南みかんぱん」(全国逸品セレクション準グランプリ)の原料となる、摘果みかん【注】の収穫を研進スタッフも支援しています。
 2025年9月22日、福祉工場「しんわルネッサンス」の製パン部門(湘南こむぎ工房)に従事するメンバーは、小田原のみかん農家さんのご協力を得て、摘果みかんの収穫に赴きました。製パン部門の仕事をサポートしている研進スタッフ2名も同行し、皆さんと力を合わせて「みかん狩り」に励みました。この日は、気温も下がり、秋を感じる爽やかな風も心地良く作業も捗りました。午前と午後を合わせて、300kgを超える摘果みかんを収穫しました。

 この夏は、猛暑と水不足の影響と思われますが、自前の畑でのブルーベリーが例年の半分程しか摘み取れない不作でした。急遽、足柄地区にあるブルーベリー農園で加工用のブルーベリーを摘み取らせて頂きました。また、進和学園が長年取り組んで来た原木椎茸(しいたけ)は、昨年末当たりから生産不調で販売も中断しています。最近は、トマトジュースの原料となる規格外トマトの確保にも苦労しています。
 そして、今度は、湘南地区で盛んなミカン栽培の過程で生じる摘果みかんの確保にも課題が生じています。お陰様で、「湘南みかんぱん」は、テレビ番組でも取り上げられる人気で、売上も伸ばしています。皆様のご期待にお応えするためにも、原料となる摘果みかんを確保しておく必要があります。農産物の収穫に関する変調は、ニュースでも度々伝えられていますが、地球温暖化による異常気象の影響が拡がり懸念されています。

摘果みかん

【注】摘果みかん:
 みかんの栽培において「摘果」は、重要な作業です。果実の数を間引くことで、収穫期の果実の大きさや品質を向上させます。摘果は通常、果実が成長する夏から秋にかけて行われ、7月上旬から始まります。
 摘果したみかんは捨てるのがもったいないため、様々な消費方法が提案されています。進和学園では、「湘南みかんジュース」や、果汁をパン生地や餡(あん)に練り込んだ「湘南みかんぱん」を商品化しています。